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走るナースプラクティショナー https://blog.goo.ne.jp/missy0806

診療所だけでなく診療車で街を走りながらメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療

日本には馴染みが低いナースプラクティショナーとしてカナダ、BC州で働いています。地域でプライマリーケアプラクティショナーとして患者さんの健康向上、維持を目的にケアを提供しています。仕事が大好き。 日本で看護師歴8年後カナダへやって来たのは1998年。カナダ人の夫と子供3人の家族は宝物。 全く英語ができなかった私がカナダで看護師となり2013年には大学院卒業。修士号を取得。努力は必ず報われる!

野々内 美加
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住所
カナダ
出身
松江市
ブログ村参加

2015/01/05

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  • 口頭発表で終わらせない

    来年のICNCongressはヘルシンキ。抄録の締切は9月30日。https://icncongress.org/220/page/abstract提出はお済みですか?私は済みました。ヘルシンキへは行かないつもりでしたが、先日の学会の後にアイデアが浮かび、これはサブミッションしなければ!と帰国後チャカチャカと書いて、職場の人に添削してもらい終了。間に合いました。職場のNPサイエンティストからこれは良いアウトラインになるから、これを元にパブリケーションさせようね!と言われた。そうなのだ口頭発表で満足してはダメなのだ。パブリケーションさせてこそ、もっと多くに人に知ってもらえるのだ。BCの仕事を辞める日まであと4ヶ月。間に合うかな〜冒頭写真:霧が晴れてはっきりと見えるエジンバラ城。駅から撮影。電車でエジンバラか...口頭発表で終わらせない

  • 国際学会で発表するとは その7

    シリーズもの7日目気になった口頭発表を書いてきたのですが日本APN後援会のメンバーサイト内で紹介することになったので、興味のある方はそちらで読んでみてください。昨年モントリオールで開催されたICNCongressの時よりずっと興味深いものが多くありました。やはりNP/APNに焦点を当てているからかもしれません。沢山書きますからぜひサイトメンバーになって、読んでくださいませ。そして自分の臨床場所や教育や研究で活かしてくださいませ。で、今回BCの職場からもプレゼンターが数人いました。最終日に発表したのはNPサイエンティストのセラ。彼女の発表を聞いていて、これからFHが上昇気流に乗ってカナダのリーダーになっていく予感がした。そんなワクワクする時期にFHを離れる決意をした自分。セラの発表が終わってからFHやBCの...国際学会で発表するとはその7

  • 国際学会で発表するとは その6

    シリーズもの6日目気になったプレゼン報告2回目こちらも同じセッションだったKimoneReid博士の発表。Newandemergingadvancedpracticenursingroles.米国からの発表。最近日本で診療看護師(NP)の方向性にプライマリーを主として病院等で働くクリティカルはない方向で、、、の噂を聞きました。んんん、随分昔に書きましたが、カナダでも病院、コミュニティで働くNPの割合はおよそ対等で、今も変わりありません。NPの必要性は医療現場のどこにでもある、と言えばわかりやすいでしょうか?さあ、話は戻ってリード博士の発表で、ホスピタリストとして働くNPの数がこの13年で4倍以上に増加している。これには驚きました。爆発的な数字だと思います。アブストよりItisessentialtodemo...国際学会で発表するとはその6

  • 国際学会で発表するとは その5

    シリーズもの5日目今日からは気になったプレゼンについて書いていきます。紹介したいものが沢山あって、どれから書くか迷うけれど、、、まずは同じセッションに出ていたフランスのChristopheDebout博士の発表。題名はIntroductionofadvancedpracticenursingintheFrenchhealthcaresystem:ahistoricalstudy以前に書いたように、典型的な研究以外の発表もの。詳しくフランスのAPNの歴史をわかりやすく話している。全体の歴史。フェイズを4つに分けて、それぞれの後押し要因と、チャレンジ要因を看護以外と看護内で整理してあった。フランスも日本のように看護界内部からの反対派がいた。その理由を分析しているところが素晴らしいと思った。この点を日本も真似で...国際学会で発表するとはその5

  • 国際学会発表するとは その4

    シリーズもの4日目こちらが2本目の発表。学会3日目のこれまた朝イチです。会場は小さめですがそれでも座席は100席ぐらいありました。朝イチで一番わかりにくい部屋なのにほぼ満席でした。前日のような大会場ではないので灯りも普通で(大会場は青ライト)でした。雛壇もないので会場との同じレベル。落ち着きます。今回は4人で1時間の枠。こちらも1人15分の割り当てです。司会はシンガポール人。登壇者の順はフランス人、私、オランダ人、アメリカ人。私以外は全員Drがついていて、プログラムを見た時はビビりましたが、同じ人間。引け目に感じる必要なし!と割り切りました。会場が小さいので聴講者の反応がよく見えて、ウンウンと頷いている様子や、ニコニコしている表情も見れて嬉しかった。拍手も4人の中で一番大きかったような?!しかし後悔が、、...国際学会発表するとはその4

