20世紀(1900年代初め)にもコメ不足が起こった。あの時は理由がはっきりとしていた。天候不順に拠る不作がその理由で、外食店(ファミレスを含む)では臭くて水気の無い、長粒米を輸入していた。農業国日本の泣き所が如実に現れた年だった。ところが今年は異う。備蓄米まで放出して絶対数は足りている筈なのに、値上がる一方。理由ははっきりしている。米を投機対象にしている輩のせいなのだ。いくら備蓄米を放出しても間に合う筈もない。理由は未だ有る。飲食店での「お代わり自由」というのも有る。本当に必要なのは家庭であるのに、不要な処に大量に流れているのも、スーパーなどでの品不足•価格高騰に繋がっている。これから先、今年の新米収穫期になって幾らかは値が下がるだろうけれど、果たして何処まで下がるのかは疑問だ。コメ農家の苦労も当然理解出...人為的「米騒動」