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2014/09/25

  • 安徽省 宣城市寧国市 お散歩 西津河、寧国駅など

    安徽省の寧国市は、宣城市に属する県級市です。天目山や黄山山脈に接しており、山に囲まれた町です。この日の宣城観光は水東老街のみ。水東老街を散策した後は、宿を予約した寧国市に向かったのでした。寧国も歴史のある場所です。後漢代の208年には既に寧国県があったそうです。初めて来た場所なのでホテルにチェックインした後に散歩に出かけてみました。蘇州のように園林や、歴史的な建造物があるわけでもないごく普通の田舎町です。市内には水東鎮を流れていた水陽江の支流になる西津河が流れています。西津河沿いには翠竹公園、濱河公園があり、市民の憩いの場になっているようです。西津河の東側が昔からある街のようで、低層の住宅が多く、商店、飲食店が並ぶ通りがいくつかあります。西側には新しく開発された感じの高層マンション群があります。また、街の...安徽省宣城市寧国市お散歩西津河、寧国駅など

  • 安徽省 宣城市宣州区 水東鎮の水東老街

    安徽省宣城市の南側、宣州区にある水東鎮は、隋・唐代には存在していたとされ、1000年以上の歴史がある古鎮です。長い歴史のある場所なのですが、はっきり言ってマイナーです。ネットで調べてもあまり詳しい情報はありません。水東古鎮の中に、水東老街と呼ばれる昔ながらの街並みを残す場所があります。老街の規模は大きくなく、トータル700mぐらい?のようです。通りには青石板や玉石が敷かれています。古鎮の中は、明清代の建築物が多く残っており今でも普通に人々が暮らしています。観光客の姿もありますがそんなに多くはありません。今流行の漢服を着てSNS映えする写真を撮る人も見かけません。上街、正街、横街、当铺街などが老街のメインストリートで、正街、横街には観光客向けのレストランや小さな商店が並んでいます。瀋家巷の通りの中央には物を...安徽省宣城市宣州区水東鎮の水東老街

  • 山西省 太原 太原南駅からG1954で蘇州へ

    G1954は、山西省の運城北駅から、浙江省の嘉興南駅まで12時間半ほどで結ぶ高速鉄道列車です。太原南駅から蘇州北駅までの乗車時間は8時間23分です。G1954のルートはちょっと変わっていて、始発の運城北駅は、黄河沿いの西安と洛陽の間にある三門峡に近く、太原まで大きく北上して東に向きを変え、石家庄から南へ戻って鄭州や合肥、南京、蘇州、上海、終点の浙江省嘉興へと向かいます。出典:百度G1954次列车运行图前日、早朝から夜遅くまで歩いたのでこの日はもうどこにも出かける気も起きず、ホテルで少し遅めの朝食をとってから、太原南駅へ向かうことに。太原でまだ食べていなかった山西省の名物はホテルの朝食で頂きます。太原といえば黒酢。豆腐脳(おぼろ豆腐)には黒酢をかけて。それに刀削麺も。でも、自分好みの味付けをするタイプは、調...山西省太原太原南駅からG1954で蘇州へ

  • 山西省 太原 鐘楼街と食品街と山西飯店

    太原市内観光の締めは、太原の繁華街、鐘楼街と食品街に行ってみることに。時刻はもう20時過ぎ、予定よりずいぶん遅くなってしまいました。でもその前にホテルへ。今回選択したのは、鐘楼街と食品街へ歩いて行ける距離にある山西飯店。周囲には他にもたくさんホテルがありますが、ここ選んだ理由はザ・中国的なこのキラキラ感。数多くの政府要人が訪れたことがある歴史のある場所で、1985年から山西飯店の名になったそうです。清代建築風のきらびやかなホテルになったのは2013年からです。接客は5つ星らしくとてもしっかりしています。外国人がホテルに宿泊すると、管轄の公安に臨時宿泊登記されるのですが、公安からホテルのフロントを通して「あなたはここ(太原)で暮らすつもりで来たのですか?」との質問が。これは初めての経験でした。山西飯店から、...山西省太原鐘楼街と食品街と山西飯店

  • 山西省 太原 双塔公園(永祚寺双塔)

    双塔寺(永祚寺)の双塔は太原のシンボル的な存在なのだそうです。太原市に現存する古代建造物の中では最も高い建物になります。双塔寺の周囲は大きな公園、双塔公園になっています。太原駅に近い場所にあります。双塔公園が有料なのか無料なのか、24時間開放されているのか17時ごろには閉まってしまうのか、何も分からずに行ったので、最悪でも道から双塔が見えると思われる入り口に向かいました。15時ごろにはここに着いて、ゆっくり塔を見学するつもりだったのですが、もう18時前。お寺の門はまだ開いていましたが、帰る人のためだけで中には入れません。翌日の午前中に出直すことも可能だったのですが、早起する自信がないので外から塔を眺めることに。文峰塔、舎利塔のどちらもレンガに様々な彫刻が施されているようですが、残念ながら見ることはできず。...山西省太原双塔公園(永祚寺双塔)

  • 山西省 太原 天龍山景区と天龍山石窟

    天龍山景区は晋祠から西に約11km離れています。天龍山には、小規模ながら結構有名な天龍山石窟があります。晋祠博物館と天龍山景区がセットになったチケットを買いましたが、天龍山へ行く専用バス(晋祠天龍山景交観光1号線)の料金は含まれていません。バス亭は晋祠新鎮です。晋祠公園を晋文芸術博物館側から出ると近いです。バス乗り場は大行列になっていましたが、割り込みもなくみなさん整然と並んでいます。料金は片道4元で、山道を走るからでしょうか、座席に座れる人数しか乗せません。でも行列が長くなるとバスが増発されるようで少し我慢すると一気に列が進みます。天龍山の標高は1370m、かなりきつい上りになっているのでしょう、途中にループ橋があります。このループ橋は太原の網紅打卡地(SNS映えスポット)にもなっています。バスが停まる...山西省太原天龍山景区と天龍山石窟

  • 山西省 太原 晋祠公園と晋祠博物館

    太原市は山西省の省都で、2500年以上の歴史を持つ古都でもあります。かつては晋陽という名で古くから交通の要衝として栄え、春秋時代には晋国の主要都市でした。朝8時前ぐらいに太原駅を出て、最初に向かったのは晋祠公園と晋祠博物館。晋祠は晋国の始祖とされる唐叔虞を祀る祠堂で、太原市内で最も有名な観光地です。(だと思います)太原駅前から晋祠博物館へ向かう公共バスは何系統かあるようで、駅始発の804路のバスに乗りました。1時間半ぐらい乗るので混んでいるバスは避けた方が賢明です。晋祠公園下車で料金は2.5元です。Wechatの公共交通用ミニアプリなどでも支払いできます。晋祠公園の入園は無料です。きっと地元の人は博物館には入らずに公園で遊ぶのでしょう。公園の周りにはたくさんの屋台や飲食店が並んでいるので、お好きな方はここ...山西省太原晋祠公園と晋祠博物館

