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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (臨床心理士・赤坂正人) https://blog.goo.ne.jp/red777slope

こころの困りごと・悩みごと相談でじーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング、里山カウンセリング、訪問カウンセリングとメールカウンセリングや面会交流の相談・援助などをやっています

赤坂正人 1954年生まれ 家庭裁判所調査官として司法臨床に従事 放送大学大学院臨床心理学プログラム修了 心理カウンセリング個人開業 臨床心理士 新潟市西区 心理療法、家族療法、遊戯療法、面会交流の相談・援助など 精神分析学会、遊戯療法学会会員 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006,『臨床心理学』)「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011,『遊戯療法学研究』)ほか

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2015/02/19

ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (臨床心理士・赤坂正人)さんの人気ランキング

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  • 新野剛志『明日の色』2017・講談社文庫-決してめげない中年男子の頑張りを描く

    2018年1月のブログです*新野剛志さんの『明日の色』(2017・講談社文庫)を読みました。おもしろかったです。新野さんは小説『あぽやん』がヒットして直木賞候補になった作家さんですが、シリアスな小説も書いていて、私はそちらの作品も好きです。この小説は、いろいろな現実の中で決してめげない中年男を描く、とご紹介をしましたが、テーマは重層的で深いです。金儲け、離婚、別れた子どもとのつきあい、仕事、男同士のつきあい、友情、絵画、虐待体験、ホームレス、などなど。いずれもが、かなり苦しい状況で展開し、時には絶望的になりますが、主人公の中年男はなんとかしのいでいきます。まさに、しのぐ、という言葉どおりで、じーじはここで、生き残る、という精神分析の言葉を思い出しました。ふらふらになりながらも、決してつぶれないで、生き残る...新野剛志『明日の色』2017・講談社文庫-決してめげない中年男子の頑張りを描く

  • 瀬尾まいこ『春、戻る』2017・集英社文庫-突然現れた年下の「おにいさん」(?)との物語です

    瀬尾まいこ『春、戻る』2017・集英社文庫-突然現れた年下の「おにいさん」(?)との物語です

    2017年のブログです*瀬尾まいこさんの『春、戻る』(2017・集英社文庫)を読みました。すごく面白かったです。結婚間近の二十代女子の前に、突然、年下の「おにいさん」(?)が現れてのドタバタ劇。こんなことありえないよな、という気持ちと、でも、ひょっとしたら、ひょっとするかも、という気持ちと、しかし、やっぱりおとなの童話かも(?)という気持ちと、いろんな気持ちがとても気持ちよく混ざり合った不思議な小説でした。謎解きは最後の最後まで明かされないので、すこし歯がゆいような、しかし、人生ってそんな感じだなという気もするような、そして、気持ちのいい人たちが多く出てくるので、ゆっくりと気持ちのいいお話が展開します。しかし、決して、甘いお話ではなく、主人公の二十代女子も、謎の年下の「おにいさん」(?)も、さらには、周り...瀬尾まいこ『春、戻る』2017・集英社文庫-突然現れた年下の「おにいさん」(?)との物語です

  • 加藤周一『私にとっての20世紀』2000・岩波書店-「いま,ここで」起こっていることを冷静に把握すること

    加藤周一『私にとっての20世紀』2000・岩波書店-「いま,ここで」起こっていることを冷静に把握すること

    2016年のブログです*加藤周一さんの『私にとっての20世紀』(2000・岩波書店)を久しぶりに読みました。2000年に書かれた本ですが,16年後の今年の状況をほぼ正確に予測しています。日米軍事同盟,安保法制,自衛隊の海外派兵,法律の拡大解釈,憲法改悪の動き,沖縄の基地問題の固定化,日の丸・君が代の強制,死刑存続,マスコミ統制,などなど。すごい読みだと思います。国家と権力の目指すところがよく見えていたのだと思います。時代は急速に悪化の方向をたどっているように見えます。つぎは徴兵制でしょうか。政府は徴兵制は苦役で憲法違反と今はいっていますが,その憲法が危うい状況です。ちなみに,じーじが加藤周一さんを初めて読んだのは大学2年の時。ある先生から夏休みの課題として加藤さんの『羊の歌』(岩波新書)を読むようにいわれ...加藤周一『私にとっての20世紀』2000・岩波書店-「いま,ここで」起こっていることを冷静に把握すること

