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東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 https://blog.goo.ne.jp/imadoki3

今戸人形(今戸焼の土人形)、できるだけ昔の姿を再現できるよう悪戦苦闘しています。

生まれ育った東京隅田川の畔の天然土を材料に戦前までで廃れてしまった東京名物の今戸人形(今戸焼の土人形)古いお手本や資料を頼りにできるだけ昔の姿を再現できるよう悪戦苦闘しています。

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2014/12/02

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  • 急ぎの窯入れと素焼き

    今月19日辺りまで浅草羽子板市や干支の辰モード。それ以降は大晦日、東京北区王子行われる「狐の行列」に関わる狐ものの人形モード作業しています。王子装束稲荷さまから授与の招き狐については今のところ急ぎ作り足しは必要ないそうなので装束稲荷前「暮らしの器王子ヤマワ」さんへのキツネものの人形を急ぎ素焼きします。炉内通常ならばいっぱいになる嵩の人形を作りためてから素焼きに動くのですが、まずは大晦日まで出来上がった人形をお渡ししなければならないので急ぎのため変則的なサイクルです。<imgsrc="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/99/1542bb31bc12326329b9c0db2acbf65e.jpg"border="0">炉内がこんなにスカスカというの自分でももった...急ぎの窯入れと素焼き

  • しばれる。。。。。。

    昨日は冬至。腰や体を温めるためにでかけた近所の銭湯ではゆず湯に浸ることができました。それにしても冷える。日本海側地方での豪雪のニュースを聞けば、こんなのチョロいかもそれないけれど、鎚が冷たく、空気も染み渡るような冷たさ。指先まで痺れてくるような感覚。干支の辰の追加に加え、近く来る大晦日の王子「狐の行列」に向けた狐つくり。間に合うように。しばれる。。。。。。

  • お詫び

    昨日18日は羽子板市2日目。自宅で出来上がったものを追加出かけるつもりで作業していたのですが、1日目の帰路から体調不良で、それでも自己手あてしながら作業していましたが、明けて快方へ向かわずやむなく自宅で休養させていただきました。干支を含めてお持ちする予定だったのが申し訳ありません。担当者の方に連絡入れたところ、ご了承いただいた上、お客様で干支目的に再度来場くださった方のご希望でひとつキープしてほしい由。干支3種のどれか確認していただいてお渡しできるか、ということでした。手元には羽子板市向けにすすめていた若干のものがあり、時期を逃したものは他へ廻すか思案中ですが、吉徳さんの露店にお話されたお客様のご要望があれば、そちらへお廻ししてから他へ、と考えています。皆様にはご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。お詫び

  • 浅草 羽子板市 1日目

    本日羽子板市1日目。先にお納めに間にあわなかった分を直接吉徳さんの露店へ運ばさせていただきます。今日は火入れや都鳥。日曜日でもあり羽子板市でもあり、観音様の裏、言問通りから人で賑わっていました。境内はなおさらこと。宝蔵門内、五重塔の真下に吉徳さんの露店。人形研究家の林直輝さん(何でも鑑定団ご出演)法被姿接客されていました。毎年お世話なっています。この景色、作っている本人としては、毎度ながら感無量。丸〆猫の発祥はこの観音様境内。嘉永5年(1852)の広重の錦絵に描かれている様子こうして具現していただいているありがたさとうれしさ。丸〆猫を再現している甲斐をしみじみと。。。混んでいるのと早く帰宅して仮眠をとり、干支何とか仕上げたいので早々に失礼して帰ってきました。浅草羽子板市1日目

  • 取り急ぎお知らせ(12月17日)

    本日浅草羽子板市初日ですでに開場の時間を過ぎていますが。私は昨夜よりノンストップで作業していて、これから羽子板市へ納めに参ります。本日のお納めには干支はありません。招き猫の火入れとおかめの火入れ、都鳥を納めに行きます。まずお知らせまで。取り急ぎお知らせ(12月17日)

  • 干支の辰(竜 龍)③「珠取海女」(たまとりあま)

    今戸の人形の古作には辰の姿のものを確認できず、昔は現在のように十二支の人形一揃えを集める風習がなかったのでは、と思います。最近。最後の今戸人形の生粋の作者、尾張屋金澤春吉翁(明治元年〜昭和19年)がお作りになった小さな木彫風の虎や羊などがあるのですが十二支全て完結して作られていたのかどうか。当然この木彫風の辰があったのかどうか見たことがありません。あと、泥面の龍というのがあった気がしますが、お手本がないので。そしてこの画像の「珠取海女」ですが、今戸にあったということではなくて、伏見人形にある人形が有名ですが、伏見をそのまま手本とするのではなく、自分なりに作ったものです。題材の「珠取り」ですが能楽にある演目があり、それから京舞にもあるようです。話は讃岐の辺りが舞台なのですが、せっかく東京で作っているのだから...干支の辰(竜龍)③「珠取海女」(たまとりあま)

  • 浅草観音 納めの歳の市 羽子板市 2023

    例年のように今年も浅草寺境内で羽子板市が12月17·18·19日の3日間開催されます。「人形は顔がいのち」浅草橋の江戸から続く東京最古の人形屋さんである吉徳さんのご出店の露店で拙作の土人形も置いていただくことができてこの上ない喜びです。先だって今日吉徳さんへ出来上がった人形をお渡しに出かけてきました。手がけている人形の全てではないので予め、お渡しした分の種類についてお知らせいたします。●丸〆猫(昭和戦前風朱色·群青)●丸〆猫(嘉永安政風緑·紫土風)●丸〆小判猫本日お渡ししたものは以上です。また追加があればお知らせします。干支のものには取り組んでいますがお渡しできる段階でお知らせしますのでご了承ください。浅草観音納めの歳の市羽子板市2023

