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みきちゃん
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2013/02/21

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  • 二月尽

    政治の混迷が深まっていくなか、二月が終わろうとしている。山茶花の木の下には、溶け残った雪のなかに紅い花びら散っている。メジャーの大谷翔平、山本由伸や藤井聡太ら若い日本のホープの活躍がせめてもの救いだ。1年7ヶ月になるひ孫の動画くるののも楽しみだ。キャンバのスマホ動画で編集すると、画面いっぱいに画質のいい動画になる。もっと勉強して、成長の軌跡を描く動画に編集したいと考えている。キャンバは実に心づよい編集アプリだ。ユーチューブで成田祐輔と古舘伊知郎の対談を聞いた。言葉は膨大な外界の情報を単純な言葉で兵家出来る。人類が長年蓄積してモード、それが言葉。新聞や書籍が衰退しても、なお言葉の力は失われていない。一種の魔術。番組を聞いている人は、寝るために聞いている人たちが多い。講演をすると、成田の声を聞いて、寝落ちする...二月尽

  • 忘れる読書

    朝方、深い霧であった。10時ころになって霧が晴れ、千歳山の雪景色が見えた。夏日のような気候のあとに、厳しい寒気が入ってくる。寒暖差ギックリ腰というものがあるらしい。重いものを持たなくても、15℃以上もの寒暖差だとギックリ腰の症状が出るらしい。経験したことのないような異常気象が何をもたらすか、なかなか想像するのも難しい。昨日、本屋に行って落合陽一『忘れる読書』を買ってきた。高齢者にとって、読むかたはしから何を読んだのかを忘れてしまうのは切実な問題だ。もう10年以上も前になるが、同級会で友だちの述懐を聞いたことがある。「いやあ、夕べ読んだ本の内容を次の日には全部忘れているんだよ。」落合の『忘れる読書』はこのような杞憂を払拭してくれる。落合は読後に残った知識や考えをざっくり頭の片隅にしまいこんで置くだけでいいと...忘れる読書

  • 山茶花

    昨日、24節季の雨水。寒があけ、雨が降る季節である。皮肉なことに、一夜明けると寒の戻り、雪になった。春から、真冬への逆もどり。盛んに咲いた山茶花も戸惑っていることだろう。山茶花は童謡にも歌われているように、落葉の季節の花である。冬から春へのこの季節にも、盛んに花を咲かせる。木いっぱいに咲く花は、辺りを明るくする。童謡『焚火』の作詞者は巽聖歌である。巽は児童文学者、岩手県紫波町の出身である。クリスチャンで教会で牧師の仕事をしながら、童話や童謡の作詞をした。後に、北原白秋の弟子となり、あの「さざんか、さざんかさいたみち、たきびだ、たきだおちばたき」の童謡は今もなお詠われている。この歌は、昭和16年NHKのラジオの依頼で作詞されたものだ。この年は私の生まれた年で、今から82年も前のことだ。その後戦争が始まると、...山茶花

  • 春の空

    ここへ来て、三日間隔で空の景色が変わる。異常気象といえども、すっきりとした青空は心を和ませてくれる。中天に向かって少しずつ、お青味を増していくグラデーションがなんとも心地いい。空が曇ると心も暗い。近所の人にあったも、無言で頭を下げていることが多い。やはり青空の日の方が、声もだしやすくなる。「春眠暁を覚えず」という句があるが、10時過ぎに寝て、朝の6時近くまで眠ることが多くなった。春の陽気は、睡眠にもよい環境を与えてくれるようだ。昔話に『鬼が笑う』というのがある。曇りが笑わぬ娘とすれば、鬼が笑うのは晴れた空を意味する。鬼に嫁いだ娘が、鬼のもとを逃れ舟で下るが、鬼は川の水を一飲み。水が引いて、娘を乗せた舟は鬼のところへどんどん吸い寄せられていく。そこで娘が取った策は鬼を笑わすこと。堪えきれず吹き出した鬼は、川...春の空

  • 春一番

    昨日、北陸で春一番が吹いたと報道された。昨年より13日早く吹いたとのことだ。立春から春分の間に、北日本で発達した低気圧に向かって吹きこむ南風を春一番という。昨日の空を見上げると、青空も見えたが、飛行機雲がくっきりと出た。空に水蒸気がたくさんある状態である。朝、朝焼けがきれいで、空気が澄んで山が近く見えたあとの気象現象である。強い風で、船で海上を行く漁師たちが、警戒したのもこの春一番である。それにしても山形の昨日の気温は、2月の半ばであるのに、18℃を記録した。5月ころの気温だ。テレビのニュースでは、かき氷の店に行列ができ、Tシャツ姿の人も見かけられた。青空はきれいだが、乾燥した空気と、各地に頻発する火事。焼け跡から焼死体が見つかる惨事が続いている。青空を見ると、きれいな風景の向こうに、地球の異常事態の恐ろ...春一番

