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2014/12/25

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  • アメリカ国民の責任の重さ

    この所の世界情勢の動きを見ていますと、だれも異常な不安定感に襲われます。昨年までの世界情勢の常識は、種々、問題はあっても、世界は自由経済社会の方向に進んでいくという見方ではなかったでしょうか。その中で、民主主義国に脱皮しようとの動きを示したソ連圏が、プーチンというリーダーのもと独裁国家化し、ウクライナ侵攻という、国際社会の安定を脅かす事態を起こしました。自由世界は一様にウクライナを支援し、ウクライナ自身も地勢のしからしめる不幸の中で勇敢に自由世界の最前線として、大きな犠牲を払いつつも頑張ってくれているという意識だったでしょう。自由世界は、アメリカ・ヨーロッパを中心にウクライナを支援し、民主主義、自由経済の世界の実現に向けての一致した思いを持っていたのではないでしょうか。そうした中で今年、アメリカではトラン...アメリカ国民の責任の重さ

  • 改めて「日中韓」の外相会議を評価する

    去る3月22日、都内で、日中韓3カ国の外相が、1時間20分の会合を持ったことの報道がありました。話し合ったのは、中国の王毅外相(共産党政治局員)、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と日本は岩屋外相です。通訳が入って1時間20分とすれば決して長い時間ではありませんが、こうして日中韓3か国の外相が、2年ぶりに一堂に会し話し合ったことは大変大事だなとニュースを見て感じていました。報道から見聞して、岩屋外相の熱心さを感じましたが、岩屋さんが、日中韓3か国の首脳会談を年内に実現したいとの発言を聞いて、ぜひ成功させてほしいと感じたところです。韓国で、尹大統領が誕生して、日韓関係改善の動きが積極化し、日中関係も、最近の国際情勢から関係改善の重要性がますます強まる中で、歴史的にも最も関係の深いこの3国のアジア極東でのトライ...改めて「日中韓」の外相会議を評価する

  • 自由世界とアメリカに必要なことは?

    自由世界とアメリカに必要なことは?些か奇想天外かとも思いますが、こんな事を考えてみました。それは、自由世界は協力して、アメリカを強くて、まともな国にするように協力するという事です。本来ならば、世界の平和と発展は、国連の役割でしょうが、今の国連は、組織そのものの構成もなルールも、それが出来ない状態にあります。理由は、世界の国々がみんな同じ方向を向いていないからです。具体的に言えば、世界の国々の中のほとんどの国は、世界の平和と発展が最も大事と考えているのですが、中には、世界の発展よりも自国の発展の方を優先する国があるからです。通常、そういう国のリーダーは「独裁者」です。独裁者の共通は考え方は、『自分の考え方が最も正しい』というもので、通常それは誤認です。これが、今の国連の安全保障理事会が「常任理事国」5カ国の...自由世界とアメリカに必要なことは?

  • アメリカの関税政策と日本の態度

    アメリカでは、昨日、トランプ大統領が、トランプ関税政策の本格適用の開始という事でしょう、外国からの自動車の輸入に一律に25%の関税をかけるという大統領令に署名をしたとのことです。この政策は4月3日に発動されるという事です。この方針は以前からトランプさんは口にしており、手始めは、メキシコとカナダへの25%の適用でしたが、発表後も期日が延期されたり、色々と修正もあったようです。今度の世界一律25%が、4月3日からがそのまま実行に移されるのかどうかは、トランプさんの事ですから解りませんが、大統領令に署名されたからにはその通り実行に移されると受け取るべきでしょう。客観的に考えれば、それだけアメリの国民は高い金額を払って外国の車を買う事になりますので、ヨーロッパの車や、日本の車に乗り馴れた人からはいろいろ苦情も出る...アメリカの関税政策と日本の態度

