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2014/10/22

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  • 超リアルな驚愕の横須賀美術館の「上田薫展」。

    評判の超リアル派の絵画展「上田薫展」を鑑賞してきました。会場は観音崎近くの横須賀美術館です。噂には聞いていましたが、殻からつるりと落ちてくる生卵やスプーンで掬い上げられたアイスクリーム、水の流れと泡など、動くものの一瞬をとらえた作風の絵画がズラリ。上田薫氏(1928年〜)は国際的なポスターコンクールで大賞を受賞したのち長年、グラフィックデザイナーとして活躍していましたが、1970年代からこのような作風で高い評価を得ているそうです。本展では上田氏の初期から現在までの代表作約70点を展示。写真を撮って参考にしても、こんなに精巧に描けるのでしょうか。ただただ驚きの絵画展でした。11月3日(祝)まで。超リアルな驚愕の横須賀美術館の「上田薫展」。

  • "ジャケ買い"した妙齢の女性ピアニストのCD。

    さすがに秋も深まり気温が下がってきたので、本とCDの整理を再開。数年前のことなので、タワーレコードかHMVかは忘れましたが、ジャケットの妙齢な女性に惹かれて買ったのがこのCD「FORELVIRA」(フランチェスカ・タンドイ・トリオ)。思い切りスイングする1曲目の「INAMELLOWTONE」で、ハートを鷲掴みにされてしまいました。その他もスタンダード曲も多く、聴きやすい構成となっています。ヴォーカルは可もなく不可もなく、最後の語りかけるような「GOODBYE」が泣かせます因みにフランチェスカ・タンドイはイタリア生まれで、オランダのハーグ王立音楽院の学んだ才媛だそうです。ディスクユニオンばかりでなく、たまには新譜売り場にも顔を出して、ジャズの最新情報を仕入れないと〜。それにしても、1ヶ月前にニューヨークで事件に遭..."ジャケ買い"した妙齢の女性ピアニストのCD。

  • 舞岡ふるさと村には早くも晩秋から初冬の気配。

    久しぶりに地下鉄舞岡駅からぶらぶらと散策してきました。駅前のハム工房は休業していましたが、これもコロナの影響でしょうか。目的のひとつはおいしいハムを買うためだったのですが、残念です。気を取り直して小川アメニティのせせらぎを聞きながら、いつもと違う小田急団地方面を歩いてみましたが、迷っていつもの散策路に逆戻り。田園風景の広がる舞岡ふるさと森へ。刈り入れの終わった田んぼにはユニークな案山子(かかし)が勢揃い。人気投票がおこなわれていたようです。古民家の子谷戸の里にも早くも晩秋から初冬の気配が〜。小鳥の囀りや道端のコスモスの可憐な花〜こんな風景はいつまでも残しておきたいものです。舞岡ふるさと村には早くも晩秋から初冬の気配。

  • 舞台劇「横浜ローザ」の25年を綴った五大路子さん。

    伝説の"ハマのメリーさん"が横浜の街から姿を消して四半世紀。横浜夢座でメリーさんの舞台を続けてきた女優の五大路子さんが、このほど「ROSA横浜ローザ、25年目の手紙」を有隣堂から出版。豊富な写真やデータとともに、メリーさんとの関わりから舞台誕生の背景、そして現在までの人との出会いなどが克明に記されています。舞台劇「横浜ローザ」の最大の夢であったニューヨーク公演を実現させ、今年はコロナ禍のため中止となった舞台は、来年には25周年を迎えます。戦争の悲惨さ、平和の大切さを若い人たちに伝える語り部としての熱意が感じられる一冊です。舞台劇「横浜ローザ」の25年を綴った五大路子さん。

