「分析なくて対策なし」8月14日客員編集委員伊藤和史氏が、『戦後80年国立の「昭和館」へ』という表題でコラムを書かれていました。その中で伊藤氏は、昭和館について、『戦中戦後の苦難に満ちた暮らしを生活用品や写真、映像、ポスターなどで紹介している。不思議というのは、これほどの事態を招いた戦争がなぜ起きたのかという問題提起がほとんど見られないことである』と書かれています。その後、具体的な展示内容に触れながら、『「国民は忍苦して頑張り、ついに復興を果たしました」という物語以上のものは得にくい』と述べ、『そもそも日本が何のために戦ったのかすらよくわからない』と指摘なさっています。私は、伊藤氏の不満を象徴する記述として、『パンフレットには「大きな戦争が起こり」とか「日中戦争が始まり」といった記述があるが、戦争は自然に...連携を