chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ソルジェニーツィン

    貧困よりも恐ろしいものそれは精神の堕落アレクサンドル・ソルジェニーツィンの名言です。雨が降ったりやんだりで、雨宿りに逃げ込んだ軽トラの中でソルジェニーツィンの短編を読んでました。たまたま朝出かけるときに本棚にあった文庫本を手に取って持ってきた物ですが、昔は一生懸命読んでいたんですよ。このところ精神が堕落しているので、こういうお堅い本は余り読まなくなってしまい、今日だって自分では文庫版の漫画本持ってきたつもりだったんです。手塚治虫の火の鳥を。雨で軽トラに逃げ込んで、火の鳥の続き読もうと思ったら、岩波文庫?ソルジェニーツィン?なんで?なんでったって、自分で間違えて持ってきたのですが、他に読む物と言ったら軽トラの車検証と、セブンイレブンのレシートくらいしか読む物が無いからこれ読んでいたんだけど、なんだかねぇ、野良仕事...ソルジェニーツィン

  • 狼煙

    書棚を整理していたら懐かしいミニコミ誌を発見しました。私が昔出していた「狼煙(のろし)」と言うエッセイで、日本にいた頃だから1993年から94年頃に書いていたエッセイです。30年近く昔ですね。このブログに書いているような気儘なことを書いてます。その頃、FMタウンズというパソコンは持っておりましたが、当時のパソコンのワープロソフトなど使えた物じゃありませんでした。「狼煙」はワープロ専用機、富士通のオアシスだったかな?それを使って書いた物ですが、カセットタイプになっていた3.5インチフロッピーディスクにデータを書きこんでいました。このフロッピーにエッセイや小説書いて保存しておいたのですが、発掘する気にもなりません。今やフロッピーなんか使える機種もないし、最近の機種なんかDVDディスクも使えない。改めて紙の保存性やデ...狼煙

  • 召集令状?

    昨夜はものすごい豪雨でした。夕方、畑に持っていったブリキのバケツを洗って伏せて置いたのですが、屋根からの雨だれが落ちる場所だったようで、一晩中XーJAPNのYOSHIKIのドラムのような太鼓の乱れ打ちが鳴り響いてました。傘さしてバケツどかしに行こうか?と思いましたが、雨が降っているのでやめました!ついに私の所にも来てしまいました。赤紙?いいえ、青い封筒に入ったワクチン接種のお知らせ。ファイザーの薬みたいですね。中国製で無くてよかった。巷で報道しているような混乱も無く65歳以上のほとんどは二回目の接種を終えたようで、こんなことで混乱している世間を横目に、何事も無く皆過ごしております。これから申し込むのでいつになるかわかりませんが、組で65歳以下は私一人なので、予防接種していないのは私だけ。コロナで死んだら組で葬式...召集令状?

  • 遅霜

    例年なら今頃の時期になるとサクランボ農家が大忙しのはずですが、今年は全然見かけない。雨よけの天井も貼らず放置したまま。サクランボ農家全滅みたいです。原因は五月連休明けに氷点下になった遅霜です。私もジャガイモがしおれてしまいましたが、根性で復活してきたジャガイモがかろうじて生きております。昨年の冬も暖冬で、今頃は雨続きで日照不足でした。今年は例年にない暖冬で、半月以上早く花が咲く気候でしたが、花が咲いて結実した頃にやって来た寒波で実がみんな落ちてしまったみたいです。それはリンゴも同様ですが、かろうじて実が付いている。しかし、例年なら摘果と言って、実の大きさを保つために間引く作業を見かけなかった。摘果するほど実がなっていないと言うことです。コロナよりも遅霜の方が甚大な被害をもたらしております。そんな中、小説「猫と座...遅霜

  • 雲海と言えば

    志賀高原に仕事に行ってきました。環境省の仕事で、山の登山道に立っているトイレの太陽光パネルの整備と、水洗トイレの浄化槽のバクテリアによる分解の活性化、なんて表向きはあれど、要は、冬じまいしたトイレを使えるように再開する仕事です。どう見ても一日早くも遅くも雷雨になりそうなお天気模様、今日しかできないだろう!と、明け方に出発しました。草津から志賀高原に抜ける渋峠、標高2172Mの日本一高い国道を通って長野県に入りましたが、草津白根山が妖しい白い噴煙をあちこちから吹き出していました。渋峠から見た群馬県側は蕎麦焼酎でその名を知られる雲海が広がっていました。何を心配していたかというと、水が凍っていないかという心配で、6月なのに?と思われるかも知れませんね。土の中に埋めたパイプの凍っていることって結構あるんです。土の中は熱...雲海と言えば

  • 儚き美人

    ちょっとだけよ。でございます。拙著「猫と座敷童」春の部は仕上げ段階に入っておりますのでもう少々お待ちください。と言いつつ、現在、夏の部も書いております。私の身の回りに起きた出来事などをデフォルメして書いているエピソードも多々あるのですが、暇つぶしにちょっとだけ今書いている夏の物語をご紹介します。我が家の近所で起きた恐いお話でございます。パチパチパチ***************************************儚(はかな)き美人並木屋の礼子さんの様子がおかしい。そんな噂が巷を駆け巡ったのは文月の後半でございました。この年の梅雨は雨の多い冷え冷えした気候でございまして、サクランボの収穫も終わり、トマトとキュウリの収穫が忙しくなる時候でございました。我が家、天神屋に農業仲間の孝ちゃんがやってきて、夕方...儚き美人