  • 明るい横浜の年末に向けて"光のドーム"登場。

    赤レンガ倉庫広場から新港地区を歩いていると、多面体の球形ドームが3つ。これは何だろうと思っていたのですが、今朝の神奈川新聞で判明しました。11月20日から12月26日までの、夜のヨコハマを楽しむイルミネーションイベントのひとつ。みなとみらい地区の周辺エリアのホテルや商業施設、新市庁舎など20施設が参加し、街が一体となった光と音楽の特別演出を予定しているようです。そして、光のオブジェとなるこの球面体の"クロスドーム"が目玉で、人が中に入るとセンサーが反応して色の変化が楽しめるという仕掛け。まだ。コロナウイルス感染拡大の収束が見えない年末、少しは明るいヨコハマとなるのでしょうか。明るい横浜の年末に向けて"光のドーム"登場。

  • 参考になるカメラ雑誌「フォトコン」の特集記事。

    県民ホールギャラリーの「全神奈川写真サロン受賞作品展」に刺激を受けて、久しぶりにカメラ雑誌「フォトコン」(日本写真企画)を購入して少し勉強しました。11月号の特集は①確実に作品が撮れる7つの力技②10人の競作展「美を撮る」③色・明るさ・形で「秋美人」を目指す!④[批評上手]は写真上手!⑤スランプだと感じたときにやるべき[55]のこと〜など、盛りだくさん!。どれもこれからの紅葉シーズンに参考になりそう。この他にもマンスリー・フォトコンテストの批評は、役に立つ適切なアドバイスばかり!。また、「誰もあなたの写真には興味がない」では、写真家・井賀孝しの「写真は見てもらってナンボ」と仕上がりの大切さを説いています。耳が痛い!。参考になるカメラ雑誌「フォトコン」の特集記事。

  • 県民ホールの「全神奈川写真サロン受賞作品展」。

    わが写真サークルから3名もの入選者を出した「第65回全神奈川写真サロン公募展」(全日本写真連盟、朝日新聞社主催)。会場の山下公園前の県民ホールギャラリーで検温と入場者カードに記名を済ませて鑑賞してきました。今回の審査員はスナップやドキュメンタリー写真の清水哲朗氏。写真は藤島茂氏の最優秀賞の「yay」(イエ〜イ)。審査員の清水哲朗氏は「はじける笑顔と臨場感はコミュニケーションのたまもの。何度見返しても見飽きない」と評しているそうです(朝日新聞より)。やはり、行き当たりばったりだけではなく、それなりの努力をしないといい写真は撮れないということでしょう。勉強になりました。県民ホールの「全神奈川写真サロン受賞作品展」。

  • 開港時の姿を伝える中華街最古の写真。

    "みんなありがとう"の横断幕がかかる中華街東門(青龍門)。開港道と南門シルクロードが交差する辺りの昔の写真が「横浜ユーラシア文化館ニュース」34号に掲載(写真上).されていました。ということで、その場所に行って写真を撮りました(写真下)。これは「横浜中華街〜街と人々の奇跡的(仮称)」の予告紹介記事で、"山あり谷あり"の中華街の歴史と、そこに暮らしてきた出身地・国籍・民族など、多様な背景をもつ人々の姿を紹介する来年春に予定されている企画展です。なお、上の写真は現在確認されている中華街最古の写真(1874年頃)で、左の通りが中華街本通り。右側の道路沿い(現=横浜ローズホテル)には両替商や写真店、靴屋、工務店が並んでいたそうです(山本博士氏所蔵)。開港時の姿を伝える中華街最古の写真。

  • シルクロードを描いた「小間嘉幸絵画展」。

    シルクロードを描いた画家では平山郁夫氏が有名ですが、1970年代から約30年にわたりシルクロードを旅しながら絵画制作を続けた、小間嘉幸氏(1929〜2012年)の絵画展を拝見。中国や中央・西アジア各地の自然や人を通じ、シルクロードの姿を伝える横浜ユーラシア文化館の企画展「杏咲く頃〜絵筆と歩いたシルクロード」です。タイトルの「杏咲く頃」(写真)はピンクの杏の花を背景に、遊牧民の移動のようすを描いた大型の油彩画。会場にはロバの背中に描かれた袋などの関連所蔵品も展示。小間氏が生前、寄贈を希望していたこすとから、同館での絵画展が実現したようです。平山郁夫画伯とは違った画面構成や色遣いで、ありし日のシルクロードとそこに暮らす人々への温かいまなざしが感じとれました。12月27日まで。一般300円ですが、65歳以上の市内在住...シルクロードを描いた「小間嘉幸絵画展」。

