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2014/11/01

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  • 45 シングルアンプの製作(15) ~6SN7GT Sylvania "Bad Boy"~

    前回の投稿で書いた手持ちのSlyvania6SN7GT"Bad-Boy"を使ってみました。その音質は低域から高域まで帯域が広く音数も多いです。高域が煌びやか綺麗で、誇張ある(エッジの効いた)キリッとした音で、各楽器の音の輪郭が明瞭です。WesternElectricの音に近い様な気がします。張り出しの有る音です。ソフトでは無くシャープな音です。甘くはなく辛めの音。各楽器の音を拾うには良いでしょう。ブラックプレートは概ねその傾向が有る様に思います。音源の良し悪しがハッキリとその音に出てきます。流石に有名なヴィンテージ品BadBoyです。本家本元のBadBoyの特徴は、1)両サイド3穴のT型ブラック・プレート2)ボトム矩形ディンプル付板状ゲッター3)管壁のボトム・クロム・ゲッター・フラッシュ4)上下の長方形マイカ、...45シングルアンプの製作(15)~6SN7GTSylvania"BadBoy"~

  • 45 シングルアンプの製作(14) ~音が安定してきた。~

    もう少し回路を弄ってみました。<B電源のデカップにブリーダ抵抗を追加>電源のコンデンサ容量を増やすよりもブリーダ抵抗を追加して、そちらへ電流を流した方が効果があるとアドバイスを頂きましたので、早々にテストをしました。(45シングルアンプの製作(10)のコメント欄に記載した内容)因みにWE91-Bでも梯子型デカップが組んで有ります。これも音が良い一因か。確かに、コンデンサの容量アップに比べ、スッキリとした低域で躍動感やスピード感が有ります。<出力管のグリッドに直列抵抗を追加>ここは完全に見落としていました。高域発振防止のためにも必要でした。過去に製作のアンプには入れています。この抵抗の追加は、高域の安定化にかなりの効果が認められました。(変更後の回路図)※〇で囲まれた部分が今回の変更点。・増幅部・電源部<初段、ド...45シングルアンプの製作(14)~音が安定してきた。~

  • 45 シングルアンプの製作(13) ~入出力端子を交換~

    見た目を良くするために、RCA端子とスピーカー(SP)出力端子を交換しました。裏側なので普段は目にする事は無く、気にならないのですが、それでも少し良い物に交換しました。音質改善にも繋がるかも知れません。※なお、このSVシリーズは最初から高級端子が付いているバージョンも有る様です。しかし、私が購入した中古品では、RCA端子は少し小型の取り付け穴Φ6.3の物、SP端子はΦ8の物が使われていました。RCA端子は、私が使用しているRCAプラグだと少しルーズになります。また、SP端子は、使用中のバナナプラグが奥まで入りません。〇RCAソケット<交換前>写真を撮り忘れました。こんなイメージです。これを手持ちの取り付け穴Φ8の金メッキ品へ交換。下の写真は現状ソケットを外したところです。この穴をステップドリルでΦ8に広げました...45シングルアンプの製作(13)~入出力端子を交換~

  • 45 シングルアンプの製作(12) ~グランドラインの引き回しを修正~

    この投稿の最初のほうで、配線引き回しで気に入らないところが有ると書きましたが、そこを修正していきます。主には左右のセパレーションの改善です。モノブロックアンプのセパレーションが良いのは、電源、グランドラインが完全に左右で独立しているからです。ステレオアンプの場合は、ひとつの筐体の中で信号の流れに沿って出来るだけ左右で分離する必要があります。大切なのはグランドラインも含めてです。セパレーションを悪くする要因としては、配線内での混成と高域での空中からの飛び込みがあります。空中からの飛び込みはシールドするか離すしか有りません。距離は2乗で効きます。<グランドの引き回し>グランドも扱う信号の大きさに合わせて元のグランドに戻します。「グランドラインも回路の閉ループを成す信号ラインのひとつ」という考えの基に修正します。ポイ...45シングルアンプの製作(12)~グランドラインの引き回しを修正~

