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本とぽんず https://vinegar.hatenablog.com/

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2012/12/18

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  • 書評『経済学に何ができるか』

    経済学に何ができるか - 文明社会の制度的枠組み (中公新書)作者: 猪木武徳出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/10/24メディア: 新書購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (16件) を見る 今、売れている新書です。経済学の考え方から、税と国債、金融政策のあり方、インフレ、幸福学、ユーロ危機、消費や投資など、様々な問題を読み解いた本です。エッセイのようにテーマごとに読み切りできます。 タイトルの意味は、 世の中の問題はすべて純粋な経済問題だけにとどまらず、人それぞれの価値観や政治などの要因を受けるため、経済学だけで世の中の問題を解決する事は不可能だという事…

  • 書評『リピータビリティ』

    Repeatability リピータビリティ ― 再現可能な不朽のビジネスモデル作者: クリス・ズック,ジェームズ・アレン,火浦俊彦,奥野慎太郎出版社/メーカー: プレジデント社発売日: 2012/11/29メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 訳者が悪いのか、著者が悪いのか。わかりにくいです。 言っていることは、単純でなるほどという事なのですが、なぜかわざと難しく書いているような気がしてなりません。 変化の激しい時代には、戦略も組織もシンプルにせよ。 そして、変化に応じて、修正、試行していく事が大事だ。 というわずか2行で済みそうな内容なのですが、とかく難しく書いてあるように思います…

  • 書評『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』

    僕の死に方 エンディングダイアリー500日作者: 金子哲雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/11/22メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 34回この商品を含むブログ (11件) を見る 昨年41歳で亡くなられた流通ジャーナリストの金子哲雄さんの遺作。 流通ジャーナリストになるまでのことや人気になるまでのストーリー、闘病生活のことが書かれています。 闘病生活の部分を読んで、これを書いた方が、もうこの世にいないというのも、リアリティがあって怖いなと思う部分もありますが、内容としては、かなり良い本です。 なるほどと思ったところは、どうやってジャーナリストという商売が成り立っていく…

  • 書評『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』

    佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?作者: 佐藤可士和出版社/メーカー: 宣伝会議発売日: 2012/12/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る 130ページほどなのですぐに読めます。 アートディレクターの佐藤可士和さんへのインタビューです。 この本、雑誌の連載を本にまとめたものです。 最近、この雑誌の記事を本にしたものを手に取ることが多いのですが、偶然でしょうか? 本の内容と関係ない話になってしまいますが、雑誌の記事を編集しなおして本にする事の意味について考えていました。 雑誌と違って、本にするとテーマが1本通るので、著者の考え方が…

  • 書評『社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた』

    社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた――マッキンゼーでは気づけなかった世界を動かすビジネスモデル「Winの累乗」作者: 小暮真久出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/10/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログを見る NPO法人『テーブル・フォー・ツー』代表の本。 タイトルの通り、社会起業のしくみの作り方の説明です。といっても、教科書的なことが書かれており、細かい点には踏み込んでいないので、これを読んでも、実際に社会起業家になれる訳ではありません。 いや、そもそも本を読んで社会起業家になるものでもないと思います。結局、走…

  • 書評『選択の神話』

    〈選択〉の神話――自由の国アメリカの不自由作者: ケント・グリーンフィールド,高橋洋出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2012/12/13メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 『選択の科学』のシーナ・アイエンガー推薦とのことで読んでみました。 行動経済学の本というよりは、「選択」というものについて論じた本です。 簡単に内容をまとめると、 私たちは自分のした選択は、自由意思に基づいていると思っているが、現実には次の要因で制限を受けている。 ①脳の構造 プライミング、ビキニ効果、アンカリングなど、様々な認知バイアスによって、人の選択は操られている。 ②文化 宗教、ナショ…

