昨日の最終日、横浜そごう9階で開催されている「第4回フォトコンテスト神奈川」の入賞作品写真展を拝見してきました。わが写真サークルからも数名の入賞者を出すなど、なかなかの健闘ぶりです。今回の審査員の写真家・榎並悦子さんの挨拶にもあるように、コロナ禍で写真を撮る制約が増えているなか、力作揃いとなっているようです。小手先のテクニックだけでなく、撮る人の思いを込めて時代を切り撮った作品が多いように感じました。これからも頑張ります!。写真は最優秀賞の「ラストラン」(杉村和子さん)。差し出される手、手、手。ローアングルからの走者の表情がすばらしい。コロナ禍の中での「フォトコンテスト神奈川」。
根岸森林公園の隣りの米軍根岸住宅地区の跡地利用が話題になっているので、現地調査にでもと意気込んだのですが〜。そこまでにはご覧の稲荷坂(写真上)を登らなくてはたどり着けないようです。そこで、今回は諦めてこの地区をフラフラすることにしました。まず、目につくのは堂々たる構えの大衆酒場の老舗「忠勇」(写真下)。大正8年(1919年)の創業で、ここの初代店主はかつて存在した"横浜市民酒場組合"の発起人。噂には聞いていましたが、やっと見つけることができました。今では「ふぐとスッポン」の店として存在感を放っているようです。次回はスッポン鍋で元気をつけて、稲荷坂を登ることにします。かつての"市民酒場"だった居酒屋の老舗「忠勇」。
アイルランドなどの"ケルト"やポルトガルの"ファド"などの世界の民族音楽が好きで、インドの民族楽器"タブラ"(写真)の体験ワークショップに出掛けてきました。講師はインド大使館タブラ講師の森山繁さんとハルモニア伴奏はダケアヤナさん。タブラは左右一組で叩くインドの太鼓。指と手のひらの変化で演奏します。最初に講師がタブラとハルモニアで模範演奏。小さな太鼓から複雑な音色が叩き出されていました。その後、約40人ほどが3組に分かれてお勉強。複雑でなかなか思うような音は出てきませんでした。何事も体験!。知らないことを知ることや手を使うことは脳神経にも良く、ボケないようです。インドの民族楽器"タブラ"の体験ワークショップ。
今年はベートーヴェン生誕250年の年ということで、持ち合わせているCDを片っ端から聴いていますが、そんな時に上大岡・京急百貨店6階の新星堂に置かれていた厚紙12ページのタブロイド判はベートーヴェン特集。必聴盤からその生涯やエピソードまで、丸ごとベートーヴェン!。難聴で悩んでいた話は有名ですが、1790年代後半からで、補聴器も残されているようです。作曲家にとって命ともいうべき聴覚を失いながらも、数々の名曲を生み出した波乱の生涯。ところで、有名なこの肖像画はドイツの画家ヨーゼフ・カール・シュティーラーが1819〜1820年に描いたもの。写真のなかった時代、かなりの加工がされていて、あまり似ていないという話も〜。いずれにしても今年は、創作意欲に満ち溢れた個性の強い"楽聖"の音楽を堪能しましょう。聴覚を失っても創作意欲旺盛な"楽聖"の年。
先日、JR根岸線根岸駅辺りから三渓園に向かう道路にこんな自転車優先道路の表示が〜。自転車愛好者の多いヨーロッパで、自転車専用ゾーンとは知らずにこのレーンを歩いていて怒鳴られた経験がありますが、わが国ではそこまでは徹底はしていないようです。それよりも、コロナ禍で密を避けるために自転車通勤者などが多くなり、事故も増えているようです。神奈川県警の分析では、自転車絡みの人身事故の約7割で自転車側に何らかの法令違反が〜。視力の衰えているシニアに怖いのは突然現れる"無灯自転車"。県警では「自転車は道交法上では"軽車両"で原則、車道の左側通行。事故の加害者になり得る意識を持って、交通ルールを遵守してほしい」と警告しています。9月30日まで「秋の交通安全週間」です。"密"を避けるコロナ禍で増える自転車事故。
