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ギンレイの映画とか https://ameblo.jp/shangyou/

主に東京飯田橋のギンレイホールでみた映画について、昔みたのは日記より書いています。

huian
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2014/06/29

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  • 2度目のはなればなれ 2024.11.2 TOHOシネマズ シャンテ3

    これは昨今の高齢者の回顧的な話かと思いきや、ずっと深い視点から語っていた。老人ホームにいる夫婦は二人とも身体が不自由であり、まさにここにいる理由がある。でも…

  • シティ・スリッカーズ 1992.2.18 TBSホール

    人にはそれぞれストレスや悩み、言うに言われぬ事情があって、でもそれを何とか押さえつけ、無理強いしてまでも解消しようとする。ニューヨークでのストレスはどこで解…

  • 捕えられた伍長 2024.11.4 ル・シネマ渋谷宮下

    第二次世界大戦中フランスがドイツに敗れ、休戦条約が成立した後に捕虜収容所に入れられたのはなぜ? フランス軍がドイツ領内で戦っている時に休戦になった。ドイツ国…

  • 仕立て屋の恋 1992.8.18 シネマスクエアとうきゅう

    イールは、孤独な人だ。そんな彼がもしかしたら、同じように孤独な女性を殺したかもしれない、という疑いをかけられている。彼の動向を探る刑事にはどうしてもそう思え…

  • コルドリエ博士の遺言 2024.11.4 ル・シネマ渋谷宮下

    自己を認識するとは何か。自分は自分を分かってるつもりでいる。ものごとの対応は自分の意思で決めて行動し発言する。  しかし二つに分かれた道のどちらに進むかは事…

  • 愛しすぎて 詩人の妻 1995.5.27 シャンテシネ

    これは有名な詩人T・S・エリオットと、彼の妻ヴィヴィアンとの「争い」の物語だ。恋愛して、結婚、順調にいけばそれでよし。うまくいかなければ別れることになる。だ…

  • 人間の境界 2024.5.18 TOHOシネマズ シャンテ2

    ポーランドとベラルーシの間でどんな取り決めがあったか知らないが、双方のそれぞれの思惑が合致したのだろう。国の都合は被害を受ける当事者には関係ないか無視される…

  • 司祭 1996.7.6 シネマスクエアとうきゅう

    去年アメリカで映画のボイコット運動が起こっていたことは知っていた。詳しくは見ていなかったので、てっきりアメリカ映画だと思っていた。それがイギリス映画だったの…

  • 南部の人 2024.10.6 東京日仏学院

    働き方にはいろいろある。時代によって新しい仕事が生まれることもある。この時代のアメリカ南部では農業はサム・タッカーのような収穫時期に合わせて働くことがあった…

  • シクロ 1996.8.16 ル・シネマ

    こんな形の輪タクは見たことなかった。自転車の前方に座る席を付けている。今は夏だから、ベトナムの暑さは実感できる。ほとんど一年中暑いのだろう。汗の引くことのな…

  • 西湖畔に生きる 2024.9.28 新宿シネマカリテ1

    西湖はとりわけ思い入れのある場所だ。二度行ったことがある。暑い時と寒い時、どちらも趣があって忘れがたい。映画の舞台になることもある。中国で最も有名な名勝の西…

  • ジキル&ハイド 1996.9.6 東劇

    有名な話を別な視点から見直しした映画だ。元の話を分かっている上で、この映画を見るのだ。でも、「フランケンシュタイン」にしても「ドラキュラ」にしても、原作のま…

  • 侍タイムスリッパー 2024.9.21 TOHOシネマズ日本橋5

    時代劇を身近に感じられる年代は相当な歳になる。いわゆる団塊の世代あたりで東映の時代劇を見た覚えがあるはずだ。東映以外でも時代劇はあったが子ども向けではなかっ…

  • シーズン・オフ 1992.9.29

    冬の海独特の高い波が打ち寄せている砂浜。若いカップルがピクニックにでも来たようにお弁当をひろげている。そこに、女性が靴を手に持って歩いてくる。そのあとから男…

