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ワンダースター航星記 https://blog.goo.ne.jp/nietaazuki

心の旅を綴ったフォトエッセイです。奈良の観光、平野町めぐり、季節の花めぐり、イベントなど。

地元・奈良や勤務先・大阪市平野区を中心に関西一円の観光情報、人情報、グルメ情報など、盛り込みました。

あずき煮えた
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住所
三郷町
出身
木津川市
ブログ村参加

2013/06/01

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  • 聖母マリアを讃える青の壁画と聖堂 ~大塚国際美術館 陶板名画の旅 ④

    聖母マリアを讃える青の壁画と聖堂~大塚国際美術館陶板名画の旅④大塚国際美術館に再現されている「聖ニコラオス・オルファノス聖堂」はビザンティン(東ローマ)帝国時代(紀元前315年)に建てられたギリシャ正教の聖堂でギリシアのテサロニキという街に建っている。聖堂の入り口には、聖人ニコラオスが迎えてくれる。入口右側に描かれた、ちょっと冴えない人物だが、この聖人こそサンタクロースのモデルである。上の壁画には聖ニコラオスの生涯が描かれている。日が昇る方向、東は重要な場所で壁には受胎告知やキリストの生誕などが描かれ、日が沈む西壁には聖母やキリストの死が描かれ、東と西で生と死を対照的に表している。青色の壁画がインプレッシブな小さな聖堂である。北壁には誰もが知る主題「最後の晩餐」人気ブログランキングへにほんブログ村FC2B...聖母マリアを讃える青の壁画と聖堂~大塚国際美術館陶板名画の旅④

  • 「聖マルタン聖堂」は黄土色ロマネスク ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ③

    「聖マルタン聖堂」は黄土色ロマネスク~大塚国際美術館・陶板名画の旅③「聖マルタン聖堂」(サンマルタン聖堂)はパリから300kmほど南にある小さな村、ノアン=ヴィック村に建つ聖堂。淡い黄土色の地にくすんだ色調で人物や事物を描くこの聖堂の壁画は、典型的なロマネスク様式(ローマ風)と云われている。10~12Cに建てられたローマ風のデザイン様式で厚い壁に小さな窓、そして円型のアーチ屋根が特徴的という。鳴門にいるのに、ヨーロッパを旅しているような錯覚に陥りそうだ。それにしても、くっつきあった、あの目付きは一体、何なんだろう。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村「聖マルタン聖堂」は黄土色ロマネスク~大塚国際美術館・陶板名画の旅③

  • 大塚国際美術館・陶板名画の旅 ② ~エル・グレコの部屋

    大塚国際美術館・陶板名画の旅②~エル・グレコの部屋エル・グレコの大祭壇衝立画が次のサプライズ。大祭壇衝立画の復元は陶板画に複製する「大塚国際美術館」にしか成し得なかった。何故なら、大祭壇衝立画は19世紀初頭のナポレオン戦争で破壊され四散し、現在では幻の祭壇画となっているからだ。スペインのプラド美術館にあるエル・グレコの4点の作品「キリストの復活」(左上)、「キリストの磔刑(たっけい)」(中央上)、「受胎告知」(中央下)、「聖霊降臨」(右上)にルーマニア国立美術館の「羊飼いの礼拝」(左下)を加え原寸大で推定復元したもの。厳粛と威厳に満ちた壮観な空間がそこにはあった。「キリストの磔刑(たっけい)」「受胎告知」「キリストの復活」エル・グレコ「オルガス伯爵の埋葬」サント・トメ聖堂、トレド(スペイン)・エル・グレコ...大塚国際美術館・陶板名画の旅②~エル・グレコの部屋

