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BL小説『いつか君に咲く色へ』連載中です。人の感情を色で把握できるDKとその色をもたない同級生のおはなし。ゆっくり恋になっていきます。

『ありえない設定』⇒『影遺失者』と『保護監視官』、『廃園設計士』や『対町対話士』(coming soon!)など。…ですが、現在は日常ものを書いております。ご足労いただけるとうれしいです。

風埜なぎさ
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2014/08/13

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  • 【SS】:Release me #11

    はぁはぁと息をついていた響生が、陽詩を見下ろす。そっと目が細められ、優しい手が髪を撫ぜる。ちがうの試してみよっか、と邪気なく言われたとき、陽詩はだから、よもやまだ性交がつづくのだとは思わなかったのだが。髪に触れていた手が背中にまわり、ぐるっと体勢を変えられた。陽詩が響生のうえになる。挿入の角度が変わり、あたらしい性感の息吹に陽詩はうんと背をしならせた。「や、や……きもちいぃの、もう、こわい…」「怖...

  • 【SS】:Release me #10

    響生がいる浴室から、水の粒が床を叩く音がする。先にシャワーをすませた陽詩はパックごはんを温めてレトルトカレーの封を切った。こんなことなら、ちゃんと自炊をしておけばよかった。後悔は先に立たずで、響生が髪をぬぐいながら脱衣所から出てきたときに陽詩に準備できたのは、オールレトルトの夕飯だった。それでも響生は「いーにおい」とうれしそうにわらう。「おなか減ったね」 陽詩が食卓について響生にも向かいに座るよ...

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