アオバセセリ。葉裏で休憩中。淡い緑色の翅に、後翅のオレンジ色のアクセント。頭部も下半分はオレンジ色なので、これはあるいは敵を欺くためかも。必殺!こっちが頭ですよディフェンス!実に5年ぶりの掲載です。前回はブレブレで、リベンジを誓ったワケですが。今回はビオトープ天神の里にて撮影。まぁ、撮影場所を明かしたところで、個体数は圧倒的に少なく、行ったからといって捕獲できるものではないと思います。普通、もう少し標高の高い所で見られるチョウだと思うんですが。食樹であるアワブキやヤマビワの記録も無かったと思うんですけど。何を間違えてここに居たんでしょうね?ここ数日の強風で飛ばされてきた?まぁとにかく、犬も歩けば棒に当たる?棚から牡丹餅?いい休日になりました♡分類:チョウ目セセリチョウ上科セセリチョウ科アオバセセリ亜科前翅...アオバセセリ250429
アオカメノコハムシ。全身、美しい緑色。ヒメオドリコソウの葉の色に紛れて、危うく見落とすところだったゼ、ふぅ。前胸背板に隠れて、頭は見えない。しかし、こんな色付きの板を頭の上にしょっていたんじゃ、上が見えないじゃんね?ジンガサハムシ(201706の画像)は透明だから、上が見えるけど。アオカメノコハムシからは、世界がどう見えているんだろう?ビオトープ天神の里にて撮影。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科カメノコハムシ亜科体長:7.0~8.5mm分布:北海道、本州、四国平地~山地成虫の見られる時期:4~9月成虫で冬越し※2回以上越冬するという未確認情報アリエサ:アザミ類、フキの葉※成虫はキンポウゲやフランスギクの花粉を食べることがある?その他:体表面は鮮やかな緑色。(黄褐色タイプもい...アオカメノコハムシ250427
イタヤハマキチョッキリ。イタヤカエデなどの葉を複数綴り合わせて揺籃(ようらん:ゆりかごのこと)を作ります。赤矢印の部分、葉柄を「折っちょって※」いる辺り、いかにもチョッキリの仲間ですね。※茨城弁で「折って」を強調する言い方。「折り取って」が語源か?葉っぱや実を「チョッキリ」切ってしまうから「チョッキリ」。こちらは別個体。まだ未完成の揺籃。もっとしっかり葉を織り込まないとね。フォトギャラリーin天神の里(笑)???お尻、痒いのかい?(笑)腹部背面は青藍色。腹部下面も青藍色のようだ。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ゾウムシ上科オトシブミ科チョッキリゾウムシ亜科体長:5.5~8.5mm分布:北海道、本州、四国、九州低山地~山地成虫の見られる時期:5~7月(年1化)成虫で冬越しエサ:イタヤカエデ、イ...イタヤハマキチョッキリ250427
ハンノキハムシ。もうとっくにアップしているものと思っていたら。まだでしたね。_  ̄ ○ビオトープ天神の里にて撮影。ここにはハンノキはたくさんあるからねぇ(笑)分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科体長:6~9mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~6月、8~10月(年1化)成虫で冬越しエサ:主にハンノキ、ケヤマハンノキ、他にシデ、ハシバミ、カンバ、シラカンバ、ドロノキ、ヤナギ類、クリ、ニレ、サクラ、リンゴ、ナシなどの葉その他:体色は黒色で紫藍色を帯びる。体腹面は全体黒藍色。上翅は後方が幅広く、ずんぐりした体形。上翅の側縁は縁どられ、前角は外側に突き出す。前胸背板は前・後縁とも明瞭に縁どられる。尾節板の基部1/2は粗大点刻を欠く。前脚基...ハンノキハムシ250418
