愛知県のF様早速、いろいろと聴き始めますと、どれも共通して綺麗なディテールと、エネルギー感と言いますか、芯を携えた音楽が奏でられております。例えば、実際にピアノの鍵盤を弾いた時のコーンッという、脳に響くような芯のある音を感じます。まだまだ本領発揮前なのだろうとは思いますが、とても6センチ口径のスピーカーとは信じられない、初めての感覚です。今からの時間がとても愉しみです。F様ありがとうございました!さてところで、先日の「暖かみのある音」のアップに沢山の方の閲覧をいただきました。やはり音楽の癒しを求める方が多いわけで、ご関心をいただくのは当然のことかもしれません。そして、Dolphin(DSSダイアフラム)の音質として「音が良いという評判は分かるが、しかしシャープで暖かみを感じない音ではないか」というご心配の向きも...Dolphinユーザー様ご感想6
その後17cmのDSSダイアフラムはどうなったのかと申しますと、ありがたい事ではありますがDolphinの製作がまた忙しくなってしまい、なかなか進んでおりません・・・(^^;そこで今日は、このところの録音関連の続きの話題です。私は、現代の音楽録音で当然のごとく使用されるマルチマイク録音は好まない人種ですが、しかしミキシングエンジニアのセンス次第でどうにでもなるのも確かですね。言わずと知れた大貫妙子様のアルバムですが、定位感はクラシックの声楽と同様にミキシングされています。部屋の奥にグランドピアノがあって、手前のヴォーカルと対比があって、サロンコンサートの様な心地よさです。現代の歌手はマイク収録を前提とした発声法なので、これを自然な生声として定位させるのにはなにかノウハウがあるものと想像しますが、このナチュラル感...コーヒーブレイクミキシングのセンス
「暖かみのある音が出る」良く使われるのは、「管球アンプは暖かみのある心地よい音」という文言です。しかし球アンプに詳しい方はご存知ですが、実は球アンプの方が半導体アンプよりもクリアーで音力も出ますので、かなり誤解があると思います。恐らくですが、この文言はラックスマン社のサウンドポリシーであって、これが球アンプの常識であると誤解されている方が多いのではないかと思われます。逆に言えば、ラックスマン社のプロパガンダは大いに成功しているわけです。ところで、当社のDSSダイアフラムに関するお客様のご質問でもこの趣旨の話題が出る事があります。そこで本日は「暖かい音」をテーマにしてみたいと思います。さてこの「暖かい音」というのはどうにも抽象的で扱いが難しいと思います。感じ方は人それぞれでしょうが、例えば中低音域が膨らんでぼやけ...コーヒブレイク暖かみのある音
先日、西日本の某オーディオショップ社長のO氏がお見えになった際の話題です。同氏は以前よりDSSダイアフラムにご関心をお持ちで、今年のインターナショナルオーディオショウを視察にいらした際に、当社にお立ち寄りくださいました。O氏の問題意識は、「現代のハイエンドスピーカーは美音にはなったが、音楽の鮮度感や勢いが出なくなってしまった」事にあるとの事。そして、DSSダイアフラムはこの問題の突破口になるのではないかと期待されてのご訪問になった次第です。O氏におかれては、DSSダイアフラムの分割振動排除による音質向上については想像が出来たが、「能率90dB以下のスピーカーは応答感が出ない」と認識しており、低能率のDolphinで良好な応答感が出るとは「どうしても信じられなかった」との事でした。以前のアップ(→コーヒーブレイク...コーヒーブレイク低能率で高速応答は信じられない?
本日より試聴室を再開し、Dolphinの方も正式販売に移行しました。今日は早速お客様がお見えになりました。明日もご予約が入っております。長らくのお休みでお待たせしまして申し訳ありませんでした。Dolphinにつきましては、本日やっとカタログ写真を撮影しました。ホームページへの掲載も逐次行いたいと思います。Dolphinの試聴機貸出も始めます。改めてご案内をさせていただきますので、しばらくお待ちください。ところで、Dolphinをお聴きになったO様が、海外オーディオサイトのWHAT'SBESTFORUMにレポートをして下さいました。下のバナーにO様のレポートページへのリンクを張ってあります。大変高くご評価をいただきましたが、最後に「将来ゲームチェンジャーになるだろう」とのお言葉も頂戴しました。O様ありがとうござい...Dolphinの正式発売と試聴室再開
さて、温故知新の話題から入ります。ラジオ技術誌の1993年5/6/7/8月号で、「現在の再生技術を全面的に再検討する」という全60ページにも及ぶ特集記事がありました。ここでは当時のオンキョーの現役担当者だった由井啓之氏や評論家で時間軸特性の改善を提起する高橋和正氏等が参加して、スピーカー技術を中心とした問題提起を行っていました。ここでは、(プロの現場で)便利になったスピーカー測定について、周波数特性ばかり追いかけても良い音にならない、(過渡応答である)波形再現性こそが重要である、と言う議論がなされていました。しかし何故波形再現性についての議論が深まらないかと言うと、人の聴感と波形再現性能の相関性の研究が進んでおらず数値として扱いにくい、即ち耳の肥えた技術者が官能評価するしか方法がないというのが原因である、という...コーヒーブレイクマルチシステムの在り方
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