chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
雲の上には宇宙(そら) https://blog.goo.ne.jp/kumonoueniwa

なかなか晴れない雪国で天体写真撮影に再チャレンジしています。

雪国新潟で30年ぶりに天体写真に挑んでいます。撮った星雲・銀河の写真展示や、撮影のための手作りグッズの紹介などを行っています。自分で作成した天体導入用ガイド星図なども掲載しています。

雲上(くもがみ)
フォロー
住所
上越市
出身
上越市
ブログ村参加

2012/11/22

  • ASI533MC初ショットは「上弦前の月」、そのあとに待つ混迷と落胆

    カラーCMOSカメラASI533MCProをポチってから2週間以上も待たされてやっと初ショットの夜が訪れました。その日27日は上弦前の月が深夜1時過ぎまで沈まないので、徹夜の撮影プランを用意していました。第一部533MCによる月面静止画モザイク撮影20:00~21:00第二部533MCの試写で露光時間とGain設定の検証22:00~00:00第三部533MCによる初ショットM51・M13を予定00:00~03:30533MCで天体を撮影するのはこれが初めてになるので、早い時間から機材を設営。鏡筒は長焦点のVC200L、月の撮影時はエクステンダー1.4xを付けて焦点距離2,520㎜に第一部月面静止画モザイク撮影で使用したモザイクプランです。月は赤道座標での表示で、モザイクは月の移動方向に合わせて傾いています...ASI533MC初ショットは「上弦前の月」、そのあとに待つ混迷と落胆

  • ASI 533MC Pro 導入検証(その4)撮ってみんと わからんのだけど ・・

    うまくいけば19日夜にASI533MCProの初ショットを撮れるかと思っていたのですが、当日になるとSCW雲予報では薄雲が周辺にあって、実際の夜空もぱっとしない空。その先の予報をみたところ、2日後の21日の方が良さそうだったので撮影を延期したのですがその後予報ががらっと変わって、雲が多めで初ショットどころか検証用画像も撮れずに現在に至っています。来るべき初ショットの夜に向けて、533MC用の導入Mapの作成も始めました。いずれもステラショット2での使用を前提にして、写野の中心座標を記してあります上の導入Mapの中の一枚です。↓他にも、想定されるGainと露光時間のダークファイルは作成済で、フラットファイルはVC200L用のものだけ作成済です。↓*添付されてきた購入元作成のかんたんマニュアルにはダークファイ...ASI533MCPro導入検証(その4)撮ってみんとわからんのだけど・・

  • ASI 533MC Pro 導入検証(その3)Gainってなに? 露光時間は?

    SCWの雲予報によると、ほぼ新月の19日夜には初ショットできるかも知れません。初ショットで満足できる画像を得るためにも、冷却CMOSカラーカメラASI533MCProの事前検証を急がなければなりません。今回の検証項目はダークファイルを事前に作成するためにも、CMOSカメラの”Gain”と”露光時間”はどう設定すればよいのか?です。これまで使っていたデジ一眼では”感度”といえば”ISO”になるのですが、CMOSカメラでは増幅度の意味もあるGain(ゲイン)がそれにあたるのでしょうか?メーカーが公表してるCMOSカメラの各特性を表すグラフのうち、感度に関するものは。↓ヨコ軸のゲインがカメラの設定値のようですが、タテ軸にもゲインの記載があって・・・ここは自分で調べるしかなくてネットで見つけた「カメラ感度の評価方...ASI533MCPro導入検証(その3)Gainってなに?露光時間は?

  • ASI533MC Pro 導入検証(その2)予期せぬ難題も、また楽し。

    初めての冷却CMOSカメラASI533MCProが届いてからわずか数日の検証で一番の関心事であった冷却とステラショット2での制御が問題なく行われる事がわかりました。そこで、この新月期に晴れたらすぐ撮影できるようフラット画像の作成から始めようとしたのですが予期せぬ難題が発生しました。問題が発生したのは、前から使っているビクセン製EOS用ワイドアダプターと今回CMOカメラと同時購入したZWO製のEOS-EFマウントアダプターこの両者ははまるのですが、きつくて5mmくらいしか回せないのです。それではいつカメラが外れて落下するかわかりません。普通なら「新しく買ったマウントアダプターに問題がある」と考えるのが普通ですが"難題"というのは新しく買ったマウントアダプターには手持ちのEFレンズが問題なく装着できるというこ...ASI533MCPro導入検証(その2)予期せぬ難題も、また楽し。

  • ASI533MC導入検証(その1) 10年間で進化した冷却制御

    初めての冷却CMOSカメラが届いて4日経ちました。下弦の月も過ぎたのですでに新月期に入っているのですが、幸か不幸か当分の間天候に恵まれません。おかげでじっくり初ショットの日に向けて準備ができます。冷却のCMOSカメラ(ASI533MC)は今回が初めてですが、冷却のデジ一眼なら10年前に使っていました。当時は冷却制御というにはほど遠くて電源コードをさすことで急冷が始まり、止めるにはコードを抜くしかないというもの。何度まで冷却できるかは外気温で決まるため、ダークファイルを山ほど作らなければなりませんでした。最悪なのは、わたしは湿度の高い日本海側だったためか冷却による結露でカメラの電源トラブルが何回も発生して、乾燥空気を送りこむという自衛策を取らざるを得ませんでした。(カメラにアルミテープなどがベタベタ付いてい...ASI533MC導入検証(その1)10年間で進化した冷却制御

  • 突然ですが、CMOSカメラ ポチりました。

    これまでの記事の流れでいけば、今回は同じ光学系・カメラで数年かけて撮りだめた画像を合わせて処理する事によりデジタル一眼の能力を極められるか?と言った趣旨の検証記事になるはずだったのですが・・時は春の系外銀河シーズン真っ只中で見かけの小さい系外銀河が撮影対象とならざるを得ずあんなんやそんなんやこんなんばかり確かに宇宙の広さは感じることができるのですが、フルサイズのEOS6Dに長焦点のVC200L(fl=1,800mm)をレデューサなしで使ってもまだ主役の銀河が小さすぎます。これでは何年もかけて総露光時間を増やしても、解像度の向上には限界があります。EOS6Dを使い始めてはや5年がたちました。そこで昨今のCMOSカメラについて調べてみました。(この時点ではあくまで調べるだけだった・・)CMOSカメラのうち、モ...突然ですが、CMOSカメラポチりました。

  • M51子持ち銀河で、貯光 ついに10時間オーバー

    3月19日夜(20日早朝)新月期に撮ったM51子持ち銀河です。この夜のメインで薄明まで総露光3時間の画像です。M51子持ち銀河(りょうけん座)(ノートリミングで元画像の30%縮小)(上が北になります)撮影DATA:2023/3/2001:29’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×10枚+5分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)前に撮ったおおぐま座のNGC2841では時折オートガイドが大きく乱れたのですが、なぜかこのM51では朝までずぅーっとガイドは安定していました。撮影時のステラショット2のガイドグラフです。↓ガイド...M51子持ち銀河で、貯光ついに10時間オーバー

  • マイナー? おおぐま座 NGC2841(貯光 まだ4時間)

    今回からは先月(3月)19日夜に撮った春の系外銀河になります。この夜は新月に近いため月明かりを気にせず一晩中撮影が可能だったのですが千葉から孫娘の家族が引っ越しのため夜遅く着いたので、22時過ぎからの撮影となりました。朝まで撮影が可能なこの夜のメインはM51子持ち銀河と決めていたのですが南中するのが日が替わった1時30分だったため、1時間ほど前に南中していたおおぐま座のNGC2841を時間つぶし(?)に撮影しました。NGC2841(おおぐま座)(元画像の30%縮小画像)(上が北になります)撮影DATA:2023/3/1922:25’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×4枚+5分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガ...マイナー?おおぐま座NGC2841(貯光まだ4時間)

  • おおぐま座 回転花火銀河M101(これで貯光9時間)

