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2014/12/07

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  • 聖蹟桜ヶ丘下車、桜ヶ丘公園でお花見

    都立桜ヶ丘公園標高128m東京都2023年3月21日(火・祝)曇りメンバー山の神と私コースタイム13:00頃聖蹟桜ヶ丘駅--(ファミリーマート買い出し)--大栗川遊歩道--大谷戸公園--14:20桜ヶ丘公園富士美の丘(昼食&お花見)--15:25旧多摩聖蹟記念館--とんぼの広場--16:00過ぎ聖蹟桜ヶ丘駅京王線沿線でハイキングできるところはないのかと何気なしに検索して見つけたのがここだ。しかも桜の名所もある。お花見をするなら満開になると思われる週末(4/1&4/2)がよかったのだろうけど、あいにくの雨予報だった。ならばと、この日は曇りの予報ではあったけれども、何とか1日持ちそうな気配があり、山の神と決行することにした。ただ間の悪いことに、この日はWBCの日本の試合(対メキシコ戦)が日本時間の朝8:00か...聖蹟桜ヶ丘下車、桜ヶ丘公園でお花見

  • 全天候型ゴーグルを新調

    TRANCESNOWGOGGLES怪しげなものが映り込んでしまった!私の手も!先週三鷹東八沿いのVictoriaに行き、ゴーグルをゲットした。1月の白馬でゴーグルのクッション(スポンジ)部分の糊の劣化が進んではがれてきていたための買い替えだ。売り場で3000円くらいからと思っていたら、そんな価格帯のものはなく、4000円くらいから高いものでは1万5000円もした。いろいろ物色して結果、眼鏡をしていても装着できるタイプで、くもりにくいダブルレンズ、さらには全天候対応の黄色いレンズをセレクトした。まったく知らなかったが、ピンクのレンズが最もよく見える全天候型で、店頭の表示では、晴れ、曇り、雪、ナイターとすべてにおいて〇と◎となっていた。ちなみに黄色は、それに次ぐものだった。じつはゴーグルを新調したのにはわけが...全天候型ゴーグルを新調

  • 『田中陽希日記』

    『日本3百名山ひと筆書き田中陽希日記』田中陽希(平凡社)ちょっと前にどんな本なのかと興味津々で、書店で手にとってパラパラとめくり、あららと思って平台に戻した。買うまでの本ではないと判断して地元の図書館で借りることにしたのだ。なにが気に入らなかったかといえば、まず写真だ。写真はほぼ全点に近いくらい陽希さんのスナップ写真であり、NHKBSの「グレートトラバース」の番組を本に置き換えたようなものだ。そして「日記」としている割には文章量が少なく端折りすぎ。写真を減らして、もっと日記を掲載すればいいのにと感じた。300名山を歩いているのに、各山の情報が少ないのもいただけない。率直にいって山やさん向けの本にはなっていない。しかし、実際に図書館で借りてきて読んでみたところ、有益なことはあった。テレビではほとんどとりあげ...『田中陽希日記』

  • 満願!与野七福神

    与野七福神埼玉県2023年1月3日(火)晴れメンバー山の神と私コースタイム11:35与野本町駅--鈴谷大堂--圓福寺--天祖神社--御嶽社--円乗院--13:06そば処大むら(昼食)13:35--一山神社--氷川神社--14:10頃北与野駅昨年、一昨年とコロナ禍のため、1か所で七福神巡りができるところを探してお参りしていたけれども、それではどうもご利益が薄い感じがしていた。今年は山の神とともに3年ぶりに7か所を巡って参拝。ご利益ましましになるか!左:与野本町駅西口を出てすぐの時計台右:さいたまアートストリートのオブジェ山の神と10:00過ぎに自宅を出発した。今日は久々の電車山行、ではなくまち歩きだ。新宿で埼京線に乗り換えて北上する。浦和・与野・大宮の位置関係がよくわからないままに電車に乗り、スマホで検索し...満願!与野七福神

  • 伊香保の石段を往復

    2022年5月7日(土)晴れメンバー山の神と私前泊は伊香保温泉和心の宿大森。チェックアウトして車を市営駐車場に移動し、伊香保温泉名物の365段の石段を下からあがって行くべく、最下部へと向かった。石段の最下部は思ったよりも広かった。上っていくと、ドラマや映画で見たように狭い石段になる。定番の温泉まんじゅう屋や最近オープンしたようなおしゃれな雑貨屋なども軒を連ねている。人が少なければ、風情も雰囲気もあっていいのだろうが、狭いところに大勢の人がひしめきあっていると、そんなものはいとも簡単に吹き飛んでしまう。ネットの記事によれば、もともと伊香保温泉はひなびた温泉街だったよし。個人的には、そのままでよかったんではないかと思ってしまうが、往年の女優、高峰秀子が主演した映画『浮雲』の公開1955年を機に観光客が大挙押し...伊香保の石段を往復

  • 榛名湖畔散策

    掃部ヶ岳のつづき。2022年5月6日(金)掃部ヶ岳から下山し14:00過ぎに駐車場に戻ったのだが、宿に移動するにはちょっと早すぎるなと山の神と相談し、榛名湖畔を散策しようとなった。決め手は、すでに掃部ヶ岳へ登る前に見つけていたスイセンの花壇。あれを見ずに通過する手はない。車にザックを置いて身軽になると、山の神と湖畔に向けて歩き始めた。まず湖畔への道の入口辺りにあったスイセンの花の放列。スイセンの花はさらに道の奥へとつづき、これが壮観だった。スイセンの花壇を越えて車道を歩いていくと、榛名湖の向こうに榛名富士がでーんとお出ましとなる。存在感は十分だ。湖畔の道路の街灯はおしゃれで、装飾のモチーフはマダムを運ぶ人力車夫なのか、なんともメルヘンチックだ。巨大スワンボートも接岸されているのを発見。ちょっとした榛名湖畔...榛名湖畔散策

  • 榛名湖外縁の山、掃部ヶ岳へ

    掃部ヶ岳標高1449m群馬県2022年5月6日(金)うす曇りメンバー山の神と私コースタイム9:05高崎市林間学校榛名湖荘(旧国民宿舎榛名荘)前の無料駐車場9:25--9:55硯岩--10:00硯岩分岐10:15--10:57掃部ヶ岳山頂11:08--地蔵岩--11:38西峰(昼食)12:26--12:52掃部ヶ岳13:01--13:35硯岩分岐13:45--14:03駐車場今回は3月につづく腰痛リハビリトレッキング第2回目。だいぶコースタイム短めで計画を立てたのだが、、、前泊はコンフォートホテル前橋。前もって買っておいたコンビニパンで山の神と朝食をとり、7:30頃ホテルをチェックアウトした。前橋の市街地を抜けていくが、GWとはいえ、はざまの平日であって通勤の車が結構走っている。目指すは旧国民宿舎榛名荘、い...榛名湖外縁の山、掃部ヶ岳へ

  • 講演「関野吉晴が地球を這って見たこと、考えたこと」

    探検家関野吉晴さんの講演会が調布のたづくりで催された。たまたま関野さんのフェイスブックでこの講演会のことを知り即座に申し込んだのだが、すでに満席でキャンセル待ちとなっていた。ほとんどあきらめていたこともあり完全に忘れていたところ、先週会社帰りに主催側からキャンセルが出ていますと電話をもらった。思わず小躍り。講演は、関野氏の半生をたどるように20代、30代のころのアマゾンの南米探検に始まり、人類のアフリカから南米への移動を逆にたどって人類のルーツを探ったグレートジャーニー、そして日本人のルーツをたどるべく南方ルートの解明、そして探検の旅で出会った人たちの生活にも及んだ。コンパクトにまとめた映像も織り込んでのトークは旅の臨場感を十分に伝えるものだった。興味深い話はいくつもあった。たとえば極北の民は、狩猟に出る...講演「関野吉晴が地球を這って見たこと、考えたこと」

  • 日本酒と干物のアンコールそして五一わいん~ふるさと納税返礼品

    去年に引き続き、今年も干物と日本酒が我が家にやって来た。そう、ふるさと納税の返礼品だ。干物は西伊豆町から、金目鯛干物2枚、えぼ鯛干物5枚、さんまみりん5枚、あじ干物5枚、あじみりん干し5枚が届いた。山の神が速攻で冷蔵庫に入れていて、私が会社から帰宅するとすでに箱から取り出されていた。さっそく食してみたのだが、あまり売れていないと思われるものは塩加減がきつく今いちで、市場に多く出回っていると思われるものは身が柔らかくおいしかった。売れ筋でないものは日持ちするように濃い味付けをするということか。フルーツ系もそうだけれども、干物も当たりはずれがありそうだ。返礼品は市場に出した残り物にならざるをえないから仕方ないのだろうけど。冷蔵庫に納められた干物日本酒は去年に引き続き山形県から。菊勇の「三十六人衆」純米吟醸、初...日本酒と干物のアンコールそして五一わいん~ふるさと納税返礼品

  • オミクロン対応ワクチンを接種(4回目)

    ※個人情報は消しました10月21日(金)午後、会社を休んで新型コロナウィルスの4回目のワクチン(オミクロン型対応)接種に行った。1~3回目の会場は広く大人数に対応できるものだったが、今回は会場の規模は小さく、接種する人もだいぶ少なかった。オミクロン株がコロナの主流になり、重症化するケースが減って、また経済と両立しようというwithコロナ政策になったこともあって、世間一般にはコロナを脅威と感じる気分は半減している。そんなこんなで当然ながら4回目を受ける人は少ないことが予想される。地元自治体から案内が来て、どうしようかと逡巡している人も多いと思う。私の場合は、最初から接種するつもりであったが、いつでもいいかという気分だった。背中を押されたのは、先日会った人が介護ヘルパーをしていて4回目は必須だから早々に接種し...オミクロン対応ワクチンを接種(4回目)

  • モンブランと笠間焼

    2022年5月5日(木・祝)晴れメンバー山の神と私予報では天候はすぐれず、コロナ禍も開けずでいまひとつパッとしない2022年のゴールデンウィーク。とりあえず5月6日の宿を伊香保に抑え、榛名湖近辺の山をトレッキングすることにした。でも1泊2日では寂しいなと、やはり2泊だと5月5日をテント泊にして、連日のトレッキングにしようと考えていた。ところが山の神が雨かも知れないんだし、テント泊は準備がたいへんと反対して、けっこう切羽詰まったところで前橋のビジネスホテルに予約を入れることになった。仮に天気がよくても、私の足腰の状態があまりよくないこともあり、ちょうどよかったのかもしれない。いっぽう天気予報は怪しいままで、どこか前橋方面であるいは、前橋にかんたんに出られる範囲内で楽しめるところはないのか。ふと地図を見て目に...モンブランと笠間焼

  • 木下沢梅林へ、リハビリ・トレック

    地蔵峰標高352m木下沢梅林310.5m東京都2022年3月21日(日・祝)曇りメンバー山の神と私コースタイム9:10高尾駒木野庭園駐車場--駒木野庭園9:30--10:11八王子城山道標10:20--地蔵峰--11:05摺差バス停への分岐(標高421m分岐)11:15--旧甲州街道--12:00頃高尾梅の郷まちの広場(昼食)12:37--13:20木下沢(こげさわ)梅園13:40--14:00頃ふじだな14:30--15:15駒木野庭園--15:22駐車場足腰が痛んでいるとなかなか山に行こうという意欲は湧かないものだが、仕事の繁忙期も収束に向かい、近場でお花見ハイキングくらいならリハビリにもなるし、気分転換にもなるしということで高尾の丘陵を歩きつつ梅林に行ってみることにした。ゆっくりめの6:20に起床し...木下沢梅林へ、リハビリ・トレック

  • 楽しげな『フォンターネ 山小屋の生活』

    『フォンターネ山小屋の生活』パオロ・コニェッティ関口英子訳新潮クレストブックス書店でみかけて図書館で借りてみた本。200頁足らずでさくっと読めるのがいい。著者はイタリアの作家で、まったくなじみがないけれども、ベストセラー作家であると訳者あとがきに記されている。創作に行き詰まり、山にこもって自分をみつめなおそうとし、その間のことをつらつらと綴ったのがこの本だ。この手の本でまずだれもが思い浮かべるのが、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの『森の生活(WALDEN,ORLIFEINTHEWOODS)』(原著1854年)だが、御多分に漏れずこの著者コニェッティも読んでいる。これを読んでしまった人は、山暮らしに相当いいイメージをもつのではないか。それにジョン・クラカワーの『荒野へ』という、いかにもという本も読んでいる。...楽しげな『フォンターネ山小屋の生活』