  • 密輸1970 2024.7.13 シネマイクスピアリ3

    密輸にこんな手があったとは驚いた。これが通用するのなら日本ででも同じことができる。でもこんな話は聞いたことがない。たまたまクンチョンの海女の仕事ができないこ…

  • サラリーマン専科 1996.1.14 松竹セントラル2

    第一作である。たぶんきっと第二作も作られるだろう。いままでの「釣りバカ」に比べてなじみがないものだから、少し軽く見ていたのだが、そんなことはなく、快調な出来…

  • ランジュ氏の犯罪 2024.9.14 東京日仏学院

    小説家でもあるランジュが出版社の社長のバタラを銃で殺して逃げてくる。落ちついた先のパブ兼旅館で、ランジュと一緒に来たヴァンランティーヌは語り始める。酒場にい…

  • サラフィナ! 1993.7.3

    以前「サラフィナの声」を見た。この映画のもとになった舞台を上演しようとする学生の話だった。アパルトヘイトがまだ撤廃されていない時にこういうのをやろうとするこ…

  • ピクニック ピクニックの撮影風景 2024.9.7 東京日仏学院

    郊外に出かけてのんびり過ごす一日、日々の仕事とは違う場所にいると気持ちもすっかり変わる。やらなくちゃならないことはない。食事はレストランでとればいいし、天気…

  • さらば、わが愛/覇王別姫 1994.6.16

    覇王別姫は京劇の演目で、この映画の主人公二人の演じる英雄と姫の物語である。京劇は歌舞伎に似た誇張された演劇で静かに演じると言う感じではなく、ほとんど体力勝負…

  • アルプススタンドのはしの方 2024.8.26 キネカ大森3

    野球に限らずスポーツに疎い私が、アルプススタンドのはしの方に居合わせたらどうだろう。見る気はなく応援せず、ビールでも飲みつつのんびりしたい。それではスポーツ…

  • さよならモンペール 1993.6.19 ニュー東宝シネマ2

    私に娘がいて、仲が良くて、「おとうさん、大好き」なんて、言ってくれちゃって、そんなことを夢想しないでもない。でも実際にはいないのだからむなしい想い、少し寂し…

  • 水深ゼロメートルから 2024.8.26 キネカ大森3

    演劇向きの話と映画向きの話がある。舞台上だけで展開される演劇と、どこにでもいくらでもカメラが動く映画は役割が異なる。手かせ足かせの多い舞台は、その範囲内での…

  • さよなら上海(留守女士)1992.12.5 テアトル新宿

    中国といっても広い、昨日見た「少女香雪」が現代だなんて信じられない。地域格差がとてつもなく大きくて、まるで違う世界が展開しているのが中国という国だ。上海は大…

  • 流麻溝15号 2024.7.27 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    中国が第二次世界大戦が終わって国共内戦を経て、台湾が成立したことは知っていても、その詳しいことも後のゴタゴタもよく分かっていない。今は落ち着いているようだが…

  • サム・サフィ 1992.8.14 ル・シネマ

    ストリッパーのエヴァは仕事場から逃げ出し、あちこちふらふらして後、住み込みの家政婦を始めた。そこはデニスとアルベールのホモのカップルの家。昼間は市役所の窓口…

  • 墓泥棒と失われた女神 2024.8.3 Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下

    一階の切符売り場でチケットを買い、エレベーターで9階へ、そこは別世界。この新しい映画館は内装は黒がメインで、最初行った時は真っ暗な印象だった。実際はそうでも…

  • サブウェイ 1997.1.9 SPACE PART3

    リュック・ベッソンだけど、やはり1984年という時代には勝っていない。あの当時にしては斬新かつ新鮮なイメージだったろうが、それももはや今見ると古い印象になる…

  • クレオの夏休み 2024.8.10 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    ナニーが戻る場所はどこだろう。アフリカの海岸のあるポルトガル語を話す国のようだ。アフリカはフランス語か英語だと思っていたが、ポルトガルも植民していたのか。や…

