"ピンク&イエロー”藤原京の春コラボ~菜の花と桜②それぞれが競い合うのではなく、それぞれの持ち味を活かして、互いを引き立て合う、そんな関係て素晴らしいと思う。桜と菜の花の絶妙のコラボレーションが藤原京跡で邂逅した。(4月6日撮影)人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking"ピンク&イエロー”藤原京の春コラボ~菜の花と桜②
心の旅を綴ったフォトエッセイです。奈良の観光、平野町めぐり、季節の花めぐり、イベントなど。
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"ピンク&イエロー”藤原京の春コラボ~菜の花と桜②それぞれが競い合うのではなく、それぞれの持ち味を活かして、互いを引き立て合う、そんな関係て素晴らしいと思う。桜と菜の花の絶妙のコラボレーションが藤原京跡で邂逅した。(4月6日撮影)人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking"ピンク&イエロー”藤原京の春コラボ~菜の花と桜②
菜の花と桜①~山の辺の道天理市の道の駅「なら歴史芸術文化村」のすぐ南に「幾坂池の一本桜」がある。堂々としたソメイヨシノの一本桜で堰堤にあるので一際、存在感がある。このあたり、古代の幹線道路「山の辺の道」の中間点にあたり、ここから、更に南方面へ「山の辺の道」のほんの触りの区間を歩いてみる。道は古墳や石仏の間を縫うように続く。程なく、山の辺の道沿いに相当な古社がポツンと鎮座しているのに出会う。夜伽(やつぎ)神社、若しくは夜都伎(やとぎ)神社とも云われ、拝殿後方、瑞垣に囲まれて檜皮葺・一間社春日造の朱塗りの本殿が建っていおり、「武甕槌命社」が祀られている。桜の下に「山の辺の道ははるけく野路の上に乙木の鳥居朱に立つ見ゆ」と刻まれた石碑がある。更に集落を抜けて、竹之内を目指す。このあたりを一人で旅する、インバウンド...菜の花と桜①~山の辺の道
「祇園枝垂れ桜」から「八坂の塔」~That’sKyotoの帰り夜道二十年振りくらいに円山公園の「祇園枝垂れ桜」を見た。長らく行かなかったのは桜宴と称して大騒ぎする輩や烏合の衆を見たくなかったからであるが、「祇園枝垂れ桜」の崇高な姿だけは、また見たくなったのである。今回もできるだけ、樹上だけを見るようにした。またコロナのような人類史上の危機でもない限り、この神のような桜を静かに鑑賞する日は来ないのだろう。円山公園を後にして、ねねの道、二寧坂、産寧坂を経て、ライトアップされた八坂の塔を見た。オーバーツーリズムとはいえ、流石に22時を過ぎると閑散としていた。(4月5日撮影)人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking「祇園枝垂れ桜」から「八坂の塔」~That’sKyotoの帰り夜道
ねねの追憶映す臥龍池~高台寺ライトアップ②1606(慶長11)年豊臣秀吉の正室、ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うために創建したと伝わる高台寺。小堀遠州作庭の池泉回遊式庭園には秀吉・ねねの居城、伏見城より一部を移築し堂宇として配置。幾度かの火災に遭い、現在表門、開山堂、霊屋と茶室・傘亭と時雨亭、観月台などが残る。臥龍池の上に架かる臥龍廊を経た中腹に位置する霊屋(おたまや)で、ねねは追憶の余生を送ったのだろう。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRankingねねの追憶映す臥龍池~高台寺ライトアップ②