  • 北陸応援割が始まるらしい?また税金からだよね?-じーじのじいじ日記・セレクト

    北陸応援割が始まるらしい?また税金からだよね?-じーじのじいじ日記・セレクト

    2024年3月の日記です*北陸応援割が始まるらしい。税金による旅行割引だ。しかし、北陸を応援するなら、自腹を切って応援してほしい。税金による割引で応援をしても、地元の人はあんまりうれしくないのではないか。地域も北陸などと広範囲なことを言わずに、能登半島地震の被災地に限ってほしい。被災地は断水が続き、仮設住宅は十分でなく、復興はこれからだ。被災地の良心的なホテルや旅館には、二次避難の人々も多くいらっしゃるかもしれない。被災者の方々から地震や津波や火災のお話を聞くことは、都会からの応援旅行の人々にもきっと勉強になるはずだ。もし、日程に余裕があるなら、一日くらいはボランティアに参加するのもいい。それが本当の応援だ。税金を使っての応援割で、旅行に行ける人々とそれでも旅行に行けない人々との格差はますます広がってしま...北陸応援割が始まるらしい?また税金からだよね?-じーじのじいじ日記・セレクト

  • 新野剛志『明日の色』2017・講談社文庫-決してめげない中年男子の頑張りを描く

    新野剛志『明日の色』2017・講談社文庫-決してめげない中年男子の頑張りを描く

    2018年1月のブログです*新野剛志さんの『明日の色』(2017・講談社文庫)を読みました。おもしろかったです。新野さんは小説『あぽやん』がヒットして直木賞候補になった作家さんですが、シリアスな小説も書いていて、私はそちらの作品も好きです。この小説は、いろいろな現実の中で決してめげない中年男を描く、とご紹介をしましたが、テーマは重層的で深いです。金儲け、離婚、別れた子どもとのつきあい、仕事、男同士のつきあい、友情、絵画、虐待体験、ホームレス、などなど。いずれもが、かなり苦しい状況で展開し、時には絶望的になりますが、主人公の中年男はなんとかしのいでいきます。まさに、しのぐ、という言葉どおりで、じーじはここで、生き残る、という精神分析の言葉を思い出しました。ふらふらになりながらも、決してつぶれないで、生き残る...新野剛志『明日の色』2017・講談社文庫-決してめげない中年男子の頑張りを描く

  • 柄谷行人『講演集成1995-2015 思想的地震』2017・ちくま学芸文庫

    柄谷行人『講演集成1995-2015 思想的地震』2017・ちくま学芸文庫

    2017年のブログです*柄谷行人さんの『講演集成1995-2015思想的地震』(2017・ちくま学芸文庫)を読みました。本の帯には、大いなる破壊の後に、思想は何を語れるか?とありますが、2011年の東日本大震災による被害を受けて、柄谷さんが考えたこと、語ったことが集められています。柄谷さんの本はこれまでにも何冊か読んでいますが、なかなか難しい本が多く、そんなにたくさんは読めていないのですが(柄谷さん、ごめんなさい)、今回は講演集なので、少しは読みやすいかな、と思って、手に取りましたが、やっぱり難しかったです(再び、ごめんなさい)。そんな中で、しかし、印象に残ったことを一つ、二つ…。まずは、東日本大震災で大勢の死者が出たことは、柄谷さんにとってとても大きな衝撃だったようで、講演の中では、それ以前の大震災や戦...柄谷行人『講演集成1995-2015思想的地震』2017・ちくま学芸文庫

  • 高田勝『ある日,原野で』1981・朝日新聞社-北海道を読む

    高田勝『ある日,原野で』1981・朝日新聞社-北海道を読む

    たぶん2015年ころのブログです*1981年の本,これも北海道の古本屋さんで2000年頃に買ったと思います。最近は昔に買って読んだ本を久しぶりにまた読み返しています。まるで北海道で放牧されている牛さんになったような気分です。高田さんは北海道根室に在住の人,道東の自然や人々へのまなざしが温かいです。風連湖,春国岱,野付半島…,自然のままの素敵な景色が出てきます。冬の厳しさは過酷ですが,その分,なんと豊かな自然なのかとためいきが出ます。そんな中で面白かったのは,原生花園を「新しく」作るというお話の顛末。野山を整備して,そこに高山植物などを植えるという嘘のような計画が持ち上がります。しかし,それでは「原生」花園ではなくなってしまいます。幸い計画は中止となり,豊かな自然はそのままで,名もない小さな「原生花園」とし...高田勝『ある日,原野で』1981・朝日新聞社-北海道を読む

