関東でもちらほらと雪が舞い始める今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷は高いビルがたくさん建っておりますので、そのせいで日影が多く路地を歩いていると寒さが身に沁みます。渋谷にいらした際は是非地下通路を通って当苑までお立ち寄りください。しろいやきもの展は引き続き開催しておりますので、皆様のご来苑をお待ちしております。 さて、本日は現在展示中の作品より3点ご紹…
当苑での展示会や企画展そして常設作品の中から、特にお奨めしたい作品を取り上げご紹介してまいります
しぶや黒田陶苑では、ほぼ週替わりで展示会や企画展をおこなっています。 北大路魯山人、石黒宗麿、岡部嶺男を始めとした物故巨匠陶芸家の逸品を扱いながら美意識や見識を養うとともに、皆様との対話から次世代に残るような名品を一点でも現代の作家さんたちに作っていただくことが使命だと思っております。 どうぞ、「陶心」をお楽しみください。
暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。暑さに耐えかねて窓を開けると、さらに熱く湿った風が流れ込んできて夏が近づくのを感じます。クーラーを起動させた方も多いのではないでしょうか。熱中症のニュースも耳に入ってまいりましたので、まだ5月と思わずこまめな水分補給と休憩を心がけてくださいませ。 今回は冷たいものを飲むのにぴったりな小西潮先生の作品をご紹介させていただきます。
今朝、ふわっと新緑の薫りが通り抜け、これぞ、薫風だ、と少し嬉しくなりました。この清々しい季節に相応しい展示会、「青ノ花 伊藤秀人展」を開催しております。
昨日は突然の豪雨…
5月と言えば、薫風吹き渡る晴天の日が続く、そんな風に勝手に思っていたが、今年は2,3日晴れると次の日は雨。そんな天気の繰り返しのようだ。だからこそ、晴れの日は洗濯物はもちろんのこと、庭仕事には貴重で自前の七つ道具を携え、勇んで庭に出る。剪定ばさみの幾種類・雑草抜きも幾つか・刈込ばさみ・切った枝葉を集めやすいように広げるシート…などなど、数えたら七つ以上になっ…
明日より【青ノ花 伊藤秀人展】が始まります。 本展示会にむけて、愛知県陶磁美術館総長/町田市立博物館館長の伊藤嘉章先生にご寄稿いただきましたので、ご紹介いたします。 また工房の様子もあわせてご覧くださいませ。 ◇ 青ノ花 伊藤秀人が咲かせた新しい花 伊藤秀人の世界で、新しい花が咲いた。「青ノ花」。そしてそれは「光ノ花」と呼ばれる…
心地よい晴れ間の中で、時より沸いてくる湿度を感じるようになって参りました。それの伴って、庭先には私の天敵でもある蚊が、チラホラ飛び交い始めました。嫌な羽音が耳に入ると、何だか気もそぞろになってゆっくり庭仕事を愉しめなくなってきます。渋々家に入ってテレビをつけると、立て続けに驚きの雑学が羽音の代わりに耳に入ってきました。ここ最近の若者は映画を2.5倍速の早回しで観るとか………
KR-31 北大路魯山人 染付風景文土瓶 / KITAOJI Rosanjin Pot, Sometsuke<…
『彼(注:濱田庄司)…
五月らしい晴れ間が続き、吹く風も夏めいてまいりました。 二週目を迎えております【モダン 濱田庄司展】会場では、濱田庄司先生に所縁のある巨匠の先生方の作品を併設しております。 「民藝」という言葉は、1925年、濱田先生が、柳宗悦先生、河井寛次郎先生とともに無名の職人達が作った民衆的工芸品を「民藝」と名付けたことによることをご存じの方も多いと思います。 …
今日はしばらく続いていた重い空から一転、気持ちの良い晴天となりました。
くすぶった天気が続き、梅雨の気配を感じる今日この頃です。ちょっとしたお買い物にも傘を持って行くべきか、行かざるべきか決断を迫られます。その決断の末、私は渋谷の長い長い信号待ちの時間に雨を浴びて立ち尽くすことになるのでした。本日はそんな落ち込んだ気分を癒してくれる滝口和夫先生の作品をご紹介致します。
