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ワンダースター航星記 https://blog.goo.ne.jp/nietaazuki

心の旅を綴ったフォトエッセイです。奈良の観光、平野町めぐり、季節の花めぐり、イベントなど。

地元・奈良や勤務先・大阪市平野区を中心に関西一円の観光情報、人情報、グルメ情報など、盛り込みました。

あずき煮えた
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住所
三郷町
出身
木津川市
ブログ村参加

2013/06/01

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  • バルスの伝説・地下迷宮 ~友ヶ島探索 ④

    バルスの伝説・地下迷宮~友ヶ島探索④第4砲台は、沖ノ島の中心部やや東寄りの山中に位置し、東側の海域を防衛するために構築された。第3砲台とよく似た構造で砲座間(大砲を設置していた場所)はすり鉢状になっており、360度全周を射界に捉えていた。ただ、第3砲台跡が島観光のメインスポットであるのに対し、閉鎖されるのも早かった第4砲台跡は山林に埋没したままになっており公開されるようになったのもつい最近という。当然、整備されるのも遅れたというわけだ。その分、今でも懐中電灯がなければ入れないほどの暗闇の地下迷宮があり、まるでインディジョーンズになったようなスリリングな気分を味わうことができる。そういう意味ではラピュタの「バルスの伝説」を一番、感じられるスポットかもしれない。持参のランタンで奥に進む。(懐中電灯は現地で借用...バルスの伝説・地下迷宮~友ヶ島探索④

  • 「ラピュタの要塞」と「リス」 ~友ヶ島探索 ③

    「ラピュタの要塞」と「リス」~友ヶ島探索③第2砲台は、紀淡海峡を通過し大阪湾に侵入しようとする敵艦に対して真横から砲撃を加えるべく設置された「要撃砲台」で、友ヶ島西端北寄りの海岸沿いに位置する。海沿いのため、敵艦の砲撃をまともに受ける可能性が高いので厚さ2mもあるコンクリート壁で覆われていたが、長い間の浸食や風化により、廃墟要塞と化している。ジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」のイメージを彷彿とさせる友ヶ島のなかにあって、もっとも、ラピュタっぽい場所なのかもしれない。「今は、ラピュタが何故、滅びたのか、あたし、よくわかる。」シータ人類が何故、滅びたのか、いつか、誰かが回顧する日が来るのだろうか。旅館跡や住居跡の廃墟感も半端ない。野奈浦広場にある唯一の食事処「らぴゅカフェ」横のベンチに何やら小さな動物が・・・...「ラピュタの要塞」と「リス」~友ヶ島探索③

  • 友ヶ島探索 ② ~地下要塞基地と友ヶ島灯台

    友ヶ島探索②~地下要塞基地と友ヶ島灯台第3砲台は全周360度を射撃でき、紀淡海峡防備のための主要な施設だったそうだ。対岸の淡路島との距離は僅かで海峡を通過する軍艦を充分に射程内に収めたことだろう。砲台の地下には砲弾貯蔵庫や揚弾装置が設置されており、階段から地下に降りれば、地下施設全体を見学することが可能。地下要塞の探検は冒険心を大いに擽って、ワクワクさせてくれる。外に出ると「砲座」がある。タカノス山展望台に上がってみる。明治5年建築で今も現役という友ヶ島灯台を眼下にみる。東に目を移すと小さな「神島」、その奥に「沖ノ島」と堤防で陸続きの「虎島」。さらにその奥には二番目に大きな「地ノ島」。対岸は大阪、和歌山である。孝助松海岸灯台横の子午線広場と「第1砲台跡」。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村...友ヶ島探索②~地下要塞基地と友ヶ島灯台

  • 友ヶ島散策 ① ~第3砲台跡・時空超えた煉瓦造り遺構

    友ヶ島散策①~第3砲台跡・時空超えた煉瓦造り遺構紀淡海峡に浮かぶ4島、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島を総称して友ヶ島と言う。加太港から定期船(約20分ほど)で渡る一番大きな沖ノ島では明治政府によって作られた砲台跡を巡ることができる。ただ、定期航路の友ヶ島汽船は便数、定員共少ないうえに天候による欠航も多く、アクセスがいいとは言い難い。島に到着した途端、5月というのに、いきなり猛烈な蝉時雨に迎えられた。わずか約20分の航海なのに、いきなり、南の島に来たような錯覚に陥る。この蝉は「ハルゼミ」らしい。まず、最初に友ヶ島における最主力砲台である第3砲台跡に辿り着く。明治政府が紀淡海峡防備のため、由良地区(淡路島)および友ヶ島・加太・深山地区(和歌山市)に築造した由良要塞の一つの砲台跡で煉瓦造りが独特の風景を演出している...友ヶ島散策①~第3砲台跡・時空超えた煉瓦造り遺構

