ということで、桜島の外周をほぼほぼ一周、フェリー・ターミナルまではもうひと息というところで、桜島国際火山砂防センターに立ち寄った次第でありますよ。 センター…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
どうやら淡々と、かどうかは分かりませんけれど、オリンピックは予定をこなしていっているのでしょうか。 全く見てないものですからよくは分かりませんが、そもそも掲げ…
立川の昭和記念公園花みどり文化センターで、ぶらり見て回った展示の三つ目は「国営公園はなまっぷ」展というもの。全国に国営公園なるものは全部で17カ所あるようです…
ちょいと前に新聞のコラムに取り上げられており、ふと気になって手に取ったのが「シブヤで目覚めて」という一冊でありました。 「シブヤ」とは、要するに東京の渋谷の…
さて、ふらりと立ち寄った立川の昭和記念公園花みどり文化センターで、見て回った展示の二つ目は「世界のキノコ切手」展なるものでありましたよ。 世の中にはいろんな…
基本的に乗り物好きであるとは自覚しているところながら、何につけ「嵌る」、「嵌りきる」ということがないだけに、とかく半可通ですな。銚子電鉄の本を読んだからといっ…
一応は暦通りに四連休でしたけれど、コロナと猛暑に加えていささかの家庭の事情もこれあり、自転車10分圏内をうろうろしたくらいで終わってしまいましたなあ。近隣、立…
千葉県の東の端、海に突き出た犬吠埼のあたりをトコトコと走っているのが銚子電鉄ですけれど、銚子電気鉄道株式会社という正式名称にして、業種区分は食品業に位置付けら…
主に小学生向けでしょうか、学習漫画というものがあり、よく見かけるのは「日本の歴史」「世界の歴史」、そして世界の偉人伝の類でありましょうか。小学館や学研という学…
自分の意見は意見として、一旦決まったことは、これに従って粛々と実施していくのがわが国の美風である。太平洋戦争末期、最後の幕引きを行った鈴木貫太郎の前に首相を務…
電話やインターネットは便利に使えるものですけれど、その便利さは両刃であって、世の中の役に立つ使い方をする人もあれば、他人を陥れる使い方をする人もいる。どちらに…
しばらく前に見た映画「ストックホルム・ケース」では、銀行に押し入ったまま立て籠ることになってしまった犯人から逃走用の車を手配せよとの要求が出されるのですけれど…
サッチャル・ジャズ・アンサンブルとは、瞬間風速的に知名度の上がったバンドと言えましょうか。パキスタン北部の町、ラホールから出て、伝統楽器であるシタールやタブラ…
いやあ、梅雨明けと思えば暑い日が続いておりますなあ。まだ湿度がさほどに高くはないのか、昼間の熱気が夜に残る率がいささか低いようなので、それだけは助かりますが、…
またまた近隣詣ででありまして、訪ねたのはJR国立駅前のたましん歴史・美術館。多摩ゆかりの作家である倉田三郎を取り上げた作品展が開催中でありました。 画家とい…
どうやら真夏到来のこの時期に馴染まぬ一編ではありますなあ、「新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯」とは。本来は師走のシーズンものですけれど、ともあれ伊集院静『いとま…
CD「寺内タケシ・ライブ・イン・モスコー」のライナーノーツにソ連ツアーに赴いたメンバーによる座談会の書き起こしが掲載されていたのですけれど、その中に「(ソ連の…
「エレキの神様」として知られた寺内タケシが亡くなったのは先月(2021年6月)ですけれど、その後しばらくして「寺内タケシさん、40年越しの極秘和解 全国初「禁…
「風神雷神図屏風」の雷神はなぜ白いのか。このサブタイトルに釣られて『宗達絵画の解釈学』を手に取ったのですけれど、「日本文化 私の最新講義」というシリーズの一冊…
2009年に公開された映画ですので、トランプ大統領が国境に塀と建てまわすてなことを言い出すより何年も前の作品でしたなあ。ハリソン・フォード主演の「正義のゆくえ…
なぜだか不思議と、蔓延防止や緊急事態宣言やらの移り変わり時期に当たる読響の演奏会。今回も翌日から緊急事態宣言へと移行する日に当たっておりましたよ。 あいにくと…
もうしばらく前になりますが、時代小説好きの年配の方の曰く、女性の作家は剣戟の場面がしっくり来ないんだよなあ…てなことを言ってましたなあ。 映画で見られるような…
何かと年齢のせいにするのは適当ではないのかもしれませんけれど、「あれ?今、何をしようと立ち上がったのだったか…?」みたいなことがちらほらありますと、しみじみ感…
東京ではまた緊急事態宣言ですなあ。まだまだ多摩ごもりを続けなくてはならんのかと思うわけですが、それでも多少なりとも近隣に美術館なりなんなりがあるのは幸いなるか…
