chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
北茨城 勿来周辺の生き物 http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/

植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。

ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。

itotonbosan
フォロー
住所
北茨城市
出身
未設定
ブログ村参加

2013/04/22

arrow_drop_down
  • クロホシフタオ

    2023年1月31日(火)クロホシフタオ 撮影日2022/05/22 撮影場所:勿来の関①クロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)翅を大きく開いて止まっています。しかし,前翅は壁に貼り付いているようですが,後翅は少し浮き上がった感じです。更に前翅と後翅の間に大きな隙間がありシャクガ科とは違った感じを受けます。何といっても本種の大きな特徴は後翅外縁から飛び出ている2本の尾状突起です。それで名前にフタオと付いていま...

  • プライヤエグリシャチホコ

    2023年1月30日(月)プライヤエグリシャチホコ 撮影日2022/05/19 撮影場所:勿来の関①プライヤエグリシャチホコ(シャチホコガ科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。外縁から腹端は覗いていませんが,この様な性質を持つのはシャチホコガ科の仲間です。赤小矢印は内横線,赤大矢印は外横線を指しています。この2つの横線の間が濃褐色になっていて本種を見分けるポイントになっています。「プライヤ」とはイギ...

  • ウスキシャチホコ

    2023年1月29日(日)ウスキシャチホコ 撮影日2022/05/18 撮影場所:勿来の関①ウスキシャチホコ♂(シャチホコガ科)左右の翅を合わせるようにして止まっています。しかも,腹端が外縁から飛び出しています。この様な仲間はシャチホコガ科の仲間です。似た蛾にキシャチホコがいるので注意が必要です。でも,胸部背を見れば区別がつきます。本種の胸部背にはナースキャップのようなものが見られますがキシャチホコには有りません...

  • マエチャオオハビロキバガ

    2023年1月28日(土)マエチャオオハビロキバガ 撮影日2022/06/20 撮影場所:勿来の関①マエチャオオハビロキバガ(ヒゲナガキバガ科ハビロキバガ亜科)頭部付近を見ると発達した下唇鬚(かしんひげ)が目立っています。ですから,「四国産蛾類図鑑」でキバガ科の仲間から探すと速く見つかります。②マエチャオオハビロキバガ前翅長は11㎜程度でキバガの仲間では大きい方です。本種は前翅に小黒点が無数に有るものとほとんど目立...

  • マンレイカギバ

    2023年1月27日(金)マンレイカギバ 撮影日2022/05/17 撮影場所:勿来の関①マンレイカギバ(カザリバガ科)本種の特徴は翅頂付近にあります。鉤状に曲がっていることに気付かれたと思います。この様に鉤状に曲がった翅頂を持つものをカギバガ科として分類しています。私は十年以上蛾の観察を続けていますが,未だ3回しか見ていません。本種と似た蛾にオガサワラカギバがいるので注意が必要です。似ているといっても横脈点を...

  • リンゴドクガ

    2023年1月26日(木)リンゴドクガ 撮影日2022/05/06 撮影場所:勿来の関①リンゴドクガ(ドクガ科)毛深くて長い前足を前方へ突き出して止まっています。少々ではありますがこのような格好で止まっていればドクガ科,シャチホコガ科を探すと速く見つかります。暗色体の前縁近くにはバナナに似た格好の紋(緑矢印)があります。幼虫はリンゴ,ナシ,サクラ,ヤナギ類,ポプラ,コナラ,クヌギ,アベマキ,カエデ科の葉を食べます...

  • カノコガ

    2023年1月25日(水)カノコガ 撮影日2022/06/27 撮影場所:勿来の関①カノコガ(ヒトリガ科カノコガ亜科)トンボを小さくしたような蛾です。翅にある白っぽい紋は半透明になっています。この紋を鹿の紋に見立ててカノコガ(鹿の子蛾)と名付けました。腹部にある2つの黄色い縞が目立って見えます。♂も♀も似たように見えますが腹部が太い方が♀です。草原や林縁で昼間見られます。特に早朝6時前後には♂♀入り乱れて低空を飛び回り...

