ミューザ川崎のランチタイムコンサートに行ってまいりました。湿気が多く、時折ざざぁと激しい雨が降ってくるような鬱陶しいお天気の下でしたですが、フルートとオーボエ…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
しばらく海外の翻訳ものの小説を読んでいなかったので、取り敢えず判型の珍しさに「おや?」と思いつつ手に取ったのが、マグナス・ミルズという作家の『鑑識レコード倶楽…
大阪・高槻を訪ねて、お城に絡む戦国時代頃の歴史の話ばかりになっておりましたので、別の時代の歴史の話に移る前に科学的?なお話を。訪ねた先は「JT生命誌研究館」で…
先日はアッバス・キアロスタミ監督作品の映画『友だちのうちはどこ?』を見て、主人公の少年アハマッドはどんなふうに成長していくのだろう…てな思い巡らしをしましたで…
たまたまにもせよ、この日にこの話題。偶然です。 とはいえ、先日、東京新聞に紹介されていて(と、東京新聞の刊行物だから宣伝ですな)「!」とは思っていた本を、近所…
摂津高槻城のそもそもは、室町時代以来、入江氏の居館だった場所を足利将軍の幕臣・和田惟政が修築して入城したのでした。これを高山右近が拡張し、土岐定義の時代に「城…
台風15号の通過でじょぼじょぼと雨の降る中、東京・池袋の東京芸術劇場へ。取り敢えず電車には影響が出てなさそうでしたので、読響の演奏会に出かけたのでありましたよ…
すっかり芥川山城の方のことで長引いてしまいましたですが、話を高槻城に戻すとして。 三好勢との戦いを制して足利義昭を幕府将軍に付けた織田信長は、摂津の守りの一人…
沖縄以外はおおむねどこも雨模様でありましょうか。東京でも朝からじょぼじょぼと。先日は台風14号が通り過ぎる道々で、大量の雨を降らせて行きましたし、そんなこんな…
大阪・高槻の城跡公園を通り抜けて来たわけですけれど、かつて何度か城主が変わる中で都度修築が施され、最盛期には三重の堀を巡らし、三層の天守を擁していた高槻城の面…
台風14号はものの見事に日本列島をなぞって通り過ぎていきましたですねえ。当初の勢力がだんだと弱まったせいか、東京の、さらには沿岸部でもない多摩のあたりでは大き…
先に摂津高槻城は1873年の「廃城令」によって処分されることになった…と言いましたですが、これほど見事に無くなってしまったのであるかと、城跡公園の中に歩を進め…
東京新聞の夕刊、新作映画評のコーナーにいつもひとつだけ旧作の紹介が載るのですけれど、つい先日はアッバス・キアロスタミ監督の『友だちのうちはどこ?』(1987年…
かつての高槻城は1873年(明治6年)の「廃城令」で処分対象となったため、今や多少の石垣が残るくらいのようでして、敷地の中央部分は城跡公園として利用されている…
大阪の陣で大活躍した武将の名前はといえば、長らく真田幸村と言われていたところながら、実は本人が幸村と名乗ったことは無いようですし、歴史研究の史料となるようなも…
さてと、摂津高槻の旧城下町をゆらりとしに出掛けたのでありますよ。街角の案内板やら道標やらを気にかけつつも、阪急高槻市駅の駅ビル(というのでしょうか)エミル高槻…
大阪へ出かける前の話になりますけれど、NHK『映像の世紀 バタフライエフェクト』で取り上げていた映画とプロパガンダのお話はなかなか興味深いものでしたですね。ナ…
今回は(何度も言うようですが)大阪市内には足を踏み入れていないものですから、大阪へはフライトでアプローチし、到着後はモノレールで南茨木へ、乗り換えて阪急京都線…
時折じりじりとした日差しを感じたりはするものの、確かに秋へと季節は移っていっているのであるなと思う今日この頃、くにたち市民芸術小ホールで「晩夏のクラリネット五…
…ということで、大阪から帰ってまいりました。いやはやなんとも、時折照っても、曇っていても蒸し暑い日々でありましたよ。もっとも、その間に東京ではどうだったのか……