    3月14日夜(正確には15日早朝)の最後に撮ったのはおおぐま座の通称”回転花火銀河”M101です。おおぐまの尻尾あたりに位置するため、春の系外銀河の中ではかなり遅れて南中してきます。回転花火銀河M101(おおぐま座)(元画像の30%縮小画像)(タテ構図で撮っており右を北にして掲載しています)撮影DATA:2023/3/1502:06’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×9枚+5分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)見かけの明るさも見かけの大きさも十分なため単独で撮っても良いのですが、南側(上の画像では左側)にあるNG...おおぐま座回転花火銀河M101(これで貯光9時間)

  • おおぐま座 M81 & M82銀河コンビ (これで貯光7時間)

    3月14日夜に撮った2タイトル目おおぐま座の系外銀河コンビM81・M82です。南北に並んだ二つの銀河は明るくて見かけの大きさもあるうえに、これ以上ないほど均整の取れた美しい渦巻銀河M81と、中央部が爆発しているかのような特異な姿をした銀河M82という対照的な銀河のコンビでもあります。長焦点のVC200L反射鏡筒とフルサイズデジ一眼カメラの組み合わせでこの二つの銀河を一緒に撮る事ができます。M81&M82(おおぐま座)(元画像の30%縮小画像)(タテ構図での撮影で右が北になります)撮影DATA:2023/3/1423:23’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×7枚+5分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコ...おおぐま座M81&M82銀河コンビ(これで貯光7時間)

  • きりん座 NGC2403(只今 貯光5時間 )

    今回からは3月14日夜に撮った春の系外銀河3態になります。この夜は真夜中に下弦の月が上って来るのですが、これまでの経験から同じ半月でも上弦の月と違い暗い”海”の部分の多い下弦の月明かりはそんなに気にしなくていいのでは・・と思っていました。実際の撮影結果はどうだったのか?気になるところです。まず今回は薄明は終わったものの、まだ灯火で明るい空で撮ったきりん座のNGC2403銀河になります。NGC2403(きりん座)(元画像の30%縮小画像)(上が北になります)撮影DATA:2023/3/1420:31’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×8枚+5分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCam...きりん座NGC2403(只今貯光5時間)

  • 月が沈んで、ニードル銀河 NGC4565

    先月27日夜(正確には28日早朝)に撮った最後のタイトルはかみのけ座NGC4565です。この銀河は手持ちの写真集FAROUT(新潮社)の表紙を飾っており、私のお気に入りの銀河のひとつでもあります。ニードル銀河NGC4565(かみのけ座)(元画像の30%縮小画像)(上が北になります)撮影DATA:2023/2/283:00’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×7枚+5分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)前回のしし座のトリオ銀河の撮影開始時には上弦の月がまだ西空に残っていたのですが、この銀河の撮影開始時には月はとうに沈...月が沈んで、ニードル銀河NGC4565

  • 月が沈むまで待てずに、しし座のトリオ銀河

    先月27日夜、明るい上弦の月が沈むのは日が替わった1時25分。夕飯前に月を撮り終えた後月明りの空でも撮れそうな対象で時間稼ぎをしていたのですが、22時半ころには撮影対象が思いつかず、月が低くなるまで待機することにしました。気がせいて撮影を再開したのは月がまだ西空にあった1時少し前。この時間から2タイトル撮るとなると露光時間が不足気味。そこで過去に撮影した系外銀河の中で長焦点のVC200Lで撮ったものから選ぶことで露光不足なら過去画像と合わせて画像処理しようと考えました。その1タイトル目がしし座のトリオ銀河という訳です。しし座の銀河トリオ(元画像の30%縮小画像)(縦構図で撮っており北は右側になります)撮影DATA:2023/2/2800:48’~VixenVC200L(fl=1800mmF9)露出15分×...月が沈むまで待てずに、しし座のトリオ銀河

  • 月明りの中で撮ったもの プレセペ星団中心部

    27日夜上弦の月が沈むまでの時間つぶしに選んだ2タイトル目は、かに座のプレセペ星団。月はまだ西空高く(高度35度)輝いており、撮れそうなものは星が主体の対象だけでした。プレセペ星団撮影時の『只今撮影中ショット』です。↓(四角枠が今回の撮影範囲です)2023年2月27日22時16分~TamronZoom(fl17mmF2.8)30秒×5枚ISO1600ソフトフィルターKissDX(SEO-SP2)三脚固定撮影実はプレセペ星団を単独で狙うのは今回が初めて、撮影時導入用Mapではフルサイズカメラの6Dなら鏡筒はNFD400㎜に設定していました。作成済みの撮影時導入用MapではEOS6Dなら撮影鏡筒はNFD400mmそれが今回焦点距離1800㎜のVC200L鏡筒で撮ったことにより、星団を囲む4つの星どころかプレセ...月明りの中で撮ったものプレセペ星団中心部

  • 月明りの中で撮れたもの その1

    前回記事で掲載した上弦の月を撮影した27日夜のその後になります。月の撮影は夕食前の18時40分ころには早々終えたのですが、明るい月は日が替わった1時25分まで沈んでくれません。当初のプランでは月が低くなった0時過ぎあたりから春の系外銀河の撮影をと考えていたのですが、何時間もただ待っているというのがもったいなくて、ダメ元で月明かりの中でも撮れそうなものを2つほど選んでみました。その一つ目の撮影時の『只今撮影中ショット』です。↓(四角枠が上の画像の撮影範囲です)2023年2月27日21時43分~TamronZoom(fl17mmF2.8)30秒×5枚ISO1600ソフトフィルターKissDX(SEO-SP2)三脚固定撮影上の『只今撮影中ショット』だけで何を撮っているかわかる方は、天体写真をやっておられる方でし...月明りの中で撮れたものその1

  • これでどうだ!! フルサイズで上弦の月

    日本中が晴天だった一昨日の27日、わが越後もそのおこぼれにあずかりました。ただ手放しに喜べたかというと・・熱はないものの咳がまだ出る長引く風邪と、深夜1時過ぎまで沈まない上弦の月。結局、迷いながらも早い時間に機材を設営して、朝まで徹夜してしまいました。今回も時間つぶしのつもりで撮ろうと思っていた上弦の月でしたが、ライブビューで見た月面のゆらぎが小さかったのでデジ一眼による静止画ではあるものの撮影・画像処理にいろいろ新しい試みをやってみました。上弦の月(月齢7.1)(画像クリック箇所に応じて、北部から南部に分けて4分割で拡大表示できます)(地上からの見た目に合わせて上が北になっています)撮影DATA:2023/2/2718:27’~30’VixenVC200L+canonEF2.0x(合成fl=3,600㎜...これでどうだ!!フルサイズで上弦の月