手に取るとまさに時空を超えて…
不安定な天候が続いておりましたが、今日は雨もやんで涼しい日曜日になりました。雨にぬれた青葉があざやかで心癒されます。ちらほらと紫陽花も咲き始めました。 今週からモダン濱田庄司展を開催しております。民芸陶の国宝である濱田庄司先生。その作風の中から、流描や色差、掛合、掻落などの技法で作られた抽象絵画を思わせるモダンなものを集めました。
「モダン 濱田庄司…
素敵な美容室兼理容室がある。兼と付けたのには理由がある。元々ご両親が理容室をやっていて、他の美容室でスタイリストだった息子さんが戻ってきたというわけ。加えて、息子さんも理容師免許を持っているので、美容師免許で出来ない施術もお手の物、まさに怖いものなし。ご両親それぞれの長年のお客様がいらして、予約のお客様が見える頃にお店に出てスタンバっている。パテーションで区切って理容室にある鏡の前がシャン…
久々に様々な制限が解除されたGW。上手く有給なども使って、今週の頭までの大型連休にされた方もいらっしゃるかもしれません。都内を離れ、少し緑があるところへ足を延ばしたり……。そんなところに身を置くと不思議と空気の流れもたおやかに、ゆったりと大きく流れるような気がいたします。
暑さと肌寒さが交互に訪れるような日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。しぶや黒田陶苑の小さなお庭も、いつの間にか新緑は濃い緑へと姿を変え、虫や草花など様々な生命の芽吹きを感じます。本日は、そのような爽やかな日々を彩るに相応しい、新里明士先生の酒器をご紹介致します。
新緑が美しい季節になりました。五月連休明けの展示会は、「おいしいうつわ」を開催しております。お料理を盛り付けたくなるような器、料理が美味しそうに映える器を探し集めて、毎回展示会を行っております。
今年は長い方で10…
初めお天気に恵まれなかったゴールデンウィーク。後半は夏日になるほどの晴天となり、お出掛けになったり、温めていた計画を実行されたりと思い思いの過ごし方をされたのではないだろうか。かく言う自分はこの時季恒例となっている庭の手入れにいそしんだ。芝生の雑草は抜いても、翌日にはもう小さな芽が出ているし、去年整えてもらった庭木は芽吹いた葉で向こうが見えないくらい。毎日芝生や木に視線を合わせ、ちょっぴり彼…
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関東でもちらほらと雪が舞い始める今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷は高いビルがたくさん建っておりますので、そのせいで日影が多く路地を歩いていると寒さが身に沁みます。渋谷にいらした際は是非地下通路を通って当苑までお立ち寄りください。しろいやきもの展は引き続き開催しておりますので、皆様のご来苑をお待ちしております。 さて、本日は現在展示中の作品より3点ご紹…
No.1 李朝白磁壷 「最強寒波」が列島を襲い、大雪で交通が麻痺するニュースが続いておりました。東京渋谷は雪こそ降りませんでしたが、ここ連日は切り裂くような冷たい風。僅かな日の温かさを感じるだけでも嬉しくなります。 子供の頃には、雪の朝は特別な感情を抱いたように覚えています。見慣れていた風景が白一色の世界に変わる。音も静かに聞こえ、時間も止まるような不思議な感覚です。 古くから「白」は国を超えて憧れの色として好まれてきました。やきものでは特に中国の唐白磁や北宋の定窯、李朝の白磁など東洋の白磁は単なる「白」ではなく、その複雑な肌に人々は魅了されてきました。一口に白と言ってもその景色は千差..