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ていて(毎度録画を遅れて見るもので…)ふと思い至ったのですけれど、「どうも近頃の小四郎は、マイケルのようであるなあ…」てなふう…
ちと怪獣映画の話が続いて恐縮です(笑)。先に『宇宙大怪獣ギララ』は未見であった…と言いましたですが、実は1967年の公開当時、母親に「ギララが見たい」と申し入…
ひょんなことで記憶の蓋が開きますと、関わりあるあれこれの記憶もまた(好むと好まざるとに関わらず)蘇ってきてしまいますなあ。たまたまにもせよ、先に映画『ゴジラ・…
先日はNHK『笑わない数学』に些か事寄せたことを書いたりしましたけれど、話に付いていけていないくせに興味だけはあるという数学。これまでに何度も初歩からやり直し…
よもや今さらこのような映画を見ようと思ったりするとは…。先日訪ねた瑞穂町郷土資料館で怪獣映画の特撮に関わる展示を見なければ、かようなことにはならなんだろうと。…
先日、メンデルスゾーンのスコットランド交響曲を聴いたから…ということでもないのですけれど、このところはもっぱら日本の歴史がらみの小説を読んでいたので、ちと目先…
父親と母親と、それぞれの通院のたびに介助に出かけるのは些かいやはや…と思っておりましたですが、幸いにも次回からは両親ともども同じタイミングの通院予約となってや…
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ミューザ川崎のランチタイムコンサートに行ってまいりました。湿気が多く、時折ざざぁと激しい雨が降ってくるような鬱陶しいお天気の下でしたですが、フルートとオーボエ…
ちょいと前、先月末のEテレ『古典芸能への招待』で取り上げられた『仮名手本忠臣蔵』の大序を見ていて、「そうだったなあ、赤穂浪士の話は室町時代、足利の世の話に移し…
信州の諏訪湖畔にある北澤美術館を訪ねて、特別展『万国博覧会のガレ』を見てきたという話の続きになります。パリ万博の開催ごとに作品を出品し、高い評価を得てきたエミ…
先に中国映画の『ワンセカンド 永遠の24フレーム』を見て、チャン・イーモウ監督の映画愛が云々…と申しましたですが、インドの映画『エンドロールのつづき』の方はこ…
ちょっくら足を延ばして、また信州・諏訪の美術館へ。昨秋にも訪ねてはおりますが、展示も変わっておりましょうし、季節も異なる。JR中央本線の上諏訪駅から歩くと少々…
中東を取り巻く情勢は不穏というだけではとどまらない様相にありますけれど、何とかうまくやっていくことってできないものか…と思ったりするのは、どうやら遠くから目線…
早くから暑い暑い日々が続くだけに、子供たちは「早く夏休みにならないかな」という思いを強めてもおりましょうかね。そんな折、記憶の奥底に埋もれていたものがふいと顔…
ふと口を吐いて「この服、ちゃんと着れてる?」てな言葉が飛び出したのですな。刹那、「あいやあ、ら抜きを使ってしまった…」と独り言ちてしまった次第でありますよ。 …
昨日(7/6)のEテレ『日曜美術館』は「ジャポニスム 西洋を変えた“美の波”」という内容で、面白くも思い巡らしどころの多い話でありましたですねえ。ただ、食いつ…
海外のミステリードラマを好んでよく見るのですけれど、今では視聴する術はいろいろ選べるようになっているところながら、相変わらず「スカパー」(CS放送)の「ミステ…
先日、映画『オーケストラの少女』を見たところで指揮者レオポルド・ストコフスキーに触れましたですが、新しいメディア指向のある?ストコフスキーだけに、他にもディズ…
…ということで、2016年の5月から8月あたまにかけて、いっときgooブログに書いていた記事を(同ブログのサービス提供終了を前に)こちらに移し替える作業が、午…
先に読んだ『よもやま邪馬台国』に紹介されていた話として、岡山県倉敷市の楯築墳丘墓(弥生時代後期)のことがありました。円形の墳丘の両側に方形突出部があるという、…
2020年6月から22年9月まで東京新聞(と中日新聞)に週一で連載されていた『よもやま邪馬台国』というコラムを興味深く読んでいた時期がありました。連載途中で気…
