スペインの 巡礼終えた わが友の ありがたきかなブログの歌は
晩年は 生徒指導に 明け暮れて 夕陽がきみのこころをひらく
さくさくと 敷石あゆむ 城下町 小江戸川越日曜の午後
とりあえず ビールではなく とりあえず コーヒーなのですわたしの場合
さて明日は 仲間四人と 散策に 小江戸川越歴史の道を
官能の 声が聞こえる くちなしの 白き花咲く雨の路地裏
若き日に めぐる欧州 ひとり旅 ラインの川の流れにまかせ
ポイントを 教えてくれた 講習会「俳句は切れる」「短歌は述べる」
アイスかな それともホット 週末の 喫茶で迷う梅雨のコーヒー
五十年 内装変わらぬ 喫茶店 たばこの匂う昭和のままに
ポジティブな 返歌にわれは 励まされ 前見て生きる夢を見ながら
新しい ノートに記す できるなら 明日に向かって羽ばたく歌を
死を前に なんでこんなに 詠めるのか 石川啄木「悲しき玩具」
関心を 寄せてくださる 人のいて よろこび満ちる朝の返歌に
LINEから うなぎがとどく 特上の われも食いたい年金生活
バス乗れば 半額なれど わが身体 元気そのものまだまだ生きる
またしても 返歌のありて この朝は 涼風が吹く雨も上がって
何となく 空を見つめて 息を吐く つゆがはじまるような土曜日
いきなりの あかねの空に 明日こそは 晴れてほしいと願うわたしは
鮮やかな 記憶にのこる 旅は皆 おのれで調べおのれで歩く
くちなしの 花は全開 雨の中 白がきわ立つ路地の裏にて
愛猫の「プー」と大谷 翔平が われの推しです今のところは
梅雨はまだ 来ないと言うのに 音を立て つよく雨降る六月二十日
がんばれは 我を張ることと ベテランに 言われた新卒一年目にして
かの友は ギター続けて いるのかな 卒業以来会えてないけど
現役の すべてを終えて 野良ネコの「プー」とたわむるあの二年間
あまやかに 匂える花の くちなしに 誘われ裏の小道に入る
あの頃の 子どもと過ごす 毎日は 刺激的ですドラマのようで
青春の 記憶にのこる ひとり旅 欧州一周二ヶ月かけて
梅雨空は どこに行ったの ぎらぎらと 夏の日差しの照りつける午後
青春の 記憶にのこる 歌声は メリーホプキン「悲しき天使」
黒蜜を 入れてコーヒー 飲む朝は ホッとひと息雨も上がって
東北を 旅する友の 旅行記が LINEでとどく二泊三日の
くちなしの 真白き花の 咲き初むり 梅雨を伝えるここむさしのに
エアコンを もうつけました じめじめの 朝のリビング我慢できずに
朝に飲む エスプレッソは イタリアの タッツァドーロのコーヒー豆で
奥入瀬の 動画がとどく せせらぎの 音でめざめるリビングの朝
同僚の 相談を聴く コメントは 控えに控え聴くにてっして・現役の頃
出身は 愛知ではなく 三河だと それが口ぐせ職場の友は
わが街の みどりは消える 欲望の 限りをつくす再開発に
真夏日の ようです今日も 蒸し暑く たっぷりと飲むアイスコーヒー
かの人の 返歌はいつも うれしくて はずむこころの土曜の朝は
あこがれは 尾瀬の木道 水芭蕉 再度行きたし仲間とともに
さて今日は 真夏日なれど 三段の ハンバーガーをランチに食す
いついつも 褒めてくれるよ 先生は 経過観察心電図観て
八国の 山のふもとの 花しょうぶ 咲いたでしょうねうすむらさきに
今日もまた ひとりぼっちの 旅に出る ちょっとカフェまでコーヒー飲みに
あの頃は 時を惜しんで はたらいた 何のためかは考えもせず
しみじみと ピアノを聴けば しみじみと こころの揺れる午後のリビング
旅に出る エスプレッソの 味求め ローマ、フィレンツェイメージだけの
この朝も 返歌のありて 関心を 示してくれる人のうれしや
青春は 輝いていた われにとり ありがたきかな二十歳の仲間
現在と 未来見るため このところ 歴史を学ぶたったひとりで
何となく 今日も良いこと あるように 掃除洗濯こころも洗う
目を閉じて こころに浮かぶ ふるさとの 山や川など遠くになりて
わが友は おのれを語る いついつも 他者のことなど考えもせず
この朝は 掃除、洗濯、布団干し 空は水色こころも晴れて
このところ 過去の想いに 引きずられ 明日が見えないわたしはどこに
いつまでも つづく旧友 フラットな 関係だから七十超えて
金八は 理想にありて 真実は どろどろなのさ現場の教師
道の辺の あかむらさきの あじさいと 言葉を交わす六月十日
憧れの「アルハンブラ」を 聴きながら コーヒー淹れる午後のリビング
「寝ています あたま半分」LINEにて いよいよ来るか梅雨の本番
戦国の 武将のなんと 残虐な 信長しかり秀吉しかり
それとなく 二十歳の頃を 語り合う 仲間四人とコーヒー館で
うっとりと がくあじさいに 眺め入り ちょっと軽めの息吹きかける
曇天の 空の下にて アナベルの 白き花咲くスーパー裏に
なるほどね 友の返歌に うなづいて 雨の上がりし空をながめる
ドクダミは 白き十字の 花をつけ やさしく揺れる日曜の朝
武蔵野の お茶の はたけは 潰されて 資本はうごく再開発の
この朝は G線状の アリア聴き 鎮めていますたかぶるこころ