  • 山西省 太原 無錫からZ196の高級軟臥(個室寝台)で太原へ

    高級軟臥(個室寝台列車)の旅、第2弾は直達快速Z196に乗って太原へ行ってみました。Z196の始発駅は上海、終着駅が山西省の省都、太原です。上海発の列車なのですが、蘇州には停車しません。蘇州から出発する場合は、上海へ行くか、無錫へ行くのかのどちらかになります。今は大きな鉄道駅であれば改札を出ずに構内で乗り換えることができます。列車を降りたら、ホームから直接駅の待合室まで行ける改札口を通ります。日本の感覚だと、直接違うホームに行くだけではと思われるかもしれませんが、中国の鉄道駅では到着口と出発口が違うため、構内乗り換えできない場合、いったん駅を出てから入り直す必要があります。ただし、構内乗り換えの方法は、駅によってまちまちで、どうやって待合室まで行く改札にたどり着くのか、現地に行くまで分かりません。無錫で乗...山西省太原無錫からZ196の高級軟臥(個室寝台)で太原へ

  • 蘇州 昆山 亭林園

    昆山城市公園の次は鉄道の昆山駅に近い、古い街の方へ行ってみることにしました。亭林園は昆山市街地唯一の山、玉峰山にある有料の公園です。最寄り駅は、地下鉄11号線の玉山広場駅です。駅を出て亭林路を北の方へまっすぐ10分ほど歩くと亭林園の入り口があります。地下鉄駅から亭林園までの道は、昔ながらの商店が並ぶ大きな通りになっています。少し横道にそれると、小さなカフェなどが結構たくさんあります。昔はコーヒーを飲むのにも苦労しました。今ではどこにでもスターバックスがあるようになり、最近では、手ごろな価格でコーヒーが飲めるチェーン店や小さなカフェも増えました。亭林園の入園券は窓口で買うと20元、QRコードを読み込んでネットで買うと18元です。大きな公園なのですが、今回はあまり時間がなくて園内の1/3ほどしか周っていません...蘇州昆山亭林園

  • 蘇州 昆山 昆山城市公園

    昆山には日系企業を含む多くの外国企業の工場があります。蘇州の隣町なのに全く知らない昆山へ地下鉄に乗って探検に出かけてみました。昆山城市公園は、近所の人が子供を連れて遊びに来るようなごく普通の公園です。昆山市は地下鉄11号線が開通するまで近くにあって遠い町でした。昆山城市公園は最寄り駅は地下鉄11号線の昆山城市広場駅です。公園は駅の南側にあって、駅前には昆山科博中心など子供向けの施設もあります。公園の中に小さな図書館もあるようです。園内の建物もまだきれいで新しい公園なのかと思ったら、公園自体は2005年ごろからあって、最近建物などを新しくして2023年の1月から再オープンしたようです。蘇州から地下鉄に乗ってわざわざ行くような公園ではありませんが、どこに行ってよいのか分からず、手始めに公園から攻めてみたのでし...蘇州昆山昆山城市公園

  • 蘇州 太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店の露天風呂

    蘇州もすっかり暖かくなり、温泉にでも行くかなぁなどと考えていたら、ずいぶん前に太湖のNOVOTELの中にある露天風呂に行ったことを思い出しました。蘇州太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店は呉中区の太湖東山にあります。たぶん、以前は蘇州三德大酒店という名前だったと思います。2007年頃の開業だったはずなので、建物は少し年季が入った感は否めませんが、サービスはそれなりにしっかりしているホテルです。温泉と夕食、朝食が付いて、1部屋500元ぐらいのセットがあったので利用してみました。温泉の営業時間は、14:00~22:00となっています。プールは通年営業しています。夏になると屋外のプールも営業するのでしょう。温泉は屋内にも少しだけ湯舟がありますが、メインは露天風呂です。外に出て庭を少し歩いた先に露天風呂が並んでい...蘇州太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店の露天風呂

  • 江蘇省 常熟 古里紅豆山庄

    常熟市は行政区分では蘇州市に属しています。蘇州市で買える、蘇州と蘇州近郊の観光地の年パス、休閑カードにも常熟の施設が少し含まれています。常熟市郊外にある古里紅豆山庄、名前に惹かれて行ってみることに。蘇州市内から車で1時間ほどの場所です。紅豆山荘は宋代に建てられたとされ、古い歴史のある場所です。今はもう何も残っておらず、子供向け遊園施設のあるテーマパークになっています。園内には宿泊施設もあるようです。水辺にコテージが並んでいます。でもここに宿泊する人ってそんなにいない気がします。外からでもよく見えるスライダーのよう巨大な構造物が中央にあります。古里紅豆山庄のシンボルになっているようです。有料の公園なので清掃も行き届いていて奇麗です。飲み物やお菓子、軽食なども扱っている売店もちゃんと営業しています。蘇州市内か...江蘇省常熟古里紅豆山庄

  • 長春 3年ぶりに長春へ

    久しぶりに長春に行きました。前回は2021年の3月末ごろだったと思うのでちょうど3年ぶりです。人民広場周辺だけでいうと、いくつか建設中の高層ビルが見えましたが、これといって大した変化は感じられずでした。観光地ではないので、夜になると人がいなくなるのは相変わらずです。20時頃にホテルに着いて、買い物がてらに重慶路を散歩してみましたが、すでにこんな感じ。重慶路は、長春の中では大きな繁華街のひとつで、夜遅くまで店の明かりも点いています。ひとつ隣の重慶胡同も小さな飲食店がたくさん並んでいるのですが人影はまばらです。この日の夜は氷点下まで気温が下がりましたが、風もなくあまり寒さは感じませんでした。警戒して厚めのジャンバーを持ってきたのですが全く必要ありません。うまく撮れませんでしたが、上海や蘇州と違って長春の空は青...長春3年ぶりに長春へ

  • 蘇州 蘇州公園(大公園)

