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小・中学生の受験奮闘記(徳島版) http://tutortokushima.blog.fc2.com/

徳島県の中学受験・高校受験のこと、学校、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法などを綴ります。

徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。

Shigemi
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2013/08/06

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  • 国語の問題を解きやすくする方法

    英語では、いったん肯定文にしてから疑問文に再変換する、あるいは日本語の意味を書き出してから、語順を日本語式に変換する、という手法を説明しました。また数学では、いったん図にして状況を整理してから、それを式に変換するという方法を説明しました。いずれも難しい処理を簡単な2段階に分割して考えると、思考が進み、時間もかからずミスもなくなるということでした。それでは、国語の場合はどうでしょうか。国語の長文問題...

  • 算数・数学の問題を解きやすくする方法

    今回も実際の問題を使って考えてみましょう。中学2年の連立方程式の文章題なら、ある列車が、320mの鉄橋を渡りはじめてから渡り終わるまでに、20秒かかった。また、780mmのトンネルを通過するとき、列車がトンネルの中に完全にかくれていたのは、30秒であった。列車の長さと秒速を求めなさい。小学生の問題としてなら、長さが120mの列車が、320mの鉄橋を渡りはじめてから渡り終わるまでに、20秒かかった。この列車の時速はいくら...

  • 英語の問題を解きやすくする方法 2

    今度は、もっと長い英語の文を日本語に訳していく場合について考えてみましょう。昔は英語は後ろから訳していくものだ、という方法が幅を利かせていましたが、流石に最近はそういうことを言う人は少なくなりました。そもそも英語の会話では、聞いたことをすぐに理解していかなければ、意味などつかめるわけもありませんから、文章を読むときでも前から理解をしていくことが当たり前になってきました。例えば次の文章をどう読むべき...

  • 英語の問題を解きやすくする方法 1

    まず、この問題を考えてみてください。This room was used yesterday.→( ) this room ( ) yesterday?この問題は受動態の書き換え問題の基本的なものです。上に元の肯定文がありますから、綴りを間違えることもなく、場所もまず間違えません。答えは、Was this room used yesterday?簡単です。これはほとんどの生徒が解ける問題ですよね。では次に、日本語を英訳する場合を考えてみましょう。この部屋は...

  • 幼児〜低学年

    以前から、文章を読んでも頭の中にイメージがない、とか、生活の中で体験が足りていない、とか、読解力、思考力が弱い子の共通点のようなものを時々、このブログでも書いてきました。さらに、意外とそういう子のお母さんは教育熱心な人が多い。ネットや本屋さんで、いろいろな教材を買っては、やらせているタイプ。例えば、図形が弱い。。。と言われれば、図形の問題集を買ってきます。問題集を解くのではなくて、紙を切ったり貼っ...

  • コツコツ

    継続は力なり。。。しつこいぐらいに言っていますが、コツコツ積み重ねた力は本当に大きいですね。コツコツ積み重ねて手に入れているものは、少々さぼったぐらいではなくしません。しかし、その逆もあります。少しずつ少しずつさぼっていると、それが積み重なって、大変なことになっていくのです。何事も、一気には結果は出ません。もちろん、勉強も。コツコツ頑張ってるなぁ。。。と思っていると、少しずつ少しずつ積み重なって上...

  • 変わりゆく受験事情

    昨日の続きです。市内普通科の進学実績に大きな差がないということは、市内普通科に地元公立から約4割程度の子が行くことから考えると、城ノ内中学へも地元公立で4割程度のレベルに入っていれば受かるのか・・・ということについて考えてみたいと思います。実際に地元公立小で上位3〜4割程度のレベルに収まっている子が、城ノ内に受かっているか・・・と言われると、そういう印象は全くありません。もちろん、地元公立では中学受験...

  • 進学状況から考える

    昨日の話の続きのようになりますが、各校の進学状況から、世間的には、謎wや誤解が多い中学の実態を少し具体的に見てみようと思います。中学受験があって、なおかつ高校受験もある唯一の中学は附属中学です。近年の傾向としては、城東高校進学が人気で、トップ層は市高理数科と城東に二分されている印象があります。市高理数科には届かない子も、まずは城東と考えるようなので、かなりの人数が城東に進学しています。城南や他の市...

  • オンザバブル問題

    どんな入試でも、オンザバブル、つまり合否の境目にいる子はいます。10回受けても、10回受かるだろうと思える子はともかく、10回受けたら、7回ぐらいは受かるだろうという感じの子もいれば、10回受けたら、5回ぐらいは受かるかなという子や、10回受けたら、1回ぐらいは受かるかも・・・というレベルの子もいるわけです。問題は、どのレベルならチャレンジするべきか…ですよね。全く私的な意見ですが、大学受験なら、一か八かでもチ...

  • 適性検査って?(つづき)

    今日は、適性検査の続きのお話。普通の算数の問題とどこが違うか、一つ例題をみてみることにしましょう。縦2メートル、横3メートルの花壇を真上から見た図が書かれています。そして、ア、イの2か所、印がついています。ペットの犬を2メートルのロープで、ア、イのくいに、つなぎます。普通の算数の問題なら、この犬が動ける範囲は、それぞれ何平方メートルですか。これが、適性検査なら、どちらのくいにつないだ方が、犬の動く範囲...