  • 滝川一廣『「こころ」の本質とは何か-統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ』2004・ちくま新書

    滝川一廣『「こころ」の本質とは何か-統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ』2004・ちくま新書

    2019年5月のブログです*先日の遊戯療法学会で児童精神科医の滝川一廣さんのお話に感心をしたので、本棚の隅っこにあった滝川さんの『「こころ」の本質とは何か-統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ』(2004・ちくま新書)を見つけ出して読む。久しぶりだが、いい本だ。統合失調症の発症の経過がとてもていねいに説明されて、中井久夫さんと同じくらいにわかりやすい。幻聴の生じ方もよく理解できる。自閉症に関しては、共同性という概念の導入で、こちらもとても理解しやすい。自閉症が単なる発達の正規分布の一部であることも述べられて(いわゆる自閉症スペクトラムだ)、いたずらに原因追及をすることの弊害も説明される。それよりも、関係性の発達の遅れととらえて、周囲がかかわることの大切さが説明される。昔と違って、一次産業や二次産業の人口が減...滝川一廣『「こころ」の本質とは何か-統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ』2004・ちくま新書

  • 伊東徹秀『北紀行-風の恋歌』1995・麦秋社-北海道を読む

    伊東徹秀『北紀行-風の恋歌』1995・麦秋社-北海道を読む

    2015年のブログです*伊東徹秀さんの『北紀行-風の恋歌』(1995・麦秋社)を再読しました。1995年の本ですが,帯広の古本屋さんのシールがついているので,おそらくは2000年前後に買って読んだ本だと思います。それでも15年ほど前になります。北海道の山々を歩いた紀行文が中心のエッセー集で,前回は狩場山を歩いた文章が記憶に強く残っていたのですが,今回は愛山渓から大雪山の沼や山々に入る紀行文が印象的でした。前に自分が歩いた道が出てきて,文章家が書くとこんなふうに描写されるんだと感動しました。前回も文章がうまいなと思ったのですが,今回はさらにその美しさと清冽さに感心させられました。本当にとてもいい文章です。読んでいて気持ちがよくなり,こころが洗われるような,すがすがしい感じになる文章です。文章でもカウンセリン...伊東徹秀『北紀行-風の恋歌』1995・麦秋社-北海道を読む

  • 夢はなかなかかなわないと思う、でも生きていくことはできると思う-じーじのひとりごと

    夢はなかなかかなわないと思う、でも生きていくことはできると思う-じーじのひとりごと

    2022年3月のブログです*朝ドラを観ていて考えた。夢と挫折。スポーツ選手のインタヴューなどで、努力をすれば、夢は必ずかなう、という人がいる。確かに、努力をして、メダルを取る人はすばらしいと思う。ただ、そういう恵まれた人は少数ではないかとも思う。その陰には、努力をしても夢がかなわず、別な道に進んだりする人も多いだろう。夢はかなうものではなく、なかなかかなわないものだと思う。じーじの拙い文章で、青少年の夢を奪うことは避けたいが、人生とはそういう厳しいものだ。挫折は人生の常だ。でも、挫折をしても、そこで、また新しい夢を見つけることができるのも人間だ。新しい夢に向かって生きていくことは誰にでもできる。ひょっとすると、いろいろな夢を創造できることが、イコール、生きることなのかもしれない。夢に挫折をして、死んだ人生...夢はなかなかかなわないと思う、でも生きていくことはできると思う-じーじのひとりごと

  • 立原正秋『その年の冬』1984・講談社文庫-立原さんの最後の長編小説です

    立原正秋『その年の冬』1984・講談社文庫-立原さんの最後の長編小説です

    2023年5月のブログです*立原正秋さんの長編小説『その年の冬』(1984・講談社文庫)を再読する。立原さん最後の長編小説。1979年(昭和54年)10月18日から読売新聞朝刊に連載され、翌年4月18日に第一部完となる。この間、立原さんは、1980年(昭和55年)2月に肺気腫ということで入院、3月1日にいったん退院をするが、4月7日に再入院、肺がんと判明する。立原さんは再入院後もこの作品を書き続け、しかし、さすがに、当初、9月までの連載予定を4月で第一部完という形にして、責任を果たす。すごいプロ意識と責任感に感動する。同年8月12日死去。立原さんらしい最後であった。この小説もあらすじはあえて書かないが、本物の生き方を求めるものと虚飾の世界を生きるものとの対比を厳しく描く。美しいものには温かく、優しいが、醜...立原正秋『その年の冬』1984・講談社文庫-立原さんの最後の長編小説です