いついつも ながめる弥彦 校舎より わが青春のふるさとの山
若き日の 夢がかなった この朝に モーツァルト聴くゆとりの食事
えりすじに ひんやり風が 忍びこむ 月に一度の理髪を終えて
お互いの 近況報告 現在の 体調語るむかしの仲間
それぞれが 病いの話を 披露して 宴会終えるきのうの夜は
六月の 朝のひかりを 吸い込んで シャキッと伸びる背なもこころも
朝食は ちょっと軽めの クラッカー 香り立ちたるコーヒー添えて
なにひとつ 浮かばぬときは 無理をせず そっとペン置き手帳を閉じる
いちにちに 十首を詠めば それなりに 詠んだ気がする質など問わず
楽しみは ひとり学習 このところ 歴史にはまる和も洋もなく
さて今日の アフタヌーンの コーヒーは ブレンドとする味おだやかに
「労働者 それとも聖職 教員は?」採用試験の面接官は・半世紀前の教員採用試験を思い出す
ゆったりと 一首を記す 窓からの 秩父の山をひとみの奥に
クレームの 処理に追われて 教職を 去る若者のひとりふたりと
学級が 壊れたときの 解決を いったいだれが教えてくれる
八国の 山のふもとを 見つめれば こころにひらく花の菖蒲が
カレンダー めくれば六月 嗚呼またか テレビで告げるつゆの到来
飲み干せば 喉の乾きが いっしゅんに ほどけるごときアイスコーヒー
啄木の 享年なんと 二十六 胸締めつける「悲しき玩具」
放課後は まるで刑事の 取り調べ 生徒指導の主任の頃は
目を閉じて 聴けばショパンの ノクターン 月のひかりのかすかな夜の
夕刻の 東の空に 虹かかり あしたもいいことあるよねきっと
今日もまた ひとりとなりぬ 駅カフェの 軽く羽ばたく無限の時間
つまらない 歌といえども へこたれず 今日も詠みます明日も詠みます
日曜の 夜のクレーム 保護者より 明日の意欲をかき消すように・現役の頃
「柏崎刈羽原発異常無し」本当なのかわがふるさとよ
知識とは 探究なのか 反復か 一冊一冊本を読みつつ
あじさいの 赤むらさきの 花に降る 友の小庭の六月の雨
ふつふつと セレトニン出る 返歌あり 雨の上がりし六月三日
さて今日も 歴史の本を 読み解こう まるで受験をするかのごとく
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スペインの 巡礼終えた わが友の ありがたきかなブログの歌は
つまらない 歌と言えども 詠います 明日につながるわたしの歌を
七月に 入り歌詠む まず三首 気取ることなく飾ることなく
短冊に 願いを記す この歳で 愛は不滅とやや大げさに
歌を詠み 今日がはじまる この朝は コーヒー添えて更なる一首
陽が昇り 今日の暑さを 予感する 梅雨は開けたか七月一日
短冊を かざる団地の 子どもらは 明日を夢見て願いを記す
たくましき ブログの友に ただ拍手 スペイン巡礼ひとりの旅に
どことなく すがしき大気を 取り入れて 歌でも詠もう午前四時半
ポルトより ブログがとどく 友からの 歌と写真と笑顔を載せて
裏道の ノウゼンカズラは 生き生きと 花を咲かせる夏のにおいの
一輪の 薔薇を見つけた 花散歩 夏のにおいの並木通りで
土曜日の 朝の散歩で 探すのは 明日の希望とあさがおの花
香り立つ 朝のコーヒー 淹れましょう タッツァドーロの豆を用いて
まっすぐに 伸びて花咲く タチアオイ 白が際立つ午前の四時に
新聞を 運ぶバイクの 音のして 今日がはじまる梅雨晴れの朝
愛猫の 遺影に花を 手向ければ 風がわたしを優しく撫でる
外は雨 それでも嬉し わが友と 朝のLINEでこころの晴れて
羨まず 今のわたしに 満たされる コーヒー淹れるただそれだけで
梅雨空に スマホかざして シャッターを 白き花咲く夾竹桃に
いくさ無き 世の中願い 今日もまた テキストひらく世界の歴史
あじさいは 朽ちていきます ポツポツと 夏のひかりをまともに受けて
見渡せば 素材の無くて なにひとつ 浮かばぬわれは空を見上げる
振り返る ことの多くて 今日もまた 読書にふける「裏の日本史」
なにひとつ 浮かばぬことも あるだろう それでも記す空のこころを
小雨降る 団地の隅の 笹の葉の さらさら揺れる七月一日
健康と 平和やっぱり この二つ 七夕様に願うとすれば
晩年は 生徒指導に 明け暮れて 夕陽がきみのこころをひらく
さくさくと 敷石あゆむ 城下町 小江戸川越日曜の午後
とりあえず ビールではなく とりあえず コーヒーなのですわたしの場合
さて明日は 仲間四人と 散策に 小江戸川越歴史の道を
官能の 声が聞こえる くちなしの 白き花咲く雨の路地裏
若き日に めぐる欧州 ひとり旅 ラインの川の流れにまかせ
ポイントを 教えてくれた 講習会「俳句は切れる」「短歌は述べる」
アイスかな それともホット 週末の 喫茶で迷う梅雨のコーヒー
五十年 内装変わらぬ 喫茶店 たばこの匂う昭和のままに
ポジティブな 返歌にわれは 励まされ 前見て生きる夢を見ながら
新しい ノートに記す できるなら 明日に向かって羽ばたく歌を
死を前に なんでこんなに 詠めるのか 石川啄木「悲しき玩具」
関心を 寄せてくださる 人のいて よろこび満ちる朝の返歌に