  • クロモンドクガ

    2023年1月24日(火)クロモンドクガ 撮影日2022/06/26 撮影場所:勿来の関①クロモンドクガ♀(ドクガ科)黄色の地に黒紋はドクガ科の印象が強いです。横から見たとき赤矢印が指している辺りに毛が直立していれば毒針毛が有る仲間と思った方が無難です。写真にはそのような毛が確認できないので本種はドクガ科でも安全な蛾です。②クロモンドクガ♀本種は変わった性質を持っています。それは灯火に飛来するのは一般に♂の方なのに...

  • シャクドウクチバ

    2023年1月23日(月)シャクドウクチバ 撮影日2022/06/18 撮影場所:勿来の関①シャクドウクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)赤矢印は下唇鬚(かしんひげ)を指しています。前方へ突き出ているので,シタバガ亜科かアツバ亜科と分かります。今までは,シタバガ亜科を候補に入れてきませんでした。②シャクドウクチバ 2018/05/12撮影緑矢印は外横線を指しています。本種の特徴は翅の色彩にあります。外横線の直ぐ外側まではほんのりと...

  • ハグルマエダシャク

    2023年1月22日(日)ハグルマエダシャク? 撮影日2022/06/15 撮影場所:勿来の関①ハグルマエダシャク?(シャクガ科エダシャク亜科)左右の翅を大きく開いて止まっています。しかも,壁に貼り付くように翅は平らです。この様な仲間はシャクガ科に多いです。本種はミナミハグルマエダシャクに似ていて解剖しないと分からないようです。黄矢印は外横線を指しています。この横線の様子が歯車の形にそっくりなので名前にハグルマが...

  • ウスグロアツバ

    2023年1月21日(土)ウスグロアツバ 撮影日2022/06/10 撮影場所:勿来の関①ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)先ず,下唇鬚(かしんひげ)を見て下さい。後方へ反り返った下唇鬚が有ります。この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科の仲間と分かります。本種の仲間はちょっとした所が違うことが多く種は少なくありません。その例として赤矢印が指しているのは内横線ですが指している部分から急に頭の方へ曲がります。曲...

  • キヅマアツバ

    2023年1月20日(金)キヅマアツバ 撮影日2022/06/09 撮影場所:勿来の関①キヅマアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)左右の翅は開かず,壁に貼り付くように止まっています。しかし,シャクガ科ではありません。止まっている感じは三角形で,矢尻の形をしています。そんなところからヤガ科となったのでしょう。②カギアツバ亜科赤矢印は外横線をさしています。この外横線は3箇所が外へ出張っています。その内の二つは前縁近くにあり...

  • ギシギシヨトウ

    2023年1月19日(木)ギシギシヨトウ 撮影日2022/06/09 撮影場所:勿来の関①ギシギシヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)桃矢印は環状紋を指しています。赤矢印は腎状紋を指しています。この二つの紋が有るので本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科のどちらかです。②ギシギシヨトウ黒ずんだ色をしていますが緑色を帯びているらしいです。本種の名前はギシギシヨトウとなっていますが幼虫はギシギシという草は食べません。イネ科やカヤツリグ...

  • ツマキシロナミシャク

    2023年1月18日(水)ツマキシロナミシャク 撮影日2022/06/09 撮影場所:勿来の関①ツマキシロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)赤矢印は外横線の一部分と思っています。本種がナミシャク亜科の仲間とは何かぴんときません。それは赤矢印が指している黒紋が独立していて線として繋がっていないからです。でも,よく見ると外縁に近い部分に「U字形」が見られます。緑矢印は亜外縁線と思っています。この外側に「U字形」が...

  • フタクロテンナミシャク

    2023年1月17日(火)フタクロテンナミシャク 撮影日2022/06/08 撮影場所:勿来の関①フタクロテンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)緑大矢印は外横線を指しています。この外横線にも「U字形」は見られますが,この線の外側には明瞭な「U字形」が見られます。だから,本種はナミシャク亜科の仲間です。緑小矢印は内横線を指しています。この横線にも「U字形」がならんでいます。この様にナミシャク亜科の仲間は内横線にも...

  • ホソバシャチホコ

    2023年1月16日(月)ホソバシャチホコ 撮影日2022/06/08 撮影場所:勿来の関①ホソバシャチホコ(シャチホコガ科)緑矢印は腹端を指しています。外縁から腹端が出ている仲間はシャチホコガ科です。シャチホコガ科の成虫は口が退化しています。そのため幼虫のときにせっせと腹部に溜め込むので大きくなっています。②ホソバシャチホコ本種を横から見ると赤矢印が指している前方に黒ずんだ紋が見られます。この黒ずんだ紋は個体差...

