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2014/09/25

  • 西安 兵馬俑(秦始皇帝陵博物院)

    西安と言えば世界的に有名な兵馬俑。ずっと見てみたいとは思っていましたが、今までなかなか行く機会がありませんでした。兵馬俑の周辺はタクシーの客引き、チケットの売人、屋台などで、ごちゃごちゃしている場所なのかと思っていたのですが、おそらく最近になって(観光ブームが始まって以降)整備し直された感じです。兵馬俑は西安市の東の外れの方にあるので、市街地から結構離れています。西安駅でZ86の列車を降りて、地下鉄で兵馬俑の近くまで行くことにしました。西安の地下鉄や公共バスは、Wechatの交通カードアプリが使用できるので便利です。西安駅から、地下鉄4号線、1号線、9号線(もしくは4→6→9号線)を乗り継いで、華清池駅まで行けば、C出口すぐのバス停から兵馬俑まで直通の臨潼遊613路に乗ることができます。観光客用公共バスの...西安兵馬俑(秦始皇帝陵博物院)

  • 西安 蘇州から直達特快Z86の個室寝台列車で西安へ

    中国の個室寝台車に一度は乗ってみたいとずっと思っていました。今回、西安旅行に行くために初めて利用しました。杭州駅から西安までの間を約16時間半かけて移動するZ86は、蘇州駅にも停車します。蘇州の出発時間は19時18分、金曜日の夜に乗ると土曜日の午前中から西安観光が可能です。蘇州から西安までの所要時間は、13時間54分です。中国の列車の種類はおおまかに、G(高鉄)、D(動車組)、C(都市間高速)、Z(直快)、T(特快)、K(快速)があります。G、D、Cは高速鉄道と呼ばれる新幹線タイプ、それ以外は普通車(慢車)とも呼ばれます。中国の鉄道料金は日本とは比べ物にならないぐらい安いです。特に普通車の場合は、普通座席だと蘇州から西安まで1000km以上の距離で、173.5元(日本円で3370円)。三段ベッドの硬臥は2...西安蘇州から直達特快Z86の個室寝台列車で西安へ

  • 蘇州 蘇州博物館西館

    蘇州博物館西館はコロナ過の2021年9月末に開館しましたが、開館してから今まで一度も行ったことはありませんでした。建物はドイツのGMP設計事務所が設計したそうです。私はこの業界のことは全く分かりませんが、中国国内で様々な建築に携わっている会社のようです。入館は無料ですが、登録(予約)と身分証が必要です。入り口にあるQRコードを読み取って登録できます。(パスポートにも対応しています)予想に反して、来館者はとても多かったです。学生さんが最も多いのかと思いますが、お年寄りや子供連れで来られる方も結構います。蘇州博物館西館は、夏になると夜も開館しています。館内は、通史陳列、蘇作工芸館、国際交流館、探索体験館の4つのエリアに分かれています。1階は通史陳列エリア。おそらくここは常設展示なのかと。1200点以上の文化財...蘇州蘇州博物館西館

  • 蘇州 蘇州マラソンと上方山の花見

    先週は冬の寒さに戻った感じの蘇州でしたが、今週は春の暖かさが戻ってきました。3月26日には、園区から高新区の間を往復する蘇州マラソンが行われました。この日は蘇州市内のあちこちで交通規制が敷かれていました。私の住んでいる小区の近くの道も午前中は車両通行止めになりました。早起きして見に行こうかと思っていたのですが睡魔に勝てず。。コースの中盤から後半部分にあたる寒山寺近くに着いた時には、ほとんどのランナーは既に通り過ぎていました。この日は久しぶりに良い天気、マラソン日和でした。沿道は応援に来た人も多く、ランナーが通り過ぎる時には、加油!加油!と声をかけています。グループでお揃いの服を着たり、仮装して走る人達も見かけました。みなさん思い思いのスタイルでマラソンを楽しんでいます。マラソンを見た後は、石湖公園と上方山...蘇州蘇州マラソンと上方山の花見

  • 蘇州 2023年の春

    今年は久々に何の規制もない春を迎えました。団体旅行も解禁されているので、休日の観光地はどこに行っても大勢の人で賑わっています。蘇州で春を告げる花は、きっと日本とそう変わらないと思います。3月から4月にかけて散歩していてよく見かける花といえば、梅、海棠、木蓮、桃、桜など。郊外に出かけると大きな菜の花畑や、桃や梨などの果樹園もあります。梅の花で有名なのは、光福鎮の香雪海や太湖西山の林屋梅海ですが、今年は平日に自由な時間が取れないので、人混みの中での花見には出かける気になれず、近くの山に登ったり、市内の園林を巡っていました。今年は梅の花が咲くのは少し遅かった気がします。2月中旬ごろの可園はまだまだ咲き始め。怡園の梅は、ほぼ例年通りでした。2月中旬から下旬にかけて満開の梅の花を楽しむことができました。人気物の猫た...蘇州2023年の春

  • 黒竜江省 ハルビン 冬の松花江

    ハルビン市内を流れる松花江は長白山の天池が源流で吉林省と黒竜江省を流れる大きな川で、中国とロシアとの国境を流れるアムール川最大の支流です。中国東北地方の川が全面結氷するのは長春の伊通河でも見てきましたが、ハルビン市内の松花江は、伊通河とは比べ物にならないほど川幅が広いので凍った姿は圧巻です。松花江まで、朝の中央大街を歩いてみました。夜遅くまで賑わっていた中央大街も午前中は静かです。川沿いや街のあちこちに氷で作った壁を見かけます。この氷は、氷祭り用や彫刻、街の飾りとして凍った松花江から切り出されたものです。中央大街を真っ直ぐ北に進むと友誼路に出ます。この道は地上を渡ることができないので地下通路を通ってスターリン公園方面に向かいます。向こう側には防洪記念塔が見えています。スターリン公園のシンボルタワーでもある...黒竜江省ハルビン冬の松花江

  • 黒竜江省 ハルビン 夜の中央大街と聖索菲亜教堂(ソフィア聖堂)

    雪郷故里と亜布力スキー場で雪遊びをしてハルビン市内に戻ってきました。今回利用したツアーはこれで終了です。ハルビン市内に到着が20時過ぎと予定より遅くなりましたが、夜の中央大街と聖索菲亜教堂を見に路線バスに乗って中央大街へ。真冬でも中央大街は夜遅くまで観光客で賑わっています。この日もまだ気温は低いままで、夜はマイナス30℃近くまで下がりました。もう少し早い時間帯だともっと人が多いのだと思います。午前中は人が少なく、午後から夜にかけて人が増えていく感じです。ライトアップやイルミネーションは季節を問わずあるのでしょうが、氷の彫刻や雪像は冬だけのものです。冬のハルビンと言えば世界的に有名な氷祭り。氷祭りのメイン会場である太陽島公園にも行ってみたかったのですが、今回は時間の都合で断念。それでも氷祭りの期間中は街のあ...黒竜江省ハルビン夜の中央大街と聖索菲亜教堂(ソフィア聖堂)