  • 書評『弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー』

    「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー作者: 高橋秀実出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/09/28メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 284回この商品を含むブログ (22件) を見る 東大合格数が日本一の超進学校の野球部は強いのか? かなり笑えます。 ノンフィクション作家の著者が、開成高校に取材したストーリーで、監督や選手へのインタビューなどで構成されているのですが、ユニークです。 開成高校野球部は週1回しかグラウンドが使えない。さらには試験期間は2週間ほど活動ができない。その少ない練習時間でいかに、勝つかを突き詰めた考え方が面白いのです。 要約はコチラ http…

  • 書評『若者を殺すのは誰か?』

    若者を殺すのは誰か? (扶桑社新書)作者: 城繁幸出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2012/11/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る 世代間格差について取り上げた本です。きっとみんなが思っているであろう本音をズバズバと言って、政治家や日本の終身雇用制度を徹底的に批判しています。 改めて書かれるとショックです。 会社員が加入する厚生年金は、70歳と30歳で約5000万円ほどの差額が生じている。にもかかわらず、政府は将来70歳に支給開始年齢を引き上げるなんて事を言っている。 また、年金だけでなく、医療介護も含めた社会保障に日本の財源も加えた…

  • 書評『ビッグデータ時代の新マーケティング思考』

    ビッグデータ時代の新マーケティング思考作者: 横山隆治,海老根智仁,鹿毛比呂志出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2012/10/31メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログを見る 事例が少ないので、やや教科書的な内容でした。 従来のマーケティングは、広告をしても売れるか売れないかという結果でしか、その施策を評価できなかった。そして、施策を最適化していくという概念がなかった。しかし、ウェブの時代となり、広告の施策の効果が細かくわかるようになった。ビッグデータの時代には、さらに広告の効果を測定できるようになる。だから、マーケターは、これまでのように顧客を想定し…

  • 書評『ビジョナリーであるということ』

    ビジョナリーであるということ作者: パヴィスラ・K・メータ,スキトラ・シェノイ,矢羽野薫出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/11/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見る この本を読んで、インドのアラヴィンド眼科病院のことを初めて知りました。 アラヴィンドは、一人の医師が「失明を根絶する」という信念をもって、立ち上げた病院で、革新的なシステムで、多くの貧しい人々を救っているそうです。 「大量、高品質、手頃なコスト」。この3つをモットーとして、受付から退院までのプロセスを完全に流れ作業にすることで、これを実現しています。看護士やカウンセラー、技師など各専門にスタッフを特…

  • 書評『ひとを動かす技術』

    ひとを動かす技術作者: ボブ・バーグ,ジョン・デイビッド・マン,川村透出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2012/12/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る セス・ゴーディンやザッポスのトニー・シェイ絶賛の本です。 M&A会社のコンサルタントが、とある企業買収のためにその経営陣、社員を説得するにはどうすればいいかという物語が書かれています。 人を動かすには、どうすればいいでしょうか? 簡単にまとめれば、 ・相手の利益を考えること ・相手を打ち負かすとは考えず、引き寄せること ・自分が何者であるかという、自分のあり方を伝えること ・能力ではなく、人格を信じてもらうこと ・相手に自…

  • 書評『個を動かす』

    個を動かす 新浪剛史、ローソン作り直しの10年作者: 池田信太朗出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2012/12/13メディア: 単行本 クリック: 52回この商品を含むブログ (2件) を見る ローソンの経営改革の10年間を描いた本です。 新浪社長が就任してから、ローソンがどのような経営戦略をとっていたのかがよくわかります。 この本を読んで改めて思い出したのですが、ローソンって昔はダイエーの子会社だったんですよね。ダイエーがバブル期の不動産開発などに失敗し、その負債圧縮のために、ローソンが上場する事になった。 そのため、上場によって高い株価をつけようと、強引な出店攻勢をかけて、ずいぶん…

  • あけましたおめでとうございます。

    あけましたおめでとうございます。 年末からすっかり、ブログをサボるクセがついてしまい1週間ほど更新をしておりませんでした。未だに書き始める決心がついておりません。 結構、これも習慣の問題で、書き始めると続くのですが、一度サボり始めると、ずるずると・・・。 とは言いつつも、本はきちんと読んでおります。 今年もよろしくお願いいたします。

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