高台寺ライトアップ①~「ねねの夢想桜」高台寺は、豊臣秀吉の正室・北政所ねねが秀吉の菩提を弔うために建立した由緒ある古刹。境内には江戸時代初期に作庭された枯山水庭園「波心庭」があり、巨大な一本の枝垂れ桜がある。桃山時代の面影を残すこの桜は、ねねの手植えと伝えられ、現在は4代目だという。私は勝手に「ねねの夢想桜」と呼んでいるが白砂と石が織りなす洗練された方丈前庭が桜の美しさを引き立てている。ライトアップされた姿の幽玄さには畏怖さえ憶える。(4月5日撮影)人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking高台寺ライトアップ①~「ねねの夢想桜」
桜花の刻がゆるりと過ぎゆく〜トワイライト妙顕寺②「忙しい」という字は「心を亡くす」と書くと誰かに教えられたことがある。生きるためだと多忙に追い廻されているうちに生きる意味さえ忘れてしまう。そんなときこそ、人には静謐な時間が必要だ。オーバーツーリズムの京都にあって、妙顕寺は、そんな気付きを促してくれる稀有のスポットである。大本堂の周囲の回廊をゆるりと廻ってみる。永年に渡って、踏まれ磨かれてきた木のヒヤリとした感触を足元に感じて心地よい。大本堂の天井には檀家の家紋であろうか、ズラリと張り巡らされていた。アート作品も展示されていた。桜花の刻がゆるりと過ぎてゆく。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking桜花の刻がゆるりと過ぎゆく〜トワイライト妙顕寺②
トワイライト妙顕寺①~煌めく桜に包まれて京都市上京区の閑静な住宅地の一角に突然、現れる巨刹にして古刹の妙顕寺。京都初の日蓮宗道場として創建され、豊臣秀吉が京都の宿としていたといわれている。山門前では紅しだれ桜が、境内にはソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇り、特に本堂裏の庫裏や方丈まわりが美しい。尾形光琳の作品をもとに作られた「光琳曲水の庭」や白砂の「四海唱導の庭」など4つの趣が異なる庭がある。総門から本堂へのアプローチは黄昏時も相まって、桜が煌めいている。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRankingトワイライト妙顕寺①~煌めく桜に包まれて
京都・本満寺の枝垂れ桜と界隈桜散策本満寺は、京都市上京区寺町通にある日蓮宗の本山で枝垂れ桜の隠れ名所でもある。がしかし、残念ながら既に落下さかん。(4月5日)他のソメイヨシノ等はまだ、留まっていたが。いつものように賀茂川、京都御所界隈を散策後、妙顕寺を目指す。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking京都・本満寺の枝垂れ桜と界隈桜散策
夢幻の夜桜ライトアップ~専称寺の枝垂れ桜③春の宵は穏やかに更けてゆく。夢か現か、その境界さえも今となっては疑わしい。今宵、奈良県香芝市の小さな古刹で束の間の春の宴に酔いしれる。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking夢幻の夜桜ライトアップ~専称寺の枝垂れ桜③
妖艶の夜桜ライトアップ~専称寺の枝垂れ桜②やがて、黄昏の向こうで、夜の帳が降りるころ、艶やかな桜へと表情を変えていく。悪魔のような妖艶と天使のような輝きで私の前に舞い降りた。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking妖艶の夜桜ライトアップ~専称寺の枝垂れ桜②
専称寺の枝垂れ桜①~春の宙(そら)いっぱいに広がって奈良県香芝市の専称寺には樹齢約200年になる江戸彼岸系の枝垂れ桜がある。桜開花時のみ公開されるという小さな隠れ寺だが、一本で境内全体に広がる枝垂れ桜が美しい。まるで、春の宙(そら)いっぱいに広がった桜のシャワーを浴びているようだ。専称寺へは最寄りの二上山駅より生活感あふれる路地裏を抜けて数分で辿り着く。やがて、帳もおりて、ライトアップが始まれば、その妖艶さに息を呑むことになる。次回へ・・・人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking専称寺の枝垂れ桜①~春の宙(そら)いっぱいに広がって
