締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
お茶が大好き。中国茶、日本茶、日本茶道など書いています。毎月の茶会情報も。中国語、中華料理も
北京生まれ北京育ち。来日してから20年以上経ちます。2児の母。趣味はお茶。また船橋で小さな中国語教室と毎月一度中国茶茶会を運営。今年4月景徳鎮を旅しました。ただいまその様子を掲載中。
2025年3月3日~25日の中国旅行から、無事に帰国しました。
マイ座右の銘の一つは☆答えが見つからないときは旅をする☆ それにしても、今回は三週間以上の中国滞在。長かったです。我が家のバルコニーの鉢植えのレンギョウは、見…
一昨日。友人と頤和園を散策。しなやかな柳の枝は見頃です。
夕べ、景東【古保森】茶業の何社長にイ族の茶を伺いながら、景東ヤオ族についてもいくつかの発見がありました(目から鱗の話は沢山)お茶は、まず熟茶を飲み、それから何…
6人乗り。思茅汽車站から始発。景東県までは3時間半。唐代の《雲南記》として知られる《蛮書》には、「茶出銀生城界諸山」という記述があります(茶は銀生城界の諸山で…
景東行きのバスを待っている間、お昼を食べました牛肉麺と棒棒鶏。鶏肉は黄色であることは雲南、いや中国での鶏肉料理の特徴です。量が多くて1/3しかたへられませんで…
今日の鉄道移動は【中老鉄道】を利用します。さて【万象】の日本語はなんでしょうか、
20250319昆明ある出版社にて。万難を乗り越えてやっと記念すべき日に迎えました。お昼は羊肉のビーフ。
昨日、念願の江永清渓村のヤオ族学者田先生に会うことができました。江永県清渓村は陶淵明の桃花園記に書かれている風景はここではないかと思わせる世外桃源的な小さな村…
江永県千家洞元代古戦場。この場所で元の朝廷がある理由でヤオ族と大きな戦を繰り返し、結果、ヤオ族は政府軍に負け、やむ得ずここから出て周辺に散らばっていった。地元…
江永県に昼ごろ到着。半日車をチャターして周辺のヤオ族村の茶を探訪する予定です。お昼は猪杂碎(豚の内臓など)のビーフ麺。とても美味しかったです。ここもタクシーの…
湘江沿岸の風景です。もうすぐ永州駅です。初めて訪ねます。
2年の記事。やっと湖南省株洲の茶陵県と炎陵県を訪ねた。 ……………………2022:2/24の記事。この一週間ずっとこの地図を眺めていた。湖南省の東部には株…
茶陵県から南下し、永州に移動中。永州の江華のヤオ族県に行く予定で、交通の不便なところである。初めて行くので現地の友人に移動方法をいろいろ聞いたが、やはり実際移…
非売品だが、お代を払って少し裾分けしてもらいました。現在廠江古樹茶は県の管轄下で、摘みと製造を行い、村の人々も飲むことがない。このお茶は例の古樹の種を拾って植…
昨日、四川南川大茶樹に逢った時の興奮が、蘇った。車で山道を1時間を走って登山口(入り口らしいものがなく、地元の人の案内がないとわからない)からさらに40分を山…
朝一の電車で隣の県、茶陵県へ向かう。7時11分の電車だが、6時半から駅ドアを開ける。何というのんびりの生活。駅は大きいだが、日本のローカル線の感じだ。お客さん…
2025吉州炎陵茶陵永州景東の旅20250310この日、車をチャターして主に炎陵県南部のヤオ族村の茶を訪ねるというプランだった。車をチャターして1日600元、…
2025吉州炎陵茶陵永州景東の旅@神農が眠る場所のそばにあるヤオ族村
2025吉州炎陵茶陵永州景東の旅20250310今日は炎陵県中村ヤオ族郷を訪ねる。106国道を走って1時間の後、郷道149に入って土の道になる。
2025吉州茶陵永州景東の旅④友人陶芸家、伍映山先生の耕泥坊再訪
2025吉州茶陵永州景東の旅④20250306吉州窯陶芸家伍先生の工房を再訪初めてここを訪ねたのは2013年。中の様子はそれほど変わりがなく伍先生の作品は大分…
広東省博物館③越窯、河南魯山窯、吉州窯そして広東省ゆかりの古窯
リブログです。20190530の日記。………前回の続き。今度は隋唐から宋遼金までの陶磁器。テーマは「瓷国崛起ーー陶磁器大国としての発展期」 “盛唐という言葉を…