  • 半藤一利氏の太平洋戦争中の感動秘話。

    元「週刊文春」、「文藝春秋」の編集長で、戦史作家の半藤一利氏(1930年〜)の「靖国神社の緑の隊長」(幻冬社)。昭和35年(1960年)、当時「週刊文春」の記者だった半藤氏が旧帝国陸海軍の将校や兵士たちの体験談を訊くために、9ヶ月にわたって全国を駆け回って著した「人物大平洋戦争」の39編の中から、8編を若い人たちにも理解しやすく書き直した書籍です。そこには悲惨な戦争中にあっても立派な日本人の姿が浮き彫りに〜。映画にもなったニューギニア島で演芸班を結成して荒んだ兵士の心を癒した「南の島に雪を降らせた男」は感動的。主人公は後の名優加東大介の加藤徳之助軍曹。終戦75年目の今年、著者がどうしても語り継ぎたい8人の将校や兵士の物語です。そういえば、若い頃に日比谷の東宝映画本社エレベーターで、パッタリお会いしたのが加東大介...半藤一利氏の太平洋戦争中の感動秘話。

  • 季刊誌「横濱」の特集は18区の"ヨコハマ 秋散歩"。

    昨日、発売の神奈川新聞社と横浜市の協働編集誌「横濱」2020年秋号の特集は"ヨコハマ秋散歩"。横浜18区の各区に詳しい街歩きガイドの人たちの、住まいの近くにある"身近かな秋"が美しい紅葉の写真とともに紹介されています。三渓園や日本大通りの紅葉は定番ですが、鶴見区の三ツ池公園や港北区や都筑区の古刹辺りも捨て難い秋の彩りに染まるようです。この秋はこの雑誌「横濱」を参考にあちこち散策するつもりですが、保土ケ谷区のその名も"銀杏坂"は訪ねたい今年の秋の穴場のようです。季刊誌「横濱」の特集は18区の"ヨコハマ秋散歩"。

  • レベルの高い約160点の「二科会神奈川写真展」。

    毎回、楽しみにしている写真展「第52回公募展二科会写真部神奈川支部」を拝見してきました。会場はみなとみらいギャラリーです。会員・会友作品から優待作品、入賞作品、知人の作品など、レベルの高い160点ほどが展示されていました。今年はなかなか撮影の機会がない中、美しい風景写真や人間の表情、絶妙なシャッターチャンスの作品はどれも見応え充分!。やはり、いい写真を撮るには気力・集中力・忍耐力が絶対に必要。改めて上級者の写真に向き合う真摯な姿勢に感服しました。昨日19日まで。レベルの高い約160点の「二科会神奈川写真展」。

  • 退任されるホールオルガニストの三浦はつみさん。

    17日のみなとみらいホールのトークイベント「パイプオルガンと世界の街歩き」(講師/小島弥寧子さん)の司会をされていたのは三浦はつみさん(写真)。平成10年(1998年)以来、みなとみらいホールオルガニストですが、今年度をもって退任されるそうです。そして、11月18日にはオルガン・リサイタル「三浦はつみルーシー*との対話〜惜別のとき」が開催され、最後は"ルーシー"が奏でる歓喜のファンファーレで締めくくるとのこと。なお、三浦はつみさんは平成19年度横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞されています。因みにみなとみらいホールは来年1月から大改修工事となり、2022年度内のリニューアルオープンとなるために、しばしのお別れとなります。*ルーシーはみなとみらいホールのパイプオルガンの愛称で、ラテン語で"光"という意味。退任されるホールオルガニストの三浦はつみさん。