ハイイロヤハズカミキリ。コンビニの駐車場で、ひっくり返っているところを拾いました(笑)ホワイトバックに挑戦?失敗しました。_  ̄ ○A4の紙じゃぁね(笑)フレーム・アウト(笑)この辺が矢筈(やはず)の形。矢の端の弓弦をつがえるところ。肩に窪みがある。前胸背はシワシワ。翅にうっすらとアーチ模様が浮かぶ。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ハムシ上科カミキリムシ科フトカミキリ亜科体長:11~21mm分布:本州、四国、九州、南西諸島(沖縄島以北)平地~丘陵成虫の見られる時期:4~8月(年1化)秋に羽化し、翌春、食樹から出てくるエサ:幼虫・・・マダケ、メダケ、モウソウチク、アズマネザサ、ネザサ、ミヤコザサ、ヤダケ、リュウキュウチク、ホウライチクなどのタケ類(枯れたもの、伐採したもの)、アシ、ススキ成虫・・・枯れたタケ...ハイイロヤハズカミキリ250426
ニッポンヒゲナガハナバチ。古いアパート裏の苔むした地面に、直径1cm未満の穴が多数。その周りを本種の♂が、けん制し合いながら飛び交います。♀が来たら飛びついて交尾しようと、手ぐすね引いて待ち構えているのです。画像の青で示した翅脈が3つに分かれているので、ニッポンヒゲナガハナバチです。これが2つであればシロスジヒゲナガハナバチ。水戸市で撮影。アパート裏でカメラを構える男!怪しい、怪しすぎる!(笑)通報案件ですね。_  ̄ ○同所で蜘蛛の巣にかかっていた甲虫の死骸。潰れてしまっていて分かりづらいが、マルクビツチハンミョウではないかと思われます。ヒゲナガハナバチに労働寄生するため、死骸があったものと思われます。※労働寄生:他の生物の労働生産物を奪うタイプの寄生。この場合は、ヒゲナガハナバチ類の親が幼虫のために集め...ニッポンヒゲナガハナバチ250418
トゲヒシバッタ。胸の両側にトゲ(青矢印)のあるヒシバッタ。水辺の草むらなどにいます。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:バッタ目バッタ亜目バッタ上科ヒシバッタ科トゲヒシバッタ亜科体長:翅端まで19~27mm翅端を除く↓♂18~19mm♀17~21mm分布:北海道(石狩平野以南)、本州、四国、九州平地~丘陵成虫の見られる時期:3~11月成虫で冬越しエサ:コケ類、藻類、デトリタスなどその他:胸の両側に棘がある。(ハネナガヒシバッタにはない。)棘は横向きや後ろ向きがあり、変異がある。背面は扁平。(ハネナガヒシバッタは全体に凸凹している。)前胸背前部の左右隆起線や正中線隆起は比較的発達している。前胸背板は腹端を超えて長く伸びており、発達した翅を左右から鞘のように覆う。翅端は前胸背板後端を超えない。(ハネナガヒシバッ...トゲヒシバッタ250418
カスリヒメガガンボ。とっくにアップしているものと思っていたけど。これが初掲載になります。ビオトープ天神の里にて。gooブログも11月に終了になるというのに、いつまで記事を増やすのか?過去記事も移行したいし、どこかで区切りをつけなきゃね。4,5月は混雑しそうなので、7月頃から移行を始めようかな?KONASUKEはケアマネの研修が5~6月中旬まであるので、面倒なことは後回しにして(笑)既に引っ越し先を決めた方、引っ越しデータを作成した方、画像の移行に取り組んでおられる方など、いらっしゃいますが。しばらくは高みの見物だなぁ。指くわえて見てることにしましょう(笑)別名:ヒメカスリガガンボ分類:ハエ目糸角亜目ガガンボ上科ヒメガガンボ科トゲアシヒメガガンボ亜科体長:15~19mm※体長11~13mmとするサイトが多い...カスリヒメガガンボ250418