  • <銀河系外 番外-8 しし座 NGC2903銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今回は再び書籍『大宇宙SCALE』には未掲載の系外銀河に戻ります。今回紹介する銀河はしし座のNGC2903銀河になります。(書籍『大宇宙SCALE』に未掲載の対象は主にWikipediaに記載の距離を参考にしています)Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------番外-8NGC2903銀河3060万光年NGC2903:種別棒渦巻銀河明るさ9.7等級見かけの大きさ12.6分角星座しし座-----------------------------------------------------------------*今回はWikipediaに見かけの大きさが記載されてなかったため、ステラナビゲータの天体情報を記載春の...<銀河系外番外-8しし座NGC2903銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-13 アンドロメダ座 NGC891 銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    しばらく系外銀河番外編が続いていましたが、今回は久しぶりに写真集『大宇宙SCALE』に掲載されているアンドロメダ座の渦巻き銀河です。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-13NGC8912730万光年NGC891:種別渦巻銀河明るさ10.8等級見かけの大きさ13.5×2.5分角星座アンドロメダ座-----------------------------------------------------------------真横から見た姿のこの銀河の直径は12万光年と私たちの天の川銀河より一回り大きいのですが、距離が約3,000万光年と遠いため明るさは10等級以下と暗くなっています。天体写真の対象として...<銀河系外-13アンドロメダ座NGC891銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外 番外-7 おおぐま座 M109銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今回も書籍『大宇宙SCALE』には未掲載の系外銀河になります。今回紹介する銀河はおおぐま座のM109銀河になるのですが、見かけも小さ目で特段明るくもないこの銀河を番外として取り上げたのは北斗七星のひとつ2等星のγUMa(フェクダ)とツーショットで撮れるから。(書籍『大宇宙SCALE』に未掲載の対象は主にWikipediaに記載の距離を参考にしています)Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------番外-7M109銀河2700万光年M109(NGC3992):種別棒渦巻銀河明るさ10.8等級見かけの大きさ6.9×3.5分角星座おおぐま座----------------------------------------...<銀河系外番外-7おおぐま座M109銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外 番外-6 M101 回転花火銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今回も書籍『大宇宙SCALE』には未掲載の系外銀河になるのですが、これは私が多くの系外銀河をくまなく撮っているということではありません。今回の記事タイトルにあるように書籍では”系外銀河”ではなく”銀河系外”となっています。わたしが撮ったのはせいぜい数億光年の銀河群までですが、書籍ではハッブル宇宙望遠鏡でしか撮れないような数十億光年の銀河群や更にその先、重力レンズ効果によりゆがんだ銀河の姿やアインシュタインリングそして最も遠方の137億光年の宇宙まで掲載されています。そのためメジャーな系外銀河についてはその一部しか掲載されていないという訳です。例によって前置きが長くなりましたが、今回紹介する番外の銀河はおおぐま座のM101銀河別名「回転花火銀河」になります。(書籍『大宇宙SCALE』に未掲載の対象は主にWi...<銀河系外番外-6M101回転花火銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外 番外-5 M63 ひまわり銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今回も距離の近い順に書籍『大宇宙SCALE』には未掲載のりょうけん座のM63銀河をピックアップしてみました。この銀河の別名は、渦を巻いた銀河の腕に細い暗黒帯がからんだ姿から、ひまわり銀河と呼ばれています。(書籍『大宇宙SCALE』に未掲載の対象は主にWikipediaに記載の距離を参考にしています)Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------番外-5M63ひまわり銀河2670万光年M63(NGC5055):種別渦巻銀河明るさ8.6等級見かけの大きさ7.7×4.5分角星座りょうけん座-----------------------------------------------------------------こ...<銀河系外番外-5M63ひまわり銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外 番外-4 りょうけん座 M106銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    書籍『大宇宙SCALE』では前回記事のりょうけん座のM51(距離2300万光年)の次にはアンドロメダ座のNGC891銀河が掲載されているのですが、距離2730万光年のこの銀河より近い距離によく撮られている明るめの比較的メジャーな銀河がいくつかあります。私が撮影しているものの中から4回に分けて銀河系外の番外編としてピックアップしてみました。(書籍『大宇宙SCALE』に未掲載の対象は主にWikipediaに記載の距離を参考にしています)Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------番外-4M1062500万光年M106(NGC4258):種別渦巻銀河明るさ8.4等級見かけの大きさ11.1×5.5分角星座りょうけん座-...<銀河系外番外-4りょうけん座M106銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • これだから 冬に来る彗星はキライだ!!

    今年は1月早々(12日)に初撮りができたのですが、次は何と言っても話題のズィーティーエフ彗星(C/2022E3)を撮る事。昨日たびたびコメントをよせてくれる”さすけ”さんから「上越市で彗星を撮った人がいてローカル新聞に載っていたよ」との情報が。今冬の上越市は新潟県内でもなぜか小雪だったのですが、「10年に一度の大寒波」が過ぎた直後に連日除雪車がやってくるいつもの冬になりました。そんな昨夜、テレビの予報では一晩中★マークとなっていたのですがそんなものはあてにならずいつものSCW予報で雲予報をみたら案の定雲まみれの予報。それも見るたびにだんだん悪化して、雪も降ってくるかも。おまけに上弦を過ぎた明るい月が早朝3時半ころまで空を照らしています。それでも夕方5時前には機材の設置をすませたのは予報では早朝3時から4時...これだから冬に来る彗星はキライだ!!

  • <銀河系外-12 M51 子持ち銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今回は写真集『大宇宙SCALE』に掲載されているりょうけん座の天体写真でも人気のある渦巻き銀河です。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-12M51子持ち銀河2300万光年M52(NGC5194):種別渦巻銀河明るさ8.6等級見かけの大きさ9分角星座りょうけん座-----------------------------------------------------------------見かけはむしろ小さ目なこの銀河を有名にしているのは、ちょっと昭和っぽい和名の通り大小2つの銀河がつながったユニークな姿だからです。大きいほうの銀河がM51(NGC5194)で、つながった小さいほうの銀河はNGC519...<銀河系外-12M51子持ち銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-11 M64 ブラックアイ銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    2023年の初撮りはめずらしく1月12日と早かったのですが、新月期の今週は10年に一度の大寒波の予報。そんなわけで2週間ぶりにシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。今回は写真集『大宇宙SCALE』に掲載されているかみのけ座の個性的な渦巻き銀河です。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-11M64ブラックアイ銀河1700万光年M64(NGC4826):種別渦巻銀河明るさ9...<銀河系外-11M64ブラックアイ銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • この冬はオリオン大星雲をなんとかゲット!

    2023年の初撮りとなった12日夜の2タイトル目はオリオン大星雲でした。冬の星座オリオン座の中心にあって肉眼でも見える明るい大星雲です。ほんとは11月ころの早い時期に撮ったほうが空の暗い深夜帯に南中となって撮影には都合がいいのですが、昨年は10月下旬以降天候に恵まれず撮影の機会がありませんでした。調べてみたら前回オリオン大星雲を撮ったのは2020年11月、なんと2年以上も撮影できていませんでした。M42オリオン大星雲(オリオン座)(元画像の30%縮小画像)上が北の方角撮影DATA:2023/1/1221:49’~VixenR200SSmm(+コレクターPH合成fl=760mmF3.8)露出4分×10枚+1分×8枚+15秒×7枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temm...この冬はオリオン大星雲をなんとかゲット!

  • 2023初ショットは、雲と月のはざまのプレアデス星団

    今年の上越市はとても雪が少ないのですが、星の写真などはまだずっと先だと思っていました。(雪国の空のせいにして寒い夜をぬくぬくと過ごせるだろうと・・)ところが昨日、習慣で一応見ていたSCW気象予報では20時以降には雲が切れて朝まで雲が無いとのこと。「晴天の霹靂(へきれき)」とは文字面の意味が真逆のようですが、とにかくあわてました。SCWの雲予報1月13日00時周辺に雲がありすっきり快晴とは言えなそうこの雲予報を無視すれば、みすみす2023年の初ショットのチャンスを逃がすかもしれない。しかしながらこの夜はまだ下弦前の明るい月が22時前に上って来ることを考えると、撮影が可能なのはせいぜい日が替わる前まで。迷った末に、『初ショットに挑戦!』だけでも記事の1本くらい書けるだろうと機材を設営しました。実に昨年10月下...2023初ショットは、雲と月のはざまのプレアデス星団