劇作家エドモン・ロスタンは知らずとも、「シラノ・ド・ベルジュラック」という芝居は、少なくともその題名はよおく知られたところでありましょう。 だからこそこの映画…
どうにも「言葉」にこだわりがありまして、どうしてそんなふうになったのか、理由は自分でもよく分からないのですけれど、今でも「ら抜き言葉」にぴくん!と反応したり。…
武蔵府中の史跡を少々巡っておりましたが、最後にぶらりと立ち寄ったのは府中市美術館、「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」という企画展が開催中でありまし…
たまたま興味に適っているのか、TV「題名のない音楽会」を見ていて、それまでタイトルを気に掛けず知らないままでいたメロディーが「こういう題名だったのか」と知る、…
たまたま通りすがったWebページ(はっきり言えば、ホットペッパーグルメ)の紹介を見て、「おお、そうかそうか」と思ったのですが、こんな内容でありました。マッサマ…
東京・府中にあって、今では一番のランドマークは大國魂神社であろうと思うところながら、広いお社の敷地はすべて、かつての武蔵国国府として国衙が置かれていたという。…
アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した…ということよりも、それがハンガリー映画(フランスとの合作のようですが)であることの方が珍しく、興味を引いた点でありまして…
東京・府中の大國魂神社、その参道にはこんな碑があったのですな。「大日本帝国海軍 軍艦多摩戦没者慰霊碑」とあります。かつて日本の軍艦には地名が付けられることが…
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ということで、桜島の外周をほぼほぼ一周、フェリー・ターミナルまではもうひと息というところで、桜島国際火山砂防センターに立ち寄った次第でありますよ。 センター…
よもやこの映画を自ら見てみようという日がくるとは、夢にも思っておりませんでしたなあ。『座頭市』シリーズと並んで?勝新太郎の代表作に数えられる『兵隊やくざ』の第…
これまで見て来たところで、桜島の大正噴火は西の方へ向かった溶岩流が烏島を飲み込んだと同時に、南東方向でも大隅半島と地続きになってしまうほどの噴出があったことが…
鹿児島といえば桜島…ということで、フェリーでもって上陸を果たしたわけですが、最初に立ち寄った烏島展望所が比較的海に近い場所であったのに対して、次は山の中腹へ。…
先日、鹿児島の旅を振り返って指宿の歴史に触れる中、「16世紀半ばにポルトガルから来航して指宿・山川港に滞在した商人が日本滞在記を残して、これを読んだフランシス…
今回の鹿児島の旅は鹿屋から大隅半島を南下して突端の佐多岬、その後半島の先端部をフェリーなんきゅうで渡って薩摩半島の指宿に至り、これを北上するという形で、ほぼほ…
さてと、薩摩英国館のアフタヌーンティーでほっとひと息ついたところで、知覧の武家屋敷庭園を巡るべく町なかをそぞろ歩いて…。 車道と歩道の間には、かく錦鯉の泳ぐ…
先日、「その人を何と呼んだものであるか…」と人の名前の呼び方のことをあれこれしていたからでもありましょうか、たまたまTVのニュース番組のスポーツ・コーナーでB…
鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館で入場券を購入する際に、お隣にある「ミュージアム知覧」という施設との共通券が案内されたものですから、せっかくだから(どんな施…
ちょいとまた遅ればせの話ですけれど、先日に放送されたEテレ『日曜美術館』を(録画で)見ておりまして、取り上げられた日本画家・福田平八郎の作品に「ほお!」と思っ…
このほど鹿児島を旅して回る間、3月としては観測史上最も強い風の吹いた日があった…と申しておりましたですが、番所鼻を出発して枕崎駅に立ち寄り、この日の主たる訪問…
今や気の利いたホテルならば普通にあることかもしれませんですが、和風テイストの旅館ではまだまだ珍しいのかも。前日宿泊したいせえび荘では、部屋のテレビでU-NEX…
うっかり?『文人、ホームズを愛す。』なんつう本を読んでしまいますと、やっぱりまたうっかりとホームズ譚に手を出してしまいたくもなるわけでして。で、何をチョイスす…
鹿児島県南九州市の宿「いせえび荘」でしこたま飲み食いした翌日。前日の雨はすっかりあがって、眩しいくらいに朝日が差しておりましたよ。車で出立するまでのひととき、…
ということで雨天停滞となった南九州市の宿は番所鼻自然公園に隣接して、開聞岳と海を間近に望むこちらのお宿「いせえび荘」でありました。 その名のとおりに晩飯には…
