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アヴァンギャルド精神世界 https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

本当のなつかしさ、本当のやさしさ、そういったしみじみとしたものだけが好みです。 気になるもの 錬金術、冥想、瞑想、オカルト、坐禅、気功、ヨーガ、オーパーツ、超能力、霊能力、前世記憶、PTSD、トラウマ、修験道、アトランティス、レムリア、ケルト、クンダリーニ,チャクラ、洗脳、情報操作、テレビっ子、個人主義、疎外、おひとり様、悟り世代、アセンション、無私、敬虔、清貧

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2013/11/11

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  • 恐怖あおりの先

    ◎地獄に落とすだけのものとハッピーエンドとに分かれる恐怖をあおって人間の行動を半強制させるのは、古典的な手法であって、無形なものは社会全体の因習としての圧力であり、マスコミや法規制による行動誘導であって、最近のコロナ・ワクチンの件で典型的である。宗教、スピリチュアルの世界では、ネガティブ予言によって金を集めたり、カルト教団にあっては、集団自殺したり(人民寺院)、武器を集めて立てこもって官憲と戦ったり(ブランチ・ディビディアン)、被害者五千人の毒ガス・テロを行ったり(オウム真理教)することがある。だが、まともな宗教には、恐怖あおり予言はあるが、必ずその後に崩れることのない幸福な時代が到来する予言が必ずついているもの。逆に言えば、ハッピーエンドを保障しないネガティブ予言は、ためにする予言に過ぎないということ。聖書黙...恐怖あおりの先

  • 囲碁、将棋、チェスなどの賞味期限切れ

    ◎内宇宙の神秘に万人が向かう易、西洋占星術、四柱推命などの占術も至福千年の到来が近づくにつれて、だんだん当たらなくなることは予告されている。大学入試センター試験や運転免許試験で電子デバイスを使ったカンニングがあるのではないかとは、巷間囁かれるところ。そういうことが可能になったということは、試験の公平性が保てなくなったので、厳密には試験の意味が問われているということ。囲碁も将棋もチェスもコンピュターの方が人間より強くなった。チェスは10年以上前だろうか。プロ囲碁棋士の中には、対局中の休憩タイムか何かに、スマホの攻略ソフトで指し手のヒントを見て指すのを婉曲に指摘された棋士もいたやに記憶する。本人の名誉とか諸々があるので、そこはあからさまには伝えられないが、実態はそういうことだったのだろう。今は、将棋の王将戦が行われ...囲碁、将棋、チェスなどの賞味期限切れ

  • 日本人の心の変調が行動に出る

    ◎身勝手犯罪から治安の悪化、官憲コントロールからの逃避全国各地で、連日日本人の心の変調が行動に出ている。2022年1月28日さいたま県ふじみ野市で、60代の男が、90代の老母の弔問に来ただけの医師を監禁し自宅に立てこもり殺害、他の医療関係者も猟銃で殺害する。2022年1月15日大学入学共通テスト日に、思うように学力が上がらなかった19歳の女子大学生が、カンニングをする目的で家庭教師紹介サイトに高校2年の女子生徒を装って登録。試験中に東京大学の学生らに試験用紙の画像をスマホで撮ってスカイプで送信し解答を依頼した。2022年1月15日東大本郷で大学入学共通テスト日に、17歳の高校生が、自分の成績が下がったからと言って無関係な人々を殺傷。2021年10月31日のハロウィンに、仕事や友人関係がうまくいかないとして、東京...日本人の心の変調が行動に出る

  • スワディスターナ・チャクラ

    ◎気力涵養から霊を逐う猫下方三チャクラの一つスワディスターナ・チャクラは、臍下丹田のことで、下丹田。この世間を生きていくためには、どうしてもスワディスターナ・チャクラの強化、開顕は必要である理由が、クンダリーニ・ヨーギ本山博の説にも見える。ここは気力の座。『特にスワディスターナチャクラは、身体のもっている根源的なエネルギーであるシャクティというのが、プラーナつまり神様の気と―つになって、いわゆる物理的な次元の身体にかかわっているところから超えてゆくためには、このチャクラが目覚めて、身体の根源的なエネルギーである性的なエネルギーを十分に使えるようになっていないと、実際にはなかなか上へ上がりにくい。その意味で、スワディスターナというのは、チャクラを目覚ます中でも特に重要なチャクラなのです。』(チャクラの覚醒と解脱/...スワディスターナ・チャクラ

