ひっそり繁る小さい小さいガーデン。歩いていてこういうの見つけるたびになんだか嬉しくなる。通り過ぎかけておっと!とっとっと後退。パチリ。都会の路上の片隅。誰にも気づかれなくても小さな世界で小さな花たちが咲き誇る。小さな平和に感謝!都会の片隅で。
ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。
すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。
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ひっそり繁る小さい小さいガーデン。歩いていてこういうの見つけるたびになんだか嬉しくなる。通り過ぎかけておっと!とっとっと後退。パチリ。都会の路上の片隅。誰にも気づかれなくても小さな世界で小さな花たちが咲き誇る。小さな平和に感謝!都会の片隅で。
2週間参加していた丸の内でのイベントの最終日、搬出までのスキマ時間にあ!間に合う!と思い付いて山手線で二駅、秋葉原へ。「都市と廃墟の写真展」秋葉原書泉ブックタワー9Fにて以前からインスタで拝見していた写真家さんの展示へ。Instagram@toshiboさん時間の止まったような廃墟で植物だけが時を刻んでいる…朽ちゆく建築物と今を生きる緑のフシギなハーモニー。こんな場所に身を置いて、朝のヒカリから夕暮れの茜までをみていたい…と、想いながら写真を眺める。束の間、旅してきたような気持ちになる写真展でありました。(会期終了しています)「都市と廃墟の写真展」へ
「キネマの神様」原田マハ著2011年文春文庫発行これはこれは!久しぶりにワクワクする物語に出逢ったキモチ。後半は滂沱の涙を流しながら一気にエンドロールへ。(本だけど笑)家で読んで良かったわ〜。なんだろ、知ってる人たちみたいに思えてきて勝手に凄い臨場感に包まれてしまった。映画を愛する人たちばかりが出てくるこの物語。映画好きだった父がこの物語のゴウちゃんに被る…。そして同じくヘップバーンがすきだったわたしの母。振り回されっぱなしだったところまで似ている。新社会人になったばかりの1980年代の終盤頃、仕事帰りに足繁く通った銀座文化劇場。古き良きたくさんの名画を銀幕で観ることができたのはあの銀座文化のお陰。往年の映画ファンに混じってハタチそこそこの私も昔の映画にすっかりハマっていた。2週間毎に名画が入れ替わるので...「キネマの神様」原田マハ著
普段の生活圏では会わない人々とたまに交流すると新しいことを知れてとても興味深い。アイドルヲタクの知人と話していたら、聞き慣れないコトバが。「DD」それってなんだ?と思ったらヲタク用語で「誰でも大好き」なんだそうだ。推しを絞らず、誰彼構わず推すアイドルヲタクを卑下するコトバなんだって。へぇ〜〜!還暦超えて益々ド派手になってきたF氏はもとはお硬い聖職者!何はともあれすきなものがあるってエネルギーの源だ。「スキ」のチカラは偉大。また、経営コンサルタントを生業としているトモダチと久しぶりに話していろいろアドバイスをもらったのだが、ヒトとヒト、ヒトと仕事のマッチングアプリの話から、面白いアプリを見せてくれた。それはAIとチャットで話すアプリなのだが、相手を芸能人やすきな有名人などを自分で設定し、まるで今話しているか...あたらしきを知る
さくらの波風に吹かれてくるくる踊る花びら桜は散る様もうつくしい今年のソメイヨシノはのんびり咲いたかと思ったら、春の嵐であっという間に散り始めた。押せ押せで八重桜ももう満開。おかげで枝垂れ桜とソメイヨシノと八重桜の豪華な三重奏が観れた。こんなことは珍しいかも?オマケにツツジも咲きだし道端ではコーラルオレンジのナガミヒナゲシまで揺れている。今日ご近所の軒先に藤の花が咲いているのを見掛けて「えっ!!?」と思わず二度見。正にお花のラッシュアワー。夏も早くやって来そうだしお花も急ぎ足ね。もっとゆったり流れてほしいものだなぁ…地球の時間。ももいろさくら波