  • 黒竜江省(吉林省延辺) 雪郷故里と亜布力スキー場

    雪郷故里は、吉林省延辺朝鮮族自治州敦化市にある観光地です。中国雪郷風景区から南西に10kmほど離れています。中国雪郷風景区は黒竜江省海林市と吉林省延辺朝鮮族自治州にまたがっていましたが、こちらは完全に吉林省側になります。ここも自家用車やバスでは中に入って行くことはできず、四駆のジープに乗り換えます。亜雪驛駅のジープと同じように乗客に雪道を堪能してもらう走りをしますが、こちらの方が少しおとなしいです。雪郷故里は、もともと白松車駅という名の伐採した木材を積み替える場所で、少人数の伐採労働者が暮らす地区だったようです。今でも周辺の山々には原生林が残っています。現在はおそらくここも商業用の伐採は行われておらず、観光業に転換しているのだと思います。入園料には防寒用のコートを借りる料金も含まれています。フワフワの毛皮...黒竜江省(吉林省延辺)雪郷故里と亜布力スキー場

  • 黒竜江省 牡丹江海林(吉林省延辺) 中国雪郷風景区

    中国雪郷風景区は雪景色を楽しむ人気の観光地です。黒竜江省の牡丹江市海林市と、吉林省延辺朝鮮族自治州のちょうど境界線上にあります。建物の屋根や木などに積もった雪がキノコやカーテンのような形になる姿を見に、冬になると中国各地から観光客がやって来ます。このあたりの標高は1200mほど。夜になるとライトアップされる雪景色が特に人気で、景区内は夜遅くまで賑わいます。メインストリートの雪韻大街には、レストランや小吃の店、バー、お土産物屋さんなどが立ち並び、人通りが絶えることがありません。雪韻大街では、19時ごろにトナカイのソリや歌と踊りのパレードがあります。景区内の宿泊施設の多くが民宿です。春節などの大型連休中は男女別の雑魚寝になるそうで、外国人が宿泊できるホテルは限られています。きっと若い人達は安い雑魚寝民宿に部屋...黒竜江省牡丹江海林(吉林省延辺)中国雪郷風景区

  • 黒竜江省 牡丹江海林市 亜雪驛駅と大禿頂子山

    ハルビンに到着した翌朝は、雪の多い牡丹江方面へ移動。ツアーバスに乗って亜雪驛站と大禿頂子山へ向かいます。この日のハルビンの朝の気温はマイナス27℃。標高の高い方へ行くので、おそらくずっと気温は上がらず、夜は確実にマイナス30℃以下になりそうです。蘇州からハルビンへの移動や、市内観光だとツアーを申し込む必要はないのですが、ここから交通手段の少ない田舎へ自力で行くのはちょっと難しいかも。。ということで、今回は現地集合のツアーを申し込みました。ハルビン市内2泊と中国雪郷風景区の1泊に食事が6回付いて、1人あたり1000元ちょっと、春節期間でこの値段はかなり安いと思います。ただし、後からガイドがいろいろなオプションを提案してくるので、最終的には、1400元ぐらいになりました。(もちろんオプションは全て断っても大丈...黒竜江省牡丹江海林市亜雪驛駅と大禿頂子山

  • 蘇州 2023年の元宵節

    東北旅行の続きを書くつもりだったのですが、今年の元宵節は久しぶりに賑やかだったので、先に蘇州の元宵節の様子を紹介したいと思います。元宵節とは、旧暦の1月15日、春節の日から数えて15日目です。年が明けて最初の満月の日となり、夜にはランタン(灯篭)が灯ります。ここ数年は新型コロナの影響で蘇州を訪れる観光客も少なく、寂しい感じでしたが、今年は蘇州のあちらこちらでイベントが行われていました。2023年の元宵節は2月5日、ちょうど4日と5日が土日で、私の住んでいる団地でも獅子舞が披露されて子供達は大喜びでした。また、元宵と呼ばれるもち米の粉で作ったお団子も振舞われていました。中国では元宵節にはお湯で茹でたお団子を食べる習慣があります。地域によって、お団子は元宵や湯圓などと呼ばれます。元宵の中に入れる具材は、小豆や...蘇州2023年の元宵節

  • 黒竜江省 ハルビン 蘇州から高鉄でハルビンへ

    今年の春節は日本への一時帰国を諦めて、久々の中国国内旅行へ出かけてきました。冬らしい場所と言えば東北地方、こちらも久しぶりに極寒&白銀の世界へ。交通手段は往路が高鉄(中国の新幹線)、復路は飛行機にしました。蘇州からハルピンまでの高鉄は蘇州北駅から乗車します。東北へ高鉄に乗って行くのは本当に久しぶり、2014年に蘇州から長春へ移動した時以来かも。ハルピンまで乗るのは初めてです。新型コロナの影響もあって、2020年を最後に高鉄を使った長距離移動はしていませんでした。蘇州北駅から終点のハルビン西駅までの営業距離数は2341km。(始発駅の上海虹橋駅からは2422km)乗車時間は11時間40分で、2等席(普通席)の運賃は968.5元です。日本の鉄道で例えると、鹿児島中央駅から函館駅までぐらいの距離(2344.2k...黒竜江省ハルビン蘇州から高鉄でハルビンへ

  • 蘇州 陽澄湖の映画村 華誼兄弟電影世界

    華誼兄弟電影世界は蘇州の陽澄湖半島にある大きな映画村です。地下鉄5号線の終点、陽澄湖南駅が最寄駅になります。オープンしたのは2018年だったと思います。外からは何度も見たことがありますが、中に入ったのは初めてです。(行ったのは冬になる前、まだ健康コードが必要だった時です)大人の入園料は228元です。蘇州には、休閑カードという蘇州と近郊の観光地に入園できる年パスがあり、華誼兄弟電影世界に1回だけ入れるセットもあります。遊園地のアトラクションは別料金になっています。子供向けの乗り物から絶叫マシンまでいろいろと揃っています。さすがにこの年になって乗るようなものはありません。。園内は、星光大道、非誠勿擾、集結号、陽澄宝貝地盤、太極、通天帝国の6つのエリアに分かれており、それぞれ中国の名作映画をモデルにした舞台や街...蘇州陽澄湖の映画村華誼兄弟電影世界

