久しぶりの水簸(すいひ)作業
11月もそろそろ後半。さすがに涼しく、肌寒くもなってきました。水が冷たくて手が痺れる季節の前に水簸(すいひ)の作業を済ませておこうと思います。いつも同じ場所で同じ道具で作業していますし、これまでご紹介してもいますので、またか?と思われるお方もおいでかと、、、でも基本同じサイクルをまわっているものなのでお許しください。画面左右に並ぶバケツふたつ。向かって右のは採取してきた近所の土(荒川隅田川の洪積世の土)を水に溶かして撹拌するバケツ。左は右のバケツ泥しょうを篩(ふるい)にかけて不純物を除いた泥しょうを寝かせ、沈殿させるためのバケツです。まず左のバケツの上澄みの水を取り除いて、沈殿している泥を石膏製の吸水鉢に移します。石膏によって水分が吸収され、適度な柔らささになるまで寝かせます。空になった左側のバケツへ新た...久しぶりの水簸(すいひ)作業
2023/11/19 13:54