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時間のしずく time drops https://blog.goo.ne.jp/jikannoshizuku

ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。

すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。

miko
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2014/12/01

  • 「谷川俊太郎 絵本★百貨展」へ

    これは、おみやげにいただきました。詩が書かれたトイレットペーパー!「谷川俊太郎絵本★百貨展」へ。平日の夕方にお邪魔したこともあり、がら〜んとした館内に静かに浮かぶコトバと絵。フシギな空間でありました。谷川さんの気配を濃く感じる。。。(声も聞こえてくるしね)靴をぬいで床のソファで寛いで聴く「もこもこ」の谷川さんの朗読がとても心地よかったなぁ。オトナ数人だけ、という状況だったからか、静かでフシギな異空間。。コドモもいる時間帯だと、それはそれできっとたのしい空気が漂うのだろうなぁ。この本、長男が小さい頃によ〜く読み聞かせていた。あっという間にオトナになっちゃったなぁ。。。としみじみ感じ入るわたし。谷川さんのコトバは魔法みたいにいろんな絵に溶け込む。現在オトナになったわたしたちも、コドモの頃からいろんな場面で谷川...「谷川俊太郎絵本★百貨展」へ

  • アーティゾン美術館「アートを楽しむ」を父と観る

    すきな一枚モネの「黄昏」旧ブリジストン美術館の頃に2、3度観たこのすきな絵を車椅子を押しながら父と観るとは。。先月、父が昔の会社のOB会に出席するため急遽大阪から車椅子で上京し東京駅近くのホテルに一緒に一泊。(色々と段取りに四苦八苦したが)隙間時間にしばらく来れなかったここの美術館へ。昔、東京時代に父も時々来たと言っていたことを思い出してここを選んだ。これもモネ。モネはなぜか海の絵のほうがわたしはすき。休憩スペースで父を撮る。アーティゾン美術館に生まれ変わって、とても開放的になったような。お隣は今大掛かりな工事をしていて空間が広がっているからか陽の光がとても心地よい。一度いいな、と思った絵ってふしぎと覚えているものだ。このコローの牛の絵も何年も前に見入っていたことを思い出した。ルノアールを見上げる父を眺め...アーティゾン美術館「アートを楽しむ」を父と観る

  • ぺんぺん草に想うこと。

    一所懸命生きてるうちに、気が付いたら50代も終盤に近づいてきた。それでも、少しも変わっていないところもいっぱいある。例えば、中学生の頃と同じように、J.D.サウザーの「TheLastInLove」をヘッドホンで聴く度になんだか胸の奥の背中の方がざわざわして涙が出そうになっちゃうとことか。ぺんぺん草をみるとシャラシャラ鳴らしてみたくなるとことか。大きい雲を眺めていると乗って歩いてみたいとつい思ってしまうとことか。練乳チューブをこっそりチュルチュルとなめちゃうとことか。自分が産んだ3人のコドモたちがみんな成人してわたしはとっくにオトナなのになあ。ジブンでも呆れるくらいドリーマーだと自覚している。自覚できていればまぁいっか。良くも悪くもこれがジブンだから仕方ない。まだまだいろんなことが道半ばで、これからもっと極...ぺんぺん草に想うこと。

  • それぞれの30年

    それぞれの30年。。20代前半を過ごした熱き会社仲間の同窓会を敢行。年明け早々に4月の土曜の日にちだけ先に決めて企画。30数年経っても集まれる会社仲間なんてそうそうない。小さな出版社だったけれど、濃い時代を共に過ごしたサークルみたいな会社だった。もう今は形はないからこそ人と人とがより繋がっていられるのかもしれない。今回はそれぞれの繋がりを手繰り寄せて声を掛け合い、22名にもなった。残念ながら連絡の取れなくなっている人も多数。集まった三分の一くらいの人はまさに30年以上振り!その他数人以外はコロナ禍前のバーベキューが最後だったから軽く5年は経つのか。。。歳と共に時間が加速している。これって気のせいじゃない!こうして、元気に生きて顔を合わせることができただけでしあわせだ。あの頃20代〜30代だったわたしたちも...それぞれの30年

  • インスピレーションの源

    我知らず、いろんなものから制作のインスピレーションを日々もらっている。先日美術館で観た、想像膨らむホルス像の台座。そこからインスピレーションをもらって作った本革コラージュ。たまにはこちらのアカウントにも作品を。ちょっとかわいくなっちゃったので、渋めの革でブックカバーに仕立てました。裏側はしずくモチーフ。台座にちょこんと残るヒトの足と、がっしりとしたハヤブサの脚!魅力的だ〜。護られ感でたかなぁ〜。インスピレーションの源

  • 視える生命力

    ほんのたま〜にパキッと5時台に目が覚めた時だけ朝の散歩へ出かける。澄んでいる朝の空気。まだ朝の空気は冷たいけれど、このあと良く晴れそうな青空の始まり。メタセコイアもぽにゃぽにゃの若葉を吹き出してキミドリイロに煙ってる。ついこの前までカラカラの裸ん坊だったユリノキも星のような形の葉っぱがわんさか!みどりは、目に見える「生命力」!たっぷりエネルギーいただきました。ありがとう〜視える生命力

  • JP TOWER MUSEUM インターメディアテク

    この像、やたらとわたしの想像力を刺激してくる。古代エジプトのホルス像の台座のみ。先月、立ち寄ったKITTE内にあるJPTOWERMUSEUM「インターメディアテク」気になりつつも今まで足を踏み入れたことがなかった場所。ここは、なんとも素晴らしい!!今まで何故入らずにいたのだ、わたし!!と問いたい。こちらもホルス像。インターメディアテク、「日本郵便と東京大学総合研究博物館の協働による入館料無料のミュージアム」とある。素晴らしい学術標本やら時代がかった珍しいいろいろなモノがたっぷり展示されており、余った時間にちょっと立ち寄ったつもりがガッツリ見入ってしまった。開館十周年記念特別展示「極楽鳥」も開催されており鳥の剥製や、鳥のジュエリーアートのうつくしさにため息。KITTE、出来たばかりの頃から時々立ち寄っていた...JPTOWERMUSEUMインターメディアテク

  • うぐいす

    この、開いたの見たことない鉄扉の向こうの森でウグイスが鳴いている。この木の上の方からも声だけ聞こえる。ホーホケキョ。カタカナの音通りにホーホケキョ思えば、春しか聞こえないってことはウグイスも渡り鳥ってこと?なのかなぁ。姿がみたいものだなぁ。うぐいす

  • 5分の使い道

    久しぶりにこんなに大きなフワフワ雲を見た気がする。季節が変わったのね〜。仕事前のヨリミチ5分。公園の緑の空気にキモチもからだもリニューアルしてもらってから、仕事場へ。このヨリミチ5分のおかげでわたしの中のスイッチが入れ換わり、全力でコドモたちに向き合える、ような気がするのです。たかが5分されど5分!5分の使い道

  • 近代建築画家さんの個展といとしきDoor

    近代建築好き仲間の友人に誘ってもらって、近代建築画家コジマユイさんの個展へ。「絵で見る東京近代建築の魅力」すきな建築物だらけ〜中でも大好物な黒田記念館の階段のアイアンの絵もあって感激。。作家さんと少しお話でき、ここの階段の始まり(或いは終わり)のくるりんがいいんですよね〜!と共感!これ、すきなヒトに初めて逢えた〜黒田記念館は耐震工事前の姿は蔦に覆われてもっと趣きがあり、横手にあったドアはわたしが今まで見た中で最も美しいと感じるドアなのでありました。いまでもあの時間の積もったドアに会いたくなります。というわけで、過去のブログから写真を探しだしました。やっぱりいいドアだ〜。2010年頃の耐震工事前の黒田記念館の姿です。この蔦と煉瓦、最高のコンビネーションでした。。。煙突の天辺まで蔦に覆われる姿をまた見れる日が...近代建築画家さんの個展といとしきDoor

  • まちあるき、すてきなカフェ。

    puukuu食堂(ミナペルホネン)ようやく、友だちと気軽に街歩きが出来るようになってきましたね。革の仕入れに浅草橋に行ったあと、馬喰町で友人と待ち合わせてアチコチへ。puukuu食堂、私は入るの初めて。カフェ通の友人、どの街へ行ってもいいカフェに誘導してくれます。ありがたやー窓の木の絵は皆川明氏作だそうです。窓のカギの可愛さに見惚れます。壁の板がフシギ。甘酒寒天にレーズンあんこが乗ってるおやつ、とてもおいしかった〜。このカフェの入るアガタ竹澤ビルはレトロですきなビル。10年位前にすきな写真家の展示を観に行ったのが最初でした。もうそのギャラリーは移転されてなくなっちゃいましたが。ミナのshop「elava」が入ってからは時々目の保養にお邪魔しています。自由にすきなところへ行けるって、しあわせなことです。しば...まちあるき、すてきなカフェ。