  • 新潟では五つの自治体が北朝鮮のミサイルからの避難訓練をやるらしいです-じーじのひとりごと

    新潟では五つの自治体が北朝鮮のミサイルからの避難訓練をやるらしいです-じーじのひとりごと

    2023年5月の日記です*ニュースを見ていると、新潟の五つの自治体で北朝鮮からのミサイルの避難訓練をやるという。ご苦労なことだ。北朝鮮のミサイルはやっかいなことだが、狙いはアメリだろう。間違って日本に墜ちる可能性はなくはないだろうが…。仮に北朝鮮がミサイルを発射しても、日本ではすばらしい(?)Jアラートが鳴るから心配ない(?)。北朝鮮の発射位置やミサイルの飛行経路なんてばっちり把握だ(?)。日本海に墜ちるミサイルを、日本本土に墜ちるなんて予想をするようなことはまったくない(?)、と思う。もし間違ってミサイルが日本に着弾しそうな時は、イージスミサイルが撃破してくれる(?)、はずだ。だから、国民のみなさんが避難をする必要はない、と思う。なのに、なぜ避難訓練をするのだろう。どこかに心配のタネがあるのかな?怖いの...新潟では五つの自治体が北朝鮮のミサイルからの避難訓練をやるらしいです-じーじのひとりごと

  • 朝日新聞社編『わが思索 わが風土』(1974・朝日新聞社)ーキラ星のような執筆陣です

    朝日新聞社編『わが思索 わが風土』(1974・朝日新聞社)ーキラ星のような執筆陣です

    2025年5月のブログです*朝日新聞社編『わが思索わが風土』(1974・朝日新聞社)をすごく久しぶりに読む。二階の隅っこの本の山から救出(?)した。1974年、じーじが大学2年生の時の本。朝日新聞に1年半にわたって連載されていた、とある。この執筆陣がすごい。加藤周一、渡辺一夫、小田実、神谷美恵子、花森安治、大岡昇平、森有正、宮本常一、などなど、キラ星のような豪華さ。こんな連載をしていた朝日新聞はやはりすごい。そして、大学2年でこんなすごい本を読んでいたじーじもすごい(?)。今、それぞれのかたがたの文章を改めて読んでみると、みなさん、そのお考えにブレがないことに感動する。すごい人たちは本当にすごいな、と感心する。この中で、意外な収穫(?)だったのが、森有正さん。森さんは有名な思想家だが、じーじはこれまで読ま...朝日新聞社編『わが思索わが風土』(1974・朝日新聞社)ーキラ星のような執筆陣です

  • カードの過払い金請求のコマーシャルを見て思ったこと-じーじのじいじ日記・セレクト

    カードの過払い金請求のコマーシャルを見て思ったこと-じーじのじいじ日記・セレクト

    2023年4月のブログです*テレビを見ていると、カードの過払い金請求のコマーシャルをよく見る。過払い金があるかどうか、弁護士や専門家が無料で調べてくれるらしい。親切な人たちがいるなぁ、と思うが、一方で、弁護士や専門家にいちいち相談しないと過払い金は戻ってこないのかあぁ、とも思ってしまう。じーじはカード制度や過払い金のことについてはまったくの素人で仕組みがわからないが、カード会社というのは、過払い金の請求がなければ、過払い金を返さなくてもいいという仕組みになっているらしい。すごい仕組みだ。おそらく、政府がいろいろな形で法律的にカード会社を優遇しているのだろうと思うが、それにしてもよくわからない仕組みだし、普通の社会では理屈の通らない話だと思う。過払い金が発生している可能性が大きいなら、カード会社は、請求され...カードの過払い金請求のコマーシャルを見て思ったこと-じーじのじいじ日記・セレクト

