chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
雲の上には宇宙(そら) https://blog.goo.ne.jp/kumonoueniwa

なかなか晴れない雪国で天体写真撮影に再チャレンジしています。

雪国新潟で30年ぶりに天体写真に挑んでいます。撮った星雲・銀河の写真展示や、撮影のための手作りグッズの紹介などを行っています。自分で作成した天体導入用ガイド星図なども掲載しています。

雲上(くもがみ)
フォロー
住所
上越市
出身
上越市
ブログ村参加

2012/11/22

arrow_drop_down
  • 『オフセット』に ケリを付ける。(ひとまずまとめ)

    オフセットに関するこの連載記事も4回目になりました。前回までは、オフセットとはなにかを踏まえて室内にて取得した極めて低い輝度の画像のヒストグラムを比較することで検証してきました。今回はいよいよ実際に天体を撮影した画像を使っての検証を行うのですが、その前に前回記事の最初に掲載したオフセット”1”のヒストグラムで、Gainが高くなると逆にピークレベルが下がって”0”になるという不可解な現象について以下、私なりに説明してみたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒストグラムではなく、輝度レベルの最小値・最大値で別のグラフを作成してみました。Gainを上げると輝度レベルの幅も広がるのですが、最小値の方は元々”0”レベル付近の画...『オフセット』にケリを付ける。(ひとまずまとめ)

  • ステラショット3で『オフセット』にけりを付けるぞ。(その3)

    (その3)と言いながら記事タイトルの字句が少し変わっていますが、前回記事からの続きです。今回のオフセットに関する検証の2つの目的のうち、2つ目の『設定が不可だったステラショット2でのオフセット値を推察する』については前回の記事の検証で、オフセット設定値=”1”だったことが”推察”ではなく確定”できました。しかもこれはステラショット3では、オフセット設定の[デフォルトに戻す]にて設定が可能です。今回は残されたもう一つの検証目的の『ステラショット3でASI533MCの適切なオフセット値を求める』について、前回記事に引き続き検証します。前回のヒストグラムによる検証では、オフセット値は533MCカメラのデフォルト値である”1”、Gainはユニティーゲインである”100”で検証したのですが、Gainを変えるとヒスト...ステラショット3で『オフセット』にけりを付けるぞ。(その3)

  • ステラショット3で『オフセット』にけりを付ける?(その2)

    ”初撮り”の作品も撮れないまま、月はすでに上弦を過ぎ満月期に。ここはじっくり腰を据えてCMOSカメラのオフセットについて検証してみたいと思います。まずはオフセットとはなにか?から。これまでの「上越天体写真友の会(J-APA)」の勉強会で得た知識からCMOSカメラの撮影で各ピクセルでの作業手順を要約すると・・➀露光開始でPD(フォトダイオード)が、受けた光子を電荷に変換して蓄積を開始する②設定した露光時間に達したら、蓄積した電荷を電圧値に変えて読み取る・・・・・③読み取った電圧値(アナログ値)は、ADU(アナログ・デジタル変換ユニット)により、・・・・・・・・・・・・・・定められたビット数のグレースケール値(デジタル値)に変換されるもし上の手順の③で計測された電圧値(アナログ値)が、P...ステラショット3で『オフセット』にけりを付ける?(その2)

  • ステラショット3で『オフセット』に けりを付ける(その1)

    前回に続き衝動買いしたステラショット3(アップグレード版)の検証になります。今回は衝動買いした最大の要因とも言える「CMOSカメラのオフセット設定機能」についての検証になります。わたしにとってステラショットはなくてはならない便利なツールですが、昨今天体写真の主流となったCMOSカメラに対応したのは、これまで使ってきたステラショット”2”(2020.4)からです。(そう言うわたしがCMOSカメラを導入したのはわずか9か月前です)CMOSカメラにも対応できるようにはなっていたのですが、Gain設定はできるものの、オフセット設定はできませんでした。昨年6月から発足した『上越天体写真友の会(J-APA)』の勉強会でも、CMOSカメラのオフセットについては度々とりあげられたのですが、オフセット設定のできないス...ステラショット3で『オフセット』にけりを付ける(その1)

  • ステラショット3の新機能『ライブスタック』検証

    元旦から能登半島地震に見舞われた2024年ですが天体写真の方は例年通り日本海側につき冬季休業状態となっています。そんな中で新月の11日夜に少しの時間は雲が切れそうという事で機材を設営してみました。初ショットなどは望まずに、貴重な晴れ間を使って気になっていた昨年末に購入していたステラショット3の新機能の検証を行いました。ステラショットについては、オートガイド機能が加わったステラショット1.5以降の付き合いで今回のアップグレード版を含めて3回目の購入になります。実はこれまでと違い、今回のステラショット3の購入は迷いました。それというのも今回の”3”で追加された主な新機能が私にとっては約2万5千円(アップグレード+公式ガイドブック)の価値があるのかどうか疑問だったから。ステラショット3の新機能(アス...ステラショット3の新機能『ライブスタック』検証