  • 45 シングルアンプの製作(11) ~やはりNFBが必要か~

    GF回路を中止して、通常の一般的な回路に戻して部品検討して見たものの、やはり低域のダブつき、膨らみ、高域の歪っぽさは残る。やはり無帰還(NonNFB)では、歪は数%は当たり前で、NFBが必須か?悩ましい。。。無帰還の音に拘る人は拘るのでしょうね。でも、私には、、、どうも疲れる音。仕方ないので軽くNFBを掛けてみるか。出力トランスの2次側から初段カソードへのオーバーオール帰還を掛けてみよう。NFB量は、取り敢えず適当に5.5dB位で設定。結線をする前に回路図上で位相を確認すると、今のままOPTの8Ωから戻すと多分発振する事がわかる。そこで、OPTのグランドと8Ωを今の逆に接続。そうする事でRCA入力とOPTの出力も同相になる。気持ち良い。そして、元の0Ω側(黒リードBK)から帰還を掛ける。<回路図>※各部の電圧は...45シングルアンプの製作(11)~やはりNFBが必要か~

  • 45 シングルアンプの製作(10) ~GF外し、元の回路で再検討~

    GF回路を組み込んだものの、私の好みの音では無かったので、結局元の回路へ戻し、再検討する事としました。※但し、私が試したGF回路は、カソードパスコンの容量値が適当では無かったため、後日再トライしてみます。<GF回路を中止して再検討>①出力管45のカソードパスコン・22uF⇒100uF/250V(ROE製)へ・0.068uF/600V(CDE製PM)を追加。高域の抜けを良くするため。②ドライブ段とのカップリング・コンデンサ・0.068uF/600V(Sprague製BlackBeauty)へ。手持ち品。前回の回路図から、この様になっています。やはり、音の良いのは、このコンデンサしか無いと思う。私の持っているWestCap0.47uF/600Vは全域で音抜けが良くない。他の人と評価が違うかも。SpragueVita...45シングルアンプの製作(10)~GF外し、元の回路で再検討~

  • 45 シングルアンプの製作(9) ~GF回路を導入~

    出来上がった45シングルアンプに、『GF回路』を導入してみる事にしました。『GF回路』とは、グリッド・フィルタの事で、300Bで音が良いとされているWesternElectric製の91-Bアンプに使われていた回路です。実は、これを試してみるために『無線と実験2020年12月号』を購入したのです。効能としては、低域に効くブートストラップ回路により低域の反応改善、更には音全体を良くすると言われています。<回路の変更点>①出力管のカソードからグリッド抵抗にコンデンサで帰還を掛ける。②カソードのパスコン容量を小さくする。動作としては、出力管の低域信号がカソード・パスコンの容量が小さいため、充分にバイパスされず、追加したコンデンサを通してグリッド抵抗に帰還される。この事により、ドライブ管の負荷や出力管の動作を軽して低域...45シングルアンプの製作(9)~GF回路を導入~

  • 45 シングルアンプの製作(8) ~外観と初試聴~

    回路設計、配線が終わり、RCA45シングルアンプが完成しました。1st.ver.になります。まず、外観はこの様になりました。整流管は、まだ『5U4G』です。6SN7は、NationalUnion製のブラックラウンド型を使いました。先日ステムリードを修理した物です。さっそく、火を入れ、音を聴いてみます。ダイナミックで開放的は音に変わりはありませんが、高音域の細かい音まで聴こえる様になりました。これは『45』と言う球が直線性が良いためと、デカップリング追加の効果でしょうか。また、入手時よりは左右への音の広がりが良くなりました。B電源分離が効いたのでしょう。因みにハムノイズはスピーカーに耳を近づけても殆ど聴こえません。しかし、音に艶とか色気は感じません。少し荒っぽく落ち着きが有りません。且つ、低音は団子状で固まってい...45シングルアンプの製作(8)~外観と初試聴~