2025吉州茶陵永州景東の旅③20250306吉州窯博物館を見学。この日あいにく小雨。地元の陶芸家友人の案内で吉州窯博物館へ向かう。日本では天目茶碗の窯として…
2025吉州茶陵永州景東の旅②20250305夜ホテルに荷物を置いて地元の陶芸家夫婦と合流し、地元のレストランで吉州郷土料理を頂きました。どれも健康的で美味し…
20250305@吉安北京から江西省の吉安市に移動中。飛行機をやめ、高鉄を使いました。10時間直行便。850元あたり。高鉄の中で微信で停車駅周辺のレストランの…
北京の幼なじみに教えてもらった歌。…话谢过 路借过 你是你 我是我话谢过 路借过 你是你 我是我诚如先生所说 每颗心都有瑕潇洒不是不怕 是愿付出代价…
ご参加の皆様、ありがとうございました。テキストの熟茶基礎知識①~③は、私が考えた中で熟茶を理解するうえで最も参考になるポイントです。私も勉強中です。皆様と一緒…
いわゆる老六安でしょう、10年前香港の英記茶そうで買ったのです。店の人が老六安と言っていました。昨日の茶会のクイズ茶はこのお茶でした。今日のクイズ茶は別の黒茶…
飲みやすくためのパッケージデザインが抜群です。もちろん良さはパッケージだけではないですが、昨日の守興昌はこちらでした。今日は新着です。プーアル茶への理解はまず…
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締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
諸岡存の『茶経評釈』は、個人的には『茶経』の解釈書の中でも、情報量の豊富さと観察力の鋭さにおいて最も優れていると思う。ただ一つ難点がある――読みづらいのだ。 …
諸岡存氏の『茶経評釈』は大変重宝です。初版は戦時中の1941年。戦時中という、日本を取り巻く厳しい状況の中で、これほど素晴らしい書物が書かれたことには、ただ脱…
民国『湖北通志』巻14舆地志十四 藩封 第585页荆州雍州,此南朝所置。雍州治襄阳。雍州蛮,盘瓠之后也。种落布在諸郡县。訳:荆州と雍州は、南朝によって設置され…
メモです。サイト:中国省别全志(日本)09湖北省 - 道客巴巴 どうやら、日本の大正時代に出た『支那省別全志』は、中国のサイトにすべてアップされているようです…
「土家族の茶に関しては、土家族に限らず湖北省の山地、平地を問わず、「蛮」といわれた諸民族の動向の中から、土家族としての姿を見出さねばならない。『古代長江中游的…
"土家族の油茶については、恩施県地方に多く分布しているが、鄂西東部の長陽県方面の土家族にはみることができない。これについて、『土家族風俗志』には”茶,土家族生…
"しかし、前述の恩施県五峯郷の製茶法をみても、土家族固有の伝統的な製茶法とは思えない。つまり、土家族の茶は、土家族が住みつく前の民族による茶を継承しているので…
p64。『桐君録』についての解釈です。推定では、東晋から5世紀頃にかけて成立した書物ですが、後世には伝わらず、すでに散佚しています。諸岡氏によれば、この時代の…
巴山峽川は最も古い茶産地の一つであり、陸羽も訪ねたと推定されている。この地域は、湖北省巴東県から長江三峽を経て四川省川南の群山に至る一帯を指す。 巴山︰湖北省…
訳者注原書にはいくつか誤記があります。「転监年间」は「天監年間」の誤り、「任日方」は「任昉」、「【述昇记】」は「【述異記】」の誤記です。ここに訂正いたします。…
湖南省の「永順彭氏土司」については、『茶の民族誌』(p.154–155)に簡単な記載がある。土家族は地理的には、主に以下の地域に分布している: 湖南省・永順…
夕食はそばのジャンジャン面でした。
大豊町の碁石茶。摩訶不思議なお茶です。動画は2023年の夏でした。
中国の第7回人口普査(2020年)の統計によると、瑶族は言語、習俗、信仰の違いにより、4つの支系に分類される。すなわち、瑶語支系、苗語支系、侗水語支系、漢語方…