  • モンシロクルマコヤガ

    2023年1月15日(日)モンシロクルマコヤガ 撮影日2022/06/08 撮影場所:勿来の関①モンシロクルマコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)壁に貼り付くように平たく止まっています。後翅がよく見えるほど大きく開いています。でもシャクガ科の仲間ではありません。緑矢印は外横線を指しています。この外横線の外側には黄色を帯びた紋(赤大矢印)が有ります。ところが後翅にも似たような紋(赤小矢印)が有ります。しかし,こちらの紋は白...

  • クロシタキヨトウ

    2023年1月14日(土)クロシタキヨトウ 撮影日2022/06/05 撮影場所:勿来の関①クロシタキヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科キヨトウ類)なだらかな屋根形を作って止まっています。さらに地色は淡黄色をしています。この様な仲間はヤガ科ヨトウガ亜科に多いです。後翅の色が黒ずんでいるのでクロシタキヨトウと名付けられたと思われます。②クロシタキヨトウ赤小矢印は内横線を指しています。3つの小黒点が並んでいます。前縁に近い...

  • ツマオビアツバ

    2023年1月13日(金)ツマオビアツバ 撮影日2022/06/05 撮影場所:勿来の関①ツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科の仲間だと分かります。本種にはヒメツマオビアツバという似た種が居るので注意が必要です。でも内横線の形状で区別がつきます。本種の内横線(緑小矢印)は直線ですがヒメツマオビアツバの方は曲がっています。緑...

  • クロテンフユシャク

    2023年1月12日(木)クロテンフユシャク 撮影日2023/01/12 撮影場所:勿来の関①クロテンフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科)左右の翅を重ねて止まっています。寒い冬に出現するこの様な仲間はシャクガ科フユシャク亜科です。本種の特徴は明瞭で少し大きめの黒点が有ることです。緑矢印は外横線を指していますが,ここではっきりと曲がっています。ここの点を頂点とするような小さな三角形が見られます。少し白っぽく見え...

  • カクモンヒトリ

    2023年1月11日(水)カクモンヒトリ 撮影日2022/0.6/04 撮影場所:勿来の関①カクモンヒトリ♂(ヒトリガ科)翅の後縁が少し高くなっています。翅は開かずに閉じて止まっています。足を見ると黒くなっています。足が黒いのはヒトリガ科に仲間が多いです。②カクモンヒトリ本種の♂と♀では翅の色に違いがあります。♂は写真の様に橙色を帯びていますが♀の翅は真っ白です。黒い筋は個体差があって様々です。♀と♂では♀の方が大きいで...

  • フユシャク

    2023年1月10日(火)フユシャク 撮影日2023/01/10 撮影場所:勿来の関①フユシャク(シャクガ科)フユシャクとは冬の期間活動するシャクガ科の仲間の総称で,♀は翅が退化して無いか短くなっています。シャクガ科の中でもフユシャク亜科・エダシャク亜科・ナミシャク亜科の仲間達です。♀の翅の退化の他に成虫の口も退化して有りません。飲まず食わずで約一ヶ月程活動できるそうです。②フユシャクところで今日私が撮ったフユシャ...

  • ホソバナミシャク

    2023年1月9日(月)ホソバナミシャク 撮影日2022/06/04 撮影場所:勿来の関①ホソバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)平面に張り付いたように止まっています。後翅がよく見えるほど開いて止まっています。緑大矢印(外横線)を見ると不明瞭ながら「U字形」が並んでいます。更に桃矢印(亜外縁線)を見ると明瞭に「U字形」がならんでいます。緑小矢印は中横線を指していますが,ここから桃矢印の間の横線に「U字形」が並んでい...

  • ムラサキヒメクチバ

    2023年1月8日(日)ムラサキヒメクチバ 撮影日2022/06/02 撮影場所:勿来の関①ムラサキヒメクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)下唇鬚(かしんひげ)が前方へ突き出ているのでヤガ科アツバ亜科と思われます。更に,先が後方へ反り返っているように見えるのでクルマアツバ亜科とも思われます。しかし,それらのどれでも無く本種はシタバガ亜科です。詰まり下唇鬚が発達した仲間はアツバ亜科・クルマアツバ亜科・シタバガ亜科の何れかで...