先日、公共施設から車椅子をお借りして義母を近所のお寺までさんぽに連れて行った。ここの枝垂れ桜はとてもきれい。「さくら見に行こう!」と着替えをさせて準備していると「もう咲いてるの〜!」「わぁ〜ありがたいねぇ」と喜ぶ。桜を見上げてにこにこ嬉しそう。でも、家に帰りお茶を一服する頃には桜を見たことはすっかり忘れている。それでも、桜の下にいたその瞬間は確かにあった時間。記憶にあろうとなかろうとね。ふしぎなものだ。あったけどないジカン。認知症の義母を看ていると時間が連続して流れていないことがよくわかる。彼女の時間は今の一瞬だけ。有無を言わせぬ完璧なマインドフルネス!素晴らしい!時間という観念がない世界に生きている。それは赤ん坊に時間の観念がないことと同様だ。それはとても平和な世界。いやなことも憂うこともない。一瞬あっ...さくらと「人間の建設」小林秀雄岡潔著
野菜のヘタからジャングル!ニンジンは以前から時々葉っぱの成長をたのしく鑑賞していたのだけれど、小松菜のヘタもこんなにぐんぐん芽を出すとは!生きてるなぁ〜!ヘタからまだまだこんなに成長するチカラを持つ新鮮野菜をこうしてお腹に入れることができるってしあわせなことだよなぁ〜と改めて実感。ありがとう!野菜たち。このベビー葉っぱたち小鳥が居たならよろこんでついばむだろうな。また小鳥を飼いたくなっちゃう。それにしても、こんな健気な生命力を目にしちゃうと野菜のヘタ捨てられなくなっちゃいそう。野菜のヘタの生命力にアッパレ!
春の気まぐれな風雨の後晴れ渡った空はサッパリと顔を洗ったような清々しさ。久しぶりに会った友人とお喋りランチの後、ぶらぶら歩いて桜の様子を見に公園へ。枝垂れ桜もソメイヨシノも!催花雨ってまさにこのことね。雨が上がってお日様が出た途端ぐんぐん気温も上昇!この1、2時間でぽんぽん開いたんじゃないかな〜という様子でありました。近年、早い早いと云われ続けた桜たち、今年はこの10年で最も遅い開花宣言とのこと。今年は昔のように入学シーズンに桜の下を歩けるかもしれませんね。催花雨を実感す。
先日八王子市夢美術館にて「ムットーニワールド」を鑑賞。ムットーニさんのからくりシアターはとてもふしぎな夢の世界。いつだったか世田谷文学館の常設展示(?)でたまたま観たことがあり、前情報なしに観るムットーニさんのからくりシアターには度肝を抜かれたのでありました。小さな箱の中に繰り広げられる物語は途轍もなく美しく情緒あふれる夢の世界。またいつか観たいと思っていたのでありました。丁度ムットーニさんご本人の生語りを拝聴できました。しかし、ぎゅうぎゅうの聴衆、小さなボックスシアターの前で皆で床に座ったり立ったり移動したりの見学。密集の人混みの中、床に靴のまま体育座り…なんてちょっと前のコロナ禍の頃は100%有り得ないことですねぇ。そんなこんなの臨場感あふれるムットーニさんのストーリーテリングと音楽にすっかり引き込ま...ムットーニワールド
ぽつんと赤ポスト公園の植込みの向こう側記念に遺したものかな現役ではなさそうなんだかかくれんぼで隠れてるうちにみんな帰っちゃった…感あり。ちょっと淋しいねえ。ぽつん
月のきれいな晩。暗い空に浮かんだ下弦の月を見ながら自転車を漕ぐ。じっと見ていたらなんだか半月が「あっかんべー」とおちゃめに出した舌に視えてきた。ひとりでクスッと笑っちゃう。こういうとこだよなーコドモみたい、と云われる所以。ま、ひとりで可笑しくなってなんだか余計なチカラを抜くことが出来るんだからコレはコレであり!ってことにしておこう。月とあっかんべー
先日のこと。森を歩いていてふと見上げたら…!おぉー森の主??ジブリ映画に出てきそうな大きな木の鹿が空を見上げてた。自然の創る天然アートにはびっくり!のち、ほっこりです。自然はいいです。森の天然芸術