  • 経済のベース「信用」は信用出来るか

    今や、経済のベースは「信用」です。信用は英語ではCREDITで、プラスの残高という事です。反対の英語ではDEBITでマイナスの残高ですから借金です。単純に言えばCREDITが沢山あれば信用があるという事になります。1960年代まではドルが金本位制を採っていましたから。金が経済のベースでした。理由は金は貴重であり、さびないから減ることはない、これを価値の基準にして経済活動をすれば間違いはないう事だったのでしょう。考えてみればこれも信用です。金に対する絶対的な信用があったからです。その頃も頭のいい人がいて、働いて「金」をためるより「金」を創ればその方が早いと考えて「錬金術」で金を作ろうと試みています。結果は当然失敗で、金は出来ずに、やっと出来たのは真鍮でした。嘗て、アメリカは金を沢山持っているという事で、「ド...経済のベース「信用」は信用出来るか

  • 企業物価は上昇傾向強まるか

    日銀はこの所0.5%に誘導した金利水準についてさらなる引き上げは考えていないようです。消費者物価指数については毎月追ってきていますが、皆様ご懸念のように、お米の価格の異常な値上がりがあり、お米が日本人の主食であるだけに、経済活動においても、心理的にも、物価上昇懸念が強まっているように感じられます。日銀は、そうした特定物資の値上がりよりも、国際経済環境の中で、日本経済がその構造的、基調的な動きとしてインフレ傾向を示すかどうかが、金利政策の在り方を決めるという立場からでしょう、金利引き上げの必要は未だないという判断なのでしょう。ただ、この所、日銀が調査している企業物価が上昇基調にあるようで、些か気になりましたので、昨年春まで追いかけていた、輸入物価と企業物価の動きを改めて取り上げてみました。思い出して頂くため...企業物価は上昇傾向強まるか

  • <月曜随想>森永卓郎さんの生き方

    去る1月、森永卓郎さんが亡くなりました。森永さんと親しいとか、特に関係があるという訳ではありません。森永さんが獨協大学で教えておられた頃、企業の中堅グループが企画したセミナーに講師で来られ、企業の中堅管理者向けの話をされるのを聞く機会があったことと、後年、森永さんが編者の本に、出版社の編集担当者の依頼で執筆したことぐらいです。その後は、「ザイム真理教」など、大蔵法、財務省の財政均衡を説く経済学に、「均衡に縛られ過ぎては経済は良くなりません」などと書かれて随分人気を集めたこと、さらに、ステージ4の膵臓がんの宣告を受けながら、体力や外貌は衰えても、気力も舌鋒も全く変わらずに経済の問題、人間の生き方などに、ますます独特な発言をされる元気を失わないという人間の精神力の強さに感銘を受けつつ、その発言をお聞きしていま...<月曜随想>森永卓郎さんの生き方

  • 次第に見えて来るトランプ構想の結果

    先日土曜日に、「解る事と解らない事」を書きましたが、解らない事の中でも、調べれば解る事と、時がたてば解ってくることがあると書きました。トランプさんが、ウクライナやパレスチナの問題は「自分ならすぐに片付ける」と豪語していましたが、時がたって次第に結果の「解る」部分が出て来たようです。トランプさんは、取りかかったばかりの頃から、大変な成果を上げたと自画自賛していましたが、自画自賛をする人の言う事はあまり信用できないというのが世の中の通説ですから、何か最初から心配でした。前回大統領になった時も、北朝鮮と話し合えばいい結果が出ると言って世界の耳目を集めるショーをやりましたが、結果は何も変わらず、北朝鮮は原爆と大陸間弾道弾の開発を続けて、今に至っています。今回の大きな問題は、ロシアのウクライナ侵攻問題とイスラエルと...次第に見えて来るトランプ構想の結果

  • 2月の消費者物価主要3指数はそれぞれの動き

    今朝、総務省統計局から2025年2月分の消費者物価指数が発表になりました。マスコミの報道は、対前年度月比3.0の上昇で4カ月ぶりに上昇幅が縮小などといったものが多いようですが、これはいつもの通りの「生鮮食品を除く総合」の数字で、台所を直撃している生鮮食品が除かれている数字です。ということで、先ず、2月の消費者物価指数の全体像を見ますと、下のグラフのように、「総合」(青線)と「生鮮食品を除く総合」(赤線)は、確かに2月は下がっていますが、日本経済の基本的な動きを示すと言われる「生鮮食品とエネルギーを除く総合」(緑線)は、2月も上昇です。大事なことはこうした違いが生じる原因をキチンと見ておく事ではないかという事で、統計数字の中身に入ってを見ますと、下がっている大きな要因は2つあるようです。1つには、値段が3倍...2月の消費者物価主要3指数はそれぞれの動き

  • 「独裁を以って独裁を制す」の行方は?