  • 令和5年の枝垂れ桜

    ここの枝垂れ桜のライトアップは、毎年見上げる度に花魁を想わせる。この桜にはなにか妖艶なナニモノかがついているのではないか?と毎年思う。見えないけどね。お寺だしね。以前遠方から見えた知人ご夫婦にこの桜を見てもらおうとご案内したところ、連れて来ていた知人の犬がお寺の敷地内に入った途端、何かに怯えて尾を巻いていたことを思い出す。まだ明るい昼間だったのだけれどね。彼女にはナニカ怖れるものが視えていたのかも。。。あの日のことをよく覚えているのは、その日ウチのTVで新元号が発表されるのを一緒に観たから。ついこの前のように感じるけれど、令和ももう5年なのだもの。それだけ桜も回数重ねて見てきたというわけで。枝垂れ桜とソメイヨシノの見事な饗宴、今年も見事です。令和5年の枝垂れ桜

  • 「黒い睡蓮」ビュッシ

    「黒い睡蓮」ミシェル・ビュッシ2017年集英社文庫発行クロード・モネが暮らし、睡蓮の絵を大量に描いた村、ジヴェルニーを舞台に繰り広げられるミステリー小説。これは…!久しぶりにやられた。後半、え?え?ちょ待って?となり、まじかーーー。。。となる。これ以上は書けないのであ〜る。この感覚、中学生の時に読んで衝撃を受けたクリスティーの「アクロイド殺し」以来かも。ちょっと変わったモノが読みたい人にはお薦めの一冊!(去年の近所の睡蓮)「黒い睡蓮」ビュッシ

  • 世代交代の桜

    数年前、この小さな神社の老木桜が伐採されてとても残念に思っていたら…いつの間にやら同じ根元から子どもの木が成長して花をつけていることに気付きました。受け継がれていくのねえ。めでたいなぁ。なんだか、ほっとしたような少し切ないような。。。今年の桜は早いですね。世代交代の桜

  • 白い白い春のお知らせ

    ハクモクレン満開!ここの見事なハクモクレンは遠くから見ても一際華やかに輝いて、青い空からまるい白い雲が地上に舞い降りて来たかのよう。いつも華やかに春を知らせてくれてありがとう。真下で幹に寄り添って咲き誇る木の花を見上げると、束の間、木のキモチが解るような気がします。うつくしい木の花。花と一緒にココロもフワフワとほころんでくるよう。あたらしい春に。おめでとう!白い白い春のお知らせ

  • 放送法と「天上の葦」

    この度の放送法のすったもんだを聴いていると、太田愛氏の「天上の葦」を思い出す。危ういニッポン。ひとりひとりがよ〜く気をつけていないとアブナイよ。それにしても、長寿番組サンデーモーニング。日曜朝はこれで始まる。20代のひとり暮らしのアパートでも観ていたから気がついたら30年以上観ているということか。。。なんだろう。この番組は国民側のニュートラルな声を代表しているように感じる。近年お気に入りのジャーナリスト青木さんも加わり、より見逃せなくなった。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんもとてもすきな女性。こんなふうに落ち着いた説得力のある話し方が出来るようになりたいものだなぁと憧れている。そして!番組初期からずっと変わらない唐橋ユミさん!あんなにカワイイまんま変わらない女性も珍しい。スポーツは全然興味ないのだけれ...放送法と「天上の葦」

  • シアワセの色

    なんてかわいいピンク色しだれ梅のピンクは無条件にヒトをシアワセな気持ちにさせてくれる。ような気がする。おめでたいなあ。うれしいなあ。シアワセの色

  • 君を待つ!

    この春初の沈丁花君を待ってたよー!シゴト前のヨリミチ公園。このところずっと今か今かと待っておりました。やっと数輪開花!屈み込み、マスクをずらしていざ、思い切り深呼吸〜。ああ、しあわせだ。生きててよかった。って思うくらいシアワセな香り。今日は啓蟄。園庭でちびっこが小さな小さなアリを見つけて大歓びしてた。そうだよね。嬉しいよね〜。これから虫探しが楽しい季節だなぁ。数日前には、ヨリミチ公園でルリタテハに遭遇!虫好き元少女としてもココロオドル季節の始まりです。(家の中のはイヤだけどね。笑)君を待つ!

  • 凛として。

    散歩道このメタセコイア並木の下に立って木々を見上げるのがすきだ。冬は凛として。春はそよとして。夏は清々しく。秋は神々しく。どの季節も何ものにも動じることなく真っ直ぐ空を仰いでいる。束の間、立ち止まってわたしも一緒に空を仰ぐ。刹那、わたしも木々の仲間入り。前世があるなら、わたしは木だったような気が…。いや、それはおこがましいかな。こちらはユリノキ。凛として。

  • ピンクとみずいろ

    近所の大きな公園へウォーキングに行ったら鮮やかなピンクに引き寄せられた。こんなところにいつの間にか植樹されていたのねぇ。若い河津桜が満開!河津桜はピンクが濃くて青空に映える。気づいたらもう3月。2月は逃げるって云うけれどあれは本当だ。昔の人は巧く云ったものだなぁ。今日はおひなさん。お人形の日。普段からあちこち飾ってるあのこもこのこもホコリをはらってお顔をよく見てあげましょかね〜。ところで、おひなさんのお菓子って可愛くてすき。これは落雁好きな娘に。今日も良い一日にしましょう〜!ピンクとみずいろ

  • ミックスジュース人生

    ものづくりはわたしのライフワーク。素材はいろいろと変貌しつつ、今のわたしは本革をミシンで絵を描くように縫い止めてかばんや小物に仕立てる、ということをしている。気がついたらどんどん極めてしまっていてまだまだ終わりなき途上だ。いつだって我流なので、正解も終わりもないだけれど。この度コロナ禍を経て約3年ぶりのデパートでの展示を終えた。以前からの10人のメンバーでの2週間の会期。やはり直接作品を観てもらえる対面でのイベントはすきだなぁ。ご購入の有無にかかわらず、作品を通して拡がるお客さまとのおしゃべりがとても楽しい。たまたま袖擦れ合う見ず知らずの者同士、お互いの長い人生の中で、ほんの束の間小さくパチパチとスパークするきれいな花火を一緒にみているような時間。。上手く言えないけれど、そのひとのタマシイに触れるような一...ミックスジュース人生

  • 映画「LAMB」

    しばらく映画を観ていないなぁ。と夜中にAmazonプライムで見つけた映画「LAMB/ラム」を観た。2021年アイスランド/スウェーデン/ポーランドの合作。途中までは、美しい景色と幻想的な霧…言葉少ないセリフがいい感じで、昔観たアイルランド映画「フィオナの海」を想わせるムードだったのだけど。。。後半から、「んん??」ラスト、「なんやと!!」そうだ、ホラー/ファンタジー映画と書いてあったよな。と思い出させられた。なんか、もったいない映画だなあ。いっそホラー要素なしの、美しい景色に淡々と繰り広げられる朴訥な人々のファンタジーな映画だけにしといてほしかったくらいだ。「フィオナの海」がとても観たくなってしまった。だいすきだったフシギで愛らしい、アイルランドの神話的な映画。DVD化されていないらしく、今は観るのが困難...映画「LAMB」

  • コドモの木

    隠れてないで出でおいで。大きなお母さんの陰に隠れてるコドモ。のように見えた。光を浴びてすくすくとね。当たり前なことなんだけれど、子どもはいつの間にか大人になる。毎日を共に過ごしたたくさんの時間がそこには積もっているはずなんだけれどな。気づいたらこの手を離れずっと先を歩く背中を見ている。親離れに、人生の夕暮れみたいなキモチになるのはきっと世の母共通の感情なのでありましょう。母もわたしの背中をこんな気持ちで見送ってくれていたのかな。。。コドモの木

  • 雪ことり

    雪が降りました。仕事先の幼稚園も午後から休園。預り保育もなくなり急遽お休みに。こんこんと降る雪を見ているだけではもったいない。つい作りたくなります。今回は雪だるまならぬ「ゆきことり」の誕生です。ほんの少しして見にいってみましたら、立派なトサカが生えておりました〜。雪ことり

  • ひなたぼっこ充電

    久しぶりにひなたぼっこ充電。そうだ、わたし自分の充電を忘れてた。な〜んにも考えずにおひさまの下で目を閉じる。まぶたの裏はとても赤く、光を通して今生きているんだなぁと感じる。当たり前なことを当たり前と思ってはイケナイ。鳥のさえずり子どもの歓声カラスのケンカ。木の影までも生きてることを声高に主張する。充電完了。さあ進もう。ひなたぼっこ充電

  • あかしろきいろ

    紅梅白梅蝋梅あかしろきいろどのはなみてもきれいだな〜♪って歌いたくなります。(チューリップの歌だけども!)寒波にさらされながらも梅の花たちが春を予告してくれています。がんばろう、ニンゲンも!あかしろきいろ

  • 魔女の木に会いにいく

    ふと、会いたくなる木がある。この木はそんな木のうちの一本。「魔女の木」と勝手に名付けたその木に出会ってから時々気になって会いに行っている。周りの木に病気が発生し、次々と伐られているので、わたしは彼女の安否が心配なのだ。寒波の前の冬晴れの森に出かけてみた。遠くからでもあなたのことはすぐわかる。変わらぬ姿で凛と立っていた。よかったよかった。まるで魔女に魔法をかけられて時間が止まったように見えるその姿。この枯れた枝はいったいどうしたの。それでも高い高い木のてっぺんにはフサフサと葉っぱを生やして鳥たちに居場所を与えてあげている。そんなあなたがわたしはすきだよ。ずっとそのまま元気でいてくださいな。魔女の木に会いにいく