ビロードツリアブ(ビロウドツリアブ)。春限定の空飛ぶモフモフ(笑)複眼同士が離れているので、♀ですね。♂は複眼がくっついています。ホントはホバリングして吸蜜しているところを撮りたいんだけども。KONASUKEの技術が追いつきません。♂はナワバリ行動をとることがあるようで。我が家の庭の落ち葉の上や石の上に陣取って、他の♂や、挙句には他種の昆虫まで追い出してましたよ。交尾の際は、♂と♀が頭を反対方向に向けて、お尻同士をくっつけるような姿勢をとるそうです。♀が西向きゃ♂は東ってなワケ。これもいつか、撮ってみたいですね。分類:ハエ目短角亜目ツリアブモドキ上科ツリアブ科Bombyliinae亜科体長:7~12mm分布:北海道、本州、四国、九州、南西諸島(奄美大島以北)平地~亜高山成虫の見られる時期:3~5月・山地~...ビロードツリアブ(ビロウドツリアブ)♀250412
ベニスズメ。緑黄褐色地に紅色の斑紋がある美麗種。下面は幅広く紅色。ビオトープ天神の里にて撮影。4/19の作業中に、女性陣が見つけてくれました。(毎月第1日曜、第3土曜に活動中。)ツリフネソウ、ホウセンカ、ミソハギnadoを食草とします。ツリフネソウの生息する天神の里なら、必ず居ると思ってたんだけど。相手は夜行性だし、今回、初めてのご対面となりました。分類:チョウ目カイコガ上科スズメガ科ホウジャク亜科翅を広げた長さ:50~70mm前翅の長さ:29~31mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4月~10月(年2~3化、茨城県4月下旬~9月中旬)蛹で冬越しエサ:幼虫・・・ツリフネソウ、ホウセンカ、キツリフネ、ミソハギ、エゾミソハギ、マムシグサ、テンナンショウ、カワラマツバ、ヤナギラン、オ...ベニスズメ250419
アシブトハナアブ。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:ハエ目短角亜目ハナアブ上科ハナアブ科ハナアブ亜科体長:10~16mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~亜高山成虫の見られる時期:3~11月(年1化)成虫で冬越しエサ:幼虫・・・水中の腐植質成虫・・・多くの草木の花の蜜、花粉その他:体色は黒色で、前胸背に2本の黄色い縦じまがある。腹の付け根に、三角形が左右から向かい合ったような黄色い模様がある。後腿節は太い(和名の由来)。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。普通種で個体数も多い。樹林の林縁、公園、畑地、水田、湿地周辺、人家の庭などで見られる。開けた環境を好む。昼行性で、活動は活発、飛翔は比較的敏捷。越冬は落ち葉下などで単独で行う。幼虫は水生で、腹の先に長い呼吸管を持つ「オナガウジ」型。参考:ポケット図鑑日...アシブトハナアブ250412
ムネアカオオアリ。胸の赤い、大きなアリです。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:ハチ目ハチ亜目アリ上科アリ科ヤマアリ亜科体長:働きアリ7~12mm女王アリ16~20mm♂12mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地(山地に多い)成虫の見られる時期:4月~10月コロニーで巣の中で越冬するエサ:他の昆虫、甘露など雑食その他:黒色で、胸部~腹部第1節の基部が赤褐色。色彩には変異があり、体が黒ずむものや、赤色部が完全にない黒化型も時に見られる。触角や脚は比較的長く、胸部背縁は緩やかに弧を描く。クロオオアリと並んで、日本最大のアリ。森林に見られ、朽木や木の根元などに巣を作る。単女王制で数千個体の働きアリがいる。頭部が発達した兵アリがいる。羽アリは秋に羽化し、翌5~6月の雨あがり、昼~17時くらいにかけて結婚飛行を...ムネアカオオアリ250412