時々、自分の寝言で目が覚める。こういうこと、誰にでもよくあるのだろうか。笑。久しぶりのぎっくり腰でよく眠れなかった明け方、夢のなかで怖い目にあって「おかあさん!おかあさんおかあさん!」と懸命に声を振り絞ってお母さんを呼んでいた。三度目の「おかあさん!」の自分の声で目覚めた。ぎっくり腰の痛みのストレスのせいなのだろうけれど、あまりにもストレートすぎる。わたしはなんて単純なのだろう。そして、自分の中のコドモさ加減に呆れてしまう。幾つになろうと母の存在は大きい。この世にもういなくてもわたしの中にちゃんといてくれる。それはわたしが望んでいるからか。わたしってニンゲンは、ジブンも母親のくせにいつまでも母が恋しいコドモだ。この先ジブンがいなくなった時、子どもたちの中にわたしもちゃんと居てやれるのだろうか。いや、母親を...ユキヤナギ
漫画家鳥山明さんの訃報に続いてまる子の声優Tarakoさんも逝去された。同じ時代に活躍された方々。アラレちゃんもまるちゃんもガッツリ観ていた世代だもの。早すぎる旅立ちのニュースに朝から気持ちが沈む休日。家のこと、いろんなことちょっと横に置いて森を歩く。近場でも自然はいい。近所の川の水面がきらきら光る。まだ寒いけれど陽射しは春だ。川沿いを散歩していた女性が「今、きれいな鳥がいたんですよ〜!」と話し掛けてきた。「カワセミかもしれませんね〜!」と一緒に川をのぞき込む。この川で以前2度だけカワセミを見たことがある。暫し話しているうちにツーーーと低空飛行していくカワセミが!美しい小さな生命体の姿になんだか元気をもらった。写真は間に合わなかったけどね〜。その後、大きなカワウにも遭遇。カワウが殖えていると聞いたけれど、...カワセミに出会う
キリンみたいにひょろりと首のなが〜い木に出会った。時々会いにいく「魔女の木」のすぐそば。今までも居たはずよねぇ。なぜか急に存在感を増してわたしの視界に入ってきた。木肌はすべすべ、枝葉も伸ばさずただただ真っ直ぐ上へ上へ。見事に天に向かってすくすく育ってる。こうして見ると、なんだか魔女の木に寄り添うように伸びてる。頭だけもしゃもしゃなのもよく似ている?もしや、キミは魔女の木のお子さん?なのか?これからニョキニョキと枝を伸ばすのだろうか?キミは「キリンの木」と命名してこれからを楽しみに観察するとしよう。わたしにはあちこちに勝手に命名したお気に入りの木がある。「魔女の木」もどうか元気でねキリンの木との遭遇
かわいいなあ〜買ってきた図録を眺めてまたまたかわいいなあ〜とひとりごと。先日吉祥寺美術館で「出久根育展」を観てきた。出久根育さんの絵には『カワイイ』と『ちょっとブキミ』が混在してる。出久根育氏を知ったのは児童書「わたしたちの帽子」の挿絵から。そしてこの本を知ったのはほんの一年ほど前にひょんなきっかけで知りあった妙齢の女性との会話の中でのこと。なんの話からこの本に行き着いたのかは覚えていないのだけれど、多分わたしが古いビルの話をしたのだと思われる。すると、子どもの頃に何度も読み返した好きな本に古いビルが出てくるのです、と彼女。聞けば聞くほどそのお話の舞台はわたしのすきなレトロビル「奥野ビル」ではないかと。。。彼女はその本をわたしは奥野ビルをふたりの間の空中に思い浮かべながら話を擦り合わせていくとまるでパズル...吉祥寺美術館「出久根育展」と「わたしたちの帽子」と奥野ゆ
焼きリンゴがどうしてもどうしても食べたくなってフライパンで作れる簡単レシピでチャレンジ。いやはや〜これはこれは!!なかなか美味しい。焼き過ぎたのがよかったのかカラメル状態になって、冷めるとりんご飴の親戚的な感じもある。タルトタタンはこんな感じ?そしてやはり本格的に丸ごと作ってみたくなって後日トライ。色はイマイチだけどおいしい〜!アイスを添えていただきます。両方とも美味しいのだが家族の評価は前者に軍配があがった。芳ばしい味わいが良かったみたいだ。わたしは両方ともすき。こんなふうに作っちゃうほど焼きリンゴが食べたくなったのには理由があり…。先日吉祥寺で通りかかった喫茶店の手書きの張り紙を目にしてぐ〜んと時間を遡って30数年前にタイムスリップ。ここで食べた焼きリンゴの味を思い出したのだった。あれから何故かついぞ...焼きリンゴにはまる