  • ダブル植物ワイパー

    久しぶりに植物ワイパーをみつけた。「植物ワイパー」とは赤瀬川原平氏が名付けたトマソンのひとつ。上手いこと名付けたものだなぁと、見掛ける度に思う。植物が風にそよいで付けた跡。正にワイパーで繰り返しなでたような綺麗な放射線を描く。自然のアートですねぇ。ダブルワイパー!当人(?)の植物はカリカリに枯れてしまっているけれど、しっかりとワイパー跡がその生きた証を残している。冬の空は驚くほど青い。これから強力な寒波がやってくるという。。。空気の緩む春が来るまでしっかり凌いでがんばりましょう。ダブル植物ワイパー

  • 脳に騙される

    夢をみた。夢の話はいつもこの書き出しになる。黒澤明監督の「夢」の真似っこだな。いつの間にかいろんなものがジブンの中に浸透していく。妖精の夢をみた。半透明で青く光りながらふわふわと浮かんでる。うわっうわっ!まじ妖精??そっと両手を伸ばしてつかまえようとしたら、フッと消えてしまった。その後、なんと、そっくりなものをネット上の映像で観た。ユラユラ青く光りながら漂う半透明なクラゲだ。そこで、はたと気づく。わたしは以前にこのクラゲを先にネットで視ていて、夢の中に引っ張り込んだのかもしれない??いやはや、脳ってやつは。わたしの脳でありながら、わたしのものではない。わたしの思考より先に勝手に先回りして活動している。夢のなかではしっかり「妖精」と認識していたクラゲだったかもしれない物体。どっちだろうとキレイだったなぁ。き...脳に騙される

  • 白梅と冬の蝶

    シゴト前のヨリミチ公園。白梅がもう咲いている〜!と近寄ってみたら、ひらひらと舞って蜜を吸う蝶に遭遇。確かキタテハという蝶々だ。少し暖かいとはいえ、まだ1月なのにうっかり羽化してしまったの?と驚く。夜になってキタテハを思い出し気になって調べてみたら、キタテハは成虫で冬越しするのだと知り益々驚いた。あのコは、わたしが布団から出られないような寒い寒い朝も、凍えるような風吹く夜も、今も何処かの寒空の下でひとり過ごしているのだ。。。勝手に蝶は皆サナギで冬越しするものと思い込んでいた。キタテハたち、よく頑張ってるなぁ。今度また会えたらキミにエールを贈ろう。早春の花の季節到来!もう菜の花もにっこり綻んでる。白梅と冬の蝶

  • sunbrainの音の温度

    ひょんなことから、タマシイに転がり込んでくる音楽がある。そのようにやって来た音楽はそのままココロにしっかり棲み着き、歳月が経とうが色褪せない。そんな一枚。sunbrain「rainbowalbum」きっかけは、当時小学生だった息子が観ていた休日の朝のアニメ番組。何か冒険モノのアニメだったと思うが、家事をしながらもそのエンディングの曲だけがぐいっと耳に入ってくる。何度目かにエンドロールで確認。それがこのsunbrainの「GoToFly」だった。何とも耳触りの良い音と声にすっかり惹かれ、他の曲も聴いてみたくなり、リリースされたばかりだったらしいこの1stアルバムを買ってきた。2007年リリース。想像以上にどの曲も素晴らしく、以来この一枚はくり返し聴いている。二人組みのユニットだった彼らが、その後音楽活動を休...sunbrainの音の温度

  • ココロの棘

    ジブンと、そのほかのヒト。人は皆、おぎゃあと生まれて成長するうちに、いつの間にか「自分」と他者との境界線に気付くようになる。ジブンとヒトは異なる。と十分わかっているのに、何故幾つになっても解り合えないことにこころを波立たせてしまうのだろう。総てを呑み込んで全部を慈しむことが出来るようになるには今生だけでは時間が足りないのだろうか。誰もが持つ、ヒトをもジブンをも刺す棘…。新年の青い空に弾けるように咲く蝋梅の甘い香りにこころの棘を少し、抜いてもらおう。ココロの棘

  • 太陽と雲のアート

    近年、初日の入りの富士山を見に近くの湖へ行くのが恒例に。今年は元旦の夕方には出られなかったので、2日目の日の入りに行ってみた。昼間はよく晴れていたのだけれど、夕方から大きな雲が現れて富士山はお隠れに…。けれどもその雲のお陰で夕陽がオーロラのようなうつくしい模様を湖面に描き出してくれた。うつくしいなぁ。。。刻々と色を変えて束の間の自然のアートを見せてくれた太陽と雲に大いなる感謝!太陽と雲のアート

  • 初夢

    お正月2日の朝、目が覚めて顔を洗いつつ初夢何見たかなぁと考えながら鏡をみたら思い出した。眉毛がサラサラと伸びてる夢だ。鏡を見ながら伸びた眉毛を櫛でといて切るわたし。眉毛が前髪みたいにサラサラ伸びるわけないのに変な夢だ。気になって夢占いで見たら眉毛が伸びるのは吉夢らしい。金運アップとか書いてある。毎年子どもの数、3枚だけ買ってる年末宝くじ、当たってるかも〜!?ふくらスズメちゃん初夢

  • 2023年おめでとうございます

    2023年1月1日明けましておめでとうございます。健やかで安らぎに包まれる一年となりますように。世界中の争いごとがすべて鎮まりますよう。。。🙏✨✨2023年おめでとうございます

  • 過去の近未来的地下通路

    宇宙的空間に遭遇。ここは大阪、北新地駅近くの地下通路。大阪の地下は果てしなく広がる巨大地下都市のよう。一度潜ると迷路に迷い込んだようになって、ちょっと方向転換したらどっちから来たのかもうわからなくなる。この通路は初めての場所。過去の近未来SF的な光景に思わずぐるりと辺りを見回してみる。ひとも疎らなこの空間、巨大な宇宙船の中にいるような…フシギな感覚。方向音痴なくせに知らない道を選んで歩きたいんだなぁ。案の定、このあと道に迷いました。過去の近未来的地下通路

  • クリスマスが近づくと。

    クリスマスが近づくと、小さい頃だいすきだったドレミファブックの中の「ママとふたりのクリスマス」を思い出します。暫く前に購入したトランク型のレコードプレイヤーで久しぶりに聴いてみました。やわらかなこの絵はいつ見てもほっと温かな気持ちになります。ママとふたりクリスマス。わたしの中の特別なクリスマスソングです。ドレミファブックは1970年頃販売されていたレコード付き絵本。(全20巻)子どもの頃、ひとりで何枚もレコードをかけては絵本を眺めていたものです。歌の流れる間中、そのページをじっくり眺める…。そんなふうにゆったり流れるゆとりの時間が今の子どもたちにはほとんどないように思います。せめてゆっくり絵本の中の絵を眺める時間を持たせてあげたいものですね。ドレミファブックを検索して辿り着いてくださった皆さま、ありがとう...クリスマスが近づくと。

  • 赤の迷宮

    木々の葉の舞う中一際明るく色づくドウダンツツジ。歳を重ねると、不思議なものでずっと身近にあったのに今まで意識していなかったものたちが生き生きと浮かび上がって視界に入ってくる。ような気がする。近年、ドウダンツツジの赤のうつくしさに惚れ込んでいます。小さいイキモノになって、この赤の迷宮に迷い込みたい。12月の青い空によく映えます。シゴト前のヨリミチ5分。この5分がわたしの善き充電源です。赤の迷宮

  • 池のほとり

    メタセコイア並木ここはすきな場所。見上げると季節の移り変わりを教えてくれる。見事に赤い実だけになった木をみつけた。ハナミズキにしては実が大きい。近づいてみたら「ウメモドキ」と名札あり。ウメモドキかぁ。この赤さが梅干しみたいだからなのかな、それとも春には梅に似た花が咲くのかな。どうも、なんとかモドキってネーミング、安易に感じるんだなぁ。ちゃんとこの木なりの名前をつけてあげたらいいのにな。自分はアイデンティティがない…って思っちゃわないか?いやいや、ニンゲンが勝手につけただけだものね、池のほとりに凛と立つこの木には何処吹く風、って感じなのでありましょう。池のほとり

  • 懐かしのプリンアラモード

    これぞ昭和のザ・プリン・ア・ラ・モードリアルとミニチュア池袋タカセのアップルロール好き歴数十年。なのに上階へ上がるのはなんと初めて!昔懐かしいプリンアラモードが食べたくて先日娘と本店9階のコーヒーラウンジへ子どもの頃の昭和のデパートの食堂のプリンアラモードそのものでした。(あの頃めったに食せなかったけど笑)西陽の当たる喫茶店。昭和の時間がそのまま続いて流れているみたい。見下ろす池袋駅が何だか不思議で新鮮なキモチ。。純喫茶のミニチュアコレクションは、コーヒーラウンジのレジ横で見つけました。本来は何が出るか分からないガチャガチャだけれど、店員のオジサマの「100%ここのプリンアラモードですよ」という言葉に迷わず購入。懐かしのプリンアラモード。しっかり堪能しました。3階の同じくタカセの洋食レストランも気になるな...懐かしのプリンアラモード