  • ザ・プレイヤー 1992.10.1 オーチャードホール

    CNNのショービズで見ていると、1位になるような映画はだいたい想像がつく。そこに意外性はまったくないと言っても良い。つまりアメリカ人の好む映画の傾向は、はっ…

  • YOLO 百元の恋 2024.7.6 丸の内TOEI

    ボクシング映画か、ボクシングは見る気がしない。いろいろあって最後に逆転勝利するのばかりだ。しかも中国映画、泣かせる仕掛け満載に違いない、こう踏んだ。それがど…

  • ザ・ファーム 法律事務所 1993.8.13 丸の内ピカデリー1

    ハーヴァードを優秀な成績で卒業すると、就職は引く手あまた、かなりな好条件が望める。アメリカの大学の勉強の大変さの頂点のその又トップを極めれば、うまい口が掛か…

  • 幽霊はわがままな夢を見る 2024.6.29 ユーロスペース2

    富澤ユリが上京して俳優をめざしたがうまく行かず、故郷の下関に帰る。何かをめざすと東京になるのは需要があるからだ。仕事が多くある、特に俳優のように特殊な仕事は…

  • 座頭市物語 2001.6.26 フィルムセンター

    座頭市は見たことがなかったので、いちおう見ておかないといけないかなと思った。痛快な部分も少しあったが、おおむね暗くて辟易。一本見たから座頭市はもういい。  …

  • 化け猫あんずちゃん 2024.7.20 TOHOシネマズ日比谷10

    新聞の紹介記事で俳優が実際に演じた画像を元にアニメにしたという。それに興味を持った。どんな具合になってるか楽しみ。  映画では人の動きを取り入れてCGにした…

  • ザ・スタンド 1992.4.15 試写会

    植物科学者ロバート・キャンベルは若き科学者レイ・クレインとアマゾン奥地で極秘の研究に励んでいた。ロバート・キャンベルは秘密主義者のように研究内容をレイ・クレ…

  • ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 2024.6.22 シネマイクスピアリ10

    クリスマス休暇は家族が集まって祝う大切な時期だ。お正月のようなものですね。日本はなぜかクリスマスまでも導入して祝うように何でも取り入れるけど宗教ぬきでやって…

  • ザ・インターネット 1996.1.27 テアトルダイヤ

    アンジェラ・ベネットは、コンピューターの専門家。今日もインターネット上をあちこち飛び回っている。自宅で出来る仕事だ。いいなあ、らくちんな仕事だなあ、とうらや…

  • 現代人 2024.6.21 国立映画アーカイブ

    何の説明もなく社員がたくさんいる部屋が写る。課長室にいる人は課長だろう。何かにおびえている様子だ。主任と相談をしている。仕事のことを話すようではない。打ち合…

  • 婚礼 1993.3.25 岩波ホール

    字幕でこれが詩人、この人が主人などの説明があり、要するに説明解説がないと理解しにくい映画ではないか。それは私の理解力の低さもあるだろうが、そもそも難しい作り…

  • 東京カウボーイ 2024.6.10 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    企業活動が全世界に広がり、金儲けのためなら何でもするしどこへでも行き、国や国境はないに等しい。もちろん自国の産業を守るための関税はあるが、抜け道はいくらでも…