  • 適性検査って?

    いざ、中学受験をしようかな?と考えた時、中高一貫校の「適性検査」って、なに?となりますね。国語とか、算数とかいうんじゃなくて、なんかようわからんやつですよねーっていう感じの認識の方もまだ多いと思います。そうです、ようわからんやつなんですが、ww今日は、そのあたりを、ちょっとわかった気がするーってところまでひも解いてみようかと思います。どんなテストか?って言われれば、与えられた情報をきちんと処理できて、...

  • 何年か前に、将来の進路が具体的に決まっていない子がいました。文系に進む…ということは決めていたのですが、その先がもう一つわからないという感じだったのです。それで、ちょうど子供の通う高校の「仕事塾」なるものに協力していた兄に、「うちの生徒にも仕事塾してくれん?」と頼んでみました。zoomでつないで、当時ソニーで働いていた兄に、マーケティングの実際みたいな話をしてもらいました。それから数年経って、その子が...

  • 勉強以外のお話

    今日は勉強とは少し離れたお話です。今週末21日~23日の3日間、北沖洲の櫻ギャラリーで作品展をします。このブログでも時々書いている陶芸のほうのお仕事です。書道家の友人との二人展です。もし、興味がある方がいらしたら、お立ち寄りください。実は、この作品展に水琴窟ならぬ、水琴壺も展示します。滴り落ちる水滴を陶器の中で響かせて、不規則な美しい音を作り出す装置とでも言いましょうか、古くから日本の造園の世界にある...

  • 対面とリモート

    昨日の記事のようなリモート受講でも対面授業を必ず織り交ぜるようにしているのですが、リモートだけでは、なんとなくしっくりこないのが原因です。なぜ、しっくりこないのか?何が気になるのか?と考えるのですが、どうにもうまく説明ができません。授業内容的には、対面とそれほど変わらないのに、たまには実際に会わないと何かが違う気がするのです。近頃の就職面接などは、ほとんどリモートで行われるようですが、最後の役員面...

  • リモート受講

    2024年度から、本格的にZoomを使ったリモート受講を始めています。それまでにも、コロナ禍からSkype を使った授業をイレギュラーで、やってはいたのですが、色々なケースを試しているうちに、そろそろ本格的に始めても大丈夫だなぁと思い至った次第です。マンツーマンでオンラインでって、いったいどんな風にするの?と、思われる方も多いだろうと思いますので、現在受講中の生徒たちは、どんなふうに授業をしているのかを少し紹介...

  • 中学の学習=ふるい落とし

    学習というものは全て、どこまでついていけるかということだと思うのですが、特に中学から高校に進むときには、高校受験というふるいがあります。学習が苦手な人は、相応の学校に行った方が幸せそうですし、ふるい分けすることを否定的に捉えているわけではありません。しかし、多くの人が大学に行きたがるようになってしまった現在、大学に進めるかどうか…という立場の人にとっては、この中学の3年間の学習期間は、まさにふるい落...

  • 英語レッスン その④ 文型とto不定詞

    正直言いますと、実は私も中学時代は英語はどちらかと言うと苦手科目でした。特にこの文型。なんのために習っているのか、意味すらつかめませんでした。肝心なことを教えてくれないんですよね。それと、to不定詞も嫌いでしたw。文章の中にいっぱい動詞がでてくるし、そもそも不定詞ではないtoがあって、一つの文の中に二つtoがでてくるだけでイライラしてましたwwそもそも文型を習うときに大切なのは、第四・第五文型のように思い...

  • 英語レッスン その③ 助動詞

    助動詞は日本語でも英語でもやっかいです。小学生のうちから can を使った文章を習うのですが、それが中学で生かされているという印象は正直ありません。なぜ英語の助動詞が難しく感じるのか考えてみると、それはもっぱら、日本語の助動詞とは様子が全く異なるからかもしれません。否定文なら助動詞にnotがつくとか、疑問文なら助動詞が文の先頭に来るとか。中学の英語に出てくる助動詞は主に五つ。must, should, will, can, mayで...

  • 英語レッスン その② 代名詞

    I love you.と I like he.英語の代名詞は、つまずくことの多い単元です。日本語では、私は、私の、私にというふうに「私」の部分は変化せずに、助詞をつけることで意味が変わるのですが、英語ではI my me というふうに綴りも読みも変化します。この変化するそれぞれを主格、所有格、目的格と呼んで区別します。英語には助詞がないことは、みなさん御存知の通りです。ところが、中学2年3年になっても、I like he.という文を作っ...

  • 英語レッスン その①

    普段中学生に英語を教えています。そこで感じるのは、私たちが昔習った時よりも、今はリスニングとスピーキングの能力は、確かに向上していることです。正しいかどうかは別にして、聞くことに抵抗があまり無く、発音もいい生徒が多い印象です。 しかし、当然のこととはいえ、その分リーディングとライティングはできなくなっていると感じます。 それならば、リーディング・ライティングの能力を以前のままに維持できれば、英語の総...

