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ワンダースター航星記 https://blog.goo.ne.jp/nietaazuki

心の旅を綴ったフォトエッセイです。奈良の観光、平野町めぐり、季節の花めぐり、イベントなど。

地元・奈良や勤務先・大阪市平野区を中心に関西一円の観光情報、人情報、グルメ情報など、盛り込みました。

あずき煮えた
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住所
三郷町
出身
木津川市
ブログ村参加

2013/06/01

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  • 能登半島・災害ボランティアと視察 ④ ~泥掻き出し作業

    能登半島・災害ボランティアと視察④~泥掻き出し作業元日の大地震から復興途上にあったのに、線状降水帯の「想定外の豪雨」により、またも甚大な被害に見舞われた能登半島。雨量は21日から22日午前にかけての24時間で412.0ミリを記録。これは9月の平年雨量の約2倍に達したという。(輪島市観測データ)既報の通り、河川の氾濫や土砂崩れが起き、多くの犠牲者を出した。今回の能登行の目的は地震の災害復興を想定していたのだが、急遽、地元の食品会社の倉庫・作業場から依頼された「泥掻き出し作業」となった。今後はこのような依頼が増えると思われる。断水のため、ボラキャンすず内に溜めていた非常用の雨水が役に立った。軽トラにタンクを積んで作業場、キャンプ間を何度も往復する。イベント用のパッケージ500ケースが水浸しで廃棄処分となった。...能登半島・災害ボランティアと視察④~泥掻き出し作業

  • 能登半島・災害ボランティアと視察 ③ ~「ボランティアキャンプ すず」

    能登半島・災害ボランティアと視察③~「ボランティアキャンプすず」被災した自治体では「災害ボランティアセンター」を開設して、被災者のニーズの集約やボランティアとのマッチングを行っている。その運営主体は社会福祉協議会である。ボランティア募集が実施され、コーディネートされた上で金沢などの主要都市からボランティアバスにて、現場に向かうのが一般的である。個人が闇雲に被災地に向かうのでは逆に地元に迷惑をかけることになるからだ。ところが、能登半島最先端の珠洲市ではバスの場合、終日ボランティア活動に参加するのが難しく、その解消のため、滞在拠点となるベースキャンプ「ボランティアキャンプすず」が「鉢ヶ崎オートキャンプ場」内に開設されている。キャンプ場を運営するのは「ボランティアキャンプすず運営協議会」、テントの設置は「アウト...能登半島・災害ボランティアと視察③~「ボランティアキャンプすず」

  • 能登半島・災害ボランティアと視察 ② ~震災・津波そして、水害

    能登半島・災害ボランティアと視察②~震災・津波そして、水害能登のシンボルでもある「見附島」は変わり果てた姿となっていた。弘法大師が佐渡から能登へと渡る際に「見つけた」というのが由来だが、別名「軍艦島」とも云われた船の舳先のような鋭角部分は地震により崩落しており、かつての面影はない。島周辺の集落は断層上にあったのだろうか、無残にも殆どが被災しており、手付かずのままだった。思わず、合掌。液状化現象のため、地中のマンホールが地上に浮き上がっていた。更に周辺をパトロールする。扉の開いたキリコ庫。収穫直前の稲が倒れてしまった。水害は酷い。恋路の浜の波も、どんよりと濁っていた。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村能登半島・災害ボランティアと視察②~震災・津波そして、水害

  • 能登半島・災害ボランティアと視察 ① ~珠洲の海岸にて

    能登半島・災害ボランティアと視察①~珠洲の海岸にて1月に地震、津波に襲われた石川県珠洲市の粟津海岸に誰が置いたか、一対のオブジェが荒い波を見据えるように佇んでいた。あまりに苛酷な自然の猛威に抗うことさえ諦観してしまったかのようなオブジェ。そして、今回の豪雨。何故、この地に何度も災難が降りかかるのか。鉢ヶ崎ボランティア・キャンプに入ったあと、狼煙を目指してパトロールしていたが、先日の豪雨で道路は寸断されていた。ちょうど、自衛隊が復旧工事に入っている最中だった。狼煙の先に禄剛崎灯台があり、17歳のころ、初めての一人旅に出て、ここから輪島まで歩いたことがある。いわば、青春の記念碑のような灯台だが、今回は再訪することができなかった。海岸沿いの須須神社も無残な姿を見せている。崩れかけた民家の軒先にボランティアさんが...能登半島・災害ボランティアと視察①~珠洲の海岸にて