「泣いてんのだぁれかなぁ〜?」真夜中、自分の大きな寝言で目が覚めた。幼稚園の預かり保育のおシゴト。この日は凄い人数な上に手のかかる子も多数。あっちのケンカ、こっちの困りごとに飛びまわり、おむつ交換にお迎えの保護者の対応。。。自覚のないまま多分わたし脳疲労状態。眠りながらも夢の中で園児に振り回されているとはかなりいただけない状況である。子どもがすきだからしているシゴトとはいえ限度ってものがあるわけで。そろそろ働き方を考える時かな、と思うのだけれどしゃがんでるわたしの背中に急に抱きついてきて「せんせいだいすき〜」なんて言われちゃうと…まあ、もうちょいがんばるか〜となる毎日なのであります。寝言で目覚める
令和になってから誕生日は祝日!長男S、結婚して初めての誕生日。Nちゃんとふたりしあわせなバースデーだったことであろう!あっという間に28歳かぁ。長男とわたし、同じ誕生日。一週間遅れてわたしの誕生日を選んで(?)生まれてきた彼。20代ラストに初産!と思っていたら分娩台で30代に突入したのであった。お陰でジブンの歳を忘れない。長男の年齢+30だから!というわけで58歳となったわけなのだけれど、何故かわたし暫く前からジブンが既に58だと思い込んでいたようで、何かに記入するたび58と書いていた〜。「57」とコトバにした記憶がない。失われた一年?まぁ、ここまできたら1歳くらいどうってことないけど。誕生日は生んでくれた親を想う日。自分をこの世に送り出してくれた両親がふたりとも今生にいない誕生日は初めてのこと。こうして...今生に来た日
ヴィム・ヴェンダース「PERFECTDAYS」西荻の委託先に用事で行ったあと、ふと思いついて調べたら丁度いい時間に吉祥寺で上映しているとわかり、これは導かれた〜とギリギリに窓口でチケットを購入。しかも誕生月割引ってのがあってなんと1200円也!ラッキー!やっと観れた。よかった。やはりスクリーンで観てよかった〜。役所さんの演技はもちろんのこと、すべてのシーンが美しいphotographを観ているよう。こういうふうにシンプルに暮らしたくなるなぁ。そして主人公の平山さんが聴く古いカセットテープがそのまま挿入歌となって流れるのだが、これがまたいい。何でもない東京の街が60〜70年代の名曲に彩られドラマティックに見えてくる。なんでもない同じ日々に見えても全部あたらしい日々。。。ヴェンダース監督、やはりいいわ〜「パリ...映画「PERFECTDAYS」
一所懸命生きてるうちに、気が付いたら50代も終盤に近づいてきた。それでも、少しも変わっていないところもいっぱいある。例えば、中学生の頃と同じように、J.D.サウザーの「TheLastInLove」をヘッドホンで聴く度になんだか胸の奥の背中の方がざわざわして涙が出そうになっちゃうとことか。ぺんぺん草をみるとシャラシャラ鳴らしてみたくなるとことか。大きい雲を眺めていると乗って歩いてみたいとつい思ってしまうとことか。練乳チューブをこっそりチュルチュルとなめちゃうとことか。自分が産んだ3人のコドモたちがみんな成人してわたしはとっくにオトナなのになあ。ジブンでも呆れるくらいドリーマーだと自覚している。自覚できていればまぁいっか。良くも悪くもこれがジブンだから仕方ない。まだまだいろんなことが道半ばで、これからもっと極...ぺんぺん草に想うこと。
それぞれの30年。。20代前半を過ごした熱き会社仲間の同窓会を敢行。年明け早々に4月の土曜の日にちだけ先に決めて企画。30数年経っても集まれる会社仲間なんてそうそうない。小さな出版社だったけれど、濃い時代を共に過ごしたサークルみたいな会社だった。もう今は形はないからこそ人と人とがより繋がっていられるのかもしれない。今回はそれぞれの繋がりを手繰り寄せて声を掛け合い、22名にもなった。残念ながら連絡の取れなくなっている人も多数。集まった三分の一くらいの人はまさに30年以上振り!その他数人以外はコロナ禍前のバーベキューが最後だったから軽く5年は経つのか。。。歳と共に時間が加速している。これって気のせいじゃない!こうして、元気に生きて顔を合わせることができただけでしあわせだ。あの頃20代〜30代だったわたしたちも...それぞれの30年