  • 写真展 星野道夫 悠久の時を旅する

    TOKYOPHOTOGRAPHICARTMUSEUM東京都写真美術館「星野道夫悠久の時を旅する」星野さんの写真と言葉に深く魅了されたのは10年程前に銀座松屋で開催された写真展でのこと。以来、星野さんの本の数々は私の愛読書となりました。今回の写真展はシロクマ、オオカミ好きな娘と。東京都写真美術館のアプローチここはいつ見てもカッコイイ。つい写真をとってしまいます。モノクロが似合う場所です。今回の展覧会でココロに飛び込んできた星野さんのコトバを忘れないように記しておきたいと思います。「人間の歴史は、ブレーキのないまま、ゴールの見えない霧の中を走り続けている。だが、もし人間がこれからも存在し続けてゆこうとするなのなら、もう一度、そして命がけでぼくたちの神話を作らなければならない時が来るかもしれない。」星野道夫悠久...写真展星野道夫悠久の時を旅する

  • 此の世の穴

    異世界への入口かと思った。このエスカレーターを昇りきると大きな空にススキが揺れていた。Heavenlyblueここを設計したひとは「天国」をちょびっと意識して作ったんじゃないだろか〜。こんなんだったらいいな、天国。屋上庭園、その名も「浮遊の庭」何度も乗りたくなるエスカレーターに人生で初めて出逢った。他の天気のこの場所も見てみたい。此の世の穴

  • すきなアイアンの階段

    わたしには、いろんな街のあちこちにすきなものがある。ココだけ観てわかったひとがいらしたら、かなりの階段通。ここはすきな建築物、黒田記念館の階段です。ここのこのくるりんと丸まっているところが愛おしくてたまらないのであります。一枚目のくるりんは階段のおしまいの部分。或いは始まりか?何度来ても見るたび美しさにうっとりするこのアイアンの階段。1928年竣工のこの建物の設計は岡田信一郎氏。このうつくしい手すりのデザインはその弟子にあたる金沢庸治氏とのこと。この階段のクルンクルンと跳ねるような、ト音記号のようなデザインにココロも踊るよう。そしてくるりんと丸まっておしまい!かわいいなあ〜。いろんな場所の「スキ」は、いつでもわたしをアゲてくれる。。。有り難いことです。すきなアイアンの階段

  • イチョウの葉と近代建築

    すきな建築物上野の黒田記念館。ここは、イチョウの葉の舞う頃が一番うつくしい。スクラッチタイルの茶色とイチョウの黄土色が良く似合う。数年前の耐震工事でわたしのお気に入りだったNo.1ドアが消えてしまったと同時に、煙突のてっぺんまで覆い尽くしていた蔦も全て剥ぎ取られてしまった。また生えてこないかなぁと密かに待っているのだけど。自分が昔書いたブログ記事を探したら、あのすきだったドアと蔦の絡まる煙突の写真が見つかった。耐震のためだもの、仕方がない。それでもやはりすきなものが消えてしまうのは寂しいものです。在りし日のすきだったドア。そして蔦の絡まる夏の煙突。美しい緑の館にゆっくりゆっくり時間をかけて戻れるといいなぁ。イチョウの葉と近代建築

  • ヨリミチ公園のヒカリ

    キレイな黄色だなぁ〜と近づいたら積もった落ち葉の上に寝転んでお爺さんがお昼寝してた。たっぷりの陽を浴びて気持ちよさそうだったな。シゴト前のヨリミチ5分。陽射しを瞼にうけて緑の空気をめいっぱい胸に吸い込む。このヨリミチ公園のベンチで背中を丸めて本を読むひとりの青年を時々見掛ける。本に覆いかぶさるようにのめり込んで読書する姿勢がとても印象的なのだ。わたしは、ひとが本を読んでいる姿を見るのがすきだ。公園で、カフェで、電車で。。本に向かっているとき、ひとはからだ半分、ここでない別の世界の扉のなかにいる。わたしには、その半分透明になっているような姿が何故だかとても崇高にみえるのだ。昨今、電車で本を読むひとはめっきり減ってしまった。スマホの中の本を読んでいるのかもしれないけれど、紙の本でないと、あの別世界の扉感はない...ヨリミチ公園のヒカリ

  • 岡本太郎展でフル充電。

    エネルギーもらってきました。岡本太郎展。太郎氏の絵は時に凝視出来ないほどコワイ。けれど、絵の中のちょっとオモシロイやつを見つけると嬉しくなる。オブジェは大好物。ユーモラスでありながらスゴイメッセージが籠められていたりする。だいすきな太陽の塔の制作風景の映像が流れていた。(映像は撮影禁止)背中の顔は地上でタイルを貼って仕上げたのね〜。そしてなんと!背中の顔が完成した時、太郎氏が一升瓶のお酒をその黒い太陽の口にだばだば〜っと豪快に注ぎ込んでいるのを見た。太郎氏最高。なんと感慨深い!もうその瞬間の映像を観れただけでもこの展覧会、大満足だ〜。会期は2022年12月28日まで。東京都美術館にて。かなりの熱量です。エネルギーをもらえますが、弱っている時に観たら知恵熱出そう!わたしも過充電気味。今なら手から放電しそう。...岡本太郎展でフル充電。

  • 川の水面、川の底。

    先日、退院した父の顔を見に大阪へ。未だに入院中はコロナ感染防止のため面会禁止だ。今回も手術を乗り切り危機を脱した父。2ヶ月振りに家に戻れた父は思いの外元気そうで胸をなで下ろす。米寿の父。屋外は電動車椅子。屋内は杖でゆっくり歩行。朝はモーニングを食べにホテルのカフェへ、夜は馴染みの店へお喋りに、と相変わらず活動的だ。自分次第でココロは歳を取らない、ということを眼の前で実践してくれている。来阪しても、父は隔日で透析に入るのでわたしはその間大阪の友人に会ったりすきな場所へと出掛ける。川と橋のまち。父が暮らすマンションからも堂島川が見える。宮本輝氏の「泥の河」の舞台、堂島川と土佐堀川の交わるところ。。。その辺りをプラプラと朝散歩。泥の河の石碑を見つけた。正にこの辺りを子ども時代の輝さんが駆け回っていたのだなぁ…感...川の水面、川の底。

  • ドーハの悲劇の夜の悲劇。

    夫56歳と次男坊24歳がサッカーを観ている。(厳密には一階と二階で)わたしはスポーツに疎いのだが、ドーハの悲劇は知っている。1993年、結婚してこの家に嫁いできた10月。あの日は夫の友人が遊びに来て、皆でサッカーを観ていた。正にドーハの悲劇が起きる寸前、外で派手な衝撃音がして驚いて窓の外を見ると路上駐車していた友人の車にトラックが突っ込んでいた!サッカーどころではなくなり、緊急車両が次々に。。。幸い怪我人はなかったものの、車はそのままいわゆるオシャカに。わたしたちのドーハの悲劇。結局試合終了をみることもないままお開きになった。今の今になって思ったのだけれど、もしかしてサッカーを観ていて事故が起きた!?のかも?いや、30年前に車でTVはないかな。あれからぐるりと時間が周って、再びのドーハ。あの彼はあれから結...ドーハの悲劇の夜の悲劇。

  • 大仏さんのてのひら

    奈良の大仏さんのありがたい手のひら。「施無畏印」といっておそれなくてもいいんですよというジェスチャーなのだそう。優しいなあ。。。そして手のひらを上に向ける「与願印」は「願いごとを叶えてあげましょう」という意味を持つのだそうです。ありがたいなあ。。。この度やっと大仏さんに会いに行ってきました。奈良の子どもだった頃から、なぜか大仏さんには勝手に親近感を持っています。父の見舞いに東京から大阪へ行くたびに、ちょっと足を延ばして大仏さんに会いに行きたいなぁ…と常々想っていたのですが。コロナ禍もあり、かれこれ10年振りくらいでしょうか。この度、退院して思いの外元気そうな父の姿にほっとして、秋晴れの朝、奈良へと向かいました。久しぶりに降り立ったJR奈良駅もすっかり駅舎が変わり、元の趣きのある古い駅舎は観光案内所として活...大仏さんのてのひら

  • タローマンとNHK放送博物館

    この夏ハマったタローマン。NHK放送博物館で開催中のタローマン展へ。(行ってきたのは11月上旬頃)昔懐かしいヒーロー物のTV番組というていで展開するタローマン。タローマンかるたにハンカチやソーセージまで!見事なフェイクレトログッズに、この企画を知らずに観てしまったらすっかり騙されてしまうことでしょう!いやはやオモシロイ。そして、肝心の御本人タローマンは出張中なのでありました。ざんねん。シュール〜。今はもう出張から帰ってきているとHPにありました。会期は2022年12月4日まで。もう一度行きたいくらいです。さて、このNHK放送博物館、愛宕山のてっぺんにあります。初めて入館しましたが、常設展示にびっくり。これはこれはなんとも貴重な歴史的価値の高いモノのオンパレード。初めてのラジオ放送やTV放送の機材だの、昭和...タローマンとNHK放送博物館