  • アイロニー

    日々世情に疎くなっているが、土日になると県外ナンバーのクルマが増えていることはわかります。何たら宣言はどうなっているのだろう?ご近所では私以外は第一回ワクチン接種が終わり、半月も経てば二回目が始まります。巷で報道するような混乱もなくスムーズに予約が取れたのも人口が少ないからかも知れませんが、ネットだ、ラインだ、なんてものははなから当て込んでいないので足で出向いてです。私達65歳以下の若者にはいつ申し込みが始まるのかわかりませんが、人と接する機会が多い同級生などはもう申請の通知が届いたようです。先日亡くなった叔母の同級生は、免疫機能に病気を持っているので、ワクチン摂取は受けないそうで、感染したらそれで死ぬもよし。83だから、十分生きた。風邪ひいて死ぬ人もいるんだし。と、割り切っています。人様に迷惑かけないように、...アイロニー

  • 凝り性

    叔母の葬儀でした。朝、自宅から出棺、火葬場、斎場で葬儀、七日法要、お寺参りとハードでしたが、曇り空でそれほど暑くなかったのが幸いでした。昨日は納棺で叔母に死出の支度をさせたのですが、16年も寝たきりでしたから足が細くなってひょろひょろでした。大正琴の教師をしており、その教室の最中に頭が痛くなって倒れてくも膜下出血、その日のうちに大手術したのがまだ60代の時でした。70代は介護ベッドの上で過ごしておりました。この一家も凝り性な一族なので、娘は叔母の死に化粧を手直ししたり、口の中に含み綿を詰めすぎて口が閉まらなくしてしまったり、夫は納棺後の棺のラインが曲がっていると、一眼レフのファインダー除きながら私に何度も手直しさせ、息子は祭壇に飾った花の向きが気になってひたすら手直しする。個性が如実だ。近所なのでちょくちょく顔...凝り性

  • リトグラフ

    知人が所有していた藤城清治のリトグラフを送っていただきました。ボケ~っと眺めながらいろいろなことを思い出しました。幼少の頃見た子供向けの番組でこうした切り絵、影絵的な絵を使って歌や物語を見せる番組がありまして、子供心に絵を眺めながら寂しさのような感情が湧くのを感じました。子供に媚びていない大人の感性が良かったのかもしれません。幼少の頃好きだったキャラクター、カルピスの黒い人の絵。今は黒人差別だとか言って消えてしまいましたが、それならこうした影絵はどうなるんだ?なら、いっそ人物などを描かずにイスラム教みたいに模様だけにしたら?アニメも模様が動くだけ。これなら差別なんてないでしょう。旭日旗模様にしなければ、ですけどね。藤城清治さんとは2回ほどお目にかかったことがあるんです。講演を聞きに行ったんですけど。私の最初の大...リトグラフ

  • クワガタ

    家の中に何か飛び込んできたぞ!と、思ったら、コクワガタでした。つまんで外に放り出しましたが、そういえば最近はクワガタを見なくなりました。こう言うと、すぐ雑木林が針葉樹にとか言い出す人がいるけど、雑木林なんざぁ増えております。私が幼少の頃よりもはるかに増えている。そして樹木もやたら元気。酸性雨なんて騒いだころから見かける機会が減って来たのですが、案外そっちに原因があるんじゃなかろうか?ひところ問題になった酸性雨、どうなっちゃったんでしょうね?90年代の初め頃だったなと、思いだせば、ダイオキシンてどうしちゃったんだろう?環境問題もビジネスですからね。地球温暖化の会議がラスベガスに本部を持っているなんてあたりから、怪しいことこの上ないけれど、最近は「持続化」と唱えるのもうさん臭く感じるようになってしまった。自然なんて...クワガタ

  • 行列

    先週の土曜に亡くなった近所のおばさんのお葬式でした。77歳、まだこのあたりでは「若手」の部類に入ります。つい3-4年前までは婆さんバレーボールで回転レシーブをしておりましたが、間質性肺炎という難病指定の病気で、みるみる痩せ細って亡くなってしまいました。このおばさんが嫁に来たときのことを憶えております。私が幼稚園に上がる前でしたが、花嫁行列があったのです。私の祖父が紋付き袴姿でその行列に加わっておりました。まだ道路が舗装されておらず、あちこちに水たまりができるようなでこぼこ道で、花嫁お付きの女衆が足下の悪いところに来ると、衣装の裾を持ち上げて通過させるなどの世話をしておりました。私の叔母がその世話役をやってましたが、その娘が2歳になったかならないかの頃で哺乳瓶加えてチョコマカチョコマカ飛び回るので、私がお目付役で...行列

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、のすたる爺やさんをフォローしませんか?

ハンドル名
のすたる爺やさん
ブログタイトル
のすたる爺や
フォロー
のすたる爺や

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用