  • 成長を感じる

    この仕事の醍醐味は、いろいろな場面で生徒たちの成長を感じられることだと思います。もちろん、そんな嬉しい瞬間は多くはないのですがでも、時々そういう瞬間があって、しみじみとこの仕事をしていてよかったなぁと思います。今年も中3になってようやくそういう瞬間が訪れた子がいます。実は、その子は年の離れたお姉ちゃんがいてそのお姉ちゃんの家庭教師をしていた頃に生まれた子なので、まさに生まれたときから知ってる子なん...

  • 自分でできること(その5)

    さて、いよいよ450点前後。ある程度のペースメイクは、私がしますが、自分で勉強を回し始めるのがこのレベル。例えば、勉強方法について、今回は、どのテキストを優先するのが良いかとか、どんな風に扱うのがいいかとか、そういう質問が出てきます。もちろん、「どうやったらいいですか?」なんて丸投げな質問ではなく、「こうやってるんですけど、いけますよね?」とか、「こうしたいと思うんですけど、合ってますよね?」とか、自分...

  • 自分でできること(その4)

    では、今日は基礎学400点レベル。けっこうな量の宿題でもこなします。丸付け、直し、わかる問題とわからない問題の選別まではある程度できます。しかし、「ある程度」です。注意してチェックしてあげないと、こぼれ落ちているのがあります。めんどくさくなると、時々、アでピンされるとウって書いてしまったりする。ww「え、それ、なんで?」と言われると、「アかウだと思ったから、アでないならウです」って、おいおい・・・、そ...

  • 自分でできること(その3)

    今日は基礎学350点前後の子たちに焦点を当ててみましょう。もちろん、宿題はします。丸付け、直しも自分で出来ます。一応、解説を読んでみたり、何がどう違っているのかを考えてみたりはします。でも、徹底してはできていません。わからなかった問題の質問などは、一応は出てきますが、全てを自分で洗い出すことはできません。「わかりました」とか、「いけます」とか言う問題でも、「じゃぁ、これは、どうして違うかったの?」とか...

  • 自分でできること(その2)

    まずは、基礎学300点前後の子たちがよくやってる勉強法から、見てみることにします。とりあえず、宿題はします。いや、時々、できていません。めんどくさくなると、空白を作って雑に解きます。丸付けは自分で出来ます、たぶん。でも、丸とピンをつけて、答えを赤で写して、終わります。間違えた問題をもう1回解きなさいと言われれば、一応は解きます。でも、前回、原因究明をしないまま終わっているので、解ける確率は限りなく低い...

  • 自分でできること(その1)

    皆、同じように学校へ行って、机を並べて勉強はしていますが、友達が、果たしてどんな勉強をしているのか…実は、よく知らないと思います。誰しも、自分がスタンダードだと思っていますから、その上の世界も下の世界も、意外と知らないものです。ところが、これは、レベルによって、顕著な違いがあります。勉強の仕方が違う。取り組み方が違う。考え方が違う。できることが違う。。。そして、それぞれのレベルに共通点があるわけで...

  • IQと特性

    個人的なざっくりとした感覚なのですが、IQが高いほど成績が良いわけではないという実感があります。IQがそこそこ高くても、きっちりと詰めができなければ、成績はそこそこにしかならないし、IQがものすごく高いわけではなくても、きっちりと詰めが効いた勉強ができれば、成績はそこそこまではいくと思うんです。「そこそこ」とかいうあいまいな表現を使うと、わかりづらいですが、例えば、わりとIQ高めだと思われるAくんと、IQはA...

  • 基準

    色々な成績の子と話をしていると、皆、それぞれの基準となっている地点が違うことをひしひしと感じます。例えば、東大・京大を目指している子なら、高校でも1番を取らなければ・・・という感覚があります。逆に、20番なんて取ってしまったら、「どうする?この先。。。」って思うでしょう。しかし、まぁ、どこでもいいから、短大くらいは行きたいなーと思っている子からすれば、「英数クラス?ガリ勉ばっか!」という感覚ですよね...

  • 国語のこと(つづき)

    ある程度、国語の点数もとれるのだけど、ある程度までしかいかない…という子に多いのが、記述問題での失点です。このくらいのレベルの子なら、書けずに空白で提出するなんてことはないのですが、書いている内容がピンボケ。ハズレてはないけれど、ピタッとはあっていない。こういう場合がとても多いので、思い当たる人もいるのではないでしょうか。なぜ、こんなにもピンボケが起きるのか。。。と考えてみると、長い記述になればな...

  • 国語のこと

    時々、いろんな角度から触れていますが、国語が苦手という子は本当に多いですよね。そして、国語ができるかどうかはセンスの問題だと思っている人も多い。。。まぁ、多少は、そういうのもあるかもしれませんが、国語で点がとれない子の共通点は、出題者の意図が読めないことかな?と思います。あとは、チェックするべきところがわかってない。国語の問題の解き方とか、見直しの仕方とか、そう言われれば、あまり教えてくれませんも...

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