高砂大学OB歴史会で加賀13代藩主前田斉泰(なりやす)の能登巡行について習いました。加賀藩藩主で能登巡行を行ったのは斉泰公だけだったそうだ。歴代藩主は自分領国を廻りたい藩主はいただろうけど、勝手に廻ることはできなかったそうで、廻る時は幕府の許可を取らなければいけなかったそうだ。なかなか許可は出なかったが斉泰の頃は外国船が日本海をうろついていて物騒だったので幕府から警備の意味から特別に許可が出たようだ。以前、奥能登ツアーに参加したことがある。その時ガイドさんの説明で斉泰さんが巡行した時、能登には平地が少なく年貢が十分納められないと訴えたとき斉泰公はそれなら塩で納めるように言われた。奥能登の周りは海で囲まれていて塩を作るのに適している。藩はこの塩を売って儲けていたそう。これを揚浜塩田(あげはまえんでん)といい...加賀藩主の能登巡行