  • 川辺八幡神社・秋祭り2024 ② ~川辺花火大会

    川辺八幡神社・秋祭り2024②~川辺花火大会足洗い神事を見に来たのであって、花火を見に来たわけではない。でも、たくさん撮ったので、せっかくだから、私もアップしてみむとてするなり。月と花火人気ブログランキングへ川辺八幡神社・秋祭り2024②~川辺花火大会

  • 川辺八幡神社・秋祭り2024 ① ~大和川の足洗い神事

    川辺八幡神社・秋祭り2024①~大和川の足洗い神事9月14日、大阪市平野区の川辺八幡神社で秋祭りが執り行われた。花火ばかり注目されるが、忘れてはならないのは、この祭りが江戸時代の大和川付け替えという大土木事業の際に当地に遷された八幡様に川底の故郷にお帰りいただく神事であり、脈々と伝えられてきた住民の想いが詰まったお祭りだということ。人気ブログランキングへ川辺八幡神社・秋祭り2024①~大和川の足洗い神事

  • モネが愛した「睡蓮」 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑮

    モネが愛した「睡蓮」~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑪フランス印象派の巨匠「クロード・モネ(1840~1926)が愛した睡蓮」がB2フロア屋外の「大睡蓮」エリアで咲いていた。前回の中世ゾーンまでがB3フロアにあり、かなり駆け足で紹介したつもりだったのに、それでもブログ上では10回シリーズとなった。漸く、B2フロアに到達し、今回がNo.11となる。モネは生涯で200点以上の睡蓮の作品を描き、晩年を過ごしたジヴェルニーの自宅の庭では花を栽培していた。パリのオランジュリー美術館で室内展示されている睡蓮を大塚国際美術館では陶板で再現し、“自然光の下で見てほしい”というモネの願いを忠実に実現すべく、ジヴェルニーの庭のような屋外に展示している。また、オランジュリー美術館さながらに楕円に配置し、背後に木々を配置し絵と一体...モネが愛した「睡蓮」~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑮

  • 「青いターバンの少女」 フェルメールとバロックの時代 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑮

    「青いターバンの少女」フェルメールとバロックの時代~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑮正式名「真珠の耳飾りの少女」より「青いターバンの少女」と言った方がイメージしやすい。オランダの画家でバロック期を代表する画家の一人であるヨハネス・フェルメールは、映像のような写実的な手法と綿密な空間構成、そして光による巧みな質感表現を特徴としている。「フェルメール・ブルー」と称される「鮮やかな青色」は「ラピスラズリ」に含まれる「ウルトラマリン」と云う顔料に由来するが、この顔料は純金と同じほど高価であり、彼の義母やパトロンの財力が窺われる。彼はその生涯のほとんどを故郷オランダのデルフトで過ごした。フェルメール「牛乳を注ぐ女」「ワイングラスを持つ娘」フェルメール「デルフト眺望」ベラスケス「ラス・メニーナス(女官たち)」スペイン国...「青いターバンの少女」フェルメールとバロックの時代~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑮

