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時間のしずく time drops https://blog.goo.ne.jp/jikannoshizuku

ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。

すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。

miko
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2014/12/01

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  • 過去の近未来的地下通路

    宇宙的空間に遭遇。ここは大阪、北新地駅近くの地下通路。大阪の地下は果てしなく広がる巨大地下都市のよう。一度潜ると迷路に迷い込んだようになって、ちょっと方向転換したらどっちから来たのかもうわからなくなる。この通路は初めての場所。過去の近未来SF的な光景に思わずぐるりと辺りを見回してみる。ひとも疎らなこの空間、巨大な宇宙船の中にいるような…フシギな感覚。方向音痴なくせに知らない道を選んで歩きたいんだなぁ。案の定、このあと道に迷いました。過去の近未来的地下通路

  • クリスマスが近づくと。

    クリスマスが近づくと、小さい頃だいすきだったドレミファブックの中の「ママとふたりのクリスマス」を思い出します。暫く前に購入したトランク型のレコードプレイヤーで久しぶりに聴いてみました。やわらかなこの絵はいつ見てもほっと温かな気持ちになります。ママとふたりクリスマス。わたしの中の特別なクリスマスソングです。ドレミファブックは1970年頃販売されていたレコード付き絵本。(全20巻)子どもの頃、ひとりで何枚もレコードをかけては絵本を眺めていたものです。歌の流れる間中、そのページをじっくり眺める…。そんなふうにゆったり流れるゆとりの時間が今の子どもたちにはほとんどないように思います。せめてゆっくり絵本の中の絵を眺める時間を持たせてあげたいものですね。ドレミファブックを検索して辿り着いてくださった皆さま、ありがとう...クリスマスが近づくと。

  • 赤の迷宮

    木々の葉の舞う中一際明るく色づくドウダンツツジ。歳を重ねると、不思議なものでずっと身近にあったのに今まで意識していなかったものたちが生き生きと浮かび上がって視界に入ってくる。ような気がする。近年、ドウダンツツジの赤のうつくしさに惚れ込んでいます。小さいイキモノになって、この赤の迷宮に迷い込みたい。12月の青い空によく映えます。シゴト前のヨリミチ5分。この5分がわたしの善き充電源です。赤の迷宮

  • 池のほとり

    メタセコイア並木ここはすきな場所。見上げると季節の移り変わりを教えてくれる。見事に赤い実だけになった木をみつけた。ハナミズキにしては実が大きい。近づいてみたら「ウメモドキ」と名札あり。ウメモドキかぁ。この赤さが梅干しみたいだからなのかな、それとも春には梅に似た花が咲くのかな。どうも、なんとかモドキってネーミング、安易に感じるんだなぁ。ちゃんとこの木なりの名前をつけてあげたらいいのにな。自分はアイデンティティがない…って思っちゃわないか?いやいや、ニンゲンが勝手につけただけだものね、池のほとりに凛と立つこの木には何処吹く風、って感じなのでありましょう。池のほとり

  • 懐かしのプリンアラモード

    これぞ昭和のザ・プリン・ア・ラ・モードリアルとミニチュア池袋タカセのアップルロール好き歴数十年。なのに上階へ上がるのはなんと初めて!昔懐かしいプリンアラモードが食べたくて先日娘と本店9階のコーヒーラウンジへ子どもの頃の昭和のデパートの食堂のプリンアラモードそのものでした。(あの頃めったに食せなかったけど笑)西陽の当たる喫茶店。昭和の時間がそのまま続いて流れているみたい。見下ろす池袋駅が何だか不思議で新鮮なキモチ。。純喫茶のミニチュアコレクションは、コーヒーラウンジのレジ横で見つけました。本来は何が出るか分からないガチャガチャだけれど、店員のオジサマの「100%ここのプリンアラモードですよ」という言葉に迷わず購入。懐かしのプリンアラモード。しっかり堪能しました。3階の同じくタカセの洋食レストランも気になるな...懐かしのプリンアラモード

  • 写真展 星野道夫 悠久の時を旅する

    TOKYOPHOTOGRAPHICARTMUSEUM東京都写真美術館「星野道夫悠久の時を旅する」星野さんの写真と言葉に深く魅了されたのは10年程前に銀座松屋で開催された写真展でのこと。以来、星野さんの本の数々は私の愛読書となりました。今回の写真展はシロクマ、オオカミ好きな娘と。東京都写真美術館のアプローチここはいつ見てもカッコイイ。つい写真をとってしまいます。モノクロが似合う場所です。今回の展覧会でココロに飛び込んできた星野さんのコトバを忘れないように記しておきたいと思います。「人間の歴史は、ブレーキのないまま、ゴールの見えない霧の中を走り続けている。だが、もし人間がこれからも存在し続けてゆこうとするなのなら、もう一度、そして命がけでぼくたちの神話を作らなければならない時が来るかもしれない。」星野道夫悠久...写真展星野道夫悠久の時を旅する