  • 腰痛リハビリ生活のはじまり

    JochenPippirによるPixabayからの画像正常な背骨の間隔がこれだ今年の1月沼尻スキー場から東京に戻って、まともに歩行ができなくなり、長い腰痛リハビリ生活がはじまった(腰痛悪化のきっかけはこちら)。最初に診てもらった整骨院で言われたのは、足の筋(下腿三頭筋か?)がよじれているということだった。それなら、そのよじれが治れば元通りかと簡単に考えていたのだが、その後の経過からそれだけが原因でないのが明らかになる。そもそもずっと腰痛なのだ。その症状が重篤になったのに、足の筋だけの矯正で治るわけはなかった。次に訪れた整骨院では、最初に長めの問診があり、私は以前整形外科で背骨の骨の間隔が詰まっているといわれたことがあるというと、それはヘルニアなんじゃないかと疑いをかけられ、仰向けに寝て足を上げてくださいと...腰痛リハビリ生活のはじまり

  • 山の神リクエスト、シャインマスカットをふるさと納税で。

    先週9月16日(金)に家でリモートワーク中の山の神から、ずっしりと重い荷物が届いたよとブドウマーク入りのメールが来た。山梨県笛吹市から、ふるさと納税の返礼品としてシャインマスカット2房が我が家に送られてきたのだ。常々山の神がシャインマスカットを食べたいと口にしていたため、ふつうなら思い切って買うのだろうが、節約を心がける私は、そうだ、ふるさと納税だとなったのであった。最近は高級ぶどうといえば、巨峰からシャインマスカットへとその玉座が移動している。糖度の高さとぎっしりと詰まった果肉、そしてそのみずみずしさで他を圧倒している。まさにブドウの王様だ。さっそく届いたその日に冷蔵庫に入れて冷やし、さっと洗って食べた。1粒食べるともう止まらない。うますぎる。山の神もほおばっては、ご満悦だ。ほどよい硬さとみずみずしさは...山の神リクエスト、シャインマスカットをふるさと納税で。

  • 中年ライダー、沼尻スキー場で足腰を傷める?!

    2022年1月9日(日)くもり時々雪|メンバー山の神と私前泊は沼尻元湯・中ノ沢温泉、磐梯メイトウリゾートボナリの森。この辺りの宿はいままでノーチェックだったこともあり、じつは聞いたこともなかった。3連休で裏磐梯のほうは、スキー場が混むだろうからと、2015年に行って好印象をもっていた沼尻スキー場に行くことにし、その近辺の宿を探していて、たまたまここに行き当たった。意外とコスパはよく、大浴場は広く、露天もあるし、サウナもついていたし、黒毛和牛と高原豚のしゃぶしゃぶの晩飯も満足レベル。部屋も14畳と広くてゆっくりできた。山の神ともどもお勧めの宿です。それにしても、前回沼尻スキー場に行ったのは、ついこの間のような気がしていたが、調べてみると7年も前だった。空いていてリフト待ちもほぼなし、コースもそこそこで快適に...中年ライダー、沼尻スキー場で足腰を傷める?!

  • 百名瀑銚子ヶ滝へスノーシュー

    銚子ヶ滝標高約850m福島県2022年1月8日(土)曇りメンバー山の神と私コースタイム9:30銚子ヶ滝第3駐車場前の路側帯(母成グリーンライン)9:55--登山口10:05--10:30林道ベンチ10:40--10:50林道から登山道へ--11:08指導標11:20--滝口への分岐--12:15銚子ヶ滝(昼食)12:45--13:15分岐13:28--14:17林道近くの東屋--14:25登山口自宅を山の神とともに5:00過ぎに出た。東北道を順調に走って大谷PAで持参したパンで朝食。その後、事前にGoogleマップで調べたところでは、高速を下りてからコンビニがなさそうだったこともあり、当たりをつけていた鏡石PAのミニストップに立ち寄り、本日の昼食と行動食の買い出しをした。郡山JCTから磐越道に入り磐梯熱海...百名瀑銚子ヶ滝へスノーシュー

  • 山岳会発足?! 大野山へ

    大野山標高723.1m神奈川県2021年11月28日(日)晴れメンバーY山岳会メンバー(私含め4名)山の神は留守番コースタイム9:27谷峨駅9:30--10:00嵐登山口--10:30紅葉ビューポイント--10:45頃東屋--11:30大野山山頂(昼食)13:00頃--13:40地蔵岩--古宿--15:10山北駅前ポッポ駅前屋フェイスブックでつながっているかつて所属していた会社の元同僚4人がひょんなことから、一緒に山に行くことになった。Yさんの、木曽駒のロープウエイに乗って山頂駅でかつ丼を食べたというレポートを見て、私がコメントをつけたのが発端だった。同様に反応していたDさんが「山に行きたい、連れてってよ」と盛り上がり、Mくんを巻き込んでどこか行こうとなった。メッセンジャーでY山岳会の名のもとにやりとりし...山岳会発足?!大野山へ

  • ポレポレでブログ再開

    写真は湯西川温泉の宿今年は1月4日にブログを更新して以来、それっきりになっていた。なんといっても仕事が忙しすぎたことが最大の理由だけれども、GWあたりから比較的時間の余裕が生まれてこの8月に至るまで、心の余裕がなくブログを再開しようという意志がしぼんでいた。結果7か月もの中断に及んでしまった。この間、私は机に向かっての仕事のし過ぎで、再び歩行に影響がでるほど腰痛が悪化、それにともない太極拳の練習はストップ、山登りも中断となった。いっぽう山の神はリウマチを発症して肩が痛い、手が痛い、脚が痛いと連日訴えることになる。それもいまは落ち着きを取り戻しはじめ、リハビリハイキングなどを始めている。そんな顛末をこれからつらつら書いていこうと思う。と書きながらも、危惧するのは、また昨年同様の多忙な日々が始まりそうだという...ポレポレでブログ再開

  • 昨年につづき1か所で廻れる七福神へ~三鷹井口院

    井口院(いこういん)別称:三鷹不動尊東京都2022年1月4日(火)晴れメンバー山の神と私コースタイム10:35頃バス停塚--10:37井口院11:25--バス停曙住宅11:33--12:00すぎ深大寺我が家恒例の正月七福神めぐり。新型コロナ感染症がまたもや拡大し始めたことを受けて、また山の神ともども歩く気力が失せていることもあって、去年に引き続いて1か所で七福神すべてに参拝できる場所を探した。去年候補に挙げていた中から選ぼうとしたのだが、境内に入れるのかどうかネットでは情報を得られないところもあって、新たに探しなおし、ここを見つけた。左:井口院境内案内図右:仁王像と山門調布駅前から「鷹56」三鷹駅行の小田急バスに乗り込み、20分ほどで目的の停留所「塚」に到着する。そこから寺までは指呼の間だ。歩き始めてすぐ、太極...昨年につづき1か所で廻れる七福神へ~三鷹井口院

  • 山梨百名山曲岳・黒富士と升形山

    曲岳(まがりがだけ)標高1642m黒富士1633m升形山1650m山梨県2021年10月10日(日)晴れのち雨→メンバー山の神と私コースタイム7:35観音峠上、曲岳登山口駐車スペース7:49--めまい岩--8:46曲岳山頂8:54--八丁峠--八丁平--9:54黒富士山頂10:06--八丁平--10:36升形山山頂10:37--八丁峠--11:03林道手前(昼食)11:32--11:38林道--12:15曲岳登山口駐車スペース5:05山の神とともに車で自宅を出る。中央道に上がり、今日は気分を変えて談合坂をパスし、釈迦堂PAで朝食をとった。まだ店舗は閉まっているが、自販機はいつでも使える。缶コーヒーを買い、持ってきたパンをかじる。高速は韮崎で下りた。あらかじめ調べておいたセブンイレブンで買い出し。Googleマッ...山梨百名山曲岳・黒富士と升形山

  • ふるさと納税で今度はハムとウィンナー

    仕事が忙しくてブログどころではなかったが、やっと今日から年末年始の休みに突入した。とはいってもだいぶ仕事を家にもって帰っているのだが、、、ところでブログを中断する頃に書こうと思っていたのが、これ。茨城県筑西市にふるさと納税した返礼品だ。写真を撮った日付を確認すると、11月26日だった。この日に返礼品である日本ハム筑西工場でつくられたミートローフやハム、ウィンナーなどが送られてきたと思われる。こんな大企業の製造品まで返礼品にできるのだ。12月に入ってしばらくは、フライパンでじゅうじゅう焼いて、ビールのつまみとして食卓にのった。来年もまたもらおうかな。ふるさと納税で今度はハムとウィンナー

  • ふるさと納税で、がっつり日本酒をもらう

    今週11/15(月)夜、我が家に「酒」と書かれた宅急便が届いた。初めて見るパッケージ。ヤマトは酒専用の段ボール箱をつくっているのだとこのとき知った。中身はもう開けるまでもなく、わかっている。先日ふるさとチョイスで申し込んだ山形県のふるさと納税の返礼品だ。待ってましたとばかりに、さっそくダンボールを開けてみると、一升瓶が2本、配送元なのか池田屋酒店のパンフ(下の写真)、そして絵はがきが入っていた。絵はがきやパンフはそっちのけで、さっそく割れないように厳重に梱包されていた一升瓶を丁寧に1本ずつ抜き出した。まずは山形県酒田市にある楯の川酒造が醸した楯野川(たてのがわ)。純米大吟醸でしかも山形県限定流通と書かれている。希少価値があってそそられる。これは正月用かなあ。もう1本も同じく酒田市の酒造メーカー菊勇の純米吟醸三十...ふるさと納税で、がっつり日本酒をもらう

  • ハツカ石温泉石打ユングパルナスで、和牛と大トロ

    2021年9月19日(日)神楽ヶ峰から下山後、車を走らせ、ハツカ石温泉石打ユングパルナスへ。本日のお宿だ。屋上に温泉マークを掲げ、パステルカラーの外観は品がなくて引く人もいるだろうけど、まあ、それはご愛敬。ジモティ御用達の日帰り湯で宿泊もできる。山の神と私のように宿泊する人にとっては、温泉に日帰り湯の客が四六時中いるのは残念な感じがする。ちなみに日帰り湯の客は5:30~8:00、10:00~23:00の間、入館可能だから、宿泊客と思いっきりかぶる。実際にチェックインして、さっそく風呂にいったのだが、露天風呂が混雑していて鼻白んだ。石打ユングパルナスの外観代わりにサウナ好きの私はさっそくサウナ室へと向かった。さすが日帰り湯だけあって、サウナ完備なのだ。入室すると、座る場所にはバスタオルやマットの類はいっさい敷かれ...ハツカ石温泉石打ユングパルナスで、和牛と大トロ

  • 計画時から苗場山八合目まで。神楽ヶ峰へ

    神楽ヶ峰標高2030m新潟県2021年9月19日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム8:10祓川登山口駐車場8:20--8:45和田小屋8:50--9:55下ノ芝10:16--10:43中ノ芝10:53--上ノ芝--11:30神楽ヶ峰11:35--11:55上ノ芝(昼食)12:35--13:15下ノ芝13:20--14:00和田小屋14:25--14:45駐車場台風14号が来て、計画変更を余儀なくされた。最初の計画では、秋山郷から小松原湿原と界隈の山を1泊2日で歩く予定だったのだが、台風が通過中の18日は家にいることにし、19日だけの山行、そして苗場山までのロングコースとはせずに手前の神楽ヶ峰までで引き返す計画を立てた。4:40山の神とともに自宅を車で出発した。高速にあがると、当初はそこそこの交通量があった...計画時から苗場山八合目まで。神楽ヶ峰へ

  • 入笠山Part2~山頂は大展望

    Part1~一面の花園の続きハイキングコース入口から前になり後ろになりと絶えず近くにいた年配者グループがいまは目前を歩いていて何の違和感も感じなかったのだが、なんとゴンドラ駅に戻る道だった。林道を曲がって駅舎が見えてようやく気づいた。気づくのが遅すぎだ。左:入笠湿原に戻る。前方の人影は山の神右:カラマツ林を通ってマナスル山荘へ失敗だと山の神を振り返り、来た道を引き返し鹿フェンスを越え、湿原へと逆戻りした。無駄に斜面を上り下りした徒労感にぐったり。山彦荘の前のベンチにどっかと腰を下ろし休憩することにした。小屋のおやじがおいしい牛乳はいかがですかと大声を張り上げている。9:58マナスル荘に向けて腰を上げ、カラマツ林を抜けていく。左:マナスル山荘右:入笠山登山口マナスル山荘はすぐに現れた。入口に掲げられた「ビーフシチ...入笠山Part2~山頂は大展望

  • 入笠山Part1~一面の花園!

