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  • 吟遊詩人の世界@国立民族学博物館

    大阪の国立民族学博物館。エチオピア、タール沙漠、ベンガル、ネパール、瞽女、志人、モンゴル、マリ。はじめてネパールを旅したときにバスの窓から売りつけてきたサーランギという楽器の歴史、モンゴルのシャーマニズムと現在のラップなんて実に興味深いものだった。とくに瞽女さんについての展示は足を止めてじっくりと観た。瞽女唄という口承文芸は「瞽女が唄う唄が瞽女唄だ」とのことばの通り、雑多で多種多様な要素を含み持つものであった。伊平タケ、杉本キクイ、小林ハルと3人の瞽女さんの唄を聴き比べることができ、あまりのちがいに驚かされる。そして家々で受け取るコメや大きな風呂敷の旅道具による実感。展示の中には越後瞽女人形があって、「大和物産作」とある。これは僕が持っているものとたぶん同じ、横尾元則作だ。新潟の中学校教師だった人らしい。...吟遊詩人の世界@国立民族学博物館

  • 「米軍統治下の「島ぐるみ闘争」から現在の沖縄を逆照射する」@神保町月花舎

    「米軍統治下の「島ぐるみ闘争」から現在の沖縄を逆照射する」と題したイベントを開催しました(2024/10/27、神保町月花舎)。『米軍統治下での「島ぐるみ闘争」における沖縄住民の意識の変容』を上梓した村岡敬明さん(大和大学准教授)による研究内容の紹介。特定のスタンスに依ることなく膨大な一次資料を分析し「ナマの声」を蘇らせるアプローチです。それから西脇尚人さん(沖縄オルタナティブメディア)と自分を交えたトーク。たとえば次のような話題が興味深いものでした。●沖縄の「反復帰派」は決して少数ではなかったこと。現在の独立派へとつながる流れがあること。●沖縄問題を語るときの当事者性。「~から問う」とのテーマ設定には主語も目的語も不在であり、「沖縄に寄り添う」という常套句には欺瞞があること。生活権・生存権を脅かされる者...「米軍統治下の「島ぐるみ闘争」から現在の沖縄を逆照射する」@神保町月花舎

  • 齋藤徹生誕祭@横濱エアジン

    関内の横濱エアジン(2024/10/27)。TaikoMatsumoto松本泰子(vo)TaiichiKamimuraかみむら泰一(ts)MasaoTajima田嶋真佐雄(b)YuKimura木村由(dance)YokoIchikawa市川洋子(お話)YoshieUmemoto梅本よしえ(p)MaiWatanabe渡辺麻衣(vo)いい時間でした。ありがとうございました。テツさん、昨日はあっち側で69歳。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●齋藤徹音の旅行社@中野SweetRain(2024年)徹の部屋ふたたび不在の在~『齋藤徹の芸術コントラバスが描く運動体』出版記念@いずるば(JazzTokyo)(2023年)『私の城』(2022年)齊藤聡『...齋藤徹生誕祭@横濱エアジン

  • 塩田千春『つながる私(アイ)』@大阪中之島美術館

    世界とコネクトする回路を巨大にしたような世界観であり、いきなり遠近感を失ってその回路の中に放り込まれる。美術館の外に出ると世界がこれまでとはちがう相にあり、安部公房『方舟さくら丸』を思い出させてくれた。塩田千春『つながる私(アイ)』@大阪中之島美術館

  • 『石岡瑛子 I デザイン』@兵庫県立美術館

    兵庫県立美術館。これを観たらパルコ文化・セゾン文化がどうのと軽く言えなくなるほどの熱量。レニ・リーフェンシュタールへの共鳴もわからなくはない。井上光晴の本のデザインが石岡瑛子だったことは発見。笠井紀美子とかマイルス・デイヴィスの『TUTU』とかコッポラの『ドラキュラ』とか、展示をはがしてダッシュしたい。『石岡瑛子Iデザイン』@兵庫県立美術館

