イメージ画像2006年静岡県の白水山で山の神とともに道に迷った。NHKの「ニュースセンター9時」を見ていたら、コロナ禍で低山登山のリスクが高まっているので注意と警鐘を鳴らしていた。最近山行記録を検索をすると、よくヒットするのがヤマレコと並んでYAMAPであるが、そのYAMAPのデータサイエンティスト、斉藤大介氏が発言していた。コロナ禍以降、自社の登山記録を解析すると、自宅より100Km超の距離にある山へ行くことは減少、50Kmくらいの距離にある山へ行くことが増加しているという。すなわち近くて低い山に行く傾向が顕著であるという。たしかにコロナ禍で遠くに行ってはいけないという縛りがかかっているので納得のデータだ。そこで起きているのは遭難リスクの高まりだという。「ニュースセンター9時」では、2パターンをとり上げていた...コロナ禍で高まる「低山登山のリスク」
吾妻耶山山頂手前にて。2020年2月24日この冬のシーズンは、コロナで自粛しているうちに結局雪のあるところにはどこにも行けずに終了とあいなった。車もスタッドレスタイヤにはき替えて準備万端ではあったのだが……。これをお読みの方でも、わざわざスタッドレスにはき替えたのに、どこにも行けなかったという東京ないしは東京近郊の方は多いだろう。そもそも緊急事態宣言が解除になるのが2週間も延びて遅かったし、その後すぐに温かくなって、スキーだ、スノボだ、スノーシューだという気分はどこかに吹き飛んでしまった。それにしても嫌なニュースが続いている。東京では感染者の増加傾向が続き、昨日の報道では、先週に比べ24%増という。大阪では東京の感染者数をはるかに超えて1000人超えといっていたしね。現在、蔓延防止等重点措置が取られているけれど...20-21冬シーズンはお山ナッシングだった。
8000メートル峰14座の登頂後に焦点を当てた『下山の哲学』
この本は、登山の記録で省略しがちな「下山」にスポットライトを当てている。山岳系のテレビ番組では、なぜ省略するかというくらい不自然な下山とばしが横行しているが、登ったら必ず下りるのが当たり前。昔の登山家で命を落とす人が多かったのは、下山を度外視したことから来ているのではないか。どうしても山頂を極めたいという欲求にあらがえずに、自らの体力や天候を顧みず、無謀にも山頂を踏むことにこだわる。次のチャンスが一体いつになるのかという焦燥もあっただろう。しかし無謀な登山はそれだけ代償も大きい。登山の行程で下山は重要なのだ。本書で指摘されているように、登山は登って下りてでひと行程なのだから。イッテQのイモトのようにヘリで下山なんてことは例外なのだ。この本で個人的に読みでがあったのは3つ。まずはエベレストで高山病になった顛末。竹...8000メートル峰14座の登頂後に焦点を当てた『下山の哲学』
イメージ(MariaBurkiによるPixabayからの画像)フェイスブックで稲葉香さんをフォローしていて、この吉報を知った。なんと、稲葉さんが第25回植村直己冒険賞を受賞した!評価されたのは、2019年11月~20年2月の100日間、ネパール・ドルポ地方で越冬したことにあるようだ。その記録は、このブログでもとり上げたけれど、日本山岳会の会報に掲載されている。稲葉さんはこれまでにも、いにしえの探検家河口慧海の足跡をたどって彼の地を何度も訪れ、ヤマケイにレポートを書いているけれど、今回評価された厳冬期、標高4000メートルの村に長期滞在した難度は、今までの訪問の難度をはるかに超えて半端じゃなくスゴい。自然の厳しさ、荒々しさに直面したであろうと容易に想像がつく。18歳からリウマチを患っているというし、彼女のガッツ、...稲葉香さん、植村直己冒険賞受賞!
イメージ(AndreaBohlによるPixabayからの画像)自分のブログの記録を調べてみると、昨年のゴールデンウィーク山行は、4月16日にすべてをあきらめ、1泊分だけ残していた宿の予約もキャンセルしていた(2020年4月18日のあきらめないぞGW山行、一転断念)。そして5連休は、家の周辺にしか行っていないという、まさかの過ごし方をしていた。そのまさかがまた今年もやってきそうだ。感染者数がこのままの増加傾向で推移していくと間違いなく、GWは外出するなとなる。でも、少しだけ昨年と状況が異なることがある。それは感染は接触ではほとんど起きることはなく、飛沫によって起こることがはっきりしたことだ。であれば、マスクをはずす飲食時に気をつければいいということになるだろう。ただ、だからといって、自粛ムードが高まる中で警戒を解...昨年の二の舞?2021年GW山行計画
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