ぴりっと寒い空気の中、椿や梅の花が一際、愛らしく感じられる今日この頃でございます。今週は、しろいやきものⅡを開催しております。憧れに似たもの、古も現代も変わらずに美しさの象徴の一つが白いということ。時代、産地、手法も様々、さまざまな白いやきものを展示しております。
お正月に赤い実と黄色い実の千両を飾っていた。赤い実をつける千両は庭にあるので、黄色い実の方を実生で発芽させようと思い立った。ちょうど土の入った鉢があいていたので、実を埋めようとしたところ、シャベルが木に当たるような感触。土が凍って板状になっていた。永久凍土とはならないだろうが、しばらくお預けのようだ。
昨日は観測地点ほぼすべてで氷点下を記録したそうで、過去最強クラスの大寒波は日本列島で猛威を振るっています。先週までの陽気に、すっかりと春を思い描いて開き始めていた身体も、またきゅっと小さく縮まってしまったような感覚です。今か今かと芽吹きを待っていた植木鉢も、土を触ってみるとカチカチに凍っており・・・、さぞかし種や小さな虫たちも、自由に動ける温かさを待ち…
先週の金曜日に大寒を迎え、週を跨げば記録的な大寒波が日本列島を覆いました。ここ東京でも雨混じりの雪が降った地域があるそうです。地域によっては異例の大雪で大変なところもありますが、やはりいくつになっても雪が降りそうになると少し気持ちが高揚するから不思議です。さて、今週の金曜日からは、そんな雪を連想させる作品ばかりを集めた…
十年に一度と言われる寒波がやってきます。布団を出るときや、お風呂から上がるとき、温度の差に思わずためらってしまう寒さ。出来るだけ屋外に出ないで過ごしたくなるこの頃です。本日は、金重有邦先生門下の三人、金重周作、金重陽作、齋藤理が開設した陶工房 斿。使いやすさを根底に制作を続けるその作品から、3点ご紹介致します。
朝布団から出られないような寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。大寒波の到来が報道され、雪かき道具や燃料の補充に走った方も多いのでは無いでしょうか。渋谷で開催しておりました大酒器展は展示期間を終え、次のしろいやきもの展に向けて準備を始めています。もしかしたら焼き物に加え、渋谷も白く染まる日が来るかもしれません。
梅が香る季節になりました。寒い日が続いておりますが、枯れ木に花が咲くような梅花は、可愛らしくて、美しくですね。これから春にかけて、梅、桃、桜と華やぐ時季、楽しみです。さて、13日より開催しておりました「大酒器展2023」も本日が最終日となりました。ご来苑くださいましたお客様、メールやお電話にてお問合せくださいましたお客様、誠にありがとうございました。この度も、…
昨日20日は一年で一番寒さが厳しい頃という「大寒」。来週は10年に一度とも言われる寒波が日本海側を中心に列島を襲うと言われていますが、近年大雪の災害も増えていますので事故などが少しでも起こらないことを願うばかりです。 冬の時期は美味しい食事と共に、美味しいお酒を戴く機会も増えます。コロナ禍でご自宅でお酒を召し上がる機会が増えたという声もしばしば伺いますが、皆さんの酒器の好みはまさに十人十色。お好きなお酒の飲み口に合わせて形状から選ぶ方もいれば、新作の作品を中心に集めている方、お酒は召し上がらずコレクションアイテムとして揃えるという方もいらっしゃいます。年々酒器コレクターのお客様が増え、作..
本日より大寒が始まりました。一年の中で一番寒さ厳しくなる時期。立春で始まる二十四節気では、一年の一番最後の時期となります。日本酒の醸造所では、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくい「寒の水」を使っての「寒仕込み」が最盛期を迎えたとのニュースを見ました。しびれるほど冷たい「寒の水」で仕込むと発酵がゆっくり進み、味に深みがでるのだそう。この時期に仕込まれたお酒が出来上がるころには、雪解けが始まり、木々…
金曜日になると届くお花の中に蠟梅の花が一緒に届くようになりました。少し透けたような黄色いお花がうつむき加減に咲き、大変奥ゆかしい可愛らしさです。厳しい寒さの中、一番に花を咲かせ、今年も春は確実にやって来るのだという兆しを感じ褪せてくれます。 さて、先週の金曜日から始まりました【大酒器展】ですが、今週も引続き開催致…
本日より京橋・魯卿あんでは【茶碗特集展】を開催しております。
毎年恒例となっております大酒器展。今年も、魅力的な作品が集まりました。
