としまえん余話
「壁の向こうの友人」の打ち上げは21時過ぎに終了。とてもいい舞台だったと思う。さて。もう、終わっちゃったかな。としまえん。半ば諦めつつ、都営地下鉄大江戸線の豊島園駅で降りて、としまえん正門に寄ってみた。驚いた。としまえんの正門は帰ろうとしない人たちでいっぱいだ。自分がこの場を立ち去ってしまったら、それがとしまえんの本当の終わりになってしまうとでも思っているかのように、正門前は帰路につこうとしない人たちで二重三重の人垣ができていた。そうだよね。僕らは、としまえんの時代に生まれて、としまえんの時代を生きてきた。だから、としまえんの最後の灯が消えるまで、見守ってあげるのが僕らの務めだよな。いつまでも正門前から動こうとしないみんなの肩を、涙雨が濡らし続けてた。正門前の様子を見届けて、ふと思いついて東ゲート入園口の方に回...としまえん余話
2020/08/31 23:37