    蘇州公園は蘇州市の中心部、旧市街にあたる場所にある公共の公園です。地元の人はこの公園のことを大公園と呼びます。公園は、草橋弄、公園路、民治路、五州路に囲まれています。地下鉄の最寄り駅は、1号線と4号線の楽橋駅、または臨頓路駅になります。そんなに数は多くありませんが、季節ごとに花が植え替えられています。今月はチューリップなどが植えられました。休日は、小さな子供連れの人達やお年寄り達に加えて若い人達も多く、賑やかになります。公園を散歩していると、お年寄りたちが集まってトランプなどに興じている場所、子供たちの歓声が賑やかな場所、若い人が集まって何をするでもなくスマホを眺めている場所、SNS用の動画や写真を撮る人たちが集まっている場所など、うまく居場所が分かれているようにも見えます。子供たちに人気なのは、ミニ遊園...蘇州蘇州公園(大公園)

  • 蘇州 お散歩 滄浪亭と可園から文廟古玩市場、蘇州文廟(碑刻博物館)

    ようやく蘇州も春を感じる暖かい日が多くなってきました。梅の花はもう終わりかけで、木蓮が咲き、菜の花やカイドウ、桜も咲き始めています。木蓮が咲くころに散歩に出かける定番の場所になっているのが、滄浪亭、可園、蘇州文廟(碑刻博物館)と文廟古玩市場です。地下鉄4号線の三元坊駅か、4号線・5号線の南門駅が最寄り駅です。どちらの駅からもぐるっと一回りという感じでお散歩できます。今回のお散歩は、三元坊駅からスタートして、滄浪亭と可園⇒文廟古玩市場⇒蘇州碑刻博物館を巡ってから、再び三元坊駅に戻るパターンで。滄浪亭には大きな木蓮の木があります。残念ながら行った時にはまだ蕾でした。今週末はきっと満開だと思います。でも明道堂には春の花の鉢植えと盆栽がたくさん飾られていました。蘇州の園林では、季節ごとの盆栽が堂などに飾られます。...蘇州お散歩滄浪亭と可園から文廟古玩市場、蘇州文廟(碑刻博物館)

  • 蘇州 桃花塢 唐寅(唐伯虎)故居

    蘇州人の唐寅は明代の著名な画家です。唐寅が桃花塢に建てた邸宅が修復、復元されて2023年から公開されています。また、唐寅故居の周辺は、蘇州桃花塢歴史文化片区唐寅故居文化区として再開発されました。ネットで調べてみると、唐寅故居文化区には唐寅故居遺跡、唐寅祠、文昌閣、文化産業総合街区、展示館、ホテルの6つの部分が含まれている。らしいです。唐寅故居の敷地内には、評弾珈琲館という名のカフェと今流行の漢服の貸衣装屋さんがあります。貸衣装屋さん営業中でしたが、カフェは早くも営業停止状態のようです。コーヒーでも飲んでのんびりしようと思っていたのですが。。中国あるあるです。唐寅は明代の1505年、ここに邸宅を建てました。元々、宋代に章楶が建てた別荘があり、唐寅が桃花塢を散歩している時に偶然見つけたそうです。別荘はすでに荒...蘇州桃花塢唐寅(唐伯虎)故居

  • 蘇州 2024年の元宵節(相門城壁灯光秀と”酥香”迎春花市)

    元宵節は旧暦の15日目、今年は2月24日でした。この日で春節が終わり、帰省していた労働者や学生さんたちが一斉に戻ってきました。今年の元宵節は花火の規制もゆるくなり、昔ほどではないにせよあちこちで大きな音が鳴っていました。元宵節は湯圓と呼ばれるお団子を食べる日でもあります。蘇州の元宵節で最も有名なイベントは盤門の灯楼でしょうか。盤門はきっと多くの人で賑わっていたのだと思いますが、ここは外して、今年から始まった、相門城壁灯光秀(城壁を使ったイルミネーション)を見に行ってきました。ネットの情報では18時半に1回目があると書かれていたので、18時ごろに相門城壁の全体が見渡せる、倉街商業広場に行きました。すでに城壁には何かが映されています。よく見ると1回目は19時半、2回目は20時の予定。。だと。状況によって上演時...蘇州2024年の元宵節(相門城壁灯光秀と”酥香”迎春花市)

  • 蘇州 お散歩 北寺塔(北塔報恩寺)と桃花塢大街

    報恩寺は蘇州で最も古い仏教寺院です。拙政園の庭園越しに見えている塔がお寺の中にある北寺塔です。北寺塔が建立された時には11層だったとも言われています。現存しているものは1~6層までが南宋時代、7~9層が明代に再建、修復されました。高さは76mあります。以前は塔の上まで上って蘇州市街を見渡すことができたのですが、残念なことにいつも間にか上ることができなくなりました。1階には入ることができます。時計回りに回ってお参りするのが正しいらしいです。報恩寺は無料で拝観できます。拝観時間は16時までです。拙政園に行った時や、散歩の途中にふらっと立ち寄ることが多いです。この辺りで散歩のついでといえば、許家門の酒醸餅。酒醸餅は蘇州の小吃のひとつです。北寺塔の向かい側、西北街にある許家門は人気店でいつも店の前に人だかりができ...蘇州お散歩北寺塔(北塔報恩寺)と桃花塢大街

  • 蘇州 天池山の南天門

    これと言って行きたい場所がないのだけれど、ずっと家に籠っているのも。。そんな時にふらっと出かける場所のひとつが天池山です。だいたいいつも静かな場所です。特に冬は人が少ないです。今までこんな飾りつけをしているのを見たことがありませんでした。春節の飾りつけ、というわけもなさそうです。たぶん。冬の寒い日には、天池も凍ります。さすがに大人が乗ると危ないですが、小さな子供なら割れないぐらいの厚さになることもあります。天池山での行動パターンは、主に3つあります。その1.天池を眺めてから寂鑑寺の麵だけ食べて帰る。その2.南天門を一回りして、寂鑑寺の麺を食べて帰る、もしくはその逆。その3.寂鑑寺の麺を食べてから、花山、白馬澗か白象湾までトレッキング。その3のパターンは数えるほどしかありません。ほぼ、その1でおしまい、たま...蘇州天池山の南天門

  • 蘇州 除夕の相門(倉街商業広場 相門古運河遊船)と春節の西園寺

    今年の春節は2月10日でした。現在、中国は春節の連休中です。除夕(春節の大晦日)は相門へ散歩、春節は西園寺に初詣に出かけました。相門に来るのはたぶん1年ぶりぐらいになる気がします。地下鉄1号線の相門駅を出てすぐの通り、倉街に大きな商業施設がオープンしていました。ここはもともと蘇州刑務所があった場所です。刑務所を取り壊した後に、2019年ごろからずっと何か工事をしていました。マンションでも建てるのかと思っていましたが、こんな大きな商業施設になっていたとは。いつ開業したのかよく分かりませんが、昨年の後半ごろではないかと思います。まだまだ空き店舗は多い状態で、ネットで調べてみると今年から増える計画のようです。今のところトイレもすごくきれいな状態を保っています。この場所は、景観保全のために高層ビルを建てることがで...蘇州除夕の相門(倉街商業広場相門古運河遊船)と春節の西園寺