  • 今井祝雄―長い未来をひきつれて@芦屋市立美術博物館

    前衛集団「具体」の会員だったからといって、今井祝雄には、吉原治良、白髪一雄、田中敦子、村上三郎のようにマテリアルや肉体での世界への働きかけといった面はない。むしろ世界との関わりを醒めた眼で一歩引いて眺めつつ、関わりを棄て去れない自分を作品として昇華させているような感覚。それは記録媒体そのものやそれが捉える具体性への固執にもつながっていて、何年間もの毎日の自撮りを並べた《デイリーポートレート》では河原温を、また歩いた経路を地図に記録しつつ写真を撮る《ウォーキング・イベント曲がり角の風景》ではポール・オースターの『ガラスの街』を思い出させてくれた。どちらも世界との関わりを切実に求めた作家であったし、一見白けたような今井祝雄にもそのようなものを感じた。同じ場所で赤信号と青信号のときに露光する《時間の風景/阿倍野...今井祝雄―長い未来をひきつれて@芦屋市立美術博物館

  • うむうむ。@横濱エアジン

    関内の横濱エアジン(2024/10/25)。うむうむ。HiromasaSadaoka定岡弘将(ds)AkikoFuruyama古山晶子(ts)YukariSekiya関谷友加里(p)関西の独特なベースレストリオ「うむうむ。」、ついに関東上陸。サウンドはまろやかでもあって、たとえばファーストセット終盤に定岡さんがドラムを叩きまくっても(メンバーから「うるさい」と・・・)、懐の深いトリオサウンドに包まれていた。前に雑誌『Jaz.in』の記事のためインタビューしたとき、テナーの古山さんは倍音の大事さを話してくれた。ライヴで<TheWaterIsWide>を演ってうっとりさせられたのけれど、やはりチャールズ・ロイドへのオマージュでもあったのかな。ピアノの関谷さんが指向する「芯はあるんだけど耳に痛くない」音にも納得...うむうむ。@横濱エアジン

  • 大阪でのパエド・コンカ

    クラリネット奏者のパエド・コンカさんは東京でも多くのギグを行っているけれど、大阪でしか体験できない組み合わせでの演奏があり、連日足を運んだ。●2024/10/20StudioT-BonePaedConca(cl)StePper(dance,electronics)RabitoArimoto有本羅人(tp,bcl,etc.)StePperは足元の衝撃を電気信号に変換し、机上のエレクトロニクスとともにサウンドを創出する。身体の動きが楽器ではないパスを通じて音になり、電気信号になろうとなるまいとその場での物理的な音と重なる。つまり通常のミュージシャンは楽器やデバイスを操作する人なのだとして、StePperの場合にはそのレイヤーが衝撃音、衝撃から変換される二次的・三次的な音、エレクトロニクスと三重に重なっている。...大阪でのパエド・コンカ

  • 詩+低音@大阪Jazz On Top ACTⅢ

    大阪のJazzOnTopACTⅢ(2024/10/20、マチネ)。UtakoYamauchi山内詩子(vo)TomomiAzuma東ともみ(b)Guest:JetWong黄啓傑(tp,vo)「詩+低音」というデュオユニット。山内詩子さんは「隠(ONU)」というヴォイスグループのメンバーだということで気になっていたし、先日渋谷の公園通りクラシックスで西島芳さん・栗田妙子さんのピアノデュオに曲を提供した東ともみさんの名前(と、客席での存在感)も記憶にあった。サウンドは一貫して安定していながらも心地いいマチエールがあって、ずっと愉しんで聴いた。ゲストの黄啓傑(ジェット・ウォン)さんのカッコいいエンターテイナーぶりもよかった。すばらしいし、それぞれ他のステージでもぜひ観てみたい。FujiX-E2,XF35mmF1...詩+低音@大阪JazzOnTopACTⅢ