  • 大塚国際美術館・陶板名画の旅 ① ~システィーナ礼拝堂

    大塚国際美術館・陶板名画の旅①~システィーナ礼拝堂徳島県鳴門市の「大塚国際美術館」を初めて訪れた。大塚国際美術館は陶板複製画ではあるが、西洋美術の名品を一堂に集めた美術館。山をくり抜いて建てたという情報通り、バス停横の入り口は山に面しており、山中に踏み入るよう。長いエスカレーターを登り建物に入ると、それでもB3Fというから、最初から美術館のスケールの大きさに驚かされる。まず、最初に現れるのがシスティーナ礼拝堂である。システィーナ礼拝堂は、ローマ教皇の公邸であるバチカン宮殿にある礼拝堂でサン・ピエトロ大聖堂北隣に位置するその建物とともに、ミケランジェロ、ボッティチェッリら、ルネサンスを代表する芸術家たちが内装に描いた数々の装飾絵画作品で世界的に有名な礼拝堂だ。とくにローマ教皇ユリウス2世の注文でミケランジェ...大塚国際美術館・陶板名画の旅①~システィーナ礼拝堂

  • 嵐山 鵜飼 ~かがり火や 水面に映る 鵜匠わざ

    嵐山鵜飼~かがり火や水面に映る鵜匠わざ水面に映る舟先のかがり火や夕暮れの大堰川のなか、伝統的な装束に身を包んだ鵜匠の巧みな技により、鵜が次々と魚を捕る。「嵐山鵜飼」は幻想的で美しい雰囲気に包まれる。「大堰川うかべる舟のかがり火にをぐらの山も名のみなりけり」在原業平鵜飼は古来より歌にも詠まれた伝統的な漁法である。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村嵐山鵜飼~かがり火や水面に映る鵜匠わざ

  • 高石ともやさんを偲んで ~「私に人生と言えるものがあるなら」、そして、「街」

    高石ともやさんを偲んで~「私に人生と言えるものがあるなら」、そして、「街」高石ともやさんのご訃報に接し、心よりご冥福をお祈りします。「受験生ブルース」の時代は全く知りませんが、1980年代、全国各地のYHを使って旅するようになってから、各地で歌われている歌を通じて、高石ともやさんを知るようになりました。特に「街」は北海道から沖縄まで各地の替え歌となり旅人によってご当地ソングのように歌われていたのが印象深いです。私も最近、勤務地域にて、「街」の替え歌を作ってみました。8月17日、病気のため死去。82歳でいらっしゃいました。1960年代後半の日本のフォークソングの創世期以来、2020年代まで現役フォークシンガーとして活動し、また、マラソンランナーとしても活躍した。1960年代後半、全国各地でメッセージ・フォー...高石ともやさんを偲んで~「私に人生と言えるものがあるなら」、そして、「街」

  • 嵐電 妖怪電車 ③ ~嵐山駅 「キモノ・フォレスト」

    嵐電妖怪電車③~嵐山駅「キモノ・フォレスト」四条大宮駅を出発した「嵐電妖怪電車」は、24分ノンストップ運行と妖怪たちのサービス?のあと、終点の嵐山駅に到着した。大人気の妖怪電車は折り返し便も完売!のお報せ。妖怪のお出迎え。嵐山駅は観光客に溢れる駅であるにもかかわらず、改札口がない。これは、「電停のある小さなまち」がコンセプトの、まちづくりの一環で、改札口を廃止した結果、マルシェと一体となり、開放感がある駅となった。おまけに足湯まである。また、「友禅の光林」とも称される「キモノ・フォレスト」が駅を彩る。「キモノ・フォレスト」とは、京友禅の生地をアクリルで包み、高さ約2mのポールにしたものを駅構内や線路脇のいたる所に設置し、京友禅の林に見立てたもの。嵐山駅の敷地全体を覆い尽くす京友禅の柱はなんと600本という...嵐電妖怪電車③~嵐山駅「キモノ・フォレスト」