  • 月蝕と我らの地球

    皆既月蝕の夜。赤い月を見ながら次男と夜道を歩いてスーパーへ。夜が更けて満月が戻り始めた頃、今度は娘と月夜のウォーキング。ふしぎなものだなあ。少しずつ影が退くことで地球がまわっていることを体感する夜。太古の昔から止まることなく我らの地球はまわっているんだなぁ。こうしている今も。当たり前のことだけれどこうして気づかされることもたまには必要だ。当たり前のことなんかじゃないのだから。遠い月に、我らの地球の平和を我知らず祈っていたのでありました。月蝕と我らの地球

  • テールランプとおつきさん

    やさしく街を見下ろすおつきさんと赤いテールランプたち。みんな何処かへと帰っていくのねぇ。なんでだろう、ほっとするなぁ。見送る赤いテールランプが切なくてこころが痛かった若かりしジブンが懐かしいな。テールランプとおつきさん

  • マチビト

    キバナコスモスたち。誰かを待ち焦がれてるのか、皆で駅の方を向いてソワソワと揺れている。待ち人が来るといいね。その後ろ姿に、ミレーの一枚の絵を思い出す。ミレー「待つ人」ずっとすきな、せつない一枚。マチビト

  • 街のキリン

    街のキリン。何度も通ったことのある道なのに初めて気付いて見上げた。大きなキリン。そしてこちらも。街にキリンの群れ現わる。ここは富士山も見えるすきな夕やけスポットのひとつだったのになぁ。いよいよ工事着工だ。新しい建物からも夕やけ富士山を拝めるように、テラスを作ってくれることを願うばかり。キリンの皆さん、がんばってくれたまえ。街のキリン

  • Happy Wedding

    HappyWedding♡気持ちの上では息子同然のYくんの結婚式に参列してきました。Yくんは亡き親友の大事な息子。彼女の娘のKちゃんと共にふたりを赤ちゃんの頃から可愛がってきたので、彼女亡き後のこの11年、うちの三人の子どもと合わせて五人、今ではみんな大切なわたしの子どもと思っています。空の上でアノ子も今頃ホッと一安心していることでしょうお式の時も披露宴の時もちゃんと彼女の席が用意されており、乾杯時のシャンパン、切り分けられたウェディングケーキがきちんとテーブルに置かれ…ホテルスタッフの優しい配慮に感動いたしました。みえないけれど、アノ子もずっと一緒にそこにいてくれたように思います。。ふたりに頼まれて僭越ながらリングピローを作りました。(わたしでいいのか、念を入れて確認〜)小鳥の羽根の所にそれぞれのWed...HappyWedding

  • 地球劇場

    おひさまとおはな聴こえない声で今日も挨拶を交わしてる風の強い午後、さざめく波のかたちに連なる雲をみた。空も海も花もヒトも同じ船に乗る仲間だってこと時々思い出さないといけないよ。地球劇場

  • 絵本とゆたかな時間

    人生で一番最初にすきになった絵描きさんかも。山脇百合子さん。(おおむらゆりこさん)先日80歳で亡くなられた。ぐりとぐらシリーズの動物たちもすきだけど、わたしは山脇百合子さんの描くこどもの絵がとりわけだいすきだった。小学生の頃、山脇百合子さんの絵に紙を乗せて鉛筆で写し取り、色鉛筆で色を塗りそれをハサミで切り出して紙人形にして遊んでいたことをよく覚えている。今にも動き出しそうな子どもたちの絵がかわいくてたまらなかったなぁ。。。あの頃、リカちゃん遊びもすきだったけれど紙人形でもよ〜くひとりで熱心に遊んでいたなぁ。現代なら写し絵なんてしなくてもちゃちゃっとコピーできちゃうけど。今の子どもは紙の人形すら馴染みがないでしょうね。昔は自由画帳とかの裏表紙は切り取れる着せ替え人形がプリントしてあったものだ。と、書きながら...絵本とゆたかな時間

  • 東京タワーと青い車

    何年ぶりだろう六本木の街。車で走っているとふいに東京タワーがどーんと視界に入るこの道がすきだった。免許をとったばかりの二十歳、まだ家族で東京モノレール沿線の町で暮していた頃、夜更けの街を走るのが楽しくて当てもなくドライブした。カセットテープにすきな曲だけ詰め込んで。今はもうペーパードライバー歴約30年余りのわたし。父の古い青いアメ車に初心者マークをつけてハンドルを握っていたあのアタシはホントにわたしだったのか?明るいこの街を歩きながら、昔のアタシの面影を探す。ふしぎなものだ。街にはなにひとつアタシの欠片は見当たらない。たくさんのニンゲンたくさんのジカンみえない想いを染み込ませたまま、街はよそゆきの顔をして姿を変えてゆく。そしてジブンも。中身はそのままのような気がするのも錯覚かな???(昭和な空間の残る街角東京タワーと青い車

  • 蝶々のランデブー

    わたしの指は、蝶の休憩所になりがちです?!前方をよ〜くご覧ください!この子の相方がこちらを目掛けて飛んで来ています。このあと2匹仲良く舞い上がり、ヒラヒラランデブー。実際には気付いたら2匹でヒラヒラ舞っていたという感じだったので、こんなに遠くから一直線に飛んでくる相方と、ガッツリ見据えて待っているこの子がしっかり写っているこの写真をみて、あとからなんだかじ〜〜んと感動。。。秋晴れのとある日のムスメとのふたり旅。山と海のキレイな空気にココロ洗われ、生き返りました〜伊豆高原・大室山蝶々のランデブー

  • In the flower

    お花の中で影絵芝居上映中〜?秋晴れの青空に白い芙蓉が映えます。繊細な花びらのヒダがウェディングドレスのよう。青、白、そして深みどり。自然の色ってつくづくきれいだなぁ。こういう秋らしい清々しい日々が長く続いてほしいものですね。Intheflower

  • 今日、金木犀始まりました

    今朝玄関を開けたらもうそこに金木犀の香りのベール。数軒向こうのマンションの植込みからの香りの贈り物。よその街の友だちの今朝のSNSも金木犀の香りに触れている。朝のニュースの天気予報のお兄さんも金木犀の香りの話題。すごいなぁ。金木犀たち、みえないネットワークを持っているに違いない。東京近郊、今年は9月29日に一斉に香り解禁!って回覧板でも回ってる?だって、昨日は一切香りがしなかったよ。植物たちだけの特別な回線がきっとあるはず。ヒトの耳には聴こえない周波数で金木犀たちが大きな声でアナウンスしているのかもしれないよね。ニンゲンがまだ知らないことなんてこの地球上にゴマンとあるのだきっと。(近所の神社の金木犀)今日、金木犀始まりました

  • 植物ワイパー

    トマソン:植物ワイパー蔓草が風に揺れて大きく弧を描くこの場所、以前から気になっていたのだけれど、車通りのすぐ脇のため、立ち止まるのもままならない。丁度ヒトも車も来ない瞬間の一枚!おおきなワイパー撮れました。赤瀬川原平さんのぷって吹いちゃうようなエッセイ本、また読みたいな。植物ワイパー

  • 青空と彼岸花

    今日のヨリミチ。この場所に咲く彼岸花は青空が一番似合うこの青空を待っていました清々しい空に向かって腕を突きだすように伸びるつぼみに「希望」を感じます。世の中には理不尽なことも多いけれど憂いでばかりじゃカラダに悪い。全部受け止めなくていい。自分にできること、今できることをひとつひとつ。そう思うこの頃です。久しぶりにきれいなブルーの空を見上げつつ自転車を転がす昼下りでありました。一反もめんか??青空と彼岸花

  • 真夜中のローリング・サンダー

    雷鳴で飛び起きた午前3時。異様な地響きはまるで地震かと思うほど。こんなに長く大きな雷鳴を初めて聞いた。例えるならうちの屋根のすぐ上で巨大な雲がでんぐり返しをしながらがらがらと巻き取られているような…。正にRolingthander!!だな。地球がまるごとひっくり返るのかと思った。いや、語彙力不足で表すことができないな。目が冴えてしまって眠れないのでこうして書き残している午前四時前の暗がり。雨音と、雨の道路を時折滑っていく車の音。台風は空を転げながら闇夜をゆく。どうか気を鎮めておとなしくしておいて。(たまたま昨日惹かれて買ってしまった風神雷神図のカットクロス!)真夜中のローリング・サンダー

  • 木彫りのあたたかさ

    はしもとみおさんの木彫り動物はどのこも生きているよう。だいすき。西荻窪の雑貨屋さん「tsugumi」さんにて開催中のモリノケモノ展へ。実はわたしの革コモノの作品もこのお店でお世話になっており、この日も数点納品させていただきました。すきな作家さんの作品と、わたしの手からうまれたものが同じ空間に一緒に居られるってなんてしあわせなコト。。。モノとモノのふしぎなご縁に感謝であります!木彫りのあたたかさ