  • <銀河系外 番外-3 うみへび座 M83銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    書籍『大宇宙SCALE』では前回記事のおおぐま座のM81の次にはりょうけん座と南天のケンタウルス座の二つの銀河が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-09NGC44491300万光年種別不規則銀河明るさ10.0等級見かけの大きさ6.2×4.4分角星座りょうけん座<未撮影>-----------------------------------------------------------------”未撮影”の理由:見かけの大きさが小さいためもっと口径の大きな望遠鏡でないと銀河の特徴を写せないため。(Wikipediaの解説は→こちら...<銀河系外番外-3うみへび座M83銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-08 おおぐま座 M81銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    この年末年始の雪は少なかったものの雪国につき星空は望むべくもありません。そんなわけで昨年からの続きシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でのスタートになります。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-08M811200万光年M81(NGC3031):種別渦巻銀河明るさ7.9等級見かけの大きさ26.9×14.1分角星座おおぐま座------------------------------...<銀河系外-08おおぐま座M81銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-07 おおぐま座 M82銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    書籍『大宇宙SCALE』の掲載順では今回の記事の表題おおぐま座のM82の前に活発に星を形成しているきりん座の小さな銀河が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-06NGC15691100万光年種別渦巻銀河明るさ12.2等級見かけの大きさ1.3×1.3分角星座きりん座<未撮影>-----------------------------------------------------------------”未撮影”の理由:前々回に掲載したきりん座IC342に近いのですが、小さくて暗いため見栄えがしません。・・・・その次に掲載されているのが...<銀河系外-07おおぐま座M82銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-05 南天の NGC253銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今回から最終章のⅢ-銀河系外も地球からの距離1000万光年を越えます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。ブログ用に1000万光年までの銀河系外Mapは以前掲載済ですので、さらに5000万光年までのMapを作ってみました。(注1)各銀河の大きさは大きめに誇張して図示しました(注2)各銀河の位置は方向を考慮せず、距離のみで図示しています書籍『大宇宙SCALE』の掲載順では銀河系外の1000万光年越えのトップバッターは我が家からは南天低めのちょうこくしつ座NGC253銀河になります。Ⅲ銀河系外-------------------...<銀河系外-05南天のNGC253銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外 番外-2 きりん座 NGC2403>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    この銀河系外シリーズが1000万光年を越えるのでブログ用に新たな系外銀河Mapを作成していたところ、1000万光年以内で『大宇宙SCALE』(誠文堂新光社)には掲載されていない明るめの渦巻銀河をもう一つ忘れていたことに気づきました。前回掲載したIC342と同じきりん座の渦巻き銀河で、距離は100万光年遠い800万光年。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------番外-2NGC2403800万光年種...<銀河系外番外-2きりん座NGC2403>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外 番外-1 きりん座 IC342銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    手持ちの『大宇宙SCALE』(誠文堂新光社)では前回記事に掲載のM33の次には距離1070万光年のちょうこくしつ座のNGC253になるのですが、今回はその手前にある渦巻銀河きりん座のIC342を番外で掲載しました。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------番外-1IC342700万光年NGC598:種別渦巻銀河明るさ9.1等級見かけの大きさ21.4×20.9分角星座きりん座-----------...<銀河系外番外-1きりん座IC342銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-04 さんかく座 M33銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    昨年8月より掲載を開始したこのシリーズ前回から最終章のⅢ-銀河系外に入りました。今回はその2番目になるさんかく座のM33銀河になります。(未撮影の大・小マゼラン銀河は割愛)退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅲ銀河系外-----------------------------------------------------------------Ⅲ-04M33280万光年NGC598:種別渦巻銀河明るさ6.3等級見かけの大きさ70.8×41.7分角星座さんかく座---------------------------------...<銀河系外-04さんかく座M33銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系外-03 アンドロメダ大銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    昨年8月より掲載を開始したこのシリーズいよいよ最終章のⅢ-銀河系外に入ります。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。私たちの太陽系が所属する天の川銀河系を離れて、島宇宙が群れなす大宇宙銀河系外に。銀河系外MAPビッグバンにより誕生したといわれる宇宙の大きさは138億光年を越えると言われています。そこには星やガスが集まった「銀河」が無数に存在します。銀河は互いに引き合って小さな集団(直径数百万~数千万光年)「銀河群」や大規模な集団「銀河団」を形成し、それらがいくつか集まって直径1億光年ほどの「超銀河団」を形成、超銀河団は連なって、...<銀河系外-03アンドロメダ大銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系番外-5 バブル星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    3ヶ月ぶりにこのシリーズを再開したばかりですが、Ⅱ天の川銀河系は今回で終了となります。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。今回は天の川銀河番外編の5番目カシオペア座のバブル星雲になります。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------番外-5NGC7635バブル星雲11000光年種別散光星雲明るさ-見かけの大きさ15×8分角星座カシオペア座-------------------------------------------------...<銀河系番外-5バブル星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系番外-4 ばら星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    雪国越後につき12月に入っていよいよ星空が縁遠いものになってきました。そこで約3ヶ月ぶりにこのシリーズを再開することで当ブログの冬眠を避けたいと思います。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。今回は3ヶ月前からの継続で天の川銀河番外編の4番目いっかくじゅう座のばら星雲になります。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------番外-4ばら星雲5500光年種別散光星雲明るさ-見かけの大きさ80×60分角星座いっかくじゅう座----------...<銀河系番外-4ばら星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • 庭撮りには難物「魔女の横顔」(再び、R200SS鏡筒で)

    今回は10月27日早朝にR200SS反射鏡筒で撮影した魔女の横顔星雲になります。魔女の横顔星雲はオリオンの左足で輝く一等星リゲルに照らされたとても淡い星雲です。淡いだけではなく超有名なオリオン大星雲より南に低いため、自宅裏口で庭撮りしている私にとっては難物の撮影対象となります。どう難物かは『只今撮影中』ショットを見るとわかります。↓(四角枠は今回の魔女の横顔星雲のR200SSでの撮影範囲です)10月27日03時22分~TamronZoom(fl17mmF2.8)30秒×7枚ISO1600ソフトフィルターKissDX(SEO-SP2)三脚固定撮影暗くてわかりにくいのですが、真南には電柱がありそこから電線が十本ほど横に這っています。南中前は自宅と桜の木、南中前後は電柱が邪魔をして露光時間が限られます。そんな制...庭撮りには難物「魔女の横顔」(再び、R200SS鏡筒で)

  • 真っ赤なカリフォルニア星雲(再び、R200SS鏡筒で)

    今回も10月26日夜にR200SS反射鏡筒で撮影した画像になります。このカリフォルニア星雲は過去に何回か撮っているのですがなぜか良い空に恵まれた事がありません。今回はめずらしくすっきりとした空で撮る事ができました。NGC1499カリフォルニア星雲(ペルセウス座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角)撮影DATA:2022/10/2701:22’~VixenR200SSmm(+コレクターPH合成fl=760mmF3.8)露出6分×12枚+1分×4枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)実はこの夜の撮影プランでは、すべてタテ構図の対象をピックアップし...真っ赤なカリフォルニア星雲(再び、R200SS鏡筒で)

  • カシオペア座 IC59 & IC63 (再び、R200SS鏡筒で)

    10月26日夜に撮影した2タイトル目になります。22時を過ぎて空が少し暗くなって来たので、長い方の露光時間を6分に伸ばしました。IC59&IC63(カシオペア座)(元画像の30%縮小画像)中央の輝星はW字の中心にあるγCasツィーその上にIC59左上にIC63(上が北の方角)撮影DATA:2022/10/2622:29’~VixenR200SSmm(+コレクターPH合成fl=760mmF3.8)露出6分×16枚+1分×4枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)この撮影対象は自作の導入用マップではヨコ構図で撮る事になっていたのですが、この後3タイトル目...カシオペア座IC59&IC63(再び、R200SS鏡筒で)

  • ケフェウス座 IC1396(再び、R200SS鏡筒で)

    先月(10月)は20日の夜に続いて26日も晴れてくれましたほぼ新月に加えて20時以降は朝まで雲量”0”の予報で『これが撮らずにいらりょうか』。そこで撮影鏡筒を何にするか考えたのですが、結局前回と同じ短焦点反射のVixenR200SS+コレクターPHという事に。サンニッパから始まった順で行けば次は長焦点反射のVC200Lになるのですが、一夜で4タイトルも撮れる明るいR200SS鏡筒のメリットを優先しました。尚サンニッパから始めた9月以降は撮影枚数を稼ぐためディザリングはオフにしていました。この夜は画像ストックもできた余裕からディザリングを”オン”にしてその効果の検証も。(撮影に使用しているステラショット2でディザリングをかけるのですが、ガイドが安定するまでの待ち時間が馬鹿にできない)この夜の薄明終了時刻は1...ケフェウス座IC1396(再び、R200SS鏡筒で)