  • アルタードステイツ@湯島Bar道

    湯島のBar道(2024/10/18)。KazuhisaUchihashi内橋和久(g)MitsuruNasunoナスノミツル(b)YasuhiroYoshigaki芳垣安洋(ds)Bar道の大久保さんが前からやるぞやるぞと煽ってきて、先日呑みに行ったらゴンドウトモヒコさんと作戦会議をしていて、これは来なければならない。90年代にはじめて新宿ピットインでアルタードステイツのライヴを観て、その後機会がなくて、たぶんそれ以来。だから断言もできないのだけれど先鋭性がポップ性といい感じに丸く融合するようになっていて、いつなんどきでも愉しめるサウンドだった。FujiX-E2,XF35mmF1.4,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●内橋和久I-I(内橋和久+山本達久+坂口光央)@代々木上原HakoGal...アルタードステイツ@湯島Bar道

  • 自由部活女子 — 大前チズル+吉田野乃子@大阪Studio T-Bone

    大阪のStudioT-Bone(2024/10/19)。ChizuruOhmae大前チズル(p,vo)NonokoYoshida吉田野乃子(as)Guest:RabitoArimoto有本羅人(tp)ずっと生で観たいと思っていた大前チズルさんと久しぶりの吉田野乃子さん。センチメンタルでアグレッシヴで気持ちいい。野乃子さんは確信犯のようにピキピキ音で爆走してまた最高。有本羅人さんも女子部に参入した。FujiX-E2,XF35mmF1.4,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●大前チズル大前チズル『RoyalFolks』(2017-18年)●吉田野乃子トータル・ノック・アウト・オーケストラ記事(Jaz.in)(2024年)RooftopCamels屋上駱駝@なってるハウス(2021年)『TotalK...自由部活女子—大前チズル+吉田野乃子@大阪StudioT-Bone

  • アンサンブル・シッポリィ@神戸100Ban Hall

    神戸の100BanHall(2024/10/19)。KaoriNishijima西島芳(p,voice,synth)TsutomuTakei武井努(ts,cl,fl)YukiNakayama中山雄貴(tb)RabitoArimoto有本羅人(tp,bcl)音の重なりを手探りするグループ。リズム隊がいないため、所与のものではなく自分たちで時間を作り出さなければならない。管の持続音が場の空気を醸成し、ピアノの減衰音が時間の有限性を意識させる。四人の重なりには色気があって、残響はすなわち残り香。『VeryShippolly』、『DancingShippolly』に続く作品がたのしみ。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●西島芳西島芳+市野元彦@上町...アンサンブル・シッポリィ@神戸100BanHall

  • 神田綾子+潮田雄一+内田静男@千駄木bar isshee

    千駄木のbarisshee(2024/10/5)。AyakoKanda神田綾子(voice)YuichiUshioda潮田雄一(g)ShizuoUchida内田静男(b)力能を即興の場に放つとき、関係性はもちろんのこと、どのようなものが他者が提示するのかを摸索するプロセスがある。これが緊張感を生む場合もあれば、手探りで噛み合わない場合もあるだろう。この日は互いに力能にも演奏の揺らぎ自体にも信頼があったのか、とてもよい形となった。誰もがためらうことなくアクセルを踏み、それがみごとに交感の一部となっていた。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●神田綾子喜多直毅+神田綾子@松本弦楽器(2014年)木村由+神田綾子@国分寺ArtxJazzM's(20...神田綾子+潮田雄一+内田静男@千駄木barisshee

  • 『渋さ知らズ』(ミュージック・マガジン)

    渋さ知らズ、8年ぶりの新作『渋吼』。不破大輔さんにお話を聞いて、『ミュージック・マガジン』2024年11月号に寄稿しました。ご一読ください。ところでなかなか着る機会のない渋さTシャツ。●不破大輔渋さ知らズfuwaworks@入谷なってるハウス(2024年)渋さ知らズ@なってるハウス(2023年)渋さチビズ@なってるハウス(2023年)川口義之+不破大輔+山口コーイチ+岡村太+高橋保行@なってるハウス(2022年)石渡岬+不破大輔@千駄木BarIsshee(2022年)不破ワークス@なってるハウス(2020年)加藤崇之+不破大輔+藤掛正隆+元晴@荻窪ルースターノースサイド(2019年)渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)渋さチビズ@なってるハウス(2019年)青山健一展「ペタペタ」とTheSpaceBa...『渋さ知らズ』(ミュージック・マガジン)