  • 春を探しに

    朝の日ざしが強くなってきた。日の出の時間に、山の辺りがきれいに朝焼けになる。目覚めて、窓からの景色を楽しむのが日課である。先日、新聞で見たマンサクを見に、マンサクの丘に行った。蔵王コミセンの向いの道を山の方に入ると、マンサクの木が一本、黄色の花をビッシリと付けていた。マンサクの丘というほどだから、他にもたくさんあるものと考えていたので、上の方までみてが、あるのはこの一本だけ。車が1台来て、ウィンドウを開けると、中年の女性が「先日新聞で見たのですが、マンサクどこですか」と聞いてくる。「この1本だけですよ」と答えた。この人も一足早い春を見にきたのだろう。芸工大の裏へ廻って、毎年咲くマンサクの木を確めた。こちらはまだ蕾の状態。花は場所によって開花が異なる。標高や陽当りによっても大きくことなる。Chatgtpに、...春を探しに

  • 冬の日の過し方

    昨日、新聞にマンサクの丘にマンサクが咲いた写真が載っていた。春を感じに行ってみたいと思う。ユーチューブの成田祐輔のチャンネルで、有働アナとの対談を聞いた。成田が自分はコンプレックスに包まれている、という発言に注目した。何かをやりたいいう目的がない、ルーティン的な行動をできないことがそんなストレスを生んでいる。有働アナが、コロナ禍の時代に「ウドばあちゃん」というキャラを使って、ホームステイを呼びかけたという話を聞いて検索してみた。漫画のばあちゃんキャラで秋田弁を使うウドばあちゃんを見て笑えた。あの時代、それほどコロナウィルスが怖かったことが、蘇った。『毎日の暮らしが輝く52の習慣』の52番目は「寛大な心」である。最も身近な人への心配り。自分にとっては、先ず、生活をともにするパートナーである。加齢とともに、膝...冬の日の過し方

  • 運転免許の更新

    久しぶりの青空。太陽の光を浴びると元気がもらえるような気がする。寒気も少し和らいできたようだ。運転免許の更新のため、免許センターに行く。視力の検査だけで、顔写真を撮って新しい免許証が交付された。令和9年の4月まで有効と記載されている。免許センターには高齢者の更新の姿目立った。自力歩行がやっとという人もなかにいた。車を手放すと日常の用達ができないための免許かも知れない。一日一日の時間が大事に思えてくる。アメリカの作家、カール・サンドバークにこんな言葉がある。「時間はあなたの人生の貨幣である。あなたが所有する唯一の貨幣であり、それをどう使うかを決められるのはあなただけだ」老後にはたっぷりと時間があるとばかり思ってきた。しかし、現実は些事にまぎれているうちに時間はあったいう間に過ぎていく。新しい年を迎えたと思っ...運転免許の更新

  • 立春

    立春を待っていたように、室内のアマリリスが大輪を開いた。道路に雪がないまま立春を迎えた。ここへ来て、東京をはじめとする関東地方に大雪の情報がでている。昨年の暮から、本来降るべきでない地方に大雪が降り、当然降るべきこの地方には雪が少ないという現象が起きている。大寒で雨が降ったり、3月末の気象現象が起きている。これも大きなトレンドになっている地球温暖化がもたらしている現象といっていい。ギリシャ神話に「アマリリス」という題の話がある。これによると、アマリリスは羊飼いの少女の名だ。花好きの少年アルテオに思いを寄せる。アマリリスは、神に祈ってもらった弓矢で自らを射て、血の色の美しい花を咲かせた。その花を贈って少年のハートを射止めたという話だ。ギリシャ神話には、花を題材にした話が多い。神々が地上の花を愛し、物語の背景...立春

  • 久保田万太郎

    新しい月の初めは、夕焼けになって暮れた。熱海では河津桜や菜の花が咲く映像が映しだされた。きさらぎとは、着衣のうえにもう一枚着ること。つまり一年のなかで一番寒い季節だ。明日は節分、恵方巻がコンビニを中心に売り出される。そして翌4日が立春。暦と現実の気候が重なることが多くなった。今年は全ての花が1週間早まっている。先日、画像生成で菜の花を創ったが、もう早い地方では、直にみることができる。わが家のアマリリスも、立春を待ちかねて蕾が一つの茎に4個花芽が姿勢を改めた。俳人の久保田万太郎は、東京府立3中で芥川龍之介の一年先輩で、芥川の句づくりに大きな影響を与えた。冒頭の「はなのやま」の句について、万太郎は「この句をつくるのに、わたくしを出来るだけ静かにした」と語っている。昭和36年~37年、万太郎は親しい友人や俳人を...久保田万太郎

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