  • コンタクト 1997.9.13 丸の内ピカデリー1

    小説と映画の違いはあまりない。映画化するにあたって、小説のこまかな部分がけずられたのは仕方のないことだし、全てを描く必要はない。文章と映像は表現方法が異なる…

  • オールド・フォックス 11歳の選択 2024.6.15 新宿武蔵野館3

    父タイライ、息子リャオジエの暮らすアパートのオーナーはこの辺りの地主シャで腹黒いキツネ(オールド・フォックス)と呼ばれていた。彼は成金だ。成金であっても裸一…

  • 怖がる人々 1994.5.17 松竹セントラル2

    第一話「箱の中」 箱とはエレベーターのことで、突然止まってしまったエレベーターに乗り合わせた男女がおかしな風になっていく。おかしなのは主に女なのだが、ひどく…

  • 忘れられぬ人々 2001.10.25 テアトル新宿

    主役の三橋達也、大木実、青木富夫のうち突貫小僧こと青木富夫の顔ばかり見ていた。小津安二郎の初期のによく出ていた。 昭和初期の東京の郊外のいたずらぼう…

  • ごめんなさいアリョーシャ 1986.3.6

    どこにも自分勝手な男はいるもので、インカに子供を生ませた男は、いわゆるプレイボーイみたいで、現に友人のアリョーシャがはるばる彼を探し当て、会いに行った先でも…

  • ハロルド・フライのまさかの旅立ち 2024.6.8 シネマイクスピアリ16

    ふらりと家を出てそのまま戻って来ない。一つの家出のすがた、でもこれは違う。家を出たときは目的があった。手紙をポストに入れること、これだけのことだ。病気の友人…

  • この窓は君のもの 1996.3.30 文芸坐2

       山梨の高校生の夏休みの話。これが現代の高校生の本当の姿なのか。田舎ならこうかな、とも思えるし、時代を超越したような印象があった。高校最後の夏休み、進学す…

  • ありふれた教室 2024.5.31 シネスイッチ銀座1

    考えてみると学校は他の何より他人が行き来し長い時間を共にする場所だ。しかもある程度学生らを統制しなければならない。統制が強制に繋がるのは自然な流れで、昔は学…

  • この森で、天使はバスを降りた 1998.1.31 シャンテシネ

    題名が良くない。SPITFIRE GRILL が原題で、お店の名前というごくさりげないもの。題名はすべからくこうでなくてはいけない。あまりにも内容を言い表し…

  • 母とわたしの3日間 2024.5.25 シネマート新宿2

    この映画を見てて思い出した映画がある。 1954年「エノケンの天国と地獄」 ストーリーはこの世にいた時、悪事を働き地獄に落ちた男が10年の地獄の刑期を終え、…

  • 五人少女天国行(出嫁女)1992.7.24 三百人劇場

    五人の少女がそろって首を吊って死のう、という一種異様な話。でもこの映画を見れば、いたいけな少女たちが死ななくてはならない運命の下に生まれついていることが分か…

  • ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ 2024.5.11 シネスイッチ銀座1

    グアンタナモ収容所はアメリカにとって都合の良い場所にあり、使い勝手のある施設のようだ。アメリカ国内ではないので、キューバなのでなど言い訳が効く。どういう手段…

  • 国境の町 1993.2.26 キネカ錦糸町

    ボリス・バルネットの三本目、エイゼンシュタインの影響を受けていると思った。それはイメージの飛躍というか、思わぬ映像が時たま現われるところだ。  ロシアの二月…

  • 劇場版 再会長江 2024.4.27 角川シネマ有楽町

    6300キロの川の流れをさかのぼると源流に着く。その先のさきっちょの水源を見たい。その想いが彼をして長江に再挑戦させた。NHKの「長江  天と地の大紀行」は…

  • 鼓書芸人 1992.8.11

    北京の鼓書芸人、方宝慶は兄の宝森、妻と2人の娘と暮らしている。鼓書芸人はひとりが弦楽器、もうひとりが太鼓を打ち物語を歌う芸人のことである。  日本でいえば、…

  • 偉人たちとの夏 山田太一

    これはどうしても比較してしまう。比較せざるを得ない。山田太一の小説は好きで読んでいた。脚本家の書く小説らしく簡潔で分かりやすく、そのままシナリオになりそうだ…

  • 心の香り 1992.11.19 テアトル新宿

    北京の京劇クラブに所属する京劇役者の京京(チンチン)は、両親が別居し母方の祖父のもとに預けられることになった。祖父もかつては京劇の名優であった。初めのうちは…

  • 稲妻 2024.4.19 国際映画アーカイブ

    1952年頃の日本はこんな状況だった。戦前を引きずっているし、戦後の勢いもある。特に女性の社会進出は凄まじかった?  新しい憲法のもと、変化が急速に行き渡っ…

  • 心のおもむくままに 1997.5.2 シネスイッチ銀座2

    イタリア映画で、向こうでは評判の原作で、という宣伝に乗せられたのが悪かった。内容は甘い甘い話。アメリカに留学しているマルタに祖母オルガが亡くなった知らせが届…

  • ポトフ 美食家と料理人 2024.4.13 シネスイッチ銀座2

    主人公二人の関係がわかりにくい。また彼らはレストランを開いているわけではないようだ。だったらなんで生計を立てているのだろう。貴族か何かで働く必要がないのだろ…

  • 極楽特急 1993.2.1 SPACE PART3

    上流社会の生活がどんなものか知らないし、近づきになれるわけでもないから、どうでもいいようなものだけど、上流とは、金持ちと理解している。鼠小僧治郎吉が金持ちか…

  • RHEINGOLD ラインゴールド 2024.4.6 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    ジワ・ハジャビはクルド系の音楽家のもとに生まれた。幼い頃からピアノを習わされたが熱心ではなかった。ピアノとラップは関係ない。あえてこじつければ、音楽、歌? …

