夏休みに必ずやって欲しいことのいちばんは、英語の復習です。休み中や休み明けに実力テストがあったり、また宿題もあったりすると思うので、おのずと復習できそうな気がしますが、適当にやっつけるのではなく、とくに単語の綴りを完璧に覚えることと、文法の理解を進めておくことが重要です。しかしながら、現在徳島市で採択されている「Sunshine(本年より小改定)」という教科書を眺めていますと、これは相当にやばいことになっ...
徳島県の中学受験・高校受験のこと、学校、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法などを綴ります。
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2025年7月
夏休みに必ずやって欲しいことのいちばんは、英語の復習です。休み中や休み明けに実力テストがあったり、また宿題もあったりすると思うので、おのずと復習できそうな気がしますが、適当にやっつけるのではなく、とくに単語の綴りを完璧に覚えることと、文法の理解を進めておくことが重要です。しかしながら、現在徳島市で採択されている「Sunshine(本年より小改定)」という教科書を眺めていますと、これは相当にやばいことになっ...
地元公立中学の進路指導には、以前から疑問に思っている点がたくさんあります。もちろん、学校のせいだけではなく、徳島県の教育環境や、風習のようなものも大きくかかわっているとは思いますが、毎年、夏の三者面談が終わったあとは、もやもやします。特に、学区内で、普通科すれすれラインの子たち。つまり、基礎学で、最終的に300点前後、中3の校内実力テストとかで、350点前後の子たち。よくあるパターン。。。実力テストで、3...
1学期の期末テスト、あるいは、前期の中間テストの結果が思わしくなくて、夏休みは頑張ろう!って考えている人もいると思います。今日は、そんな人によくある夏休みの計画の立て方の話です。今ぐらいの時期は、夏休みのうちに頑張らなきゃなんて思っている子も多いと思います。うちでも、よく聞きます、「夏休みは頑張る!」っていう言葉。でも、そこで、「何を、どう頑張るの?」なんて聞くと、とんでもない答えが返ってくること...
ある時、こんなことを生徒が言っていました。「ある段階まで来ないと、理解できないことってあるんですよね。 到達していないと、いくら教えてもらったところで理解できない… で、なんか、わからんなぁというか、ぼんやりわかってるなぁ…みたいな状況が、 あるところで、パッと繋がって全部わかる!それが快感なんですよー」なかなか深いことを感じているではないか―と、嬉しくなりましたが、これが、本来の「学ぶ」ということ...
今年度から、本格的にどんぐり倶楽部の良質の算数文章問題を取り入れています。小学生には多く取り入れているのですが、それぞれのレベルで、目に見える効果があって、これは、想像以上の優れた教材だなぁと改めて感じています。実は、先日も、どんぐりの文章題を解いている時に、まだ習っていない小数で割るわり算をしなければいけない状況が生まれたんです。「まだ習ってないよぉ、小数では、よう割らん…」と言うんですね。まぁ...
ケアレスミスは永遠の課題ですがw、できる限り少なくしたいものです。一番大事なのは、やはり、日常のケアレスミスを減らすことだと思います。テストでのケアレスミスが多い子は、たいてい、普段の家庭学習や宿題でもケアレスミスが多いんです。私は、若いころは、というか、学生のころは、ガチでピアノをやっていたのですが、そのころに偉い先生から教わったことがあります。きちんと自分の音を聴かずに弾くくらいなら、弾かない...
ここ数日、先取り学習について書いてきましたので、上位層の話が多く出ました。マンツーマンの塾なので、トップ層〜上位層の子は例年多く在籍します。集合塾では物足りない子や集合塾との併用で細かな指導を求めてくる子が多いので、昔から、そういう傾向はあります。一方で、療育手帳を持っている子もいます。個別で細かく対応していかなければうまくいかない子達です。近年、そういう問い合わせがよくあります。そういう子たちと...
昨日の記事を読むと、中学生の上位の子は先取りをしているのがわかります。なぜ、中学生の上位層までは先取りをするのか。。。高校入試があるからです。上位層の子たちは、合否に関わる心配はないにせよ、やはり、入学後の状況に意識が向かっています。徳島市内の公立高校普通科であれば、どの高校でも、少なくとも、真ん中よりは上位にいなければ国公立大は見えてきません。そのくらいのレベルでの理解と定着が図れていなければ高...