  • 45 シングルアンプの製作(7) ~使用部品と内部写真~

    次は、部品選定です。個人用ですので、ここは出来るだけ拘りたいです。今迄の経験から部品選定をしました。・電解コンデンサ:ROE製(ゴールド)Germany---デカップリング、カソードパスコンSprague製ExtraLytic600DUSA---カソードパスコン・カップリング・コンデンサ:Sprague製ブラック・ビューティ(手持ち品)・抵抗:A&B製カーボン、DALE製(NS-2B)・ホーロー抵抗:CLAROSTAT(クラロスタット)製USA(初使用)---45カソードパスコン・配線材:クロスレプリカワイヤー・ラグ端子など。6SN7、45周りです。(変更前)入手時は2Wのカーボン抵抗が使われていました。青い抵抗は理研製リノケームですね。カップリングCはAUDYN製フィルム。電解コンはUNICON製。(変更後)...45シングルアンプの製作(7)~使用部品と内部写真~

  • 45 シングルアンプの製作(6) ~回路設計~

    前回引いたロードライン・動作点となる様に、実際の回路設計をします。この時は、整流管『5U4G』を使った時の電源電圧を基にしています。また、回路設計には過去の経験で得た幾つかの私的ノウハウも盛り込んでいます。<ポイント>①前段、ドライブ段夫々に、またLRチャンネル毎にデカップリングを入れます。(贅沢)②B電源電圧を下げるためと、整流管を労るために、整流管の直後にシリーズ抵抗を追加。③左右チャンネル間のセパレーションを良くするために、出力トランスのB電源に左右夫々に抵抗+コンデンサを入れて、見かけ上、出力段のB電源を分離しました。ステレオアンプの宿命です。④抵抗類はA&Bが使われていますが、何故か必要も無い所へ2Wタイプが使われています。A&Bの2Wタイプは音が籠ると聞いたことがあるので、電力計算をして1W、1/2...45シングルアンプの製作(6)~回路設計~

  • 45 シングルアンプの製作(5) ~ロードラインを引く~

    球も揃ったので、ここからいよいよ机上で45シングルアンプの回路設計です。まず、初段/ドライブ段6SN7と出力段45のロードラインを引いて、目標とする設計値を決めます。(初段6SN7(1/2))・変更ポイント:①オリジナルのカソード電圧が1.7Vですが、バイアスがもう少し欲しい所です。②動作点ももう少し右に移動させたい。・変更後:①動作点:Vp=70V、Vk=1.9V、Ip=2.9mAとしました。②B電圧=250Vデカップリングを入れて少し電圧を下げる事としました。③ロードライン(イメージ)(ドライブ段6SN7(1/2))オリジナルの抵抗値をそのまま使用します。ロードラインは、この様な感じになりました。バイアスは3~5Vが良いと読んだ事があるので、良さそうです。(出力段45)データシートを元に、2A3⇒45用に設...45シングルアンプの製作(5)~ロードラインを引く~

  • 45 シングルアンプの製作(4) ~RCA 45 / 5X4G 球ゲット!!~

    45シングルアンプ用の球を手に入れました。RCA2A3のベースとなった球『45』です。直熱三極管。ナス管の『245』や『345』も有りますが、お高いので、まずはST管の『45』です。『245』は、『45』でしっかり音出しが出来てから、次の楽しみとします。M型吊りヒーター(フィラメント)です。RCACunningham/Radiotronダブル刻印。カニンガム。このメーカーも憧れでした。見た目もカッコ良い~!!!1935年製だそうです。今から85年も前の球!戦前ですね。特性測定済(データ付)、動作チェック済の未使用品、且つ動作保証付きでした。安心ですね。火を入れた時の姿を想像しただけでワクワクします。SOVTEK2A3と並べてみました。小ぶりで背が低いです。しかし重みが有ります。同時期に、整流管『5X4G』も購入...45シングルアンプの製作(4)~RCA45/5X4G球ゲット!!~