雨に振り込められながら薩摩伝承館と時遊館COCCOはしむれを巡った指宿の市街地を抜けて、おとなり南九州市にある当夜の宿方面へ向かう途中、たまたま雨が小降りであ…
春になって年度が移り変わったこともありましょう、最寄りの美術館ではまた新しい展覧会が始まりましたので、ふらりと出かけてみた次第。すぐ近くには桜並木があるのです…
鹿児島県指宿市の「時遊館COCCOはしむれ」を訪ねてその考古博物館らしい展示を見て回ったですが、こうした常設展示とは別に企画展が行われていたのですな。雨降りで…
鹿児島県指宿市まで出向いて雨に祟られた一日。薩摩伝承館に続いて、何かしら屋内展示施設に立ち寄らんとして訪ねたのがこちら、「時遊館COCCOはしむれ」でありまし…
巷では花見の頃合いなれど、やおら盆踊りを話題にのぼせようとは…。例によって録画でもって周回遅れでEテレ『古典芸能への招待』を見ておりますときに、ふとした気付き…
群馬県高崎市の北方、保渡田古墳群の解説と出土品の展示とがあるものと思しき「かみつけの里博物館」にやってまいりました。もちろん古墳そのものも見て周るわけですが、…
JR高崎駅の西口からペデストリアンデッキへ抜ける扉には音符やら楽器やらの飾りが施されておりまして、駅前から延びる大通りには「シンフォニーロード」という名前が付…
…ということで、群馬県に行ってまいりました。出かけるにあたって「古墳を見にいく」とは申しましたですが、それを主としつつも他に立ち寄ったところもありますので、そ…
そうそう、西武池袋線を清瀬駅で降りて清瀬市郷土博物館へ出向いた折、沿道は「けやき通り」という名付けがされておりまして、けやき並木が続いているからということでし…
三重テレビが制作した『斎王』を見て以降、毎年特別番組として作られるシリーズを楽しみにしておるのですね。あいにくと三重TV自体の放送を見ることはできませんので、…
4月あたまの年度替わりを経て引き続き、NHK-TV語学講座で4カ国語をぼんやりと聞き流しておりますが、短期記憶の定着が相当に怪しくなってきているお年頃なだけに…
川崎のホールで、サクソフォン四重奏を聴いてきたのでありますよ。芸大同窓の女性四人によるルミエ・サクソフォン・カルテットの演奏、こう言ってはなんですが、サクソフ…
東京・清瀬にリコーダーフェスティバルを聴きに行ったわけですけれど、清瀬市というところ、(誠に失礼ながら)東京の北辺にあってあたかも盲腸のようにぴろっと埼玉県に…
「こんな楽器があったのか?!」とずいぶん前に…、と書き出したところでブログ内検索をしますと2011年のこととは。もはや10年以上が経っておりますが、そのときに…
さてと、晴れて5日間のインフルエンザ外出自粛期間が開けました。少々スロースタートの動き出しということで、近所の美術館へ。JR中央線国立駅前にある「たましん歴史…
「あなたの愛されポイントを表彰しちゃいます♪」ということで引き当てた表彰状は「マイペースで賞」とやら…。かつて企業などの組織に属して仕事をしていた折に、…
またまたTVのお話とはなりますが、たまたまそう思っただけなのか、この2023年4月の番組改変期に昔懐かしい番組がいくつか見られるようになりましたですねえ。気付…
やっぱり、コロナ再びってことではなかったようですなあ。なにせ重篤度が全く違いますし、体ん中にウィルスが残ってるなあという感覚(個人的な印象です)がおよそ後を引…
なあんか体調がよろしくない...と思い始めたところで、あれよあれよと発熱し、全身に倦怠感が襲ってきたのですな。もしかして、コロナ再び?!とも。ですが、一度かか…
これまであちこちの古墳や博物館を訪ねて数々の「埴輪」を目にしてきましたですが、当初は要するに古墳の副葬品であるかと思ったりもしていたのですな。実際は副葬品、つ…
下北沢へ芝居を見に行ってきたのでありますよ。折々出かける本多劇場でもって加藤健一事務所の公演ですけれど、そも加藤健一が事務所を立ち上げたのは『審判』というひと…
常々、「資本主義」なるものはもはや制度疲労を起こしているのでは…てなことをつぶやいたりしておりますが、これはあまりに資本主義をざっくりと捉えてもいたようで。な…
さてと、山梨から帰ってきました…といっても、日々更新のブログをご覧願うにはもはや東京と山梨とどちらにいようが関わりないですなあ。リモートワークなるものが特別な…
一昨日段階では「満開までもうひと息」てなふうに見えたですが、ここ二日続けてとってもいい陽気だもので、もはや満開といってよろしかろうかと。それで思い出したのが、…
先日訪ねた鉄道博物館では、新幹線の各種先頭車両を象った遊具に跨って楽しそうにしている子供たちとはまた別に、なんとはなしに「鉄分」の濃さが感じられる大人たちの姿…