  • 蘇州 網師園の蝋梅

    今まで蝋梅を見るために網師園には行ったことがありませんでした。雨が降るあいにくの天気の中、ちょこっとのぞきに行ってみました。今年の蘇州の冬はここ数年と比べると寒い日が多かったように感じます。でも、園林やお寺の蝋梅はいつもと同じように小さな花をつけています。雨の日もなんとなく多い気もします。先週はずっと雨が降っていました。窓越しの雨の景色を楽しむなら小さな園林の網師園がお勧めかもです。網師園のように住居と庭園が同じに敷地にある構成の園林は珍しいそうです。写真の撮り方が下手すぎてちゃんと伝えられないのですが、窓を通して見る景色もなかなか風情があります。冬の天気の悪い日の網師園は、観光客やSNS写真を撮りに来る人が少ないので、好きな場所で好きなように写真を撮ったり、景色を眺めたりすることができます。中国は今週末...蘇州網師園の蝋梅

  • 福建省 漳州市南靖県 福建土楼 回螺坑土楼群と塔下村の俗昌楼

    土楼王とも呼ばれる承啓楼のある永定の土楼群に行くか回螺坑土楼群を見るか、悩んだ末に初志貫徹ということで、回螺坑土楼群を見に行くことに決めました。厦門から出発する日帰りバスツアーの行先の多くは、南靖の和貴楼、懐遠楼、雲水謡古鎮と、永定の土楼群がセットになっており、回螺坑土楼群と塔下村に行くのは数えるほどしかありません。回螺坑土楼群に行くためには、景区の入り口で専用周回バスに乗り換える必要があります。バスの本数はあまり多くないのか、人が集まるまで動いてくれないのか、出発まで結構待ちました。バスに乗って山道を30分ほど走ると展望台に着きます。ここから見える回螺坑土楼群の景色は、土楼の紹介に必ず登場するほど有名です。中央にある方形の土楼は歩雲楼、3つの円形の土楼が、和昌楼、振昌楼、瑞雲楼、楕円の土楼が文昌楼です。...福建省漳州市南靖県福建土楼回螺坑土楼群と塔下村の俗昌楼

  • 福建省 漳州市南靖県 福建土楼 懐遠楼と鐘興楼(土楼之光文化園)

    懐遠楼は2008年に世界遺産に登録された福建土楼です。1905年~1909年にかけて、簡氏一族によって建築されました。土楼には、夫々名前が付けられており、その名前には意味があります。懐遠楼の場合は、楼主は河南省の懐という地から来たことを表し、一族の子孫が遠大な志を持ち続け、さらなる発展を促す戒めの意味を持つそうです。敷地面積は1384平米、高さは14.5mの4階建てで、各階に34部屋あります。今でも人が暮らしており、井戸もたぶん現役で活躍しているのだと思います。円形の土楼の中庭には、同じく円形の斯是室と呼ばれる立派な建物があります。ここは子供たちが勉強や読書をする場所だったそうです。南靖の福建土楼群の中でおそらく最も人気のある懐遠楼は観光客で溢れかえっていました。1階部分のほとんどが、土産物屋になっており...福建省漳州市南靖県福建土楼懐遠楼と鐘興楼(土楼之光文化園)

  • 福建省 漳州市南靖県 福建土楼 和貴楼と雲水謡古鎮

    年末年始の連休を利用して福建省の世界遺産、福建土楼に行ってきました。福建土楼群へは厦門から多くの日帰りツアーが出ています。レンタカーを借りて行くことも考えたのですが、土楼は点在している上、土地勘もないので止めました。Ctripで検索すると200元~300元ぐらいの価格帯でたくさん出てきます。逆にありすぎてどれを選んでよいのか迷います。言わずもがなですが、大型バスで行くような人数が多いツアーは安く、少人数になるほど高くなります。厦門島から、漳州市南靖県まで高速道路を使って2時間半ほどでしょうか。バスツアーの中には、高速道路利用を強調しているものも多いです。(高速道路が整備されていなかった頃はかなりの時間を要したのだと思います)最初に向かったのは、世界遺産にも登録されている和貴楼。土楼の形状は、円形、楕円、正...福建省漳州市南靖県福建土楼和貴楼と雲水謡古鎮

  • 福建省 厦門(アモイ) 厦門で年越し

    今年の正月は、カレンダーの都合で運よく土、日、月の3連休となりました。でも中国人にとっての正月は春節なので、年末年始に正月感はありません。だいたい年末年始は蘇州で過ごすことが多いのですが、12月は雪が降るほど結構寒く、ちょっと暖かい場所へでも。。と厦門に行くことにしました。今回は2泊3日で拠点を湖里区にして、賑やかな中山路などには行きません。それでも以前は人が少なかった湖里区の万達広場も観光客や地元の人で賑わう場所になったようです。初日の夜はとりあえず海鮮で。年末年始の厦門の気温は15℃~24℃ぐらいでした。朝晩は少しだけ寒いのですが、日中は上着なしでも大丈夫。大した量も食べないので、どこで食べてもそんなに値段差はないかもしれませんが、中山路近辺より、下町の湖里区の方がずっと安いと思います。厦門は台湾と同...福建省厦門(アモイ)厦門で年越し

  • 2023年の振り返り(2023年の初体験)

    新しい年(中国滞在12年目)が始まりました。中国の年末年始は12月30日から1月1日の3連休、すでに通常営業状態に戻っています。今年はどのような年になるのか。。たぶんいつも通り行き当たりばったりなのだと思います。まずは、2023年に初めて行ったり、体験したことを振り返ってみます。極寒の黒竜江省牡丹江とハルビンに行ってみた。奇麗な雪景色を楽しめますが、氷点下30℃以下でずっと外にいたのは初めて。長春で生活していた時でも冬の夜は寒くてほとんど出歩かなかったです。黒竜江省ハルビン蘇州から高鉄でハルビンへ黒竜江省牡丹江海林市亜雪驛駅と大禿頂子山黒竜江省牡丹江海林(吉林省延辺)中国雪郷風景区黒竜江省(吉林省延辺)雪郷故里と亜布力スキー場黒竜江省ハルビン夜の中央大街と聖索菲亜教堂(ソフィア聖堂)黒竜江省ハルビン冬の松...2023年の振り返り(2023年の初体験)