  • 強いられた本気、自然にあふれ出た本気

    ◎国や社会や集団や組織の論理と求道項羽と劉邦でお馴染みの項羽は、兵に本気を強いることで、四、五倍の人数の敵を何度も打ち負かした。また川を背にして陣を敷き、兵に勝つしか生き延びる道はないと分からせて、憤志を起させ敵を打ち破る作戦は歴史上何度も実例がある。彫刻、工芸品などでよく言われるのだが、中国の工芸品で精巧なものは、日本のそれと違って、ある種の緊張感がある、と。それは、駄作を出そうものなら、命がなくなるからである。わが国の特攻隊は、国家神道という社会からの強制圧力をバックボーンに敵艦に必死の攻撃を為さしめた。要するに国や社会や集団や組織の論理で、わが命まで賭けて危険なことをさせるのは、大は以上のような実例から小は上司の厳しい指示まで、枚挙に暇はない。オウム真理教事件だって似たようなところがある。だが、悟りを求め...強いられた本気、自然にあふれ出た本気

  • 戦前の行者、修験者の生活

    ◎木食など戦前の忍者藤田西湖は、子供の頃武蔵五日市に住んでおり、三峰方面の行者、修験者、山伏について行き、彼らの生活ぶりをつぶさに見ていた。まず食物は、三度三度の米飯ということはなく、松の甘皮や木の実をメインとするらしい。火は晴れの日はレンズで日光を焦点に集めて起こし、曇天の火は竹と桐を摩擦させて起こす。履物は山の登り降りに都合の良い一本歯の下駄。また彼らには、遠隔地と交信する超能力天眼通があるようで、黙想して坐り、つと立ち上がると、指を空に向けて動かして信号通信のようなことをして加賀の白山とか羽後の羽黒山などと話をする。また速足では、一日280キロを行く者や、300キロの荷を背負って日に80キロを行く猛者までいた由。(以上参照:忍術からスパイ戦へ/藤田西湖P283-286)最近では、山岳修験、山岳仏教というと...戦前の行者、修験者の生活

  • 忍者の意識覚醒術

    ◎眠らぬ工夫戦前は、中国戦線などに向けて、日本人スパイ(特務)が多数投下された。沖正弘、中村天風などがそれ。そうした一人に藤田西湖がいる。彼は、忍者甲賀流14代の宗家。冥想修行と同じく、意識をはっきり持ち、眠らないことについては、忍者も同様の必要性を抱えている。曰く、老人は眠り少なく、若者は眠りが多い。痩せた人は眠り少なく、肥えた人は眠り多い。また心が敏く急わしい人は眠り少なく、心暗々として悠長な人は眠りが多い。また行儀固く自志を乱さぬ者は眠り少なく、行儀不正にして平臥を好み自堕落な者は眠り多い。更に平生嗜み強く、臥するにも帯を解かず、衣類を薄く着て寒さを厭わず、大酒大食をせず、淫乱を慎み、万事覚悟ある者は、睡眠少なく、眠っても覚めることが早い。あるいは、物事を苦にすることが多く、最愛の子女を失い、または親兄弟...忍者の意識覚醒術

  • 文明の精華を拾いあげてみる

    ◎愛は、かそけく失われやすく自分からは主張しないもの文明の成績というものは、その文明が何人神知る者を出したかということ。神知るにも二段あって、見神見仏と神人合一。神人合一となればさらにハードルは高い。ソドムのロトの例のように神知る者の少なすぎる文明は滅亡する。その点で、世界を一色に染め抜いた近代西欧文明は、心もとない。手にスマホを持って歩いたり運転したり、ファースト・フードを食べるというのは、世界共通のライフスタイルとなったが、それが文明の業績というのでは、人類はここ一万二千年何をしてきたというのだろう。文明の栄華の跡は、文学や神話、宗教経典、モニュメント、建築、伽藍、芸術作品、音楽だったりするのだが、16世紀以降に限定すれば、人口に比し、あまりにも神知る者の手に成る成果物が少なかったのではないか。現代アートに...文明の精華を拾いあげてみる