ヤトセスジジョウカイ?ヒメジョウカイやババジョウカイ、セスジジョウカイ、キスジジョウカイなど似た種がいくつかあって、同定には自信ありません。ふ節の爪の先が二つに割れていればヒメジョウカイの仲間。これは捕まえて観察しないとムリなので、この画像からは分かりません。ただ、森林性なので、この個体がいた湿地と合わないので、一応、除外。以下、湿地性の種類を検討します。ババジョウカイは小さくて太短い体形。前胸背板は長さより幅がやや広い。脛節は基部が暗色となる。→基部どころか、全体に黒いので、一応除外。キスジジョウカイは、触角の基部が常に黄色い。→黄色くはない。なので除外。セスジジョウカイは、前胸背板が黒く、周辺部が黄褐色。→赤くて真ん中に黒い紋があるというこの個体の特徴に合わないと思われる。一応除外。・・・ってことで、...ヤトセスジジョウカイ?250412
フジハムシ。典型的な個体は、頭部・前胸背板が黒色、上翅が赤褐色ですが。この個体は上翅の真ん中が黒化しています。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科ハムシ亜科体長:4.5~6mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~7月(年1化)成虫で冬越しエサ:フジ、ニセアカシアの新芽や若い葉その他:広葉樹林の林縁や公園などで見られる普通種。頭部・前胸背・小楯板は黒色、前翅は赤色~橙黄色。前翅の中央が黒化する個体もあり、時に会合部付近を残して黒化する個体もある。前胸背板の前縁角・後縁角には剛毛を欠く。前胸基節窩は後方に開き、上翅側片は水平。脛節末端部は側方に突出。ふ節の爪は基部に1対の小突起を有する。触角は先が太い。♀は一般的に♂より大きい...フジハムシ250412
ミヤマヒラタハムシ。交尾中ですが。絶賛妊娠中の♀の巨大なお腹に隠れて、♂の姿が見えません(笑)萌えだしたばかりのハンノキの若葉には、ショッキングピンクの卵塊。ミヤマヒラタハムシの卵です。先週見た時には影も形もなかったのに、もうそちこちに産み付けられています。成虫の姿は、このカップル以外、見つからなかったのですが。どこに隠れているんでしょうね?この卵が見られたということは。もうすぐカメノコテントウが現れて、オレンジ色の卵を産むことでしょう。春本番ですね(^^♪ビオトープ天神の里にて撮影。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科ハムシ亜科体長:6.2~7.7mm分布:北海道、本州、四国平地~低山成虫の見られる時期:4~9月(北海道は年1化)成虫で冬越しエサ:ケヤマハンノキ、ミヤマハンノ...ミヤマヒラタハムシ交尾・卵250412
24年の画像から。ホソスジナミシャク。開帳2cm程度のナミシャクですが、細かい細工が素晴らしい。スマホ画像なので、イマイチ美しさが伝わらないかもですが。前翅の後縁に長毛が見られるので、♂と思われます。①前翅頂から白線は出ない②外横線:内側は濃色、外側は淡色③下唇鬚は長い④前翅後縁:♂は長毛が生える分類:チョウ目シャクガ上科シャクガ科ナミシャク亜科翅を広げた長さ:15~21mm分布:本州(岩手県以南)、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~5月、7~8月(年2化?)幼虫で冬越し?エサ:幼虫・・・ツタ、ヤマブドウの葉成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類など広葉樹の樹液、花の蜜などその他:多数の白い筋模様のあるナミシャク。外横線の内側は暗紫色、外側は明るい紫褐色。前・後翅の外横線は中央で外方に湾曲する。下唇...ホソスジナミシャク♂240617