暑い最中に熱い演奏。読響の演奏会@東京オペラシティコンサートホールを聴いてきたのですな。メイン・プロはサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」だったもので…
先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
1937年の古い映画ながら、音楽映画としては夙に知られた『オーケストラの少女』。中学生の頃からいつかは見るだろうと思ってはいたものの、今のようなVODなど無い…
東北の霊場・山寺といえば長い石段登りで夙に知られるところながら、本堂である根本中堂から本格的な登りの始まる山門までは至って平坦な道をたどってきました。いよいよ…
戊辰戦争の火蓋を切ることとなった鳥羽伏見の戦い。まさに伏見はその舞台になってしまったわけですけれど、物流の要衝であった伏見の賑わいは戦いの前夜、いわゆる討幕を…
「二度あることは三度ある」とはいうも、唐突に体調不良に陥ったもので「すわ、こりゃ三度目のコロナであるか」と考えたわけですが、通院していない以上は100日後の抜…
昨日からやおら体調不良に陥りまして。「風邪か?」とも思うところながら、これまでの経験からして「またしてもコロナ?」を疑ったりも。何せ二度も罹患した経験者ですの…
京阪電車の中書島駅を挟んで右往左往。前日には伏見稲荷大社に出向いてから(中書島を通り越し)石清水八幡宮へ。次の日には宇治平等院へ行ったのちに(これまた中書島を…
さてと、山形新幹線から仙山線に乗り継いで山寺駅に到着いたしました。下車したのは数人、日本有数の観光地として知られるものの参拝には石段登りが必須だけに、わざわ…
ということで都知事選のことはともかくもまた淡々と普段の日常に復していくわけですが、京阪淀駅のほど近く、淀城跡を訪ねてみたというお話でありまして。鉄道の高架に沿…
まあ、「そんなことになるのではなかろうか…」と想像はしておりましたけれど、実際のところ目の当たりにしますといやはやと。東京都知事選挙の結果でありますよ。あれこ…
…てなふうな旅立ちのきっかけでもって、大宮駅から山形新幹線「つばさ」に乗り込んだ次第でありますよ。最新型のE8系が投入された出発便だけあって、大宮を出ますと…
てなことで「紅花の山形路紀行」を振り返るといったばかりながら、一方で「京阪淀川紀行」もまだもそっと続くのでありまして、取り敢えずはこちらの、宇治・平等院を後に…
少々のお休みを頂戴して出かけておりましたが、つつがなく戻ってまいりました。梅雨どきという季節柄、また各種施設のお休みが単純に月曜とは限らない点でも苦労はありま…
京都・宇治にある平等院を訪ねたところで、鳳凰堂の正面から左手に回り込んで平等院ミュージアム鳳翔館の開館待ちをした…てなところからの続きでありますよ。 ちなみ…
京阪宇治駅から宇治橋を渡ると、そこはすでに平等院へと続く参道であるようす。ただし、鳥居のかかった車道ではなしに左手の参道商店街を進むべしということでしたなあ。…
振れば土砂降り、晴れれば酷暑、これでほんとに梅雨かしらむ…てな戯言でもってこぼしたくなるようなヘンテコな気候、天候ではなかろうかと。ま、今年に限った話ではあり…
京都・伏見に出かけて淀川のあたりをうろちょろしたわけですけれど、土地勘が無いということはこういうことなのでしょうなあ。伏見の市街に近い京阪中書島駅は京阪本線と…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…
さても穏やかな心持ちで石清水八幡宮に参拝を終えましたのち、今度は山下りということになりますですが、ちとその前に御本社の裏の方に展望台があるということですので、…
読響演奏会@東京芸術劇場を聴いてきたのでありまして。この日の演奏会のことを話題にするならば、まずは角野隼斗の登場を挙げるべきなのでしょうなあ。TVなどでも露出…