  • 45 シングルアンプの製作(3) ~元機種の回路図展開~

    元機種SV-2A3の回路図展開をします。回路図と各部の電圧値がないと、改造を始める事が出来ません。オリジナルの回路図は、Webページから拾ってきました。(オリジナルの回路図)これを今回入手した現物と比較しました。(入手した現物の回路図と電圧)・増幅部・電源部前所有者によって手が加えられているのは、前回述べた僅かな部分です。シンプルな回路構成なので、短時間で回路図に落す事が出来ました。使用していて音質以外に気になる所が有りました。電源オフ時に、スピーカーから必ず"パチッ!"と音がするのです。使用上は支障無いかも知れませんが、高級感が損なわれ嫌なものです。回路図を見ると分かるのですが、電源スイッチの周りにスパークキラー的なものが有りません。上の回路図では、「実装なし」と書いてます。これが無い場合、電源を切った時に電...45シングルアンプの製作(3)~元機種の回路図展開~

  • 45 シングルアンプの製作(2) ~まずは元機種の清掃から~

    端子、ソケット類の掃除を始めます。ついでに、トランスも一旦外して、中から使われていない配線を引き出します。シャーシの裏蓋を外してみます。結構スッキリしています。写真では綺麗に見えますが、配線の陰に結構な埃が溜まっていました。前所有者が改造したと思われる所が若干見受けられます。初段カソードパスコンを導電性高分子アルミ固体電解コンデンサに交換してあります。タンタルの様な効果を狙ったのでしょう。B電源に100uFの電解コンデンサが追加してあります。電源を安定させるためでしょうか。配線は結構綺麗にしてあります。サンオーディオさん組み立て完成品だったかも知れません。まず、全てのトランスをシャーシから取り外し、隠して有った配線を引き出します。2A3アンプなので、電源トランスの出力段ヒーター用AC6.3V、出力トランス1次側...45シングルアンプの製作(2)~まずは元機種の清掃から~

  • 45 シングルアンプの製作(1) ~元機種2A3の音を聴く~

    今年の計画で書いた様に、45真空管シングルアンプの製作経緯について、何回かに分けて投稿して行きます。私は、シャーシ製作も含めて一から自作する様な技量は有りませんので、中古の機種を購入し、そこから改造して行きます。ベースとなる中古機種の選定条件としては、優先順に以下です。①デザイン:これ重要です!。デザインが良くないと音も良く感じませし愛着も沸きません。②重量:20kg以下。移動やひっくり返しての作業を考えると、この重さが限界です。③トランス:有名どころのメーカー品。特性の良いと思われる電源トランス、出力トランス、チョーク。④基板を使わない、直配線。回路構成がシンプルである事。改造し易い。部品類は、最低限トランス類だけでも使えれば良しとします。そこで目を付けたのが、以前から気になっていたサン・オーディオのシングル...45シングルアンプの製作(1)~元機種2A3の音を聴く~

  • 今年の計画。

    少し遅くなりましたが、2021年新年明けましておめでとうございます。今年は大雪の中で新しい年を迎えました。さて、年初にあたり、趣味のオーディオの今年の計画です。①2A3シングルアンプ⇒45シングルアンプ化。実は昨年の暮れに、新たな真空管アンプ『サンオーディオ製SV-2A3』の中古品を購入しました。購入の動機は、直熱管の真空管に挑戦し、その音を我が家で聴いてみたかったためです。傍熱管の真空管アンプは何台か所有し改造もして来ましたが、直熱管は有りませんでした。選定の理由は、デザイン、タムラのトランス、基板を使わない配線、初段・ドライブ管が6SN7(手持ちが多い)。そして回路構成がシンプルで、後々改造し発展させ易い事です。購入に至るまでは、仕様、回路図や内部配線などの確認を行いました。サンオーディオの内田社長にも電話...今年の計画。

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