  • 日本の狂気、世界の狂気

    ◎パックス・アメリカーナ1945年8月15日、日本は敗戦となり一夜にして軍国主義で染まった狂気を、狂気として認識せざるを得なくなった。昨日まで一億火の玉、撃ちてし止まん、欲しがりません勝つまではと唱えていた多数の人々が、ヤンキーになった。昨日まで正気であった軍国主義は、一夜にして狂気となった。人は一片の廉恥心もなく、困惑もなく、それに堪えるものなのだろうか。そうしたタイプの狂気からの脱出はもう一回あることが予言されている。予言とは、文字による予言ではなくて、出口王仁三郎率いる古神道本流の教団が、大正10年と昭和10年の二度にわたって官憲による大弾圧を受けたことを指す。彼の説明によれば、本番においては、外国がこの「狂気からの脱出」を実行するのであって、日本人が自らの手で行うわけではないとする。最初の一回目は194...日本の狂気、世界の狂気

  • 賢者の石と秘密の容器

    ◎石ではない石ハリーポッターでおなじみの賢者の石。3世紀のゾシモスは、これを『石ではない石』と呼んだ。例の『体験ではない体験』と言い回しが似ている。バシリウス・ヴァレンティヌスは、これを『完全統一体』と呼んだ。『さて,そこで是非ともお話させていただきたいのですが,多くの人々がこの石を探すことに携わっておりますけれども,それにもかかわらずその石を捜し当てた人はほとんどおりません。それはその石が一般に知られることを神が望んでいらっしゃらないからなのです.その石は.真実を愛して虚偽を憎み,昼も夜もわれらの術を熱心に研究し,心を神に集中して偽りのない愛を神に捧げる,神の思し召しに叶う少数の人びとのために神が留保している贈り物と見なされるべきものなのであります.』(魔法と錬金術の百科事典ロウズマリー・エレン・グィリー/著...賢者の石と秘密の容器

  • 思想の終りの時代

    ◎みかけだおしの平和思想が文明を進展させてきたということはある。だが、古代エジプト由来の、生にのみスポットライトを当て、死をことさらに見ないようにしてきた、近代西欧文明は、世界核戦争により自壊の時を待つ。この文明で何が極限に達したかと言えば、いわば強欲であり、自意識は世界全体の富やら権力やら異性をわが物にするまでその限界を認識しようとしない。負けず嫌いというは易いが、自分自身がいつ死ぬかもわからないということや、たとえその野放図な欲望が成就したとしても永続するものではないということを無視してかかった蛮勇の者たちのいさかいの行きつく先は、全面核戦争であって、その心の不安定さは、地球の大変動の引き金にもなっていくのだろう。セルフ・イクスプレッション、自分に合った職業の成れの果てがそんな末路なのだろうか、マニピュラ・...思想の終りの時代

  • 運命を改善するテクニックなど

    ◎それでも人間性は楽しさをあこがれ続けるらしい運命を改善するテクニックと聞けば、国民貧困化のこの時代に大いに関心をそそられるし、大学生頃までの自分も確かにそうだったと思い当たる。ダンテス・ダイジの詩から『楽しさをあこがれ続けるらしい運命はあるらしい冬が終わって春が始まるように運命を改善するテクニックもある天命に流されるというのもある地獄のどうどう巡りもあるだろうこれも過ぎ去る変易しないものが何一つないのであれば一体、人間性という渇望に何が言えるというのだそれでも人間性は楽しさをあこがれ続けるらしい』(老子狂言/ダンテス・ダイジから引用)出口王仁三郎の随筆か何かに、冬に桜に花を咲かせることはできるが、その桜はまもなく枯死するといったことが書いてある。それも運命改善なのだが、冬の運命の時期は、やがて暖かい幸運の春の...運命を改善するテクニックなど

  • 山崎弁栄

    ◎世界すべてが南無阿弥陀仏山崎弁栄は、明治から大正にかけての念仏者。24歳にして無量寿如来を見仏。浄土宗では、見仏をもって一つの到達点と評するようだ。見仏した場所は、筑波山麓であり、古神道家なら用いないであろう場所で念仏三昧。『常陸国筑波山麓より一里半ばかりか、山頂より二丁ばかり南の方にて立身石という巌窟あり。此処にあって凡そ一ヶ月、次に場所をかえて一ヶ月。身に纏う処は半素絹、食物は米麦、そば粉などしつかにて大きな山なれども夜分は山中一人にて、まこと静閑にて三昧を修するには最適当にて候」』その時の偈『弥陀の身心は法界に遍く、衆生、仏を念じ、仏もまた念ず一心専念にして能く亡ず所果満じて覚王独り了々』これは、世界すべてが南無阿弥陀仏で遍く成っており、生物すべてが南無阿弥陀仏、仏も南無阿弥陀仏を念じ、いつか南無阿弥陀...山崎弁栄

