7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
11月26日 六甲 / 青谷道を下る 晴 陽の傾くのが早い。下りは谷道だったのでよけいに陽がはいらず、まだ三時前だというのに薄暗い中を下った。西…
11月26日 六甲 / 上野道 晴 裏六甲に比べ表六甲の紅葉は少し時期が遅くなるが、この数日の冷え込みである。期待通り、山道にはいると豪華な彩り…
11月23日 六甲 / 紅葉谷 曇 瑞宝寺の豪華な紅葉を見た後では地味にも見えるが、この谷間の紅葉は周りの景色とも調和して気持ちが落ち着く。歩く…
11月23日 六甲 / 瑞宝寺 曇 瑞宝寺谷を下り、寺の裏手に着いたのは9時頃。「見ごろ」となった境内は、すでに観光客で溢れていた。黄色からオレ…
11月23日 六甲 / 最高峰近く 朝7時過ぎ。最高峰にさしかかると南斜面に雲が迫っている。視界が大きく開けたところで息を飲んだ。街や海はもちろん…
11月19日 河内 / 十三峠から鳴川峠へ 晴 十三峠からひとつ先の鳴川峠まで、生駒山の稜線を北上した。鳴川峠にもモミジが多い(※)。淡い期待を…
11月19日 河内 / 楽音寺から十三峠へ 晴 千メートル級の山々の広葉樹林は葉を落とし、近郊の山のモミジの紅葉はもうしばらく先。今は秋色の端境…
11月16日 鈴鹿 / コグルミ谷を下る 薄曇時々陽射し 真ノ谷を詰め上がり、鈴北岳手前から国境稜線に乗って下山にかかった。山上台地の樹々はほぼ…
11月16日 鈴鹿 / 御池岳山頂から北へ下り真ノ谷を遡る 薄曇 「真ノ谷」は、山上台地を西から東に裂き、台地を下って茶屋川に合する。その裂け目…
11月16日 鈴鹿 / 鈴北岳から御池岳山頂(丸山)へ 晴 山上台地の西側を気の向くままに歩いていると、突然女性が現れ、「夕日のテラス」はどこで…
11月16日 鈴鹿 / タテ谷から鈴北岳へ 晴 御池岳山上台地が近づくと樹はまばらになり、大きく遠望が開けた。すぐ北に霊仙山、その向こうに伊吹山…
11月16日 鈴鹿 / タテ谷から鈴北岳へ 晴 先週に引き続いてコグルミ谷登山口から歩き始め、タテ谷分岐に入る。廃道になっているとは聞いていたが…
11月9日 鈴鹿 / ボタンブチから鈴北岳へ ボタンブチから山上台地を北西方向に歩き、山頂を跨いでさらに北西、鈴北岳を目指した。しばらく樹林の…
11月9日 鈴鹿 / 御池岳山頂(丸山)からボタンブチへ カルスト台地を這うように動いていた雲は(※)、少しずつ上空へと持ちあがっていった。こ…
11月9日 鈴鹿 / 御池岳山頂(丸山)からボタンブチへ 山上のカルスト台地は雲に閉ざされていた。山頂から東へ、雲のなかを歩き出す。空は明るく、…
11月9日 鈴鹿 / コグルミ谷から御池岳へ 曇 今朝は動物たちとの嬉しい出会いがいくつかあった。目の前の枯れ木の先に、置き物のように動かないシ…
11月9日 鈴鹿 / コグルミ谷から御池岳へ 曇 先週に引き続いて鈴鹿訪問。この山域の秋はいよいよ深まってきた。鮮やかさの残る一画を目に焼き付け…
11月3日 鈴鹿 / 清水ノ頭から奥ノ畑谷を下る 晴 雨乞岳南西斜面の水を集める奥ノ畑谷は、下り始めこそ急だが、すぐなだらかに広く開ける。秋の陽…
11月3日 鈴鹿 / 大峠から清水ノ頭 快晴 急登に続くなだらかな広葉樹林を抜けると、いきなり目の前が開けて遮るもののない草原に飛び出す。この痛…
11月3日 鈴鹿 / 大峠から清水ノ頭 快晴 フジキリ谷の途中から大峠へのルートに逸れる。渡渉や岩場の多いこの谷道は他に人影がなかったが、大峠で…
11月3日 鈴鹿 / フジキリ谷から大峠へ 晴 ちょうど一年前の今日、友人と連れ立って鈴鹿の秋を満喫した(※)。 “晴れの特異日”、文化の日は今…
11月2日 比良 / 白滝山の南、蓬莱山の北 曇 いつの間にか薄い雲が上空を覆い、朝一番と同じような渋めの彩りになった。蓬莱山が近づくと、びわ湖…
11月2日 比良 / 白滝山の南、蓬莱山の北 曇時々晴 長池からさらに南へ歩を進める。この辺りは大小の池以外にも沼地が多い。水がないと黒い土肌が…
11月2日 比良 / 白滝山の南、蓬莱山の北 晴 音羽池から長池へと移動するうち、朝日が森に届き始めた。長池周囲はなだらかに開け、たっぷりと光が…
11月2日 比良 / 葛川中村から音羽池へ 晴 比良分割縦走以来、意識して比良山系から遠ざかっていた。秋まっさかりの比良に、いきなり飛び込んでい…
10月29日 六甲 / 住吉谷道を下り石切道へ 晴 早朝の谷道は、見上げると青空だが陽は入ってこない。そして、音を立てて風が吹きわたっている。尾…
10月29日 六甲 / 最高峰近く 晴 六甲では山上にブナの森を作ろうと何か所かで植林活動がされている。まだ若い木ばかりだが、最高峰のすぐ西のブ…
10月26日 鈴鹿 / 御在所岳から武平峠へ下る 快晴 西峰からさらに歩を進めて北西尾根を詰め切ると、いきなり山上公園の人工的な眺めが広がった。ず…