ハマダラハルカ。春にだけ見られる。黒くて細長い体と脚。翅も黒くて、所々、丸い斑紋状に透明な部分があって、まだら模様になります。翅+まだら+春+蚊、ってことですね。環境省のレッドリスト2020では、情報不足となっていて、複数の県で情報不足、要注目、準絶滅危惧種となっています。出現時期が短い上に、目立たない、益虫でも害虫でもないから注目されない、で、生態も良く分かってないってことだと思います。ハルカ科は世界に3属3種が知られるのみで、本種は日本特産種。目立たないけど、貴重な種なのです。ビオトープ天神の里にて撮影。RDB:環境省カテゴリ:情報不足準絶滅危惧種:埼玉県、福岡県要注目:栃木県、福井県、京都府情報不足:群馬県、三重県、兵庫県、岡山県、愛媛県、山口県、大分県分類:ハエ目ハルカ科※ハルカ科を糸角亜目に含め...ハマダラハルカ250412
24年の画像から。マユタテアカネの♀。アカトンボの仲間ですが、♀のうえ未成熟、恐らく羽化して間もないので、体色はオレンジ色。胸を横から見た時、黒い模様がほとんどありません。アカトンボ類の識別には、胸の横の模様が決め手になります。ビオトープ天神の里周辺にて撮影。別名:スカシナツアカネ分類:トンボ目トンボ亜目トンボ上科トンボ科アカネ亜科体長:♂31~43mm♀30~42mm腹の長さ:♂19~28mm♀20~29mm後翅の長さ:♂22~32mm♀22~33mm分布:全国平地~丘陵・止水成虫の見られる時期:6~12月(年1化)卵で冬越しエサ:成虫・・・飛翔性昆虫幼虫・・・ミジンコ、水棲の昆虫の幼虫、オタマジャクシなどその他:池沼・湿地に普通に見られる。周囲に木立ちが多く、開けて抽水・浮葉植物の豊富な池沼を好む。小...マユタテアカネ♀240615
24年の画像から。ヒメギスの脱皮。キリギリス(螽斯)よりも小型だから「姫螽斯」。キリギリスは乾燥した草原を好みますが、ヒメギスは湿った草原を好みます。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科キリギリス科キリギリス亜科体長:17~36mm分布:北海道(中部以南)、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:6月~11月卵で冬越しエサ:成虫・・・多少の肉食性があり、特にメスで強まる幼虫・・・若齢幼虫は植物の葉を食べ、次第に捕食性が強くなるその他:体色は黒褐色から褐色。横から見た時、前胸の後ろに白い縁取りがある。前胸の背面は黒色か緑色。後脚腿節の下面にトゲはない。翅の先端が尖る。主に湿った草地に棲む。鳴き声は「ツルルルル」「シリリリリ」産卵は主にイネ科植物の根際などに行う。まれに長...ヒメギス脱皮240615
24年の画像から。シオヤアブ交尾。腹の先が白いのが♂。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:ハエ目短角亜目ムシヒキアブ上科ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科体長:22~30mm分布:全国平地~山地成虫の見られる時期:6月~10月(年1化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・甲虫類、ハチ類、オニヤンマなどの体液幼虫・・・土壌性の小動物(小昆虫、ミミズ、ワラジムシ、ダンゴムシなど)から吸汁するその他:大型のムシヒキアブ。体色は黒褐色で全身に黄色い毛がある。腹部は黒色と黄褐色の縞模様に見える。脚は黒色で、脛節が黄褐色。アオメアブに似るが、生きている時の眼は茶褐色。(アオメアブは緑色。)全体的に色彩は暗い。(アオメアブは黄褐色で明るい。)♂の腹端には白い毛束があり、♀にはない。一般に♀は♂よりやや大型。普通種で個体数も多い。昼行性...シオヤアブ交尾240615