  • 浙江省 千島湖(淳安県浪川郷) 芹川古村

    千島湖旅行の最後に湖をぐるっと一周してから蘇州へ帰ることにして、千島湖から少し離れた山の中にある芹川古村にも行ってみました。観光案内で見つけた場所だったので、あまり期待していなかったのですが、結果的にこの考えは正解で、今回の旅行の中で最も景色が楽しめることになりました。芹川古村は、浙江省の淳安県浪川郷芹川村の中にあります。芹川村は千島湖に沈まずに残った場所なので、そもそも人が訪れることも少ないのでしょう。千島湖の観光地からまっすぐ行けるような公共交通はありません。ナビが案内した道(たぶんショートカット)も湖岸から離れると集落の中を通る細い道でした。車で芹川古村の中へ入って行けるような道幅の道路はありません。古村の近くに駐車場(無料でした)があるので、そこから歩いて村に入ります。村の入り口にある大きな楠は、...浙江省千島湖(淳安県浪川郷)芹川古村

  • 浙江省 千島湖 天嶼景区と千島湖植物園

    船と島から千島湖の景色を楽しんだ後、陸から景色を楽しめる場所がないか探してみました。中心湖区の周辺で見つけたのが天嶼景区と千島湖植物園でした。どちらも有料で、実際に行ってみた感想は、景色を楽しむという意味ではどちらもあまり大したことはない。。です。天嶼景区は、山の上から千島湖を見ることができる公園のような場所です。入園料は80元。地元の人は入園無料なのか割引があるようです。長い長いエスカレーターを乗り継いで山の上まで登れます。どうやら入園料=エスカレーター代のようです。(エスカレーターを使わなければ無料で登る道がきっとあると思います)こんな距離の長いエスカレーターに乗ったのは初めてかもです。振り返ると湖の景色が楽しめます。戻りは歩くか、10元払えばバスに乗れます。山の上には展望台と売店、別料金の下りの滑り...浙江省千島湖天嶼景区と千島湖植物園

  • 浙江省 千島湖 梅地亜君瀾度假酒店(ナラダ千島湖リゾート)と晩ごはん

    千島湖旅行では、梅地亜君瀾度假酒店(ナラダ千島湖リゾート)というホテルを利用しました。新しいホテルではありませんが、部屋もサービスも結構よかったです。宿泊費は各種割引を利用して、朝食付きで1泊700元ちょっとでした。周りのリゾートホテルの値段と比べると、中の上ぐらいのレベルなのかと思います。中国のホテルは日本と比べると相対的に安いです。日本だと1人いくらですが、中国の場合は1部屋いくらなので、多人数で使えばもう格安です。せっかく遠くまで来たのでバルコニー付きの湖の見える部屋をチョイス。湖畔のホテルなので、視界を遮るものはありません。ここで1日何もせずにボーっと過ごしてもいいかなという気分になれます。広い敷地内には庭や子供の遊び場のほかにプールもあるようです。1棟ずつのコテージも並んでいました。ホテル専用の...浙江省千島湖梅地亜君瀾度假酒店(ナラダ千島湖リゾート)と晩ごはん

  • 蘇州 2023年秋の振り返り

    千島湖の記事はまだ続くのですが、毎度のことながら更新が遅いので、真冬になる前に蘇州の秋の様子を先に。。11月上旬に太湖の紫金庵へ行った時は、銀杏の葉が色付いて落ちるのはまだまだこれからという感じでした。お寺の売店では大粒の美味しそうな銀杏が売られていました。銀杏は秋になると太湖の周辺で買うか、マンションの中庭で拾って食べています。蔦の葉は赤く色づいていました。ちょうどこの日から暖かい麵が恋しくなるぐらい急激に気温が下がりました。紫金庵で蘇州麺を食べたのは初めてです。ここのスープは濃い醤油味ではなく、私の好きなちょっとさっぱり味。営業時間は午後2時ぐらいまで、客が少ないと早く終わってしまいます。(なので初めて食べた)店のおばちゃん達が暇でもう帰り支度を始めそう、10分遅かったらもう閉まっていたかもしれません...蘇州2023年秋の振り返り

  • 浙江省 千島湖 中心湖区と島めぐり(後編)

    龍山島を出発した船が次に向かうのは梅峰島です。山の上から、湖の小島を眺めることができるので、千島湖らしい景色が楽しめます。龍山島から乗船時間15~20分ぐらいで到着です。小さな島なので滞在時間は1時間ほどでした。ここには小さなロープウエイがあります。(別料金です)片道か往復か切符を選べます。下りは滑り台で遊ぶこともできるようです。少し登るだけなので使う必要もないですが、試しに乗ってみました。乗車時間は5分もありません。湖の見える方向に座ると少し景色を楽しむことができます。山の上にあるのは、展望台とお茶屋さんだけ。。お茶を飲んでいる人は誰もいませんでした。滞在時間1時間だと、上から湖の景色を眺めるだけでは時間を持て余します。かと言ってお茶を飲むには時間がなさすぎます。水辺にも道があるので余った時間で散策して...浙江省千島湖中心湖区と島めぐり(後編)

  • 浙江省 千島湖 中心湖区と島めぐり(前編)

    千島湖はとても広いので、風景区(観光地)もいくつかに分かれて存在しています。どこに行くのが良いのかもよく分からず、とりあえず名前を見て中心湖区を選んでみました。”中心”なのだからきっと一番賑やかな場所なのかと思うじゃないですか。実際に行ってみると市街地からは外れて、観光船の船着き場周辺以外には特に何もない場所でした。ただ、島めぐりの船が一番多く出ているのは中心湖区なのだと思います。船のチケットはネットで買うと割引もあるのですが、中国あるあるのパスポート番号非対応。。当日、窓口に並んでいつの船に乗れるか分からない状態は避けたかったので、ホテルのフロントで、チケットを予約できる旅行会社を紹介してもらいました。ネットで調べた感じでは、船の出航時刻が決まっていて、チケットだけ買えば、後は自分の好きなタイミングで船...浙江省千島湖中心湖区と島めぐり(前編)

  • 浙江省 千島湖 蘇州から千島湖へ

    浙江省にある千島湖という巨大なダム湖まで行ってきました。蘇州から千島湖までの道のりは約350kmです。久しぶりのちょっとした長距離運転です。高速道路を使って4時間ほど、休憩をはさみながらだと5時間近くかかります。移動のほとんどが、高架道路と高速道路なので楽といえば楽なのですが、中国での運転は何かと気を使う(何が起こるか分からない)ので少々疲れます。。千島湖のある場所は杭州市に属しているのですが、杭州市街からは遠く離れています。杭州ではなく黄山の近くにあるといってもいいぐらいです。利用する高速は、常台高速、申嘉湖高速、練杭高速、杭州繞城高速、長深高速、杭長高速、溧寧高速。杭州市街を迂回するルートです。このルート、おそらく最速ルートだと思うのですが、サービスエリアの数が少なくなります。主なサービスエリアは白洋...浙江省千島湖蘇州から千島湖へ