我知らず、いろんなものから制作のインスピレーションを日々もらっている。先日美術館で観た、想像膨らむホルス像の台座。そこからインスピレーションをもらって作った本革コラージュ。たまにはこちらのアカウントにも作品を。ちょっとかわいくなっちゃったので、渋めの革でブックカバーに仕立てました。裏側はしずくモチーフ。台座にちょこんと残るヒトの足と、がっしりとしたハヤブサの脚!魅力的だ〜。護られ感でたかなぁ〜。インスピレーションの源
ほんのたま〜にパキッと5時台に目が覚めた時だけ朝の散歩へ出かける。澄んでいる朝の空気。まだ朝の空気は冷たいけれど、このあと良く晴れそうな青空の始まり。メタセコイアもぽにゃぽにゃの若葉を吹き出してキミドリイロに煙ってる。ついこの前までカラカラの裸ん坊だったユリノキも星のような形の葉っぱがわんさか!みどりは、目に見える「生命力」!たっぷりエネルギーいただきました。ありがとう〜視える生命力
この像、やたらとわたしの想像力を刺激してくる。古代エジプトのホルス像の台座のみ。先月、立ち寄ったKITTE内にあるJPTOWERMUSEUM「インターメディアテク」気になりつつも今まで足を踏み入れたことがなかった場所。ここは、なんとも素晴らしい!!今まで何故入らずにいたのだ、わたし!!と問いたい。こちらもホルス像。インターメディアテク、「日本郵便と東京大学総合研究博物館の協働による入館料無料のミュージアム」とある。素晴らしい学術標本やら時代がかった珍しいいろいろなモノがたっぷり展示されており、余った時間にちょっと立ち寄ったつもりがガッツリ見入ってしまった。開館十周年記念特別展示「極楽鳥」も開催されており鳥の剥製や、鳥のジュエリーアートのうつくしさにため息。KITTE、出来たばかりの頃から時々立ち寄っていた...JPTOWERMUSEUMインターメディアテク
この、開いたの見たことない鉄扉の向こうの森でウグイスが鳴いている。この木の上の方からも声だけ聞こえる。ホーホケキョ。カタカナの音通りにホーホケキョ思えば、春しか聞こえないってことはウグイスも渡り鳥ってこと?なのかなぁ。姿がみたいものだなぁ。うぐいす
久しぶりにこんなに大きなフワフワ雲を見た気がする。季節が変わったのね〜。仕事前のヨリミチ5分。公園の緑の空気にキモチもからだもリニューアルしてもらってから、仕事場へ。このヨリミチ5分のおかげでわたしの中のスイッチが入れ換わり、全力でコドモたちに向き合える、ような気がするのです。たかが5分されど5分!5分の使い道
近代建築好き仲間の友人に誘ってもらって、近代建築画家コジマユイさんの個展へ。「絵で見る東京近代建築の魅力」すきな建築物だらけ〜中でも大好物な黒田記念館の階段のアイアンの絵もあって感激。。作家さんと少しお話でき、ここの階段の始まり(或いは終わり)のくるりんがいいんですよね〜!と共感!これ、すきなヒトに初めて逢えた〜黒田記念館は耐震工事前の姿は蔦に覆われてもっと趣きがあり、横手にあったドアはわたしが今まで見た中で最も美しいと感じるドアなのでありました。いまでもあの時間の積もったドアに会いたくなります。というわけで、過去のブログから写真を探しだしました。やっぱりいいドアだ〜。2010年頃の耐震工事前の黒田記念館の姿です。この蔦と煉瓦、最高のコンビネーションでした。。。煙突の天辺まで蔦に覆われる姿をまた見れる日が...近代建築画家さんの個展といとしきDoor
puukuu食堂(ミナペルホネン)ようやく、友だちと気軽に街歩きが出来るようになってきましたね。革の仕入れに浅草橋に行ったあと、馬喰町で友人と待ち合わせてアチコチへ。puukuu食堂、私は入るの初めて。カフェ通の友人、どの街へ行ってもいいカフェに誘導してくれます。ありがたやー窓の木の絵は皆川明氏作だそうです。窓のカギの可愛さに見惚れます。壁の板がフシギ。甘酒寒天にレーズンあんこが乗ってるおやつ、とてもおいしかった〜。このカフェの入るアガタ竹澤ビルはレトロですきなビル。10年位前にすきな写真家の展示を観に行ったのが最初でした。もうそのギャラリーは移転されてなくなっちゃいましたが。ミナのshop「elava」が入ってからは時々目の保養にお邪魔しています。自由にすきなところへ行けるって、しあわせなことです。しば...まちあるき、すてきなカフェ。