具体的に先取り学習の授業でどんな差があるのかをご紹介しようと思います。例えば、発展編の数学のテキスト。これは、難関私立まで視野に入れたテキストです。例題を使いながら、新しいことを学んでいくのですが、次の3パターンぐらいの差があります。①なぜか既に知っているので、知らないことの確認だけをする。②例題を一緒に解きながら、新出事項を確認していく。③②のあと、抜粋で確認問題を解いてもらって確かめる。これくらい...
「予習」「先取り」と言っても、人によってこれほど違いがあるのか。。。と塾の仕事を始めた頃、実感したものです。まず、大前提として、持って生まれた能力の差というのは、どうしても存在します。勉強に関して、こういうことを言うのはどうもタブーのような雰囲気がありますが、練習しても走るのが遅い子と練習しなくても速い子がいるのと同じだと思うんです。その感覚で、眺めてみると、塾や家庭学習で先取りをして、学校の授業...
先取り学習は必要か?時々、質問を受けますが、実際のところ、人によります。自分自身を振り返ると、高校に上がるまでは、予習も必要としていなかったので、いきなり、学校の授業で初めて学ぶのがいいんじゃないの?と思っていましたし、そのほうが真剣に集中して授業を聞くのでいいと思います。が、中学受験をするとなると、文理や附属小学校に通っている子以外は、どうしても先取り学習が必須になってきます。学校で習う前に入試...
2025年7月
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夏休みに必ずやって欲しいことのいちばんは、英語の復習です。休み中や休み明けに実力テストがあったり、また宿題もあったりすると思うので、おのずと復習できそうな気がしますが、適当にやっつけるのではなく、とくに単語の綴りを完璧に覚えることと、文法の理解を進めておくことが重要です。しかしながら、現在徳島市で採択されている「Sunshine(本年より小改定)」という教科書を眺めていますと、これは相当にやばいことになっ...
地元公立中学の進路指導には、以前から疑問に思っている点がたくさんあります。もちろん、学校のせいだけではなく、徳島県の教育環境や、風習のようなものも大きくかかわっているとは思いますが、毎年、夏の三者面談が終わったあとは、もやもやします。特に、学区内で、普通科すれすれラインの子たち。つまり、基礎学で、最終的に300点前後、中3の校内実力テストとかで、350点前後の子たち。よくあるパターン。。。実力テストで、3...
1学期の期末テスト、あるいは、前期の中間テストの結果が思わしくなくて、夏休みは頑張ろう!って考えている人もいると思います。今日は、そんな人によくある夏休みの計画の立て方の話です。今ぐらいの時期は、夏休みのうちに頑張らなきゃなんて思っている子も多いと思います。うちでも、よく聞きます、「夏休みは頑張る!」っていう言葉。でも、そこで、「何を、どう頑張るの?」なんて聞くと、とんでもない答えが返ってくること...
ある時、こんなことを生徒が言っていました。「ある段階まで来ないと、理解できないことってあるんですよね。 到達していないと、いくら教えてもらったところで理解できない… で、なんか、わからんなぁというか、ぼんやりわかってるなぁ…みたいな状況が、 あるところで、パッと繋がって全部わかる!それが快感なんですよー」なかなか深いことを感じているではないか―と、嬉しくなりましたが、これが、本来の「学ぶ」ということ...
今年度から、本格的にどんぐり倶楽部の良質の算数文章問題を取り入れています。小学生には多く取り入れているのですが、それぞれのレベルで、目に見える効果があって、これは、想像以上の優れた教材だなぁと改めて感じています。実は、先日も、どんぐりの文章題を解いている時に、まだ習っていない小数で割るわり算をしなければいけない状況が生まれたんです。「まだ習ってないよぉ、小数では、よう割らん…」と言うんですね。まぁ...