  • 蘇州 太湖 西京湾田園餐庁・湖景農家菜

    どこか食事にでも出かけようかと大衆点評でお得な割引がないか調べていたら、西京湾田園餐庁という初めて目にする店を見つけました。天気も良いので久しぶりに太湖までぶらっと出かけてみることに。食事の前に西京湾に立ち寄ってみたのですが、いつもなら馬鞭草(クマツヅラ)や菊の花などが植えられて賑やかな場所には、今年はもう何も植えていないようです。(なのに駐車場は有料になっています)早々に退散して、西京湾から車で10分ほどの場所にある西京湾田園餐庁へ。どうやら太湖の西京湾に新しくできた農家料理のお店のようです。お店の人に聞くと、1か月ほど前にオープンしたとのことでした。環太湖大道から細い農道を入って行くと、新しい公園のようなものができています。店はそこを通り過ぎて更に細い道を進んだ先にあります。案内看板がなければ先に進む...蘇州太湖西京湾田園餐庁・湖景農家菜

  • 日本 三重県 赤目四十八滝

    今回の一時帰国は1週間ちょっとの滞在を考えていたのですが、物事は何かとうまく進まず。。結局2週間ほど日本にいました。一時帰国中のお出かけは湯村温泉と日本海だけのつもりでしたが、空いた時間に気分転換を兼ねて赤目四十八滝へ行ってみました。確かここに来たのは20代の頃だったと思うので、もう大昔のことです。ナビがないと行き方すら忘れています。Googoleマップで案内された道は西名阪道と名阪国道以外、初めて通る新しい道と、まったく記憶にない対向車とのすれ違いも厳しい細い山道でした。赤目周辺の雰囲気もずいぶん変わったのでしょうか。入山口の付近には、赤目自然歴史博物館や新しい感じのお土産物屋さんなども。駐車場は、最も遠い場所で700円、それ以外は800円になっているようです。何も知らずというか、この先にもまだ駐車場が...日本三重県赤目四十八滝

  • 2023年国慶節の一時帰国

    もともと、このタイミングでの一時帰国は考えていませんでしたが、国慶節の連休明けに日本での仕事もあるので連休後半から戻ることにしました。中国の大型連休中は航空券の値段も跳ね上がるのですが、処理水がらみで中国政府が大騒ぎしてくれたおかげで、往復1600元ほどで入手できました。中国国内の観光地は大賑わいで、高速鉄道の切符は近距離でも入手が難しい状態。上海駅から地下鉄に乗るにも荷物検査で長蛇の列になっていました。浦東空港の国際線ターミナルは空いています。連休の後半ということもあるのでしょうが、日本人の姿はほとんどありませんでした。せっかく久しぶりに日本に帰ったので、まずはきれいな景色と温泉を求めて日本海側へ出かけてきました。天橋立に来たのはたぶん20年ぶりぐらい。以前、モノレールやリフトに乗った記憶はありません。...2023年国慶節の一時帰国

  • 蘇州 木涜古鎮の榜眼府第

    木涜古鎮にある榜眼府第は清代の思想家、馮桂芬(1809-1874)の個人邸宅です。蘇州呉県出身の馮桂芬は、ここで晩年を過ごしました。科挙の最終試験、殿試の合格者上位3名を上から順に、状元、榜眼、探花と称され、馮桂芬は1840年の科挙試験に次席で合格したことから、地元の人たちはこの邸宅を榜眼府第と呼んだそうです。蘇州は科挙試験の首席合格者が多いことでも知られています。ネットで調べてみると、試験が行われた1300年間の首席合格者596名のうち31名が蘇州人で、清代の状元114人の中には、小さな田舎町だった蘇州出身者が26人もいるそうです。頭脳明晰な馮桂芬にちなんでということなのでしょうか、ここは、呉中区明徳教育館という教育施設にもなっています。具体的にここで誰が何の勉強をする場所なのかは、私の中国語レベルでは...蘇州木涜古鎮の榜眼府第

  • 蘇州 木涜古鎮の古松園

    木涜古鎮には、清代に建てられた大金持ちの邸宅がいくつか残っています。観光客で賑わう川沿いの山塘街にある古松園もそのひとつです。古松園のある場所は、山塘街の東の端の方です。地下鉄5号線の霊岩山駅から歩く場合は、厳家花園、虹飲山房、西施橋などを通り過ぎた先になります。ちょうど山塘街が路地のように狭くなったあたりなので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうになります。古松園は木涜の四大富豪のひとり、蔡少漁が建てた個人邸宅です。そのため、蔡少漁旧居とも呼ばれています。入り口に近い部分に住居などの建物が並んでおり、間口は狭いように感じるのですが、奥には立派な庭園があります。このような建物の配置は、前宅後園と呼ばれる典型的な清代の園林なのだそうです。案内図を見ると、7の字のような敷地になっています。邸宅内にある彫刻は太...蘇州木涜古鎮の古松園

  • 蘇州 石湖 新郭老街

    石湖の行春橋と越城橋渡った先にある新郭老街。ずっと閉まったままだったのが、中秋節、国慶節の連休中にオープンしたようです。9月29日~10月3日の間は、手作芸術祭も開催されていて多くの人で賑わっていました。昼間だけでなく夜もやっているようで、きっと中秋節の夜はもっと混んでいたのではと思います。建物の中には芸術家さん達の作品の展示や販売、手作り工房体験があったり、通りにぎっしり並んだ小さな露店にもたくさんの作品が並んでいます。団体旅行客は来ていないようで、ほとんどが蘇州や近隣に住んでいる人のようでした。連休中には観光客で身動きの取れない山塘街に行くよりこちらがお勧めかもです。買い物しなくても通りのお店や展示を見て回るだけで結構楽しめます。食べ物や飲み物を扱う露店もたくさんありますが、どの店もちょっとお洒落?な...蘇州石湖新郭老街

  • 小ネタ 中国の案内矢印

    中国の案内矢印を見てもピンとこないことが多いのは私だけなのでしょうか。以前(割と最近まで)は、え?どういうこと?と思うことが多かったです。日本の皆様は、問題1~3の写真を見て直感的にトイレがどこにあるか分かりますか?問題1。問題2。日本で斜め向きの案内矢印ってありましたっけ?問題3。こんな案内板があったら、ここにトイレがあると思いませんか?この例は、蘇州のとある商業ビルの4階ですが、どこに行っても案内矢印は大体同じです。ちなみに、問題1の写真が最寄りのトイレに一番近くて、問題3の写真が最も遠いです。答えは、問題1の場所からは後ろの方向にトイレがある。問題2の場所からは右斜め後ろ方向にトイレがある。問題3の場所からは後ろの方向にトイレがある。問題3の写真と同じような案内は、いろいろ場所でよく見かけますが、以...小ネタ中国の案内矢印