影が跳ねている。いくら兎年だからといって、影まで飛び跳ねるとはと視線を向けた先にスキップしている女の子。髪に付けたリボンも首に巻いた綿毛のようなフワフワのマフラーも一緒に跳ねる。子供の頃は、よくスキップしていたなあと懐かしかった。
風の冷たさに躊躇してしましますが、お庭に出れば水仙の花が風に揺れていたり、椿の花がひっそりと花を開かせていたりと、思わず頬が緩むような姿が見られます。また、木蓮の蕾が膨らみ始めたり、小さな樹々の芽が少しずつ固い木の枝を押し上げているような気配を感じます。地域によっては既に梅の花が咲き始めているところもあるのだとか……今週の金曜日からは、また皆様にご好評いただいておりま…
平素よりお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございます。
1月もいつの間にやら1週間が経ちました。東京は正月らしい晴天が続いた今週でしたが明日には松の内も明け、ようやく日常のリズムが戻ってきたという方も多いのではないでしょうか。渋谷は自然こそ少ないのですが、クリスマスから年明けまで僅かな期間ではありますが街の雰囲気がはっきり…
「いちふじにたかさんなすび」。子供の頃、母から聞いた言葉が、意味はよく分からなかったけれど、耳にテンポよく響いて何度も口に出して言った。もう少し大きくなって、「一富士二鷹三茄子」と読みと漢字が結びついて、初夢で見ると縁起の良い夢だと知った。残念ながら、今だかつて初夢でこの三大縁起物が登場したことはないし、初夢とおぼしき夢も見たことがない(笑)。
関東でもちらほらと雪が舞い始める今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷は高いビルがたくさん建っておりますので、そのせいで日影が多く路地を歩いていると寒さが身に沁みます。渋谷にいらした際は是非地下通路を通って当苑までお立ち寄りください。しろいやきもの展は引き続き開催しておりますので、皆様のご来苑をお待ちしております。 さて、本日は現在展示中の作品より3点ご紹…
No.1 李朝白磁壷 「最強寒波」が列島を襲い、大雪で交通が麻痺するニュースが続いておりました。東京渋谷は雪こそ降りませんでしたが、ここ連日は切り裂くような冷たい風。僅かな日の温かさを感じるだけでも嬉しくなります。 子供の頃には、雪の朝は特別な感情を抱いたように覚えています。見慣れていた風景が白一色の世界に変わる。音も静かに聞こえ、時間も止まるような不思議な感覚です。 古くから「白」は国を超えて憧れの色として好まれてきました。やきものでは特に中国の唐白磁や北宋の定窯、李朝の白磁など東洋の白磁は単なる「白」ではなく、その複雑な肌に人々は魅了されてきました。一口に白と言ってもその景色は千差..
ぴりっと寒い空気の中、椿や梅の花が一際、愛らしく感じられる今日この頃でございます。今週は、しろいやきものⅡを開催しております。憧れに似たもの、古も現代も変わらずに美しさの象徴の一つが白いということ。時代、産地、手法も様々、さまざまな白いやきものを展示しております。
お正月に赤い実と黄色い実の千両を飾っていた。赤い実をつける千両は庭にあるので、黄色い実の方を実生で発芽させようと思い立った。ちょうど土の入った鉢があいていたので、実を埋めようとしたところ、シャベルが木に当たるような感触。土が凍って板状になっていた。永久凍土とはならないだろうが、しばらくお預けのようだ。
昨日は観測地点ほぼすべてで氷点下を記録したそうで、過去最強クラスの大寒波は日本列島で猛威を振るっています。先週までの陽気に、すっかりと春を思い描いて開き始めていた身体も、またきゅっと小さく縮まってしまったような感覚です。今か今かと芽吹きを待っていた植木鉢も、土を触ってみるとカチカチに凍っており・・・、さぞかし種や小さな虫たちも、自由に動ける温かさを待ち…
先週の金曜日に大寒を迎え、週を跨げば記録的な大寒波が日本列島を覆いました。ここ東京でも雨混じりの雪が降った地域があるそうです。地域によっては異例の大雪で大変なところもありますが、やはりいくつになっても雪が降りそうになると少し気持ちが高揚するから不思議です。さて、今週の金曜日からは、そんな雪を連想させる作品ばかりを集めた…