  • 長く読めなかった老子狂言-2

    ◎何も知らないうちが花なのだダンテス・ダイジの未公刊の詩集『老子狂言』の中に、長く読めなかった詩が二篇ある。その二。『すべてを知り尽くすこの世とあの世―――存在と絶対無―――生と死の秘密を、すべて知る尽くすことほど、(←原稿のまま)大きなわざわいはない。何も知らないうちが花なのだ。それでも、花はかれ果て、実になろうと欲する。余りの苦痛にもかかわらず花は散って、実を結ぼうとする。私は、なぜそうなっていくのか知らない。』(ダンテス・ダイジ/老子狂言から引用)大悟した後に彼の人生で出会うすべての人物の顔を事前に見たほどの人物が、『すべて知り尽くすことほど、大きなわざわいはない。』と言ってみせる。人間や社会や世界の最も醜悪な部分をも知ることほど気が滅入るものはないから、ロマンも叙情もへったくれもなくなる。至福を知るある...長く読めなかった老子狂言-2

  • 長く読めなかった老子狂言-1

    ◎悟りとは至福のことではなかったのか?ダンテス・ダイジの未公刊の詩集『老子狂言』の中に、長く読めなかった詩が二篇ある。その一。『果てしない旅幸福は、外的な状態に依存してあるのではない。あらゆる方法や修錬によって、至福を知るのだ。内面のただ一人だけの充実に向かって、苦難の果てしのない道をやみくもに走り続けるのだ。君が君にオーケーと宣言した時が君の情熱の消える時だ。そして君は、灰色の穴ぐらの中に自己満足とあきらめの日々を暮して死んでいく。ただ量り知れぬ秘められた情熱だけが、幸福や至福の彼方へ甦える。何と果てしない旅だろう!』大悟覚醒して、至福の何たるかを知った後も一個の人間として『灰色の穴ぐらの中に自己満足とあきらめの日々を暮して死んでいく。』のだとは、ね。なるほど。読めないわけだ。長く読めなかった老子狂言-1

  • 四つのパーフェクト-5

    ◎絶対者の戯れと「どうでもいい」ダンテス・ダイジの四つのパーフェクトの第四のパーフェクトの本文。『4.決して言語化できないエヴリスィング・OK!なにもかもいいんだ!』(出典:アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジP8)これについては、彼自身の補足がある。『ついでに君の四つめの宝物を述べておこうそれはいかなる形式も持っていないどうでもいいということさえもどうでもいい。』(上掲書P10から引用)これのヒントめいたものが、かれの未公刊の老子狂言にある。『人間的安定は、絶対者の戯れと正反対の立場にある産みの苦しみは本当に産みの苦しみだ人間性は、完全な束縛を願い、そしてまた、あらゆる束縛からの解放を願う観念的であるということは現実的であることだ現実的行動派は実は余りに夢想的なのだ確実なものが何一つないここで...四つのパーフェクト-5

  • 四つのパーフェクト-4

    ◎只管打坐ダンテス・ダイジの四つのパーフェクトの第三のパーフェクトの本文。『自己と世界とを完全に透明にして色即是空・空即是色あるいは、絶対無限慈悲・慈悲即絶対無。』(出典:アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジP8)ダンテス・ダイジは、道元のことが大好きで、正法眼蔵も相当に読みこんでいた形跡がある。道元の正法眼蔵第二巻摩訶般若波羅蜜の冒頭。般若心経の冒頭を引く。『観自在菩薩の行深般若波羅蜜多時は、渾身の照見五蘊皆空なり。五蘊は色受想行識なり、五枚の般若なり。照見これ般若なり。この宗旨の開演現成するにいはく、色即是空なり、空即是色なり、色是色なり、空是空なり。百草なり。万象なり。』(大意:観自在菩薩が、智慧の完成を目指し一生懸命修行をする時、その姿全体を構成する五要素を観照したらすべてが空だった。五...四つのパーフェクト-4