  • 遅ればせながら「星の文化祭」に行ってきました

    星のふるさと館主催の令和4年度「星の文化祭」に行ってきました。今月2日から開催されていたのですがいろいろあわただしくて行ったのは最終日前日の13日でした。この日は午後から雨の予報だったため10時過ぎに自宅から車で30分ほどの星のふるさと館へ。まずは坊ケ池の対岸からお決まりのショットを。上越清里星のふるさと館は海抜482m、坊ケ池湖畔にあり紅葉もきれいなはずですが、この日は雲も厚く・・・その後、星の文化祭の会場である星のふるさと館に。わたしは年に一度訪れるだけですが、だいたい車はまばらですさっそく展示会場である2階の部屋に。そして第1回から連続12回目になる今年のわたしの展示物は突き当りの一等地に。今年は天候に恵まれず展示写真に困ったため、これまで撮った写真をフォルダーに収めて来られた方に自由に見てもらおう...遅ればせながら「星の文化祭」に行ってきました

  • まが玉星雲 & ドクロ星雲(久しぶりにR200SS鏡筒で)

    久しぶりに短焦点反射鏡筒R200SSの出番となった先月20日夜の最後のタイトルになります。(正確には日が替わった21日早朝に撮った4タイトル目になります)まが玉星雲&ドクロ星雲(ぎょしゃ座)(元画像の30%縮小画像)右側がまが玉星雲(IC405)左下がドクロ星雲(IC410)(上が北の方角)撮影DATA:2022/10/212:41’~VixenR200SSmm(+コレクターPH合成fl=760mmF3.8)露出6分×20枚+1分×6枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)まが玉の穴にあたる位置に輝いている星はぎょしゃ座AEで、付近のガスを輝かせてい...まが玉星雲&ドクロ星雲(久しぶりにR200SS鏡筒で)

  • 少し”傾けた”ハート星雲(久しぶりにR200SS鏡筒で)

    久しぶりに短焦点反射鏡筒R200SSの出番となった先月20日深夜(正確には日が替わった21日)に撮った3タイトル目になります。IC1805ハート星雲(カシオペア座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角)撮影DATA:2022/10/210:19’~VixenR200SSmm(+コレクターPH合成fl=760mmF3.8)露出6分×20枚+1分×6枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)9月末にヨンニッパレンズでも撮影しているのですが、その時はお隣のIC1848胎児星雲も一緒に入れて写すことができました。ところが、短焦点反射と呼ばれるR200SSで...少し”傾けた”ハート星雲(久しぶりにR200SS鏡筒で)

  • アンドロメダ大銀河(久しぶりにR200SS鏡筒で)

    久しぶりに短焦点反射鏡筒R200SSの出番となった先月20日夜の2タイトル目は。アンドロメダ大銀河(アンドロメダ座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角)撮影DATA:2022/10/2022:09’~VixenR200SSmm(+コレクターPH合成fl=760mmF3.8)露出6分×18枚+1分×6枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)おなじみのお隣の銀河をR200SS+フルサイズカメラで撮ったのは3年ぶりになります。日が替わる前でしたが、灯火も少し暗くなってきたので6分まで露光を延ばして撮影。ガイドも安定し全ての撮影画像が使えました。これま...アンドロメダ大銀河(久しぶりにR200SS鏡筒で)

  • 網状星雲 西側(久しぶりに反射鏡筒R200SSで)

    9月に入って2か月ぶりにやっと星の撮影ができました。久しぶりだったのでとりあえずお手軽な(?)サンニッパ・ヨンニッパレンズから始めたのですが、9月だけで3夜も撮影できたので望遠レンズに適した撮影対象が無くなってきました。そこで10月の新月期での撮影には反射鏡筒のR200SSを使う事にしました。実は短焦点(+コレクターPH合成fl=760mm)で明るいR200SS反射鏡筒はフルサイズカメラを買ってからめっきり出番が減っていました。撮影ノートを調べてみたら、2年前(2020)の2月に使った後は昨年の7月に一夜使っただけ。フルサイズカメラで写野が広くなったため、星雲や系外銀河の撮影はより拡大できるVC200L(+レデューサーHD合成fl=1,386mm)での撮影がほとんどとなりました。2020年2月に設営した...網状星雲西側(久しぶりに反射鏡筒R200SSで)

  • 分子雲に挑戦!! 結果は惨敗「 ペルセウス座NGC1333付近」 ( ヨンニッパでこってり ならず)

    撮影済の画像ストックがあったのにブログ更新が少し空いたのには訳があるのですが、先月30日夜にヨンニッパレンズで撮った最後の4タイトル目になります。この夜3タイトル目の撮影を終えたのは日が替わった1時半頃。薄明開始まで約3時間残っていました。そこでメジャーで明るめの赤い星雲にも飽きていたので、思い切って「分子雲」に挑戦する事にしました。選んだのは撮影のために自分で作成した「撮影写野(星座別)」の中からペルセウス座のNGC1333近郊の分子雲。撮影写野(星座別)マイナーな対象を含め手持ちのレンズ・撮影鏡筒・カメラ別に作成してあります構図を決めるために他の方が撮影された画像を拝借しているのですが、分子雲については以前アイリス星雲でいかに手ごわいか経験済です。そこで今回は明るいヨンニッパレンズ(手製絞りF4.0)...分子雲に挑戦!!結果は惨敗「ペルセウス座NGC1333付近」(ヨンニッパでこってりならず)

  • アンドロメダ大銀河も再撮影 (ヨンニッパでこってり その6)

    連続して徹夜となった30日夜の2タイトル目も”サンニッパで速写”シリーズで撮ったものをヨンニッパで再び撮りなおすという結果に。アンドロメダ大銀河広域(アンドロメダ座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角)撮影DATA:2022/9/3023:20’~CanonNFD400mm(自作絞りF4相当)露出4分×28枚+1分×10枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)サンニッパで撮った画像に比べればアンドロメダ銀河が大きく写っているのですが、それでも天の川銀河の星屑の中で少し控えめに見える姿が250万光年も離れたお隣の銀河であることを感じさせてくれます...アンドロメダ大銀河も再撮影(ヨンニッパでこってりその6)

  • リベンジ! 網状星雲 全景(ヨンニッパでこってり その5)

    先月30日の夜は連続の徹夜の二夜目になったのですが雲予報は前日より更に良好で、21時以降はずうっと雲量”0”でした。ただ”サンニッパで速写”シリーズでも書いたのですが、望遠レンズ+フルサイズカメラという広い写野に適した撮影対象は限られ、おまけに前回”サンニッパで速写”で撮ってから日が経っていない事からサンニッパで撮った対象をヨンニッパで撮りなおすケースが多くなりました。網状星雲全景(はくちょう座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角)撮影DATA:2022/9/3021:11’~CanonNFD400mm(自作絞りF4相当)露出4分×24枚+1分×8枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導...リベンジ!網状星雲全景(ヨンニッパでこってりその5)

  • 星は すばる ( ヨンニッパでこってり その4)

    結果として2夜連続の徹夜となった一夜目の最後のタイトルになります。”サンニッパで速写”シリーズ以降もうずっと赤味がかった対象ばかりでうんざりしていたのですが、やっと30日早朝に青味がかったおうし座のすばるの撮影ができました。昴(すばる)(おうし座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角すばるの左上の光跡はイリジウム衛星と思われます)撮影DATA:2022/9/302:27’~CanonNFD400mm(自作絞りF4相当)露出4分×27枚+1分×9枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)この朝の薄明開始時刻は4時15分だったのですが、30分ころまで粘...星はすばる(ヨンニッパでこってりその4)

  • 二夜かけてハート&胎児星雲 ( ヨンニッパでこってり その3)

    先月29日夜(正確には30日早朝)の3タイトル目になります。日が替わってやっと灯火が暗くなる時間帯に選んだ撮影対象は。ハート(IC1805)&胎児(IC1848)星雲(カシオペア~ペルセウス座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角右側がハート星雲、左側が胎児星雲)撮影DATA:2022/9/301:08’~CanonNFD400mm(自作絞りF4相当)露出4分×24枚+1分×8枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)*撮影DATAには4分露光24枚とありますが、薄明開始までの時間配分からこの夜に撮ったのは16枚で翌日二夜目に8枚を追加露光で撮って...二夜かけてハート&胎児星雲(ヨンニッパでこってりその3)

  • 少し膨らんだシャボン玉星雲 ( ヨンニッパでこってり その2)