    標高1955.1m長野県2021年8月29日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム7:42富士見パノラマリゾート駐車場ゴンドラ乗車8:35頃--山頂駅8:55頃--入笠湿原--山頂駅方面から戻る--9:45山彦荘9:58--マナスル山荘--岩場コース--10:36入笠山山頂10:55--岩場迂回コース--マナスル山荘--11:30頃山彦荘(昼食)11:55--12:15山頂駅カフェ12:35--13:00駐車場5:07山の神とともに自宅を車で出発した。高速にあがると、交通量はそれほどでもない。サクサク走って双葉SAで朝食をとり、韮崎を過ぎるあたりでは、交通量が極端に減って怖いくらいだった。諏訪南ICで高速を下り、カーナビで指示されるJRすずらん駅側には曲がらずにまっすぐ走ると、国道20号に突き当たり、そこにロ...入笠山Part1~一面の花園!

  • 疾走するアラカンの「ぶらっとヒマラヤ」

    『ぶらっとヒマラヤ』藤原章生(毎日新聞出版)週刊誌の書評でこの本の存在を知った。著者は毎日新聞の記者。勤務地が長野であった時にはシリーズの山岳記事を書き、その後海外特派員として南アフリカ、メキシコ、イタリアに赴いているが、その土地土地で現地に根差した情報を集め記事を書いた。帰国後は夕刊の特集面を希望して担当するなど、根っからの自由人であり、足で稼ぐをモットーとするような猪突猛進タイプの傑物だ。タイトルにあるようにヒマラヤ(ダウラギリ)に誘われて、ぶらっと行ってしまうバイタリティと思い切りの良さをもっている。ただ安易に行ってしまっているわけではなく、周到な準備をしているのがすごい。高所での自らの体のコンディションを調べるために、三浦雄一郎氏の活動拠点、ミウラ・ドルフィンズを訪れ、低酸素室に入って睡眠中のリスクが高...疾走するアラカンの「ぶらっとヒマラヤ」

  • 滝めぐり~横谷峡トレッキング

    横谷峡標高1200~1500m長野県2021年7月24日晴れのち曇り→メンバー山の神と私コースタイム横谷峡駐車場9:40--乙女滝--霧降の滝--鷲岩--一枚岩--10:46東屋(王滝展望台)--11:08おしどり隠しの滝11:18--12:30駐車場前泊は横谷温泉旅館。フロントで一言断って車を旅館の駐車場に停めたまま、散策に出発しようかとも思ったが、時間を気にしながら歩くのもなと思い返して、前日に見つけていた横谷峡散策用の駐車場に車を置くことに決めた。左:横谷峡駐車場右:木戸口神社を越えていく9:30頃宿をチェックアウトし、横谷峡駐車場に移動する。すでに何台も車は停まっていて、それなりに人気のスポットであることがわかる。山の神と登山靴にはきかえ、9:40出発した。左:横谷温泉旅館側へ下る右:乙女滝への分岐横谷...滝めぐり~横谷峡トレッキング

  • あっけにとられる陳腐な結論「北極探検隊の謎を追って」

    『北極探検隊の謎を追って』ベア・ウースマ著/ヘレンハルメ美穂訳(青土社)久々にひどい本を読んだ。当然だけれど、面白いんだろうと思って読み始めて次々に裏切られ、最後の著者の探検隊遭難死の原因はこれだという裏付けに乏しい陳腐な推測で、深い失望と怒りすら感じた。話の概要はこうだ。1897年7月11日スウェーデンとノルウェーの連合王国の3人の探検家、サロモン・アウグスト・アンドレー(42歳)、クヌート・フレンケル(27歳)、ニルス・ストリンドベリ(24歳)が北極点を気球で目指した。まだ北極点は人類にとって未踏の地であったときだ。この時代は探検の時代といってもいいくらい、世界の未踏の地に次々に人類が足跡を残していた。北極点も例外ではなく、列強といわれる国々が国の威信をかけて北極点一番乗りに力を注いでいた。そんな中、民間で...あっけにとられる陳腐な結論「北極探検隊の謎を追って」

  • 黄金色?の湯を愉しむ横谷温泉旅館

    2021年7月23日(金・祝)北横岳より下山後、宿に向かうにはまだ早いので、道の駅ビーナスライン蓼科湖に行ってみることにした。北八ヶ岳ロープウェイからビーナスラインに入り移動していくと、すぐに目的の道の駅に到着した。駐車場はほぼ満車で、ちょうど1台空いたスペースにこれ幸いとすばやく滑り込んだ。この道の駅は、蓼科湖に隣接した施設で、ジモティが涼みにもやってくるようだ。湖畔にはテーブルや椅子が置かれていて、昼食をとる人たちが大勢いてにぎわっていた。山の神は道の駅でさっそくお土産を物色していたが、私はすぐに飽きてしまい、辺りをふらふらと歩いていた。このエリアにはソフトクリームの店や民芸品を売っている店もあって、覗くだけでも楽しい。山の神のお買い物が終わって、いよいよ本日の宿へと移動開始だ。ビーナスラインを少し戻って、...黄金色?の湯を愉しむ横谷温泉旅館

  • SWITCHインタビュー「石川直樹×大竹伸朗」

    イメージThGによるPixabayからの画像よくチェックしている番組にNHKEテレの「SWITCHインタビュー達人達」がある。先週番組表で「石川直樹×大竹伸朗」を見つけて(放送は8月14日)、これは見逃してはならじとさっそく録画予約を入れ昨日の午後さっそく再生した。石川直樹さんといえば、このブログでも2度ほど登場させている。この番組での肩書は写真家となっていたが、厳密にいえばなんだろう。冒険家のようにも、探検家のようにも見えるし、それを記録することからノンフィクション作家のようにも見える。対談相手の大竹伸朗(おおたけ・しんろう)さんは、今までにない地図を探っているから「マップ・メイカー」と彼のことを評していた。番組の冒頭シーンは、2021年4月のヒマラヤ。このコロナ禍で収入が激減したシェルパ族にカンパとして、自...SWITCHインタビュー「石川直樹×大竹伸朗」

  • 定員オーバーの北横岳

    北横岳南峰標高2472m北峰2480m長野県2021年7月23日(金・祝)くもり時々晴れ メンバー山の神と私コースタイム9:45北八ヶ岳ロープウェイ駐車場--10:20山頂駅10:28--11:36北横岳南峰(昼食)12:03--12:08北峰12:11--七ツ池--12:35北横岳ヒュッテ12:40--13:21ロープウェイ山頂駅13:30--13:37山麓駅9:15頃前泊したベルクコットをチェックアウト。30分ほどで北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に到着した。何度か来ているはずなのにビーナスラインから曲がるところに見覚えがなかった。最近来ていなかったからということもあるけれど、来ていたのは冬場が多かったためかもしれない。また2012年4月を境にいつの間にかピラタスという名称もなくなっていたことを知った。ロープウ...定員オーバーの北横岳

  • 八ヶ岳山麓の野鳥と出会えるペンション「ベルクコット」

    天狗岳下山後、雨具を片付け、雨に濡れたザックを拭いたり、一服ふかしたりしているうちに17:00を回っていた。もたもたしていると本日の宿蓼科東急ペンション・ベルクコットには到着と同時にディナーになってしまう。急ごうと山の神を促した。この宿は、たまたまじゃらんでこの界隈を検索していて見つけた。口コミの評価の高さ、とくに料理がおいしいというのはそそったし、野鳥が来るというところも気に入った。さっそく予約して楽しみにしていたのだが、チェックインがこんなに遅くなってしまっては、せっかくのお楽しみも半減で残念だった。宿までの経路でカーナビに電話番号や住所を入れると、たどりつけないことがあると注があったことから、事前にGoogleMapのストリートビューで確認。ビーナスラインから「東急リゾートタウン蓼科」の入口を間違わなけれ...八ヶ岳山麓の野鳥と出会えるペンション「ベルクコット」

  • 著者と栗城くんとの相似形『デス・ゾーン』

    『デス・ゾーン—―栗城史多のエベレスト劇場』河野啓(集英社)それをすると面白いのか、視聴者の興味を引くのか、視聴者の支持を得られるのか。こんな思考法をとる栗城くんと、仕事への取組み方やマインド、行動様式がそっくりと思ってしまったのは、著者の河野さん。そっくりだからこそ、河野さんにとって栗城くんは取材対象となったし、いったん興味を失いしばらくブランクがあったのに、再び取材対象となったのではないか。類は友を呼ぶというやつか。河野さんは、栗城くんの関係者に精力的に接触を試み、取材をしている。ただ残念なのは、栗城くんにいちばん近いと思われる事務所の側近中の側近から取材拒否されたことにある。常に近くにいるだけに、もっとも栗城くんの心情を知っていたであろう人から話を聞けなかったのは、臥龍点睛を欠くというものだ。それはさてお...著者と栗城くんとの相似形『デス・ゾーン』

  • 天狗岳Part2~イワヒバリ遭遇後に雨じゃんじゃん

    Part1のつづき左:西天狗岳の登山者たち右:東天狗岳へ移動開始12:10山の神と東天狗岳に向けて下り始める。前方の山肌に登っている登山者がポツリポツリと点になって見えている。逆に向こうからくる登山者も多い。左:東天狗岳山頂右:すりばち池への分岐。まっすぐ進むと中山峠12:32東天狗岳に到着した。狭い山頂では記念撮影の順番待ちだ。写真を撮ってすぐに直下に移動し、適当な場所で休憩した。しだいにガスが上がってきて、怪しい天気になってくる。お茶を飲んでいると、背後でバリバリバリと鳴り響く遠雷。ヤバいとこれを潮に山の神と腰を上げ、黒百合ヒュッテを目指した。中山峠へとまっすぐ進む登山者につられないように地図で確認して、すりばち池への分岐から尾根をはずれる。左:見た目はGoodViewだが、道はとことん歩きにくい右:天狗の...天狗岳Part2~イワヒバリ遭遇後に雨じゃんじゃん

  • 天狗岳Part1~足が重くて進まない

    西天狗岳標高2646m東天狗岳2640m長野県2021年7月22日(木・祝)晴れのち曇りのち雨→→メンバー山の神と私コースタイム7:55唐沢鉱泉下部林道路肩8:08--鉱泉前8:22--9:14枯尾ノ峰分岐9:20--(西尾根)--10:07第一展望台10:18--10:50第二展望台10:55--11:35西天狗岳(昼食)12:10--12:30東天狗岳--山頂直下で小休止12:45--13:20天狗の奥庭上13:30--14:06黒百合ヒュッテ14:18--15:03唐沢鉱泉分岐15:13--雨宿り--16:35鉱泉下部路肩4:40愛車フォレスターに乗り込み、自宅を山の神と出発した。中央道に上がると、そこそこの交通量で、コロナとはいえ連休なのだと思い知らされる。途中詰まったりしながらも、とりあえずは重篤な渋...天狗岳Part1~足が重くて進まない