  • 嵐電 妖怪電車 ② ~阿鼻叫喚の妖しトレイン

    嵐電妖怪電車②~阿鼻叫喚の妖しトレイン漸く乗り込んだ妖怪電車車内は薄暗いブラックライトの中、骸骨やお札などが不気味に浮き上がる絶妙のインテリアが施されている。嵐山まで24分間ノンストップの妖しトレイン。突然、乱入する妖怪たちに怖がる子どもたちの阿鼻叫喚っぷりで盛り上がる車内。「無理やってぇい!!怖いってぇい!!」と怖がる若い女の子たちが微笑ましい。平気顔の子どもよりも怖がってくれる女性の方が妖怪冥利に尽きるというところか。ここだけの話。乱入した本職妖怪よりも、ずっと不気味な乗客がいた。もしかしたら、ホンモノかも!?人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村嵐電妖怪電車②~阿鼻叫喚の妖しトレイン

  • 嵐電 妖怪電車 ① ~四条大宮駅・魔界への改札口

    嵐電妖怪電車①~四条大宮駅・魔界への改札口京福電気鉄道の嵐山本線は四条大宮駅と嵐山駅間7.2キロを24分で結ぶ人気路線で「嵐電」と呼ばれている。その嵐電では、毎年8月後半頃に「嵐電妖怪電車」というイベントが行われる。照明を落とし、おどろおどろしいBGMを流した特別列車の車内に、妖怪が乗り込んでくる。四条大宮駅前には出発の2時間以上前から特別乗車券を求める長蛇の列ができていた。何といっても、嵐山行の妖怪列車は夕刻の2便しかないうえに定員は1便130名である。私が到着したのは1便出発の1時間半前で当然ながら1便には乗車できず、3時間以上待って、最終の2便にどうやら乗り込むことができた。上の行列写真、注意が必要だ。妖怪が紛れ込んでいるかもしれない。魔界の駅員が切符の確認にやってきた。妖怪電車がホームにスーっと、...嵐電妖怪電車①~四条大宮駅・魔界への改札口

  • 大念佛寺・万燈会 ~お盆の送り火

    大念佛寺・万燈会~お盆の送り火平野区の融通念佛宗の総本山、大念佛寺で8月16日、万灯会法要が営まれた。お盆に戻ってこられたお精霊を、灯明でお送りお還しすると同時に、戦没者慰霊と世界平和も祈る。一灯一灯の祈りは万灯の祈りになり、また万灯の祈りは個々の一灯の祈りに繋がるという。お盆のたびに日本のこころは美しいなと思う。8月25日(日)には恒例の「町ぐるみ博物館」の全館一斉オープンデーを迎えるが、中核となる全興寺はお化けと妖怪に染まることになる。月末には大念佛寺の「ザ・ゴースト・ミュージアム」もオープンするので、少しは涼しくなってもらいたいものだ。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村大念佛寺・万燈会~お盆の送り火

  • エッセイ「 ‟どんどこ” が聞こえる。」 ~初盆と「三丁目の夕日」

    エッセイ「‟どんどこ”が聞こえる。」~初盆と「三丁目の夕日」母は毎朝、家族の誰よりも早く起きて、家事にドタバタとしていた。当時、団地住まいの家で私の部屋は台所の真横だったため、毎朝、このドタバタで目覚めることになる。このドタバタが“どんどこ”に聞こえたのは母が偏平足で床を踏むためだった。また、私の寝床はベッドではなくて、畳に布団というスタイルだったため、床の振動が直に鼓膜に響いたせいらしい。とにかく、この‟どんどこ”が当時、目覚まし時計の代わりにもなっていた。母は専業主婦だったわけではなく、家族が出ていったあともパートや勤めで忙しかったのに、私が帰るころには夕餉の支度にも抜かりなかった。毎度毎度の食事の支度に感謝しながらも、いつかは恩返ししなければと朧気ながら思っていた。あれから、幾星霜。両親と何十年か振...エッセイ「‟どんどこ”が聞こえる。」~初盆と「三丁目の夕日」