ケアレスミスは永遠の課題ですがw、できる限り少なくしたいものです。一番大事なのは、やはり、日常のケアレスミスを減らすことだと思います。テストでのケアレスミスが多い子は、たいてい、普段の家庭学習や宿題でもケアレスミスが多いんです。私は、若いころは、というか、学生のころは、ガチでピアノをやっていたのですが、そのころに偉い先生から教わったことがあります。きちんと自分の音を聴かずに弾くくらいなら、弾かない...
ここ数日、先取り学習について書いてきましたので、上位層の話が多く出ました。マンツーマンの塾なので、トップ層〜上位層の子は例年多く在籍します。集合塾では物足りない子や集合塾との併用で細かな指導を求めてくる子が多いので、昔から、そういう傾向はあります。一方で、療育手帳を持っている子もいます。個別で細かく対応していかなければうまくいかない子達です。近年、そういう問い合わせがよくあります。そういう子たちと...
昨日の記事を読むと、中学生の上位の子は先取りをしているのがわかります。なぜ、中学生の上位層までは先取りをするのか。。。高校入試があるからです。上位層の子たちは、合否に関わる心配はないにせよ、やはり、入学後の状況に意識が向かっています。徳島市内の公立高校普通科であれば、どの高校でも、少なくとも、真ん中よりは上位にいなければ国公立大は見えてきません。そのくらいのレベルでの理解と定着が図れていなければ高...
具体的に先取り学習の授業でどんな差があるのかをご紹介しようと思います。例えば、発展編の数学のテキスト。これは、難関私立まで視野に入れたテキストです。例題を使いながら、新しいことを学んでいくのですが、次の3パターンぐらいの差があります。①なぜか既に知っているので、知らないことの確認だけをする。②例題を一緒に解きながら、新出事項を確認していく。③②のあと、抜粋で確認問題を解いてもらって確かめる。これくらい...
「予習」「先取り」と言っても、人によってこれほど違いがあるのか。。。と塾の仕事を始めた頃、実感したものです。まず、大前提として、持って生まれた能力の差というのは、どうしても存在します。勉強に関して、こういうことを言うのはどうもタブーのような雰囲気がありますが、練習しても走るのが遅い子と練習しなくても速い子がいるのと同じだと思うんです。その感覚で、眺めてみると、塾や家庭学習で先取りをして、学校の授業...
先取り学習は必要か?時々、質問を受けますが、実際のところ、人によります。自分自身を振り返ると、高校に上がるまでは、予習も必要としていなかったので、いきなり、学校の授業で初めて学ぶのがいいんじゃないの?と思っていましたし、そのほうが真剣に集中して授業を聞くのでいいと思います。が、中学受験をするとなると、文理や附属小学校に通っている子以外は、どうしても先取り学習が必須になってきます。学校で習う前に入試...
昨日の簡単な問題を再掲しますと、【問題】1本80円の鉛筆と1本120円の色鉛筆をあわせて12本買い、1280円払った。鉛筆と色鉛筆をそれぞれ何本買いましたか。ですが、これは文末の「それぞれ何本買いましたか」の何本をx本とするだけの基本パターンです。しかし、次の問題はどうでしょうか。【問題】体育館に何人かの生徒が集合し、長いすにすわる。1脚の長いすに6人ずつすわることにしたら、23人がすわれなかった。1脚の長いすに9...
今日も中1の数学、文字式の利用の問題を紹介します。【問題】7でわると4余る正の整数Aと、7でわると5余る正の整数Bがある。 2A+3Bを7でわったときの余りが2となることを説明しなさい。割り算の余りを考える問題はよくテストにも出ますが、苦手な生徒が多いジャンルです。ではなぜ難しいと感じるかというと、数字の世界なので具体性がなく、イメージしづらいことが一因です。しかし、ここで本当に身につけなければいけないことは、...
わかりにくい問題文はなぜわかりにくいのかを考えるシリーズ(笑)、今日は中2(中高一貫校では中1)の数学(代数)の問題文です。式の計算という単元の問題です。【問題】次のことが成り立つわけを,文字を用いて説明しなさい。(問)2けたの自然数がある。この自然数の十の位の数と一の位の数を入れかえてできる自然数を8倍した数と,もとの自然数との和は,9の倍数である。一度読んでパッと意味が取れる人はそう多くはない...