  • 西天狗行ってないな

    イメージカット(北横岳)7月の連休は非常事態宣言が出ていたけれども、すでに宿に予約済であったので、そのまま計画を実行することにした。今回の山旅計画は、コロナのため、やはり遠慮がちに八ヶ岳。初日は唐沢鉱泉を起点に天狗岳の周回コースをたどり、そのままそこに宿泊と思っていたのだが、山の神に唐沢鉱泉泊まりは否と却下されてしまった。もっとゆったりゆっくりと泊まれる温泉宿がいいといわれてしまった。まあ、山小屋の高級版みたいなところだからね。最初から2泊3日にすることは決めていて、ゆったりゆっくりの高めの温泉宿に泊まるのなら山歩き時間の短い2泊目か(行程が短ければ早くチェックインできるしね)、であれば1泊目はテント泊かと思い、周辺を探すも探した時点ではもうオートキャンプ場などめぼしいところは予約で埋まっていた。遠出をだいぶ控...西天狗行ってないな

  • 心地いいばかりではない「森の生活」

    『限りなく繊細でワイルドな森の生活』内藤里永子(KADOKAWA)「森の生活」といえば、真っ先にヘンリー・D・ソローを思い浮かべるけれども、先ごろKADOKAWAより詩人で翻訳家の内藤里永子著『森の生活』が刊行された。ソローは森の思索家として20代から森の生活を志向し実践しているが、内藤さんはといえば、若い頃から登山を趣味として自然に親しんでいたものの、実際に「森の生活」を営んだのは60代に入ってから。なぜ60代になって突然か。勝手な推測ではあるが、「メメント・モリ」(死を思え、つまりは今を楽しめ)に目覚めたからなのではないのか。50代で周囲の親しい人たちが鬼籍に入ったことが影響している。内藤さんは独身者であり、独身者にとって親しい人がいなくなることは大きな衝撃になることは容易に想像がつく。この本の中で、若い頃...心地いいばかりではない「森の生活」

  • 甲斐黒川金山跡と鶏冠山

    鶏冠山(けいかんざん)標高1716m山梨県2021年7月17日(土)晴れメンバー山の神と私コースタイム7:17落合鶏冠山登山口路肩駐車スペース7:28--ハンノキ尾根--8:28鶏冠山・横手山峠分岐8:38--9:28鶏冠山山頂9:35--10:10立岩沢--経塚--10:35黒川金山循環歩道入口手前10:45--10:58黒川金山跡11:03--11:30寺屋敷尾根手前(昼食)12:04--立岩沢--巻道--13:09休憩13:19--13:38横手山峠13:45--14:35登山口駐車スペース7月連休にいきなり高い山に行くには、山の神がしばらく歩いていないことから、ちょっと厳しいかとなって、足ならしになるような近場の山でそれなりに標高のあるところをと探してみた。まず思いついたのは、柳沢峠から黒川山・鶏冠山ピ...甲斐黒川金山跡と鶏冠山

  • アウトドア好きでも虫嫌いは多い?

    RadfotosonnによるPixabayからの画像雪もなくなり、温かくなるとテント泊計画を立てることもあるけれども、山中テント泊ではなく、登山口や下界でのテント泊となると、山の神からのきびしい質問が浴びせられる。「キャンプ場の標高はどのくらいなのかな。トイレはきれいなのかな」標高がそれなりにあって、トイレが清潔でなければ、暗に行かないと言っている。なぜか。山の神はアウトドア好きの山のぼらーではあるけれども、虫が嫌いなのだ。だれもが嫌がるG(ゴキブリ)はわかるが、なぜかチョウチョの類もダメだ。しばらくはあのグロテスクな形状とダークな色の蛾が嫌いなのだと思っていたのだが、そうではなく、お花畑を可憐に飛び回るアゲハチョウ、ご近所でも見かけるモンシロチョウなどもダメなことがわかった。稀に見るカラスアゲハやアオスジアゲ...アウトドア好きでも虫嫌いは多い?

  • 人気の「牛奥ノ雁摺」再訪と小金沢山

    牛奥ノ雁ヶ腹摺山標高1990m小金沢山2014m黒岳1987.5m山梨県2021年6月12日(土)曇りのち晴れ→メンバー私単独コースタイム6:28大峠駐車場6:39--7:30急登取り付き7:36--尾根分岐--7:50黒岳--8:53牛奥ノ雁ヶ腹摺山9:03--9:38小金沢山9:46--10:18牛奥ノ雁ヶ腹摺山(昼食)10:48--11:20川胡桃沢の頭11:25--11:52大峠への分岐11:57--12:46大峠週末晴れそうだから山へ行こうと山の神を誘うと、実家に行くというので、梅雨にどっぷり入る前に一人でお山に行くことにした。行き先はいつの間にか名前が長いというだけで有名になり、人気も出てきた牛奥ノ雁ヶ腹摺山だ。ついでにGWに山頂で富士山を拝めなかった小金沢山まで足を延ばすことにした。牛奥までは山の...人気の「牛奥ノ雁摺」再訪と小金沢山

  • NHK逆転人生「日帰り登山のはずが…地獄のサバイバル14日間」

    イメージ(レスキューヘリ)6/7(月)NHK総合で放送された『逆転人生』「日帰り登山のはずが…地獄のサバイバル14日間」の録画を見た。地震の災害報道でよく出てくるのが、3日間を過ぎると行方不明者の生存率はがくんと落ち込んで、ほぼ絶望的というもの。でもこの遭難者は14日間も生き延びていた。ニュースで見たように記憶しているが、この遭難が起きたのは2010年8月14日。お盆休みを使っての両神山への日帰り登山の時だった。番組では実際に遭難した多田純一さん(事故当時30歳)が登場して、当時の日々の様子を自ら語っていた。遭難のきっかけは下山30分後に現れた分岐で、予定外のルートを選択したことにある。道に迷って、普通なら登り返すべきところを、そのまま下り、最終バスに間に合わせるべく、道なき道を強引に下った。傾斜のきついところ...NHK逆転人生「日帰り登山のはずが…地獄のサバイバル14日間」

  • 籠坂峠から大洞山へ

    大洞山標高1383.4m山梨県・静岡県2021年5月23日(日)晴れのち濃霧のち晴れ→→メンバー山の神と私コースタイム7:30山中湖村公園墓地駐車場7:41--立山(たちやま)--8:28須走立山展望台8:41--畑尾山--アザミ平--9:38大洞山--10:12アザミ平--立山分岐--10:35昼食11:05--11:13公園墓地駐車場5:08山の神とともに自宅を車で出発した。中央道に上がると、非常事態宣言中のためか交通量はそれほどでもない。談合坂SAに立ち寄って朝食をとる。そこから順調に走って河口湖線に入り、東富士五湖道路山中湖ICで下りる。下りてすぐのところにあるセブンイレブンで昼食と行動食の買い出しをし、山中湖公園墓地のある籠坂峠を目指した。山中湖湖畔をぐるりと半周ほどして森の駅のある交差点を右折し、国...籠坂峠から大洞山へ

  • 山のぼらー御用達、嵯峨塩鉱泉嵯峨塩館

    ゴールデンウィークは大菩薩界隈を歩いたけれども、大菩薩から近くて便利な温泉宿がここ、嵯峨塩鉱泉、嵯峨塩館だ。存在は知っていたけれども、日帰り圏だけになかなか行く機会に恵まれなかった。コロナ禍で近場の温泉宿を探していて、そういえばとなって初めて泊まることになったのだが、予想外に快適な宿で山の神と大満足したのだった。とくに今回の山行は源次郎岳も計画していて、ちょうどこの宿の真ん前に登山口があることから、まさにおあつらえ向きだったこともある。初日(5月1日)は、上日川峠に車を置いて小金沢山ピストン。下山後駐車場から20分ほどで嵯峨塩館に到着しチェックインした。ロビー入ってすぐに山の神と私を迎えてくれるのが、冒頭の写真にあるようにツキノワグマのはく製だ。なかなかの貫禄ながら、立ち上がらせて愛嬌を振りまいているように見え...山のぼらー御用達、嵯峨塩鉱泉嵯峨塩館

  • 登山道が整備された源次郎岳

    源次郎岳標高1476.6m山梨県2021年5月2日(日)晴れのち雹→ひょうメンバー山の神と私コースタイム嵯峨塩鉱泉9:50--11:11源次郎岳11:25--12:25嵯峨塩鉱泉源次郎岳は、昔の山地図では常にルートが点線になっていたけれども、ここ何年か(もっと前か)で整備されて一般の登山者も気兼ねなく登れるようになった。山梨百名山に入っていることからだいぶ前から行ってみたいと思っていたところ、このコロナ禍で近場にしか行きにくい状況となって、奇しくも実現することになった。左:山の神、宿の強アルカリ水をボトルに詰める右:登山口。後ろが嵯峨塩鉱泉嵯峨塩館入口前泊は嵯峨塩鉱泉嵯峨塩館。9:30頃チェックアウトし、車はチェックインタイムの14:00までに出すことを約して宿にそのまま置かせてもらうことにした。山の神と登山靴...登山道が整備された源次郎岳

  • 田中陽希、酒田停滞期のインタビュー本『それでも僕は歩き続ける』

    田中陽希『それでも僕は歩き続ける』平凡社田中陽希さんの日本3百名山ひと筆書きの旅は、コロナの非常事態宣言で一時中断し、山形県の酒田市で3か月ほど停滞を余儀なくされた。その間フリーライターの千葉弓子さんがロングインタビューを行い、まとめられたのがこの本だ。田中陽希さんの今までの番組を見たり、本を読んだりしていれば、新しい情報が少なくて残念な感じは否めないが、ほほえましい子供時代の写真を見られるし、大学時代やアドベンチャーレースのスナップ、もちろん百名山ひと筆書きから現在までの、茶目っ気たっぷりの陽希さんらしい山登りカットも多く収録しているので永久保存版としての価値がある(?)。ついでにいうと、陽希さんのあの独特なイラストも要所要所に入っていて陽希ワールドを演出している。それはさておき、本のなかで最も印象的なのは、...田中陽希、酒田停滞期のインタビュー本『それでも僕は歩き続ける』

  • 笹原とカラマツ林を抜けて小金沢山へ

    小金沢山(雨沢の頭)標高2014.4m天狗棚山1957m山梨県2021年5月1日(土)晴れのち雨のち晴れ→→メンバー山の神と私コースタイム7:50甲州市市営駐車場--上日川峠8:10--小屋平--9:06林道登山道入り口9:16--石丸峠--10:06天狗棚山10:15--11:06小金沢山11:17--12:40林道登山道入り口手前の旧道分岐(昼食)13:15--小屋平小休止--14:10上日川峠--14:25駐車場5:15山の神とマイカーで自宅を出発した。勝沼で中央道を下りた後に通り道にコンビニがないとわかり、上がる前にコンビニに立ち寄り、昼食と行動食を購入。高速道に上がると、非常事態宣言が出ている割には、われわれと同じように近場ならOKと考える人が多いのか、渋滞にはならずとも、それなりの交通量があった。朝...笹原とカラマツ林を抜けて小金沢山へ

  • 一升瓶の甲州ワインを買ってみる

    主役は甲州ワイン、まるき。あてはサーモンのマリネ、マッシュルームオリーブオイル炒め、鳥ささみのから揚げGWは予定通り(!)1泊2日で大菩薩界隈を歩いた(山行報告は後日)。山のぼらーのあなたも近場をどこか登られただろうか。さて今回の報告は甲州ワインだ。大菩薩といえば山梨。山梨といえば甲州ワイン。その昔会社の山の会でロッヂ長兵衛に泊まり、一升瓶の甲州ワインを皆でガブ飲みしていたのを思い出す。宿の夕食では、まず瓶ビールを山の神と1本開け、その後甲州ワインに移行した。最近の甲州ワインは、ぶどうの品種改良に加えて品質もどんどん進化しているようで、おいしくなったとの評価が高まっているけれども、昔ながらのすっきりとした味わいを求めていただいた。和食との相性もいいのでお勧めだ。けっこういけるねと気をよくして、翌日の帰途、道の駅...一升瓶の甲州ワインを買ってみる