光と影で切り撮ったすばらしい写真!。昨日の朝日新聞夕刊に第19回全日本モノクロ写真展(全日本写真連盟関東本部、朝日新聞社主催)の入賞作品が掲載されていた、最優秀賞「埃払い」(西村充廉氏/奈良市)です。床に映じた影とコロナ禍を象徴するマスク。講評にもありましたが「単なる埃除けかもしれませんが、暗示的に時代が映った作品」です。「祭りや伝統行事というモチーフは、モノクロームとの相性は抜群」と総評の写真家・中藤毅彦さんは指摘しています。このあたりを今後の目標として、プレゼントされたLEICAでモノクロ写真に挑戦してみましょうか。光と影で切り撮ったモノクロ最優秀賞作品。
園芸好きの人から「庭にホテイアオイが咲きました」という頼り。薄紫の涼しげな色で愛らしい花です。調べてみると花の名"布袋葵"から日本原産と思われているようですが、南アメリカ原産で"ウォーター・ヒヤシンス"と呼ばれているとか。浮き袋のようになっているふっくらとした葉の根元部分が"布袋(ほてい)"さんのお腹に似ていることから、日本では"ホテイアオイ"と名付けられました。外来種で繁殖力が強いので別名"青い悪魔"とも。因みに花言葉は水面に浮かぶ姿から「揺れる心」。また、英名の"ウォーター・ヒヤシンス"から悲しいギリシャ神話の中の「恋の悲しみ」。薄紫で涼しげな"ホテイアオイ"の花。
横浜港といえば、先週の神奈川新聞に「飛鳥II11月運行再開」という明るいニュースが〜。新型コロナウイルスの影響で運休中の大型クルーズ船「飛鳥II」(5万444トン)が、11月に横浜発のコースから8ヶ月ぶりに運行を開始するとのこと。これについては国交省の感染症対策ガイドラインよりも厳格なプランを策定。乗客数を定員の半数程度に抑えるほか、乗船前のPCR検査の実施・消毒などの衛生管理や船内換気を徹底するなどの対策を掲げているそうです。再開後、初となる運行は11月2日から5日間の「飛鳥II30周年オープニングクルーズ」の予定。豪華クルーズ船の停泊していない横浜港は、ワインのないディナーのようで寂しい!。クルーズ船「飛鳥II」が11月に運行再開!。
初秋らしい爽やかな午後となった昨日、木漏れ日そそぐ日本大通りからベイエリアを散策。大桟橋にはクルーズ船の停泊はありませんでしたが、開港時の姿をとどめる"象の鼻"には家族連れやカップルが〜。先端が折れ曲がる"象の鼻"は"イギリス波止場"とも呼ばれ、開港後の横浜で表玄関の役割を果たした貴重な遺跡。政府要人や外国へ旅立つ人たちはここから未知の世界へ。「横浜の波止場から〜はるかな海、遠いアメリカ」(阿川尚之著/NTT出版)にはそんな横浜からの渡航秘話がいろいろ綴られています。因みに著者の阿川尚之氏は作家・阿川弘之氏のご子息、テレビなどで活躍されているエッセイストの阿川佐和子さんは妹さんです。先端が曲がった"象の鼻"は開港時の表玄関。
NHK-BSの"Pカフェ"で放送された「ベートーヴェン謎の恋人〜楽聖を変えたボヘミアの夏」。ベートーヴェンの死後に発見された1通の恋人宛の手紙と、一緒に入っていた女性の2枚の肖像画の謎に迫るドキュメンタリーです。番組では1812年にベートーヴェンが訪ねたボヘミアの保養地3ヶ所を巡っていますが、そのうちのテブリッツの風土が気に入り、交響曲第7番」に影響を与えたといわれ、地元の人はこの曲を「テブリッツ交響曲」と称しているとか。また、「交響曲8番」の第3楽章の有名なホルン二重奏は、郵便馬車の御者の吹くポストホルンのメロディの変奏。いずれも、ベートーヴェンのボヘミア旅行から生まれたものだったようです。写真はベートーヴェンとその恋人といわれるアントニア・ブレンターノ。ボヘミア旅行はベートーヴェンの交響曲に影響。