水族の茶に関する研究報告はほとんど存在しない。『茶の民族誌』第2章では記述が少ないものの、貴重な分析が含まれている。引用元は、1986年に刊行された『三都水族…
今日一枚ほぐして、今年の蟒蛇菁晒青毛茶と飲み比べてみようと。香りが良いですね。
貴州省にもう一つ土着民族はコーラオ族。このコーラオ族もベトナムの少数民族の一つです。ベトナム語はNgười Cờ Lao / 𠊛旗勞。動画はベトナム北部、ハザ…
撮影:20240514 撮影場所:潮州鳳凰単叢博物館内(潮州鎮) 鳳凰単叢茶が好きな方だったら「宋種」というお茶をご存じだと思います。「宋種」は単叢茶の中で…
潮州古城はおいしい食べ物がたくさんある。「お勧めの店がありますか」と炭起こしを教えてくれた鳳凰単叢茶店の若店長に聞いたら美食街にある「瀛洲獅頭鵝」の店がよいと…
潮州古城の城楼ー広済楼。明の洪武三年(西歴1370年)に建てられ、600年以上の歴史を持つ。撮影:20240513
撮影:20240513 撮影場所:潮州古城牌坊街【茶山酒肆】店。綺麗な若い女性(店長?!)が潮州工夫茶の炭起こし方を教えてくれた。 その日学んだこと:①使う炭…
2024中国茶産地訪問⑩武夷山から潮州へ潮州古城を散策@20240513武夷山から潮州への移動は電車を使った。潮州は潮州古城牌坊街の近くにある民宿ー「梅香居」…
前回のつづき~2024中国茶産地訪問⑨武夷山市下梅村訪ねた日は小雨で写真はあまり積極的に撮らず。武夷山の下梅村は武夷山市武夷街道の管轄で武夷山市の中心部に位置…
(2024)7月月茶会の内容日時:7月6日土曜日と7月7日日曜日午後13:30~場所:船橋中央公民館内容:前半→《茶の民族誌》第1章雲南と周辺国のヤオ族の茶(…
2024中国茶産地訪問⑧武夷山星村鎮に美しい畲族村ー黎前村 武夷山滞在の三日目、すこし時間があったので武夷山風景区、即ち武夷山正岩茶地区からすこし離れたところ…
引き続き5月の中国茶産地訪問のレポートです。前回のつづき。 今回の武夷茶訪問は武夷山に三日間滞在した。滞在した日の夜は2回ほど陳永霖先生のお店&茶室をお邪魔し…
お茶請けその一:上海空港で購入した「五香豆」。北京で生活をしていた小さい頃によく食べたおやつ。日本にはいかり豆のようなおつまみはあるが、この「五香豆」は日本の…
本日の茶譜20240601-02① 冷茶:石古坪烏龍茶(荒茶)これは先月石古坪村を訪ねた時、村の茶農家・藍逸森さんの家で購入したもの。まだ荒茶の段階でこれか…
6月の月茶会は【《茶の民族誌》を読む】の2回目でした。今回は前月(2024年5月)の中国茶産地、武夷山と潮州の訪問報告に併せ、第5章福建北苑団茶、武夷山烏龍茶…
武夷山の茶師の中に劉という苗字の方が多い。中国国家級非物質文化遺産・武夷岩茶制作技芸伝承人、劉宝順氏(商品名は「幔亭」)、同じく伝承人劉国英氏(商品名は「岩上…
劉斌さんのお店でお茶を飲んでいたらグループの方が御当地の名物おやつ「光餅」を買ってきた。ぴりっと辛口でサクサクと薄いせんべいの食感。これは美味しかった。撮影:…
2024中国茶産地訪問④武夷山茶人劉斌氏の「武夷山郷愁記憶館」撮影:20240511武夷山滞在2日目。武夷山茶人劉斌氏の案内で「武夷山郷愁記憶館」を見学。この…
Date:20240510建甌市にて。県級市。つもり行政レベルは「県」。人口42万。建甌市に半日ほど滞在し、宋代点茶方式を復元する宋茶北苑·建州宋式点茶伝習所…
2024中国茶産地訪問②友人と落ち合わせして建甌へ前回の続き~本来なら高鐵の武夷山北駅を降り、そこでタクシーを拾い、武夷山北駅から約12㎞の所にある武夷山観光…
2024/5中国茶産地訪問①日本から武夷山への乗り継ぎ 日本から武夷山に行くには、いろいろルートがありますが、私は成田ー上海まで飛行機(上海で一泊)、翌日上海…
☆再度掲載☆ 昨日無事帰国しました。予定をしていた臨滄地方訪問はスケジュールの関係で今回行くことを辞めましたが、他の日程は武夷山ー潮州(鳳凰山、石古坪村)ー…
建瓯に向かっています@20240510