24年の画像から。キイロサナエの♂。追いかけて撮った腹の先の画像。腹端のアップ。上付属器(青矢印)より下付属器(赤矢印)の方が長い。ヤマサナエはほぼ同じ長さ。ビオトープ天神の里にて撮影。環境省・茨城県の準絶滅危惧種。元々分布しない可能性の高い北海道・東北、群馬県を除くと、何の指定も受けていないのは、わずか5県ほど。(山梨県、岐阜県、岡山県、鹿児島県、沖縄県)RDB:環境省・準絶滅危惧種絶滅危惧Ⅰ類:千葉県、東京都、神奈川県、富山県、長野県、静岡県、長崎県絶滅危惧Ⅱ類:埼玉県、新潟県、石川県、三重県、兵庫県、和歌山県、山口県、徳島県、愛媛県、福岡県、熊本県、宮崎県準絶滅危惧種:茨城県、栃木県、福井県、愛知県、京都府、大阪府、奈良県、鳥取県、島根県、広島県、高知県、大分県その他重要種:滋賀県情報不足:香川県分...キイロサナエ♂240615
アオスジアゲハ。せっかく捕獲したのに、顔が写っていません。_  ̄ ○実は満足に撮れた画像をアップしていないのです。何とか、マトモな画像を載せたいものだ。別名:クロタイマイ分類:チョウ目アゲハチョウ上科アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科翅を広げた長さ:55~65mm前翅の長さ:32~45mm分布:本州(秋田・岩手の海岸部より南)、四国、九州、南西諸島平地~丘陵成虫の見られる時期:4~10月(年2~3化)蛹で冬越しエサ:幼虫・・・タブノキ、クスノキ、シロダモ、ヤブニッケイ、アブラチャン、イヌガシ、ハマビワ、カゴノキ、バリバリノキなどの葉成虫・・・ハルジオン、ヒメジョオン、アザミ類、ツツジ類、ヤブガラシ、トベラ、ネギ、イボタ、シイ、ミカン、グミ、ソバ、ウツギ、イボタノキ、シシウド、ノリウツギ、イタドリ、センダン、ネ...アオスジアゲハ240721
2024年の画像から。アサマイチモンジ。涸沼周辺で撮影。矢印の紋が、列の中心付近にきます。こちらは2017年に撮影したイチモンジチョウ。小さな白い紋(後縁から4番目)が、中心より外側にずれています。RDB:絶滅危惧ⅠA類:東京都絶滅危惧Ⅱ類:千葉県、神奈川県準絶滅危惧種:埼玉県、島根県分類:チョウ目アゲハチョウ上科タテハチョウ科タテハチョウ亜科翅を広げた長さ:45~61mm前翅の長さ:24~38mm分布:本州平地~山地成虫の見られる時期:5~10月(年1~4化)※茨城県内:山地6~9月・年2化、平地5~10月・年3化幼虫で冬越しエサ:幼虫・・・スイカズラ、キンギンボク、タニウツギ、ヤブウツギ、ニシウツギ、ハコネウツギ、ツキヌキニンドウ、クロミノウグイスカグラ、ウグイスカグラなど成虫・・・ウツギ、ヒメジョオ...アサマイチモンジ240721
コフキトンボの♀、帯トンボ型。♀のみ、翅に帯が現れる個体がいます。涸沼周辺で撮影。こちらは2019年に菅生沼で撮影したコフキトンボ。通常、このように、♂♀ともに全身に粉を吹く。別名:シオカラモドキ、ヒメコフキトンボ(沖縄産)分類:トンボ目トンボ亜目トンボ上科トンボ科トンボ亜科体長:♂37~48mm♀37~46mm腹長:♂22~31mm♀22~31mm後翅長:♂28~39mm♀28~39mm分布:全国平地~丘陵・止水~緩流成虫の見られる時期:4~10月(年1~2化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・飛翔昆虫など幼虫・・・ミジンコ類、水棲の昆虫の幼虫、オタマジャクシ、小魚などその他:♂♀共に未熟な時から腹部の先に粉を吹く。和名は成熟すると♂♀(帯トンボ型以外)とも全身に白い粉を吹くことから。(よく似たシオカラトンボ...コフキトンボ♀帯トンボ型240721
モモスズメの交尾。上の腹が太い方が♀です。モモスズメは後翅がピンク色なんだけど。この画像では分かりません。前翅の外縁が黒っぽくなるのが特徴。よく似たクチバスズメでは黒くなりません。分類:チョウ目カイコガ上科スズメガ科ウチスズメ亜科翅を広げた長さ:70~90mm前翅の長さ:32~39mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~9月(年2化)蛹で冬越しエサ:成虫・・・食べない幼虫・・・バラ科(モモ、ウメ、サクラ、ビワ、カイドウ、リンゴ、アンズ、スモモ、ナシ、ニワウメ、ヤマブキ、マルメロ、ウワミズザクラなど)、ニシキギ科(ニシキギ、コマユミなど)、ツゲ、ハコネウツギの葉その他:体、前翅は暗褐色で、前翅の外縁が黒い。(クチバスズメは黒化しない。)後翅は大部分が紅色。(クチバスズメは橙黄色、...モモスズメ交尾240714