  • アナハタと心臓病

    ◎もともと愛のチャクラであるアナハタクンダリニー・ヨーギ本山博が、日本に比べればヨーロッパやアメリカでは心臓病で死ぬ人が多い、と唱える。それは、食べていく環境が日本に比べればよほど苛酷であるために、他の人を攻撃してでも水や食物を確保しなければならなかったり、生き物を殺して食べて行かなければならなかったりするからである。その結果、欧米の生活習慣や宗教は、攻撃的であるとする。もともと愛のチャクラであるアナハタは、外にエネルギーを出して働く力があるが、こうした環境下では、攻撃的になって相手をやっつけるような悪魔的な形、自己愛として働く。彼はこのように自己愛、自己保存の原理で働くのを、アナハタが攻撃的に動くと呼ぶ。日本でも心臓病が肉食の食習慣が増えて来たことで増加したが、まだまだ、欧米の方が心臓病になりやすいのは、彼ら...アナハタと心臓病

  • 四つのパーフェクト-3

    ◎クンダリニー・ヨーガダンテス・ダイジの四つのパーフェクトの第二のパーフェクトの本文。『身心から離脱して神と合一する久遠にして無限なる絶対至福。』(出典:アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジP8)そのヒントは、『クンダリニー・ヨーガは不二一元観にその立場を持ち霊肉二元を経過して絶対実在にいたる』(上掲書P38から引用)不二一元は、シャンカラのヴェーダンタの基本理論。霊肉二元とは、出口王仁三郎の霊主体従を思わせるが、身心から離脱して神と合一するのは、著書『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』でダンテス・ダイジ自身が図入りで説明している。肉体から離脱して何時間あるいは何分で絶対実在なる神に到達できるかは、疑問のわくところだが、25段階がほのめかされており、何日か、何年、何百年かけて到達するようなこと...四つのパーフェクト-3

  • 四つのパーフェクト-2

    ◎マントラ禅・丹田禅ダンテス・ダイジは、人間には四つのパーフェクトがあるとする。1.身心一如による自己と世界との絶対的一体感。2.身心から離脱して神と合一する久遠にして無限なる絶対至福。3.自己と世界とを完全に透明にして色即是空・空即是色あるいは、絶対無限慈悲・慈悲即絶対無。4.決して言語化できないエヴリスィング・OK!なにもかもいいんだ!(出典:アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジP8)これらは、固い言い回しだが、ヒントがある。第一のパーフェクトについては、『マントラ禅・丹田禅は、心身一元観の上に心身一体を経過して身心一如にいたる』(上掲書P38から引用)彼は、マントラ禅の極みは、身心ともなるエクスタシーであるとし、また丹田禅の極みは、見性つまり見神とする。さらにマントラ禅と丹田禅の違いは、マ...四つのパーフェクト-2

  • 四つのパーフェクト-1

    ◎実用性と無用性人間にとっては、幸福であることがよいことである。だが、その幸福は大別して、四つに分けられる。物質レベルの願望充足、精神レベルの願望充足、アートマン、ニルヴァーナ。この四つは、実用性つまりメリットがあるという見地と無用性に分けられる。実用性がある立場とは、物質レベルの願望充足、精神レベルの願望充足のことであり、無用性の立場とは、アートマン、ニルヴァーナ。この区分は、原始仏教の10段階で説明した場合にわかりやすいかもしれない。1.涅槃2.滅想定3.非想非非想処定(有想無想定)4.不用定(無所有処定)5.識処定(識無辺処定)6.空処定(空無辺処定)7.第四禅8.第三禅9.第二禅10.第一禅(初禅)1.涅槃が、ニルヴァーナ、2.滅想定がアートマン。3番目の非想非非想処定(有想無想定)から、6番目の空処定...四つのパーフェクト-1

  • NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

    ◎皆殺しの連続NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、初回から源頼朝が地方豪族伊東祐親の手勢に命を狙われ逃亡するシーンから始まった。鎌倉幕府は、北条一族が、比企一族800名を皆殺しにし、以後源頼朝を奉じた他の有力豪族に対する皆殺しを繰り返し、最終的に北条一族だけが有力豪族として残っていく。権力闘争というのはそういうものだという見方もあるだろうが、勝者側が奪権した後の征服地の統治を考えれば必ずしも皆殺しがベストというわけではない。だからというわけではないが、日本の歴史では、一族郎党皆殺しというのは、さほど多いものではない。大陸国家のように領土外に敗者を放逐できれば、残った者を皆殺しという発想はあり得ると思うが、島国日本で、かつ病気疫病の原因としての怨霊が常識だった昔では、皆殺しの功罪は半ばすると見た者が多かったので...NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