  • コロナ禍で高まる「低山登山のリスク」

    イメージ画像2006年静岡県の白水山で山の神とともに道に迷った。NHKの「ニュースセンター9時」を見ていたら、コロナ禍で低山登山のリスクが高まっているので注意と警鐘を鳴らしていた。最近山行記録を検索をすると、よくヒットするのがヤマレコと並んでYAMAPであるが、そのYAMAPのデータサイエンティスト、斉藤大介氏が発言していた。コロナ禍以降、自社の登山記録を解析すると、自宅より100Km超の距離にある山へ行くことは減少、50Kmくらいの距離にある山へ行くことが増加しているという。すなわち近くて低い山に行く傾向が顕著であるという。たしかにコロナ禍で遠くに行ってはいけないという縛りがかかっているので納得のデータだ。そこで起きているのは遭難リスクの高まりだという。「ニュースセンター9時」では、2パターンをとり上げていた...コロナ禍で高まる「低山登山のリスク」

  • 20-21冬シーズンはお山ナッシングだった。

    吾妻耶山山頂手前にて。2020年2月24日この冬のシーズンは、コロナで自粛しているうちに結局雪のあるところにはどこにも行けずに終了とあいなった。車もスタッドレスタイヤにはき替えて準備万端ではあったのだが……。これをお読みの方でも、わざわざスタッドレスにはき替えたのに、どこにも行けなかったという東京ないしは東京近郊の方は多いだろう。そもそも緊急事態宣言が解除になるのが2週間も延びて遅かったし、その後すぐに温かくなって、スキーだ、スノボだ、スノーシューだという気分はどこかに吹き飛んでしまった。それにしても嫌なニュースが続いている。東京では感染者の増加傾向が続き、昨日の報道では、先週に比べ24%増という。大阪では東京の感染者数をはるかに超えて1000人超えといっていたしね。現在、蔓延防止等重点措置が取られているけれど...20-21冬シーズンはお山ナッシングだった。

  • 8000メートル峰14座の登頂後に焦点を当てた『下山の哲学』

    この本は、登山の記録で省略しがちな「下山」にスポットライトを当てている。山岳系のテレビ番組では、なぜ省略するかというくらい不自然な下山とばしが横行しているが、登ったら必ず下りるのが当たり前。昔の登山家で命を落とす人が多かったのは、下山を度外視したことから来ているのではないか。どうしても山頂を極めたいという欲求にあらがえずに、自らの体力や天候を顧みず、無謀にも山頂を踏むことにこだわる。次のチャンスが一体いつになるのかという焦燥もあっただろう。しかし無謀な登山はそれだけ代償も大きい。登山の行程で下山は重要なのだ。本書で指摘されているように、登山は登って下りてでひと行程なのだから。イッテQのイモトのようにヘリで下山なんてことは例外なのだ。この本で個人的に読みでがあったのは3つ。まずはエベレストで高山病になった顛末。竹...8000メートル峰14座の登頂後に焦点を当てた『下山の哲学』

  • 稲葉香さん、植村直己冒険賞受賞!

    イメージ(MariaBurkiによるPixabayからの画像)フェイスブックで稲葉香さんをフォローしていて、この吉報を知った。なんと、稲葉さんが第25回植村直己冒険賞を受賞した!評価されたのは、2019年11月~20年2月の100日間、ネパール・ドルポ地方で越冬したことにあるようだ。その記録は、このブログでもとり上げたけれど、日本山岳会の会報に掲載されている。稲葉さんはこれまでにも、いにしえの探検家河口慧海の足跡をたどって彼の地を何度も訪れ、ヤマケイにレポートを書いているけれど、今回評価された厳冬期、標高4000メートルの村に長期滞在した難度は、今までの訪問の難度をはるかに超えて半端じゃなくスゴい。自然の厳しさ、荒々しさに直面したであろうと容易に想像がつく。18歳からリウマチを患っているというし、彼女のガッツ、...稲葉香さん、植村直己冒険賞受賞!

  • 昨年の二の舞? 2021年GW山行計画

    イメージ(AndreaBohlによるPixabayからの画像)自分のブログの記録を調べてみると、昨年のゴールデンウィーク山行は、4月16日にすべてをあきらめ、1泊分だけ残していた宿の予約もキャンセルしていた(2020年4月18日のあきらめないぞGW山行、一転断念)。そして5連休は、家の周辺にしか行っていないという、まさかの過ごし方をしていた。そのまさかがまた今年もやってきそうだ。感染者数がこのままの増加傾向で推移していくと間違いなく、GWは外出するなとなる。でも、少しだけ昨年と状況が異なることがある。それは感染は接触ではほとんど起きることはなく、飛沫によって起こることがはっきりしたことだ。であれば、マスクをはずす飲食時に気をつければいいということになるだろう。ただ、だからといって、自粛ムードが高まる中で警戒を解...昨年の二の舞?2021年GW山行計画

  • 「情熱大陸」に動物カメラマン上田大作登場!

    エゾリスイメージ画像(OldiefanによるPixabayからの画像)動物カメラマンの仕事はきつそうだ。私も登山中に動物の写真を撮れないかなどど思うけれども、そもそも動物に遭遇するチャンスが少ない。比較的よく遭遇するシカであっても、10回の登山で1回あるかどうかではないか。それを考えると、動物の採餌シーンや、鳥の飛翔シーンをピンをばっちりと合わせてとらえることは至難の業であることは容易にわかる。そんな動物カメラマンの撮影現場に2週間密着したのが、TBS系列『情熱大陸』(2月21日放映)だった。ようやく録画したものを先週見ることができた。番組が取り上げていた上田大作さんは43歳。最初からカメラマンを目指したわけではなく、サラリーマンからの転身だ。自然に魅せられ、山口から北海道に移り住んで14年。年間250日はワゴ...「情熱大陸」に動物カメラマン上田大作登場!

  • 静かな穴場ハイキングコース、日連アルプス

    金剛山標高410m峰山423m八坂山420m鉢岡山460m宝山374.4m神奈川県2021年2月14日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム7:50日連(ひづれ)神社駐車場7:58--ローソン・スリーエフ8:28--8:38金剛神社鳥居(登山口)--9:08金剛山山頂9:18--峰山--八坂山--9:45杉峠--10:10鉢岡山(烽火台跡)--10:30杉峠10:40--10:55頃日連山山頂(昼食)11:40頃--12:10駐車場花粉が本格的に飛散する前にお山に行こうと山の神と画策した。近場の山で山頂は踏んだにしても、まだ歩いたことのないコースがいい。昭文社の山地図を見ながら、大明神展望台を通って石老山というのはよさそうだとコースを丹念に見ていくと、記憶の断片が蘇ってくる。もしやと思ってこのブログを検索した...静かな穴場ハイキングコース、日連アルプス

  • ブームをつくった『ヒロシのソロキャンプ』

    『ヒロシのソロキャンプ~自分で見つけるキャンプの流儀~』ヒロシ(Gakken)いわゆるタレント本なのかと思って、たいしたことないんじゃないか、でももしかしたら本格的なのか、どちらなんだろうと半信半疑で手にとった本であるけれども、率直にいえば、ほとんど期待していなかった。しかし、、、ヒロシ様、驚きました。本格的な内容でした。ソロキャンプにはまり、自分のスタイルを追求していくその姿は美しい!(笑)道具は自分なりの好みで揃えて、それを使う。また道具の使い方もトライ&エラーで自分なりのやり方をみつけていく。そのためには海外からも情報を得ていて脱帽だ。オイルランタンへのこだわりは、すごい。その道具の風合いとオレンジの灯りにほだされる。飛行機だと、オイルは持ち込めないので、仕方なく、ろうそくランタンになると書かれていたが、...ブームをつくった『ヒロシのソロキャンプ』

  • 登山家でもあった版画家吉田博回顧展。都立美術館にて

    左上から時計回り:「穂高山」大正10(1921)年、「動物園於ほばたんあうむ」大正15年、「駒ヶ岳山頂より」昭和3年、「劔山の朝」大正15年2月28日(日)山の神が行きたいといっていた東京都美術館「没後70年吉田博展」へ赴いた。山の神がそれを言い出すまで、吉田博をまったく知らなかった。吉田博(1876-1950)は福岡県久留米市出身の洋画家であり、版画家でもある。風景画の第一人者として洋画で成功していたが、関東大震災で被災。それを機に自らと仲間の絵や版画をもってアメリカに渡り営業に勤しんだところ、版画が予想外に好評を博し、なんと49歳で版画にのめり込むことになった。特筆すべきは、日本の山岳会黎明期である大正時代に精力的に日本アルプスに登って、その山の趣を写し取り、最初は油彩、そして版画という表現に移行したことだ...登山家でもあった版画家吉田博回顧展。都立美術館にて

  • 梅を探して、調布・布田天神

    2021年2月23日(火・祝)晴れメンバー山の神と私日曜に目指した神代植物園梅がクローズだったこともあり、山の神と梅を求めて調布の布田天神社に行ってみた。ポカポカ陽気のせいもあって、花は咲き誇り、人出もあってにぎやかだった。白、赤、ピンクと色鮮やかな梅の花。かぐわしい香りが境内に漂っている。皆私同様、スマホをかざして撮影に余念がない。境内の裏手にも梅の庭園があり、普段は立入禁止なのだが、梅が咲いていることから一般の参拝者にも開放していた。趣といったものがない大味な庭だが、たしかに咲き始めている。もう少し経てば、見ごろになるのだろう。山の神と人の少ない裏庭から戻ると、ちょうど梅まつりのメインイベント、演奏会が能楽堂で始まるところだった。桐朋学園音楽大学卒の小山田朱里さんのピアノ演奏だ。マイクが拾う音が少し割れてい...梅を探して、調布・布田天神

  • デジャ・ヴュ公園

    2021年2月21日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム往復1.5時間程度梅の花を愛でようと、神代植物公園に行くことにした。山の神も大賛成!ということで昼頃に近くのスーパーで買い出しをして、まずは深大寺へと散策に出た。深大寺に到着すると緊急事態宣言はどこ吹く風で(ひとのことは言えないが)自転車がずらりと停まっていて、人出は半端なく多い。境内に入って山の神と歩くいつものコース、深山茶屋への階段を上がっていくと、あるはずの茶屋がない。あれっ!つぶれたのか。建物はおろかオープンエアの席も跡形もなくなくなって、完全な更地になっていた。深大寺にいくときにはよく立ち寄っていたお気に入りのそば屋だったのに、、、ざるそばとビール、ときには天ざるにグレードアップしたり、おでんなども頼んで、野鳥の声に耳を傾け、紅葉狩りをしたり...デジャ・ヴュ公園

  • 札所巡りの仏像を愛で、日の出山へ

    日の出山標高902m三室山646.9m東京都2021年1月31日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム7:35梅の里駐車場7:48--愛宕神社--アタゴ尾根--8:48奥の院--9:13三室山9:23--梅野木峠--10:38日の出山(昼食)11:38--12:49奥の院12:59--13:39駐車場非常事態宣言が出ているが、近場で途中コンビニに立ち寄る程度なら、山行も許されるのではないかと山の神と奥多摩に出発した。自宅を5:40頃出たが、考えることは皆似たり寄ったりなのか交通量は多い。予定どおり吉野街道に入って道沿いのコンビニで買い出しをし、駐車場で暖房を入れたまま朝食をとる。外は冷えているが、零下までにはなっていない。事前に調べていた吉川英治記念館前にある梅の里駐車場には7:35に到着した。それにしても、...札所巡りの仏像を愛で、日の出山へ

  • ナショジオに「アメリカの3大トレイル」紹介記事

    『ナショナルジオグラフィック日本版』2020年10月号最近の仕事の忙しさから、だいぶ遅れて読んでいるナショジオ。いま読んでいるのはまだ昨年の10月号だ。この号の記事でアメリカの3大トレイルをとり上げたものがあったので簡単に紹介しよう。最もよく知られているのは、やはりソローの『森の生活』で有名になったアパラチアン・トレイルだろう。私は常々行きたいと思っていたのだが、お金と暇がなく、行きたかったことすら忘れていた。最近はコロナのせいで、どんなに行きたくても可能性がゼロと来ているから、あきらめもつくというものだ。まず3大トレイルをごく簡単に紹介しよう。パシフィック・クレスト国立景観トレイル(PCT)4,265Kmコンチネンタル・ディバイド国立景観トレイル(CDT)4,990Kmアパラチアン国立景観トレイル(AT)3,...ナショジオに「アメリカの3大トレイル」紹介記事