  • 村上春樹 『遠い太鼓』1993・講談社文庫-村上さんのギリシャ・イタリア滞在記です

    村上春樹 『遠い太鼓』1993・講談社文庫-村上さんのギリシャ・イタリア滞在記です

    2019年のブログです*村上春樹さんの『遠い太鼓』(1993・講談社文庫)を再読しました。村上さんの1986年から1989年にかけてのギリシャとイタリア滞在記です(村上さんはこの間に『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』を書いています)。この本はかなり前から再読をしたかったのですが、やはり本棚の脇の文庫本の山の中に埋もれていて、背表紙は見えているのになかなか出せず、今回ようやくなんとか引っ張り出して読めました。面白かったです。30歳後半の若い村上さんと奥さんの姿を見ることができて、とても楽しいです。先日、ご紹介をした村上さんのアメリカ・プリンストンの滞在記である『やがて哀しき外国語』の少し前の外国滞在記になりますが、村上さんの行動や考え方がやはりかなり若い感じがして、これはこれで好ましいです。ギリ...村上春樹『遠い太鼓』1993・講談社文庫-村上さんのギリシャ・イタリア滞在記です

  • 金平茂紀『金平茂紀の新・ワジワジ通信』2019・沖縄タイムス社ー「報道特集」より少しだけ過激かもしれません!

    金平茂紀『金平茂紀の新・ワジワジ通信』2019・沖縄タイムス社ー「報道特集」より少しだけ過激かもしれません!

    2022年5月のブログです*金平茂紀さんの『金平茂紀の新・ワジワジ通信』(2019・沖縄タイムス社)を読む。金平さんはご存じのかたも多いと思うが、TBSのニュース番組「報道特集」のキャスター。TBSの報道記者として、政府や自治体、大企業などを相手にいつも鋭い質問をされ、恐れを知らないかのようなその姿がすごい。最近では、ベラルーシの大統領やロシアの駐日大使にすごいインタヴューを行なった様子が印象に残る。東大を出てもこんなにすごい人もいるんだ、とびっくりする(東大を出て悪徳政治家や悪徳役人になっている者はともかく、真面目に頑張っているみなさん、ごめんなさい)。その金平さんが、取材で何年も沖縄に通いながら、地元の「沖縄タイムス」に連載したエッセイをまとめたのが本書のシリーズ。続巻の本書は2015年から2018年...金平茂紀『金平茂紀の新・ワジワジ通信』2019・沖縄タイムス社ー「報道特集」より少しだけ過激かもしれません!

  • 岡松和夫『無私の感触』2002・講談社-敗戦直後の日本で、文学や政治に真面目に取り組む青年を描く

    岡松和夫『無私の感触』2002・講談社-敗戦直後の日本で、文学や政治に真面目に取り組む青年を描く

    2023年5月のブログです*岡松和夫さんの『無私の感触』(2002・講談社)をすごく久しぶりに読む。おそらく20年ぶりくらいだ。本棚の横の本の山の中から発掘をした(?)。岡松和夫さんのことはどれくらい知られているのだろう(岡松さん、ごめんなさい)。じーじは、たぶん学生時代に、立原正秋さんの随筆に立原さんの近隣に住む友人として登場する岡松さんを知り、岡松さんと立原さんが小説の同人誌で切磋琢磨して以来の付き合いであることを知って、岡松さんの小説を読むようになった記憶がある。そして、岡松さんの小説の中で、若者を主人公とした『深く寝ざめよ』や『詩の季節』『魂ふる日』などを読んで、その端正で堅牢な日本語を味わっているが、一方で、きちんと読んでいない小説も多くあり、あまりいい読者とはいえないかもしれない(岡松さん、再...岡松和夫『無私の感触』2002・講談社-敗戦直後の日本で、文学や政治に真面目に取り組む青年を描く