九品寺の桜~白壁に映える一本枝垂れ聖武天皇による詔にて行基が開基と伝わる九品寺(くほんじ)は奈良県御所市の由緒ある古刹。葛城路を行く際には必ず訪れるようになった。千体石仏と彼岸花が有名なお寺であるが、境内の大きな枝垂れ一本桜が咲く頃も素晴らしい。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking九品寺の桜~白壁に映える一本枝垂れ
山科・隋心院④~「花の色は移りにけりないたづらに・・・」「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」は、小倉百人一首の9番目として選出されている小野小町の有名な和歌。意味は、「桜の花はむなしく色あせてしまった。長雨が降っていた間に」であるが、小野小町はこの桜の花を自分自身に例えて、「私の容姿はむなしく衰えてしまった。日々の暮らしの中で、もの思いしていた間に。」という意味も込められている。小町のような絶世の美女でも、老いに逆らうことができず、色あせ、衰え、そして滅していく。小町は「これは世の中の真理であり、変える事のできないもの」として美しくも儚く歌に綴る。隋心院のある、この界隈は「小野郷」と呼ばれた小野氏が栄えた地域で小町の住居もあったとされる。真言宗善通寺派の大本山、随心院は991年に...山科・隋心院④~「花の色は移りにけりないたづらに・・・」
小町と深草少将の物語~山科・隋心院③はねず色と呼ばれる、鮮やかな薄紅色を基調とした襖絵「極彩色梅匂小町絵図」。小野小町の一生を描いたもので、「だるま商店」という京都の二人組のグラフィックデザイナーによって2009年に完成した。この襖絵の薄紅(はねず)色は、3月末に見ごろを迎える小野梅園の梅の花と同じ色だそう。4面からなるこの襖絵は、小野小町の一生を表している。左から順に…1枚目は、小野小町が生まれたとされる秋田県での生活の様子。2枚目は、京都の御所で宮仕えをする様子。3枚目は、宮仕えを辞めて、随心院で過ごす様子。4枚目は、全国を放浪する様子。「今様」の舞が披露された。今様とは、平安時代に作られた謡曲で、宮中の宴会などでも歌われていたという。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogR...小町と深草少将の物語~山科・隋心院③
華やかな「はねず踊り」~山科・隋心院②隋心院に伝わる「はねず踊り」には、次のような逸話がある。昔、深草少将がこの地に住まっていた小野小町を慕うあまりに百夜通いの悲願をこめて通い続けた。しかし、九十九日目の大雪の夜、ついに代人を仕立てたのが運のつきで少将にはもはや小町の姿をもとめることはできなくなった。その後の小町は、毎年「はねずの梅」が咲く頃を、老いの身も忘れたように里の子たちと楽しい日々を過ごしたという。また、少将が通い続けた日数を小町が榧(かや)の木の実でかぞえていたという伝説が残るが、今は隨心院の周辺に数株の古木が茂っている。はねず踊りは、この隨心院に伝わる小野小町の伝説を主題としたものであるが、童謡や民謡の性質上、これがいつ頃から歌われ踊られたかを知る由もない。しかし、江戸元禄年間から少なくとも大...華やかな「はねず踊り」~山科・隋心院②
山科・随心院①~「小野梅園」の百花繚乱随心院は京都市山科区小野にある真言宗善通寺派の大本山で世界三大美女のひとり「小野小町」ゆかりの寺としても知られている古刹。駐車場から参道を歩くだけで、さすが大本山という豪奢な佇まいに思わずシャッターを切りまくった。朱華(はねず)色の遅咲きの梅として知られている「小野梅園」があるが、3月末ということで、梅は殆ど終わりかけており、その代わりとでも云うようにレンギョウやユキヤナギ、そして、桜が彩を添えていた。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking山科・随心院①~「小野梅園」の百花繚乱