オオミドリシジミ?普通のミドリシジミよりも、翅裏が白っぽいのが特徴。翅裏の色合いは薄い気もしますが、光線の加減で、微妙な感じです。もう一つの特徴として言われるのが、後翅裏にある淡い二重線。二重?イマイチ画像がハッキリしません。?付きですね。ビオトープ天神の里にて、8:45に撮影。食草のコナラは山ほどあるので、居そうですがね。分類:チョウ目シジミチョウ科ミドリシジミ亜科翅を広げた長さ:30~40mm前翅の長さ:17~23mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:6月/寒冷地7~9月(年1化)卵(卵内初齢幼虫)で冬越しエサ:幼虫・・・コナラ、ミズナラ、クヌギ、カシワ、ナラガシワ、アベマキ、アカガシ、アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ、ツクバネガシなどの新芽や若葉成虫・・・クリ、オカトラノオ...オオミドリシジミ?240714
ホソツヤヒラタアブ?ツヤヒラタアブ、ホシツヤヒラタアブとの区別は難しく、詳しい資料もないので、?付きです。腹の黄斑は腹側に届きません。複眼同士が離れているので、♀ですね。分類:ハエ目短角亜目ハナアブ上科ハナアブ科ヒラタアブ亜科体長:7~8mm分布:択捉島、国後島、本州平地~山地成虫の見られる時期:4~7月成虫で冬越し?エサ:成虫・・・花の蜜や花粉幼虫・・・肉食?その他:小型のヒラアアブ。胸部は強い金属光沢がある。腹部の各節には一対の黄色い紋がある。腹部背板第2節の黄色斑は小さく、側縁を超えない。(ツヤヒラタアブでは側縁を超える。)(ホシツヤヒラタアブでは黄色斑の後縁が丸みを帯び、勾玉状で細長い。)(ナガツヤヒラタアブは横に細長い。)♀の紋は丸~三角形に近い。腿節は基部側が暗化する。(ツヤヒラタアブでは一様...ホソツヤヒラタアブ♀?250323
2024年の画像から。クロタマムシ。マツに付く中型のタマムシ。普通は紫がかった黒とかなんだけど。この個体は、妙に粉が吹いてます。死んだふりをしてるけど、生きてます。ビオトープ天神の里にて撮影。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目コメツキ下目タマムシ上科タマムシ科タマムシ亜科体長:11~22mm分布:全国平地~山地成虫の見られる時期:5月~9月越冬形態?エサ:マツ類、モミ類、エゾマツ類など針葉樹の枯れ木に付き、幼虫は中で育つその他:黒色、唐金色ないし銅色の光沢があるが、まれに緑色、青色を帯びる。体下は銅黒色、腹部末端の両側に橙赤色紋があるが、変化が多く、時に全く欠く。まれに前胸背版の前角に橙赤色の小紋を表す。一般に寒冷地のものは小型で体色が明るく、暖地のものは大型で黒色。頭部~前胸背部には刻点が密にあり、上翅に...クロタマムシ240714
オオハナアブ。普通は腹の付け根の帯がもっと太くて、色も黄色~橙黄色で鮮やかなんだけど。個体変異の範囲内でしょうかね?分類:ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科体長:14~16mm分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄成虫の見られる時期:4~12月エサ:成虫・・・花の蜜や花粉幼虫・・・水中の腐食物参考:虫ナビオオハナアブ250323
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