今日もまた、ひとつ問題文を読んでみましょう。今日も中1の作図の問題です。【問題】「右の図のように,線分AB上に点Oがある。このとき,線分AOを1辺とし,AO=CO,∠AOC=135°となる二等辺三角形AOCを,線分ABの上側に作成しなさい。」この問題の図は、左右に線分ABが引いてあり、その真ん中あたりに点Oが書いてあるだけです。線分という言葉の意味はなんとなく分かるとして、135°という角度が作図でき...
数学の文章題や幾何の問題は、数学の中でも特に苦手意識を持つ生徒が多いジャンルです。今日はその苦手意識がどこから来るのかを考えてみましょう。以下、実際に当塾で使っている問題を引用します。中1の作図の問題です。【問題】「右の図で,直線 ℓ 上にあり,折れ線AP+PBの長さが最短となるような点Pを作図しなさい。」この問題は、縦に直線ℓが描かれていて、その左側の適当なところに、2点AとBが描かれている、という...
考えることは、楽しいことだと思います。以前、個別指導塾で教えていたころのことです。あるテストで出題された数学の問題。少々ひねりがきいていて、「これ、どうやって解くのが一番わかりやすいかしら?」なんて、講師の間で話題になったことがあります。個別指導塾だったので、アルバイトの大学生も結構いて、近くにいた時間のある人たちみんなが、解き始めました。授業後だったし、結局、その日は問題提起だけで、「考えときます...
問題を解いていて、間違えることを極度に嫌がる子がいます。「わからない」ということを、悪いことだと思っている子もいます。しかし、考えてみてください。間違えるということは、何かを改良する糸口が見つかったということです。わからないことが見つかったということは、一つ賢くなれるチャンスが来たということです。実は、そういう感覚を持っている子ほど、伸びていきます。好奇心の塊なのかもしれません。出会った子たちには...
ある日、授業中に、思いついたように、「あっ!そうじゃ、わからんとこが1個あったんよ。。。」と言われました。算数の問題です。こちらからは、「出してみ~」と言っただけなのですが、そこから、こう始まったのです。「これな、ぼくはここに線を引いたんよ。ちゃう気がしたんやけどな、けど、ここに線を引いたら、ここが90度かな~?と思ってそれで出したら、答えは合ったんよ。でも、これ、たまたまよなぁ?解き方ちゃうよなぁ?」...
昨日のテーマと相反するようですが、勉強には、量も必須です。あるレベルに達するために、必要な量というのはあります。しかし、それは、質を伴った量のことです。質はともかく、量だけあればいいという話ではありません。やってるのに成績が上がらない。。。と言う子のほとんどは、質が悪すぎるか、量が足りないかのどちらかです。というか、両方である場合も多い。そして、問題は、その状態で、「やっている」と思っていること。厳...
ゲームをしている子どもに、「勉強しーよー!」って声をかけたら、「今、やろうと思ったのに、あ~ぁ、もうやる気がなくなった。。。」って、言われたこと、ありますよね。お母さん、キーーー!!ってなります。これは、きっと、言われたことがないお母さんを探すのが難しいぐらいなんじゃないかと思います。生徒と話し込みをしていると、子供は子供で、「しようと思いよったら、言われて、やる気がうせるんよな。。。」なんて言ってます...
色々なお母さんに出会いますが、規則正しい生活をするというのは大きい要素です。とは言っても、習い事やら、部活やら、毎日、同じスケジュールじゃぁ動けないと思います。それは、それでいいんです。でも、パターン化されていることと、子供がそれをわかっていることが大事です。つまり、塾の日は、何時に帰って、何時からご飯で、何時からお風呂、そういう風に決まっていることで、リズムができてきますから。。。そのリズムが欲...