  • 「The Rose」 を聴きながら ~荒牧バラ公園

    「TheRose」を聴きながら~荒牧バラ公園伊丹市の荒牧バラ公園では世界のバラ約250種1万本が広さ1.7ヘクタールの南欧風のおしゃれな園内一帯に咲き乱れている。(現在、見頃過ぎ)薔薇が咲く頃になると、どうしても聴きたくなる曲がある。「TheRose」。bettemidlerの曲だが、数年前から手嶌葵バージョンにハマってしまった。曲を聴きながら、フォト・チャンネルを観てください。「THEROSE」ForYouこの歌詞の本当の意味が漸く、わかってきたような気がする。あなたにはわかってほしいような、まだ、わかってほしくないような複雑な気持ちだ。本家の字幕・和訳版です。「TheRose」を聴きながら~荒牧バラ公園

  • 「かつてない空海展」と奈良界隈逍遥

    「かつてない空海展」と博物館・界隈逍遥奈良国立博物館で開催中の「空海KŪKAI―密教のルーツとマンダラ世界」。胎蔵界・金剛界という2つのマンダラ世界を、国宝や重要文化財などで立体的に展示された「かつてない空海展」だった。平安時代初期に、弘法大師・空海が制作に関わったとされる国宝の「紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図」(むらさきあや・きんぎんでい・え・りょうかいまんだらず)」別名「高雄曼荼羅」は当時、希少だった紫色の染料「ムラサキ」という植物の根である「紫根(しこん)」が使われていたことがわかっている。2幅がそれぞれ縦横4メートルほどあり、仏の悟りと慈悲の世界を、金と銀の線で描かれている。空海は、「密教は奥深く文筆で表し尽くすことが難しい。そこで図や絵を使って悟らない者に開き示すのだ」と述べたという。確かに空海の書は...「かつてない空海展」と奈良界隈逍遥

  • 目眩く万華鏡ワールド ~奈良公園「万華鏡喫茶しろあむ」

    目眩く万華鏡ワールド~奈良公園「万華鏡喫茶しろあむ」久し振りに万華鏡喫茶「しろあむ」さんを訪れた。「しろあむ」さんは奈良公園、東大寺の西に位置する小さな喫茶店で、何故か、通りすがりのインバウンドのお客さんが多い。所狭しと並べられた目眩く万華鏡ワールドと店内を流れるクラシックの調べに時を忘れて、寛いでしまった。マスターさんはFB友だちでもある。店内には何故か、カタツムリとキノコのオブジェが多い。変わり種は人工筋肉を使ったという浮遊体アート。生きているようだ。庭先のカラーの白がまぶしかった。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking目眩く万華鏡ワールド~奈良公園「万華鏡喫茶しろあむ」

  • ならまち散策と「よつばカフェ」 ~一刻のくつろぎタイム

    ならまち散策と「よつばカフェ」~一刻のくつろぎタイムならまちの「にぎわいの家」では新緑に泳ぐ鯉のぼりが目を引いた。ならまちはよく散策するので勝手知ったる町だと思っていたが、少し、横道や路地裏に足を踏み入れるだけで新たな発見や出会いがあったりする。今回は「よつばカフェ」という、とても寛げるお店を見つけた。外見は普通の民家。いや、実は内部も。「にゃんこピザ」がかわいい。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRankingならまち散策と「よつばカフェ」~一刻のくつろぎタイム