  • オルガニスト小島弥寧子さんの「世界の街歩き」。

    冷たい雨だった昨日、みなとみらいホールのレセプションルームのトークイベント「パイプオルガンと世界の街歩き」を拝聴してきました。講師はオルガニストの小島弥寧子さん。小島さんが演奏旅行で訪れたフランスやスペインなどのヨーロッパ各地のパイプオルガンと街・食を写真や映像やCDなどでたどる90分。最近ではスペイン各地の歴史的な楽器を訪ね歩いて、スペインのオルガン音楽の研究をライフワークとしているようです。また、日本人のオルガン作品にも積極的に取り組み、今年7月7日の七夕に因んで初のCD「星月夜」をリリースしています。いつもなら、港方面に大きく広がる展望がすばらしい会場の6階レセプションルームですが、あいにくの天候だったのが少し心残りでした。オルガニスト小島弥寧子さんの「世界の街歩き」。

  • 秩父地方から送られてきた"里山の秋"。

    埼玉県秩父地方から"秋の便り"が届きました。幼い頃に野山で遊んだ人にはほのかに甘い実は絶好のおやつだったそうです。アケビの効能はまず美容効果で、ビタミンCが多く含まれていて肌のハリを保つコラーゲンの合成を助け、肌のシワを防ぐ効果も期待できるとか。また、アケビの果皮には高血圧を防ぐカリウムも多く含まれ、さらに、食物繊維が豊富なので腸内環境を整える効果もあり、至れり尽くせり。因みに写真の小さな赤い実はズミ。語源は染料に使われることから"染み"や酸っぱいことから"酸実"からきているそうです。素朴な"里山の秋"を楽しんだひとときでした。秩父地方から送られてきた"里山の秋"。

  • 11月からクルーズ再開の「飛鳥II」と「にっぽん丸」。

    大さん橋方面へ足を延ばすと、「飛鳥II」と並んで赤い煙突も懐かしい「にっぽん丸」(22.472トン).が停泊していました。「ダイヤモンド・プリンセス」の件もあり、一時休止していた客船クルーズ再開の準備のようです。報道によると、年内は2泊程度のショートクルーズから、クリスマスのサンタクルーズや年末年始の迎春クルーズのほか、新企画のクルーズとして「にっぽん丸Luxury」を横浜〜神戸間で運行するとか。再開にあたり、新型コロナウイルス感染症を船に"持ち込まない"、"うつさない"、"広げない"を徹底し、日本外航客船協会のガイドラインを基に日本海事協会の認証を取得した"感染症への取り組み"を作成。クルーズ再開への準備は怠りないようです。11月から豪華客船クルーズ再開!。やはり。港に活気がないと横浜らしくありません。11月からクルーズ再開の「飛鳥II」と「にっぽん丸」。

  • 川俣正氏の「都市への挿入」というアート作品。

    先日、馬車道の県立歴史博物館から桜木町方面に向かうヨコハマ創造都市センター(旧第一銀行横浜支店)に、こんな風景が出現していました。歴史的建造物の外観に工事現場を囲む仮設壁の鋼板が張り巡らされています。館内に入ると天井にも鋼板が水平に吊るされていました。これはパリ在住のアーチスト川俣正氏の「都市への挿入」というインスタレーション。ウ〜ン、どのように解釈すればいいのかわかりませんが、「鋼板はスクラップ&ビルドを繰り返す近代都市の力学の象徴」という解釈も〜。奇抜で楽しめますが、加齢で頭が凝り固まっているせいか、どうもこの手のアート作品が苦手です。川俣正氏の「都市への挿入」というアート作品。

  • すばらしい特別展「相模川流域のみほとけ」。

    あまり期待はしていなかった県立歴史博物館(写真下)の特別展「相模川流域のみほとけ」は、仏像好きならずとも必見のすばらしさ!。神奈川県のほぼ中央を流れる相模川の流域には、奈良時代から仏教文化が栄え、たくさんの仏像が伝えられていたんですね。そんな貴重な仏像が一堂に会する初めての特別展。中でも「千手観音菩薩立像」(奈良〜鎌倉時代)は観音像の慈悲と力の広大さがあらわれているよう。また、不動明王坐像や夢窓疎石坐像(重要文化財)、聖観音菩薩立像、十二神将立像なども展示されて、やはり土地柄、鎌倉の源頼朝や北条政子の庇護が感じられました。11月29日まで。観覧料は一般900円ですが、65歳以上は200円。すばらしい特別展「相模川流域のみほとけ」。