10月26日 鈴鹿 / 御在所北西尾根 快晴 尾根は途中のピークで西側がおおきく開けた。小さな札がかかっていて「御在所西峰」とある。ずいぶん離れて…
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7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
6月14日 信濃 / 勢伊多賀神社 雨 松本城の周りにはケヤキの大木が多かった。城の北を走る道の中央にも大木(※)。その道をわた…
6月14日 信濃 / 松本城 曇後雨 信州滞在3日目は本降りの雨の予報。山歩きは見送り、天守が国宝に指定されている松本城見学。天守閣…
6月13日 八ケ岳 / 硫黄岳から峰の松目を経て桜平へ下る 晴 硫黄岳の山頂からは四方に展望が開けた。中でも、赤岳を中心に鋭鋒を並べ…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 標高2,500mを超えると体感的にも空気が薄くなる。二年半前に肺炎を患ってから、ただで…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 信州行きは梅雨入りと重なり、雨の予報の日が続いたので、傘を差してでも歩ける場所を調べて…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 一年ぶりの信州訪問。普段とは雰囲気の異なる針葉樹の森。鳴き交う鳥の声も違う。そして、森…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 蜜を求めて蜂が群がるノイバラ。頭上高くからストン、ストン、と花を落とし続けるエゴノキ。繊細な糸…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 ウツギ 「卯の花腐(くた)し」卯の花を腐らせるほどの長雨のことを言う。この花が雨に萎れる姿は…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 六甲でも特に広葉樹の豊かな谷あいの森。草木はいよいよ繁茂して緑一色。体まで緑に染まりそうである…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨緩やかなアップダウンを繰り返す稜線を西に辿った。ときどき唸るように風がわたり、冷たい雨粒が頬を…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨今朝の空は重い雲に覆われて薄暗く、登るに従ってその雲の中に突入していくのが分かった。広い稜線に…
6月30日 六甲 / 洞川梅林 雨しとしと降る雨の中を洞川梅林まで歩いた。春に堪能した桜はすっかり葉を濃くしていた。春と同じアングルでカメラに収め、近くの…
6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…
6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨豪快な瀬音を聞きながら、滝ノ湯川沿いの森を逍遥した。苔の緑も樹々の緑も雨に映え、奇怪な形のヒノキは、今にも…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨八子ケ峰から落葉樹林とカラマツ林を抜けて下ってゆくと、やがて足元から瀬音が湧き上がってくる。この滝ノ湯川沿…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 曇後雨四年ぶりの蓼科訪問。初日は雨模様のため、八ケ岳登山は明日に延ばし、大きな傘もさせる森の中のコースを選ん…
6月16日 六甲 / 洞川湖 曇この湖畔には釣り人が過ごしやすいような設えがしてあって、日曜の朝に通りかかるとたいてい何人もの客が糸を垂れている。みな常連…
6月16日 六甲 / 洞川梅林 曇 ヒメジョオン春とは打って変わって一面に草の繁茂した斜面は、まだ雨に濡れそぼって腰を下ろすところもなく、頂上の東屋に荷…
6月16日 六甲 / 再度山 修法ケ原 曇朝、雨上がりの水蒸気を含んだ空気は冷ややかに動かず、木立と、水面に映るその影とが、ひとつに溶けあって見える。湖…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭に下る 晴 コアジサイ下りも、往きと同じ紫陽花通りを通る。朝は届かなかった陽が射し込み、群生する紫陽花を陰…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭へ下る 晴先週、比良山中のタンナサワフタギは、まだ蕾も交えて初々しかった(※)。今日は至る所でこの花を見かけ…
6月13日 江若国境 / 大谷山西南陵を抜土へ下り登り返す 晴大谷山西南陵は、抜土に降りる手前で道が二手に分かれる。国境を忠実に降りる「美浜トレイル」の案…