メジロと桜~山科・勧修寺の春山科の「勧修寺」(かじゅうじ)は平安時代に創建され1,000年以上の歴史を持つ寺院で、平安時代に作られた「氷室の池」を中心に造園された広大な池泉回遊式庭園「氷池園」がある。久々の参詣だったが、勧修寺には不思議にゆったりとした時間が流れている。アオサギやマガモなども、まったりと過ごしているようにみえた。緑の妖精もやってきた。やはり、彼岸桜にはメジロが似合う。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRankingメジロと桜~山科・勧修寺の春
枝垂れ桜の咲くころ~山科・岩屋寺(いわやじ)岩屋寺(いわやじ)は忠臣蔵の大石内蔵助が隠棲して討ち入りの策を練った由緒のある寺で「大石寺」ともいわれている。参道途中で春告げ花を見つけた。モクレンとムスカリ。山科盆地が見渡せる大石内蔵助隠棲跡には枝垂れ桜が大きく枝を広げており、たくさんの人が撮影していた。山門の脇でも、もう一本、枝垂れ桜が咲いている。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking枝垂れ桜の咲くころ~山科・岩屋寺(いわやじ)
ソメイヨシノ開花と糸桜満開~伏見酒造小路散策29日、漸く京都でも、ソメイヨシノの開花宣言が出た。早速、伏見酒造小路に出かけてみたが、まだ、チラホラ感でユキヤナギは満開となり、ソメイヨシノを圧倒していた。ただ、川沿いの長建寺の「糸桜」は今、まさに満開となっていた。のんびりとした十石舟、名水から作られた伏見酒の飲み比べ、昔ながらの酒蔵が立ち並ぶ風情ある小路の散策。いつ来ても、癒されるスポットである。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRankingソメイヨシノ開花と糸桜満開~伏見酒造小路散策
安堵町歴史民俗資料館~「灯芯ひき」と「天理軽便鉄道」近場であるのに行ったことがないというスポット、奈良県生駒郡安堵町へプチトリップしてみた。安堵町は奈良盆地のほぼ中央、大和川と富雄川が合流するあたりに位置する、のどかな田園の中にある。「安堵」という、心安らぐような地名だが、実際には地勢的にも昔から水害に苛まれた地域であったろうことは容易に想像できる。白壁の重厚な造りが特徴の「安堵町歴史民俗資料館」は元庄屋の今村氏の邸宅を活用した展示施設。奈良県再設置運動(明治時代に一時消滅した奈良県を再設置に導いた運動)に尽力した、今村勤三の生家だ。江戸時代から伝わる古文書や、日々の生活で人々が使用した民具の数々が展示されているが、町の伝統産業であった「灯芯ひき」の展示に特化した資料館でもある。安堵町では低湿地を生かした...安堵町歴史民俗資料館~「灯芯ひき」と「天理軽便鉄道」
藤の咲くころ~広陵町・新家長福寺③白藤が青空に映えて綺麗だ。隠れ花の寺、奈良県広陵町の新家長福寺では八重桜、牡丹だけでなく、藤の花とのコラボも素敵だ。小さいながらも、この花園のボリュームで拝観料無料とは頭が下がる想い。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking藤の咲くころ~広陵町・新家長福寺③
牡丹の咲くころ~広陵町・新家長福寺②牡丹と八重桜のコラボなんて、あまり見たことがないように思う。散った八重桜の花びらカーペットが牡丹を一層、引き立てていた。咲くもよし散るもよし花はなげかず今をいきる人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking牡丹の咲くころ~広陵町・新家長福寺②
八重桜の咲くころ~広陵町・新家長福寺①馬見丘陵公園や竹取物語伝説が残る奈良県広陵町に知る人ぞ知る花の寺、新家長福寺(しんけちょうふくじ)がある。すぐ近くの広陵町図書館には、よく出向いていた筈の、かく言う私も実は知らなかった。別称「桜御坊」ともいわれる真宗大谷派の寺院で3月下旬からシダレザクラ、4月中旬からは松月、一葉、関山、鬱金、御衣黄など、さまざまな八重桜が咲く。同時にボタン、藤の花も咲き出すので、そのコラボは素晴らしかった。さまざまのこと思ひだす桜かな芭蕉人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking八重桜の咲くころ~広陵町・新家長福寺①