  • 新潟県上越の「こしひかり食べ比べ」セット。

    新潟から今年も新米を送られてきて、毎日おいしくいただいていますが、先日こんな珍しいものをいただきました。「越後上越牧むらのこしひかり食べくらべ」の4種セットです。新潟県上越市牧区内の4つの農事組合法人がそれぞれの集落で心を込めて育てたお米を詰め合わせたもの。この地方は日本でも有数の豪雪地。春には雪融け水となり、ブナの森に浸み込み湧き水となります。そんなきれいな水で育ったお米だから雑味のない本当の味が楽しめるというわけ。「このセットでお好みの味を見付けていただき、個別にお買い求めいただければ幸いです」と牧商工会では話しているようです。これって、北陸新幹線上越妙高駅の売店に置いたら人気が出そうですね(もう、販売してるのかな)。新潟県上越の「こしひかり食べ比べ」セット。

  • 元町で演奏する外山喜雄とディキシーセインツ。

    迷走台風14号が南下した昨日午後。「横濱ジャズプロムナード2020」の街角ライブでも聴いて来ようと街をぶらぶら。馬車道の関内ホールはライブがなさそうなので、元町ショッピングストリートは毎年、ディキシーランドジャズのバンドが演奏しながら練り歩くはずと、期待を込めてJR石川町駅から元町方面へ。期待通り、外山喜雄とディキシーセインツが演奏しているのに遭遇。しばし、ニューオリンズの雰囲気を楽しみました。トランペットとヴォーカルのリーダー外山喜雄氏は本場アメリカで武者修行し、"ジャパニーズ・サッチモ"として人気を集めているようです。来年はぜひ例年通り、横浜の街のあちこちからジャズが聴こえてくることを願っています。元町で演奏する外山喜雄とディキシーセインツ。

  • ジャズピアニスト海野雅威氏がNYで暴行被害。

    ジャズといえば、ニューヨークで活躍する日本人ピアニストの海野雅威さんが、9月末に地下鉄の駅で集団暴行を受けたというニュースにビックリ!。海野氏といえば、7〜8年前にたまたま聴きにいった横濱ジャズプロムナードのコンペティションで優勝して、メジャーデビューした若手ピアニスト。お気に入りピアニストとしてCDを買い求めて愛聴していました。なんでも新聞報道によると、少年少女8人から突然、殴りかかられ、右肩骨折や全身打撲という診断。これではピアノを弾くことなどできるわけがありません。その後、音楽仲間がネットで寄付を呼びかけて、内外のファン1700人以上からの支援が寄せられたとのこと。6月には子どもさんも生まれたばかり。一日も早い全快を祈るばかりです。ジャズピアニスト海野雅威氏がNYで暴行被害。

  • ジャズ喫茶「ベイシー」のマスターの魅力全開。

    例年ならば今頃、街中にジャズが流れる「横濱ジャズプロムナード」が開催されている頃。昨年の台風来襲に引き続き、今年もコロナ禍でライブのオンライン配信などで規模を縮小しての開催となったようです。そこで先日、憂さ晴らしに映画「ジャズ喫茶ベイシー〜Swiftyの譚詩(Ballad)」(2019年/星野哲也監督)を観てきました。世界中からジャズファンやオーディオマニアがやってくる岩手県一関市のジャズ喫茶のマスターに焦点を当てたドキュメンタリーです。マスターの菅原正二氏は早稲田大学在学中は「ハイソサエティ・オーケストラ」のバンドマスターでドラマー。全国大学対抗バンド合戦で、3年連続優勝を成し遂げています。昭和45年(1970年)に郷里の一関市に戻り、ジャズ喫茶「ベイシー」をオープン。そんなマスターのインタビューを中心に、店...ジャズ喫茶「ベイシー」のマスターの魅力全開。