  • 告発 1995.5.16 日比谷映画

    アメリカ映画によくある裁判劇である。ただし、従来の裁判物にはなかった視点がある。「告発」する相手が刑務所なのだ。アルカトラズというサンフランシスコにある刑務…

  • ゴッドランド GODLAND 2024.3.30 シアター・イメージフォーラム2

    アイスランドは北極圏に近く、しかし地面は熱い。火山島で最近も噴火は盛んだ。アイスランドの情報は少ない。遠い国だからということもある。しかし近い国を知っている…

  • 五月のミル 1990.7.16 ガスホール

    ミルは心やさしい田舎のおじさんだけど、しゃれている。世の中のいろんなこと、いろいろと経験してきているといった感じ。ミルはミシェル・ピッコリがやっているから、…

  • 落下の解剖学 2024.3.23 TOHOシネマズ日本橋3

    題名とちょっとした宣伝文句だけで想像して、鑑賞を躊躇することがある、よくやる間違いだ。この映画がそうだった。なんとなく避けているうちに終わっていることがよく…

  • こうのとり、たちずさんで 1992.10.20 シャンテ シネ2

    道路の真ん中に線が引いてあって、そこを一歩越えると別な国、人工的に引かれたただの線に過ぎないものが、かつてあったベルリンの壁よりも高い場合もある。そんな目に…

  • 52ヘルツのクジラたち 2024.3.2 シネマイクスピアリ11

    問題を抱えた人たちが集まってきても問題は解決されることはない。時代が問題を連れてくるのか、問題がただ表面化するだけなのか、昔からあったことが別なはっきりした…

  • 幸福の設計 1995.12.13 ユーロスペース

    アントワンとアントワネットはアパートの屋根裏部屋に住んでいる。金が無いのでラジオを聞くか小説を読むくらいで映画にもいけない。アントワネットが買った宝くじが8…

  • PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて 2024.3.9 TOHOシネマズ日本橋1

    eスポーツが現れてどのくらいだろう。小さな画面のゲームの進化系だ。稚拙な動画から家庭のテレビにつながって、今やいくらでも大きくできる。映画館のスクリーン大に…

  • 項羽と劉邦・その愛と興亡 1996.11.22 テアトル新宿

    紀元前の話、中国の歴史は永遠のように長い。私はこういう歴史物はまったく苦手。主人公の二人の名前さえ知らなかった。そしたら、家に漫画だけど、彼らのことを書いた…

  • コット、はじまりの夏 2024.3.12 新宿シネマカリテ2

    夏休みの話はよくある。でもこれは典型的ではない。変な話ではなく、あえて面白さだけを追求していない。小説だから映画だからと極端を求める人もいる。衝撃的事件が起…

  • 恋人たちの食卓 1995.7.1 シネヴィヴァン六本木

    台湾映画はホー・シャオシェンばかりではない。一口に中国映画と言っても、三つある。中国本土のもの、香港もの、そして台湾だ。言葉も異なれば、歴史的背景の違いもあ…

