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2013/05/31

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  • うれしきは

    うれしきは 酷暑の中に 返歌あり イメージ膨らむ沖縄の海

  • 蓼科を

    蓼科を イメージしながら 過ごします 適度に冷えた喫茶の隅で

  • 今日もまた

    今日もまた 信じられない この暑さ 文句は言えない人災だから

  • 熱中症

    熱中症 警戒アラート 今日もまた 茶店でコーヒー雑誌を添えて

  • ひとり旅

    ひとり旅、ひとり学習、ひとりカフェ、自由気ままなネコのようです

  • なんとなく

    なんとなく 歌が空から 降りてくる ペンを握れば次から次に

  • イベントは

    イベントは もうたくさんだ やめてくれ オリンピックも万国博も

  • 古都京の

    古都京の 平等院の ハスの花 今が盛りと清らかに咲く・行ってみたいね!

  • やってくる

    やってくる お盆の帰省 ふるさとの お墓参りはこころをこめて

  • 空振りの

    空振りの 三振ばかりが 目について やはり人の子大谷翔平

  • ああ何も

    ああ何も できないわれには「おだいじに」友を励ます精いっぱいの

  • 夏風邪も

    夏風邪も 馬鹿にならない 熱無くも 咳に苦しむ一週間も

  • サルビアは

    サルビアは 真っ赤に燃えて 咲きほこる 夏のひかりをたっぷり吸って

  • 友からの

    友からの LINEでとどく 水なすは たっぷり浴びる夏のひかりを

  • ふるさとの

    ふるさとの 実家解体 見積もりに おののくわれはうなぎを食わぬ

  • そうなのか

    そうなのか そうだったのか 歴史とは 暗記ではなくメカニズムです

  • ボサノバを

    ボサノバを 聴けば涼しや 喫茶店 アイスコーヒーぐぐっと飲んで

  • 歌なんて

    歌なんて 浮かびやしない この暑さ まるでわたしは変温動物

  • 今日もまた

    今日もまた ガイドブックで 旅をする 南イタリアシチリア島に

  • まるでその

    まるでその 幼児のごとく おねだりが とても大好き兵庫県知事

  • 世の中は

    世の中は 思うようには いかないね グループLINEのそれぞれの意思

  • 亡きネコの

    亡きネコの「プー」がスマホに あらわれて 忘れないでと呼びかけてくる

  • 言葉には

    言葉には つばさのありて 歌詠めば 世界広がるこころの奥の

  • 歌詠みは

    歌詠みは わが体調の バロメータ 今日は詠めそう一首二首へと

  • 柏崎

    柏崎 刈羽原発 再稼働 めざす東電背後に何が

  • めずらしく

    めずらしく 目覚めすっきり この朝は 咳も止まりて麦茶がうまい

  • カナカナと

    カナカナと 梅雨の晴れ間の 夕暮れに 鳴いてすがしきひぐらしの音

  • 清涼な

    清涼な 風を呼びこみ 歌を詠む 冷えたサイダー机の横に

  • 発熱と

    発熱と 喉の痛みに 2リットル ペットボトルの麦茶を空に

  • 学びとは

    学びとは 探究心と 好奇心 歴史にはまる七十過ぎて

  • テレビでの

    テレビでの 野球観戦 大リーグ 午前二時半目をこすりつつ

  • 寝汗かき

    寝汗かき 体温下がる この朝は 体調優れごはんがうまい

  • 咲きほこる

    咲きほこる 奈良大和路の ハスの花 訪ねてみたい藤原京に

  • むせかえる

    むせかえる 喉の辛さに 耐えかねて 口に入れこむ塩飴二つ

  • ベトナムの

    ベトナムの コーヒーを飲む 練乳と 氷を入れてかき混ぜながら

  • アメリカン

    アメリカン エスプレッソと それぞれに 味わい深きコーヒーの味

  • 一時間

    一時間 帰省切符の 購入に ならぶみどりの窓口前に

  • コロナでの

    コロナでの 抗体検査の 陰性に ホッと息つく診察室で

  • ファシズムが

    ファシズムが あっと言う間に 舞い降りる 東京都知事選挙の夜に

  • 挽きたての

    挽きたての コーヒー一杯 飲む朝は われにとっての極楽浄土

  • 午前四時

    午前四時 返歌三首に 目が覚めて 思い深めるあの夏の日を

  • 論破など

    論破など しなくていいよ お互いに 平行線でもより穏やかに

  • 富士山が

    富士山が 蜃気楼のごと 立ち上がる ここは武蔵野七月の朝

  • 起きがけに

    起きがけに 麦茶一杯 飲み干せば 暑さに負けぬ今日がはじまる

  • 久しぶり

    久しぶり 十首を詠むか 一日で こころの壁の縛りを解いて

  • 夏休み

    夏休み 自由研究 宿題は 強制でした自由と言う名の

  • 賃金や

    賃金や 時間では無く 教職を 去る人あまたほぼクレームで

  • 給与とか

    給与とか 労働時間は 度外視に プール指導に燃えていた夏

  • さてこれで

    さてこれで 酷暑炎暑を 乗り切るぞ スイカを食す朝のデザート

  • ああ今日は

    ああ今日は 詠う意欲が 湧いてくる ひとつふたつと「いいね」が付いて

  • 少しでも

    少しでも 興味を示す 人のいて わたしは詠うよろこび満ちて

  • 太陽と

    太陽と 言葉を交わす かのように まっすぐ伸びるひまわりの花

  • 酷暑でも

    酷暑でも 返歌があれば それだけで うきうきします喫茶の隅で

  • あまりにも

    あまりにも 暑くて暑くて 願うのは 秋のおとずれまだまだ先か

  • 七夕の

    七夕の 文京シビック コンサート 音の魔術師ラヴェルがひびく

  • ゆったりと

    ゆったりと 時が流れる 新聞を 大きく広げる土曜日の朝

  • さて明日は

    さて明日は 7月7日 七夕の 笹の葉揺れて短冊揺れる

  • 短冊に

    短冊に 何を願うか まず平和 ウクライナでもパレスチナでも

  • 作為なく

    作為なく ありのままにて あゆみゆく 凛と咲きたるあじさいのごと

  • いくさ無き

    いくさ無き 世の中願い 今日もまた テキストひらく世界の歴史

  • あじさいは

    あじさいは 朽ちていきます ポツポツと 夏のひかりをまともに受けて

  • 見渡せば

    見渡せば 素材の無くて なにひとつ 浮かばぬわれは空を見上げる

  • 振り返る

    振り返る ことの多くて 今日もまた 読書にふける「裏の日本史」

  • なにひとつ

    なにひとつ 浮かばぬことも あるだろう それでも記す空のこころを

  • 小雨降る

    小雨降る 団地の隅の 笹の葉の さらさら揺れる七月一日

  • 健康と

    健康と 平和やっぱり この二つ 七夕様に願うとすれば

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