「擁護していただけますか」4月19日連載企画『センセイ、一歩ずつルポ赤羽自主夜間中学』の第9回は、『学ぶ喜びを知る人』というタイトルでした。その中に、ある教員の小学校勤務時の出来事が紹介されていました。『2年間担任した最後の春休み。クラスの母親たちが「思い出作りをしましょう」と言ってくれた。隅田川の土手滑り。けがを心配して学校は禁止していた。内緒で保険をかけ、母子80人でプラスチックのそりに乗って遊んだ。母親たちとは今も付き合っている』。このエピソードは、子供のことを思い、子供との信頼関係を築き上げた教員の「良い話」として紹介されていました。私の見解は異なりますが、ものの見方は人それぞれです。ただし、私は論理の一貫性が大切だと考えています。それは次のようなことです。まず、楽しい土手滑りを禁止する学校の方針...もし事故が起きていても教員の判断を擁護し続ける?