  • 青いどんぐりの謎

    公園で拾ったまだ青いどんぐり。なぜ青いまま沢山おちているのだろう?と気になって調べてみたらその謎が解けました!鳥の仕業かなぁと思ったら、なんと犯人は!「ハイイロチョッキリ」という名の虫でありました。初めて聞いた名前ですが、ゾウ虫の一種だそうです。ゾウ虫は、どんぐりに卵を産み付けることで有名ですが、このハイイロチョッキリは卵を産み付けた後に枝を器用にチョッキリと噛み切って下に落とすのだそうです。そこで、なぜわざわざ切り落とす?と疑問が湧きます。なんと!コナラはどんぐりに卵が産み付けられると虫の成長を妨げるため、非常時だけ分泌される毒素を生成して送り込むらしいのです。ハイイロチョッキリは卵を守る為、木に気付かれる前に急いで枝ごとチョッキリ!というわけです!すごいなぁ〜木にとってもどんぐりは子ども。木と虫の、子...青いどんぐりの謎

  • 戦いごっこにもの思う。

    預かり保育のお仕事にて。園児たちに大きめのブロックで自由に遊ばせると、男の子はかなりの確率で武器や銃を作る。銃身の長いライフルのようなタイプ。そして、バババンと銃撃ごっこが始まるのだ。TVに映る戦争の影響とかそういう今に始まったことではなく、古今東西きっと似たようなものなのだと感じる。うちの子どもたちが小さい頃もやはりそうだったし、戦いごっこは大昔から遊びの定番だ。狩猟民族時代のDNAの為せる技なのか、ニンゲンの本能のようなものなのか…。昔より女の子の参加が増えたように思うのは時代なのか?園児に、ブロックのライフルで攻撃されたら以前は「うぅ〜やられた〜〜」とノッていたものだが…どうもこのご時世ではそんな気持ちになれない。大人としては。先日も作った武器をいきなりわたしの顔面に向け「ババババン!せんせいもうし...戦いごっこにもの思う。

  • 蝶と街に沈む記憶

    あまり見たことのない美しい蝶を見掛けた。国立西洋美術館の外側の植込みにて。よく見掛けるシジミチョウより一周り大きい。以前骨董市で買った英国の蝶の本をぱらぱらめくってみたら、みつけた。「TheChalkhillBlueButterfly」というシジミチョウの一種のようだ。上野駅界隈は最近すっかりきれいになって、ちょっと別の街みたいで戸惑う。西洋美術館の前庭も以前は木や草が多く、美術館に入らなくても散歩できるすきな場所だったのだけれど。すっかり根こそぎ土ごと無くなって、無機質にガランとしてしまった。ロダンの彫像はよく観えるようにはなったけどね。ここに咲いていた沈丁花はどこへいってしまったのだろうね。。。どこの街もどんどんその姿を変えていく。そこに流れたたくさんの時間と歴史を呑み込んで、知らん顔してすましてる。...蝶と街に沈む記憶

  • 十五夜さん

    中秋の名月今年はよく晴れて大きな十五夜さんが見れました。数年前まで、中秋の名月はイコール満月なんだと思い込んでいた。今年は中秋の名月と満月が重なっているそう。わたしのお気に入りの場所まで満月を見に行く。坂を登ってここまで来るとヒカリが少ないのでお月さんがよく見える。昭和の置土産のバラ線でお月さん、つかまえた!十五夜さん

  • ユメで思い出した雪の夜道

    ゆめをみた。わたしは新入社員として入社式に向っているのだが、そこだと思い込んでいたビルはどうやら間違えており、慌てて交番に駆け込んで道を尋ねるわたし。あと5分で入社式は始まる。。。というユメ。方向音痴のわたしには道をまちがえることはよくあることだけれど、あのジリジリとした焦りの感覚は実は身に覚えアリ。何十年も前の、自分の新入社員入社式。前日まで姉のアパートに泊まりに行って遊んでいたら、思わぬ大雪に見舞われバスが運休に。急な積雪に車も出せず。。翌朝の入社式に間に合う為にはなんとしても夜の内に都内の自宅に帰り着かなければならず、暗い雪の夜道を駅までびしょ濡れになりながら延々と歩いた。幸い電車は動いていたので無事に夜の内に帰り着けたのであった〜。翌日はよく晴れて無事入社式に出席した。まさかの3月31日の大雪の想...ユメで思い出した雪の夜道

  • 夏の終わりの逢瀬

    日傘もさせないほど強い風の吹くある日強風に耐えてベンチにしがみつく蝶を見掛けた。「こんなとこでどーした〜?」と近づいて指を近づけると、藁にもすがるという形相で(?)わたしの指に登ってきた。かわいいなぁ。暫く風除けになってあげていたら、体力を取り戻したのかふっと風に舞うように飛んでいった。束の間の、蝶との逢瀬。これもひとつのご縁。夏の名残りの日々、どうか元気に過ごしてね〜夏の終わりの逢瀬

  • また来夏あいましょう

    夏空納めかなもくもくのくも蓮の花もまた来年〜!睡蓮の葉っぱにオンブバッタ発見。久しぶりに見たなぁ。池に落ちないでね〜。(暫く前の同じ場所の蓮の花)また来夏あいましょう

  • 街角のモンスター

    サングラスかけたみどりのモンスターにしか視えない!通りすがりに袖を引かれてしまった。自転車を停めて自分が写り込まない角度からパチリ。いやぁなんだか小さいオテテを口に当ててるみたいでかわいいなあ。何でも顔にみえちゃうのってシュミラクラ現象とかパレイドリアとか云うんだよね。心理学的には、ニンゲンって3点が集まっているものを見ると顔に見えてしまう習性があるのだそうだ。ま、何でもいいけど、こうして街角でかわいいのみっけたらうれしくなるのは小さい頃から変わらない。たのしい気持ちにしてもらえるって、ちょっと得した気分!街角のモンスター

  • わたしのヨリミチヒロイン

    雨あがりの芙蓉さん雨粒を纏う姿もうつくしくて見惚れちゃう。いつもシゴト前にヨリミチする公園のお気に入り芙蓉さん。今年もちゃんと同じ色の花をつけてくれているのを見るだけで、ありがとうねぇと言いたくなっちゃう。この子は本当にきれいなももいろをしている。濃すぎず薄すぎずとても上品な発色なのだ。毎年花が終わると根元からスッパリ刈られてしまうのに、春にはちゃんと芽吹き、みるみる内に木かと見紛うほどに大きく成長する。次々に蕾をつけながらも、もう種の準備を始めている。今がお花の真っ盛り。この時期はキミの姿が見たくてヨリミチしているようなもの。こちらは晴れた日の一枚。毎年ありがとうねわたしのヨリミチヒロイン

  • 「光」に沈む闇

    「光」三浦しをん時々、古本屋で本能だけで本を選ぶ。「舟を編む」で有名だし、(でも読んでない)三浦しをん原作の映画もいくつか観ていてすきだしという安易な気持ちで中は全く見ずに手にとった。しかし、これは…。酷くきつい。この本の発行は2013年。読むうちに、東日本大震災のあとによくこれを書けたものだな…と苦しさを超えて不快になり、もう一度巻末をのぞいてみると単行本が刊行されたのは震災以前の2008年だった…。それはそれで、なんとリアルな、まるで体験したかのような描写にまた驚く。これは、津波被害に遭われた方の目に触れてはいけない本だと、個人的に思う。余計なお世話かもしれないけれど。裏表紙に警告の文章を載せていただきたいくらいだ。圧倒的な自然の暴力。人間による理不尽な暴力、そして闇。救いようのない重さ。逃げられない...「光」に沈む闇

  • 夏の終わり

    夏の終わりに聴く井上陽水の「少年時代」ってなんでこんなに切ない気持ちになるんだろうねすっかり夏の風物詩的な唄になって日本の夏に、蚊取り線香の香りと同程度に沁み込んでいる。朝晩急に涼しくなり、昨夜最初の秋の虫の音を聴いた。夏らしいことなんにもしないまま今年の夏も終わっちゃうんだな。。。とおセンチなキモチになる。ついでに「夏の終わりのハーモニー」なんかも聴いちゃって、懐かしいなぁ…と遠く過ぎた夏を想う。なんだか急な涼しさに、夏を見送ったような気持ちになってしまうけれど、異常気象のこの頃、また怖ろしく暑い日もあることだろう。これから台風の季節もやってくる。どうかかなしい災害が起きませぬように。。夏の終わり

  • さみしい青空

    もうすぐ親友だったアノ子の命日。一人でお墓参りに行ってきた。前回、アノ子の娘のKちゃんとお参りに来たのは、昨年の秋も深まる頃のこと。あれから、彼女は驚くほど大きな選択をして人生が激変。あっという間にパートナーも生きていく土地も生業も一新。あっぱれ!と言いたくなるような潔さに、心配はあれど、おばちゃんとしては幸せを祈るのみ。アノ子の息子もかわいい伴侶を得て、この秋には結婚式だ。お墓の前でアノ子に話しかける。「信じられる?ふたりとも結婚だよ〜!この10年であのこたち、すっかり一人前だよ」わたしが報告しなくたって、空からしっかり見届けてくれてるよね。この八月で丸11年。。。昔アノ子に「アタシに何かあったらあのこたち頼むね」と云われた通り、気持ちの上ではアノ子の遺したふたりの子の母代わりのつもりだけど、具体的には...さみしい青空