  • 小野有五『北海道 森と川からの伝言』1997・北海道新聞社-北海道の自然保護を考える

    小野有五『北海道 森と川からの伝言』1997・北海道新聞社-北海道の自然保護を考える

    2020年4月のブログです*小野有五さんの『北海道森と川からの伝言』(1997・北海道新聞社)を久しぶりに読みました。面白かったです。小野さんは当時、北大大学院の先生。専攻は地球環境科学。その難しそうな肩書とはうらはらに、森や植物、川などのお話をわかりやすくしてくれます。もともとは「北海道新聞」に週1回連載されたエッセイ。ミズバショウやカタクリなどの春の花のお話から始まって、北大構内のハルニレ伐採のお話や札幌の河畔林伐採のお話、さらには、士幌高原道路とナキウサギのお話、千歳川放流路のお話、などなど、だんだんと深刻なお話になってきます。深刻になるのは小野さんのせいではなく、住民の声を聞かずに開発(?)を進めようとするお役所のせいなのですが、住民無視、企業優先のお役所体質は今も変わりません。小野さんのお話は、...小野有五『北海道森と川からの伝言』1997・北海道新聞社-北海道の自然保護を考える

  • 立原正秋『風景と慰藉』1974・中公文庫-立原さんのヨーロッパ・韓国紀行です

    立原正秋『風景と慰藉』1974・中公文庫-立原さんのヨーロッパ・韓国紀行です

    2023年5月のブログです*立原正秋さんの紀行文集『風景と慰藉』(1974・中公文庫)をかなり久しぶりに読む。これも古い本で、当時、大学生だったじーじには少し難しいところがあったらしく、本にはめずらしくアンダーラインも付箋もなく(?)、きちんと読んだのか、やや不明(立原さん、ごめんなさい)。就職後も読んだのかどうか記憶がはっきりしない。しかし、改めて読んでみると、これがとてもいい本だった。じーじのその後の50年(!)の経験が無駄ではなかったようで、読んでいて立原さんの文章がこころに染み入ってくるような感じがする。本書は、立原さんのヨーロッパと韓国の紀行文集だが、ヨーロッパではスペイン・ポルトガル・ギリシア・イタリアを旅する。なかなか渋い選択だ。スペインやギリシアの大地を旅しながら、日本の風土との違いを考え...立原正秋『風景と慰藉』1974・中公文庫-立原さんのヨーロッパ・韓国紀行です

  • 保護者のPТA不加入と子どもの登校班拒否の問題-じーじのじいじ日記(2024.5)

    保護者のPТA不加入と子どもの登校班拒否の問題-じーじのじいじ日記(2024.5)

    2024年5月の日記です*夕方のニュースを見ていたら、保護者がPТAに加入していない子どもが小学校の登校班に入れないという問題が出ていた。保護者のPТA不加入と子どもの登校班拒否とがどう関係するのかまったくわからない。同調社会の日本らしいことだなと思うが、笑いごとではすまされないだろう。PТAは保護者の任意参加が原則で、強制ではない。入らない保護者が増えるとPТAは困るかもしれないが、あくまでも任意の団体だ。困るPТAは対策を考えて、加入している保護者や教師と相談をして、できる範囲で行事を行なうべきだと思う。PТAに入らない保護者の子どもを小学校の登校班から締め出すというのはいじめだろう。もっとも、じーじが小学校の頃には登校班なんてなかったし、子どもたちの時もなかった。それで特に支障もなかったと思う。ニュ...保護者のPТA不加入と子どもの登校班拒否の問題-じーじのじいじ日記(2024.5)

  • 新潟のじーじのお部屋は孫娘たちも大好きなプレイルーム(?)-遊ぶことのちから

    新潟のじーじのお部屋は孫娘たちも大好きなプレイルーム(?)-遊ぶことのちから

    2016年、上の孫娘が5歳、下の孫娘が2歳の時のブログです*車で1時間ほど離れたところに住んでいる孫娘たちが、時々、新潟に住んでいるじーじのところに遊びに来てくれます。車から降りた孫娘たちが最初に駆け込むのが2階にあるじーじのお部屋。上の孫娘は軽やかな足取りで、下の孫娘は一所懸命に階段をのぼってきます。じーじのお部屋に入ると、上の孫娘はお絵かきやパズル、風船遊びに、下の孫娘はぬり絵やお絵かき、シャボン玉に熱中です。上の孫娘はお絵かきがとても上手になりました。かわいい女の子の絵を描くことが多く、じーじが「これ、だーれ?」ときくと、「ママ!」とママが大喜びしそうな返事をします。そして、さっそく下の部屋にいるママのところに見せにいきます。下の孫娘の絵はまだ少し解読が困難。それでも、じーじが「うまいね」とほめると...新潟のじーじのお部屋は孫娘たちも大好きなプレイルーム(?)-遊ぶことのちから

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