ここの枝垂れ桜のライトアップは、毎年見上げる度に花魁を想わせる。この桜にはなにか妖艶なナニモノかがついているのではないか?と毎年思う。見えないけどね。お寺だしね。以前遠方から見えた知人ご夫婦にこの桜を見てもらおうとご案内したところ、連れて来ていた知人の犬がお寺の敷地内に入った途端、何かに怯えて尾を巻いていたことを思い出す。まだ明るい昼間だったのだけれどね。彼女にはナニカ怖れるものが視えていたのかも。。。あの日のことをよく覚えているのは、その日ウチのTVで新元号が発表されるのを一緒に観たから。ついこの前のように感じるけれど、令和ももう5年なのだもの。それだけ桜も回数重ねて見てきたというわけで。枝垂れ桜とソメイヨシノの見事な饗宴、今年も見事です。令和5年の枝垂れ桜
「黒い睡蓮」ミシェル・ビュッシ2017年集英社文庫発行クロード・モネが暮らし、睡蓮の絵を大量に描いた村、ジヴェルニーを舞台に繰り広げられるミステリー小説。これは…!久しぶりにやられた。後半、え?え?ちょ待って?となり、まじかーーー。。。となる。これ以上は書けないのであ〜る。この感覚、中学生の時に読んで衝撃を受けたクリスティーの「アクロイド殺し」以来かも。ちょっと変わったモノが読みたい人にはお薦めの一冊!(去年の近所の睡蓮)「黒い睡蓮」ビュッシ
数年前、この小さな神社の老木桜が伐採されてとても残念に思っていたら…いつの間にやら同じ根元から子どもの木が成長して花をつけていることに気付きました。受け継がれていくのねえ。めでたいなぁ。なんだか、ほっとしたような少し切ないような。。。今年の桜は早いですね。世代交代の桜
ハクモクレン満開!ここの見事なハクモクレンは遠くから見ても一際華やかに輝いて、青い空からまるい白い雲が地上に舞い降りて来たかのよう。いつも華やかに春を知らせてくれてありがとう。真下で幹に寄り添って咲き誇る木の花を見上げると、束の間、木のキモチが解るような気がします。うつくしい木の花。花と一緒にココロもフワフワとほころんでくるよう。あたらしい春に。おめでとう!白い白い春のお知らせ
この度の放送法のすったもんだを聴いていると、太田愛氏の「天上の葦」を思い出す。危ういニッポン。ひとりひとりがよ〜く気をつけていないとアブナイよ。それにしても、長寿番組サンデーモーニング。日曜朝はこれで始まる。20代のひとり暮らしのアパートでも観ていたから気がついたら30年以上観ているということか。。。なんだろう。この番組は国民側のニュートラルな声を代表しているように感じる。近年お気に入りのジャーナリスト青木さんも加わり、より見逃せなくなった。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんもとてもすきな女性。こんなふうに落ち着いた説得力のある話し方が出来るようになりたいものだなぁと憧れている。そして!番組初期からずっと変わらない唐橋ユミさん!あんなにカワイイまんま変わらない女性も珍しい。スポーツは全然興味ないのだけれ...放送法と「天上の葦」
なんてかわいいピンク色しだれ梅のピンクは無条件にヒトをシアワセな気持ちにさせてくれる。ような気がする。おめでたいなあ。うれしいなあ。シアワセの色
この春初の沈丁花君を待ってたよー!シゴト前のヨリミチ公園。このところずっと今か今かと待っておりました。やっと数輪開花!屈み込み、マスクをずらしていざ、思い切り深呼吸〜。ああ、しあわせだ。生きててよかった。って思うくらいシアワセな香り。今日は啓蟄。園庭でちびっこが小さな小さなアリを見つけて大歓びしてた。そうだよね。嬉しいよね〜。これから虫探しが楽しい季節だなぁ。数日前には、ヨリミチ公園でルリタテハに遭遇!虫好き元少女としてもココロオドル季節の始まりです。(家の中のはイヤだけどね。笑)君を待つ!