  • 蘇州 拙政園の雪景色

    今週の日曜日は蘇州でも気温が下がり朝から雪が降りました。せっかく休日に降ってくれたので園林の雪景色を見に出かけてきました。あまり記憶が定かではないのですが、前に蘇州園林の雪景色を撮りに行ったのは、2018年だったかと。正しければ5年ぶりのことになります。過去記事蘇州園林の雪景色(芸圃と環秀山荘)最初は楓橋景区と寒山寺に行こうと思ったのですが、バスの窓から見た感じであまり雪が積もっているように見えなかったので、拙政園まで行くことに。1月に入ってからは、おそらく省外からと思われる団体旅行客も増えています。拙政園や獅子林、蘇州博物館も賑わいが戻りつつあります。蘇州では滅多に一面の銀世界とはなりませんが、今回の雪でも建物の屋根や木々はうっすらと雪化粧しています。この程度の雪だと止むとすぐにとけてなくなってしまうの...蘇州拙政園の雪景色

  • 蘇州 2023年の初詣(玄妙観)

    今年の初詣は玄妙観に行ってきました。玄妙観は蘇州の観光地、観前街にある道教のお寺です。玄妙観は何度も訪れたことがありますが、初詣は初めてです。元旦の観前街は例年と比べると人が少ないですが、それでも結構な人出で賑わっていました。蘇州では12月上旬ごろからコロナの第一波が始まりましたが、最初の方で感染した人達(私も含めて)はもう陰性になり、普通の生活に戻っています。中国では、よく挨拶代わりに吃飯了吗?(もうご飯食べた?)と言いますが、今は陽过了吗?(もうコロナ陽性になった?)が挨拶になっています。玄妙観は歴史のあるお寺で、276年に創建され当初は真慶道院という名前だったそうです。1295年、元の皇帝の命によって玄妙観の名に改称されました。お寺の境内に入るのは無料ですが、本殿の三清殿に入るには10元の拝観料が必...蘇州2023年の初詣(玄妙観)

  • 蘇州 2023年のお正月

    中国の今年の年末年始は31日から1月2日までの3連休でした。せっかくの連休でしたが、まだ油断できる状況ではないのでおとなしく蘇州で過ごしました。とは言え、ずっと部屋に閉じこもっているのも何なので、大晦日から元旦は、蘇州新区のシャングリラホテルで1泊してきました。12月には周りの8割以上が新型コロナに感染し、私ももれなく頂戴しましたが、12月30日のPCR検査では無事に陰性に変わりました。シャングリラに泊まるのは、もう10年以上ぶりです。なぜ、わざわざシャングリラに1泊しようと思ったかというと。。ここにはちょっと値段お高めの西村という日本料理屋さんがあって、大晦日ぐらいはプチ贅沢しても良いかなと思ったからでした。でも西村さん、営業していませんでした。。大失敗。年越しそばも食べたいし、日本料理で年を越すつもり...蘇州2023年のお正月

  • 蘇州 新型コロナ感染

    2022年もあっという間にもう年末になりました。今年は新型コロナ感染予防に始まり、新型コロナ感染で終わる1年となりました。現在、中国では全員PCR検査や封鎖措置をとらなくなったので、蘇州も含めて各地ではコロナ感染者が急増しています。在宅勤務に切り替える企業も多く、飲食店やスーパーなどの人出は激減しています。今年は人影もまばらな本当に寂しいクリスマスになりました。感染拡大に伴い宅配便などの流通にも影響が出ています。また、解熱剤や風邪薬の買い占めと転売で、入手し難くなっています。3回目のコロナワクチン接種をしたのが1月です。年末にはおそらくもう効果はほとんどなかったに違いありません。それでもマスクとこまめな手洗い、うがいをずっと心がけてきて、感染者が徐々に出てきた時も、このまま感染せずに乗り切れるのではと思っ...蘇州新型コロナ感染

  • 蘇州 園博園の紅葉と太湖藍菱花酒店のレストラン

    中国のコロナ政策が緩和され、外出時の健康コードやPCR陰性証明は不要になりました。でも感染を恐れて引きこもる人達と、積極的に出かける人達で行動が二分されています。周りの人達を見ると、仕事での出張には遠出しても遊びに出かける人はほんとんどいません。感染拡大防止のためにマスク着用を促す呼びかけも盛んにおこなわれています。中国国内の移動に関しては、ほぼ制限がなくなったので、遠くへ出かけたいという気持ちもありますが、まだちょっと様子見しています。近場の大きな公園で人が少ない場所と言えば太湖湖畔の園博園。園内のあちこちに小さな紅葉の木があるのを思い出して行ってみました。園博園は庭園のテーマパーク。江蘇省各地の特徴のある風景テーマにした庭園がいくつもあって、そこかしこに紅葉の木が植えられています。蘇州の休閑カードには...蘇州園博園の紅葉と太湖藍菱花酒店のレストラン

  • 蘇州 定慧寺と双塔

    古い蘇州(老蘇州)の雰囲気がまだ残っている定慧寺巷。ここには、通りの名前の由来となっている定慧寺(ていえじ)と双塔があります。定慧寺巷の西の端が鳳凰街、東側には数年前に改修されて綺麗になった双塔野菜市場もあります。この通りの雰囲気が好きで、時々散歩に出かけます。通りからでも塔の先端が少し見えてはいるのですが、全貌が見たいならお金を払って中に入る必要があります。数年ぶりに中に入ってみました。入園料は8元です。初めてここに来た10年以上前からこの値段は変わっていないと思います。双塔は宋代に建てられた7層の塔です。2つの塔の見た目は、ほぼ同じように見えますが高さは微妙に違います。東の塔は33.3m、西の塔が少しだけ高くて33.7mあります。蘇州の双塔は羅漢院双塔とも呼ばれています。ただし、お寺の建物は現存せず、...蘇州定慧寺と双塔

  • 蘇州 2022年秋の振り返り

    今年の秋は寒くなったり暖かくなったりを繰り返した後、一気に冬になりました。紅葉が見頃になるのも少し遅かった気がします。(あまり大差はないかもですが)秋になると園林の多くで菊の花が飾られます。今年は虎丘の菊を見に行きました。直前に雨が降ったのでちょっと見栄えが悪かったです。秋になると空気も悪いのか、空が霞んでいる日がほとんど。。11月中旬頃の虎丘の銀杏は所々で色付いていました。去年はこの辺りに鏡状の板が置かれていて人気の撮影スポットになっていました。最近まで全然気が付かなかったのですが、虎丘の北側に小さなカフェができていました。さすがにもう12月ともなると寒くて外でコーヒーと言う気分にはならないかと思いますが、秋はとても居心地の良い場所でした。蘇州市街の銀杏並木で一番人気と言えば道前街。11月末でも少し見に...蘇州2022年秋の振り返り