福住町西念寺~山里に咲く枝垂れ桜名阪国道、福住IC降りて、すぐ。天理市福住町の山里の田園風景のなかに、ひときわ目を引く茅葺き屋根がある。室町時代の開山といわれる融通念仏宗のお寺、西念寺である。こちらの枝垂れ桜は見事だと聞きつけて、初めて訪れた。(4/16撮影)おそらく、今年最後の枝垂れ桜となるだろう。名残惜し気に見入った。福住小学校脇に咲いていたスノーフレーク。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ福住町西念寺~山里に咲く枝垂れ桜
京都府庁旧本館②~西洋近代建築とルネサンスの薫り京都府庁旧本館は、明治37年(1904)に竣工し、現在も執務室として使用されている。創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のもので、平成16年(2004)には国の重要文化財に指定された。ルネサンス様式に属する建物の外観は、正面の一段高くなった屋根を中心に左右両翼に対称に張り出した形となっており、西洋近世の大邸館を彷彿とさせる。内装も工芸品を思わせるほど重厚である。旧知事室、旧議場。旧議場ではコンサートが開催されていた。京都府庁旧本館②~西洋近代建築とルネサンスの薫り
京都府庁旧本館①~枝垂桜の咲くころ国の重要文化財である京都府庁・旧本館の建物に四方を囲われた中庭で枝垂れ桜が咲き誇っていた。(4月2日撮影)風雪を経た不均一な厚みの窓ガラス越しに薄紅色の花びらが揺らぐ様はまた、趣がある。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ京都府庁旧本館①~枝垂桜の咲くころ
京都サイクリング~平野神社・賀茂川自転車で観光地を廻ることを「サイクル・ツーリズム」というそうだ。ゆっくりと風を感じながら、街の息づかいを肌で感じながら、自転車で廻る旅はいいものだ。今回、初めて、京阪・出町柳駅前の「エムしか」さんで自転車を借りたわけだが、京都市内の街中を廻るのには最適だと思った。思えば、これまで、渋滞に巻き込まれたり、駐車場やバスの時間を気にしたり、或いは足が棒になるまで歩いたりと決して、安寧な旅をしてきたとは言い難い。今回の行程は哲学の道~わら天神(原谷苑行のシャトルバス発着場)~平野神社~京都府庁~京都御苑~半木の道(賀茂川沿い)でゆっくり回るには丁度よいコースである。平野、桜でググると、平野区ではなくて、ここがヒットするくらいの桜の名所「平野神社」。ここに来るたび、心が広がるような...京都サイクリング~平野神社・賀茂川
百花繚乱の「原谷苑」②~桜とヤマツツジ、シャクナゲ、木瓜のコラボ華やかなピンクや赤の花々が桜を背景にして映える風景。桜色をベースにした園内を彩るのは白のユキヤナギ、黄のレンギョウ、そして、アクセントカラーであるパープルピンクのシャクナゲ、ヤマツツジに赤とオレンジの木瓜の花、侘助椿。京都市郊外の「原谷苑」は、まさに「桃源郷」と呼ぶに相応しい「秘密の花園」だ。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ百花繚乱の「原谷苑」②~桜とヤマツツジ、シャクナゲ、木瓜のコラボ
百花繚乱の「原谷苑」①~桜とレンギョウ、ユキヤナギのコラボ主役は桜ばかりじゃない。引き立て役の筈のレンギョウやユキヤナギが主役を喰ってしまうことだってある。「原谷苑」では、白と黄色の花々が桜を背景にして咲き誇っていた。白のユキヤナギ、利休梅など。黄色のシナレンギョウ、山吹、黄梅、日向ミズキ、ミツマタなど。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking百花繚乱の「原谷苑」①~桜とレンギョウ、ユキヤナギのコラボ