  • ウスイロオオエダシャク

    2023年1月6日(土)ウスイロオオエダシャク 撮影日2022/06/01 撮影場所:勿来の関①ウスイロオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)壁に貼り付くように平らに翅を開いて止まっています。こんな仲間はシャクガ科に多いです。本種は前翅長30㎜程の大きい蛾です。内横線(緑矢印)の内側と翅頂付近が茶褐色で地色が薄褐色のあまり目立たない蛾です。幼虫はマユミ,ツリバナ,マサキ,ツルウメモドキ,ヒロハツリバナの葉を食...

  • マエヘリモンアツバ

    2023年1月6日(金)マエヘリモンアツバ 撮影日2022/06/01 撮影場所:勿来の関①マエヘリモンアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)高い所に止まっていて下唇鬚(かしんひげ)を写せませんでした。それで,2018/05/08撮影の写真を載せました。その写真では,短い下唇鬚(赤矢印)が平行に伸びていることがわかります。これらの写真から本種はアツバ亜科と断定するのは無理があります。ただ,翅の厚さが厚い様に感じるのでヤガ科の可能...

  • アミメケンモン

    2023年1月5日(木)アミメケンモン 撮影日2022/07/05 撮影場所:勿来の関①アミメケンモン(ヤガ科 アミメケンモン亜科)地は緑を帯びたくすんだ黒色に編み目状の白い筋が見られます。白い筋が無ければ目立たない地味な蛾です。②アミメケンモン 2018/08/11撮影前翅長16㎜程度の中くらいの蛾です。自然観察 ブログランキングへにほんブログ村●2つのランキングに参加中です!! ●お時間が御座いましたら ポチっ ポチっと1日1...

  • アカウスグロノメイガ

    2023年1月4日(水)アカウスグロノメイガ 撮影日2022/07/31 撮影場所:勿来の関① アカウスグロノメイガ♂(ツトガ科ノメイガ亜科)腹部の上を見ると触角が腹部の上に乗っているのが分かります。こんな特徴を示す仲間はツトガ科・メイガ科です。更に,黄褐色の地色に焦茶色の筋であるのでツトガ科と分かります。② アカウスグロノメイガ♀ 2022/07/24撮影本種は♂と♀では体形に違いが見られます。違いは全部で2つあります。1つ...

  • アミメマドガ

    2023年1月3日(火)アミメマドガ 撮影日2022/07/30 撮影場所:勿来の関①アミメマドガ(マドガ科)本種は仲間の数が少ない科に属する蛾です。さざ波状の横線と翅脈が交差して網の目状の模様を作っています。翅中央には太くて濃褐色の横線が走っています。②アミメマドガ本種が壁に止まる姿は,待てと言われた犬が前足を立てて座っている格好に似ています。腹端や外縁は壁に接触していて,胸から上の部分は空いています。前翅長は...

  • クロキシタアツバ

    2023年1月2日(月)3171 クロキシタアツバ 撮影日2022/07/18 撮影場所:勿来の関①クロキシタアツバ(ヤガ科アツバ亜科)下唇鬚(かしんひげ)を見ると先だけ曲がっているだけで前方へ伸びています。この様な仲間はヤガ科アツバ亜科です。②クロキシタアツバ赤矢印は内横線を指しています。本種は,この内横線がV字に曲がっています。黄矢印は黒紋が後縁に接していることを指しています。この2つのことから本種はクロキシタアツ...

  • ビロードナミシャク

    2023年1月1日(日)ビロードナミシャク 撮影日2022/07/18 撮影場所:勿来の関①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)灯火下を見ると絶命している蛾がいます。ほとんど見ない蛾なので名前を調べるために写真を撮りました。赤矢印は白くて明瞭な白線を指しています。この線は恐らく外横線だと思うのですがどうでしょうか。この外横線にぶら下がるような感じで付いているのが緑矢印が指している細い線です。この細い線...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、itotonbosanさんをフォローしませんか?

ハンドル名
itotonbosanさん
ブログタイトル
北茨城 勿来周辺の生き物
フォロー
北茨城 勿来周辺の生き物

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用