今年はベートーヴェンの生誕250年ということで、交響曲のCDを聴いたり、書棚から「ボヘミア・ベートーヴェン紀行《不滅の恋人》の謎を追って」(青木やよひ著/東京書籍)などを読んでいたところ、一昨日の18日、NHK-BSで「ベートーヴェン謎の恋人楽聖を変えたボヘミアの夏」が再放送されていました。本書の著者・青木やよひさんも出演していましたので、内容的にはだいたい同じようなことですが、映像化されるとチェコ北西部のボヘミアの美しい景色とともに、ベートーヴェンの思いが伝わってくるようです。アシュケナージ氏のピアノ・ソナタ第8番「悲愴」のメロディが美しい!。ベートーヴェンと恋人とのボヘミアの夏。
沢木耕太郎氏のエッセイ集「旅のつばくろ」(新潮社)の中の"心の華やぎ"に登場する檀一雄氏の奥さまのヨソ子さん。沢木氏はこのヨソ子さんにロングインタビューをして「檀」(新潮社)を著していますが、本棚から引っ張り出して再読してしまいました。そこには無頼派といわれた奔放な生活を繰り返す、檀一雄氏の妻としての30年の"愛の痛みと真実"が克明に描かれていました。最後のヨソ子さんの「あなたにとって私は何だったのか。私にとってはあなたはすべてであったけれど…」という言葉が心に沁みます。それにしても1年間の取材で、これだけのノンフィクションを完成させる沢木耕太郎氏はさすが!。沢木耕太郎氏のノンフィクション」檀」。
昨年末に亡くなられた写真家の常盤とよ子さんの追悼写真展が開催されている横浜都市発展記念館へ。会場は1階のロビーです。写真集でも拝見しましたが、戦後すぐの時代に横浜で働く女性を追った貴重な写真ばかり。9月22日までで、観覧料は市内在住の65歳以上の方は100円。また、ここは昭和4年(1929年)に建てられた横浜市認定歴史的建造物の旧横浜市外電話局。今回の写真展の一番奥は当時のままに保存されている「旧第一玄関」ということて、初めて見学させていただきました。開設当時は大さん橋からまっすぐ歩いて右側のこの玄関が電話加入者の受付業務など、メイン玄関だったようです。当時の花形職業の電話交換手のお嬢さんたちもここを出入りしたのでしょうか。横浜都市発展記念館の「旧第一玄関」。
いつも散歩する弘明寺商店街に"祝菅義偉内閣総理大臣"の横断幕が掲げられていました。菅義偉氏の選挙区が神奈川2区(西区、南区、港南区)だからだと思いますが〜。商店街では"第99代総理大臣"に因んで、99円セールや990円セールを始めた店もチラホラ。先日、ベイスターズのソト選手も通算99本のホームラン(?)。また、菅内閣の閣僚の平均年齢は30名ほどの写真サークルのメンバーよりもかなりの若い60.8歳。ところで、奥さまとの出会いは小此木元通産相の秘書をしていた頃に、事務所で働いていた奥さまにひと目惚れしたとか。とにかく、国民のために"コロナ収束"を第一に、経済・外交・オリパラ開催などを着実に推し進めてほしいものです。弘明寺商店街に"祝菅総理大臣"の横断幕。
"短編小説の名手"阿刀田高氏の「おとこ坂おんな坂」(毎日新聞社)。5〜6年前に伊勢佐木町の有隣堂のワゴンセールで見付けた、日本の各地を舞台にした12の短編集です。本書の第三話「あつもり草」は先年旅した北海道の礼文島が舞台。源氏の熊谷次郎直実が討ち取ったのは平清盛の甥で17歳の若武者・平敦盛。高校時代にこの「平家物語」の朗読劇を演じた男女のその後を追った悲恋のストーリーです。この"あつもり草"(写真)は「平家物語」の一ノ谷の合戦に登場する平敦盛に因んで名付けられた貴重な花。4〜5年前の5月頃に訪れましたが、楚々とした美しい幻の花のようでした。「平家物語」に因んだ礼文島の"あつもり草"。
夕方の散歩で蒔田方面を歩きますが、阪東橋に移転した横浜市南区役所の跡地(写真上).の建設工事が始まっているようです。新聞報道によると、この跡地にはJR西日本不動産開発が2年後の秋に開業する複合商業施設「ビエラ蒔田(仮称)」が予定されているようです。テナントにはスーパーマーケットやスポーツクラブ、リハビリ特化型などのテナントが出店。コミュニティに新たな活気が生まれる、地域に寄り添った施設づくりを目指しているとか。完成するとこんな感じになるようです(写真下)。因みに「ビエラ」とはスペイン語の「vida(暮らし・命」と「tierra(大地・地球)」を組み合わせた造語だそう。関西系とかスペイン語とか、オジさんには訳がわかりません。2年後に複合商業施設が開業する南区役所跡地。