    「毒をもって毒を制す」という諺があります。現実の世界でこれが一番活用されているのは「薬」や「医療」の世界ではないかと思います。放射線にしろ、催眠剤にしろ,鎮痛剤にしろ、使い方によっいぇは人間には毒でしょう。放射線はまさに核の問題ですが、上手に利用すれば役に立ちます(放射線治療)。原爆の生産・保持は「核抑止力」になります。ただし、絶対使わないことです。普通の人は、そう考えていますが、プーチンさんのような独裁者になると、威嚇のために使うと言ったりします。独裁者が言えば本気かとも思います。独裁者は何故そんなこと言うのでしょうか。多分、独裁者は他人の意見を気にせず、何でも自分の思う事を発言し、自分のやりたいことをやれるという自信を持っているからでしょう。本当に何でもできるのかは解らないかもしれませんが、本人が出来...「独裁を以って独裁を制す」の行方は?

  • 春闘と労使関係:日本的な関係の構築を

    春闘は大手が終わっても中堅、中小企業を中心に続いていくでしょう。前回は、連合が中小企業の賃金水準の引き上げについて、大変積極的な芳野会長のコメントが出されたことを書きました。このブログも、及ばずながら、連合が格差是正への強い意欲を示し、日本の労働組合のナショナルセンターとして、格差是正という社会正義を掲げての活動の積極化を目指し、春闘の中で、中小企業の賃金水準の引き上げについて特に力を注ぐことに応援の旗を振りました。日本経済の成長、発展を直接に担うのは日本の産業界であり、その構成は産業界の労使です。嘗て、日本経済が高度成長を誇った戦後の長い時期を通じて、日本の労使関係は、欧米と違った独特の進化を遂げてきました。欧米でも産業社会の在り方として産業民主主義が言われましたが、欧米の場合はどちらかと言えば労使は対...春闘と労使関係:日本的な関係の構築を

  • 2025春闘:連合は中小に力点、効果に期待

    2013~2014年安倍政権が成立し、黒田日銀が、FRBのバーナンキさんがリーマンショック脱出のために主導した金融緩和政策に倣って、異次元の金融緩和と言われる低金利と量的緩和背策をとって円レートは120円とほぼ40円の円安を実現し、それまでの円高不況からの速効的な脱出を図ってから10年余がたちました。このブログでは、あの時、連合が為替レートの大幅円安の実現という賃金決定環境の大きな変化に応じ、円高の中で出来なかった労働条件の改善を積極的に進めるだろうと予想しました。その上で、円高の進む過程で、平均賃金の切り下げのために最も皺の寄った非正規雇用増の正規化に先ず手を付けるべしと指摘しました。しかし賃上げをしましょうと言ったのは安倍総理で、連合の動きは遅々でした。その後も連合の賃金水準回復(上昇)への取り組みは...2025春闘:連合は中小に力点、効果に期待

  • 「独裁者が戦争を起こす」が歴史の現実

    今年は日本にとっても世界にとっても大事な年のようです。日本にとっては長い経済の低迷状態から何とか脱出しなければという意味で大事な年だと思っています。世界にとっては、ウクライナやパレスチナで続いている戦争を何とかして止められないかという意味で重要な年です。このブログでは、この2つの問題を今年の元日と2日に書いて来ました。日本経済の方は春闘が主要な問題とみられ、このブログでもその点を重視しています。春闘は現在進行中で、多少の前進がみられるようです。ウクライナとパレスチナでの戦争の問題は、日本には直接の手出しができる問題ではありませんがトランプさんが、アメリカの大統領という立場で本格的に取り組んでくれるというので、日本はその成功を願う立場でしょう。成否のほどはまだ判断不能ですが、そうした国際問題への関心と共に、...「独裁者が戦争を起こす」が歴史の現実