    先月29日夜・30日夜と2夜連続で晴れてくれました。今回はヨンニッパレンズで29日夜に撮った2タイトル目のバブル星雲からクワガタ星雲付近になります。この領域はサンニッパレンズで9月5日夜に撮っているのですが、今回はヨンニッパレンズで総露光時間を3倍近くに増やしたらどうなるか再チャレンジです。バブル星雲からクワガタ星雲付近(カシオペア~ケフェウス座)(元画像の30%縮小画像)(縦構図で上が北の方角になります)撮影DATA:2022/9/2922:57’~CanonNFD400mm(自作絞りF4相当)露出4分×20枚+1分×10枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ...少し膨らんだシャボン玉星雲(ヨンニッパでこってりその2)

  • ヨンニッパで2夜連続でこってり7タイトル その1 ケフェウス座IC1396

    この夏は7月初めに撮れた以降、2ヶ月あまり天候不順で撮影できず。薄雲があってもなんとか撮影をということで9月5日の夜は上弦過ぎの月が沈んでからサンニッパレンズ絞り開放による速写で6タイトル撮影。そのおかげで天体写真ブログとしての体裁は3週間ほど維持できましたが、絞り開放でも実用になるサンニッパレンズの実力は検証できたものの、その広すぎる写野に適した撮影対象がとても少ない事がわかりました。その後久々に夜間に雲量”0”の時間帯のある雲予報が出たときに選択した撮影機材は・・・サンニッパから再びヨンニッパレンズに戻した「O軸ガイドシステム」ヨンニッパレンズも実はこれまで出番は少なかったのですがサンニッパに比べればまだ狙える撮影対象が多いという事と、露光時間(撮影枚数)を以前より多めにしたらどんな画像を見せてくれる...ヨンニッパで2夜連続でこってり7タイトルその1ケフェウス座IC1396

  • アンドロメダ大銀河 遠望 ( サンニッパで速写 その6)

    5日夜(正確には6日早朝)に撮った”サンニッパで速写”のラストの6タイトル目になります。この夜はサンニッパレンズ+フルサイズカメラの広い写野に向いた撮影対象ということで赤みがかった散光星雲がほとんどだったのですが、薄明まで30分となった早朝に撮影開始したのは誰でも知っている(?)アンドロメダ座のあの大銀河でした。アンドロメダ大銀河遠望(アンドロメダ座)(元画像の25%縮小画像)(縦構図で上が北の方角になります)撮影DATA:2022/9/603:20’~CanonNFD300mm(絞り開放F2.8)露出2分×20枚+30秒×11枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメ...アンドロメダ大銀河遠望(サンニッパで速写その6)

  • シャボン玉~クワガタ星雲 広域 ( サンニッパで速写 その5)

    5日夜に撮った”サンニッパで速写”の5タイトル目になります。サンニッパレンズ+フルサイズカメラの広い写野に向いた撮影対象は赤い散光星雲が多くなってしまうのですが、今回も個性的なものから淡いものまで赤みがかった星雲が集まった領域です。シャボン玉からクワガタ星雲広域(カシオペア~ケフェウス座)(元画像の25%縮小画像)(縦構図で上が北の方角になります)撮影DATA:2022/9/602:34’~CanonNFD300mm(絞り開放F2.8)露出2分×16枚+30秒×8枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)縦長構図で撮った画像の中央部分にちんまりと散開星...シャボン玉~クワガタ星雲広域(サンニッパで速写その5)

  • クエスチョンマーク星雲 ( サンニッパで速写 その4)

    5日夜に撮った”サンニッパで速写”も4タイトル目になります。上弦を過ぎたばかりの明るい月があったため撮影開始は遅く23時少し前。この夜の撮影終了したのは薄雲はあったものの、薄明が始まって20分後の4時10分ころ。正味5時間余りで6タイトルも撮れたのはサンニッパレンズの絞り開放(F2.8)の明るさのおかげです。今回は6タイトル中で唯一初ショットになる星雲です。クエスチョンマーク星雲(ケフェウス~カシオペア座)(元画像の25%縮小画像)(縦構図で上が北の方角になります)撮影DATA:2022/9/601:46’~CanonNFD300mm(絞り開放F2.8)露出2分×16枚+30秒×8枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60Tou...クエスチョンマーク星雲(サンニッパで速写その4)

  • 北アメリカ & ペリカン星雲 広域 (サンニッパで速写 その3)

    多少の雲があってもなんとか撮影しようと、11年ぶりにサンニッパレンズを使って撮った5日夜の3タイトル目になります。写野の広いサンニッパレンズに適した撮影対象は見かけの大きな散光星雲がほとんどですが、その中でも明るくて写しやすいはくちょう座の散光星雲です。北アメリカ&ペリカン星雲広域(はくちょう座)(元画像の30%縮小画像)(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/9/600:27’~CanonNFD300mm(絞り開放F2.8)露出2分×16枚+30秒×8枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)この夜3タイトル目になってやっと月が沈んでくれて...北アメリカ&ペリカン星雲広域(サンニッパで速写その3)

  • 網状星雲 広域 (サンニッパで速写 その2)

    多少の雲があってもなんとか撮影しようと、11年ぶりにサンニッパレンズを使って撮った5日夜の2タイトル目になります。網状星雲広域(はくちょう座)(元画像の25%縮小)(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/9/523:39’~CanonNFD300mm(絞り開放F2.8)露出2分×16枚+30秒×8枚ISO3200LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)2タイトル目の撮影開始時はまだ月が沈む10分前でしたので前半は月明かりの影響あり。今回もサンニッパ+フルサイズカメラでは写野が広すぎるので50%縮小に抑えてトリミングした画像です。↓撮影対象が小さく写る300...網状星雲広域(サンニッパで速写その2)

  • サンニッパで速写6タイトル (その1)はくちょう座サドル付近

    前回のブログ記事に書いているのですが、天候や月明かりが理由で2ヶ月以上も撮影できてていない状況から抜け出すため比較的手軽に設営・撤収ができるサンニッパレンズを11年ぶりに使ってみる事にしました。更に絞り開放(F2.8)で撮る事で露光時間を短縮すれば雲が出ても何枚かは撮れるだろうという腹積もりで、いつもなら設営しないような雲予報の5日夜に撮影を決行しました。今回初めてO軸ガイドSYS(自称)に搭載したサンニッパレンズその夜の結果を先に言うと、良い時でも雲量40%というSCW予報通りで、透明度は悪く5段階評価で2+といったところ。それでも厚い雲は出なかったため、朝まで6タイトル撮影する事ができました。撮影した順に画像処理を行ってますが、今回はその1タイトル目になります。γCyg(サドル)付近(はくちょう座)(...サンニッパで速写6タイトル(その1)はくちょう座サドル付近

  • 11年ぶりにサンニッパを使おうと思った理由

    もう2ヶ月以上も星の撮影をしていません。撮りたい気持ちはやまやまなのですがこの間ずっと、月明かりがなくて一晩中雲も無いという予報に巡り会えなかったのです。そもそも天体写真というのは手持ちで”パッシャ!”という訳にはいきません。時間をかけて重い機材を設営したのに、なにも撮れずに撤収ということもあります。この趣味を始めた頃は「もしかしたら晴れるかも・・」で設営したこともありましたが、70代に入ってからは雲予報を信じて設営には慎重になってきました。2ヶ月以上も撮れなかったのはその結果なのですが・・「自宅で撮った大宇宙SCALE」という過去に撮った画像だけでブログ記事を作成し続けるのもつらくなりました。そこで考えたのが比較的楽に設営・撮影ができて雲が濃ければすぐ撤収できる撮影機材はないか?具体的には軽量で、短時間...11年ぶりにサンニッパを使おうと思った理由