  • コーヒー赤ちゃん

    おめでとうコーヒーちゃん!春に北国のお友だちIさんからいただいたコーヒーの実3つ。Iさんが育てたコーヒーの木に初めて生った実とのこと。こんなに赤いのね〜!貴重な実をありがとうございます〜。この実を植えたのは4月のこと。ずっと待っていたけれど、もうアカンかったかなぁ…と最近は諦めかけていたところ、おっとびっくり!いつの間にかひょっこり顔を出していました。たいへんよくがんばりました〜。殻を被ったままのこのこの成長を、エールを贈りながら見守ります。大きくなーれ!!!コーヒー赤ちゃん

  • 「草花たちの静かな誓い」宮本輝著

    「草花たちの静かな誓い」宮本輝著2016年集英社発行久しぶりの輝さんの長編。昔読んだ輝さんの「オレンジの壷」を彷彿とさせるような、謎を追って海を越える物語。地に足のついた主人公がとても好感が持てるせいか、読んでいて独特な安心感があるのが不思議だ。時に、物語の中の世界の心地良さに、読み終えたくなくなる本に出逢う。納得のいかない部分も解せない部分もあれど、現れる登場人物たちが人情に溢れ、会ってみたいほどイイニンゲンなのだ。現実に於いても本の中に於いても、やはり心根のきれいなニンゲンには引き寄せられるものなんだな。。。わたしは読み終えちゃったけれど、あの本の世界の中ではきっと今もあの花々たちはうつくしく咲き誇り、夜風にそよそよとかわいらしく揺れているに違いない。「草花たちの静かな誓い」宮本輝著

  • 想い出の焼き直し。

    マイナンバーカード申請によりゲットしたポイントをどう有効利用しようかと考えていて、イイコト思いついた。ずっと気になっていたもう観れなくなってしまった子どもたちの成長記録テープのレスキュー!本体が壊れてとっくに観れなくなっていた昔のムービーをDVDに焼いてくれるサービスに使おう!と思い立ったのであ〜る。とはいえ、子ども3人分の成長記録のテープを全部というわけにもいかず、3人それぞれの生後間もない頃のと、思い出深い家族旅行やキャンプ、そして最後に結婚式のビデオ。合わせて10本のテープを依頼してきた。(10本まとめると割引き。)出来上がりが楽しみなのだけれど、子どもたちの生まれたての姿を観たら泣いちゃいそうだな。結婚式のビデオ。。。自分の姿はむしろ観たくはないのだけれど約30年経った今、もう今生では逢えない人々...想い出の焼き直し。

  • イッポイッポススム

    気がつけば8月も間もなく終わるのか。このままあっという間に2022年が終了してしまいそうだ。年々時が経つのが加速する上にコロナ禍のせいで、より拍車がかかっているようだ。このコロナ7波がやって来る前に、昔の仕事仲間たちと計画していたふたつの楽しみな企画も中止が決まった…。4年前にも大勢で集まって過ごした千葉の海でのバーベキューお泊り会と、伊豆の温泉への女子8人での修学旅行。計画したのは感染者が激減していた6月頃。。。まさかここまで激増するとはだれも予期しなかったよなぁ。気をつけていても、感染するのは最早運次第。一人暮らしの長男は7月、娘とわたしはこの8月に感染。家族の中でも夫と次男、義父母は未感染なので、まだこれからも最大限の注意が必要だ。友と大勢で集まってワイワイ過ごせるのはいったいいつになるだろう??憂...イッポイッポススム

  • 「母の手紙」岡本太郎著

    「母の手紙」岡本太郎著昭和27年宝文館発行若き日のパリ滞在中の息子岡本太郎に宛てた母かの子の書簡本。昭和27年の初版。中はすっかり茶色く変色した旧字体のこの本。読んでいるうちにカバーも擦り切れてしまった。暫く前に古本市で出逢って以来、積読本の仲間入りになっていたこの本。自宅療養中に、本を整理していて手に取り読み始め、どっぷりのめり込んでしまった。。。この本は、岡本太郎の人となりが浮き彫りになるような…そんな一冊。母かの子の我が子への想いに、父一平の二人への想いに、そして太郎の父母への尊敬と慈愛に、何度も泪がこぼれてしまう。こんなにうつくしい親子愛があるだろうか。同じ芸術家同士、互いを敬い高め合う…。家族というより、戦友のような…。三人が対等に立ち、そして互いに支え合う強い三角錐のようだ。。。特にわたしのこ...「母の手紙」岡本太郎著

  • 仮想現実と夢の狭間に。

    あんなに気をつけていたのに流行り病についにつかまってしまった。夏休みをすべてロードローラーでぺちゃんこに均し、だらりんと寝転んでいるような日々。家族の残りの者にうつさないよう、一つの部屋に籠もって早一週間。人生にこんな日々はそうそうない。まぁ、観念してのんびりしよう。こんな時こそ、タローマンを呼ぼう〜まどの外に向けたARタローマンを観て思い出した。わたしはかつてコレを夢の中みていたのだ〜。タローマンではなく、ウルトラマンだったけど。その夢は、新宿の街の空にスマホを向けると画面に飛んでくるウルトラマンが写り込むというもの。スマホ越しには視えるのに、空を見てもなにも視えない。。。いやはや、正にこのARの正夢。夢をみて目覚めたときに、有り得ないけど有り得そうだな、と思ったことも覚えている。とっくに実用化されてい...仮想現実と夢の狭間に。

  • 魅惑のくるりん

    ご縁あってお邪魔した東京の奥地に建つ古民家ギャラリー。玄関でまずわたしのココロが感応したものがコレ!ふしぎなくるりん。時間の積もった味わいのあるアイアンがニョッキリ。思わずオーナーの方に問うてみると、かつて茅葺きだった屋根に上がる際に使っていた梯子掛けとのこと。なぁるほど!実用なのに洒落たデザイン。すばらしいです。上から見るとこんな感じ。魔除けにもなりそう?!魅惑のくるりん

  • 暑中お見舞い申し上げます

    朝早くすっかり目覚めてしまってもう眠れそうにないときは、潔く起きる。5時半から朝散歩。夏の朝は空気がまだ夜気を含んで少しだけひんやり心地よい。見上げるあたらしい空は今日も暑くなるよと知らせてくれている。しばらく眺めているとうろこ雲を透すヒカリが何故だか波間にみえてきた。ここは海の底。海面を下から眺めているような。。。なんて夢想しているうちに陽射しが落ちてきたので急いで帰る。TVのニュースは「命に関わる暑さになる」と繰り返す。子どもの頃、夏休みの宿題で毎日気温を記したことを思い出す。(大阪在住時代)あの頃は30℃を超えることは稀で、31℃と書きながら驚いたことを覚えている。今日の関東地方はほぼ40℃近くまで上がる予想。暑さ日本一の熊谷は41℃予想だ。ここはインドか?とうとうここまで来ちゃったのね。自分たちニ...暑中お見舞い申し上げます

  • 夏の庭の散髪

    庭でおばあちゃんの散髪を。デイケアの床屋さんと日程が合わないままどんどん伸びて気になっていたところ、おじいちゃんが自分のバリカンで突然おばあちゃんの散髪を始めた。後ろ髪はバリカンで長めの刈上げに!そこでバトンタッチ。トップと全面はわたしがハサミでカット。なかなかかわいいショートヘアの出来上がりだ。義母の100%シルバーの髪。ハサミを入れるとヒカリに溶けて瞬間に消えていくみたいだ。この小さな庭でよく子どもたちの髪も散髪した。小さい頃の長男次男はバリカンでいつもわたしがボウズに仕上げていた。小学校に上がってからボウズはやめたのだったかな。あれからもう約20年の月日が流れたのね。。同じこの庭で、すっかり白くなった義母の髪を切る日が来ようとは、あの頃は想像したこともなかったなぁ。人生はふしぎだ。昔、常に良かれと思...夏の庭の散髪

  • おかえりなさい

    シゴト帰り。お行儀良く列をなす雲をみた。みんな列んでどこへ帰る?待っていてくれる誰かのもとへ「おかえりなさい」おかえりなさい

  • 「滅びの前のシャングリラ」凪良ゆう著

    「滅びの前のシャングリラ」凪良ゆう著2020年10月中央公論新社発行本の帯には「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作とある。自分では選びそうにない本をなにかのきっかけで目にして読む。最近、そうやってバッタリ本に出会うのも面白いなあと感じている。男子高校生の語りに始まるこの本も、するするとたいへん読みやすく、気がつくと引き込まれてしまっていた。しかし。。。終末へのカウントダウンが始まっていくと…このところのコロナ感染爆発、終わりの見えてこない戦争、WHOのサル痘への緊急事態宣言、熱波による大火災、太陽フレアの危機のニュースなどなど。。生温い平和が過去のものとなってしまった今、この本の中の世界の終わりのニンゲンの行動の哀しさがあまりにもリアルに胸に迫ってきて、先を急...「滅びの前のシャングリラ」凪良ゆう著