  • <土曜随想>「解る事」と「解らない事」

    月曜随想のつもりが土曜随想になってしまいましたがお許しを頂きたいと思います。昨日、「米価は暴落の可能性がある」と書きましたが、アクセス頂いた数は、それほど多くありませんでした。多分多くの方は、米価は多分下がらないよと思っておられ、読む事もないと感じられた結果と推測しています。その背後には、米価は政府の政策で決まるモノという意識が一般的という事でしょうか。下がるかどうか、今は解りませんが、時がたてば解る問題です。全然違った世界的な大きな問題ですが、トランプさんが登場して、手を付けるのが難しいと思われていた問題に、大胆に手を付けています。誰もが躊躇するウクライナやガザの問題、それにアメリカ大統領ですから、万年赤字国を脱出するという難題などなどです。トランプさんは2か月で大変な成果を上げていると自画自賛ですが、...<土曜随想>「解る事」と「解らない事」

  • 暴騰の米価には暴落の可能性が

    このブログでは、毎月の消費者物価指数の動きを追っていますが、お米の価格に異常な動きがあると気付いたのは昨年8月の消費者物価指数の発表の時です。それまで順調に下がって来ていた「生鮮とエネルギーを除く総合」が、対前年同月比で1.9%と2%のインフレ目標を切った所から上昇に転じ2.0%になったのです。この数字の発表は9月の20日ですが、皆様ご記憶のように8月には日銀が、物価の安定が確認されたという事で政策金利の上昇の方向に政策変更を発表した直後です。この時の消費者物価指数の調査では「うるち米」が30%の値上がりで、理由は流通の問題で新米が出れば収まるというのが政府の説明でした。若しコメの値上がりがなければ0.1%ほど低かったのではと書いて、日銀の見ているコアコア物価の安定は確実という見方をサポートしています。と...暴騰の米価には暴落の可能性が

  • 春闘は昨年を上回る気配ですが

    2025春闘も昨日から集中回答です。労組の要求に対し、昨年もそうでしたが、今年は昨年にも増して主要企業の回答では「満額」の文字が並びます。嘗ての春闘であれば、こんなに満額が並ぶのであれば、企業はまだ余裕があるはずで、組合サイドの要求が低すぎたなどという声が聞こえてきてもいいところですが、今では、そんな声は全く聞かれません。恐らく日本の賃金交渉の場合は、要求の段階から、労使のコミュニケーションは進んでいて、企業を取り巻く環境条件について企業サイドは勿論、労組サイドも十分に情報を持っていて、ある程度の相互理解のもとに要求が組まれ、交渉、満額回答という、十分な労使コミュニケーション、情報共有というベースの上で、春闘は年中行事、労使の情報共有の成果の確認という役割を果たしているのではないでしょうか。同じ業種の主要...春闘は昨年を上回る気配ですが

  • 2025年「平均消費性向」上向くか

    昨日、内閣府統計局から、2025年1月の「家計調査」の「家計収支編」が発表になりました。このブログでは、毎月「二人以上世帯」の消費支出の動向と「二人以上勤労者世帯」についての収入と消費支出の動向、そして「平均消費性向」を追いかけています。その理由と目的は、皆様ご存知の通り、アベノミクス以来の日本経済の不振の主要な原因は消費の不振ですから。消費の動きを追う事で日本経済不振の実態と将来を統計から読み取ることです特に家計の消費意欲を図る「平均消費性向」は大変大事な指標で、昨年はこの指標が低下傾向でしたから、賃上げは多少高くなりましたが、家計は貯蓄志向で消費が伸びず、経済成長率は年率で「辛うじてプラスか」という不振状態(改定中)でした。ところが、年末の2カ月、平均消費性向が上昇に転じてきました。コメと野菜が異常な...2025年「平均消費性向」上向くか