「塾に行かせたのに・・・」とか、「家庭教師までつけたのに・・・」とか、思ったように成績が伸びなくて、今度は大丈夫なんだろうか?と、半信半疑、知人に紹介された私のところへ連絡をくださる方も少なくはありません。そういう時、「家で、学校の宿題以外に、何やってますか?」と、質問します。たいていは、何もやっていないか、本屋さんで買った問題集が中途半端にやられているか、みたいなところです。家庭教師をつけたり、個別...
成績を上げたいとか、勉強をきちんとしようとかいう気持ちがあって、考えたことをある程度実行できる能力がある子に必要なのは、ペースメイクだと思います。もちろん、わからないところを教えてもらうことも必要なのですが、それよりも大事なのはペースメイクだと思うのです。実際、うちの生徒たちも、私がやっていることの半分はペースメイクのような気がします。つまり、この時期に、これをこのくらいのペースで進めるというプラ...
昨日の続きです。算数・数学のノートに途中式が書けていますか?という話。見直しの時にとても役に立つというお話を昨日書きましたが、ノートに途中式を残すのには、もっと重要な役割があります。そして、算数・数学が苦手な子は、これができない。それは、考えるために書く、考えながら書くということです。例えば、長い文章題だったとすると、まずは、文章を整理して図や表を書きます。その時点で、文章とはおさらばです。次に、...
「ノートを見たら、勉強ができるかどうかがわかる」なんて、よく言いますが、これは、本当で、算数や数学のノート、解いた問題の番号と答えだけが並んでいませんか?まずいです。見てすぐに答えが出るような問題ならともかく、途中、何か計算が必要な問題にもかかわらず、式が書けていない。。。のはまずい。自分がどうやって解いたか、痕跡を残すことはとても大事で、間違えていた時の見直しにはとても役立ちます。例えば、解説を...
この自由研究シリーズの最初に、小学生の理科の教科書に書き方も書いてあると言いました。それには、レポート用紙的な紙6〜7枚くらいに書く様子が説明されています。しかし、自由研究は1枚の模造紙に大きく書くスタイルをとっている学校も多いようです。そうなるとレイアウトも考えなければいけませんし、普段とは字の大きさも変えなければいけませんから、かなり難度は上がります。また、教科書を参考にして書いたつもりでも、必...
3回にわたって、具体的なテーマを提案してみましたが、人のオススメをそのままやるのもイマイチですよね。最近は、自由研究のテーマをたくさん集めた本もあるようで、その中から簡単で面白そうなのを選んで…という子も多いようです。しかし、基本的な興味が弱いと次に発展していくということがないので、できればテーマは自分で決めたいものです。小学生のうちは、自由研究の経験がないので、何をどうすればいいのかさっぱりわかり...
社会科の自由研究というと、何かテーマを決めて、図書館に行って何冊か本を借りてきて、それを読んでまとめるだけの簡単な研究?になってしまう人も多いでしょう。夏休み後半の図書館に行くと、そんな子どもたちがたくさんいますw。でもそれではやっつけ感ばかりで面白くないですよね。夏休みは早朝や平日昼間などの大人が仕事している時間を自由に使えます。ですから、大人の仕事を直接目にする絶好の機会と言えます。やはり研究...
植物よりも天気・気象に興味があるなら、雨を使った研究はどうでしょうか。最近の教科書はエコ全開なので雨水利用について書かれています。ですから雨水を集めてみるというのは、とても立派な研究になります。例えばブルーシートなどを利用して雨水を集める装置を作るのも面白いですが、面倒なら屋根やカーポートの水を樋(とい)で集める方法を考えてもいいでしょう。マンションのベランダなら段ボール箱にビニール袋をかけて飛ば...
もうすぐ夏休み。夏休みの宿題といえば自由研究です。自由研究が一番苦手で親子で途方に暮れるという話もよく聞きます。しかし、自由研究は時間をかけて楽しみながら学ぶ最高の学習で、必ず考える力を伸ばしてくれると思います。実は小学理科の教科書には見開き2ページで自由研究のやり方を書いたページがあります。具体的な方法はそれを見ていただけばいいと思いますので、このブログでは、そのテーマに絞ってヒントを書いてみた...