  • 千本ゑんま堂大念仏狂言 ~幽玄と笑いの仮面喜劇

    千本ゑんま堂大念仏狂言~幽玄と笑いの仮面喜劇京都市上京区千本通の千本ゑんま堂・引接寺(いんじょうじ)でGWに無料で催される「ゑんま堂大念仏狂言」鑑賞に今年も出かけた。あまり、同じところに出かけない私が3年連続というのは、よほど気に入ったからに違いない。今年は初めて、夜の部に出かけたが、涼しいし、灯りが幽玄さを演出するので、とても良かったように思う。「ゑんま堂大念仏狂言」は京の三大念仏狂言のひとつで他の二つが無言であるのに対して、有言の仮面喜劇である。創建・開山をされた定覚上人が布教のため、大念仏法会を始めた事が起こりと伝えられている。悪太郎船弁慶人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking千本ゑんま堂大念仏狂言~幽玄と笑いの仮面喜劇

  • 興聖寺(おりべ寺)~新緑と青波の中、「己との邂逅」

    興聖寺(おりべ寺)~新緑と青波の中、「己との邂逅」京都市上京区堀川通に面する「興聖寺(こうしょうじ)」は安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した茶人・古田織部によって慶長8年(1603)に建てられた臨済宗興聖寺派の本山である。古田織部は千利休の弟子で、古田流茶道の祖として知られる戦国武将であることから、当寺は通称“織部(おりべ)寺”とも呼ばれている。訪れたGWの中日、境内に入った途端、新緑の緑に圧倒された。中門から続く本堂前庭園ではフォトグラファー、エドワード・ブルガッド氏による布にプリントされた写真が展示されており、斬新なアートの薫り。「本気の坐禅」を目指すお寺ということで、じっくりと、「己との邂逅」ができそうな静かな雰囲気に満ち満ちている。また方丈には杏橋幹彦(きょうばしみきひこ)氏の奉納による「青波の...興聖寺(おりべ寺)~新緑と青波の中、「己との邂逅」

  • 京都大学総合博物館 ~バラエティな展示に興味津々

    京都大学総合博物館~バラエティな展示に興味津々京都大学総合博物館は京都大学が開学以来100年以上に渡って収集してきた貴重な学術標本資料約260万点の保管及び大学での研究・教育活動とその成果の紹介を行っている博物館。日本の大学博物館としては最大規模を誇るそうで、館内は文化史系・自然史系・技術史系と分野分けされており、土器や石棺などの考古学資料から古文書・古地図、化石や貴重な生物標本まで、展示物は非常にバラエティ豊富である。エントランスでは巨大なナウマンゾウとアジアゾウの頭骨の化石が出迎えてくれる。次に世界的にも貴重な鉱石だという「輝安鉱」。のっけから、多様だなと思ったら、今度は小惑星イトカワで採取された粒子のレプリカ。ナウマンゾウに始まる自然史系。「ランビルの森」の展示。ボルネオ島にある熱帯雨林の森の生態系...京都大学総合博物館~バラエティな展示に興味津々

  • 狂虎シンに勲章! ~「タイガー・ジェット・シン展」on 京都ホホホ座

    狂虎シンに勲章!~「タイガー・ジェット・シン展」on京都ホホホ座タイガー・ジェット・シンが政府より4月29日、令和6年春の旭日双光章を受章した。タイガー・ジェット・シンとは昭和の時代に“インドの狂虎”と呼ばれたインド系カナダ人レスラーで、初来日は1973年。当時、日本では全く無名であったが、前触れなく、突如、新日本のリングに乱入し、首締めのような必殺技コブラクローとサーベル攻撃でファンを恐怖のどん底に突き落とした。それだけなら、プロレス界によくいる悪役ヒールレスラーで終わるところだが、シンの狂い方は常軌を逸していた。レスラーだけでなく、報道陣、観客、一般人にも真剣に襲いかかる。それも、撮影があるなしに拘らずだ。ついには、新宿伊勢丹前で買い物中の猪木を襲撃し、パトカーが出動する事件にまで発展する。「徹底して...狂虎シンに勲章!~「タイガー・ジェット・シン展」on京都ホホホ座