  • なら燈花会 ② ~ほの灯りに包まれて

    なら燈花会②~ほの灯りに包まれて浮御堂をあとに会場を廻る。浅茅ヶ原、国立博物館前、浮雲園地、春日野国際フォーラム甍、猿沢池。暑さと人いきれにうんざり気味だったのが、浅茅ヶ原での「ほの灯りライブ」があり、一息ついた。牧野由希子さん&松井優樹さんのギターとフルートに癒された。興福寺五重塔の見えない猿沢池も今だけの風景。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村なら燈花会②~ほの灯りに包まれて

  • なら燈花会 ① ~浮御堂のリフレクション

    なら燈花会①~浮御堂のリフレクション毎度毎度の「なら燈花会」の散策であるが、今回だけは4年振りとなる。まず、いつも通り、一番のお気に入り、奈良公園・鷺池に浮かぶ「浮御堂」からスタート。「浮御堂」は檜皮葺き(ひわだぶき)、八角堂形式(六角形)のお堂で、周囲を蝋燭の炎で照らされると鷺池に映るリフレクションが美しい。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村なら燈花会①~浮御堂のリフレクション

  • 向日葵が咲く丘で ~「永遠の一瞬」

    向日葵が咲く丘で~「永遠の一瞬」ぎらつくような夏の太陽光を一身に受けて咲く向日葵。あのころは向日葵のように暑さなんて、お構いなしに夏空の下で躍動していた。時は知らぬ間に駆け抜けていったが、煌めいた想い出が今でも色褪せないのは、きっと、あの時が「永遠の一瞬」だったから。向日葵が咲く丘を歩けば、また、君に会えそうな気がする。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村向日葵が咲く丘で~「永遠の一瞬」

  • 母・一周忌に寄せて ② ~絵画は生きた証

    母・一周忌に寄せて②~絵画は生きた証母はいつも働いているイメージがある。家事に内職に勤めに奉仕活動に介護に・・・と。それでいて、これほどの絵画を遺しているとは思わなかった。死んで初めて目にする俳句や絵画の数々にただ驚くばかりだ。私はこの人をほんとは知らなかったのかもしれない。昨年掲載の絵画人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村母・一周忌に寄せて②~絵画は生きた証

  • 母・一周忌に寄せて ① ~在りし日を偲ぶ3句

    母・一周忌に寄せて①~在りし日を偲ぶ3句朝、出社の道すがら、いつものように、街角あちこちで、ヘルパーさんが利用者さんに寄り添うようにして、デイサービスのお迎えの車に乗車させている光景を目にした。「嗚呼、もう一年経ったのか」と感慨深い。私たちも昨年の今頃まで、ずっと、お世話になっていた光景だ。要介護4の母を見送って、このたび、早や、一周忌を迎えることと相成った。追悼の意を込めて、昨年に続き母の作った3句をビジュアル化してみた。『妖艶な能の小面(こおもて)月に舞う』『老いてなほ夢果てしなし青き踏む』『風立ちて蒲公英絮(たんぽぽわた)の舞い遊ぶ』一年かけて、遺品整理に励み(まだまだだが)、漸く、家で法要を営むことができた。今回は何処かの会場ではなく、両親が終の栖とした「家で」、法要を営むことに拘った。両親それぞ...母・一周忌に寄せて①~在りし日を偲ぶ3句

  • 喜連 灯火の夕べ 2024 ② ~夏の宵・お寺 De コンサート&バレイ

    喜連灯火の夕べ2024②~夏の宵・お寺Deコンサート&バレイ楯原神社に隣接する如願寺では、燈明やLEDの灯りに照らされた境内でコンサートやバレイが披露された。ロシア人副住職のジーマさんが地域との交流に積極的に関わっていらっしゃる賜物だろう。ジーマママのヴィクトリアさん(プロダンサー)がダンスを披露されていた。私もロシアに行ったとき、大変、お世話になった方だ。各社寺でも趣向を凝らした「灯火の夕べ」をされていた。浮かび上がる「中高野街道」の碑。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村喜連灯火の夕べ2024②~夏の宵・お寺Deコンサート&バレイ

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