  • モナリザ・謎めいた魅惑の微笑 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑭

    モナリザ・謎めいた魅惑の微笑~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑭世界の名画中の名画「モナリザ」はレオナルド・ダ・ヴィンチにより1503年から1506年頃にフィレンツェで描かれたと云われている。モデルは、一説には絹商人の妻、リザ・デル・ジョコンドと云われているが決定的な証拠はなく、未だに謎に包まれたままだ。完成した絵画は、フランス王室に買い取られたあと、ルーブル美術館にて常設展示されるようになった。その謎めいた魅惑の微笑は世界の人を永遠に魅了して止まない。レオナルド・ダ・ヴィンチ「白豹を抱く貴婦人」17世紀に入ると、劇的な明暗表現やドラマティックで感情的な描かれ方が主流となる。いわゆるバロックの時代でカラヴァッジョやレンブラントの作品が有名である。光の画家レンブラントの登場である。レンブラント・ファン・レイン「...モナリザ・謎めいた魅惑の微笑~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑭

  • レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の時代 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑬

    レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の時代~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑬レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(1495~98年)は彼43歳時に手掛けたといわれる。キリストが十字架にかけられる前夜に12人の弟子たちと共にした夕食会が「最後の晩餐」でキリストが「この中に裏切者がいる」と予言した場面を描いている。ダ・ヴィンチのほかにも多くの画家が描いていたテーマで、裏切り者ユダはすぐにわかる構図となっていた。私、実は一番右端の男がそうだと思い込んでいたのだが、ユダは素知らぬ感じのこの男だった。修復前の「最後の晩餐」も展示されていた。アンドレア・マンテーニャ「キリストの磔刑(「サン・ゼーノ祭壇画」の裾絵)」ルーヴル美術館、パリ1455-59年頃サンドロ・ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」サンドロ・ボッテ...レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の時代~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑬

  • 聖母マリアと「受胎告知」 ~大塚国際美術館・陶板の旅 ⑫

    聖母マリアと「受胎告知」~大塚国際美術館・陶板の旅⑫キリスト教美術でもっとも多く描かれるのは「十字架のキリスト」だろうが、ついで多いのは「聖母子像」と「受胎告知」。特に「受胎告知」はレオナルド・ダ・ビンチ初め多くの画家によって描かれている。憶えがないのだから、告知してもらわねばならないなんて、下世話なことを思ってしまった。この回からルネサンス美術が花開く。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村聖母マリアと「受胎告知」~大塚国際美術館・陶板の旅⑫

  • イコンとタペストリー、若しくは「我が唯一つの望みに」 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑩

    イコンとタペストリー、若しくは「我が唯一つの望みに」~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑩長くのびる通路の、両側にも奥にも部屋があり、陶板で再現したイコン画やタペストリーなどを展示されている。イコンとは、キリスト教における重要な出来事や場面を描いた画像のことで、題材は、イエス・キリスト、聖人、天使、聖書に載っている話など多岐にわたり、正教会(ギリシア正教、東方正教会)で用いられる場面が多い。「我が唯一つの望みに(Àmonseuldésir)」貴婦人は何を望んでいるのか、様々な解釈がなされている謎に満ちたタペストリーである。鍵を握るのはユニコーンなのかもしれない。ちなみに「ハリーポッター」の1シーンにも登場して、謎を問いかけている。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほ...イコンとタペストリー、若しくは「我が唯一つの望みに」~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑩

  • 中世ゾーン・ビザンチンからキリスト教美術へ ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑨

    中世ゾーン・ビザンチンからキリスト教美術へ~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑨金色のモザイク画で描かれたユスティニアヌスは、かつてのローマ帝国に匹敵するほど領土を広げた6Cの東ローマ帝国(ビザンチン帝国)の皇帝である。同時に古代ギリシャ、古代ローマ、ヘレニズムの流れを汲みながら、キリスト教を取り入れたビザンチン美術を興隆させた。『皇帝ユスティニアヌスと随臣たち』サン・ヴィターレ聖堂(イタリア)ユスティニアヌスの妃テオドラを描く『皇妃テオドラと侍女達』サン・ヴィターレ聖堂(イタリア)「最後の晩餐」キリストが12人の弟子達と食事を共にした時「私を裏切ろうとしている者がいる」と語る。キリストと反対側のキリストと同じ姿勢で座っている人物(裏切り者ユダ)を白い目で注視している。「善き羊飼い」キリスト教美術はイコン画を中...中世ゾーン・ビザンチンからキリスト教美術へ~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑨

  • 聖テオドール聖堂・岩窟のキリスト ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑧

    聖テオドール聖堂・岩窟のキリスト~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑧トルコのカッパドキアにある岩窟の修道院、聖テオドール聖堂。赤い鉄の扉の向こうに足を踏み入れた途端、修道士たちの祈りが聞こえてきたような気がする。それほどに、リアリティに満ちているのだ。岩窟内部の壁面には修道士たちが描いたというキリストの生涯が残っている。朧気に見えるのは悠久の時間に浸食されたせいだ。差し込む日の光が過去と今を隔てている。人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村聖テオドール聖堂・岩窟のキリスト~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑧

  • ラピスラズリ・ブルー「スクロヴェーニ礼拝堂」 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑦

    ラピスラズリ・ブルー「スクロヴェーニ礼拝堂」~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑦北イタリア、パドヴァにある「スクロヴェーニ礼拝堂」の内部が大塚国際美術館で見事に再現されている。当時黄金に匹敵するといわれたラピスラズリの青("ブルーというより瑠璃色")が天上いっぱいに広がり、その壮観さに誰もが暫し立ち尽くす。またジョット・ディ・ボンドーネが描いた、西洋美術史上もっとも重要な作品と云われる一連のフレスコ絵画が壁面に張りめぐらされている。そこにはキリストと聖母マリアの生涯が描かれており、瑠璃色の天上と共に見入ってしまった。TOP写真↑は奥の祭壇、↓は入り口側。↓祭壇側。↓入り口側。壁面のフレスコ画人気ブログランキングへにほんブログ村FC2BlogRankingにほんブログ村にほんブログ村ラピスラズリ・ブルー「スクロヴェーニ礼拝堂」~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑦

  • 古代ゾーン ‟甦るアレクサンダー” ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑥

    古代ゾーン‟甦るアレクサンダー”~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑥大きな円型をした展示室はギリシア、ローマ遺跡がメインの「古代系統展示」である。殆どがギリシャの壺絵、ポンペイの壁画、モザイク絵画となる。まず、目を引くのがポンペイ遺跡の邸宅の床に描かれているのが発見されたモザイク画で最高傑作の一つ、「アレクサンダー・モザイク」だ。横約5・8メートル、縦約3・1メートルの巨大な作品で数百万個の石片が使われている。紀元前4Cにギリシャのマケドニア軍を率いて東方に遠征したアレクサンダー大王が「イッソスの戦い」でペルシャ軍と戦う様子を描いたとされる。20歳で王となり、32歳で没するが僅か12年の在位の間に世界史を塗り替えたと伝わる。我々にとっても、教科書等でお馴染みののモザイク画である。(ナポリ国立考古学博物館蔵)「...古代ゾーン‟甦るアレクサンダー”~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑥

  • 貝殻のヴィーナス(ポンペイ遺跡) ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑤

    貝殻のヴィーナス(ポンペイ遺跡)~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑤「貝殻のヴィーナス」は紀元前70〜50年頃のもので、ベスビオ火山の噴火により、4メートル以上の火山灰などに2000年間埋もれていた。ヴィーナスというと誰もが知っている、ルネサンス期(15C)のボッティチェッリ作品を思い出すが、このヴィーナスは古代のものだ。ポンペイでも屋外(中庭)から発見されたため、大塚国際美術館でも屋外に展示されている。「鳥占い師の墓」イタリア北部にある墓穴群ということだが、紀元前520年ころというから驚く。古代エトルリア人の死生観を垣間見る。飛鳥の古墳を思い出していた。「秘儀の間」こちらも、ポンペイ遺跡で発見されるまで、2000年間、火山灰に埋まっていたという。ギリシャから伝来された秘教「ディオニソス教」の信仰のための建物...貝殻のヴィーナス(ポンペイ遺跡)~大塚国際美術館・陶板名画の旅⑤

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