「傷を愛せるか」宮地尚子著ひととの出会いも本との出会いもフシギな巡り合わせこの本に出会うまで著者の名前も知らずにいたのに何故か同じ一日に2度「傷を愛せるか」というタイトルを目にし、3度目に購入。最初は本屋の店頭で目に飛び込んできた。本の帯によく立ち寄る古本屋さんの名前まで見つけてしまい惹かれながらもタイトルだけ心に刻んで本屋を後にした。その後観た写真展の解説の中に宮地尚子氏のこの本の中からの引用を見つけてこころの中で仰天する。(え!?ついさっき袖を引かれたあの本だよ〜)後で本屋に寄って絶対買う!とココロに決め、一先ずミュージアムショップに立ち寄ると、そこに正にその本が!即手に取った次第。とてもやさしい、こころのコトバで綴られたエッセイ集。飾りのない正直なコトバはすとんと胸に入ってくるもの。澄んだ湧き水を飲...「傷を愛せるか」宮地尚子著