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  • ゴーデス城砦 ・ その2

    ミシュラン1つ星のレストラン〈ハルベデルス・ゲストハウス〉も、やはり昔の貴族の別荘でした。レストランの外観とその内部ある種の緊張感をもって行きましたが、温か味のある居心地のいい内装で、どこかの裕福なお宅に招待されているような気持ちになりました。30歳前後の男性と60歳代と思われる女性の給仕スタッフは気さくで、常連客との会話が弾んでいました。私の席落ち着く隅のテーブルでアペリティフの発砲リンゴジュースを飲んでいると、60歳代後半ぐらいのシェフが出てきました。驚いたことに、シェフ自ら手書きのメニューを説明して注文を聞くのです。7品から成る4月のメニューがあり、省く料理があってもいいし一品料理を付け足しても良いとのことでした。それで、私は〈チーズの盛り合わせ〉をパスして6品のメニューにしたのです。ノンアルコール...ゴーデス城砦・その2

  • ゴーデス城砦 ・ その1

    かつて西ドイツの首都であったボンのバード・ゴーデスべルクという市域は、私には、各国大使館員とその家族が大勢住んでいた、という認識のところです。ここの中心部、海抜122mの小さな山にゴーデス城砦の廃墟はあります。町から見あげる城塔・ありし日の城砦の模型ゴーデス城砦の建造は13世紀の初めに始まり、建築と拡張が段階的に14世紀まで続きました。その後、16世紀後半のケルン戦争のとき、30mの高さの城塔だけが破壊されずに残ったのです。そして19世紀の終わり頃に当時の皇帝ウィルヘルムII世がゴーデス城砦の廃墟を当地のコミュニティーに譲渡しました。コミュニティーは20世紀の中頃、その廃墟に広々としたレストランを開いて今日に至っています。最近では4年ほど前に城塔は修復されたそうです。実際に階段と坂の小道を登ってみました。...ゴーデス城砦・その1

  • 下関市

    下関ではまず船で5分の対岸、北九州市門司区に渡りました。門司港レトロという歴史的重みをもつ建造物を残してある観光地域があるので、そこを見学するためです。関門海峡・門司港レトロここで昼食を、と思っていると、いたるところに〈名物〉という焼きカレーを食べさせる店があります。本当にしつこいくらいです。「元祖」、「専門店」、「市公認」、「本家」、「オリジナル」などをレストランの名に付けて権威をもたせようとしています。こんな〈名物もの〉は絶対美味しくないから食べないぞ、と思っていたのですけれども、他にめぼしいものもないし、あのカレーの香りは食欲をそそるんですよね。試しに食べてみました。焼き青カレー妻が頼んだのは〈焼き青カレー〉。生卵を埋め込んだご飯にタイ風味満載の青カレーとたくさんのチーズと色々なナッツ類をかけて、そ...下関市

  • 萩の町

    萩は、良く知られているように、日本の国体を左右した歴史をもっています。断片的にですが、いくつかの印象深い景色を写真に収めました。白壁の塀・夏みかんと桜武家屋敷が連なる地域には白壁の塀が目立ち、武士が栽培して生活費の足しにしたという夏みかんがのぞいています。明倫館かつて日本三大学府の一つと称された長州藩の藩校、明倫館の建物が残っていて、数年前まで小学校として使っていたそうです。毛利氏の廟所市街地のはずれにある東光寺には毛利氏の廟所があります。萩焼萩焼はたいへん有名です。すでにいくつか所有しているのですが、夫婦(めおと)飯茶碗とぐい飲みを買いました。2日目の萩はリゾートホテルを離れて、何だか由緒ありそうな名前の〈萩八景雁嶋別荘〉という料理旅館に宿をとりました。町の中心部に近いけれども、日本海に注ぐ川と江戸時代...萩の町

  • 萩城址

    萩城は、江戸幕府が開かれた翌年、1604年に毛利氏が居城として築いた城。城の建物は今はなく、東萩駅前にその模型があるだけです。萩城址1&2萩城址3・お堀の鯉萩市での一泊目は海岸にある普通のリゾートホテルにして、町の和食店で夕食をとりました。元首相の小泉さんが訪れたことがあるそうです。カウンター席で小さなコース料理を注文して、それに加えて気の向くままに一品料理を頼みました。コースの最初は何であったか忘れましたが、味噌ドレッシングがかかっています。ドレッシングが結構良い味でした。最初の一品・ゴマ豆腐ゴマ豆腐はゴマの風味となめらかなのど越しがいいですね。フグの皮とキュウリの酢の物フグの皮とキュウリの酢の物。私はフグ独特の味というのはよく分かりませんが、まぁ、それなりに美味しくいただきました。イカと甘鯛と、名前は...萩城址

  • 東本願寺

    義母が亡くなって一周忌のこの春、京都の東本願寺に納骨に行きました。東本願寺1&2東本願寺3その時に「お斎」をいただいたのです。「お斎」とは、〈報恩講などの仏事の際に御同胞があい集い、米や野菜などを持ち寄って調理していただいた食事のこと〉だそうです。「お斎」のおかげで観光客は入れない奥の方まで案内され、広い部屋で妻と義弟とその妻の4人で精進料理を食べました。畳敷きの廊下・食事をした部屋部屋の床の間歴史を感じさせる、ふすまの絵柄が印象的です。部屋のふすま1&2脚が無くて畳にベタッと置くお膳だったので自分の脚が痛いし、前かがみになると腹がつかえるし、何とも食べにくい食事でした。お膳の全体像お膳の左半分・お膳の右半分ご飯は豆ご飯でしたが、豆の風味も米の美味しさもあまり感じられなくて残念でした。湯葉と菜の花とキノコ...東本願寺

  • 杵築城

    我が故郷、大分県の北部に建つ杵築城。杵築城1&2武家屋敷がある地域1&2武家屋敷がある地域3ここでとれる「城下カレイ」は食通に良く知れられていますが、近くの宇佐市安心院(あじむ)にも美味しい食材があります。スッポンです。私はスッポンは30年ほど前に大阪で食したのが最初で最後なので、いち時帰郷の折、安心院にある全国的に有名なスッポン料理専門の店に行ってきました。スッポン料理店の入り口雰囲気のいい入り口に球を転がすスッポンの立像がありますが、女将さんによると、この球に歴史的な意味はないそうです。この女将さん、明るくてシャキシャキのやり手でいろいろ説明をしてくれるのはいいけれど、少々差し出がましくて押しが強い性格です。アラカルトで各種のスッポン料理を試してみようと思っていましたが、コースの鍋料理がベースになって...杵築城

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