  • 至福千年に生きる人間の姿

    ◎霊を用いる時代へクンダリーニ・ヨーガ系の冥想修行の順路と言えば、古神道、密教、西洋錬金術、内丹、クンダリーニ・ヨーガ。必ず、微細身あるいは霊を用いる。これらにおいては、人間は肉体・心・霊の三次元の存在であることを前提にする。さらに微細身あるいは霊は、神に至る前段階のステップであり、その世界に留まると輪廻転生を繰り返し、自己保存、自己主張、他者排斥の傾向が強い。微細身あるいは霊は、全体として見れば、善も悪も為し得る。微細身あるいは霊には、神につながる霊と神につながっていない霊がある。神につながる霊は、他を他として認め、自己保存に執着せず自由であり、他と共に生きる思いやりを持ち、愛を基礎にした、万人万物を生かす宗教、道徳を創造することができる。こうした見方は、仏説の三身や、キリスト教でいう聖霊などで既にあるもので...至福千年に生きる人間の姿

  • 神の奥には奥があり、まだその奥には奥の奥の大奥がある

    ◎シュンニャ神の奥には奥があり、まだその奥には奥の奥の大奥があるとはインド風に言えば、玉ねぎの皮をどんどん剥いていったら何もなかったというシュンニャ。どんどん奥を増やして、段階・ステージ・ステップを拵えて、〇〇公認資格などと箔をつけ、都度料金を頂けば、これぞ儲かる宗教商売・自己啓発。ところで神仏に関する資格を公認してくれる組織があるそうだが、さらにその組織を公認してくれる人は誰。もっとも出口王仁三郎もそこは心得ていて、『お爺さま、奥へ通れと云つたつて何処に奥があるのだい、門口へ這入るなり、もう裏口ぢやないか、ウラナイ教なら奥の奥に奥があり、其又奥にも奥があるものだが、こら又何と狭い箱枕の様な家だなア』(霊界物語第18巻第2章厳の花)※ウラナイ教は、邪教の代表格。もっとも古神道の神の構造は、四段構えの家であり、門...神の奥には奥があり、まだその奥には奥の奥の大奥がある

  • 無形の価値を求めることの限界

    ◎気晴らしと厭世の先人には父母がいて、場合により妻や夫がいて、子供がいて、ペットがいるが、誰一人死を免れる者はいない。だがそんなことは縁起でもないし、日々健康に楽しく生活していくためには、元気で明るい生活態度は、必要なものである。人には気晴らしが要る。だが、気晴らしとは物そのものではなく、物に含まれる無形の価値を求めることである。適度な困難さ、達成感、世間体の良さがその求める物にあれば、なお好ましい。だが気晴らしだけでは人は、早晩行き詰る。洞窟での隔離実験のように、自分がもうこの世にいないような気がするまでになることがある。そこでそれを総合的に感じ取れば、平素からニルヴァーナに至る道しかないと思い定め冥想修行を始めるはずだが、残念ながらそういう人はレア物である。アメリカでは、1950年代以降食べるに困らない時代...無形の価値を求めることの限界

  • 出口王仁三郎以後の神示

    ◎あと一厘出口王仁三郎以後の神示と言えば、日月神示など。『○あと一厘(大本の神示は)もう九分九厘出た。あと一厘出てくるだけだ。』(新月の光上巻P310から引用。昭和17年の出口王仁三郎の言葉)というわけで、出口王仁三郎以後の神示は、あと一厘しか出ない由。日月神示は一厘に含まれるのか。また、あと一厘ということで言えば、あと一厘は神様に連れて行ってもらうのでなく、人間が崖を登らねばならないとも、彼は言っている。今のホロスコープを見ると、10惑星は天宮の片側に集中して所在。射手座からおうし座まで。アンバランスではある。出口王仁三郎以後の神示