  • 新春を寿ぐ房総の山、高宕山・石射太郎

    高宕山標高330m石射太郎(いしいたろう)240m千葉県2021年1月3日(日)晴れときどき曇り メンバー山の神と私コースタイム8:45高宕第一トンネル手前駐車場8:56--9:18石射太郎ベンチ--10:08高宕観音10:14--10:28高宕山10:33--11:30浅間分岐ベンチ(昼食)12:08--12:33駐車場コロナ禍で帰省を控えたこの年末年始、どこにも行かないのは癪に障る。家で飲んで食ってゴロゴロしていては太るだけだと、お山に行こうとなった。久々に房総の山はどうだろうかと山の神に提案すると即座に賛成。これまた久々に分県登山ガイド『千葉県の山』をひもとき、高宕山を目指すことにした。当初は奥畑バス停のところにある駐車場に車を置き、八良塚コースから大滝、高宕山をめぐる周回コースをたどろうと思ったのだが、...新春を寿ぐ房総の山、高宕山・石射太郎

  • 七福神詣では三鷹春清寺へ

    春清寺(しゅんせいじ)の七福神東京都2021年1月4日(月)晴れメンバー山の神と私コースタイム11:30自宅--12:15春清寺12:35--13:00仙川駅前年明け恒例の行事、七福神巡りはどうしようか。行かなくていいんじゃないといとも簡単に山の神は即答した。2003年から始まった七福神巡りをコロナごときで、途切れさせたくはない。1か所でコトが済むお寺がたしかあったはずと、検索してみると近場でいくつか出てきた。家から歩いて行けるところにもある。ならば、そこにして、帰りはバスか電車で家に帰ろうということで、三鷹の大原山春清寺(曹洞宗)にターゲットを決めた。春清寺門。大原山と掲げられている当日は11:30頃いそいそと山の神とともに自宅を後にした。Googleマップに目的地をいれ経路を示す。経路からそれれば、一目瞭然...七福神詣では三鷹春清寺へ

  • 早稲田探検部だった2人が語るマイウエイ『地図のない場所で眠りたい』

    『地図のない場所で眠りたい』高野秀行・角幡唯介(講談社文庫)著者の2人は、早稲田大学探検部出身。船戸与一氏や西木正明氏などつわものたちが集ったことでも有名で、またマスコミ界に人材を輩出(?)もしている。そんな共通項である探検部ネタから対談は始まっていく。そういえば、私は学生時代(80年代終わりころ)に大阪南港から鑑真号で上海に行ったことがあるが、上海で行動を共にした2人のうち一人が早稲田探検部といっていたっけ。お互い連絡先を交換して、日本に戻ってしばらくしてから彼の自宅に電話をしたところ、お父さんが電話口に出て、息子は海外に行ってますといわれたのを思い出した。この本のなかに出てくる高野さんの証言によれば、当時探検部のなかでチベットが人気だったから、そこへ行ったのかもしれない(余談でした)。この本を手に取った最大...早稲田探検部だった2人が語るマイウエイ『地図のない場所で眠りたい』

  • 行きそこなった山2020

    イメージ(ユキヒョウ)今年はコロナ禍で最低の年になった。みなさんも計画を断念したり、逡巡しながらも、えいやで行ったりしませんでしたか。山行記録をブログにアップするのがはばかられる時期もあったけれど、今の感染拡大の状況をみれば、その頃はまだどうってことのない時期であったと振り返ることができる。そんなことを書くと非難轟々になりかねないけれども、まごうかたなき事実だ。さて年末になり、今年2020年に行き損ねた山はどこかと、手元にある山の計画書のフォルダを開けてみるとあった、あった。GWに計画していた氷ノ山。迷った末に断念した西吾妻山。あとはコロナでそもそも計画すらしなかった。それだけ自粛ムードの圧力がすごかったし、遠くに行ってはいけない雰囲気があった。こんな自縄自縛になるのも珍しい。10年も経てば、懐かしく思い出すの...行きそこなった山2020

  • 登山家谷口けいのカッコいい生き方『太陽のかけら』

    『太陽のかけら――ピオレドール・クライマー谷口けいの青春の輝き』大石明弘(山と渓谷社)名前だけは知っていたが、こんな元気印の登山家だったのかとこの本を読んではじめて知った。しかしもう、谷口けいさんはこの世にはいない。ニュースで覚えている人も多いと思うが、2015年12月21日大雪山系黒岳山頂付近からトイレに行ってくるといってそのまま岩壁から滑落して命を落としている。この本では、彼女の学校時代の友人、知人、その後の活動でのパートナーなどに取材することで、人物像を浮き彫りにしていく。著者自身が谷口けいさんの山友だちである。谷口さんは家にいる息苦しさから、高校時代にまずアメリカへの留学を試みる。漠然と自らの前に敷かれていたレールを拒んだように思える。彼女はアメリカの地で自分の生き方のベースを見出したのだと思われる。と...登山家谷口けいのカッコいい生き方『太陽のかけら』

  • 週刊新潮「私の週間食卓日記」に竹内洋岳氏登場!

    イメージAlemkoCoksaによるPixabayからの画像週刊新潮2020年12月17日号「私の週間食卓日記」連載1149回に登山家の竹内洋岳氏が登場していた。見出しには「プロ登山家として食生活にルールがないのが自分流」となっていて、衝撃の食事が出ていた。登山時の少食はつとに知られている氏であり、ふだんから長身痩躯であるので、そんなに食べないのだろうとは想像できたが、ここまでとは。ちなみに身長180cmでありながら、体重は63kg前後しかない。以下紹介されていた食事。基本朝食はとらないのだとか。11月2日渓流釣りの下見のため、南アルプスへ。食料はコカ・コーラと5個入りのミニあんパン。あんパンは効率よく食べられるようにつぶしておく。この日の食事は以上。ちなみに高所登山でベースキャンプに大量に持ち込むのが、コカ・...週刊新潮「私の週間食卓日記」に竹内洋岳氏登場!

  • 陽だまりトレック、槇寄山

    槇寄山標高1262.0m大羽根山992m東京都・神奈川県2020年12月6日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム7:56中央区の森駐車場8:12--8:23龍神の滝--8:36仲の平--9:12指導標9:18--9:34大平分岐--10:10西原峠--10:13槇寄山山頂10:28--10:48田和峠--数馬峠--11:31大羽根山(昼食)12:10頃--12:55駐車場陽だまりトレック、槇寄山

  • 最初に登頂したのは誰だ?「剱岳――線の記」

    『剱岳――線の記』高橋大輔(朝日新聞出版)新田次郎の『剱岳――点の記』を読んだ人なら、結末に出てくる測量隊が剱岳登頂を果たした歓喜が一瞬にして失せてしまった、錆びた鉄剣と錫杖頭の発見を覚えているだろう。このときに誰しもが思った疑問、では最初に登ったのはいつであり、そして誰なのだろうか。その疑問への解答にかなり肉薄(?)しているのがこの本であり、登山の魅力や謎を解明していくわくわく感に満ちている。著者の高橋大輔氏はそれを探るために自ら剱岳に登り、文献を渉猟、手掛かりを得るためにキーマンを見つけては会いにいくという謎解明への執念を燃やし続けた。しかし期待感いっぱいに読み始めてがっかりさせられるのは、著者はいきなり別山ルートを2回も登って、無駄足を踏んでいることだ。山のぼら―なら、ただの登山じゃないかと思うはず。下調...最初に登頂したのは誰だ?「剱岳――線の記」

  • 影絵の藤城清治美術館 in 那須

    2020年11月15日(日)晴れ前泊はオーベルジュ、ラ・カンパーニュ。9:30にチェックアウトし、山の神絶賛の影絵の巨匠、藤城清治さんの個人美術館、藤城清治美術館へ赴いた。開館時間の9:30を目指したのだが、やはりのんびりしてしまうのは、観光地にいるものの性(さが)か。場所もよくわからずで、那須高原スカイラインから右折してすぐ辺りのホテルに誤って入ってしまい、Googlemapを見て、もっと先であることに気づいて移動する始末だった。すでに車は多く停まっていて、われわれは少し離れたお隣りのガラガラの第2駐車場に車を置いて、敷地内に入っていった。まず出てくるのが、このコンパクトな教会。藤城清治さんがデザインした色鮮やかでメルヘンチックなステンドガラスが特徴だ。中に入ることはかなわなかったが、予約すれば、ここで結婚式...影絵の藤城清治美術館in那須

  • 那須連峰の端、鬼が面山

    標高1262.0m栃木県2020年11月14日(土)晴れメンバー山の神と私コースタイム10:10頃沼原湿原駐車場10:25--三斗小屋宿跡への道--10:54石仏--11:13沼原湿原ベンチ11:23--鬼が面山--12:10林道出合い(昼食)12:57--林道終点貯水タンク(ピストン)--14:10沼原湿原駐車場最初の目的地は、赤面(あかづら)山だった。マウントジーンズのちょっと先、旧白河高原スキー場から登ってピストンの予定だったのだが、登山口でくじけた。路肩に駐車して閉鎖された旧スキー場の敷地内を偵察に行ったのだが、若い2人組が犬を連れて戻ってくるのが見えた。なぜかって?強風が吹きあれていたからだ。かつてのスキーセンターは見るも無残な廃墟と化していて、ほとんどの窓ガラスが割れているのが見える。去年の台風で割...那須連峰の端、鬼が面山

  • Go To 那須

    2020年11月14日(土)~15日(日)晴れメンバー山の神と私毎年恒例の結婚記念日ディナーは今年はどうしようか、フレンチもいいけど、3密は避けたいし、都心に出てワインをしこたま飲んでしまうと、帰ってくるのがつらいしなあと悩んでいて、ふと思いついたのがGoToキャンペーンを利用してのディナー。どこかオーベルジュでフレンチというのはどうだろう。高くてもどうせ割引になるのだから、奮発して行ってしまおう。もちろん山の神は大賛成。ついでにお山もセットにすれば、体重も減り腹も減りで一石二鳥だ。しかし、予約するにはちょっと出遅れてしまった。最初に探した箱根・仙石原の辺りでは、よさげなところはすでに満室で適当なところが見つからず、場所を変えて見つけたのがここ、那須のオーベルジュ、ラ・カンパーニュだった。ラ・カンパーニュ外観宿...GoTo那須

  • 日常と祝祭と先祖供養と。『アイヌの祈り』

    写真集『アイヌの祈り』堀内昭彦写真(求龍堂)※日英併記1点1点の迫力がすごい。日常と祝祭の一瞬一瞬の表情を切り取り臨場感が表現されている。またアイヌの手仕事もこの写真集のなかに収まっていて記録としての価値もある。一見の価値ありの写真集だ。ただなぜかレイアウトはダサい。なぜこんなに写真を小さく扱うのか、なぜこんな並べ方をするのか、なぜこんな文字や写真の配置にするのか、アイヌだからといって雰囲気を出すためなのか、モノクロにしたのにも理解に苦しむ。たんにコストの問題か。最後に出てくるポートレイトにページを割く必要はないと思った。と立て続けに、しかも大仰にけなしてしまったが、単純にいいか悪いかでいえば、いい!冒頭にはこんな言葉が引かれている。その昔この広い北海道は私たちの先祖の自由の天地がありました天真爛漫な稚児の様に...日常と祝祭と先祖供養と。『アイヌの祈り』

  • ハイキングコースではなかった岩峰の山、嵩山(たけやま)Part2

    Part1のつづき不動岩から下り、来た道ではなく石門横を通り、左を巻いて天狗の広場に戻った。左:石門(狭い)右:ヤマガラ発見まだたいして歩いていない割には、疲労がたまった感じで、山の神と天狗の広場の東屋でどっかと腰を下ろしてお茶を飲み始めた。そこへカラ類の野鳥が飛んできた。おお、ネクタイ状の黒い線が胸に入っていないから、コガラか、ヒガラじゃないのか。よく見ると、オレンジっぽい体色。ヤマガラだ。お目にかかったのは高尾山以来かもしれない。しばらく東屋近辺の梢に止まっていて、目を楽しませてくれた。さあ、お次は胎内くぐりに行こうかと、天狗の広場から8・9番の石仏へいったん下り、そこから横移動で行こうとしたのだが、道が不明瞭で引き返すことにした。天狗の広場に戻り、稜線を上がると東屋があり、そこに「胎内くぐり」の道標があっ...ハイキングコースではなかった岩峰の山、嵩山(たけやま)Part2