  • べらぼうにシュールな特撮活劇

    最高にシュールで面白すぎる!昨夜から始まったTAROMAN岡本太郎式特撮活劇の第一話「でたらめをやってごらん」まるですっかり70年代!途中から、わたしが知らなかっただけで昔からあった特撮モノなのか???と、うっかりべらぼうなでたらめにだまされちゃうとこだったわ〜Eテレ0:30から10話に渡って放映される5分番組。ちょうどひと月ほど前に岡本太郎記念館に一緒に行った友がこの番組の情報を知らせてくれた。情報に疎いわたし、知らずに見逃すとこだったよ〜ありがとう友よ〜最近早起き過ぎるわたしは深夜放映まではとてもとても起きてはいられないので、今夜も録画です。それにしてもEテレすごい!監督/脚本の藤井亮氏に拍手!!!(先日撮った太陽オブジェ。岡本太郎記念館にて)TAROMANのモデルはきっとこのこね(太郎氏の庭のオブジ...べらぼうにシュールな特撮活劇

  • ブルーな君をみつけた

    去年辺りから何処からかかわいい鳥の囀りが聞こえてくるようになり気になっていたところ、近年街に増えてきたイソヒヨドリだと知った。もともとは海の近くの岸壁などで暮らすイソヒヨドリ。マンションが建ち並ぶ街が崖地と似ていることで内陸部にも増えてきているという。海のないわが町へようこそようこそ!声がするたびに姿を探せどなかなか見ることができなかったのだが。。。ものすごく近くで鳴いているなぁと裏口をそっと開けて見てみると、なんとすぐ裏の義父母の家の軒下に止まるイソヒヨドリをミッケ!!まるで仲間に話し掛けているかのような抑揚のあるかわいい声で歌っている。思わず口笛で応えてみた。聞いてるのかいないのかは定かではなかったけれど、暫くひとりでご機嫌よくお喋りしながら軒下で雨宿り。きれいなブルーの容姿にかわいい鳴き声のキミ。い...ブルーな君をみつけた

  • ジブンの中の宇宙

    ジブンの中のいろんなジブン。ヒトはもしかしたら誰でも多人格をその身の中に持っているのかもしれない。それぞれの立ち位置でのジブンの顔はそれぞれ違う。ジブンの思うジブンとヒトから見えるジブンも時に違う。あれもジブンこれもそれもジブン。いろんなジブンと上手くつきあうことでココロのバランスがとれているのかもしれない。イヤなジブンも許そう。きっとおおらかなジブンがイヤなジブンを抱きしめて宥めてくれる。面白いなぁ。ヒトの中に宇宙があるってずっと前に赤瀬川さんのエッセイの中で目にしたことがあったけれど、その意味がやっと今わかったような気がする。わたしの中にも宇宙があるんだな。明け方に目覚めてふとんの中で勝手に思考が巡る。この感覚ってジブンの思考のようでいて、その実ジブンの宇宙の中に浮遊している様々な電気信号を脳が勝手に...ジブンの中の宇宙

  • 緩急自在

    「今」は後にも先にもない「今」は今のこの瞬間のみ何年も前に書いたコトバを目にしてジブンでハッとしちゃう。喉元過ぎれば熱さ忘れる。。。緩む時間はとてもたいせつ。でも、キモチをシャキッと引き締めて襟を正す時間も必要ですね〜。シャキッ!!緩急自在

  • トム・クルーズの「宇宙戦争」

    真夜中に映画「宇宙戦争」2005年アメリカ映画(原題Waroftheworlds監督/スピルバーグ)を観た。お陰で、車で暴走して逃げ惑う夢をみてしまった。怖かったわ。SF映画はほとんど観ないわたしが何故夜中に突然観たのかというと…佐野元春氏の映像作品を観ていたら、新曲を作曲中の佐野さんが「夕べ、トム・クルーズの宇宙戦争観たら怖くって…!」てな話をしていらして。。。佐野さんSF映画観たりするんだなぁ。いったいどんな映画なんだろう、とamazonprimeで探したらすぐ見つかり、うっかり観てしまった、というわけなのである。この映画のオチは書かないけれど、とりあえずラストには「へえええ〜」とオドロキつつほっとして終われるのが救いな映画ではあったかな。調べたら、原作小説は英国人作家が1898年に発表したものだそう...トム・クルーズの「宇宙戦争」

  • ひとこと。

    どんな恨みがあろうといかなる主張があろうとヒトの命を奪う権利は誰にもない以前安倍政権に異議を唱えるデモにも何度か参加したし、様々なモンダイを棚上げにしたままの彼の姿勢にずっと憤りを感じていたけれど。。。あんなカタチで最期を迎えるのは…安倍元首相のご冥福をこころより祈りたいと思いますひとこと。

  • 夏影

    切り絵みたいな影。気がつけばもうさるすべりの季節。このかわいいピンクの花。例年8月のお盆の頃まで咲き続けるけれど、この暑さで今年は長くは咲いていられないんじゃないかな、と心配になる。そして、まだセミの声が聴こえない。早い梅雨明けに6月の猛暑。土の中のセミたちだってついていけないよねえ。きっと「えっ?もう?ちょっと待ってよぉ〜〜」ってな感じなんじゃなかろうか??怖ろしく速く進む時間。本当は同じスピードなのにね。今年も早くも後半突入。下半期のマイ目標、考えようかな。夏影

  • 日曜の蓮の花

    朝さんぽ、というより蓮の花チェックへ。やっと出逢えました咲いてるキミに。なんてうつくしいんだろう。誰もいない日曜朝のお寺で「きれいよ〜!」とお花を褒めながら写真を撮る。美しい姿に思わずコトバがもれちゃう。去年はタイミングを逃して咲いているところを見ることができなかったので、遠くからピンクが見えた瞬間にヨッシャー!と小走りに近づいてしまった。すてきな姿を見れてしあわせ。蓮の花を見ると遠くに住む蓮の花好きな友の顔が自ずと浮かぶ。(そして写真を送ります笑)おもしろいなあいろんなものがいろんなひとにつながってる。きれいな姿を見せてくれてありがとう!日曜の蓮の花

  • ポチ子のおしり

    「ポチ子〜」と思わず呼びかけたくなるコビトカバ。昨年、小川洋子著「ミーナの行進」を呼んで以来コビトカバに惹かれております。その名がポチ子なのであります。先日仕入れで上野方面へ行った折りに、数年ぶりの上野動物園にふらふら〜と吸い込まれました。気になるこたちだけショートカット巡り。コビトカバってお顔がとってもかわいい。でも撮れた写真はまあるいおしりばかり!かわいい。また「ミーナの行進」読み返したくなりました。だいすきなホッキョクグマ、デアの水中泳ぎを観たかったのだけれど〜行った時間が悪かったのね〜かわいく投げ出したあんよしか観れず。ざんねん!涼を呼ぶ水しぶき写真を一枚。少〜し涼しくなったかな。ポチ子のおしり

  • ハートがいっぱい

    ハートがいっぱい。なんか、うれしくなっちゃうね。大っきいの小ちゃいの愛の溢れる街角。今日から7月。もうすでに暑さに参っちゃいそうなこの夏ですが、とりあえず笑って乗り切りましょう!ハートがいっぱい

  • 東京のジャングル

    コロナ禍で行けずにいた場所は数知れず。。。先日、数年振りに会う約束をしたトモダチとどこへ行こうかと思考を巡らせて、ふっと脳内でピントが合った場所は…ずっと前から気になりつつ行ったことのなかった「岡本太郎記念館」!南青山の閑静な場所に建つ岡本太郎の生家であるこの記念館。辿り着いてまずその庭の佇まいにびっくり!東京のド真ん中にジャングルだ。視線を感じて見上げれば二階のベランダからは太陽の塔が庭を見下ろしています。太郎氏のかわいいオブジェが所狭しと置かれたこのお庭。バナナのような実のなっている木からびろ〜んと伸びる花?までまるでオブジェ。友がスマホをかざして調べたところ「バショウ」という植物で、バナナのような実は食用には向かないらしい。とわかりました。ジャングルのような庭で太郎氏はあんなことやこんなこと考えてい...東京のジャングル

  • 朝のひかり

    日曜の朝、5時にぱっきり目覚めてもう眠れそうにないので、朝ごはん前に朝散歩。近所のお寺の蓮の花がひらいたかなぁと、この前から気になっているのだ。まずは蓮をチェック。まだですね〜。去年も時々見に行っていたのに見逃したのだ。今年こそ咲いている姿をみたいなぁ。近所をぐるっとウォーキング。隠れて咲いてる野良紫陽花。恥ずかしがらずに顔を見せて。間もなく工事が始まるこの駐車場。雑草たちの立派な立ち姿も見納めかな。朝6時で既にこの陽射し。暫く高温が続くらしいですね。。。気をつけましょう!朝のひかり

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