  • 無双の怪力「ストロング小林展」 ~京都プロレス美術館

    無双の怪力「ストロング小林展」~京都プロレス美術館「怒涛の怪力」と呼ばれていたが、あえて、「無双」とした。「無双」と揮毫された白いガウン姿のストロング小林が好きだったからだ。猪木や馬場のようなカリスマではなかったが、ストロング小林は一時期の日本マット界に燦然と輝く足跡を残したレスラーだった。ただ、彼にもう少し、ガムシャラな闘争心と我の強さがあったなら、歴史は変わっていただろうにと思うのである。周りによくいる誰かのように我が強すぎたり、自己主張の塊ではなく、謙虚で誠実な彼はレスラーとしては、あまりに善人すぎた。だからこそ、好感を持っているのであるが、そんな矛盾した想いが私の中には今もある。下鴨神社にほど近い地にある「京都プロレス美術館」において、昨年、地元の東京都青梅市で開催されて以来の「ストロング小林展」...無双の怪力「ストロング小林展」~京都プロレス美術館

  • 斎王代「御禊の儀」 ~緑萌ゆる下鴨神社にて

    斎王代「御禊の儀」~緑萌ゆる下鴨神社にて5月15日に行われる京都の三大祭りのひとつ、「葵祭」を前に、祭りの主役、「斎王代」が身を清める儀式「御禊の儀(みそぎのぎ)」が5月4日、下鴨神社にて執り行われた。葵祭の主役、「斎王代」は、平安時代に神社に仕えた皇室の女性「斎王」の代わりを務める女性で、今年は旅行会社社員の松浦璋子さんが選ばれた。十二単衣をまとった松浦さんはおはらいを受けた後、境内を流れる「御手洗川」にゆっくりと両手を浸し、穢れを払った。この神事のクライマックスは斎王代が御手洗川で手を洗うシーンなのだが、報道陣と招待客に遮られて、彼等より、ずいぶん早く来て、場所取りをしていた我等一般客の目には届かなかった。庶民には別世界であるのは平安時代の昔から変わっていないのだ。「こ、これっ!」人気ブログランキング...斎王代「御禊の儀」~緑萌ゆる下鴨神社にて

  • 當麻寺境内から、「しあわせの森公園」の芝桜

    當麻寺境内から、「しあわせの森公園」の芝桜當麻寺の境内には、国宝指定の本堂(曼荼羅堂)・東塔・西塔、国の重要文化財指定の金堂・講堂はじめ、大師堂・薬師堂・仁王門・鐘楼などが、独自の伽藍配置で立ち並び、金堂の弥勒仏坐像(国宝)、四天王像(重文)をはじめとして、多くの貴重な文化財を伝えている。また塔頭寺院も13を数え、倶利伽藍龍蒔絵経箱(国宝)、中之坊庭園(名勝・史跡)など、それぞれに貴重な寺宝を数多く伝えている。また、當麻寺周辺も風情あふれるお地蔵様が見守る。帰り道、道の駅かつらぎの裏山に広がる葛城市「しあわせの森公園」の芝桜を見に行った。最盛期には約3万株の芝桜が斜面をピンク色に染めあげるようだが、残念ながら一週間ほど遅かったようだ。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRank...當麻寺境内から、「しあわせの森公園」の芝桜

  • 當麻寺・西南院 ~牡丹の咲くころ ②

    當麻寺・西南院~牡丹の咲くころ②7Cの創建時からの双塔(東塔・西塔)が現存している日本で唯一の寺院、當麻寺。その當麻寺の塔頭寺院「西南院(さいないん)」には、西塔を借景とした池泉回遊式庭園があり、みはらし台から望む国宝の東西両塔は絶景だ。江戸初期に作られた池泉回遊式庭園では水琴窟の音色も楽しめる。奥の院や中之坊と共に牡丹の名所でもあり、入り口前の「なんじゃもんじゃ」や「シャクナゲ」、そして、新緑も見事である。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking當麻寺・西南院~牡丹の咲くころ②

  • 當麻寺・中之坊 ~牡丹の咲くころ

    當麻寺・中之坊~牡丹の咲くころ奈良県葛城市當麻寺の中之坊は當麻寺最古の塔頭で、創建は役行者とされる。中将姫が剃髪した坊とも伝えられている。大和三名園のひとつ、香藕園(こうぐうえん)は枯淡な美をみせている。境内は牡丹をはじめ、躑躅、白藤などが咲き乱れ、まさに浄土の様相を呈していた。写仏や写経の間は150枚もの日本画に飾られた絵天井が見事だった。人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村FC2BlogRanking當麻寺・中之坊~牡丹の咲くころ

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