  • フィリピンパブ嬢の社会学 2024.2.24 K’s cinema

    フィリピンパブは知ってる。行ったことないので、どんなところか知らないけど、どんな感じかは想像できる。客として女性と話をするのは苦手で、行かないのはそのせいだ…

  • 恋に落ちたら… 1993.5.25 試写会

    アメリカ映画でよくある警察もの、デ・ニーロ、ユマ・サーマン、ビル・マーレイ、これだけスターが勢揃いして、ちょっと冴えないのはなぜなのか。  ドラッグの売人の…

  • 枯れ葉 2024.1.13 シネマイクスピアリ1

    これ恋愛映画というのだろうか。恋愛には違いない。結婚するかはわからないけど、相当いい仲になった。デートは質素なもので映画に誘ったり、ディナーに行ったり。特別…

  • 恋する人魚たち 1991.10.29 銀座シネパトス

    世の中で誰が一番気になる存在か、というと、恋している時は別にして、家族になるのが普通だろう。友だちが一番っていう時もあるが、生まれてから死ぬまでのつき合いに…

  • ティメー・クンデンを探して 2024.2.17 ヒューマントラスト有楽町2

    一台の車がチベット高原を走っていく。車に乗っているのは映画監督、カメラマン、ドライバー、そして社長と呼ばれる男。一行はチベット歌劇『ティメー・クンデン王子の…

  • 恋するシャンソン 1998.8.1 ル・シネマ

    ストーリーはいつものフランス映画で、家族や恋愛のあれこれ。そこに音楽が絡まる、そのおもしろさ、最高!  この映画に出てくる歌をみんな知っていたら、もっと楽し…

  • 白日青春 生きてこそ 2024.1.27 新宿シネマカリテ1

    パキスタン難民の少年ハッサンは香港生まれ、言葉も香港のもので、家族とともにカナダへ移住することを夢見ていた。ところがある日、父が交通事故で亡くなり夢は奪われ…

  • ゲンセンカン主人 1993.8.13 シネマアルゴ新宿

    第一話『李さん一家』  第二話『紅い花』  第三話 『ゲンセンカン主人』  第四話『池袋百点会』  つげ義春の四話のオムニバス四本の内、三本まで見て、これは見…

  • ファースト・カウ 2024.1.6 新宿武蔵野館2

    話の頭とお尻が繋がっているのは、後からわかってくる。それはここでは書かない。  料理人のクッキーと中国人移民のキング・ルーは、アメリカン・ドリームを求めてオ…

  • 原始のマン 1993.5.21 試写会

    エンシノというのはたぶん地名で、主人公の通っている高校がエンシノ高校というのだった。California Man というのが原題で、それを原始のマンと邦題を…

  • ビヨンド・ユートピア 脱北 2024.1.18 TOHOシネマズシャンテ2

    脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の今回のミッションは、すでに中国に入って山間で迷う家族を手助けすることだ。緊急なことは慣れているが、これは今までになかった…

