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2014/02/17

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  • マドンナの選択

    何もする予定なかったけど、他サイト様に影響されまくって、ついつい書いてしまった司のバースデーSS。いつもより短いですが、思いつきでバババッと書いてしまったと言うことでご容赦ください。笑では楽しんで下さいね♪「、、、道明寺って、どうしてあたしのことを選んでくれたの?」いつの日か、心底不思議そうに彼女が俺に聞いたことがあったけど。それは逆だろ、と思わずつっこんでしまいそうになった。ホントなら俺がそう問...

  • ガラスの林檎たち 47

    初めて、抱いて、と彼にねだれたのは、結局共に暮らし始めてから一年以上経ってのことだった。牧野つくしではなく、城宮雫としての誕生日、、、14歳の誕生日を迎えた、その日のこと。欲しいものはあるかと尋ねられて、あなたが欲しい、と初めて彼に強請った。その意味はわかっているはずなのに、素知らぬふりをするものだから、悔しくて、目の前で身につけているもの全てを脱ぎ去ったのを覚えている。彼の感情のない視線が自分を...

  • ガラスの林檎たち 46

    パリンっ ガシャンっ ガチャンっ皿とグラスの割れる音。先ほどから何度この音を聞いたか、、、。「雫ちゃんっ、何度言ったらわかるの!?ナイフとフォークはこう持つって、さっきから何度も説明しているでしょう!?」グイ、と恵がつくしの手を強引に引いて、持ち方を教える。さっきから同じやり取りが何度繰り返されたかわからない。何が気に入らないのか、恵に言われたとおりのテーブルマナーは守れてるつもりなのに。何度も強...

  • ガラスの林檎たち 45

    本日二回更新です♪44話読み飛ばしのないようにお願いします♪それからほんの何日かのうちに、城宮家の養女として貴之たちに引き取られた。引き取られてから、驚くことはたくさんあったけど、やっぱりどこからどこまでが敷地内なのかわからない豪邸とその使用人の数に、まずは驚かされた。すごい、超金持ちなんだ。そんなありきたりな感想しか抱けないほど面食らって、少し気後れしてしまったのを覚えている。普通の生活なんかしたこ...

  • ガラスの林檎たち 44

    44話と45話 1話の量が短いので本日二回更新です。読み飛ばしのないようにお願いします♡「___雫」そう呼んだその人は、酷く優しい目をしていた。慈しむような、懐かしむような目をして、、、わたしを見つめていた。そんな目で見つめられたのは、もしかしたら初めてだったかも知れない。今まで触れあってきたどんな大人も、必ず私を見つめる目は嫌悪に満ちているか、哀れみを感じているか、行為前の下品な視線か、、、そのどれか...

  • 12月31日

    『右肩』の続編となっています。まだ読んでいない方はそちらからどうぞ^^12月31日を聴いてから二時間で書き上げました。楽しんで下さいね♪去年のことを思い出す度、溢れ出して止まらなくなる涙がある。あの大晦日。小さな部屋に、ひとりぼっち。ふったのか、ふられたのか。結局恋の終わりを決めたのはどちらだったのかわからないまま、ただ機械的に物を食べて。仕事をして。睡眠をとって。仕事納めを迎えて、そういえばもう...

  • ガラスの林檎たち 43

    それから何日か、、、ううん、何週間か経って、目標金額の百万円を達成した私は、亜門のアパートから身一つで飛び出した。殆ど逃亡に近いかも。彼に残した物と言えば、ありがとう、とお礼を書いたメモとその横に合い鍵を置いていった程度。なんだか彼とは長い時間を共有したような気になっていたけれど、そんなこともなくて、実際に一緒にいた時間は振り返ってみれば驚くほど短かった。今から考えれば、散々食べさせてもらって、生...

  • ガラスの林檎たち 42

    「、、、どういう、、、イミ?」「そのままの意味。二日間熱はさがらねえ、囈言っつうか、言ってることはいちいちめちゃくちゃで、なんか乗り移ってんのかと思ったし」「なんていってたの、私」「ん~、、、あんたの息子に縄つけて柱にくくっとけ、とか?クソババアはこっから出てけ、とか。今後一切誰々には近づきません、とか。後、雨がどうたらっつってたな。それも延々同じ事ばっかで流石に気味悪いっつうか。一体どんな夢見て...

  • ガラスの林檎たち 41

    ___それから・・・あんたと釣り合う家の人だし・・・○○○にはああいう人が合ってると思う言った瞬間、苦い後悔が広がった。胸が苦しくて、自分は何て残酷で、ただの偽善者なんだろうと思った。聞いた彼の顔色が一瞬でガラリと変わって、頬を殴られた。勿論手加減してくれたとわかっているけど、頬の端が切れて、口の中に血の味を感じて、、、それが彼自身の心の傷のようで、胸が抉られた。暴力を振るう男は大嫌い。でも、私はそ...

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