  • <銀河系-番外3 まゆ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。天の川銀河番外編の3番目ははくちょう座のまゆ星雲になります。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------番外-3まゆ星雲3300光年種別散光星雲明るさ7.2等級見かけの大きさ12分角星座はくちょう座-----------------------------------------------------------------まゆ星雲ははくちょう座デネブの東方向とかげ座との境界付近にあります。決して...<銀河系-番外3まゆ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系番外-2 クリスマスツリー星団>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    前回撮れたのが7月1日夜ですので、もう50日以上撮影できていません。連日雲予報をチェックしているのですが、この先も星の見える気配なし。モチベーション下がりっぱなしの中で、前回に続き自宅で撮った『大宇宙SCALE』第2部天の川銀河系番外編になります。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。番外編の二つ目はいっかくじゅう座のクリスマスツリー星団になります。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------番外-2クリスマスツリー星団付近2400光年...<銀河系番外-2クリスマスツリー星団>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <銀河系-番外1 網状星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    前回で自宅で撮った『大宇宙SCALE』第2部天の川銀河系が終了したのですが、写真集『大宇宙SCALE』には掲載されなかった興味深い天体があります。その中から個人的にお気に入りの対象を”番外”として追加掲載することにしました。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。番外編の一つ目ははくちょう座の網状星雲になります。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------番外-1網状星雲1470~1860光年種別超新星残骸明るさ-見かけの大きさ-星座はく...<銀河系-番外1網状星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-33 銀河系中心> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    自宅で撮った『大宇宙SCALE』第2部天の川銀河系の第1回は昨年9月。以降なかなか撮影ができないときに不定期で掲載してきましたが、ここにきて天体写真の夏枯れの時期に連続掲載が続いたため今回で第2部の最後の回を迎える事になりました。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。第2部の最後のタイトルは私たちの太陽が所属する天の川銀河系中心になります。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-33銀河系中心28000光年種別-明るさ-見かけの...<Ⅱ銀河系-33銀河系中心>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-32 M13> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    元々この季節に越後でまともな天体写真が撮れた事はないのですが、気が付けば鳴かず飛ばずで8月も満月期に入ってしまいました。(私の場合上弦の月を過ぎれば満月期)皆さんももう見飽きたころかと思いますが、(書いてる方もつらい)今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。書籍『大宇宙SCALE』の掲載順ではこのあとわが天の川銀河内で最大の球状星団であるオメガ星団が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅱ銀河系-----------------------...<Ⅱ銀河系-32M13>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-30 M22> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    全国的に記録的な猛暑が続く一方、前線による大雨で新潟県内でも被害が出ています。今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。書籍『大宇宙SCALE』の掲載順ではこのあとりゅうこつ座η星と星雲が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-29りゅうこつ座η星と星雲8000光年種別散光星雲明るさ6.2等級見かけの大き...<Ⅱ銀河系-30M22>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-28 二重星団> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    昼間は真夏の強い日差しで、夜になると雲が出る、の繰り返し。ずっと撮影できないためこのシリーズの連載が続いた結果わが天の川銀河系の対象も残り少なくなりました。今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』を掲載します。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-28二重星団6800光年h(NGC869):種別散光星雲明るさ4.3等級見かけの大きさ30分角星座ペルセウス座χ(NGC884):種別散...<Ⅱ銀河系-28二重星団>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-27 M16> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    前回撮影したのは今月1日の夜になります。もともと7月・8月は天体写真が撮れない時期とあきらめている越後の住人ですが、一月近くも撮れないとモチベーションの低下はさけられません。今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』を掲載します。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-27M16イーグル星雲6500光年M16(NGC6611):種別散光星雲明るさ6.4等級見かけの大きさ35×28分角星...<Ⅱ銀河系-27M16>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-26 M1 カニ星雲> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    そのむかし若かったころ、7月20日を過ぎれば梅雨明けで夏山登山の計画を練っていたことを思い出します。ところが今年は6月に梅雨入りしたと思ったらすぐに梅雨明け。かといって7月が連日の天体写真日和という訳でもなく、20日なってもまだ梅雨の最中ののような天気。こんな時こそというわけで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』を掲載します。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-26M1カニ星...<Ⅱ銀河系-26M1カニ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-25 M11> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今夜は下弦の月になるのでそろそろ月明かりが気にならない新月期。ところが、ここのところ梅雨に再び入ったかのような天気が続いています。そんなわけで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』を掲載します。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。書籍『大宇宙SCALE』の掲載順ではこのあと伴星がブラックホールの最有力候補といわれる恒星が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅱ銀河系--------------------------------------------------------------...<Ⅱ銀河系-25M11>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-23 M17 オメガ星雲> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    猛暑が和らいでいるのはありがたいのですが、この先もしばらく雨や曇天が続きそうなため撮影ができません。そんなわけで今回はシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』を掲載します。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。書籍『大宇宙SCALE』に、前回掲載のM20三裂星雲の次にピックアップされていたのはやはり南天のいて座の星雲でした。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-23M17オメガ星雲5500光年M17(NGC6618):種別散...<Ⅱ銀河系-23M17オメガ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • 熱帯夜に撮る(その3) 亜鈴状星雲 M27

    どういう訳か6月末から続いた猛暑がここにきて少しやわらいできました。代わりにこれからしばらくは曇天が続きそうです。撮影の方はちょうど満月期なのでノープロブレム。ほとんど熱帯夜だった2日早朝に撮った3タイトル目になります。M27亜鈴状星雲(こぎつね座)(75%縮小および星雲部分の切り出し画像)年老いて不安定となりガスを噴出してこの星雲を形成した星が中心に写っていますトリミングなしの全体画像はこうなります。↓(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/7/21:33’~VixenVC200L(fl=1,800mm)露出8分×9枚+3分×6枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド...熱帯夜に撮る(その3)亜鈴状星雲M27

  • 熱帯夜に撮る (その2) M16の「創造の柱」

    夏だから暑いのは当たり前なのですが、いつもの年ならまだ梅雨の期間。趣味部屋が暑すぎて近寄れないため、デスクトップPCをリビングに移してなんとか画像処理を行いました。前回記事に続きほとんど熱帯夜だった1日の夜の2タイトル目になります。M16の『創造の柱』(へび座尾部)(50%縮小およびトリミング画像)トリミングなしの全体画像はこうなります。↓(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/7/123:34’~VixenVC200L(fl=1,800mm)露出5分×13枚+2分×12枚ISO6400LPS-D1EOS6D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ9(画像処理)自宅裏口での南天の撮影は上越市...熱帯夜に撮る(その2)M16の「創造の柱」

  • 熱帯夜に撮る (その1) 球状星団 M13

    6月下旬から始まった連日の猛暑でぐったりです。まだこの先8月まで暑さが続く事を考えると気がめいります。肝心の天体写真撮影は5月28日の夜を最後に6月は一夜も撮影できず。夜がもっとも短い夏至(今年は6月21日)も過ぎた7月1日、やっと雲予報で一晩中雲量”0”の夜となりました。雲は無くても問題は夜間の気温!!結果的に外気温は設置場所の裏口スロープで21時は27℃、早朝3時で24℃。カメラ内部の受光素子の温度は連続露光で熱帯夜の基準25℃を越えたままだったと思います。ほぼ2ヶ月ぶりの撮影となった1タイトル目になります。球状星団M13(ヘルクレス座)M13(NGC6205):距離25,100万光年視等級5.8等級視直径20’球状星団(画像クリックで元画像の25%サイズで表示します)(上が北の方角になります)撮影D...熱帯夜に撮る(その1)球状星団M13