紅枝垂れ桜の咲くころ~京都・原谷苑京都・金閣寺の更に山向こうにある「原谷苑」。10数年前に初めて訪れたときは、桜の隠れ名所などと言われていたが、今や、シーズンにはシャトルバス3台が何往復もするなど、すっかり、メジャーな花見スポットとなってしまった。それでも、「しだれ桜のジャングル」とも表現されるほど、圧倒的な桜の美しさに浸ることができる「原谷苑」には、出かけたくなる。4,000坪という広大な苑内にはベニシダレザクラなど、約20種400本の桜が植えられている。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking紅枝垂れ桜の咲くころ~京都・原谷苑
哲学の道~桜ウオーク銀閣寺から熊野若王子神社まで続く、疎水沿いの約2kmの小路「哲学の道」。名前の由来は、哲学者の西田幾太郎が思惑にふけりながら散策したことから。コロナ明けの桜満開日曜日とあって、とても、哲学するどころではない人出と相成った。(4/2)それでも、想い出が点在している場所が多く感慨深かった。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking哲学の道~桜ウオーク
天理教本部前・枝垂桜ライトアップの幽玄毎年恒例となっている天理教本部前の枝垂桜ライトアップが今年も開催された。その幽玄さに酔いしれる春の宵であった。この街に舞い降りるたび、私は異教徒になる。そして、この街がある意味、ユートピアとなっていることに気づく。駅前の整然と整備され、且つ機能的で広々とした広場、メイン筋となる商店街にはゴミひとつなく、掃き清められている。おそらく、犯罪件数も少ないだろう。まちづくりのお手本を見るような気がする。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking天理教本部前・枝垂桜ライトアップの幽玄
ミツバツツジと桜の咲くころ~南山城・神童寺南山城の神童寺(じんどうじ)は、596年、聖徳太子が建立し、675年、役小角(役行者)がこの山で修行したと伝わる小さな古刹。2人の神童の力を借りて蔵王権現像を刻み、それを本尊として祀ったといわれている。古くから奈良・吉野山と密接な関係を持つ修験道の霊地で、奈良・吉野山に対して北吉野山と号し、最盛期には山一帯に26坊を有する大寺院になったという。幾度となく訪れる神童寺だが、これほど、ミツバツツジと桜が同時に咲いているのを見るのは初めてだ。白とパープルのコントラストが素晴らしい。ハピドラムなる楽器を演奏されている方がいらっしゃった。お寺の雰囲気にぴったりだった。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRankingミツバツツジと桜の咲くころ~南山城・神童寺に「ハピドラム」の響き
玉川堤の桜から蟹満寺~南山城・桜逍遥桜満開時にはよく訪れる井手町の「玉川堤の桜」。ここも私の桜逍遥・定番コースである。例年になく早い今年の桜は、ここでも、桜吹雪となり始めていた。ここまで来たら、高台にある地蔵禅院の枝垂れ桜を見ようとふうふう言いながら昇っていく。残念ながら、既に最盛期は過ぎていた。このあたりは山吹の名所でもある。小野小町の墓がある。桜逍遥はまだまだ続く。近くの蟹満寺へ。蟹満寺駐車場横の堤も見事な桜並木となっており、地元の皆さんの花見の宴会場となっていた。カメラ片手に一人で現れた風来坊の私なのに、突然、バーベキューのお誘い。「いえいえ」といったんお断りしておきながら、手だけが伸びている始末。有難くお相伴にあずかった。地元産のタケノコがことのほか、美味だった。駐車場は満車なのに誰一人としてお寺...玉川堤の桜から蟹満寺~南山城・桜逍遥