  • シンデレラパニック

    今日15日。浅草の観音様での羽子板市に向けて「人形は顔がいのち。」の江戸東京最古の人形の老舗である吉徳さんへ拙作の人形をお渡ししてお願いするタイムリミット。「今年こそは早い時間にお渡しできるように。。」と思っていたのですがやっぱり結果的にシンデレラ状態でのお渡しになってしまいました。第1のハードルは当然ながら、人形を完成させること。そして第2に乾燥させた人形を透明なセロファンで包むこと。第3に緩衝材で包むこと。第4にダンボール箱に荷造り。第5に荷物を運ぶ。第6に検品してもらい、お渡しする。今日は第1までで頭いっぱいでダンボールの調達まで頭がまわらなかったので、夕闇の中、近所のドラッグストアへもらいに行ったのでした。結局浅草橋の吉徳さんに辿りつくのが遅れてご迷惑おかけしました。時間の経つのが速くて、焦ってし...シンデレラパニック

  • 展示の様子(日本民藝館展 2023)

    本日べにや民藝店さんから、民藝館展会場内の拙作の人形の展示の様子の画像をいただきましたのでここに貼り付けさせていただきます。今回の出品は計9点で選外はありませんでした。うち2点は準入選。残り7点が入選ということで展示室に。準の2点は一階の即売室に並んでいるはずです。最初の画像↑は座り猫。↑福助とお福。↑装束稲荷の招き猫、都鳥。↑提灯狐以上です。このところドタバタしていまして、時間があったら会場へ足を運びたいです。展示の様子(日本民藝館展2023)

  • あってよかった。。。

    成形したひねり鳩から竹ひごを抜いて乾燥させていた本体。給水マット上で乾燥させ、ある程度乾いたら風に当てて更に乾燥させる。先日蔵前のかご屋さんで手に入れた小さなザルが計らずも風通しよさそうで調法。素焼きのあと、再度竹ひご脚やクチバシ、尻尾をつけて組み立てます。あってよかった。。。

  • 干支の辰(竜 竜)②「善玉悪玉」(ぜんだまあくだま)

    龍にからむ善玉と悪玉。このキャラクターは歌舞伎をご覧の方なら清元の「三社祭」だとお察しいただけると思います。歌舞伎でも人気のある舞踊で、ふたりの漁師が投網をしているところに怪しげな雲が降りてきて、ふたりそれぞれに善玉悪玉がのり移り、洒落で滑稽な語りに合わせて踊るという内容のもの。もとは「弥生花浅草祭」(やよいのはなあさくさまつり)という变化舞踊(いくつも姿に変わりながら踊分ける)のひとつで昔三社祭で行われていたという山車の人形の様子を描いたものらしく「神功皇后と武内宿禰→善玉悪玉→通人と田舎侍→石橋」という4变化の2番目パーツが人気曲になりました。善玉悪玉は江戸末「心学」というものが流行ったそうで人の心の中には善玉悪玉両方いて、その都度の行い導く、といった内容のようで流行ったため、それが歌舞伎にも取り入れ...干支の辰(竜竜)②「善玉悪玉」(ぜんだまあくだま)

  • 干支の辰(竜 龍)「有卦船」(うけぶね)

    ひと周り前、12年前の画像で失礼します。現在制作中で「予告編」としてご覧ください。同じ型を使っており、形状は同じ。配色については一部変更するかもしれません。昔の古い今戸のニンギョウには辰の姿のもの確認できず、お手本がないので止む無く自分で起こしたものです。「有卦船」という慣習は東京でも古くから行われていて、戦前まで浅草で経木などで作る人がいたようです。人の人生には生まれの干支によって運気の波があり?よい運気の期間に入ることを「有卦に入る」といい、反対に良くない運気もあるわけで、「有卦に入る」人は祝いに船を求めたり、贈られたり。その船の上に「ふ」のつくモノの形の菓子を飾って祝ったとか。画像では、富士山、ふぐ、分銅、お福さん、福寿草、福良雀を並べました。また船の帆柱は筆になっています。古い刷り物には藤の花とか...干支の辰(竜龍)「有卦船」(うけぶね)

  • 窯出し

    炉内温度が100℃以下まで下がったので蓋を開け、取り出します。窯出し

  • ひねり鳩

    ひねり鳩

  • 窯入れ·素焼き

    理想としては窯の炉内満タンの人形の乾燥を待っての窯入れですが、この時期早く進めたいという気持ちもあり、乾燥の進んだ分で素焼きにまわします。棚板1枚使って2段にセットして素焼き稼働させました。窯蓋を半開きしています。炉内が500℃になるまでは半開きで水分を逃します。このあと4時間後くらい炉内様子を見ながら蓋をします。無事素焼きが済みますように。。。窯入れ·素焼き

  • 日本民藝館展 2023

    本日東京駒場日本民藝館にて講評会や入選者対象の内覧会があるようですが、通院のため参加はできません。先立ってべにや民藝店さんから、このたびの私の出展についての結果をお知らせいただいたのでお知らせいたします。この秋、入院手術を挟んだので、出品は計9点。①座猫②提灯持ち狐③福助とお福④装束稲荷の招き狐⑤煙草呑み達磨⑥都鳥⑦丸〆猫(昭和戦前風)⑧善玉悪玉⑨珠取海女で、結果として選外はなく、善玉悪玉、珠取海女の2点は準入選。それ以外の7点は入選しました。ありがとうございます。日本民藝館展2023

  • 火入れ

    火入れ

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