  • 心のままに俳句を楽しむ

    ◎許六の芭蕉翁肖像の讃芭蕉の弟子許六の俳文につぎのようなものがある。『芭蕉翁肖像の讃人は世にへつらいなく、心の至るところに身を軽く、露霜雪の日を厭い、雨あられに、『さびたる』海山の景色を眺めては、或いははらわたを吐いたり、妙句を唱えたり、またひじを曲げて、楽しみを求めなさったことこそうらやましいことだ。床しさや心の中の月と花』覚者は天機、天命に生きるというが、芭蕉のこの世にへつらわず、心のままに俳句を楽しむ姿もその流れの一つに見える。心のままに俳句を楽しむ

  • 風はこれをその胎の中に運ぶ

    ◎逃げるアタランタ逃げるアタランタから。エンブレム1(風はこれをその胎の中に運ぶ。)の【論議1】。北風は胎児をもたらしたが、その胎児は、きちんと出産し成長すれば、過去の英雄すべてを凌ぐ。『メルクリウスは神々の使者にして通詞とみなされているが、これは神々の下僕として中間領域をその頭と足の翼で翔けめぐる者という意味でもある。実際それが風をいっぱいに受け、気中を風のように翔けることはしばしば証されている。二匹の蛇が巻きついた杖カドゥケウスを持って。これには体躯に魂を入れたり引き抜いたりする力があり、これに類した効果は賢者のメルクリウスをうまく代示表現している。つまり、メルクリウスは硫黄を受け取る風であり、未完成のまま母胎から取り出された胎児(胚)の状態のディオニュソスあるいはエスクラピウス、あるいはこれを成熟させる母...風はこれをその胎の中に運ぶ

  • 二十五日、五五=25

    ◎気がついたものだけが意図を知る古代錬金術師のゾシモスの書から、二十五について。『【1】「防腐処理(taricheia,木乃伊化)はメキル月(mechir,二月)二十五日からメソーリ月(mesori,八月)二十五日の間に完了する。汝は何であれ防腐処理をなし清めることができるが、これらを適宜うつわに沈める。こうすることで汝は防腐処理に力能を付与することができ、賢者たちの間に挙げられることとなろう」。』(オリンピオドロス『ゾシモスの書「力能について」およびヘルメスその他の賢者たちの言辞の註解』/立昇る曙/大橋喜之/八坂書房P287から引用)人間の防腐処理とは、人間を永遠の存在にすることであり、これは25段階あると言っているのだろう。25の表記は、しばしば五五で表される。『霊眼もこれと同じであつて、見せられた事が本当...二十五日、五五=25

  • 叡知の城に至る12の門-3

    ◎上のものが下に降り「叡知の城」に至る12の門の9から12。これは、最終段階の12番目が、有=アートマンで終わるのか、無=ニルヴァーナで終わるのかをまず見てとる。また西洋錬金術では、インド風に大悟覚醒後に人間としてこの世に戻らないのか、日本風にこの世に戻るのかを弁別せねばならない。そしてこうした密教系の技術には、必ずあの世的な力と技術で人間を助けるという絶対の鉄則があることも忘れてはならない。『「発酵」・・・酵母菌によりパンが発酵するように、金属が時間を掛けて発酵する。「高揚」・・・金属の性質が高められる。「増殖」・・・質を高められた金属が増える。金変成が行なわれなくても、その量を増す事が出来れば、同じ経済的な効果を生むために、重要な操作と見なされていた。「投入」・・・赤い石を投げ入れて、短時間のうちに金変成を...叡知の城に至る12の門-3

  • 届け higher loveこの手にhigher love

    ◎僕らは命に嫌われている(まふまふ)明けましておめでとうございます。本年こそ一人でも多く道を知る人が出ることを。2021年紅白歌合戦は、ある意味で、藤井風のための大会だった。地味に岡山県の実家で、キーボードを膝に載せ揺らしながらの危うい「きらり」と、サプライズでの国際フォーラムへの登場と超絶技巧の「燃えよ」ピアノ弾き語り。そして彼が楽曲を提供した大トリMISIAの「HigherLove」では、ピアノ伴奏兼コーラスで、彼のイケメンのアップ・ショットまでサービスとくれば、初登場の新人歌手が、如何に期待されているかわかろうというもの。彼は、Fusion系がお好みだが、ピアノの技巧+イケメンも大きな武器になっていることも無視できない。少なくとも昨年のyoasobi程度の成功は期待できるだろう。昨今のペットブームでは、家...届けhigherloveこの手にhigherlove

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