名もなき桜の咲くころ~近隣サクラめぐり有名観光地や有名仏閣の桜や固有名詞のついた桜だけが桜じゃない。この季節になると、突然、名木の名乗りを上げるかの如く、華やぐ桜の何と多いことか。そんな名もなき桜が、今を生きる生命の賛歌を謳歌しているように思うのは私だけではないはずだ。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking名もなき桜の咲くころ~近隣サクラめぐり
奈良公園・氷室神社~”奈良の一番桜”が咲くころ氷室神社は若草山の近くを流れる「吉城川」上流域にあるの「月日磐(つきひいわ)」と呼ばれる巨石にに「氷神」をお祀りしたことにその由緒を持つ。月日磐には氷室が設置され、冬の寒さで生み出された氷を夏になるまで保存し、春から夏にかけては平城宮にその貴重な氷を献上するという儀式が奈良時代の間、常に行われ続けたという。ここの桜は奈良で一番早く咲くというので「奈良の一番桜」ともいわれる。長年、このあたりを歩きまわっているが、吉城苑と氷室神社の裏口が繋がっており、双方で行き来できるとは知らなかった。番外編;県庁近くの料亭の庭。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking奈良公園・氷室神社~”奈良の一番桜”が咲くころ
奈良公園・吉城園~紫木蓮の咲くころ奈良県庁の東側と奈良公園の間に位置する吉城園(よしきえん)は春日山と若草山が見える庭園と木々が美しい庭園で依水園と隣接している。園内には旧正法院家住宅を中心とした池の庭や苔の庭、茶花の庭からなり、苔の庭には離れ茶室があり奈良県指定有形文化財に指定されている。庭園には紫木蓮、白木蓮、レンギョウ、ツバキ、シャクナゲ、桜、ミツバツツジ、馬酔木、リュウキンカ、ボケ、沈丁花などの花が咲き誇っていた。春の装いとなった苑。アクセスの良さと入苑無料というのが嬉しい。(TOPはシャクナゲ)馬酔木紫木蓮木瓜とレンギョウ木蓮とミツバツツジレンギョウリュウキンカ沈丁花人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking奈良公園・吉城園~紫木蓮の咲くころ
飛鳥路・春色さんぽ⑤~万葉文化館あたり万葉文化館の庭園と周辺の花々も春を謳歌していた。特に白モクレンと青空の対比は素晴らしかった。「持統桜」という札が架かっていた。こちらはシデコブシ。久々に館内に潜入。遣唐使船人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking飛鳥路・春色さんぽ⑤~万葉文化館あたり
高取町・町家の雛めぐり~飛鳥路・春色さんぽ④「高取城」の城下町として栄えた高取町の土佐街道沿いに古い町家や武家屋敷が現存している。毎年恒例の「町家の雛めぐり」に久々に訪れた。メイン会場の15段、500体の「天段のお雛さま」や街道沿いの旧家や老舗など各所に展示される、お雛さま、ジャンボ雛、ミニ雛、つるし雛などに見入った。米蔵をリノベーションした町家Cafenoconoco(のこのこ)で飛鳥ルビーの”いちごパフェ”をいただいた。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking高取町・町家の雛めぐり~飛鳥路・春色さんぽ④
マツヤマカフェから牽牛子塚古墳~飛鳥路春色さんぽ③飛鳥駅近くのお洒落なカフェでランチをすることに。「MatsuyamaCafe/マツヤマカフェ」は元々は築100年ほどの倉庫として使われていたという建物で、また内装は店主の松本さんがこだわり抜いたセルフリノベーションしたものだという。地元食材をふんだんに使用したランチプレートをお洒落な空間でいただくのも旅の醍醐味である。ブルーシンフォニーが滑り込んできた。駅から歩いて10分ほど、山手に上がると「牽牛子塚古墳」がある。飛鳥時代、史上初めて2度天皇となった皇極・斉明天皇(女帝)。彼女が娘と孫娘と一緒に眠る古墳が、牽牛子塚古墳・越塚御門古墳である。飛鳥時代の天皇陵の象徴である、八角形の墳丘で「あさがお塚」とも呼ばれる白いピラミッドのような古墳だ。人気ブログランキン...マツヤマカフェから牽牛子塚古墳~飛鳥路春色さんぽ③