  • 狭い庭も春たけなわの観梅です

    広い世界もトランプさんに掻き回されて、まさに混乱状態です。何とか早めに収拾策をと思いますが、混乱策が先立つようです。国内では自民党が政権存続をかけて巧みに予算の成立に成功、残るは、企業団体献金の存続に党の命運をかけています。個人も企業や団体も同じと絶叫です。市井の老人は、ここはみんなで選んだ選良にお任せするしかありませんので、静かに狭い庭で咲き誇る梅の花を眺めて静かな1日を過ごしたいと思っています。我が家の梅は豊後梅です。かつては小鳥の巣箱を架けて雀が入るかシジュウカラかと観察したり、葉の落ちた枝の上で、ヒヨドリとムクドリが睨み合ったりしていましたが、歳とともに高い枝は切りにくくなり昨年から低木に伐ってしまいました。お蔭で花が目の前で咲いて、写真を撮ろうとすれば、豊後梅特有の香りが、心地よく匂ってきます。...狭い庭も春たけなわの観梅です

  • 実質賃金の統計数字が変わりました

    今日、厚労省から2025年1月分の「毎月勤労統計」が発表になりました。2か月前、2024年の11月分が発表になった時の報道の見出しは「4カ月連続マイナス」という事で、春闘の賃上げは高かったけれどやっぱり、ボーナス月以外はマイナスかという感じでした。12月はボーナス月で何とかプラスになりましたが、さて、年が明けて1月からはどうだろうかという事になりました。今日、1月が発表にいなってみますと、報道の見出しは、「3カ月ぶりのマイナス」ということになっています。何かおかしいな、3か月ぶりのマイナスという事は昨年の11月、12月はプラスという事になるわけで、昨年11月に4カ月連続マイナスといったのはどうなったのという事にいなります。理由は厚労省が詳しく説明していますが、年間の季節調整値の出た段階で最新の1年分と最も...実質賃金の統計数字が変わりました

  • 光触媒:太陽光で水を酸素と水素に分解

    このブログでは「みどり」の大切さを強調してきました。「紅葉狩り」もいいですが「緑狩り」もいかがでしょうなども書いています。「みどりの日」に、良く取り上げるのは人間(動物)には緑が必要という問題です。ここで「みどり」というのは基本的には「葉緑素」です。葉緑素が炭酸ガスを炭素と酸素に分解して、炭素で自分の体(根、幹、枝、葉)を作り、酸素を排出してくれるので、人間はその酸素を呼吸し、さらに酸素と水素がくっついて出来た水を摂って生きているのです。酸素がなければ生きられない人間が、化石燃料をいっぱい使って炭酸ガスばかり増やして、地球環境を悪化させているのは困ったものだという事で進められているのが再生可能エネルギーの開発ですが、その本命は「水を酸素と水素に分解」するという、人間が生きるためにやっている事の逆コースを、...光触媒:太陽光で水を酸素と水素に分解

  • トランプさん日本にも不満のようですね

    そのうち、必ず出て来るだろうと思っていたトランプさんの日本に対する不満が、言葉になって出てきました。前回のトランプ政権の時も、日米安全保障条約の片務性に言及、日本に駐留している米軍の経費を払えなどと言い、「思いやり予算」の支払額が解って、多少納得したようでしたが、防衛装備品の購入などの要求はその後も続いたようです。今回は、改めて日米安全保障条約に関し「米国は日本を守らなければならないが、日本は米国を防衛する義務はない」という発言のようです。これは、平和憲法を掲げる日本にとっては、極めて重大な発言です。本来、アメリカは日本が戦争を放棄し、自衛以外の戦争はしないことを容認したうえで、日米安全保障条約を結んでいるのでしょう。そうしたことから、日本サイドから見れば、不平等条約を思われる点も多く、逆に日本サイドから...トランプさん日本にも不満のようですね

  • 急速に日本化する中国:地価と経済成長

    中国経済が苦しんでいるようです。実質経済成長率5%を目標にして頑張っている様子が報道から見えてきますが、容易ではないようです。中国統計によれば嘗ては10%を超える成長を何回も達成してきた中国ですが、この所は目標が5%になっています。経済成長の性質を考えてみますと、何か経済成長を引っ張るような頼りになる「モノ」があり、最終的には、それは、長期で見れば必ず上がり続けてくれるから、それを頼りにしていけば大丈夫という安心感なのでしょうか。日本が高度成長経済だったころ、ヨーロッパで金融の仕事をしていた友人が、経済の価値基準として、ヨーロッパは「金」、アメリカは「証券」、日本は「土地」と言った事は、このブログで書いた記憶があります。日本のこの土地神話の時代は、高度成長期から石油危機後の安定成長期まで続きましたが、19...急速に日本化する中国:地価と経済成長