  • 蘇州 蘇州御窯金煉瓦博物館

    蘇州の伝統産業と言えば、最初に思いつくのは絹と刺繍です。でも、金煉瓦とも呼ばれる煉瓦(レンガ)も有名です。蘇州御窯金煉瓦博物館では、レンガの製造方法、運河を使った運搬、使用場所などについての展示と、明清代のものとされる窯の遺跡などを見ることができます。と、偉そうに書いておきながら、実は金煉瓦の存在を知ったのは最近のことでした。それも日本のドキュメンタリー番組で。。2019年2月に放送された田辺誠一さんがガイドを務めるドキュメンタリー番組、「中国大紀行"京杭大運河"王宮に繋がる水の路1794キロを行く」を中国のケーブルテレビで見て初めて知ったのでした。蘇州御窯金煉瓦博物館が開館したのは2016年だと思うのですが、この番組では蘇州御窯金煉瓦博物館は登場しませんでした。映っていた風景からして、おそらくかなり郊外...蘇州蘇州御窯金煉瓦博物館

  • 蘇州 北太湖の稲香公園

    蘇州の北太湖旅游度暇区(北太湖観光リゾート)は無錫市との境目ぐらいにあります。もともとこの辺りは北太湖旅游風景区と呼ばれていた場所だと思います。全容はよく分かりません、リゾート地の面積はかなり広いのだと思います。湿地公園、宿泊施設、農園、バーベキュー広場、農家料理レストランなどがあるようです。今回行ったのは北太湖旅游度暇区にある稲香公園、田んぼの公園です。水田の周りには子供向けの遊具が置かれています。観光客用の木道や舗装された通路があるので中の方へ入って行くこともできます。また、SNS投稿用写真に使うため?のオブジェなども置かれています。稲刈りはまだ先ですが、もうお米は実っています。田んぼを間近で見るのは本当に久しぶりです。稲香公園の向かい側には農家料理レストランが並んでいて、無料の広い駐車場もあります。...蘇州北太湖の稲香公園

  • 江蘇省 張家港 香山と金鳳凰温泉

    張家港の香山風景区は、蘇州市街から車で約2時間ほどの場所にあります。山の上には大きな塔がそびえていています。張家港市は蘇州市の管轄になります。香山は蘇州で販売されている休閑カードで入園できる観光地の中に含まれています。この日は高温注意報も出ていたせいもあるかと思いますが、日曜日でも人影はまばらでした。山の標高は136.5m、歩いても全然大丈夫な高さなのですが、暑くて暑くて。。上りは片道10元電動カートに乗りました。この辺りの歴史は古く、山の斜面からは新石器時代の遺跡が見つかっており、漢代や宋代のものと思われる墓からは銅鏡、陶磁器など発掘されているそうです。頂上付近にある蔵軍洞は、春秋戦国時代ごろに掘られた要塞だったと考えられています。中からは多数の陶器が見つかっています。山の上の塔からは張家界市街が一望で...江蘇省張家港香山と金鳳凰温泉

  • 蘇州 盤門と東大街

    久しぶりに盤門景区へ行ってみました。東大街でちょっと買い物したいものがあって、盤門はついでに。。ですが。蘇州の休日は、もうコロナ前以上に観光客で溢れていますが、盤門には団体旅行客の姿はありませんでした。でも、昼間とは別料金で夜も開園しているので、きっと夜になると観光客も多くなるのだろうと思います。日中はまだまだ暑いせいもあって、呉門橋や環古城河健身歩道を歩く人もそんなに多くなさそうです。だいたい1時間おきぐらいに楽器の演奏があります(正時ごとだったかと思います)。日陰で休憩しながらのんびり演奏を楽しむことができます。園内では休業していたお店が綺麗になって復活していたり、以前あったお店がなくなっていたりと、しばらく見ない間にいろいろと変化していました。きっと夜になると営業しているのでしょう。ビアガーデンのよ...蘇州盤門と東大街

  • 蘇州 ベトナム料理 花苑・西貢法式越南料理

    花苑・西貢法式越南料理は蘇州の東方之門の北楼商業中心6階にあるベトナム料理店です。以前、探検した時にぽつんと1軒だけ営業している店だったのでちょっと気になっていました。東方之門の6階は相変わらずゴーストタウン状態のままです。去年撮った写真と見比べても景色は1ミリも変わっていません。テナントは全く増えていないようです。東方之門の過去記事はこちら蘇州東方之門店はちょっと高級店っぽい内装で料理の単価も少し高めです。大衆点評から定価415元が298元になるセットのクーポンを買ってみました。東向きの窓に面したテーブルからは金鶏湖の景色が楽しめます。最も窓際の席は数が少ないので、座れるかは運次第です。店の名前からするとフランス式ベトナム料理らしいです。何がフランス式なのかは知りませんが、確かにベトナム料理はフランスや...蘇州ベトナム料理花苑・西貢法式越南料理

  • 蘇州 大陽山植物園の灯光秀(イルミネーション)

    夏の蘇州では園林や観光施設などで夜のイベントが行われています。大陽山植物園では、夜になると色とりどりのイルミネーションで飾られます。定期的なイベントとして夏の夜の営業を始めたのは、たぶん2020年からだと思います。2020年のオープン初日に訪れたきりで、その後は一度も行っていませんでした。当初は大したイルミネーションもなく、人も殆どいなかった記憶があります。それが年々派手になって、今年は人も多くてこんなに賑やかになりました。過去記事はこちら蘇州夜の大陽山植物園規模もイルミネーションの数もすっかり変わって3年前とはもう比べ物になりません。入り口近くの広場では獅子舞が、温室の近くでは西遊記のショーがありました。他にも別のショーがあるようなので、時間帯か日によって変わるのでしょう。大きな池の周りの道沿いがすべて...蘇州大陽山植物園の灯光秀(イルミネーション)

