育休中、読書録や仕事のことを徒然なるままに。娘は2013年10月末誕生。
元新聞記者、今は別のメディアで編集職、そして育児休業中。社会保険労務士の資格勉強しています。東京勤務、今は夫のいる岐阜県で山を眺めながら過ごす毎日。
2024年12月
12月15日子どもたちは夫と「名探偵コナン展」@金山、へ。わたしは南山大学でやっていた「AnticipationDialogue」の講演会へ。未来語りのダイアローグ。現状の「原因」を探すのではなく、未来を描き、そこにたどり着くにはどうするかの意識を、本人と周囲の人とで語り合う。第一人者のフィンランドの方の語り方がとてもナチュラルで、楽しく聞くことができた。が、途中休憩のところから退席、金山で合流して子どもたちと帰宅。夫が娘に誕生日プレゼントとして「Instax」を購入。ちょっと高級過ぎないかな、、夫は子どもたちへの誘導(?)にご褒美を使う。叱ったり怒ったりするよりずっといいと思うが、どこかバランスを考えてしまう。12月16日仕事は休みの平日月曜日。何してたんだろう・・・そうだ、3年ぶりくらいに洋服整理大会...12月15日、16日の日記
12月14日 金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』を聴き終わる
「中年はどう生きるか?」をテーマにしたという本書。オーディブルの対象だったので、数日前より聴き読み?していた。複雑な感情を複雑なままに、言葉をたくさん使って表現する文体は好きな方だ。司馬遼太郎みたいにブツ、ブツ、とつぶやく形はあまり好きではない(が、今は広島文献としてあた『街道をゆく』を読んでいる)。ナチュラルボーンチキン。「ナチュラルボーン」って表現をたまに聞くが、和製英語?と思っていたら、普通に英語慣用句のようだ。natural-born=生まれつきの。読了しても、このタイトルドンピシャなエピソードは出てきた記憶がないが、ひとまず面白く最後まで聴いた。金原ひとみは私と同い年なんだなあ。中年になり、何に飾ることもなく、他人を意識しすぎることもなく、平穏を心掛けて傷つかぬよう面白くなく生きてもいいし、潰え...12月14日金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』を聴き終わる
山本文緒という作家の日記を2冊読んだ。すい臓がんで亡くなるまでの数か月と、うつ病で闘病していた期間の数年のもの。後者は、彼女がわたしとほぼ同い年の時期のもの。「(直木賞を受賞し)作家として生きられるようになり、優しい夫と再婚して、どうしてうつになるのかと思うが自分でもわからない」というような内容だが、確かどこかで「これまでに歯を食いしばって何者かになろう、と仕事でもプライベートでも心を使い尽くしてきた時間が長すぎて、それが達成されても消耗感は消えないのかもしれない」みたいなことを書いていた。(表現はたぶん全然違うのだがそういうニュアンスのこと)。わたしにもその意識がこれまであったのかなかったのか、どちらかというと薄かったかもしれない。それはそれで、もっと頑張ればいいのでは、頑張ればよかったのでは、と少し後...12月13日日記を書く
2024年12月
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