  • 岩峰の山、嵩山(たけやま)Part1

    標高789m群馬県2020年10月25日(日)晴れメンバー山の神と私コースタイム8:07道の駅霊山たけやま8:23--8:53休石--9:07小天狗--9:20不動岩--9:35天狗の広場9:45--9:56胎内くぐり--10:30経塚10:40--10:47大天狗--11:20道の駅ひと月ぶりの山行は上州のハイキングコースと思い、道の駅から登れる嵩山(たけやま)を選んだ。事前に道の駅霊山たけやまのサイトで概念図をダウンロードし、行程の時間も調べていたのだが、、、てえへんな山行になった。山の神とともに4:30に起床し、自宅を5:08に出発。関越に入ると、そこそこの交通量でGoToトラベルキャンペーンの影響なんだろうと道を急いだ。混雑する上里SAで朝食をとり、その後まずまず順調に進み、渋川伊香保ICで高速を下りた...岩峰の山、嵩山(たけやま)Part1

  • 「アイヌの手仕事」を日本民藝館で見る

    日本民藝館10月18日(日)に山の神とともに初めて日本民藝館に足を運んだ。いま、「アイヌの美しい手仕事」展を開催しており、北海道に何度も足を運び、アイヌの民芸品などを見て関心を寄せていた身としては、ぜひ見たいと思っていた。山の神は最近刺繍やレース編みに凝っているので、そっち方面から興味をもったようだった。ロシアが占拠してしまっている国後やサハリン(旧樺太)にもアイヌは住んでいるけれども、個人的には、アイヌといえば、北海道をイメージしてしまう。北海道で山を目指して移動しているときにアイヌの文化に意図せずに触れることになったからだろう。日高山脈を目指せば、二風谷を通過する。ここには二風谷アイヌ文化博物館があるし、雌阿寒、雄阿寒を目指せば、阿寒湖畔のアイヌコタンを目にする。そこではアイヌの木彫りがお土産品として販売さ...「アイヌの手仕事」を日本民藝館で見る

  • 南会津の純米酒で一杯

    花泉酒造の純米酒「花泉」先日の南会津山行の帰りに道の駅会津西街道たじまに寄り、購入した1本。同時購入した会津酒造のひやおろし(四合瓶)は早々に飲んでしまったが、こちらは箱入りのまま、キッチンの隅に鎮座していた。昨晩はちょうど冷え込んで鍋にしようとなったので、日本酒の登場となった。さっそく箱からとりだして封を切る。酒器に注ぐと、黄みがかった液体がとろとろと出てきた。おちょこから口に運べば、純米酒独特の硬さがあまりなく、すっきり、するりとのどを流れる。いい感じだ。秋の夜長ということで、すっかり飲みすぎて酩酊、というか泥酔してしまった。ちなみに南会津の日本酒の蔵元は4つある。上記の花泉酒造、会津酒造のほかに国権酒造、開当男山酒造がある。会津に行けば、酒屋さんで購入できるけれども、ネットや特約店などでも購入はできるよう...南会津の純米酒で一杯

  • 山小屋の日常・非日常「北岳山小屋物語」

    『北岳山小屋物語』読み始めてすぐに学生時代に住み込みアルバイトをしていた白骨温泉の旅館を思い出していた。いわゆるリゾートバイトのはしりだったけれども、人によってはああいう生活は耐えられないだろうなあと。なにせ日がな一日ごろごろ、もとい働きつづけなければならない。客が帰って布団を片付けて掃除、昼ごはんを食べて、ちょっと休みは取れるけれども、午後にはアーリーチェックインする客が出てくる。繁忙期はひっきりなしにお客さんが到着し部屋へご案内する。あっという間に夕食タイムになり、配膳が始まり、食堂組には布団を敷き、やがてお膳を下げて洗いものなどをやっているうちに夜は更け、温泉に浸かってああ疲れたと布団に潜り込むと、すぐに寝落ちだ。また翌朝目覚めると、早朝の廊下掃きが待っている。山小屋も旅館もやることは似ている。ただ山小屋...山小屋の日常・非日常「北岳山小屋物語」

  • ひたすら忍耐、三岩岳

    標高2065m福島県2020年9月21日(月・祝)雨のち曇り→メンバー山の神と私コースタイム6:35小豆温泉スノーシェッド駐車場6:48--国体コース--7:46休憩7:55--8:38黒桧沢分岐8:45--合羽装着--10:36三岩避難小屋(昼食)11:25--12:09三岩岳山頂12:23--13:02三岩避難小屋13:15--14:18黒桧沢分岐14:36--国体コース--休憩--15:51車道--16:00駐車場前泊は見通りオートキャンプ場。5:00に起床し、朝食を食べてテント撤収、キャンプ場から7~8分で小豆温泉スノーシェッド駐車場に到着した。先着様は那須ナンバーの方で、ちょうど出発していく2人の後ろ姿を見送った。左:小豆温泉スノーシェッド駐車場右:国体コース登山口準備を済ませ写真を撮って、6:48山...ひたすら忍耐、三岩岳

  • ロケ地で有名な大谷資料館から南会津へ

    2020年9月20日(日)雨のち曇り→メンバー山の神と私天気は思うようにゆかぬもの。今回は南会津の山2座を登ろうと計画していたが、初日は雨のため観光してからキャンプ場に向かうことにした。行く先は、大谷石で有名な大谷。宇都宮ICからほど近く交通の便はいい。採掘場の跡地が資料館として公開されており、山の神がそれを見つけて、そのうち行こうかと長らく温めていた場所だった。ドラマや映画の撮影、イベントなどがこのスペースを使って行われている。ちょっとした異空間であり、非日常を演出するにはうってつけの場所なのだ。大谷資料館入口近辺渋滞は勘弁と5:00頃自宅を出て東北道へ。早めに出たのは正解で、予想以上の交通量だった。佐野SAで朝食をとり、大谷PAで時間をつぶし、最初の目的地である大谷資料館へ向かった。開館時間10分前8:50...ロケ地で有名な大谷資料館から南会津へ

  • 「エベレスト」特集、ナショジオ2020年7月号

    『ナショナルジオグラフィック』2020年7月号エベレストにまつわるレポートを集めたナショジオの特集。私が最も注目したのは、トップバッターに据えられていた「エベレスト幻の初登頂」だったのだが、、、ジョージ・マロリーとサンディ・アービンがおよそ100年前、現代から見れば貧相な装備でエベレスト山頂を目指した。彼らは遭難し、生きて帰らなかったが、実際には登頂した後に遭難したのかもしれないと夢を語る人がいる。果たして真相はどうなのか。ついにこの追及に終止符が打たれるのか。真相がわからずとも、さらなる手掛かりが見つかったのか。今回のナショジオの遠征では、アービンらしき遺体の目撃情報からアービンの遺体探しを試みるのだが、シェルパたちに今回の登山の目的がきちんと伝わっておらず、正規ルートを外れるリスクを負いたくないと協力を得ら...「エベレスト」特集、ナショジオ2020年7月号

  • 祝!ブログ開設10周年

    北岳肩の小屋テント場から日の出を拝む。1998年9月12日先日このブログのカテゴリーメニュー「このブログについて」を見て気づいた。今年で「目指せ!標高1122メートル」を始めて10年になるじゃないか!スタートは2010年7月12日「祖母山」。「祖母山」の記事は写真6点で文章も短い。いま見ると非常にシンプルな記事だ。当初はどういうスタイルにするのがいいのだろうと試行錯誤だったように思う。あるとき、ときどきこのサイトを訪れている人に山の神がほとんど登場してないねえと指摘され、そうかもと。山行の記録を重視し、たんたんと書いていくと自然とそうなってしまっていた。それだとまるでソロで登っているようで、なんの感情の表現もなく無機質でつまらない。ブログタイトルに「1122」と入れた意味がない。それからというもの、意識して山の...祝!ブログ開設10周年

  • 北八ツにゅう・中山・丸山

    にゅう標高2352m中山2496m丸山2330m長野県2020年8月15日(土)晴れメンバー山の神と私コースタイム8:10白駒の池有料駐車場8:28--急登斜面休憩(10)--10:10にゅう10:15--11:08にゅう分岐11:16--中山--11:33中山展望台(昼食)12:06--13:00高見石小屋13:17--13:36丸山13:46--14:50駐車場前泊は海の口温泉湯元ホテル和泉館。登山者歓迎の旅館で朝食は6:00でも可だったが、早すぎるのも迷惑かと思い6:30からと指定した。やはり山の神と私が朝食一番乗り。ごはんをお代わりして朝食をかき込んでいると、お土産をどうぞといわれ、カリフラワーや葉物の野菜をいただいた。虫に食われている葉もあったから無農薬栽培なのだろう。ありがたやと押し頂き、頼んでおい...北八ツにゅう・中山・丸山

  • 北八ツ茶臼山・縞枯山

    茶臼山標高2384m縞枯山2384m長野県2020年8月14日(金)晴れメンバー山の神と私コースタイム8:00前白駒の池有料駐車場8:20--8:50麦草ヒュッテ--9:30中小場9:40--10:10茶臼山展望台10:17--10:47縞枯山展望台10:54--雨池峠--縞枯山荘--11:58ロープウェイ山頂駅(昼食)12:40--13:30出逢いの辻手前13:40--狭霧苑地--14:12斧断ちの森14:21--14:43麦草ヒュッテ東屋14:53--15:23駐車場久々の北八ツということで、前回山の神と訪れたのがいつか調べてみると、2002年7月21日・22日だった。ついこの間のように思えるが、もう18年前になる。そのときは白駒池畔にテントを張って、今回と同様のコースをたどっていた。4:40自宅を山の神と...北八ツ茶臼山・縞枯山

  • この夏、東京都民が行ってもいい山はどこ?

    イメージ(麦草ヒュッテと茶臼岳,2020年8月14日)今年はコロナ禍で登山に様々な制限がかかってしまった。小池都知事は県をまたぐ移動は自粛をといっていて、当初は奥多摩しか行けないじゃないかと思っていたが、7月4連休からスタートした政府のGoToキャンペーンでそれは知事の願望にすぎなくなった。感染防止と経済活動の両立をうたうのだから、人の移動を妨げることはできない。であるのなら、GoToキャンペーンで除外された東京都民はどこまでなら、行っても許されるのだろうか。まずは客観的な事実をみていこう。●登山者にもっとも大きな影響を与えるのは、山小屋と交通機関だが、南アルプスの山小屋では今シーズンは休業を決めたところが多数出ていて、追い打ちをかけるように甲斐駒・仙丈ヶ岳への玄関口、北沢峠へのバス路線は今シーズンは運用を見合...この夏、東京都民が行ってもいい山はどこ?

  • 登山者集中の大菩薩

    大菩薩嶺標高2057m山梨県2020年8月9日(日)くもりのち晴れ→メンバー山の神と私コースタイム7:36上日川峠第3駐車場7:47--7:58ロッヂ長兵衛前--8:25福ちゃん荘--9:08大菩薩峠9:20--10:07大菩薩嶺--10:20雷岩(昼食)10:50--唐松尾根--11:40福ちゃん荘11:50--12:17駐車場このコロナ禍のさなかに東京から山登りに行ってもいいのはどこだろう。真夏に行くには都内だけに限定すると雲取くらいしか浮かばないが、山の神は大菩薩くらいまでならいいんじゃないかという。まあ、山梨県ではあるけれども、東京寄りだしね、ということで大菩薩行きを決めた。さっそく前回の山行記録をチェックしてみると、2011年に訪れていて、もう9年前になる。そんなに間が空いたのかと思いながら、Goog...登山者集中の大菩薩

  • コロナを避ける山でのあいさつは腹話術?