散歩道このメタセコイア並木の下に立って木々を見上げるのがすきだ。冬は凛として。春はそよとして。夏は清々しく。秋は神々しく。どの季節も何ものにも動じることなく真っ直ぐ空を仰いでいる。束の間、立ち止まってわたしも一緒に空を仰ぐ。刹那、わたしも木々の仲間入り。前世があるなら、わたしは木だったような気が…。いや、それはおこがましいかな。こちらはユリノキ。凛として。
近所の大きな公園へウォーキングに行ったら鮮やかなピンクに引き寄せられた。こんなところにいつの間にか植樹されていたのねぇ。若い河津桜が満開!河津桜はピンクが濃くて青空に映える。気づいたらもう3月。2月は逃げるって云うけれどあれは本当だ。昔の人は巧く云ったものだなぁ。今日はおひなさん。お人形の日。普段からあちこち飾ってるあのこもこのこもホコリをはらってお顔をよく見てあげましょかね〜。ところで、おひなさんのお菓子って可愛くてすき。これは落雁好きな娘に。今日も良い一日にしましょう〜!ピンクとみずいろ
ものづくりはわたしのライフワーク。素材はいろいろと変貌しつつ、今のわたしは本革をミシンで絵を描くように縫い止めてかばんや小物に仕立てる、ということをしている。気がついたらどんどん極めてしまっていてまだまだ終わりなき途上だ。いつだって我流なので、正解も終わりもないだけれど。この度コロナ禍を経て約3年ぶりのデパートでの展示を終えた。以前からの10人のメンバーでの2週間の会期。やはり直接作品を観てもらえる対面でのイベントはすきだなぁ。ご購入の有無にかかわらず、作品を通して拡がるお客さまとのおしゃべりがとても楽しい。たまたま袖擦れ合う見ず知らずの者同士、お互いの長い人生の中で、ほんの束の間小さくパチパチとスパークするきれいな花火を一緒にみているような時間。。上手く言えないけれど、そのひとのタマシイに触れるような一...ミックスジュース人生
しばらく映画を観ていないなぁ。と夜中にAmazonプライムで見つけた映画「LAMB/ラム」を観た。2021年アイスランド/スウェーデン/ポーランドの合作。途中までは、美しい景色と幻想的な霧…言葉少ないセリフがいい感じで、昔観たアイルランド映画「フィオナの海」を想わせるムードだったのだけど。。。後半から、「んん??」ラスト、「なんやと!!」そうだ、ホラー/ファンタジー映画と書いてあったよな。と思い出させられた。なんか、もったいない映画だなあ。いっそホラー要素なしの、美しい景色に淡々と繰り広げられる朴訥な人々のファンタジーな映画だけにしといてほしかったくらいだ。「フィオナの海」がとても観たくなってしまった。だいすきだったフシギで愛らしい、アイルランドの神話的な映画。DVD化されていないらしく、今は観るのが困難...映画「LAMB」