昨日から37年ぶりという初日から"横綱不在"の大相撲秋場所が始まりましたが、こんな話を思い出しました。幼稚園のお餅つきに相撲協会の力士2人が呼ばれました。2人は四股名もなく、番付にものっていないような新弟子です。楽しく遊んでいた新弟子力士に、園児のひとりが「サインして」と紙と鉛筆を差し出しましたが、新弟子は困ったあげく「サイン」書きました。すると園児たちは「ワ〜イ、サイン山だ!」と言って大喜び!。暖かい午後の冬の陽が未来の横綱と子どもたちを包んでいました。というお話。言語学者・外山滋比古氏のエッセイ集「昨日は今日の昔」(講談社)からの受け売りです。写真は初日挨拶する八角理事長と力士たち(9月13日)。37年ぶりの"初日から横綱不在"の大相撲秋場所。
昨年12月に亡くなられた女性写真家・常盤とよ子さん(1928〜2019年)。戦後まもない横浜を記録した作品で有名ですが、今朝の朝日新聞によると今月22日まで、その足跡をたどる追悼展が横浜都市発展記念館で開催されているそうです。思い起こせば10年ほど前に常盤さんの市民写真講座を受講。室内でのレクチャーから戸外へ飛び出して、山手方面などでテクニック実習の手ほどきを受けたことが懐かしく思い出されます。紙面には常盤さん撮影の数々の作品が掲載されていましたが、ぜひ鑑賞に足を運ぶつもりです。写真は米軍兵士と常盤とよ子さん(昭和30年代初めごろ)。横浜都市発展記念館で常盤とよ子追悼写真展。
来年春開業予定の都市型ロープウェイ"エアキャビン"の工事も着々と進んでいることもあり、このところ新港埠頭やハンマーヘッド周辺(写真)の開発も活発になってきたようです。昨年の11月にオープンした商業施設「横浜ハンマーヘッド」の脇には公園とデッキが完成。客船の寄港時には歓送迎演奏で盛り上げる場としても利用されるとのこと。また、近くには先日、新港埠頭桟橋も完成しましたが、今年のコロナ禍の影響で、昨年のような"クルーズ船ブーム"は期待できず、横浜大桟橋を含めて、観光客船で賑わう日はいつのことになるのでしょう。豪華客船で賑わう横浜港の日を夢見て〜。
今年7月30日に96歳で亡くなられた言語学者の外山滋比古氏。「思考の整理学」(筑摩書房)など著書は多数ありますが、30年前のエッセイ集「昨日は今日の昔〜118のさりげない話」(講談社)がおもしろかった記憶があるので、読み返してみました。「寿命測定」とか「運転手の話」など、あらゆるところに興味を示す外山氏。"○○町はどう読むか"という「マチとチョウ」。愛知県と岐阜県を境にして、それより東はだいたいにおいて「マチ」と読み、静岡と長野両県は「マチ」と「チョウ」が混在してマチマチ(?)。福井、石川、関東6県以北はすべて「マチ」ですが、ただ東北の宮城・岩手は「マチ」と「チョウ」が混在しているとか。また、「村」の「ムラ」と「ソン」についても述べ、日本の東と西の言語の違いついていろいろ言及しています。地名の「町」の読み方は「マチ」か「チョウ」か!。
今朝の朝日新聞によると、横浜市中区に野球に関する本がぎっしりと並ぶ小さな古書店があるとのこと。約5000冊で埋まる、2015年開店の野球古書店「咲良本屋」です。現役選手や歴代有名選手の著書や各球団雑誌、大リーグや高校野球誌など、店内はすべて野球、野球……。店長の岩沢さんは「多くの人が来なくても、好きな本や懐かしい本に出会っていただければそれでいいんです」と。野球に関する本なら1冊でも買い取ってくれるそうなので、若い頃に愛読したジャイアンツの宿敵「西鉄ライオンズ最強球団の内幕」(河村英文著/葦書房/1983年発行)などはいかがでしょうか。こんな凄い伝説のチームがあったことを、若い人たちに知ってもらうために〜。横浜市中区に野球専門の古書店「咲良本屋」。