    大菩薩にて(2020/8/9)先ごろ三頭山や大菩薩を訪れた際、マスクをしていないときに誰かとすれ違った場合、挨拶をどうやってするかで気をもんだ。コロナをまったく気にせずに、ふつうに今までどおりに挨拶する人もいれば、小さい声でうつむきがちに挨拶をする人もいる。マスクをしていれば、普段どおりにしていればいいのだけれど、なにせ暑苦しいし、ましてや上りだと息があがるからできればしたくない。山の神に提案したのは、滝沢カレンばりの腹話術だ。口を開けずに、「おはようございます」と挨拶する。難度は高い。何度か試してみるが、「おほああ」「およよおおお」「おにょおお」となる。こりゃあ、ダメだ。マスクがだめなら、最近見かけるようになったネックガードを常時しているというのは、どうだろう。まだまだ少数派ではあるが、増えているような気もす...コロナを避ける山でのあいさつは腹話術?

  • 霧の三頭山

    三頭山標高1531m大沢山1482m東京都2020年8月2日(日)濃霧メンバー山の神と私コースタイム7:30都民の森駐車場7:42--出会いの路--8:09鞘口(さいぐち)峠8:18--9:15三頭山東峰展望台--中央峰--9:30頃西峰(最高峰)9:34--三頭山避難小屋--9:58大沢山10:05--深山の路--11:00頃三頭大滝--11:25森林館(昼食)12:00--12:05駐車場tenki.jpで下界は晴れの予報だったが、檜原村をチェックすると曇りだった。ただし降水確率が10%となっていたから、まあ降られることはないだろうと山の神とともに5:15自宅を出発した。車で移動していくと五日市の奥のほうにどんよりとした雲がかかっているのが見えた。もしや降っているのかと危惧しながら、進んでいく。五日市のコン...霧の三頭山

  • NHK「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デル・サンティアゴ1500km」

    NHK総合で7/24(金)に放送された「神秘のヨーロッパ絶景紀行聖なる巡礼路を行く~カミーノデサンティアゴ1500Km」を見た。世界遺産に登録されている歴史ある巡礼路だ。当初は番組で取り上げた道が唯一の巡礼路と思っていたが、調べてみるといくつも巡礼の道があって驚かされる。巡礼の終着点は、スペイン北東部にあるサンティアゴ大聖堂で、ここにイエスの十二使徒のひとり、聖ヤコブの墓がある。偶然この地にヤコブが埋葬されているのがわかり、この大聖堂が建てられたということだ。番組では、古代より聖なる地とされている南仏ル・ピュイ・アン・ヴレイのノートルダム大聖堂から、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路への第一歩を踏み出す。この巡礼路をたどると、全長1500Kmにも及ぶというから長い。日本でいえば、東京・青森間を往復するくら...NHK「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デル・サンティアゴ1500km」

  • 山の名前はこうしてついた「山名の不思議」

    『山名の不思議――私の日本山名探検』谷有二(平凡社ライブラリー)山の名前についてこんなに詳しい人がいるとは知らなかった。読んでびっくりの山名由来が続々と出てくる。山名については諸説あって、なかなか確定できないものも多いように思えるが、著者の谷氏は徹底的に調べ、推理力をはたらかせてこうではないか、こうだろうという正解と思われるものに肉薄していく。推理小説の種明かしを読んでいるような痛快さがある。いくつか紹介しよう。野口五郎岳や黒部五郎岳の「五郎」のいわれは何か。人の名前のようにもとれるが、じつは猟師や杣人(そまびと)がカール地形で岩のゴロゴロしたところをゴーロとか、ゴーラとか呼んでいたことから五郎岳となったそうだ。野口五郎岳は、信州野口村に属したことからそう呼ばれ、黒部五郎岳は、黒部源流にゴローを抱え込んだからと...山の名前はこうしてついた「山名の不思議」

  • 沢野ひとし「休息の山」

    『休息の山』沢野ひとし(角川文庫)山の神の本棚にあった本。なかなか味わい深い山の本で、もとは山と渓谷社から出ていた単行本の文庫化だ。奥付を見ると、平成9年、西暦でいえば1997年だ。かれこれ23年前の本になる。それだけの月日をくぐり抜けてきた情報なのだが、それほど現代との違和感を感じないのは、私の年齢のせいか。イラストレーターの沢野さんといえば、椎名誠さんのあやしい探検隊メンバーで焚火してキャンプしてというイメージだが、この本を読むと、バリバリの山やさんであることがわかる。劔や穂高も複数回訪れていて、遭難者の幽霊(?)にも出くわしている。タモリの「世にも奇妙なものがたり」怪談編の雰囲気をかもし出している(笑)。また誘われるがままにアイガーにも遠征しているから相当なものだ。いっぽうでは、「懐かしの山」として、子供...沢野ひとし「休息の山」

  • 雨とわかっていて行く山は楽しいのか?~「7月4連休計画の危機」つづき

    イメージ(2004年利尻にて)7月15日(水)10日間天気予報を見て、4連休中にまず梅雨が明けないとわかり愕然とする。7月16日(木)GoToキャンペーンは東京を除外すると発表され、ああそうかと思う。15日時点でもう、おうちか、その周囲5Km圏内(?)にいることにした。雨の日に山に行って楽しいだろうか。以前会社の山の会の重鎮に、さらさら降る雨の中を歩く登山もいいものだ。小雨のシャワーは風情がある的なことを聞かされ、そうか~(疑問の)、そんなことがあるわけないよなと思っていたが、梅雨時にしか夏休みをとれず、しかも金欠のリーマンショック翌年、尾瀬ならもしかしてと思い、行ってみることにしたのである。その愚挙は、山の会の重鎮の話が印象深く脳裏に焼き付けられていたことが大きく作用したのかもしれない。結果、やはり雨は楽しく...雨とわかっていて行く山は楽しいのか?~「7月4連休計画の危機」つづき

  • 7月4連休計画の危機

    イメージ画像(トムラウシ山系、日本庭園からヒサゴ沼に向かう。2006年7月3日)東京都の新型コロナウィルス新規感染者数は200人台が続いていて、とても嫌な感じだ。そんな状況下で東京都は「他の県への不要不急の外出は自粛してくだい」としていた。一方で国は市中感染が広がっているわけではないので、自粛は求めない方針を継続するという。まったく正反対の対応。さらに国にいたっては、観光庁主導で8月から予定していたGoToキャンペーンを前倒しで7/22スタートとした。GoToキャンペーンの概要は以下のとおりだ。国内旅行対象で、宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援。支援額のうち、7割は旅行代金の割引。3割は旅行先で使えるクーポンとして付与。1日1泊当たり2万円が上限。日帰りは1万円。連泊制限や利用回数の制限はなし。いったいど...7月4連休計画の危機

  • 稲葉香さん「女ひとりドルポ越冬記」

    日本山岳会会報『山』2020年6月号およそ120年前、単独で初めてチベットに密入国した日本人、河口慧海の足跡をたどって、西ネパールを4度も(今回で5度め)訪れている稲葉香さんの最新レポートが、日本山岳会の会報『山』2020年6月号に「女ひとりドルポ越冬記――極寒の中、122日間の滞在で見たもの、感じたこと」と題して掲載されている。稲葉さんは、昨年の2019年11月から2020年3月にわたってドルポに滞在した。無雪期の豊かなドルポを見ていた彼女は、冬はどうなのかと興味を募らせて、厳冬期訪問を果たすために周到な準備を重ねていた。冬は交通が途絶するといってもいい土地であることから、必要な物資を事前にデポし、また現地のお寺に滞在許可をとってのドルポ入りだった。2019年といえば、まさに厳冬期の1月にテレ朝の撮影隊がここ...稲葉香さん「女ひとりドルポ越冬記」

  • 野鳥観察用に双眼鏡を買ってしまった!

    NikonスポーツスターEX8×25DCF(25ミリ口径)バードウォッチング用に双眼鏡を買ってしまった。だんだんとバードウォッチング熱が自分のなかで高まっているのを感じつつ、先日のバードウォッチング雑誌『BIRDER』の双眼鏡特集を見ていたこともあって、心の中で買ってしまおうと決意していた。山中で姿を見つけても、遠くで黒っぽくしか見えず、何の鳥だかまったくわからないことが多く、いらだっていたことが主な理由かもしれない。何を買うか迷ったが、日本野鳥の会のサイトで入門者用におすすめとされていた上記写真のコンパクトなものをチョイスした。しかし野鳥の会のサイトで購入すると、ほとんど定価どおり(?)なので、Bicカメラのサイトでポイントを使って9,000円くらいで購入した。いろいろなサイトで価格を比較してみると、安く買え...野鳥観察用に双眼鏡を買ってしまった!

  • 情熱大陸、再び平出和也氏登場!

    パキスタン、ギルギットIrfanHaiderによるPixabayからの画像『情熱大陸』「絶景!冒険!ヒマラヤの未踏ルートへ登山家平出和也」と題した2020年6月14日(日)の放送を見た。平出和也さんは若きクライマーと思っていたが、いつの間にか41歳。本人もその自覚があるようで、体力の衰えを口にするようになり、あと数年が勝負という。来年(2021年)の未踏ルートをたどってのK2登頂にかける意気込みを語っていた。その前哨戦として昨年2019年カラコルム山脈のラカポシ7788mを未踏ルートで登った様子を、番組では逐一追いかけていた。平出和也さんは登山界のノーベル賞といわれているピオレドール賞を2018年になんと2度め、相棒の中島健郎さんとともに受賞していて、今回も気心の知れた同氏とともに挑戦した。2019年6月パキス...情熱大陸、再び平出和也氏登場!

  • 栃寄から御前山

    標高1405m東京都2020年5月30日(土)晴れメンバー山の神と私コースタイム7:25栃寄観光用駐車場7:35--林道ゲート--8:24トチノキ広場8:32--9:25カラマツの広場9:36--御前山避難小屋--10:23御前山山頂10:36--11:13カツラの巨木--11:16活動の広場(昼食)11:56--カツラの巨木--12:23トチノキ広場12:30頃--12:57栃寄森の家--13:12駐車場非常事態宣言解除後、初の登山。東京都を出るのははばかれるので、久々に奥多摩に照準を合わせた。奥多摩の山地図とにらめっこし、まだ歩いたことのない栃寄から御前山に登ることにした。5:12自宅を山の神とともに出発する。交通量はそれほどでもなく順調に進み、吉野街道のコンビニで買い出し。寒山寺の駐車場(トイレあり)にす...栃寄から御前山

  • NHKBS1スペシャル「穂高を愛した男 宮田八郎」

    穂高連峰かねのり三浦によるPixabayからの画像6/1(月)に放送されたNHKBS1スペシャル「穂高を愛した男宮田八郎命の映像記録」の録画を見た。調べてみると、もとは2019年11月2日に放送されたものだった。なんととりあげられた宮田八郎氏はすでに故人。2018年4月に知床遠征への準備として静岡でシーカヤックの練習中、行方不明となり、遺体で発見された。享年52歳。人生100年時代には若すぎる死だった。宮田八郎氏は穂高岳山荘の小屋番として、例年GW前の4月から冬が訪れる11月まで穂高の山中にこもっていた。番組の前半では、彼が小屋番をしながら撮りためた映像をもとに穂高の四季を紹介していく(以下ほとんどネタばれになるので、これから見ようという人は注意)。4月は小屋番の仕事初め。荷揚げのためにヘリポートにスタッフが終...NHKBS1スペシャル「穂高を愛した男宮田八郎」

  • 栃木百名山、赤雪山・仙人ヶ岳

    赤雪山標高620.6m仙人ヶ岳662.7m三角山623m知の岳561m栃木県2020年4月5日(日)くもりのち晴れ→メンバー山の神と私コースタイム8:18まつだ湖畔駐車場8:28--9:04419m地点9:12--9:35赤雪山山頂9:42--原仁田ノ頭--10:43三角山10:49--11:40仙人ヶ岳(昼食)12:13--12:38熊の分岐--12:50知の岳--13:30頃まつだ湖畔キャンプ場--13:45駐車場緊急事態宣言が出る直前、外出自粛要請が出ていたものの、山に入る前に立ち寄るのはコンビニくらいであって、家の近所のコンビニに行くのと同じことではないかと思いながら、久々の山行を決行した。多少のうしろめたさを感じつつも、山の神と5:40自宅を出た。道は予想どおり空いていて快適に走れた。例年この時期、こ...栃木百名山、赤雪山・仙人ヶ岳

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