  • トランプさん「関税」+「為替レート」に

    トランプさんが大統領選から言っていた「オレなら忽ち片付ける」と言っていた戦争や紛争が、夫々に予期せぬトラブルに拡大する中で、改めて「タリフマン」としての本領発揮とばかり、メキシコ、カナダ、そして中国に25%、25%、20%の関税をかけることにしたようです。輸入鉄鋼に「関税をかければ、USスチールもすぐに立派な会社に戻る」などと言っていましたが、「タリフマン」としての仕事の方も、そう簡単ではないようです。関税が上がって輸入コストが高くなった分は物価が上がることになるので、ただでもインフレに戻り気味のアメリカの経済情勢の中で、国内の声が心配です。そんな事もあってでしょうか、問題は為替レートに飛び火してきました。当然そこで日本の問題が出てきます。中国や日本が安い為替レートを利用してアメリカへの輸出を伸ばしている...トランプさん「関税」+「為替レート」に

  • こんな小さな花にも体内時計が?

    トランプさんが掻き回した跡が少し落ち着くまで、まだ時間がかかりそうです。アメリカ国内の意見も割れていますし、アメリカとヨーロッパも関係修復に時間がかかるでしょう。一方、トランプさんの興味は、差し当たって関税に加えて為替レートで、日本にも、直ぐに影響が来そうで準備が必要ですが、この問題はまたにします。2月に寒い日が多かったので、今年は早いかと思っていたリュウキンカの開花が昨年より遅れたことを書きました。その後、我が家の狭い庭のリュウキンカは次々に咲き始め、新しい小さな芽や葉もチューリップ花壇を一面に覆い始めています。南側の山茶花の下の大きな株も花盛りになったので、一昨日の土曜日、咲き始めた花を一本採って来て、一輪挿しに挿し、洗面台の鏡の前の棚に飾りました。ここは折にふれて庭の花を手折って飾る場所で、後ろが鏡...こんな小さな花にも体内時計が?

  • 地球柑(しまだいだい)その後

    トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談決裂から1日たちました。このブログでは一昨日「副産物としてアメリカとヨーロッパの意識の分断を生んだところで、今後に多くの懸念を残す踊り場」と書きましたが、自由世界が態勢を立て直すのには少し時間がかかりそうです。自由世界が協力し合って、平和な世界を作り上げる状態に早期に戻ることを願いつつ今日は身近なテーマです。我が家の狭い庭に地球柑があることはすでに何度も書きました。柑橘類の剪定は3月、という事なので、上天気の昨日、剪定を試みました。細かい枝は整理し、伸びすぎた枝は先端を切り、風通しの良いようにと言われても素人には良く解りませんが、何とか少しさっぱりした感じになったので、これで花が沢山咲いて、実も沢山生って下さいと願っているところです。橙(だいだい)は新しく実が生...地球柑(しまだいだい)その後

  • 異色の戦争終結策はどうなる

    華々しいファンファーレと共に動き始めたアメリカのトランプ政権です。独特な発想と派手な立ち居振る舞いで、世界の関心を集め、21世紀の今日、世界が心配している2つの戦争の終結に向けて、素早い見事な解決の可能性を感じさせてくれたのですが、残念ながら、そう簡単ではないようです。パレスチナ問題は、何とか6週間の第一段階は無難に過ぎたようですが、第二段階、ガザからのイスラエル軍の撤退は、更なる、当事者同士の譲歩を要求することになるのでしょう。戦争の終結とは、どちらかが完全に戦争の目的を放棄する(失う)、実質的降伏か、双方が戦意を破棄する(失う)講和が通常ですが、我々が受ける多くの情報のからの判断では、イスラエルはガザの制圧・殲滅を目指すことをやめる気はないように感じられます。ウクライナ問題では、ロシアの領土拡大意欲は...異色の戦争終結策はどうなる

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