  • 乾千恵『17のピアソラ・タンゴ』@島本町・長谷川書店

    大阪の右上、京都の手前にある島本町の長谷川書店にて、乾千恵さんの個展『17のピアソラ・タンゴ』。タッチからざざざざざと澄んでも濁ってもいる音が聴こえてくる。書もまた相対することで出来上がりだけでなく書かれたプロセスも共有させてくれるよう。長谷川書店は素敵な本屋さんで、僕の本と千恵さんの絵を並べてくださっていて嬉しかった。千恵さんがぼろぼろになるまで読み込んだ斎藤充正さんのピアソラ本も置いてあった(新版準備中だとか)。数年前にお宅を訪ねたときびっくりしたものだけど、今回もまたびっくりした。千恵さんが好きな喜多直毅さんのCDを預け、野村喜和夫さんのシュルレアリスム小説集『観音移動』を買った。せっかく来たし、サントリー山崎が生れるきっかけになった名水が出る水無瀬神宮に参拝。乾千恵『17のピアソラ・タンゴ』@島本町・長谷川書店

  • 長沢哲+松本一哉@不動前Permian

    不動前のPermian(2024/10/14)。TetsuNagasawa長沢哲(ds)KazuyaMatsumoto松本一哉(perc)対照的にも思えるふたりの打楽器奏者の共演。松本さんは微かな音で「そのあたり」からの響きをつくりはじめる。次第に場に充満する世界は面的でもあり、また響きの時間を重ね合わせれば立体的でもある。長沢さんのアプローチは無数の色とりどりの点から面へ、そして立体へ拡げてゆくもので、ときに松本さんの周波数と重なるのは驚異的だ。セカンドセットでは、松本さんは点を集めて長沢さんと並走するという逆のアプローチ。非常に細かい解像度を持つふたりの音の数々が聴く者を包んだ。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,XF35mm1.4●長沢哲長沢哲+山田衛子@不動前Permian(20...長沢哲+松本一哉@不動前Permian

  • 喜多直毅+神田綾子@松本弦楽器

    代々木の松本弦楽器(2024/10/12)。NaokiKita喜多直毅(vln,cello)AyakoKanda神田綾子(voice)狭い親密空間でのインプロヴィゼーション。この日はふたつのおもしろさを発見した。ひとつはヴォイスとヴァイオリンの「運動」性であり、相互に即応するのはさすが。もうひとつは、ヴォイスがその性格上ナラティブ的だとして、ここでのヴァイオリンもまた説話のようであったこと。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●喜多直毅喜多直毅タンゴ四重奏団@雑司ヶ谷エル・チョクロ(2023年)『私達が失ったものWhatwehavelost』『奈良のある日の朝DiePflichtRuft』(2023年)久田舜一郎+喜多直毅@松本弦楽器(202...喜多直毅+神田綾子@松本弦楽器

  • 木村由+神田綾子@国分寺Art x Jazz M's

    国分寺のArtxJazzM's(2024/10/10)。YuKimura木村由(dance)AyakoKanda/神田綾子(voice)はじめはふたりとも同じ場所にいる。ヴォイスがその場でのダンスを語るようでもあり、ダンスがヴォイスを吸って動きに変換するようでもあり。セカンドセットでは由さんが周囲で遊ぶ。仮面のためか、ファーストセットで見えた双方向のヴェクトルはここには見当たらず、まるで互いの存在を感知しながらも異なる並行世界でのふたつのナラティブのよう。ヴォイスはデュオでありつつもソロならでは、折伏ということばが浮かんできた。FujiE-X2,XF35mmF1.4●木村由マクイーン時田深山+木村由@月花舎(2024年)「水のかたちPraiseofShapelessness」@アトリエ第Q藝術(2024年...木村由+神田綾子@国分寺ArtxJazzM's