  • 『J-APA』 2023 天体写真展より(その3)

    『上越天体写真友の会(J-APA)』のメンバーの皆さんより追加画像の提供がありましたので、今回も会員の方の作品紹介になります。(注)J-APA・・・Joetsu-AstroPhotographyAssociation(尚、会員の方の作品につきましては無断転載はご遠慮ください)小谷さん太陽(プロミネンス)撮影DATA:2022/5/197:23’~タカハシTOA130NS(fl=1000㎜)露出13.1mS×100枚(Gain151)DAYSTARフィルターZWOASI1600MMPro(冷却ナシ)VixenAXD2SharpCapture(撮影)ステライメージ・GIMP(画像処理)■撮影者コメント:太陽はダイナミックに燃えています太陽(表面)撮影DATA:2022/5/198:15’~タカハシTOA13...『J-APA』2023天体写真展より(その3)

  • 『J-APA』 2023 天体写真展より(その2)

    前回に引き続き『上越天体写真友の会(J-APA)』で昨年開催した2回の天体写真展の展示写真を中心に会員の皆さんの作品を紹介いたします。(注)J-APA・・・Joetsu-AstroPhotographyAssociation(尚、会員の方の作品につきましては無断転載はご遠慮ください)吉原さんオリオン座M42(オリオン大星雲)撮影DATA:2023/10/1801:00’~タムロンSP150-600mmF/5-6.3(fl=600㎜)露出600秒×10枚(Gain0)フィルターなしZWOASI2600MC(冷却-5℃)VixenSXD2PHDGuiding2(オートガイド)ステラメージ9(画像処理)アンドロメダ座M31(アンドロメダ大銀河)撮影DATA:2023/12/421:00’~タムロンSP150...『J-APA』2023天体写真展より(その2)

  • 『上越天体写真友の会』 2023 天体写真展より(その1)

    雪のない穏やかな正月のはずが、元旦夕方に『能登半島地震』が発生。一週間経って被災地の悲惨な状況が判明するにつれ、正月であることすら忘れました。こちらでもまだ弱い揺れは一日に何回か感じているのですが、被災地ではこれが震度4や5かと思うと・・安否不明者の捜索のためにも、せめて揺れは早く収まってほしいです。天体写真の話になりますが、下弦の月を過ぎて新月期に入ったものの天候が冬型に戻ったため撮影ができません。(上越市は現在大雪警報が出ています)1月としてはいつものことで、毎年ブログの記事ネタに困るのですが昨年『上越天体写真友の会(J-APA)』が発足したことから会員の皆さんに画像の提供をお願いしました。具体的には昨年同会で開催した2回の写真展の展示作品の中から数枚選んでいただき私のブログ上で全国の皆さんに見てもら...『上越天体写真友の会』2023天体写真展より(その1)

  • 新年早々に震度5”強”!!

    今年の正月は雪も消え、穏やかな年末始を迎えることができたと思っていたのですが・・元旦の午後4時10分ころ、能登半島で震度7の大地震発生!!私の住む上越市では震度5強の大きな揺れに見舞われました。これまでも能登で地震が起きると、地盤が繋がっているのか上越市の揺れは大きかったのですが、今回の大地震は能登から佐渡に至る活断層が連動して動いたらしいとのことで、新潟県全域でも最大震度6の大きな揺れに見舞われました。大地震が発生したのは娘夫婦の家で早い新年会を終えて、車で送ってもらっている途中でした。あまりの揺れの大きさですべての車が道路上に停止したのですが、道路が大きく揺れて反対車線の車と接触しそうで怖かったです。幸い家族・親戚にケガ人はなく、家屋の被害については当初2階の本棚が倒れただけだと思っていたのですが、揺...新年早々に震度5”強”!!

  • 『謹賀新年』 多段階露光&モザイク撮影でオリオン大星雲

    明けましておめでとうございます。いつもの年なら元旦のブログには、年賀状イメージで新年のご挨拶というのが定番でしたが、今年は2023年の撮り納めの夜となった12月8日夜(他にもう一夜)に多段階露光及びモザイク撮影で撮った華やかなオリオン大星雲の画像で2024年のブログをスタートします。M42オリオン大星雲(オリオン座)北部・南部を別々に撮影多段階露光の画像処理後にモザイク結合(ほぼノートリミング元画像の35%サイズで表示)(上が北になっています)撮影DATA:2023/12/823:09’~(ほかもう一夜)VixenR200SS(コレクターPH)(合成fl=760㎜)露出(北部・南部とも)それぞれ360秒×15枚+90秒×20枚+30秒×20枚Gain150ASI533MCPro(冷却-10℃)タカハシEM...『謹賀新年』多段階露光&モザイク撮影でオリオン大星雲

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、雲上(くもがみ)さんをフォローしませんか?

ハンドル名
雲上(くもがみ)さん
ブログタイトル
雲の上には宇宙(そら)
フォロー
雲の上には宇宙(そら)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用