  • <Ⅱ銀河系-22 M20 三裂星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    月はすでに下弦の月を過ぎて新月期に入っているのですが記録的な暑さのなかでも予報通り星空が望めない天気が続いています。そんなわけで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。書籍『大宇宙SCALE』には前回記事に掲載のM8干潟星雲のあとにはハッブル宇宙望遠鏡で撮ったはくちょう座の惑星状星雲が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅱ銀河系--------------------------------------------------------...<Ⅱ銀河系-22M20三裂星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-20 M8 干潟星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    今日は夏至で昼が一番長く、これからは徐々に夜の時間が長くなっていきます。月も今日が下弦の月ですので夜の月明かりが気にならない新月期に入るのですが、わが越後の週間予報はこの先ずっと雨模様で撮影は望めません。そんなわけでしばらくはシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのごうと思います。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。書籍『大宇宙SCALE』にはこのあとさそり座の惑星状星雲が掲載されているのですが、”未撮影”のため紹介だけさせていただきます。Ⅱ銀河系------------------------------------...<Ⅱ銀河系-20M8干潟星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-18 キャッツアイ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    わが越後も一足遅く梅雨入りしました。今夜は雲の切れ間もありそうですが、満月過ぎの月が23時ころに上って来るのでやめときます。そんなわけで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぐのですが、順番では次の天体が過去に撮影はしてるもののパスしようか悩みました。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-18キャッツアイ星雲3300光年NGC6543:種別惑星状星雲明るさ8.9等級見かけの...<Ⅱ銀河系-18キャッツアイ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-14・17 M41・M35 散開星団>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    わが越後はまだ梅雨入りしてないはずなのですが、連日雲の多い天気が続いています。お天気だけでなく、明日は満月なので天体写真の撮影はもうしばらくはお休み。そこでほぼ20日ぶりにシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』で時間稼ぎします。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-14M412315光年M41(NGC2287):種別散開星団明るさ5.0等級見かけの大きさ30分角星座おおいぬ座-----...<Ⅱ銀河系-14・17M41・M35散開星団>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • 雲は無いけどモヤっとした空(その3)いて座の三つ子星雲

    先月29日早朝記事タイトルにあるようにモヤっとした空で撮ったこの夜の3タイトル目になります。モヤっとした明るい空でも画になる対象ということで選んだのはこの時期ならではの南天いて座の明るい星雲たちでした。いて座の三つ子星雲付近(画像クリックで元画像の25%サイズで表示します)右上にM20(三裂星雲)、その下の大きく明るいのがM8(干潟星雲)、左中ほどに猫の手星雲(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/5/2901:41’~CanonNFD400㎜F2.8(手製絞りF4相当*前面保護レンズ取り外し)露出3分×16枚+1分×8枚ISO3200LPS-D16D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイド)ステライメージ...雲は無いけどモヤっとした空(その3)いて座の三つ子星雲

  • 雲は無いけどモヤっとした空(その2)S字状星雲近傍

    先月28日夜(正確には29日午前)に撮った2タイトル目になります。1タイトル目の南天のさそり座の撮影でこの夜の空の透明度の悪さを思い知らされ次の撮影対象に悩んだのですが、星を背景とした暗黒星雲ならなんとかなるのではと考え同じく南天のへびつかい座のS字状星雲付近を選択。S字状星雲近傍(へびつかい座)(画像クリックで元画像の25%サイズで表示します)S字状星雲は画像中央に写っています(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/5/2901:05’~CanonNFD400㎜F2.8(手製絞りF4相当*前面保護レンズ取り外し)露出3分×8枚+1分×8枚ISO3200LPS-D16D(HKIR改造)タカハシEM-200Temma2Mマイクロガイドスコープ60ToupCamステラショット2(導入・自動ガイ...雲は無いけどモヤっとした空(その2)S字状星雲近傍

  • 雲は無いけどモヤっとした空で(その1)さそり座頭部

    この新月期も撮影できずに梅雨入りかと思っていたのですが、27日からの三夜は雲が少な目なSCW雲予報。『庭撮り』とはいえ連夜の徹夜撮影はつらいので予報で一晩中雲がなさそうな28日夜に徹夜撮影しました。↑29日00時のSCW雲予報移動する雲はあるのですが上越市周辺はずっと雲量0%この時期の撮影は正直なところモチベーションが上がりません。[理由1]夜が短い5/28・・薄明終20時47分~薄明始02時42分[理由2]撮影鏡筒に迷う春の系外銀河から夏の星雲への切り替え時期*わたしの『庭撮り』環境では南中後しか撮れないため、夜半前後で撮影対象が長焦点の春の系外銀河から短焦点の夏の散光星雲に変わってしまう。途中で鏡筒を入れ替えれば良いのだが、機材の再設定を含め大変な労力と時間が必要。結局この夜の撮影鏡筒は初夏の散光星雲である...雲は無いけどモヤっとした空で(その1)さそり座頭部

  • <Ⅱ銀河系-13 M57 リング星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    昨夜が下弦の月だったのでもう月明かりは気にしなくて良いのですが昼間は快晴なのに夜になると薄雲に覆われ、翌朝はまた快晴と言う天気が続いています。そこで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-13M57リング星雲2300光年M57(NGC6720):種別惑星状星雲明るさ9.3等級見かけの大きさ1.4×1.0分角星座こと座----------...<Ⅱ銀河系-13M57リング星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-12 北アメリカ星雲/ペリカン星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    月の出が遅くなる下弦の月までまだ数日あります。そこで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-12北アメリカ星雲/ペリカン星雲2000光年北アメリカ星雲:NGC7000種別散光星雲明るさ6.0等級見かけの大きさ120×100分角星座はくちょう座ペリカン星雲:IC5070種別散光星雲明るさ3.3等級見かけの大きさ80×70分角星座はくちょう...<Ⅱ銀河系-12北アメリカ星雲/ペリカン星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • <Ⅱ銀河系-11 オリオン大星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    天気もぱっとしませんが、明日が満月のため当分撮影はお休み。そこで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。今回は泣く子も黙る(?)オリオン座のあの星雲です。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-11オリオン大星雲1600光年種別散光星雲明るさ3.0等級見かけの大きさ66×60分角星座オリオン座------------------------------------------...<Ⅱ銀河系-11オリオン大星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

  • M63 ひまわり銀河 (雲量”0”なれど透明度悪し その2)

    このゴールデンウィークで唯一撮影できた5月4日の夜に日が替わってから薄明が始まるまで撮影した2タイトル目になります。記事タイトルにもあるように雲は無かったのですが撮影画像を見ただけでも背景が明るく透明度が悪い事がわかりました。このため画像処理では淡い部分はあきらめて、なんとか”ひまわり”らしく見えるよう処理しました。総露光時間も2時間余とやや少な目のりょうけん座のM63銀河です。M63ひまわり銀河(りょうけん座)M63(NGC5055)中央:距離2,670万光年視等級8.6等級視直径7.7’×4.5’渦巻銀河(画像クリックで元画像の25%サイズで表示します)(上が北の方角になります)撮影DATA:2022/5/501:10’~VixenVC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)露出20分×6枚+...M63ひまわり銀河(雲量”0”なれど透明度悪しその2)

  • M106銀河 近傍(雲量”0”なれど透明度悪し その1)

    このゴールデンウィークは新月期と重なって天気もそれなりに良かったのですが、夜は雲がつきまとって天体写真にはイマイチでした。そんな中で5月4日の夜だけは一晩中雲量”0”の雲予報だったので徹夜で撮影できました。ほぼ一ヶ月ぶりの撮影となるのですが、夜の気温も10℃を越えてきた事から鼻息荒くCooled60Dを冷却オンで撮影する事に。もともとCooled60Dは冷却デジ一眼カメラなのですが冷却オンで結露トラブルが多発したことから、乾燥空気でカメラを覆うための『乾囲送兵衛』なるものを自作して対応しました。冷却オンは昨年11月以来なのですが、『乾囲送兵衛』の装着の他にも冷却用電源コード、乾燥空気送入用チューブをカメラに直接接続する必要がありこれが赤道儀の新たな負荷として加わりガイド不良の原因となります。昨年11月の撮影の際...M106銀河近傍(雲量”0”なれど透明度悪しその1)

  • <Ⅱ銀河系-10 M78>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

    ゴールデンウィークも後半に入りましたが、天気が安定せず雲が多め。そこで今回もシリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとしてこの約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。掲載順序としては手持ちの天体写真集『大宇宙SCALE』を参考に地球から近い天体の順に掲載しています。Ⅱ銀河系-----------------------------------------------------------------Ⅱ-10M781600光年種別散光星雲明るさ10.5等級見かけの大きさ4分角星座オリオン座-----------------------------------------------------------------冬の星座オリ...<Ⅱ銀河系-10M78>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

ブログリーダー」を活用して、雲上(くもがみ)さんをフォローしませんか?

ハンドル名
雲上(くもがみ)さん
ブログタイトル
雲の上には宇宙(そら)
フォロー
雲の上には宇宙(そら)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用