  • 江蘇省 張家港 金鳳凰温泉度假村と国貿酒店

    翌日、金鳳凰温泉で昼風呂を堪能してから蘇州に戻ることにして、旅行気分を味わう?ために初めて張家港で一泊してみました。宿泊先に選んだホテルは張家港国貿酒店。開業は1993年と中国では老舗の部類に入る5つ星のホテルです。ホテルの施設にはオフィスやサービスアパートメントも備わっていて、日系企業のオフィスもここに入居しているようです。例えがローカルすぎて分かる人は少ないでしょうが、長春のシャングリラホテルと同じような感じなのかと思います。ゴルフバックを持った日本人と思われる方もお見掛けしました。古いホテルのせいもあるかもしれませんが、5つ星クラスとしては格安です。それでも廊下はフワフワ絨毯ですし、部屋のアメニティもしっかり揃っています。晩ごはんはホテルの敷地内、建物のすぐ外にある日本料理屋さんに行くか、ホテルの中...江蘇省張家港金鳳凰温泉度假村と国貿酒店

  • 江蘇省 張家港 沙洲公園

    久しぶりに張家港市へ遊びに行ってきました。今は高架道路が増え、張家港へ行く蘇虞張公路は無料となり時間もお金も以前よりかからなくなりました。張家港市は蘇州市に属する県級市です。沙洲公園は、2001年に現在の姿に改修された、園林のような建物や庭園がある無料の公園です。入り口の広場ではお年寄り達が踊っていたりしますが、中に入っていくと、とても静かです。木も多く森の中に小川もあって、きっと夏でも涼し気な感じの場所です。今だと菊の花などが飾られているのかもしれません。大きな銀杏の木もあったので、こちらもそろそろ色付いている頃だと思います。もともと張家港市は、この公園と同じ名前の沙洲県でした。1986年に蘇州市に属する張家港市に改名されました。張家港は蘇州市内と比べるとまだまだ田舎町の雰囲気が残っています。沙洲公園の...江蘇省張家港沙洲公園

  • 蘇州 残念な牧谷農場(モクモクファーム)

    三重県にあるモクモクファームと同じようにソーセージ作りが楽しめた、蘇州の牧谷農場がとても残念な姿に変わっていました。蘇州市街地からは結構離れていて、車がないと行き難いこともあって、以前、いつ行ったのかもう思い出せないほどだったのですが、先月、抖音(Tiktok)に宣伝動画が出ているのを見て、久しぶりに行ってみることにしました。昔は公共バスを乗り継いで行きましたが今回は車で。車で行ってもやっぱり遠い。。入り口も以前とはかなり雰囲気が変わっていて、本当にここだったのかと思うほどでした。でも、以前と違って多くの人達で賑わっています。みなさんも同様に抖音(Tiktok)の動画を見て来たのかもしれません。駐車場にまで露店が出ているし、客層も昔とはずいぶん違う気が。昔は無料で入れたのに入場料(20元)が必要になってい...蘇州残念な牧谷農場(モクモクファーム)

  • 蘇州 中国花弁植物園の向日葵

    先月下旬の話なのですが、蘇州の中国花弁植物園に向日葵の花がたくさんある、と言う話を聞いて、半信半疑で見に行ってきました。なぜ、半信半疑だったかと言うと。。過去に何度も行っていますが、花弁植物園なのに花がたくさん咲いているのを見たことがないから。ナビを使うとずっと北側の入り口に案内されていたのに、今回は初めて南側の門に案内されました。今まで北側からしか入ったことがなく南側から来る人を見かけることもなかったので、ずっと南からは入れないものだと思い込んでいました。いつの間にか南側の入り口にはきれいな建物ができていました。休憩できるスペースや売店などもあります。駐車場はあるにはあるのですが、舗装されたものではなく、空き地に適当に停める感じで、入り口に近い所が埋まると、奥にある林の中に誘導されます。(2時間ほど停め...蘇州中国花弁植物園の向日葵

  • 蘇州 同里古鎮の耕楽堂と退思園

    退思園では7月から10月末までの間、ライトアップされた夜の庭園を楽しむことができました。退思園のライトアップが始まる前に耕楽堂にも行ってみました。日が傾きかける頃、同里古鎮にはほんの少しの間だけ人が減る時間帯があります。夕日に照らされた路地、水路や橋は昼間とはちょっと違った雰囲気が楽しめます。耕楽堂のある陸家埭は古鎮のメインの出入り口から見ると最も奥にあるので、もともと人は多くないのですが、夕方は少し寂しい感じになります。耕楽堂は明代に建てられた個人の邸宅(豪邸)です。造りは明清代の邸宅に多く見られる伝統的な建築様式で、前側に住居などの建物があり、後ろ側に庭園が配置されています。建築当初は五進五十二間(5つ中庭と52の部屋)で、現在でも三進四十一間が残っているそうです。五進、三進の進について辞典や論文を調...蘇州同里古鎮の耕楽堂と退思園

  • 蘇州 同里古鎮

    同里古鎮は蘇州の南、呉江にある有名な水郷古鎮です。周庄、用直、烏鎮、西塘、南潯と共に中国江南6大水郷と呼ばれています。現在の呉江は蘇州市に含まれ、呉江区となっていますが昔は呉江市でした。同里の村が築かれたのは宋代ごろで、元代、明代にかけて発展してきました。2017年に地下鉄4号線が開通するまでは、路線バスの乗り継ぎか、バスターミナルから同里行きのバスに乗る必要があって、なかなか行き難い場所でした。地下鉄4号線の同里駅も同里古鎮からかなり離れていて、駅から同里古鎮までは専用バスか路線バスを使う必要がありましたが、2021年末に智軌電車T1線が開通し更に便利になりました。地下鉄駅を出てすぐの場所に智軌電車の駅があります。今回、同里古鎮に行く目的のひとつはこの智軌電車に乗ってみること。この電車は線路(レール)が...蘇州同里古鎮

