「壁の向こうの友人」の打ち上げは21時過ぎに終了。とてもいい舞台だったと思う。さて。もう、終わっちゃったかな。としまえん。半ば諦めつつ、都営地下鉄大江戸線の豊島園駅で降りて、としまえん正門に寄ってみた。驚いた。としまえんの正門は帰ろうとしない人たちでいっぱいだ。自分がこの場を立ち去ってしまったら、それがとしまえんの本当の終わりになってしまうとでも思っているかのように、正門前は帰路につこうとしない人たちで二重三重の人垣ができていた。そうだよね。僕らは、としまえんの時代に生まれて、としまえんの時代を生きてきた。だから、としまえんの最後の灯が消えるまで、見守ってあげるのが僕らの務めだよな。いつまでも正門前から動こうとしないみんなの肩を、涙雨が濡らし続けてた。正門前の様子を見届けて、ふと思いついて東ゲート入園口の方に回...としまえん余話
今日、としまえんは94年の歴史に幕を下ろす。我が家はとしまえんのすぐ近くなので、長男が生まれた17年前からずーっと、木馬の会(としまえんの年間パスポート会員)だった。夏のプールに、春秋冬の遊園地に、小さかった長男と次男を連れて何百回、としまえんに来たか分からない。長男も次男も、としまえんに育ててもらったようなものだ。次男も小学校高学年になったあたりから私ととしまえんには来てくれなくなったけれど、としまえんには、可愛かった子どもたちとの思い出がそこら中にちらばっている。としまえんが自分たちの日常から消えて無くなってしまうなんて想像もしなかった。いや、正確にはここ数年、何度も「閉園〜跡地利用」の噂が出ては消えていた。でも、そういう噂は、まるで、「自分の親がいつかは死んでいなくなってしまう」というのと同じくらい、漠然...今日でさよなら
昨日の自分+1受験生にエールを送る!7
このブログに何回か登場した戯曲家・演出家の高橋いさをさん(以下「いさをさん」)に頼まれて、とある舞台の法律監修と名古屋弁指導をさせて頂いている。その作品の名前が「壁の向こうの友人」だ。「名古屋保険金殺人事件」という1979年から1983年にかけて実際に発生した事件を題材に、被害者の兄と死刑囚となった加害者の交流を描いた短編。被害者の兄は板垣雄亮さん、死刑囚を若松力さん、面会に立ち会う刑務官を林田航平さんが、それぞれ演じられる。3人の役者さんは私がかつて小劇場界の端っこでお仕事をさせて頂いていた頃からお付き合いさせて頂いている上谷忠さんが代表を務めるJ.CLIP(https://www.j-clip.co.jp/company/)所属の役者さんで、上演する劇場は新宿御苑前にあるサンモールスタジオ(http://w...「壁の向こうの友人」本番直前
ちょっと用事があって苗場に来ている。今から12年くらい前(だったと思う)に買ったリゾートマンションだ。とこう書くと、すぐ、「このブルジョワ野郎め!」とかチャチャが入るのだが、別にブルジョワでも金持ちでもない。なんせ、購入金額は(家具込みで)100万円だった。中古車以下の価格である。売ってくれたのはご高齢の神田の歯医者さん。バブル前に新築で購入されたそうだが、契約時に、「子どもも孫も、みんなこのマンションに泊まりに来て、スキーは苗場で覚えてね。もう、私もお迎えが近いから身辺整理しなくっちゃ。造り付けのカリモクの家具があるんだけど、どうせ他で使うわけにもいかないんだから、よかったら差し上げますよ」と笑って仰っていた。というわけで、おそらく100万円の3分の1位は家具代である。「私は新築時に3000万円で買ったんだけ...苗場より
昨日より、今日より、明日。受験生にエールを送る!6
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