昨年は台風の影響で中止になった恒例の「横濱ジャズプロムナード」。今年もコロナ禍で中止かと思っていましたが、どうやら開催に向けて動き出したようです。今朝の神奈川新聞によると、今年の開催は10月10日と11日、横浜赤レンガ倉庫1号館ホールでの無観客ライブを形を変えて生配信するなど例年通り、街角ライブやジャズクラブでの生演奏も楽しめるようです。横浜JAZZ協会の理事を務める小針部長は「生配信は長年、支えてくれたお客さまへの感謝と、幅広い世代の人にジャズを届けるため。長年続いたジャズの灯を消したくない」と、その思いを語ったそうです。30年続いている国内最大級のジャズの祭典「横濱JAZZPROMEMADE」の今後の動きに注目です。10月の開催に向かう「横濱JAZZPROMENADE」。
晴れていたのも束の間、台風10号の影響か突然の豪雨もあった昨日。是枝裕和監督初の国際共同制作映画「真実」(2019年/フランス、日本)を、WOWOWシネマ"W座への招待状"で拝見。フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブや「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノッシュ、それにイーサン・ホークを是枝監督どのようにまとめるのか興味津々。フランスの国民的な大女優が自伝を出版し、その娘たちがお祝いに駆けつけますが、自伝の内容についてひと悶着〜という地味なテーマ。親娘の間に隠された"真実"とは〜。豪華な俳優陣を揃えて評判も良かったようですが、親娘間の"真実"の違いについては、オジサンにはついていけずによく理解できませんでした。「真実」は日本人監督として初のヴェネツィア国際映画祭のオープニング上映を果たしたそうです...大女優が綴った自伝本の親娘間の"真実"。
恒例の涼しくなってからの夕方散歩でブラブラ歩いていると、「みうら湯」(写真)に出ました。ここには2〜3回利用しましたが、6つの天然温泉と2つのサウナが楽しめる評判の癒しスーパー銭湯。2003年にオープンした時には三浦海岸から運んだ海洋深層水でしたが、翌年からは天然温泉水となったようです。コーヒーのような黒湯は肌がツルツルになり、女性に人気とか。また、食事処やエステ、マッサージ、ヘアサロンも完備しているので、家族連れにも人気です。この「みうら湯」は京急グループの経営で、京浜急行弘明寺近くの高架下にあり、営業時間は朝10時から平日は23時、土日・祝日は24時。入浴料金は平日820円、土日・祝日は920円。多種類の温泉が楽しめる弘明寺の「みうら湯」。
JR関内駅前にある旧横浜市役所庁舎(写真)。新庁舎はみなとみらい地区に移転したため、板塀に囲まれて閉鎖されていました。この市庁舎は横浜開港100年記念事業の一環として、昭和34年(1959年)に竣工したもの。学生時代に何度かアルバイトさせてもらった懐かしい建造物。この跡地には三菱地所や三井不動産などが再開発を検討しているようですが、いづれにしても横浜市有数の一等地。市民にとっても有益な計画をお願いしたいものです。昨日、自民党総裁選で本命視されている菅義偉官房長官(衆議院神奈川2区)が横浜市中区のホールを訪れ、「横浜市会議員だったことを誇りに頑張りたい」と挨拶したそうです。閉鎖された旧横浜市役所の跡地の計画は?。
昔の本ばかりでなくたまには新刊本を、と思って書店で見付けたのは「旅のつばくろ」(沢木耕太郎著/新潮社)。JR東日本の車内誌「トランヴェール」に連載された旅のエッセイ集です。ところが、読み出してから50ページほどに、青森県にある太宰治の文学碑の除幕式に作家の檀一雄と劇団員の女性が参列したことを思い出して突然、訪れてみることに〜。実は著者の沢木氏はこの劇団員の女性にロングインタビューして「壇」(新潮社)を著していたのです。という訳で以前、読んでいたこの本を引っ張り出して再び読み始めてしまいました。本と本との出会いは本当に不思議なものです。沢木耕太郎氏の「旅のつばくろ」と「壇」。