  • 国際学会発表するとは その3

    シリーズもの3日目。これが私の一本目の発表でした。会場は大きい方で席もほぼ埋まっていました。90分で演者は6人。1人15分の発表時間をもらっています。この15分は質疑応答も含むので10分で話し残りはQAにするように準備をしました。日本の学会だと前室があり打合せなどがありますが、ここはなし。あるのはあったのですが、指示は直接会場へ早めに行くこと。よって開始時間10分前に行きました。皆バラバラな時間に来るので司会がその都度名前の確認や説明をしていました。壇上の椅子は4つしかなくて、最前列に座るように指示されました。4日間の学会を通して感じたのは進行は司会により様々で、きっちり15分の枠を使う人と、発表を通しで終えて最後に質疑応答をまとめたり、質問がなければ司会がサマリーをして時間を潰したり、と様々。2番手で登...国際学会発表するとはその3

  • 国際学会で発表するとは その2

    前回の続き。2025年のヘルシンキ、2026年のナッシュビルにオーラルプレゼンをしましょう!と書きましたが、私は研究なんてしていないし無理無理、、、と思った方へ。いいえ、あなたにもできます。エントリー内容は研究でなければならないことはないのです。毎回テーマが複数発表されるので、それの2つぐらいにかかる内容。記入のフォーマットが決まっているので、それに沿って書かれていること。強いメッセージ性。これが揃っていれば良いのです。研究の他にはQIアクティビティー、歴史、ポリシー、APN確立への道、などがあります。日本のNP学会で一時期活動報告的な口頭とポスター発表が増えたことが話題になりました。確かに報告だけでは子供の発表会に似たものになるかもしれません。しかし単なる活動報告でも上記の条件に当てはまれば素晴らしいも...国際学会で発表するとはその2

  • 国際学会で発表するとは

    運命ってほんと不思議。その時は何気ないことでも後で振り返ると道は必ず繋がっている、と思う。まずICNを知らなかった私。2018年の夏に東京大学で初のシンポジウムをした時に、発表者の誰かが、次の学会はオランダです、とスライドにあげていて初めて知った。隣に座っていた同じく発表者のあずさちゃんに「美加さんは行くんですか?」と聞かれ、「えー行かないよ。興味ないもん」と答えたことをはっきり覚えている。その頃は看護系の学会が嫌いで、地元の学会に行ったのも一回だけ。よっぽどのことがない限り行かない!と思っていた。だから看護系の国際学会も同じことだろう、と思っていた。暑い中で熱い事-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~ただいまバンクーバー国際空港...国際学会で発表するとは

  • 行動に移すかどうか

    無事にエディンバラに到着しました。本日は観光し、明日の夕方に会場のアバディーンへ向かいます。昨年、モントリオールで開催されたICNCongressに参加した後のNP会議で感想を言って、と急に指名を受けた。感想の最後に2024年の学会はスコットランドだからアブストを出すべきだと話した。で、その成果かどうかは知らないけれど、今回の学会は同じ職場から私の他に3名が口頭発表をする。うちのリーダーは出発前からBC州から参加する人のグループチャットも作り、他の保健機構からの参加者も含め、BC軍団は13名。なかなかの数だと思う。アブストを出した時はすでにカルガリーへ越すことを決めていたので、昨年度の残高と今年度の教育費全てを参加料、旅費、宿泊費に使った。そのことを今の職場のNPに話すと、羨ましいの連呼だった。新しい職場...行動に移すかどうか

  • もうすぐです

    バタバタしている間に明日スコットランドへ出発です。期限通りパワーポイントを提出し、オーラルプレゼンの練習、練習。通勤の運転中、シャワーしながら、ぶつぶつ呟く日々が続いています。初めての国際学会での発表。それも2つ。緊張が高まると同時にワクワクするような興奮も覚えます。カルガリーはまだまだ夏で最高気温が30度前後。会場のアバディーンは13-18度だとか。秋服を持っていかなければ、とゴソゴソ服を引っ張り出した昨夜。そう、まだパッキングも済んでいない。出発前まで仕事も入っている。あああああああ冒頭写真:職場のデスクからの景色。新職場での仕事は順調でホッとするこの頃。患者と接するのがやっぱり一番好き。旅行から戻れば通常の生活に戻れそうな予感。もうすぐです

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