  • 江蘇省 常州 南山竹海風景区

    常州の南山竹海風景区は江蘇、浙江、安徽の三省の境に位置します。その名の通り、風景区内の山々には竹林が広がっています。事前にチェックしていなかった自分が悪いのですが、今は48時間以内のPCR陰性証明がないと入園できません。。陰性証明がなく入園したい人は駐車場に設けられた検査小屋でPCR検査を受けます。行ってみるとものすごい行列になっていました。ここのシステム(常州のシステム?)は、蘇州と違ってPCR検査用のQRコードが必要で、これを表示するために苦労している人が多いのか列は全く進みません。30分ぐらい並んだ時に、常州在住の人はPCR検査不要と係員が伝えにきました。このアナウンスの後に行列は1/3に。やはりまだコロナの影響は続いていて、地元以外から来る人は少なかったようです。それでもPCR検査を済ませてから入...江蘇省常州南山竹海風景区

  • 江蘇省 常州 天目湖の翠竹園賓館

    天目湖は蘇州から車で遊びに行くなら余裕で日帰りできる場所なのですが、時間を気にせずのんびりしたいという思いもあって一泊することにしました。選んだホテルは天目湖山水園風景区の入り口から徒歩で5分ほどの場所にある、翠竹園賓館(溧陽熊猫翠竹園賓館)です。観光シーズンや連休になると、天目湖山水園風景区に近い湖畔のホテルは、だいたい800元~(湖が見える部屋だと1000元以上)になりますが、翠竹園賓館だと朝食付きで450元~ぐらいの値段で、駐車場が広くて車を停めやすいのもポイントです。風景区入り口前にあるホテルは車が停めにくく混雑していますし、遅く着くと路駐になります。このホテルが値段の割にいい感じだったのでご紹介します。湖は見えませんが庭付きで550元(割引ありの値段)ぐらいの部屋を選びました。もちろん外国人宿泊...江蘇省常州天目湖の翠竹園賓館

  • 江蘇省 常州 夜の天目湖

    天目湖山水園風景区の龍興島から観光船で中国茶島へ渡ったのはもう17時半ごろ。もうすぐ日が暮れそうなので、ここで夕日を眺めてから移動することにしました。お茶の島らしく、大きな急須のオブジェやお茶文化を紹介する博物館などがあります。龍興島から中国茶島へ渡る船は満席でしたが、ほとんどの人はすぐに出口の方へ向かったようで、しばらくすると人は少なくなりました。中国茶が楽しめる茶館も何軒か湖畔にありますが、17時にはもう閉店するようです。確かに茶館や売店が閉まると、ここでは何もすることがありません。日が沈む前にはもう誰もいなくなりました。おそらく昼間は食事の店や売店、お土産物屋さんなど、多くの店が開いていると思います。街灯もまだ点かない18時ごろが最も寂しい時間帯です。中国茶島と対岸ををつなぐ彩虹橋に着いた頃にはすっ...江蘇省常州夜の天目湖

  • 江蘇省 常州 天目湖山水園風景区

    江蘇省溧陽市にある天目湖は緑豊かなダム湖です。湖の周りには天目湖山水園風景区、ゴルフ場や温泉、別荘などもあります。溧陽市の行政管轄は常州市に属していますので、常州市溧陽市になります。中国では市の中に市があったりするのでややこしい。。蘇州市内から天目湖までは車で2時間ちょっとの距離です。おそらく常州から公共バスなどもあるのかと思いますが、どう考えても交通の便が悪そうなところなので今回は車で。天目湖山水園風景区の入園料は観光船の料金も含めたチケットで180元です。観光船に乗らないチケットや乗り合い電動カート付きのチケットなどもあります。休日はそれなりに人が来るみたいですが、混雑していると言うほどでもありません。天目湖山水園風景区の観光モデルルートは、おそらく最初に湖里山へ行って、その後に船で龍興島へ渡り、次に...江蘇省常州天目湖山水園風景区

  • 蘇州 東方之門

    東方之門は蘇州の工業園区にある超高層ビルのひとつです。高さ301.8mのツインタワーは上部で繋がっていて、名前の通り門の形になっています。東方之門が竣工したのは2015年、もうできてから7年も経ったのか。。隣にあるショッピングモールの蘇州中心が完成したのが2017年です。見た目から股引とかズボンビルと揶揄される東方之門。蘇州中心にはよく行くのですが、今まで東方之門の中に入ったことはありませんでした。東方之門と蘇州中心は地下でも繋がっています。地下から行ってみて最初に驚いたのは、全く人がいない。。地下の店は全部と言ってよいほど閉店しています。1階まで行ってみると、営業している店が少しだけありましたが人はいません。全面改装中?なのか、それともテナントが入っていないだけのかは分かりません。2階と3階も改装中のよ...蘇州東方之門

  • 蘇州 虎丘夜游

    夏から秋にかけて、蘇州では夜も園林の入園が可能です。拙政園や網師園などの庭園や虎丘、盤門など多くの園林で夜のイベントが行われています。虎丘の夜の部は18:30~22:00ごろまでです。昼間は休閑カードで入園できるのですが、夜の部は別料金になっています。夜游虎丘で見ることができるのは、雲巌寺塔(虎丘塔)のライトアップと3D演出、表演、レーザー光線、ドローンのショー、剣池や大殿などのライトアップです。この日はあいにくの小雨模様でしたが、涼しくなったので行ってみることにしました。18時を過ぎると係員が昼間の観光客を追い出しにやってきます。でも、広い園内なので隠れて夜までいる人がきっといるはずです。チケットはネット(Ctripなど)で買うと39.9元です。入り口の窓口で買うと70元ぐらいするらしいので、必ずネット...蘇州虎丘夜游

  • 蘇州 山塘街から寒山寺への観光船

    蘇州には古運河や水路を巡る小さな観光船があちこちにあります。最近、山塘街から出発する観光船(七里山塘画航遊船)に寒山寺コースができました。料金は船に乗るだけなら50元です。寒山寺の拝観券付きや寒山寺の麺やお茶とお菓子がついた80元のセットもあります。乗船する場所は山塘街の古戯台埠頭だけで、寒山寺からは乗ることができません。船は山塘街と寒山寺を往復しますが、寒山寺で降りることもできます。ただし、寒山寺で降りても料金は50元で変わりません。船のルートは山塘河⇒外城河⇒上塘河で、往復するとだいたい1時間~1時間半ぐらいの時間になるかと思います。乗船するとまず、山塘河を虎丘方向へ進み、広済路の新民橋を過ぎて星橋が見えたところでUターンします。古戯台埠頭まで戻るとそのまま通貴橋をくぐり、細い水路を進みます。川沿いの...蘇州山塘街から寒山寺への観光船

  • 蘇州 泉屋の焼き鳥屋 小山醤(コヤマチャン)