  • 82歳の写真家・石川文洋氏のこれからの"夢"。

    石川文洋氏の写真展会場にあった60余ページほどのサイン入り小冊子(550円)を買い求めて読んでみました。そこには2018年7月の北海道の宗谷岬から2019年6月の出身地・沖縄那覇までの"列島歩き旅"の克明な記録が〜。ベトナム戦争の報道で知られる写真家・石川文洋氏はこれまでに日本海側縦断や四国遍路など、さまざまな"歩き旅"を経験。四国では真夏の旅の途中で心臓が止まり、緊急入院したこともあったそうです。本書にはこれから実現したい"夢"もいろいろ書かれていますが、「歩きながらたくさんシャッターを切る」、「本を書く目的の知識を得る読書」、「夢をノートにメモしながら、居酒屋の片隅で呑む酒」も、82歳からの人生の楽しみだそうです。すばらしい!。82歳の写真家・石川文洋氏のこれからの"夢"。

  • 横浜情報文化センターのカフェも9月で閉店。

    ニュースパークの「80歳の列島歩き旅石川文洋写真展」から1階のカフェでひと休みしようと思ったのですが、なんと9月末で閉店でした。ここ「ランチャンアヴェニュー」も残念ながら、コロナ禍の影響と入口の閉店の挨拶にありました。同店は平成12年(2000年)のオープンで、天井が高く、開放感のあるカフェとして度々利用させていただきました。また、この建物は大正12年(1923年)の関東大震災後に横浜商工業界の発展の拠点として、横浜商工奨励館が建設されたということです。12階建ての新館も併設されていますが、この旧館は横浜らしい近代建築として、横浜市認定歴史的建造物に認定されています。すぐ前の神奈川県庁舎などが並ぶ日本大通りは、これから黄金色の銀杏並木が見事な季節を迎えます。横浜情報文化センターのカフェも9月で閉店。

  • 日本列島の"今"を捉えた石川文洋写真展。

    何年か前に「命どぅ宝戦争はなぜ起きるのか」(童心社)を読ませていただいた報道カメラマンの石川文洋氏。10月3日から始まった写真展「80歳の列島歩き旅」を拝見してきました。会場は日本大通りのニュースパーク(日本新聞博物館)です。"フクシマ、沖縄…3500キロ"というサブタイトルにあるように、北海道の宗谷岬から沖縄までを歩き通した写真家の軌跡です。東日本大震災や阪神・淡路大震災、熊本地震などの被災地の傷跡や故郷である沖縄の現状など、3万5千枚の中から厳選された約120枚の写真が展示されていました。ベトナム戦争の従軍取材で知られる石川文洋氏も81歳。心筋梗塞という病を乗り越えて撮影したこの写真展は報道カメラマンの"今"です。12月20日まで。入館料は一般400円。日本列島の"今"を捉えた石川文洋写真展。

  • 「横浜オクトーバーフェスト2020」は中止に。

    ビアバーなどに置かれてい季刊誌「JapanBeerTimes」(写真)。日本のクラフトビールを応援する、日本語と英語で記事が掲載されているバイリンガルマガジンです。その最新号の"和風ビール"はおもしろかったのですが、今年のコロナ禍でのヨーロッパ三大ビール大国(ドイツ、チェコ、イギリス)のビール事情を伝えるルポ「THEPANDEMICINEUROPE」は極めて深刻なようです。ビール愛好者はお気に入りの小規模ブルワリーを応援するように結論付けていますが、残念ながら今年の「横浜オクトーバーフェスト」も中止になってしまったようで、会場となる赤レンガ倉庫も寂しげでした。「横浜オクトーバーフェスト2020」は中止に。

  • 謎めいたハガキから各地の灯台を巡る旅へ。

    労苦に耐えて日が落ちると、安全を願って航路を照らす灯台。そんな"灯台"というタイトルに惹かれて「灯台からの響き」(宮本輝著/集英社)を読んでみました。主人公は東京の商店街でラーメン屋を営む、妻に先立たれた62歳の康平。ある日、書棚から一冊の本に挟まれた30年前の妻宛のハガキがこぼれ落ちます。そのハガキには謎めいた海辺のある灯台の地図。そこから康平の千葉県の犬吠埼灯台から三重県の伊良湖崎灯台、青森県の竜飛岬灯台、そして、島根県の出雲日御崎灯台へと灯台巡りの旅がはじまります。なぜ、妻はこのハガキを康平の蔵書に挟んでおいたのか、亡き妻の知られざる過去を探す旅へ旅立ちます。400ページ近い作品でしたが、「GOTOトラベル」に参加したつもりで、各地の灯台巡りと人との出会いを楽しみました。何があっても動じず、安全のために立...謎めいたハガキから各地の灯台を巡る旅へ。