勉強を進めていく上で、一番大事なのは、考えるということだと思います。例えば、数学の問題。「かわらない」と、飛ばした問題、何分考えましたか?2分?5分?10分?15分?どれもダメです。「わからない」という以上は、最低30分は考えましょう。そんなことしてたら、問題集が進まない?そうではないんです。30分、真剣に考えてみてください。この手がダメなら、あの手。次々と、知っている限りの知識をフル動員して、考えるのです...
比較的成績の良い子の家庭は、お母さんが強いことが多いです。強いというか、信念が一本、通ってます。昔、塾に勤めていたころの話です。中3なのに、なんだかちょっとだらけているAくん。もともと成績は良いのですが、もっと上を目指しているだけに、ちょっぴり心配。。。と思っていると、ある日、授業開始の1時間前から塾の自習室にいます。いつもは、授業開始時間に合わせてやってくるのに。「どしたん?」と聞くと、昨日のテス...
計画を立てるときの質問に意外と多いのが教科のバランスについてです。例えば、20日間の計画を立てるのに、20日÷5教科=4日/1教科なんて考える子がいます。じゃぁ、社会の勉強をするのは、5日に1回?あるいは、最初の4日間したら、そのあとの16日間は放置?考えられな~い!!と思いますが、これ、普通にやっている子は、意外とたくさんいるようです。確かに、1日中社会の勉強をしたら、すごいやった気分には、なれる...
高校生の時だったでしょうか、「無理のない勉強」「無駄のない勉強」「斑のない勉強」を、推奨されたことがあります。うまいこと言ったな~と思ったものですが、例えば、無理をして徹夜で勉強をしても、結局は、能率が上がらなくなったり、次の日に何もできなかったりして、成果は得られないし、昨日の記事のような無駄が多い勉強をすると、それはもちろん、効率が悪くて、成果は得られません。そして、今日は7時間やって、明日は...
勉強やる気満々!になった子の中に、時々、違った方法へ進んでいく子がいます。要注意です。。。一番よくあるのが、やたらとノートに整理してみたり、暗記カードを作ってみたり、・・・。何がいけないの? 勉強してるじゃん! と、思うでしょう?でも、いけません!確かに、時と場合によれば、教科書の内容をノートに整理してみることも必要かもしれません。でも、それは、言葉や知識が、ごちゃごちゃに入っていれば・・・です。言葉も...
昨年受講した方を中心に、夏休みの短期コースの問い合わせを時々いただくようになりました。通年コースの受講生の夏講申し込み締め切りが6/29なので、今月中には、夏休みのスケジュールが決定します。普段受講されていない方の夏休み中の短期特別コースは、7/1より先着順で受け付けさせていただきます。受講ご希望の方は、下記のHPをご参照ください。短期特別コース詳細昨年受講された方は、公式ラインからお問い合わせください。...
小学校高学年になってくると、勉強もだんだん難しくなってきて、部活動や習い事とのバランスが難しくなってきます。私は、以前はピアノ教室もやっていましたが、幼稚園から習っていたピアノを、小学校高学年で辞める子はとても多かったものです。せっかく、だいぶ弾けるようになってきていたのに、勉強や部活を理由に辞めるんですね。。。そのくらいで辞めてしまうと、大人になったら、結局、何も弾けないんですよね。そこから、や...
附属中の1年生は、内進生と外進生がそれぞれの小学校でのことを話しているようです。この間も、「公立小学校って、あのプリントがテストだったんやって。」なんて、驚いている子がいましたが、そうなんです。あの単元末の確認プリントが、公立のテストなんです。だから、100点でも大した意味はない。。。あれは、単なる知識の確認をするためのもので、活用できるようになっているかどうかの確認にはなっていないのです。だから、そ...
音楽をしていたころに、先生がよく言っていたことがあります。「下手になる練習をしているの?」ピアノを弾いていると、なんだか、優雅に楽しそうにやっているみたいに見えますが、実際は、そうではなく、頭の中は高速フル回転です。簡単に言えば、色んなことを計算して表現するわけですから、ひとつの音を出すにも、そのタッチの加減、全体の中での位置づけや意味などをきちんと考えながら進めていかなければ、綺麗には奏でられな...