    蘇州新区の泉屋(イズミヤ)4Fの飲食店街に新しい店ができていました。日式焼き鳥屋さん風の店だったので試しに入ってみることに。4Fの中で最も賑やかな電飾のお店です。見てみるとどうやら山手線沿線の繁華街の看板をコピーした感じです。客席には御徒町駅の路線看板があります。東京の人間ではないので、正確なことは分かりませんが、ぱっと見駅名だけを見ると山手線のようで、路線番号や駅番号は東京メトロ?微妙に間違っていると思われる箇所もありますが、実際の写真などを参照しながら作ったのでしょう、文字の間違いはなさそうです。新宿歌舞伎町やアメ横に、ドンキや大阪王将などの固有名詞も。代々この場所の飲食店は短命に終わっています。イズミヤが開店してからは、店は変わっても経営はずっと洋食屋さんの谷川だったのですが、お店の人に聞くと老板は...蘇州泉屋の焼き鳥屋小山醤(コヤマチャン)

  • 蘇州 滄浪亭と顔文梁記念館

    今日はやっと気温が下がりましたが、今年の蘇州の夏は暑い日が続きました。涼を求めて、久しぶりに滄浪亭とその隣にある顔文梁(顔文樑)記念館へ行ってきました。北宋時代に造られた滄浪亭は、蘇州四大名園の中では最も古い庭園のひとつです。風が吹くと木陰や竹林では、少しだけ涼しさを感じます。とは言え、暑いのは暑いので、早々にエアコンの効いている顔文梁記念館へ移動。。以前は滄浪亭と顔文梁記念館は繋がっていたのですが、今は塞がれています。顔文梁記念館へ行くには外に出てから、解放軍100医院の前を通ってぐるっと回らなければなりません。顔文梁記念館へはいつぶりに行ったのか思い起こしてみると、もう6年ぐらい前でした。過去記事蘇州滄浪亭蘇州滄浪亭の木蓮入り口(正門)にたどり着くためには路地の中へ入っていきますが、近くには案内表示も...蘇州滄浪亭と顔文梁記念館

  • 蘇州 ホテル・ニッコー蘇州

    上海ロックダウンや各地方のコロナ政策の影響で、中国国内でも旅行者が減少しています。(今は暑すぎてというのもあるかもしれません)ホテル需要もかなり落ち込んでいるのだと思います。最近、蘇州にある5つ星クラスのホテルでもかなりリーズナブルな価格設定になっています。当然、蘇州に住んでいると蘇州のホテルに宿泊することは皆無に近いのですが、以前から部屋の大掃除と害虫駆除を一気にやりたいと思っていたので、殺虫剤を大量に蒔いて、ホテルへ一晩避難することにしました。数年ぶり(ほぼ10年ぶりぐらい?)に蘇州市内の5つ星ホテルに宿泊。どこのホテルにしようか迷ったのですが、一度も泊まったことのないホテル・ニッコー蘇州にしてみました。蘇州の高新区で日系のホテルはニッコーだけだったかと思います。近くにあるシャングリラより値引き率は低...蘇州ホテル・ニッコー蘇州

  • 蘇州 七夕と夜店

    今年の中国の七夕は8月4日でした。七夕のイベントやお店のセールなどで夜遅くまで賑わっていました。楓橋景区で歌や踊りのイベントがあるようだったので、仕事帰りに行ってみましたが残念ながら間に合わず。。普段の夜は人気のない場所ですが、多くの人が集まっていました。貸衣装屋さんや写真屋さんも出ていたようで、古代民族衣装を着た若い人達が写真を撮っていました。今の時期は子供や学生さん達も夏休み、蘇州でも若い人達や家族連れ向けに、日本の縁日のような感じの夜店がいろいろな場所に出ています。ここは高新区、濱河路の北の方にある楓津広場(月泊湾中逸広場)。こちらも普段の夜はまったく人気がない場所ですが、1年に1回か2回夜店が出ます。この辺り、何もない所なのでイベントがあると大勢の人達が集まってきます。どんなお店が出ているかという...蘇州七夕と夜店

  • 蘇州 獅子林のカフェ

    獅子林にカフェができたと、蘇周到という蘇州(政府系?)ローカルアプリ上に告知が出ていたので、どのなものかとのぞきに行ってきました。蘇州はこのところ猛暑日が続いていて、先週は台風並みの強風と大雨も降りました。日中はうだるような暑さです。獅子林に入ると不思議なことに外より明らかに温度が低いのが分かります。回廊や木陰に入るとやさしく涼しい風も感じます。庭園にある池の蓮はまだ見頃が続いています。拙政園と比べると池も小さいのでかなり近くで蓮の花が楽しめます。こちらは昔から中国茶が楽しめる茶館のある指柏軒。ここにカフェが併設されたのかと想像していましたが違っていました。獅子林といえば、庭園の至る所にある大小様々な太湖石や、池の周りの太湖石の築山や迷路が最も有名なのですが、とにかく太陽の下は暑いので、普段はあまり長居し...蘇州獅子林のカフェ

  • 蘇州 寒山寺(の中)

    蘇州の寒山寺は日本で最も馴染みのある中国のお寺かもしれません。蘇州に来る団体旅行なら必ず寒山寺は訪れるのでは思います。私の場合、休閑カードという蘇州近郊の観光地の年パスを毎年買っていて、寒山寺もこの休閑カードで入園できる場所に含まれているのですが、人が多いせいもあってお寺の中にはあまり入りません。楓橋夜泊で有名な寒山寺の隣にある楓橋風景区には、散歩がてらしょっちゅう行くのですが。。いつも寒山寺の外側から普明宝塔を眺めておしまいです。(実際、普明宝塔の写真を撮りたいならお寺の外から撮るのが一番)久しぶりに寒山寺の中に入ってみました。現在は入園前に予約が必要となっていますが、実際は予約なしでも入れます。(人が多くなるとチェックされるのかもしれません)寒山寺の入り口は江村橋のある西側だけになっています。天王殿か...蘇州寒山寺(の中)

  • 蘇州 HSK4級受験

    早いもので、中国で仕事を始めてもう10年になろうとしています。でも恥ずかしいことに未だ満足に中国語で会話ができません。。日常生活では、知っている単語を並べて何とか意思疎通はできるのですが、中国語での会議となるともう。。お手上げ状態です。自分の能力を冷静に判断して、今更、中国語ペラペラになれるとは思いませんが、現在の実力はどの程度なのかを知り、もう少しだけでも能力を向上させるきっかけになればと、中国語検定のHSK4級を受けてみることに。受験してみようと思い立ったのが前回の日本一時国の時。受験には費用もかかりますし、せっかくなら合格したいので、中国入国後隔離期間の1ヶ月間を勉強時間に当てようと目論みました。とにかく語彙を増やさないとどうにもならないし、模擬試験を何回も受けて試験慣れしようと日本で買ってきたのが...蘇州HSK4級受験