午後から晴れ間の見えた昨日、久しぶりに潮風に包まれてシーサイドマリーナを散歩。青い空と海の間に係留された白い大型クルーザーやヨット。外出自粛生活のイライラも解消された気持ちになりました。背後にはこの6月にリニューアルオープンした「三井アウトレットパーク」。店舗数も今までの80店から170店とパワーアップしたようです。コンセプトは海辺の環境に合わせて"NEWMARINALIFE"。昨日はあまり時間がなかったので、ゆっくり回れなかったのですが、次回は日本初出店13店舗などを覗いてみるつもりです。ベイサイドマリーナへは新杉田駅からシーサイドラインで2駅目。敬老パスを提示すれば往復無料の福祉乗車券がもらえます。潮風に包まれて外出自粛生活のイライラ解消。
平成2年(1990年)の発行ですから、これも30年ほど前に古書店街で購入して読み掛けだった「お嬢…ゴメン。誰も知らない美空ひばり」(嘉山登一郎著/近代映画社)。"昭和の歌姫"美空ひばりとともに荒波を超えてきた40年、育ての親でもあるマネージャー嘉山登一郎氏(1915〜1996年)の秘蔵写真付きの回顧録です。少女時代のレコード会社売り込みから"ひばりファミリー"との別れまで、側にいた人にしか知り得ないエピソード満載!。いろいろ気を遣うマネージャー業ですが、昭和45年(1970年)の南米・サンパウロ公演直前の嘉山氏の奮闘ぶりには頭が下がります。その後の人気絶頂から難病での入院、東京ドームの"不死鳥コンサート"。良くも悪くも"ひばりファミリー"との壮絶な闘いだったようです。最後まで見送った人間"加藤和枝"にまつわる衝...側にいた人にしか知り得ない衝撃の回顧録。
市の中心部から帰宅する人々の列の間を、食料や水を求めて走ったのはもう9年余り前。東日本大震災での記憶が蘇る、昨日9月1日は「防災の日」。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、いざという時のための「備蓄」が一段と話題になっています。なかでも最近、メディアにとりあげられている普段食べるものを余分に用意する「ローリーグストック」。水はもちろんのこと、災害時の停電に備えて"常温備蓄"が叫ばれています。賞味期限の迫ったものから食べていき、その分を順に買い足していく方法。また、予備電源や簡易コンロ、などの代替エネルギーの準備をし、3日から1週間ほど持ちこたえることが必要とか。コロナや災害にも負けないで、元気に咲くカンナの花言葉のように「情熱」、「快活」、「永遠」に生きていきたいものです。食べた分を買い足していく"ローリングストック"。
"悲劇のトランペッター"チェット・ベイカーのCDやレコードをコレクションしていますが、いろいろ整理していると、チェット・ベイカーとしては珍しいジャズのスタンダード曲ばかりのCD「MISTERB」を発見。ロリンズの「AIREGIN」にはじまり、マイルスの「MILESTONES」で幕となる、コロラドでの1966年のライブ録音です。メンバーはあまり聞いたことのないプレイヤーですが、熱いライブ感が伝わる貴重盤。調べてみると1992年に奥さまが保存していたテープからのリリースらしい。このチェット・ベイカーの伝記本の著者で、読ませていただいたことのある「横浜J&Bオーケストラ」のトランペッター城田修氏から昨日、ちょうど届いたのは"今年の定期コンサート中止"のお知らせ。残念です!。C・ベイカーのスタンダードばかりのライブ盤。
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