十年に一度と言われる寒波がやってきます。布団を出るときや、お風呂から上がるとき、温度の差に思わずためらってしまう寒さ。出来るだけ屋外に出ないで過ごしたくなるこの頃です。本日は、金重有邦先生門下の三人、金重周作、金重陽作、齋藤理が開設した陶工房 斿。使いやすさを根底に制作を続けるその作品から、3点ご紹介致します。
朝布団から出られないような寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。大寒波の到来が報道され、雪かき道具や燃料の補充に走った方も多いのでは無いでしょうか。渋谷で開催しておりました大酒器展は展示期間を終え、次のしろいやきもの展に向けて準備を始めています。もしかしたら焼き物に加え、渋谷も白く染まる日が来るかもしれません。
梅が香る季節になりました。寒い日が続いておりますが、枯れ木に花が咲くような梅花は、可愛らしくて、美しくですね。これから春にかけて、梅、桃、桜と華やぐ時季、楽しみです。さて、13日より開催しておりました「大酒器展2023」も本日が最終日となりました。ご来苑くださいましたお客様、メールやお電話にてお問合せくださいましたお客様、誠にありがとうございました。この度も、…
昨日20日は一年で一番寒さが厳しい頃という「大寒」。来週は10年に一度とも言われる寒波が日本海側を中心に列島を襲うと言われていますが、近年大雪の災害も増えていますので事故などが少しでも起こらないことを願うばかりです。 冬の時期は美味しい食事と共に、美味しいお酒を戴く機会も増えます。コロナ禍でご自宅でお酒を召し上がる機会が増えたという声もしばしば伺いますが、皆さんの酒器の好みはまさに十人十色。お好きなお酒の飲み口に合わせて形状から選ぶ方もいれば、新作の作品を中心に集めている方、お酒は召し上がらずコレクションアイテムとして揃えるという方もいらっしゃいます。年々酒器コレクターのお客様が増え、作..
本日より大寒が始まりました。一年の中で一番寒さ厳しくなる時期。立春で始まる二十四節気では、一年の一番最後の時期となります。日本酒の醸造所では、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくい「寒の水」を使っての「寒仕込み」が最盛期を迎えたとのニュースを見ました。しびれるほど冷たい「寒の水」で仕込むと発酵がゆっくり進み、味に深みがでるのだそう。この時期に仕込まれたお酒が出来上がるころには、雪解けが始まり、木々…
金曜日になると届くお花の中に蠟梅の花が一緒に届くようになりました。少し透けたような黄色いお花がうつむき加減に咲き、大変奥ゆかしい可愛らしさです。厳しい寒さの中、一番に花を咲かせ、今年も春は確実にやって来るのだという兆しを感じ褪せてくれます。 さて、先週の金曜日から始まりました【大酒器展】ですが、今週も引続き開催致…
本日より京橋・魯卿あんでは【茶碗特集展】を開催しております。
毎年恒例となっております大酒器展。今年も、魅力的な作品が集まりました。
影が跳ねている。いくら兎年だからといって、影まで飛び跳ねるとはと視線を向けた先にスキップしている女の子。髪に付けたリボンも首に巻いた綿毛のようなフワフワのマフラーも一緒に跳ねる。子供の頃は、よくスキップしていたなあと懐かしかった。
風の冷たさに躊躇してしましますが、お庭に出れば水仙の花が風に揺れていたり、椿の花がひっそりと花を開かせていたりと、思わず頬が緩むような姿が見られます。また、木蓮の蕾が膨らみ始めたり、小さな樹々の芽が少しずつ固い木の枝を押し上げているような気配を感じます。地域によっては既に梅の花が咲き始めているところもあるのだとか……今週の金曜日からは、また皆様にご好評いただいておりま…
平素よりお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございます。
1月もいつの間にやら1週間が経ちました。東京は正月らしい晴天が続いた今週でしたが明日には松の内も明け、ようやく日常のリズムが戻ってきたという方も多いのではないでしょうか。渋谷は自然こそ少ないのですが、クリスマスから年明けまで僅かな期間ではありますが街の雰囲気がはっきり…
「いちふじにたかさんなすび」。子供の頃、母から聞いた言葉が、意味はよく分からなかったけれど、耳にテンポよく響いて何度も口に出して言った。もう少し大きくなって、「一富士二鷹三茄子」と読みと漢字が結びついて、初夢で見ると縁起の良い夢だと知った。残念ながら、今だかつて初夢でこの三大縁起物が登場したことはないし、初夢とおぼしき夢も見たことがない(笑)。