  • 創立100周年記念「知の大冒険—東洋文庫 名品の煌めき—」@東洋文庫ミュージアム

    東洋文庫ミュージアムの展示に思わず興奮。『山海経広注』、ラッフルズの『ジャワ誌』、杉田玄白訳の『解体新書』、朝鮮通信使の記録『朝鮮聘事』、『ラーマーヤナ』、いちいち楽しい。本という物体は脳のなにかを刺激する。ここにはマルコ・ポーロの『東方見聞録』が80種類も収められているそうである。前にスリランカの箇所を読んだら、聖なる山スリー・パーダに鎖で登っていて笑ったことがある。たしかに最後はきつかった。他の地域についても、700年以上前に変人が見聞きし妄想した内容を自分の記憶と照らし合わせて読んでみたい。(モンゴルのウランバートルにはかれの銅像があった。)創立100周年記念「知の大冒険—東洋文庫名品の煌めき—」@東洋文庫ミュージアム

  • 西島芳+市野元彦@上町63

    横浜の上町63(2024/10/12、マチネ)。KaoriNishijima西島芳(p,vo)MotohikoIchino市野元彦(g)関東での西島さんのデュオ祭りも最終日。市野元彦さんのギターはアンビエント的で「丁々発止の即興」のようなものではない。そんなことも、また曲か即興かどうかなんてことも、まったく関係のない魅力が「手を使って実際に弾く」ことにより生まれている。響きが発せられるあとも、発せられるであろう前でも、ギターの音のひろがりが西島さんの和音がもたらす世界の包絡線と重なり、すばらしいサウンドになっている。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●西島芳西島芳+栗田妙子@公園通りクラシックス(2024年)沢田穣治+西島芳+本藤美咲@成城...西島芳+市野元彦@上町63

  • 幽けき刻 with 中山晃子@公園通りクラシックス

    渋谷の公園通りクラシックス(2024/10/11)。KanonAonami蒼波花音(as)FumiEndo遠藤ふみ(p)ToruNishijima西嶋徹(b)AkikoNakayama中山晃子(alivepainting)空気感ということばがあるとして、「幽けき刻」のサウンドは一足飛びにそれを表現しようとするものではなく、音を伝える媒体そのものとの対話を試みているもののように思えた。演者の相対するものが空気感ではなく空気だとすると、それは音楽の方法論に依拠せずかなりのおそろしさを伴うにちがいない。そしてサウンドの魅力もそのおそろしさからくるにちがいない。ペインティングはミクロな領域から宇宙的な領域までを往還し、対話の力をさらに増した。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElma...幽けき刻with中山晃子@公園通りクラシックス

  • 宇野邦一+江澤健一郎+鴻英良編『アンチ・ダンス』

    ダンス批評家の竹重伸一さんの知己を得て、共著で執筆しておられる『アンチ・ダンス』(宇野邦一+江澤健一郎+鴻英良編、水声社、2024年)を読んでみたらとても刺激的でくらくらした。土方巽や室伏鴻の舞踏とはなんだったのか。自分の身体はどこにあるのか、ひとつにみえて本当にひとつなのか、抜け出ることのできるものなのか。出るとすればどこに出るのか。「無為」とはなにか。生と死とのはざまでどのように反逆し痙攣しうるのか。ダンスと即興音楽のあり方には共通するところもまるで異なるところもあるだろうけれど、批評のあり方もまた。宇野邦一+江澤健一郎+鴻英良編『アンチ・ダンス』

  • インプロヴァイザーの立脚地 vol.24 加藤崇之(JazzTokyo)

    インプロヴァイザーの立脚地vol.24加藤崇之–JazzTokyo●加藤崇之加藤崇之+神田綾子@東中野セロニアス(2024年)zekatsumaカルテット@新宿ピットイン(2023年)松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2022年)吉田達也+加藤崇之+神田綾子@公園通りクラシックス(2022年)松風鉱一@西荻窪clopclop(2021年)エレクトリック渦@阿佐ヶ谷YellowVision(2021年)神田綾子+加藤崇之@下北沢NoRoomforSquares(2021年)松風鉱一@本八幡cooljojo(2021年)神田綾子+加藤崇之@下北沢NoRoomforSquares(2021年)松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2020年)夢Duo年末スペシャル@なってるハウス(2019年...インプロヴァイザーの立脚地vol.24加藤崇之(JazzTokyo)