  • 蘇州 芸圃(Yi Pu) 世界遺産でまったり

    ここ最近、蘇州も日本と同じように猛暑日が続いています。先週も今週もここまで日中の気温が38℃以上、夜も30℃前後でお出かけする気にもなれません。気力を振り絞って?小さな世界遺産の園林、芸圃(YiPu)へ行ってきました。芸圃は古い市街地の細い路地の中にあるので、場所を正確に知っていないとたどり着くのにも苦労します。案内板もよくよく見ないと気付きません。(案内板の場所を知らないと気付かないかもです)きっと初めてここに来る人は、本当にこんな所に世界遺産なんてあるのかと不安になること間違いなしです。芸圃は明代の学者、袁祖庚が個人の邸宅として建てた後、何度か持ち主が変り、庭園も造り換えられてきました。芸圃全体の景色をゆっくり楽しみたいなら茶館に入るのが一番です。私の場合、この茶館があるから何度も芸圃に来ると言っても...蘇州芸圃(YiPu)世界遺産でまったり

  • 蘇州 木読古鎮 木読山塘街と厳家花園

    コロナの影響で江蘇省外からの観光客が少なく七里山塘街がガラガラの時でも、木読山塘街は大勢の人達で賑わっていました。暑いせいもあるのとは思いますが、7月に入っても七里山塘街の方はこんな感じで、まだまだいつもの休日の1/3以下でしょうか。。話を戻して、木読山塘街にある虹飲山房のすぐそばに明月寺がありますが、いつ行っても明月寺には目もくれず?隣接するお寺の麺の店に入ります。麺の店にはお寺に入らなくても外側から入れます。虹飲山房の過去記事はこちら蘇州木読古鎮木読山塘街と虹飲山房明月寺の麺はごく普通の醤油スープのシンプルな蘇州麺。もちろん精進麺なので肉や魚のトッピングはありませんが、木耳、タケノコ、椎茸、揚げなどが入ったお寺の麺が私のお気に入りです。値段もリーズナブルで替え玉無料です。店員さんは、皆きさくなおばさん...蘇州木読古鎮木読山塘街と厳家花園

  • 蘇州 木読古鎮 木読山塘街と厳家花園

    木読は蘇州の南西にある鎮で、地下鉄1号線の西側の終点になります。開発が進み都市化してきているとはいえ、まだまだ田舎の雰囲気が残っています。木読古鎮に行くには、地下鉄1号線の木読駅からだとバスの乗り継ぎが必要ですが、今は地下鉄5号線が開通し、霊岩山駅から霊岩山へも木読古鎮へもバスの乗り継ぎなしで行けるようになりました。霊岩山の過去記事はこちら蘇州木読の霊岩山山塘街と言えば有名なのは虎丘と石路の間にある七里山塘街。七里山塘街には中国各地だけでなく海外からの旅行客もやってきますが、木読山塘街に来るのは蘇州の人達の方が多いです。でも歴史的には木読山塘街のほうがずっと古く、木読古鎮の歴史は蘇州の歴史と同じく2500年以上あります。木読と言えば中国古代4大美女のひとり西施ゆかりの地です。呉の国王、夫差が溺愛した西施の...蘇州木読古鎮木読山塘街と厳家花園

  • 蘇州 獅山天街の火地鉄板焼

    蘇州新区の天街にある火地鉄板焼はリーズナブルな価格で、本格的?っぽい鉄板焼きが楽しめるお店です。もちろんお店には値段の高い品も数多くあるので、高いメニューだけ選べばそれなりの値段にはなるかと思いますが。。私のような一般庶民は、お得セットで十分です。美団(大衆点評)などを見ると、いつでも2人前で200元前後のセットがあります。注文が安くてもちゃんと専属シェフが鉄板の前に立ってくれます。さすがに混んでいる時にはお客1組に対してシェフ1人ではないかもしれません。とは言え、まだこの店が行列ができるほど混んでいるのを見たことはありません。新区の天街以外にも蘇州には何店舗かあるようです。お得セットと言えども、牛肉、海鮮、野菜、デザートと一通り出てきます。また、セット内容によっては締めの炒飯が付いているパターンもありま...蘇州獅山天街の火地鉄板焼

  • 蘇州 高景山風景区 白鶴寺

    蘇州高新区、馬澗路の高景山にある白鶴寺は山の下から上まで建物が連なっており、山一つがすべて寺院になっているような感じに見えます。調べてみると周辺の整備を含め7年ほどの歳月をかけて2006年頃に建立されたようです。(たぶん。。間違っていたらすみません)元々の白鶴寺が建立されたのは唐代で1000年以上の歴史があります。場所は陽山の白鶴峯にあったとされており、澄照寺とも呼ばれていたそうです。高景山にも小さなお寺があったようですが1960年ごろに取り壊され、その後は高景山自体が採石場となって山の大部分が削り取られました。採石場が廃坑になってから再び近隣の住民が無断でお寺を造っていたようです。おそらく違法に建てられたお寺の代わりとしてここに白鶴寺を造ったのかと思います。白鶴寺の建物は山肌に貼り付くような感じで建てら...蘇州高景山風景区白鶴寺

  • 蘇州 初夏の留園

    この季節には今まであまり園林へ足を運ぶこともなかったのですが、先日の拙政園に続いて留園にも行ってみました。留園は中国四大名園のひとつです。蘇州には4つのうちの2つの庭園、拙政園と留園があります。他の2つは北京の頤和園と承徳の避暑山荘です。留園で有名なものと言えば、峰に見立てた大きな太湖石や奇石の数々。冠雲峰は高さが6.5mもあります。こちらも季節ごとに少し違った景色が見ることができます。今の季節はまだ蓮の花には早く、水連の花も多くありません。でも庭園中心部にある池には周囲の緑の木々や建物が映り込んで夏を感じさせます。総面積は3万平方メートルほどあるそうで蘇州では2番目の広さです(1位は拙政園)。広い庭園の中で人が多く集まるのは池の周りと冠雲峰ぐらいなので、他の場所では静かにのんびりすることもできるのがお気...蘇州初夏の留園