  • 此の世の穴

    異世界への入口かと思った。このエスカレーターを昇りきると大きな空にススキが揺れていた。Heavenlyblueここを設計したひとは「天国」をちょびっと意識して作ったんじゃないだろか〜。こんなんだったらいいな、天国。屋上庭園、その名も「浮遊の庭」何度も乗りたくなるエスカレーターに人生で初めて出逢った。他の天気のこの場所も見てみたい。此の世の穴

  • すきなアイアンの階段

    わたしには、いろんな街のあちこちにすきなものがある。ココだけ観てわかったひとがいらしたら、かなりの階段通。ここはすきな建築物、黒田記念館の階段です。ここのこのくるりんと丸まっているところが愛おしくてたまらないのであります。一枚目のくるりんは階段のおしまいの部分。或いは始まりか?何度来ても見るたび美しさにうっとりするこのアイアンの階段。1928年竣工のこの建物の設計は岡田信一郎氏。このうつくしい手すりのデザインはその弟子にあたる金沢庸治氏とのこと。この階段のクルンクルンと跳ねるような、ト音記号のようなデザインにココロも踊るよう。そしてくるりんと丸まっておしまい!かわいいなあ〜。いろんな場所の「スキ」は、いつでもわたしをアゲてくれる。。。有り難いことです。すきなアイアンの階段

  • イチョウの葉と近代建築

    すきな建築物上野の黒田記念館。ここは、イチョウの葉の舞う頃が一番うつくしい。スクラッチタイルの茶色とイチョウの黄土色が良く似合う。数年前の耐震工事でわたしのお気に入りだったNo.1ドアが消えてしまったと同時に、煙突のてっぺんまで覆い尽くしていた蔦も全て剥ぎ取られてしまった。また生えてこないかなぁと密かに待っているのだけど。自分が昔書いたブログ記事を探したら、あのすきだったドアと蔦の絡まる煙突の写真が見つかった。耐震のためだもの、仕方がない。それでもやはりすきなものが消えてしまうのは寂しいものです。在りし日のすきだったドア。そして蔦の絡まる夏の煙突。美しい緑の館にゆっくりゆっくり時間をかけて戻れるといいなぁ。イチョウの葉と近代建築

  • ヨリミチ公園のヒカリ

    キレイな黄色だなぁ〜と近づいたら積もった落ち葉の上に寝転んでお爺さんがお昼寝してた。たっぷりの陽を浴びて気持ちよさそうだったな。シゴト前のヨリミチ5分。陽射しを瞼にうけて緑の空気をめいっぱい胸に吸い込む。このヨリミチ公園のベンチで背中を丸めて本を読むひとりの青年を時々見掛ける。本に覆いかぶさるようにのめり込んで読書する姿勢がとても印象的なのだ。わたしは、ひとが本を読んでいる姿を見るのがすきだ。公園で、カフェで、電車で。。本に向かっているとき、ひとはからだ半分、ここでない別の世界の扉のなかにいる。わたしには、その半分透明になっているような姿が何故だかとても崇高にみえるのだ。昨今、電車で本を読むひとはめっきり減ってしまった。スマホの中の本を読んでいるのかもしれないけれど、紙の本でないと、あの別世界の扉感はない...ヨリミチ公園のヒカリ

  • 岡本太郎展でフル充電。

    エネルギーもらってきました。岡本太郎展。太郎氏の絵は時に凝視出来ないほどコワイ。けれど、絵の中のちょっとオモシロイやつを見つけると嬉しくなる。オブジェは大好物。ユーモラスでありながらスゴイメッセージが籠められていたりする。だいすきな太陽の塔の制作風景の映像が流れていた。(映像は撮影禁止)背中の顔は地上でタイルを貼って仕上げたのね〜。そしてなんと!背中の顔が完成した時、太郎氏が一升瓶のお酒をその黒い太陽の口にだばだば〜っと豪快に注ぎ込んでいるのを見た。太郎氏最高。なんと感慨深い!もうその瞬間の映像を観れただけでもこの展覧会、大満足だ〜。会期は2022年12月28日まで。東京都美術館にて。かなりの熱量です。エネルギーをもらえますが、弱っている時に観たら知恵熱出そう!わたしも過充電気味。今なら手から放電しそう。...岡本太郎展でフル充電。

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