  • クリス・ピッツィオコス、7年ぶりの来日(JazzTokyo)

    #1326クリス・ピッツィオコス、7年ぶりの来日–JazzTokyo●クリス・ピッツィオコスフィリップ・ホワイト+クリス・ピッツィオコス『Collapse』(-2018年)クリス・ピッツィオコス+スサナ・サントス・シルヴァ+トルビョルン・ゼッターバーグ『ChildofIllusion』(2017年)CPユニット『SilverBulletintheAutumnofYourYears』(2017年)JazzTokyoのクリス・ピッツィオコス特集その2(2017年)クリス・ピッツィオコス+吉田達也+広瀬淳二+JOJO広重+スガダイロー@秋葉原GOODMAN(2017年)クリス・ピッツィオコス+ヒカシュー+沖至@JAZZARTせんがわ(JazzTokyo)(2017年)CPユニット『BeforetheHeatDe...クリス・ピッツィオコス、7年ぶりの来日(JazzTokyo)

  • 『Turbo Lotus』(JazzTokyo)

    #2348『TurboLotus』–JazzTokyoAyakoKanda神田綾子(Vocalizations)MattHollenberg(ElectricGuitars,BassVI,BulbulTarang)PatrickGolden(Drums)●神田綾子楠直孝トリオ@東中野セロニアス(2024年)神田綾子+土屋秀樹@池袋FlatFive(2024年)加藤崇之+神田綾子@東中野セロニアス(2024年)「水のかたちPraiseofShapelessness」@アトリエ第Q藝術(2024年)moments-MamikoHosokawaphotographedbym.yoshihisa@代々木上原hakogallery(2024年)神田綾子+楠直孝+吉木稔@東中野セロニアス(2024年)神田綾子+土屋秀...『TurboLotus』(JazzTokyo)

  • 西島芳+栗田妙子@公園通りクラシックス

    渋谷の公園通りクラシックス(2024/10/7)。KaoriNishijima西島芳(p)TaekoKurita栗田妙子(p)明確で美しい一音一音から夢見るような世界を展開する栗田さん、和音で包絡線を描き出すような西島さん。デュオとなるとそれぞれのキャラが気持ちよく浮き彫りになるよう。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●西島芳沢田穣治+西島芳+本藤美咲@成城学園前CafeBeulmans(2024年)playingonablanket@堀切アイレアメノ(2023年)YukariEndoProject『DROP,DROP,SLOWTEARS』レコ発@渋谷公園通りクラシックス(2023年)YukariEndoProject『DROP,DROP,...西島芳+栗田妙子@公園通りクラシックス

  • 松本竣介展@ときの忘れもの

    ときの忘れものにて松本竣介展。自分の知る松本の作品は多くはないけれど、近代美術館などで目にするたびにしばらく足を止めた。今回もDMの《Y市の橋》なんて、淡くて茶色で緑色で、静かに立体をぱたぱたとたたんだようで、じつに良い。●参照鉄道と美術の150年@東京ステーションギャラリー松本竣介展@ときの忘れもの

  • 坂田明+住倉カオス+竹下勇馬+オータコージ@千駄木bar isshee

    千駄木のbarisshee(2024/10/1)。AkiraSakata坂田明(as)KaossSumikura住倉カオス(g)YumaTakeshita竹下勇馬(self-madeinstruments)KojiOtaオータコージ(ds)疲れ果てていたので坂田さんだと思いよろよろ辿り着いたけれど、来てよかった。4人ともアメーバ的というのか不定形の凄みがあった。ぎゃふん。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●坂田明ヨシュア・ヴァイツェル+永井千恵+坂田明@稲毛Candy(2024年)BIGFOOT@秋葉原GOODMAN(2024年)坂田明withTRAVISANOTRIO@千駄木BarIsshee(2024年)クレイグ・ペデルセン+マーク・モ...坂田明+住倉カオス+竹下勇馬+オータコージ@千駄木barisshee

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