  • 上海 上海共青森林公園

    上海共青国家森林公園は上海の北側(楊浦区)の郊外にある大きな公園です。森林公園と名付けられているだけあって緑がたくさんあります。この公園の存在は以前から知っていたのですが、上海で森林公園なんて、行ってもがっかりするだけじゃないかと思っていました。でも行ってみてびっくり。本当に森でした。公園の中には30万本以上の木が植えられているそうです。杉、楠、銀杏、柳、楢、楡、紅葉、楓、ネムノキ、プラタナス、銀杏などなど。樹木だけでも200種類あります。以前は入園料が必要だったはずですが、今は無料になっています。また、元々ここは1956年に造られた共青苗園という圃場だったようで、森林公園として一般開放されたのは1986年らしいです。ということは、ここにある木の多くは、今から37年~67年ほど前に植えられたものなのでしょ...上海上海共青森林公園

  • 上海 2年ぶりの浦西散歩

    浦東の濱江大道散歩を終えて渡船で浦西へ渡り、バスに乗って淮海中路にやってきました。今回は初めて錦江飯店に泊まってみることにしました。錦江飯店は1929年に完成した、上海のクラシック5つ星ホテルです。もうずいぶん古いホテルなので、今では周囲の5つ星より安く泊まれるのも魅力です。後ろにそびえているのは錦江タワー(新錦江大酒店)です。格式の高い北楼の宿泊費は少し高く、低層の楠楼はリーズナブルな価格設定になっています。庶民の私は楠楼で。。でも北向きの部屋だと北楼と中庭や貴賓楼を眺めることができます。値段は安くなってもフロントはちゃんと5つ星っぽい対応をしてくれますし、部屋のテレビもNHKの海外向けBS放送が映ります。貴賓楼には周恩来、ニクソン、サッチャー、レーガン、田中角栄など、今までに各国の首脳や教科書に名前が...上海2年ぶりの浦西散歩

  • 上海 2年ぶりの浦東散歩

    少し前の話ですが、先月の端午節の連休中に久しぶりに上海へ出かけてきました。連休だったので上海でホテルに泊まって夜景も眺めてきました。余裕で日帰りできる上海でわざわざ宿泊したのは、連休直前までドタバタしていて旅行の計画も立てられず、少しだけでも旅行気分を。。ということもあります。この2年間、浦東空港は何度か利用したので上海へ行くには行っていましたが、真っ直ぐ空港に行くのと、空港から蘇州へ戻るかだけだったので、上海の街中へ出かけるのは本当に久しぶりです。上海の街並みも眺めたかったので今回の移動はもっぱら路線バスで。上海駅南広場から隧道3線に乗って向かう先は浦東の陸家嘴。まずは腹ごしらえから、最初に目指すのは上海環球金融中心(森ビル)。ここにある日本料理屋さん、銀平でお昼の定食をいただくことに。周りにあるレスト...上海2年ぶりの浦東散歩

  • 蘇州 拙政園の蓮と荷塘月色湿地公園の蓮

    早いもので蘇州の蓮の花はもう見頃を過ぎてしまいました。蘇州で蓮の花を見ると言えば、拙政園と荷塘月色湿地公園が人気です。今年は咲き始めの頃の拙政園と、見頃を少し過ぎた荷塘月色湿地公園に行ってきました。拙政園はすっかり以前と変わらない数(例年以上?)の観光客で賑わっています。雨の日でもこの通り。蓮の花がたくさん見られるのは入り口に近い順に、まず芙蓉榭の周辺。最も人気があるのが運香堂、梧竹幽居、雪香雲少蔚亭などに囲まれた池と、荷風四面亭の周辺でしょうか。写真は6月中旬頃、拙政園は荷塘月色湿地公園より咲くのは少し遅いようです。以前は小滄浪や運香堂の後ろには睡蓮の花が咲いていたと思うのですが、今年は見つけることができませんでした。荷塘月色湿地公園には今月の始めに行ってみました。まだまだ大丈夫だと思っていましたが、公...蘇州拙政園の蓮と荷塘月色湿地公園の蓮

  • 江蘇省 宜興 玉女潭

    宜興の玉女潭は唐代に造園された、山林の自然を活かした庭園です。鍾乳洞の張公洞から車で5分ほどの場所にあります。面積は16万平米あり、庭園と言うより公園という感じです。歴史のある場所のようですが、観光地としてはあまり人気はありません。ぐるっと一周してみましたが、途中で2~3人しか見かけませんでした。結構いい感じの場所だと思うのですが、なぜこんなに誰もいないのか分かりません。蘇州の休閑カードが使える場所なので入園料は調べていませんでしたが、もしかするとちょっとお高いのでしょうか。。雑木林の中にある小径には、おそらく人工的に配置したのではない、大小様々な岩が並んでいて名前が付けられています。明代には詩人や画家などがこの辺りで暮らしており、数多くの作品が造られたそうです。また玉女潭はドラマや映画のロケ地にもなって...江蘇省宜興玉女潭

  • 江蘇省 宜興 張公洞(2回目)

    宜興は鍾乳洞、竹林、茶器などの焼き物が有名な場所です。日本のYahooなどで、”宜興”を検索すると最初に出てくるのはきっと急須の写真だと思います。宜興は市なのですが、行政管轄としては無錫市に属します。太湖の東岸で、ちょうど常州と無錫の境目ぐらいに位置しています。今回の日帰りドライブで、久しぶりに張公洞に行ってみました。周りの景色や景区の中は以前とあまり変わっていないようです。蘇州の太湖西山にある林屋洞もそれなりに大きい鍾乳洞なのですが、中に入ってもそんなに涼しい感じはありません。でも、宜興の鍾乳洞はエアコンが効いてるのかと思うぐらい外との温度差があります。張公洞は山の中の鍾乳洞で、麓に入り口があって出口は山の上の方になります。入り口付近が一番涼しくて、出口に近くなると暑くなるので、中に入るとあまり動きたく...江蘇省宜興張公洞(2回目)

  • 江蘇省 宜興 宜興へ日帰りドライブ

    蘇州が梅雨入りする前、日中の気温は30℃を越える真夏日が続きました。涼を求めて、宜興へ日帰りドライブに出かけてきました。宜興は、蘇州から見ると太湖のちょうど対岸ぐらいの場所になります。高速道路を使う場合は、京沪高速(G2)→沪宜高速(S48)のパターンで約137km。蘇錫高速(S83)→沪常高速(S58)→沪宜高速(S48)のパターンで約125km。太湖沿いの高速道路、沪常高速(S58)の太湖隧道が2021年末に開通し、いつも無錫で渋滞する京沪高速(G2)を通らずに対岸へ行くことができるようになりました。太湖隧道の全長は10.79kmで水面下にあるトンネルとしては中国最長です。高速料金は、京沪高速→沪宜高速の方が安いのですが、渋滞を避けたいので沪常高速を使う方が多いです。でもこの日はあちこちで渋滞が発生。...江蘇省宜興宜興へ日帰りドライブ

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