  • ケロッグ博士 1996.9.20 ユーロスペース

    いつの時代も人間、一番気になることは自分自身のこと、それも健康問題。世界情勢がどうのこうの、ということも大切なことではあるが、一応そういうことが落ちついてい…

  • サン・セバスチャンへようこそ 2024.1.20 TOHOシネマズ日比谷8

    アメリカ人がヨーロッパに憧れる気持ちは、そのまま映画にも当てはまる。ウッディ・アレンは1935年生まれ、大戦後の文化を享受した世代になる。コメディアンから俳…

  • ゲット・ア・チャンス 2001.1.20 有楽町スバル座

    これは見る前に想像していた通りの物語だった。あくまでもポール・ニューマンをかっこよく見せるための道具立てを整えて、はいどうぞ、という具合。  銀行強盗の罪で…

  • 市子 2023.12.9 シネマロサ2

    市子は気持ちを高揚させるため、好きで口ずさんでる心地の良い歌で落ち着こうとした。彼女の声が耳に残って、映画が終わって映画館を出て人混みにまぎれても音が残り続…

  • 訣別の街 1996.10.15 ニュー東宝シネマ1

    ニューヨーク市長ジョン・パパス(アル・パチーノ)は将来的に大統領をめざしている。市長としての失敗は許されない。しかし警官とマフィアの癒着が表に出ることもあり…

  • ほかげ 2023.11.25 船堀シネパル2

    ほかげは火影か灯影と書く。めったに使わない言葉、ろうそくの火の影、光は暗く影も薄い。10ワットの電球かもしれない。冒頭からそんな場面が続く。  暗い中で何を…

  • ケス 1996.6.3 シネヴィヴァン六本木

    ビリー・キャスパーがハヤブサを古屋で見付け、それを飼い始め、餌付けさせ、自分の手に乗せるまでに仕上げた。それはどういう理由からだろう。空を飛ぶハヤブサがまる…

  • 父は憶えている 2023.12.14 新宿武蔵野館2

    ロシアに出稼ぎに行っていたザールクが23年ぶりに帰ってくる。いったいロシアで何してたのか、どうして今か、誰が知らせたのか、疑問だ。それをさておいて彼はもどっ…

  • 月光の夏 1993.6.18

    実際にピアノを習うまで、ピアノがこんなにも難しいとは思ってもみなかった。三ヶ月もやればめどが付く位に考えていたのだから、実に甘かった。まあ、この年になって始…

  • PERFECT DAYS 2023.12.23 シネマイクスピアリ1

    公衆トイレの清掃の仕事をじっくりと見た。世田谷区のトイレは新しくて先端を行くデザインで目を引く。どうせ清掃をやるならあんな綺麗なトイレがいいな。よくある公園…

  • 月下の恋 1997.1.18 シャンテシネ3

    デイヴィッド・アッシュは、亡くなった妹ジュリエットの幻覚に悩まされていた。30代になった彼の元に届いた手紙から亡霊に惑わされている家族の存在を知った。クリス…

  • 満月の夜 2023.12.16 シネマブルースタジオ

    満月の夜は眠れないで悶々とするらしい。それは知らなかった。満月に向かって吠える、は聞いたことがある。イタリア映画にあった、月光の冷たい光に反応する「カオス・…

  • 砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード 1992.12.25 文芸坐2

    これは好きだ。こういう映画は好みだ。我が家に帰ったような懐かしさを感じさせてくれる。それはこの映画が1970年に作られたものであることも大きく関わっていると…

  • Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン 2023.5.22 ポレポレ東中野

    これは2005年に作られたドキュメンタリーで、今回のは2022年に再編集したものだ。父親が倒れて後のことが加えられている。私が帰国事業を知ったのは「キューポ…

  • 刑事エデン・追跡者 1993.2.5

    映画を見ていると、宗教がらみのものが多い。主にキリスト教だが、この映画ではユダヤ教だ。ユダヤ人は相当多いはずだが、長い黒い服を着て、ユダヤ教の生活を送ってい…

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