  • "ララ物資"への感謝を詠まれた香淳皇后の歌碑。

    ハンマーヘッドから赤レンガ倉庫方面へ歩いていくと、海上保安庁の入口近くでお年寄り夫婦が真剣に傍の石碑を読んでいました。チェックしてみると、香淳皇后(昭和天皇の皇后)の御歌2首の石碑。読んでみると、第二次世界大戦後の多くの日本人の命を救った"ララ物資"に対する感謝の気持ちを詠まれた御歌です。この救援物資は「アジア救援公認団体」の英語名の頭文字から"ララ(LARA)物資"と呼ばれているもの。脱脂粉乳などの食料品や衣類・医薬品なども贈られたそうです。ララの品つまれたる見てとつ国のあつき心に涙こほしつこの御歌は昭和24年(1949年)10月に昭和天皇とともにここに行幸された時に詠まれたものだそうです。"ララ物資"への感謝を詠まれた香淳皇后の歌碑。

  • 商業施設に出入りできるハンマーヘッドデッキ。

    新港埠頭ターミナルのハンマーヘッドにデッキができたということで、横浜駅からみなとみらい線に乗車。ハンマーヘッドの下の駐車場から歩行者デッキで、商業施設の2階に上がれるようになりました。この大型港湾荷役機械のハンマーヘッドは大正3年(1914年)に完成し、平成13年(2001年)まで88年間もの間使用されていたそうです。ちょうど日没時、ベンチで海を眺めながら語り合うカップルの姿も〜。コロナが収束してクルーズ船の入港が再開されれば、送迎の人たちのスペースとしても賑わいそうな、ミナト横浜の新しいスポットです。商業施設に出入りできるハンマーヘッドデッキ。

  • オープンした横浜駅ビルに3つの商業施設

    横浜そごうの帰りに6月にオープンした横浜駅ビル(写真上)に寄ってみました。JR横浜タワー内には「NEWoMAN横浜(ニューマン横浜」と「T・ジョイ横浜」、「CIAL横浜(シァル横浜)」の3つの商業施設。通路も幅広く、どこを向いてもしゃれた女性ファッションの店舗ばかり。オジさんにはあまり関心がありません。ただ、12階屋上の広場"うみぞらデッキ"(写真下)は港やベイブリッジも見渡せる気持ちのいい空間。YOKOHAMAの文字もインスタ映えしそう。いつでも工事中という"横浜のサグラダファミリア"といわれていた横浜駅も、どうやら完成に近づいてきたようです。オープンした横浜駅ビルに3つの商業施設

  • 雑誌「MOE」10月号は"SNOOPY 70周年"特集。

    横浜そごう9階の「第4回フォトコンテスト神奈川」を拝見してから、同店6階そごう美術館で開催中の「ショーン・タンの世界展」を鑑賞しようと思いましたが、次の予定まで時間がないので今回はパス。会場左側のミュージアムショップで見付けた月刊雑誌「MOE」(白泉社)10月号のショーン・タンに関する記事で予習することに〜。ところで、初めて手にしたこの雑誌は絵本についての情報誌で、巻頭大特集は「SNOOPY70周年」。ビーグル犬のスヌーピーと子どもたちの何気ない日常を描いたコミック「ピーナッツ」がアメリカの新聞に登場してから70年。そして、作者のシュルツ氏(1922〜2000年)が描いたのは17.897話(訳者は谷川俊太郎氏)にも達するそうです。この雑誌は改めて読みたくなる"徹底ガイド"です。雑誌「MOE」10月号は"SNOOPY70周年"特集。

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