  • 蘇州 呉江の黎里(li li)古鎮

    黎里古鎮は蘇州の南、呉江にある水郷古鎮です。今のところまだあまり観光地化されていないので人もそう多くはありません。一部有料の庭園や施設がありますが、古鎮に入って散策や買い物、食事をするだけなら入園料も必要ありません。写真は全て去年訪れた時のものです。2022年5月連休時点では新型コロナ対策で蘇州の観光地、園林などは全て閉鎖されていましたが、おそらく今はもう入ることができるのではないかと思います。黎里古鎮は江蘇省と浙江省の省境に近い場所にあります。現在の行政区画では江蘇省蘇州市呉江区ですが、大昔の春秋時代に呉と越はこの地域の覇権を争っており、その頃は越の支配下にある現在の浙江省嘉興市に属していたそうです。このような歴史が関係していると思いますが一般的な蘇州の水郷古鎮には見かけない、廊棚と呼ばれる屋根に覆われた長い...蘇州呉江の黎里(lili)古鎮

  • 蘇州 まだまだ人の少ない山塘街

    蘇州だけでなく江蘇省全体でも新型コロナ感染者が減少し、2週間前ほど前から蘇州の商業施設や観光地の多くが再開しています。店内の人数を50%以下にすることを条件に店内飲食も可能になっています。普段の生活に関わるショッピングモールなどは結構賑わっているようです。でも観光地の方はと言うと。。まだまだ閑古鳥。いつもの休日なら多くの人で賑わう山塘街もこんな感じです。こんなに人の少ない山塘街を見るのはいつぶりでしょう。コロナ騒動が始まった2020年もそうでしたが、15年ぐらい前の蘇州に戻った気がします。おかげで好きな場所で好きなように写真が撮れます。いつもならこんな所に立って写真を撮っていたら後ろから突き飛ばされるかも。この時はまだお酒を飲むための店は営業禁止でしたが、お土産物屋さんや飲食店などの多くは営業していました。ただ...蘇州まだまだ人の少ない山塘街

  • 蘇州 初夏の拙政園と皮市街

    蘇州の新型コロナ(といっても感染者の大多数は昆山ですが)はようやく落ち着き、世界遺産の園林や公園、飲食店などの営業が徐々に再開されています。日本も似たような感じでしょうが、今年4月~5月の蘇州は暑くなったと思えば、急に寒くなったりでしたが、今は徐々に初夏の様相になってきました。蘇州市内の園林が再開したという話を聞いて早速、拙政園へ出かけてきました。結構賑わっているのかと思いきや、拙政園、獅子林、蘇州博物館近辺の人影はまばら。。新型コロナが広がり始めた2020年の春節ごろに逆戻りした感じがします。。この日は少し曇り空でしたが空気も良くて、庭園からは遠くの北寺塔までしっかり見えました。拙政園も久しぶりに一般開放されましたがお隣の上海のロックダウンはまだ継続中、省外はもとより蘇州市外からもそう簡単には入ってこられない...蘇州初夏の拙政園と皮市街

  • 蘇州 宝帯橋と蘇州呉文化博物館

    蘇州の呉中区にある宝帯橋は唐代に造られた長さ316.8mの石橋です。京杭大運河に繋がっている呉中の澹台湖と、大運河の境目に架かっています。中国に現存する古代橋の中では最長で、現在の橋は明代と清代に修復されたものです。2014年の京杭大運河の世界遺産登録には宝帯橋も含まれています。世界遺産なのですが、そんなに観光客で賑わう場所でもありません。それでも労働節の連休中はまだ新型コロナの影響で閉鎖されていました。もしかすると今はもう入れるようになっているかもしれません。以前、宝帯橋を訪れたのはもう10年以上前で、確かまだ世界遺産でもなかったと思います。あのころは、町工場のような建物が並んでいる汚い場所で最寄りに公共交通もなく、蘇州市内からタクシーで行って、タクシーを待たせて橋を見てから戻って来た記憶があります。今はすっ...蘇州宝帯橋と蘇州呉文化博物館

  • 蘇州 お散歩 金水湾桟橋(環金鶏湖歩道)

    金水湾桟橋は、工業園区にある金鶏湖の南東側(南東の角)に造られた歩行者用の橋です。環金鶏湖歩道の全面開通に合わせて2018年に完成しました。遊歩道の一部なのですが、昼間より橋がライトアップされる夜に人が集まります。地下鉄5号線、金湖駅のすぐ近くにあるので園区以外の住人でも行きやすいです。金湖駅側(金鶏湖大道)側から橋を見るとちょうど”人”の字のような形になっています。こちら側から橋を渡った先には金姫墩公園があります。おそらく今は新型コロナの影響でここも立ち入り禁止になっているのかと思います。写真は全て去年のものです。金鶏湖の北東側に蘇州国際金融中心、北西側に東方之門と橋の上から園区の高層ビル群がよく見えます。以前は何もなかった場所だったのに、この15年ほどで様変わりしました。天気が良い日なら夕方から日没や夕焼け...蘇州お散歩金水湾桟橋(環金鶏湖歩道)

  • 蘇州 お散歩 京杭大運河(何山橋~寒山橋)

    京杭大運河は北京から杭州まで全長1794kmある世界最長の運河です。8つの省とその間には黄河と長江の2つの大河をまたいでいます。蘇州は大運河の南の終点に近い場所になります。江蘇省や浙江省では今でも多くの船が行き交っており様々な物資が運ばれているようです。京杭大運河は2014年に世界遺産に登録されました。でも蘇州の住民にとってはそんなに特別なものでもなく、ただの運河です。特に何山橋~寒山橋の間はつい最近までは荒地だったり、不法投棄されたかようなゴミの山だったりと、近づきたくなるような感じの場所ではありませんでした。荒れ果てていた場所に綺麗な遊歩道ができ、朝晩はジョギングする人達も多く見られます。夜はライトアップされ、若い人達や子供連れ、お年寄りが夕涼みにやってきます。京杭大運河の何山橋~寒山橋間は運河の東側が姑蘇...蘇州お散歩京杭大運河(何山橋~寒山橋)

  • 蘇州 山登り 米堆山(mi dui shan)

    米堆山は太湖の湖畔、光福鎮にある小さな山です。観光地でもないこの場所が何故か数年ほど前から若い人達に人気の場所になっています。今では麓の村に駐車場(1回10元)まであって、更に何らかの観光施設も造ろうとしています。ちょうど駐車場の前にある茶畑から登ると近道です。駐車場で集金している村人がそこから登ってというので問題ありません。茶畑を登りきると山道に出ます。左右どちらに進んでも山に登るための階段がありますのでお好きな方向で大丈夫。あくまでも私見ですが、私は右の方から登るのをお勧めします。右に進むと山を登る階段までの距離は遠いのですが、こちらの方が人も少なくて登りやすいです。ただし一番最後に少しだけ意地悪な箇所があります。階段は段差もさほど高くなく、それなりに道幅もあるので歩きやすいです。とはいえ普段からの運動不足...蘇州山登り米堆山(miduishan)

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